JPH0729094B2 - 廃液投棄剤 - Google Patents
廃液投棄剤Info
- Publication number
- JPH0729094B2 JPH0729094B2 JP3578987A JP3578987A JPH0729094B2 JP H0729094 B2 JPH0729094 B2 JP H0729094B2 JP 3578987 A JP3578987 A JP 3578987A JP 3578987 A JP3578987 A JP 3578987A JP H0729094 B2 JPH0729094 B2 JP H0729094B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- waste liquid
- agent
- waste
- cmc
- bentonite
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Fertilizers (AREA)
- Fish Paste Products (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は廃液投棄剤に関するものである。
更に詳細には、本発明は、乳製品廃液、血液、汚泥状
物、蓄肉処理廃液、魚介類処理廃液などの廃液を一般ご
み類と同じに廃棄できるようにする投棄剤に関するもの
である。
物、蓄肉処理廃液、魚介類処理廃液などの廃液を一般ご
み類と同じに廃棄できるようにする投棄剤に関するもの
である。
本発明においては、乳製品廃液、血液、汚泥状態、蓄肉
処理廃液、魚介類処理廃液など従来は下水道に放流する
以外に廃棄する方法がなかったものを、一般ごみ類と同
じに投棄できるようにしたもので、公害防止に寄与する
ところきわめて大なるものがある。
処理廃液、魚介類処理廃液など従来は下水道に放流する
以外に廃棄する方法がなかったものを、一般ごみ類と同
じに投棄できるようにしたもので、公害防止に寄与する
ところきわめて大なるものがある。
(従来技術) 乳製品廃液、血液、汚泥状物、蓄肉処理廃液、魚介類処
理廃液などの廃液は、固形化するのが困難であるため
に、少量の場合は下水道に放流したり、大量の場合は、
タンクで運んで肥料にしたり、山中に投棄したりする程
度であった。
理廃液などの廃液は、固形化するのが困難であるため
に、少量の場合は下水道に放流したり、大量の場合は、
タンクで運んで肥料にしたり、山中に投棄したりする程
度であった。
(発明が解決しようとする問題点) 乳製品廃液、血液、汚泥状物、蓄肉処理液、魚介類処理
廃液などを下水道に放流しようとすると、途中の管をつ
まらせたり、臭気を発生させたり、公害を発生させるこ
とになる。
廃液などを下水道に放流しようとすると、途中の管をつ
まらせたり、臭気を発生させたり、公害を発生させるこ
とになる。
これら廃液を公害発生源としないためには、廃液を固形
化して一般ごみ類と同じに投棄できるようにしなければ
ならないのである。
化して一般ごみ類と同じに投棄できるようにしなければ
ならないのである。
(問題点を解決するための手段) 本発明者らは、乳製品廃液等の廃液を固形化するために
鋭意研究したところ、CMC及び/又はグアーガム、ベン
トナイト、及び、小麦粉及び/又はグルテンの混合物が
きわめて簡便に各種廃液を固形化できることを見出した
のである。
鋭意研究したところ、CMC及び/又はグアーガム、ベン
トナイト、及び、小麦粉及び/又はグルテンの混合物が
きわめて簡便に各種廃液を固形化できることを見出した
のである。
本発明は、CMC(カルボキシメチルセルロース)及び/
又はグアーガムとベントナイトと小麦粉及び/又はグル
テンの混合物を有効成分とする廃液投棄剤に関するもの
である。
又はグアーガムとベントナイトと小麦粉及び/又はグル
テンの混合物を有効成分とする廃液投棄剤に関するもの
である。
本発明に使用するCMC、グアーガム、ベントナイト、小
麦粉、グルテンはいずれも市販の製品が適宜使用される
ものである。
麦粉、グルテンはいずれも市販の製品が適宜使用される
ものである。
次に、本発明において、乳製品廃液100重量部を固形化
する試験を行った。
する試験を行った。
即ち、CMC、グアーガム、ベントナイト及び小麦粉の混
合割合を変え(表1の比率で)、乳製品廃液100重量部
に対して同混合物を20〜60重量部添加し、軽く混合し、
固形化の状態をみた。なお、試験例1ではベントナイト
のみ、試験例16、17ではCMCとグアーガムのみ、CMCと小
麦粉のみの場合も示した。
合割合を変え(表1の比率で)、乳製品廃液100重量部
に対して同混合物を20〜60重量部添加し、軽く混合し、
固形化の状態をみた。なお、試験例1ではベントナイト
のみ、試験例16、17ではCMCとグアーガムのみ、CMCと小
麦粉のみの場合も示した。
試験の結果は表1に示される。
表1から明らかなように、CMC及び/又はグアーガム:
ベントナイト:小麦粉及び/又はグルテンの混合割合は
0.5〜3:1〜6.5:1〜7程度がよい。
ベントナイト:小麦粉及び/又はグルテンの混合割合は
0.5〜3:1〜6.5:1〜7程度がよい。
本発明の廃液投棄剤は、乳製品廃液以外にも血液、汚泥
状物、蓄肉処理廃液、魚介類処理廃液などほとんどの廃
液を固形化できるものである。
状物、蓄肉処理廃液、魚介類処理廃液などほとんどの廃
液を固形化できるものである。
本発明の廃液投棄剤はCMC及び/又はグアーガム、ベン
トナイト、小麦粉及び/又はグルテンの混合物を有効成
分とするものであって、これに吸水剤や乳化剤等適宜混
合することは、廃液の固形化を妨げず、助けるものであ
れば、何ら差支えないものである。例えば、粘土、珪藻
土、セルロース、デキストリン等を適宜量添加すること
は有効である。
トナイト、小麦粉及び/又はグルテンの混合物を有効成
分とするものであって、これに吸水剤や乳化剤等適宜混
合することは、廃液の固形化を妨げず、助けるものであ
れば、何ら差支えないものである。例えば、粘土、珪藻
土、セルロース、デキストリン等を適宜量添加すること
は有効である。
(効果) 本発明のCMC及び/又はグアーガム、ベントナイト、小
麦粉及び/又はグルテンの混合物を有効成分とする廃液
投棄剤は乳製品廃液、豆乳廃液、血液、汚泥状物、蓄肉
処理廃液、魚介類処理廃液などほとんどの廃液に添加し
て、攪拌するだけで簡単に固形化することができるもの
で、一般ごみ類と一緒に投棄可能となる。
麦粉及び/又はグルテンの混合物を有効成分とする廃液
投棄剤は乳製品廃液、豆乳廃液、血液、汚泥状物、蓄肉
処理廃液、魚介類処理廃液などほとんどの廃液に添加し
て、攪拌するだけで簡単に固形化することができるもの
で、一般ごみ類と一緒に投棄可能となる。
また、固形化した廃液は、ほとんどが蛋白質を多く含ん
でいるので、肥料としても好適である。
でいるので、肥料としても好適である。
次に本発明の実施例を示す。
実施例1 ベントナイト5kg、グアーガム1kg、小麦粉4kgを混合
し、廃液投棄剤とした。
し、廃液投棄剤とした。
この投棄剤2.5kgをアイスクリームなど乳製品廃棄液10k
gに加え、攪拌したところ、全体が硬いペーストとなつ
た。
gに加え、攪拌したところ、全体が硬いペーストとなつ
た。
このものは、一般ごみとして投棄しても何ら問題はなか
った。
った。
実施例2 ベントナイト5kg、グアーガム1kg、CMC1kg、小麦粉3kg
を混合し、廃液投棄剤とした。
を混合し、廃液投棄剤とした。
この投棄剤2.5kgを血液の多量混入した蓄肉処理廃液15k
gに加え、攪拌したところ、全体が硬いペースト状を呈
した。
gに加え、攪拌したところ、全体が硬いペースト状を呈
した。
このものは、肥料として好適のものであった。
Claims (1)
- 【請求項1】CMC及び/又はグアーガム、ベントナイ
ト、及び、小麦粉及び/又はグルテンの混合物を有効成
分とする廃液投棄剤。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3578987A JPH0729094B2 (ja) | 1987-02-20 | 1987-02-20 | 廃液投棄剤 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3578987A JPH0729094B2 (ja) | 1987-02-20 | 1987-02-20 | 廃液投棄剤 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63205193A JPS63205193A (ja) | 1988-08-24 |
JPH0729094B2 true JPH0729094B2 (ja) | 1995-04-05 |
Family
ID=12451679
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3578987A Expired - Lifetime JPH0729094B2 (ja) | 1987-02-20 | 1987-02-20 | 廃液投棄剤 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0729094B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN106115813A (zh) * | 2016-07-29 | 2016-11-16 | 周圣聪 | 一种化工污水强化处理剂及其制备方法和应用 |
-
1987
- 1987-02-20 JP JP3578987A patent/JPH0729094B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS63205193A (ja) | 1988-08-24 |
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