JPH07290Y2 - オフセツト輪転機の安全バー - Google Patents

オフセツト輪転機の安全バー

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Publication number
JPH07290Y2
JPH07290Y2 JP1988122666U JP12266688U JPH07290Y2 JP H07290 Y2 JPH07290 Y2 JP H07290Y2 JP 1988122666 U JP1988122666 U JP 1988122666U JP 12266688 U JP12266688 U JP 12266688U JP H07290 Y2 JPH07290 Y2 JP H07290Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
safety bar
temperature
rotary press
solvent
plate
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP1988122666U
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English (en)
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JPH0244037U (ja
Inventor
利之 土屋
研治 小泉
功 小原
Original Assignee
日立精工株式会社
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Publication date
Application filed by 日立精工株式会社 filed Critical 日立精工株式会社
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  • Inking, Control Or Cleaning Of Printing Machines (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案はオフセツト輪転機の安全バーに関する。
〔従来技術〕
オフセツト輪転機は第2図に示すように、印刷用の紙1
をはさんで上段と下段とに1ユニツトをなすインキつぼ
2とつぼローラ3を配置し、さらに紙1に向つてインキ
練ローラ群4、版胴5を順次配置して構成されている。
版胴5の周囲には種々の図示しない装置が配置されてお
り、版胴5に手を触れることができる部分としては開口
部6が最も広い。そこで、版胴5の表面に載置されてい
る版7を交換するときには、開口部6を利用し、版胴5
をゆつくり回転させながら版7を外したのち別の版7を
版胴5に巻きつける。また、版7の表面にごみが付着し
たり、あるいは中断していた印刷を再開するときにも、
開口部6を利用し版7の表面を清掃する。このとき、作
業者の指が版胴5と圧胴8との間に巻きこまれないよう
にするため、端面がそれぞれの表面に対して1mm程度の
距離である安全バー9が配置されている。なお、安全バ
ー9の長手方向の両端はフレーム10に固定されている。
〔考案が解決しようとする課題〕
上記した版7の表面を清掃するとき、作業者は開口部6
から溶剤11を版7の表面に散布し、ウエスなどで拭きと
る。溶剤11を散布するとき、溶剤11は安全バー9の表面
にも付着するが、面12側に付着したものは容易に除去す
ることができる。しかしながら、上記したように、安全
バー9と版胴5あるいは圧胴8との隙間は僅かしかない
から、面13側に付着した溶剤11は除去することができな
い。溶剤11が紙1に滴下するとしみや印刷むらが発生し
てしまうから、安全バー9をフレーム10から外し、面13
を清掃しなければならない。従つて、作業性が向上しな
いという問題点があつた。
本考案の目的は、上記した課題を解決し、作業性を向上
させることができるオフセツト輪転機の安全バーを提供
するにある。
〔課題を解決するための手段〕
上記した課題を解決するための手段を本考案の一実施例
を示す第1図により説明する。
14は安全バー9の表面に接着したテープヒータで、ニク
ロム線を2枚の絶縁フイルムの間にはさんだものであ
る。15は温度測定器。16は制御装置である。
〔作用〕
制御装置16によりテープヒータ14に電流を流すと、テー
プヒータ14全体が温度上昇し、これにより安全バー9も
温度上昇する。このため、付着している溶剤11は速やか
に蒸発し、溶剤11が紙1に滴下することはない。
なお、安全バー9の表面温度は温度測定器15により測定
される。そして、制御装置16は表面温度が所定の範囲に
入るように電流を制御する。
〔実施例〕
第1図は本考案の一実施例を示す安全バーの斜視図であ
る。
14はテープヒータで、2枚の絶縁フイルムの間にニクロ
ム線をはさんだものである。15は温度測定器で、テープ
ヒータ14および安全バー9の表面などに載置される。16
は制御装置で、フレーム10の所定の位置に固定されてい
る。
以下、動作について説明する。
版7表面の清掃が終了したら、制御装置16の図示しない
起動スイツチを閉じ、ニクロム線に電流を流す。する
と、テープヒータ14全体が温度上昇し、これにより安全
バー9全体も温度上昇する。このため、安全バー9の表
面に付着していた溶剤11は速やかに蒸発する。溶剤11が
蒸発したら起動スイツチを開く。
ここで、溶剤11としては水性のものだけでなく、引火し
やすい油性のものが用いられることもある。そこで、制
御装置16は通電時に温度測定器15の測定結果をチエツク
し、安全バー9の表面温度の所定の範囲に入るように電
流を制御する。
なお、温度測定器15としてたとえばバイメタルを使用
し、テープヒータ14とバイメタルとを直列に接続すれ
ば、制御装置16は電源としての機能を持つだけでよいこ
とは言うまでもない。
〔考案の効果〕
以上詳述したように、本考案によれば、安全バー9はヒ
ータテープ14により暖められるから、付着していた溶剤
11は速かに蒸発し、紙1に滴下することはない。従つ
て、版7を清掃したあと安全バー9をフレーム10から取
外す必要はなく、作業性が向上するという効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す安全バーの斜視図。第
2図は従来技術の説明図である。 5……版胴、8……圧胴、9……安全バー、14……テー
プヒータ、15……温度測定器、16……制御装置。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】作業者の安全を守るため、対向するローラ
    の接線近傍に配置されるオフセツト輪転機の安全バーに
    おいて、安全バー本体と、安全バー本体の表面あるいは
    内部に設けた発熱体と、安全バー本体の表面温度を測定
    する温度測定器と、発熱体の制御装置とからなり、温度
    測定器の温度に従つて発熱体の温度を制御することを特
    徴とするオフセツト輪転機の安全バー。
JP1988122666U 1988-09-21 1988-09-21 オフセツト輪転機の安全バー Expired - Lifetime JPH07290Y2 (ja)

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JP1988122666U JPH07290Y2 (ja) 1988-09-21 1988-09-21 オフセツト輪転機の安全バー

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Publication Number Publication Date
JPH0244037U JPH0244037U (ja) 1990-03-27
JPH07290Y2 true JPH07290Y2 (ja) 1995-01-11

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ID=31370808

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JPH0244037U (ja) 1990-03-27

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