JPH0729104Y2 - テープ巻回用ガイド - Google Patents
テープ巻回用ガイドInfo
- Publication number
- JPH0729104Y2 JPH0729104Y2 JP6733689U JP6733689U JPH0729104Y2 JP H0729104 Y2 JPH0729104 Y2 JP H0729104Y2 JP 6733689 U JP6733689 U JP 6733689U JP 6733689 U JP6733689 U JP 6733689U JP H0729104 Y2 JPH0729104 Y2 JP H0729104Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- tape
- cable
- guide member
- shaped guide
- hole
- Prior art date
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- Expired - Lifetime
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- Tape Measures (AREA)
- Length-Measuring Instruments Using Mechanical Means (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、軸の外周にテープを巻く際、そのテープ巻回
用ガイドに関するものであり、特にケーブル接続函にお
ける気密性を保持するためのシール材としてのゴムテー
プ巻回用ガイドとして用いられる。
用ガイドに関するものであり、特にケーブル接続函にお
ける気密性を保持するためのシール材としてのゴムテー
プ巻回用ガイドとして用いられる。
〔従来の技術〕 従来のケーブル接続函においては、ケーブルの外径がφ
11〜φ70mmで製造され、ケーブル導出入部としてその両
端に備えられるシーリング端面板の内径は、その都度ケ
ーブル外径に対応して用意するのは困難であるためφ4
0,φ50,φ70mmの3種類が用意され、それゆえ、そのケ
ーブル外被と該シーリング端面板との間にすき間が生
じ、その気密性を保持するために表面に粘着性を有する
ゴムテープを数回重ねて巻回していた。例えば、φ40mm
の内径のシーリング端面板とφ11mmの外径のケーブルと
の組合せの場合、半径にして14.5mmのすき間があるので
該ケーブルの外周に前記ゴムープを厚さ14.5mm巻く必要
があった。
11〜φ70mmで製造され、ケーブル導出入部としてその両
端に備えられるシーリング端面板の内径は、その都度ケ
ーブル外径に対応して用意するのは困難であるためφ4
0,φ50,φ70mmの3種類が用意され、それゆえ、そのケ
ーブル外被と該シーリング端面板との間にすき間が生
じ、その気密性を保持するために表面に粘着性を有する
ゴムテープを数回重ねて巻回していた。例えば、φ40mm
の内径のシーリング端面板とφ11mmの外径のケーブルと
の組合せの場合、半径にして14.5mmのすき間があるので
該ケーブルの外周に前記ゴムープを厚さ14.5mm巻く必要
があった。
しかしながら、この従来のケーブル接続函においては、
ゴムテープをケーブルの外周に巻回する場合、10数巻す
ることとなると、ゴムテープの縁を揃えてずらさずに巻
くのは至難のわざであり、ずれたままであるとシーリン
グ端面板の組立が困難となり、気密信頼性の低下の原因
となっていた。
ゴムテープをケーブルの外周に巻回する場合、10数巻す
ることとなると、ゴムテープの縁を揃えてずらさずに巻
くのは至難のわざであり、ずれたままであるとシーリン
グ端面板の組立が困難となり、気密信頼性の低下の原因
となっていた。
また、逆にずらさずに巻こうとすると作業が遅れること
となって非常に作業性が悪かった。
となって非常に作業性が悪かった。
本考案は、この従来の欠点を排除しようとするもので、
ケーブル接続函におけるケーブルの外周へのゴムテープ
の巻回またはその他軸へのテープ類の巻回に際し、その
巻方向に対する巻きずれを防止することを可能とするテ
ープ巻回用ガイドに関するものである。
ケーブル接続函におけるケーブルの外周へのゴムテープ
の巻回またはその他軸へのテープ類の巻回に際し、その
巻方向に対する巻きずれを防止することを可能とするテ
ープ巻回用ガイドに関するものである。
本考案は、鉛直ガイド部と取着部を備えたL字型ガイド
部材の該取着部に、長穴貫通孔を穿設し、このL字型ガ
イド部材複数個と、該長穴貫通孔に挿通する取付バンド
とからなることを特徴とするテープ巻回用ガイドであ
る。
部材の該取着部に、長穴貫通孔を穿設し、このL字型ガ
イド部材複数個と、該長穴貫通孔に挿通する取付バンド
とからなることを特徴とするテープ巻回用ガイドであ
る。
複数のL字型ガイド部材を取付バンドにより軸またはケ
ーブルの外周に等間隔に取り付けて固定し、複数個の鉛
直ガイド面部にテープの一方の縁を沿った状態でテープ
をケーブルの外周に巻きつけるとテープの一方の縁が揃
った状態で巻かれることになり、テープの両縁が揃った
状態となるのでその巻方向に対し、テープの巻きずれが
防止される。
ーブルの外周に等間隔に取り付けて固定し、複数個の鉛
直ガイド面部にテープの一方の縁を沿った状態でテープ
をケーブルの外周に巻きつけるとテープの一方の縁が揃
った状態で巻かれることになり、テープの両縁が揃った
状態となるのでその巻方向に対し、テープの巻きずれが
防止される。
本考案の実施例を第1図乃至第2図に基づいて説明する
と、ガイド面部11′にスケール目盛11″を施した方形の
鉛直ガイド部11と、これに直角に連続する方形の取着部
12を備えたL字型ガイド部材1の該取着部12に長穴貫通
孔13を穿設してある。
と、ガイド面部11′にスケール目盛11″を施した方形の
鉛直ガイド部11と、これに直角に連続する方形の取着部
12を備えたL字型ガイド部材1の該取着部12に長穴貫通
孔13を穿設してある。
また、取付バンド2は、扁平ひも状体の一端の表面と、
裏面にはベルベットファスナ21が設けられ、取付バンド
2を巻回したときその端部を脱着自在に固着するように
なっている。
裏面にはベルベットファスナ21が設けられ、取付バンド
2を巻回したときその端部を脱着自在に固着するように
なっている。
そして、前記L字型ガイド部材1を複数個、例えば3個
用意し、L字型ガイド部材1の該長穴貫通孔13に、前記
取付バンド2を挿通し、その端部を外側の1個のL字型
ガイド部材1の取着部12に巻きつけ、取付バンドの端部
を固定する。
用意し、L字型ガイド部材1の該長穴貫通孔13に、前記
取付バンド2を挿通し、その端部を外側の1個のL字型
ガイド部材1の取着部12に巻きつけ、取付バンドの端部
を固定する。
なお、使用するL字型ガイド部材1は、2個,3個,4個と
するのが好ましい。
するのが好ましい。
次に、L字型ガイド部材1をケーブル3に固定する方法
を第3図に基づいて説明すると、該ケーブル3の外周に
等間隔に前記L字型ガイド部材1を配備し、前記取付バ
ンド2を取着部12の周りに堅固に巻回して、取付バンド
2の端部はベルベットファスナ21により固定することに
よって、前記L字型ガイド部材1をケーブル3外周部に
固定する。この場合、取付バンド2は少なくとも2〜3
回巻回できる長さとするのが好ましい。
を第3図に基づいて説明すると、該ケーブル3の外周に
等間隔に前記L字型ガイド部材1を配備し、前記取付バ
ンド2を取着部12の周りに堅固に巻回して、取付バンド
2の端部はベルベットファスナ21により固定することに
よって、前記L字型ガイド部材1をケーブル3外周部に
固定する。この場合、取付バンド2は少なくとも2〜3
回巻回できる長さとするのが好ましい。
なお、L字型ガイド部材1は、ケーブル外径の変化に応
じて適用できるもので、各種の直径をもつケーブルに取
り付け固定する場合、前記取付バンド2の巻回数が変化
するのみである。
じて適用できるもので、各種の直径をもつケーブルに取
り付け固定する場合、前記取付バンド2の巻回数が変化
するのみである。
次に、第4図に基づいてL字型ガイド部材1を取付バン
ド2によりケーブル3に固定した後、ケーブル3の外周
に気密性保持のためのゴムテープ4を巻回する方法を説
明すると、ゴムテープ4の一方の縁が前記各L字型ガイ
ド部材1の鉛直ガイド面部11′に当接するように、そし
て鉛直ガイド面部11′に施したスケール目盛11″を読み
ながらシーリング端面板とケーブル外被とのすき間分だ
け巻回するものである。さらにゴムテープ4の巻き終わ
りの切断部に1mm厚のシーリングテープを添わせ、よく
なじませてから約1周と少しラップさせて巻き、テープ
段差を吸収する。
ド2によりケーブル3に固定した後、ケーブル3の外周
に気密性保持のためのゴムテープ4を巻回する方法を説
明すると、ゴムテープ4の一方の縁が前記各L字型ガイ
ド部材1の鉛直ガイド面部11′に当接するように、そし
て鉛直ガイド面部11′に施したスケール目盛11″を読み
ながらシーリング端面板とケーブル外被とのすき間分だ
け巻回するものである。さらにゴムテープ4の巻き終わ
りの切断部に1mm厚のシーリングテープを添わせ、よく
なじませてから約1周と少しラップさせて巻き、テープ
段差を吸収する。
なお、前記L字型ガイド部材1は、硬質合成樹脂または
金属で製作されゴムテープ4をケーブル3の外周に巻回
する場合ばかりでなく、その他テープ類を軸の回りに巻
回する際にも用いられるものである。
金属で製作されゴムテープ4をケーブル3の外周に巻回
する場合ばかりでなく、その他テープ類を軸の回りに巻
回する際にも用いられるものである。
また、前記ガイド部材1は、テープ巻回後取付バンド2
を取り外すことにより自由に軸から取り外せるものであ
る。
を取り外すことにより自由に軸から取り外せるものであ
る。
本考案は、鉛直ガイド部と取着部を備えたL字型ガイド
部材の該取着部に、長穴貫通孔を穿設し、このL字型ガ
イド部材複数個と、該長穴貫通孔に挿通する取付バンド
とからなるテープ巻回用ガイドとしてあるから、前記L
字型ガイド部材を取付バンドにより軸またはケーブルの
外周に取り付けて固定し、前記L字型ガイド部材の鉛直
ガイド面部にテープの一方の縁を沿った状態でテープを
軸またはケーブルの外周に巻きつけるとテープの一方の
縁が揃った状態で巻かれることになるのでテープの巻き
ずれは防止されることとなる。また、L字型ガイド部材
の鉛直ガイド面部にスケール目盛を施してあるから、テ
ープを所定の厚さに巻くことができ、これによりテープ
の厚みから換算してテープの巻回数が検出できる。
部材の該取着部に、長穴貫通孔を穿設し、このL字型ガ
イド部材複数個と、該長穴貫通孔に挿通する取付バンド
とからなるテープ巻回用ガイドとしてあるから、前記L
字型ガイド部材を取付バンドにより軸またはケーブルの
外周に取り付けて固定し、前記L字型ガイド部材の鉛直
ガイド面部にテープの一方の縁を沿った状態でテープを
軸またはケーブルの外周に巻きつけるとテープの一方の
縁が揃った状態で巻かれることになるのでテープの巻き
ずれは防止されることとなる。また、L字型ガイド部材
の鉛直ガイド面部にスケール目盛を施してあるから、テ
ープを所定の厚さに巻くことができ、これによりテープ
の厚みから換算してテープの巻回数が検出できる。
第1図は本考案に係るL字型ガイド部材の斜視図、第2
図は本考案の実施例の正面図、第3図はガイド部材のケ
ーブルへの取付説明図、第4図はゴムテープの巻回説明
図である。 1……L字型ガイド部材、11……鉛直ガイド部、11′…
…ガイド面部、11″……スケール目盛、12……取着部、
13……長穴貫通孔、2……取付バンド、21……ベルベッ
トファスナ、3……ケーブル、4……ゴムテープ。
図は本考案の実施例の正面図、第3図はガイド部材のケ
ーブルへの取付説明図、第4図はゴムテープの巻回説明
図である。 1……L字型ガイド部材、11……鉛直ガイド部、11′…
…ガイド面部、11″……スケール目盛、12……取着部、
13……長穴貫通孔、2……取付バンド、21……ベルベッ
トファスナ、3……ケーブル、4……ゴムテープ。
Claims (2)
- 【請求項1】鉛直ガイド部と取着部を備えたL字型ガイ
ド部材の該取着部に、長穴貫通孔を穿設し、このL字型
ガイド部材複数個と、該長穴貫通孔に挿通する取付バン
ドとからなることを特徴とするテープ巻回用ガイド。 - 【請求項2】前記L字型ガイド部材の鉛直ガイド面部に
スケール目盛を施したことを特徴とする請求項1記載の
テープ巻回用ガイド。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6733689U JPH0729104Y2 (ja) | 1989-06-12 | 1989-06-12 | テープ巻回用ガイド |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6733689U JPH0729104Y2 (ja) | 1989-06-12 | 1989-06-12 | テープ巻回用ガイド |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH037171U JPH037171U (ja) | 1991-01-23 |
JPH0729104Y2 true JPH0729104Y2 (ja) | 1995-07-05 |
Family
ID=31600820
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6733689U Expired - Lifetime JPH0729104Y2 (ja) | 1989-06-12 | 1989-06-12 | テープ巻回用ガイド |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0729104Y2 (ja) |
-
1989
- 1989-06-12 JP JP6733689U patent/JPH0729104Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH037171U (ja) | 1991-01-23 |
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