JPH07290892A - 描画装置用ステージ駆動装置 - Google Patents

描画装置用ステージ駆動装置

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JPH07290892A
JPH07290892A JP9245194A JP9245194A JPH07290892A JP H07290892 A JPH07290892 A JP H07290892A JP 9245194 A JP9245194 A JP 9245194A JP 9245194 A JP9245194 A JP 9245194A JP H07290892 A JPH07290892 A JP H07290892A
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JP
Japan
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stage
sensor
detection
straightness error
axis direction
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JP9245194A
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English (en)
Inventor
Katsuya Hattori
克也 服部
Yoshiyuki Nakagawa
良幸 中川
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Dainippon Screen Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Dainippon Screen Manufacturing Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 描画ヘッドにより処理平面に配置される描画
点の位置決めを高精度に行う。 【構成】 ステージ駆動装置は、処理平面7を有するY
ステージ5と、処理平面7上に描画点8を構成する描画
ヘッドとを備えた描画装置用のものである。この装置で
は、Yステージ7がY軸方向及びそれと直交するX軸方
向に駆動される。そして、Yステージ真直誤差センサー
21による検出結果に基づいて、Yステージ5の移動量
が修正される。ここで、Yステージ真直誤差センサー2
1の測定方向は、描画点8を通りかつX軸方向である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、描画装置及びそのステ
ージ駆動装置、特に、処理平面を有する第1ステージと
処理平面上に描画点を構成する描画部とを備えた描画装
置及びそのステージ駆動装置に関する。
【0002】
【背景技術】基台に固定された描画ヘッドによって、ス
テージ上に載置されたワークに対してパターンの描画を
行う描画装置では、一般的にステージをX−Y方向(水
平方向)に移動可能なXYステージが用いられる。XY
ステージにおいて、基台に対してX方向に移動可能なX
ステージには、X方向に駆動するX方向駆動手段と、X
ステージのX方向の変位量を検出するリニアスケールと
が設けられている。また、Y方向に移動可能なYステー
ジには、YステージをY方向に駆動するY方向駆動手段
と、YステージのY方向の移動量を検出するリニアスケ
ールとが設けられている。
【0003】XYステージのX方向の移動は、X方向駆
動手段に所望の制御量を与えXステージを移動させるこ
とにより行われる。このとき、Xステージに設けられて
いるリニアスケールが検出するXステージの移動量がフ
ィードバックされて、Xステージの位置決めが行われ
る。また、同様にXYステージのY方向の移動は、Y方
向駆動手段に所望の制御量が与えられYステージを移動
させることによって行われる。このときも、Yステージ
に設けられているリニアスケールが検出するYステージ
の移動量がフィードバックされて、Yステージの位置決
めが行われる。YステージはXステージ上に載置されて
おり、Yステージ上に形成される処理平面が、Xステー
ジ及びYステージの移動に伴ってXY平面上を移動し、
処理平面上に形成される描画ヘッドの描画点を処理平面
の任意の位置に移動させることができる。
【0004】上述のようなXYステージにおいて、Yス
テージに設けられているリニアスケールは、Yステージ
のXステージに対する相対的なY方向変位を検出してい
る。したがって、Xステージのガイドが不良である等の
要因によりXステージがY方向に変位した場合、Yステ
ージの位置決めが正確でなくなる。実開平1−7105
3号公報には、このような問題点を解決するために、X
ステージに2本のリニアスケールを平行に配置し、Xス
テージの傾きを検出してYステージにフィードバックす
ることにより、Yステージ上に構成される処理面の位置
決め精度を向上させている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記従来の技
術では、Yステージのガイドが不良である等の要因でY
ステージがX方向に変位したときは、X方向の位置決め
を高精度に行うことができない。本発明が解決しようと
する課題は、描画ヘッドにより処理平面に形成される描
画点の位置決めを高精度に行うことである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明に係るステージ駆
動装置は、処理平面を有する第1ステージと、処理平面
上に描画点を構成する描画部とを備えた描画装置用のも
のである。このステージ駆動装置は、第1駆動部と、第
2駆動部と、第1真直誤差センサと、第1修正手段とを
備える。第1駆動部は、第1方向に第1ステージを駆動
する。第2駆動部は、第1方向と直交する第2方向に第
1ステージを駆動する。第1真直誤差センサは、描画点
を通りかつ第2方向に平行な直線上における第1ステー
ジの変位量を検出する。第1修正手段は、第1真直誤差
センサの検出結果に基づいて第1駆動部及び第2駆動部
により第1ステージの移動量を修正する。
【0007】ここで、第1真直誤差センサの検出点を、
処理平面の延長面上に配置する構成とすることができ
る。描画点を通りかつ第1方向に平行な直線上における
第1ステージの位置を検出する第1位置センサを設け、
この第1位置センサの検出結果に基づいて、第1駆動部
が第1ステージを駆動するように構成できる。このと
き、第1位置センサの検出点を処理平面の延長面上に配
置することが好ましい。また、第1駆動部の駆動軸線を
第1方向に平行でかつ第1ステージの重心を通るように
構成することが好ましい。
【0008】また、第1真直誤差センサに隣接して配置
された第1ステージのヨーイングを検出する第1ヨーイ
ング検出センサをさらに設け、第1修正手段が、第1ヨ
ーイング検出センサの検出結果に基づいて、第1駆動部
及び第2駆動部による第1ステージの移動量を修正する
手段を含むように構成することもできる。この第1ヨー
イング検出センサの検出点は、処理平面の延長面上に配
置することが好ましい。
【0009】さらに、描画装置が、第1ステージが第1
方向に関して移動可能に支持され、かつ第1駆動部と第
1真直誤差センサとが設置された第2ステージをさらに
有し、第2駆動部が第1ステージを介して第2ステージ
を第2方向に駆動し、描画点を通りかつ第2方向に直交
する直線上における第2ステージの変位量を検出する第
2真直誤差センサと、第2真直誤差センサの検出結果に
基づいて、第1駆動部及び第2駆動部による第1ステー
ジの移動量を修正する第2修正手段とをさらに設けるこ
とができる。第2方向に平行な直線上における第2ステ
ージの位置を検出する第2位置センサをさらに設け、第
2駆動部が、第2位置センサの検出結果に基づいて、第
2ステージを駆動するように構成することもできる。第
2真直誤差センサに隣接して配置された、第2ステージ
のヨーイングを検出する第2ヨーイング検出センサをさ
らに設け、第2修正手段は、第2ヨーイング検出センサ
の検出結果にも基づいて、第1駆動部及び第2駆動部に
よる第1ステージの駆動量を修正する手段を含むように
構成することもできる。ここで、第2真直誤差センサ、
第2位置センサ及び第2ヨーイング検出センサの検出点
は、処理平面の延長面上に配置することが好ましい。
【0010】
【作用】本発明に係る描画装置用ステージ駆動装置で
は、第1真直誤差センサが、第2方向に平行な直線上に
おける第1ステージの変位量を検出する。この第1真直
誤差センサの検出結果に基づいて、第1修正手段が第1
駆動部及び第2駆動部による第1ステージの移動量を修
正する。なお、第1真直誤差センサが検出する変位量
は、描画点を通りかつ第2方向に平行な直線上における
ものなので、検出された変位量の角度成分は無視できる
程度に微小となる。また、処理平面の延長面上に第1真
直誤差センサの検出点が配置された場合には、描画点と
同じ高さでの変位を検出するので、第2方向に関する第
1ステージのピッチング運動に起因する位置誤差が微小
になる。
【0011】第1位置センサを備えるステージ駆動装置
では、アッベの原理を満足する第1位置センサの検出結
果が第1駆動部にフィードバックされ、これによって第
1ステージが制御される。また、処理平面の延長面上に
第1位置センサの検出点が配置された場合には、描画点
と同じ高さでの位置を検出するので、第1方向に関する
第1ステージのピッチング運動に起因する位置誤差が微
小になる。
【0012】駆動軸線が第1ステージの重心を通るステ
ージ駆動装置では、駆動部による駆動力がステージの重
心に作用するため、ステージの揺動が最小限になる。第
1ヨーイング検出センサを備えるステージ駆動装置で
は、検出された第1ステージのヨーイング値が第1修正
手段に送られ、第1ステージの移動量が修正される。ま
た、処理平面の延長面上に第1ヨーイング検出センサの
検出点が配置された場合には、描画点と同じ高さでのヨ
ーイングを検出するので、第1ステージのピッチング及
びローリング運動に起因する位置誤差が微小になる。
【0013】第2ステージ、第2真直誤差センサ及び第
2修正手段を備えたステージ駆動装置では、第1ステー
ジは第2ステージを介して第2方向に移動される。そし
て、第2真直誤差センサが第2方向に直交する直線上に
おける第2ステージの変位量を検出し、その検出結果に
基づいて、第2修正手段が第1駆動部及び第2駆動部に
よる第1ステージの移動量を修正する。また、第2真直
誤差センサが検出する変位量は、描画点を通りかつ第2
方向に直交する直線上におけるものなので、検出された
変位量の角度成分は無視できる程度に微小となる。
【0014】第2位置センサを備えるステージ駆動装置
では、アッベの原理を満足する第2位置センサの検出結
果が第2駆動部にフィードバックされ、これによって第
2ステージが制御される。第2ヨーイング検出センサを
備えるステージ駆動装置では、検出された第2ステージ
のヨーイング値が第2修正手段に送られ、第1ステージ
の移動量が修正される。また、処理平面の延長面上に第
2真直誤差センサ、第2位置センサ及び第2ヨーイング
検出センサの検出点が配置された場合には、描画点と同
じ高さでの位置及びヨーイングを検出するので、第1ス
テージのピッチング及びローリング運動に起因する位置
誤差が微小になる。
【0015】
【実施例】本発明の一実施例としての描画装置を示す図
1及び図2において、基台1上には、基台1に対してX
軸方向に移動可能なXステージ2が載置されている。X
ステージ2は、X軸方向ガイド3に案内されてX軸方向
に移動可能となっている。Xステージ2は、中央部に凹
所4を有している。凹所4には、Yステージ5が載置さ
れている。Yステージ5は、Y軸方向ガイド6に案内さ
れて、X軸方向と直交するY軸方向に移動可能となって
いる。Yステージ5の中央部には、描画ヘッド24(図
3)による描画点8が形成される処理平面7が設けられ
ている。なお、描画ヘッド24は基台1に対して固定さ
れている。
【0016】Xステージ2には、図1左方においてボー
ルねじ軸9と螺合するナット部(図示せず)が設けられ
ている。ボールねじ軸9は、その回転中心軸がXステー
ジ2の重心を通りかつX軸方向に対して平行となるよう
に設定されている。ボールねじ軸9は、基台1上に設置
されているX軸方向駆動モータ10によって回転駆動さ
れ、Xステージ2をX軸方向に移動させる。
【0017】Xステージ2には、図1右方においてリニ
アスケール11が取り付けられている。リニアスケール
11と近接して光電式の検出器12が設けられており、
リニアスケール11の変位パルス量を検出することによ
って、Xステージ2のX軸方向変位量を検出可能として
いる。また、Xステージ2の図1下部にはX軸基準板1
3が立設されている。基台1上のX軸基準板13の検出
面に対向する位置には、Xステージ真直誤差センサ14
及びXステージヨーイング検出センサ15が設けられて
いる。Xステージ真直誤差センサ14及びXステージヨ
ーイング検出センサ15は、ともに反射光電式の距離セ
ンサであり、X軸基準板13との距離を検出するもので
ある。Xステージ真直誤差センサ14は、描画点8を通
りかつY軸方向に平行な軸線上の距離を検出する。ま
た、Xステージヨーイング検出センサ15は、Xステー
ジ真直誤差センサ14からX軸方向に所定距離離れた位
置に配置されている。
【0018】Yステージ5の図1下部には、ボールねじ
軸16と螺合するナット部(図示せず)が設けられてい
る。ボールねじ軸16は、その回転中心軸がY軸方向に
平行で、かつYステージ5の重心位置を通るように設定
されている。ボールねじ軸16はY軸方向駆動モータ1
7によって回転駆動され、Yステージ5をY軸方向に移
動させる。Yステージ5の図1上部にはリニアスケール
18が設けられている。一方、Xステージ2の凹所4に
は、光電式の検出器19が設けられている。検出器19
は、リニアスケール18の変位量を検出することによ
り、Yステージ5のY軸方向変位量を検出可能である。
【0019】Yステージ5の図1右方にはY軸基準板2
0が立設されている。Y軸基準板21はY軸に平行な検
出面を側面に有している。Y軸基準板20の検出面と対
向する位置におけるXステージ2上には、Yステージ真
直誤差センサ21及びYステージヨーイング検出センサ
22が設けられている。Yステージ真直誤差センサ21
は、描画点8を通りかつX軸方向に平行な軸線上の距離
を検出する。またYステージヨーイング検出センサ22
は、Yステージ真直誤差センサ21からY軸方向に所定
距離離れた位置に配置されている。Yステージ真直誤差
センサ21及びYステージヨーイング検出センサ22
は、ともに反射光電式の距離検出センサであり、Y軸基
準板20の検出面との距離を検出する。
【0020】検出器12,19、Xステージ真直誤差セ
ンサ14、Xステージヨーイング検出センサ15、Yス
テージ真直誤差センサ21及びYステージヨーイング検
出センサ22の各検出点は、処理平面7と同一平面上に
配置され、これにより各検出器及び各センサと描画点8
とは同一平面上に構成されていることになる。この実施
例の描画装置には、図3に示すような制御部23が設け
られている。制御部23にはデータ入力部28が接続さ
れており、描画すべきパターンデータが入力される。デ
ータ入力部28から入力されたパターンデータに基づい
て制御部23は描画ヘッド24に描画信号を与え、処理
平面7上にパターンの描画を行う。なお、パターンデー
タは、描画のオン/オフを示す描画信号及びそれを実行
すべき位置情報を含む。また、制御部23はパターンデ
ータの位置情報に基づいてX軸方向駆動モータ制御回路
25及びY軸方向駆動モータ制御回路26に位置情報を
与える。X軸方向駆動モータ制御回路25は、制御部2
3からのX軸方向位置情報に基づいてX軸方向駆動モー
タ10に制御信号を与え、Xテーブル2を移動させる。
その後、検出器12からの検出信号がX軸方向駆動モー
タ制御回路25にフィードバックされ、制御部23から
のX軸方向位置情報と検出器12からの検出信号とに基
づいてXテーブル2が停止され、描画点8は処理平面7
上のX軸方向における移動目標位置に位置決めされる。
同様にして、Y軸方向駆動モータ制御回路26は、制御
部23から入力されるY軸方向位置情報に基づいてY軸
方向駆動モータ17を駆動し、Yテーブル5を移動させ
る。その後、検出器19からの検出信号がフィードバッ
クされ、Y軸方向駆動モータ制御回路26は、制御部2
3からのY軸方向位置情報と検出器19からの検出信号
とに基づいてYテーブルを停止させ、描画点8は処理平
面上のY軸方向における移動目標位置に位置決めされ
る。
【0021】検出器12及び検出器19、Xステージ真
直誤差センサ14、Xステージヨーイング検出センサ1
5、Yステージ真直誤差センサ21、Yステージヨーイ
ング検出センサ22の検出信号は、誤差補正値演算回路
27に入力される。誤差補正値演算回路27は、検出器
12、Xステージ真直誤差センサ14、Xステージヨー
イング検出センサ15の検出信号に基づいて、Xステー
ジ2の揺動に伴うY軸方向の変位を求め、これをY軸方
向駆動モータ制御回路26に与えることによって、Yス
テージ5のY軸方向移動量を補正する。また、検出器1
2、Xステージ真直誤差センサ14及びXステージヨー
イング検出センサ15の検出信号に基づいて、Xステー
ジ2の揺動によるX軸方向の誤差補正値を演算し、X軸
方向駆動モータ制御回路25に与える。このことによっ
て、Xステージ2の揺動によるX軸方向誤差が補正でき
る。
【0022】検出器19、Yステージ真直誤差センサ2
1及びYステージヨーイング検出センサ22の検出信号
は誤差補正値演算回路27に入力され、各センサの検出
信号に基づいてYステージ5の揺動による誤差補正値が
演算される。誤差補正値演算回路27からのY軸方向誤
差補正値はY軸方向駆動モータ制御回路26に入力さ
れ、Yステージ5の揺動によるY軸方向の誤差が補正さ
れる。また、検出器19、Yステージ真直誤差センサ2
1及びYステージヨーイング検出センサ22の検出信号
により演算されたYステージ5の揺動によるX軸方向の
誤差補正値は、X軸方向駆動モータ制御回路25に入力
される。X軸方向駆動モータ制御回路25は、誤差補正
値演算回路27からのX軸方向誤差補正値に基づいてX
軸方向駆動モータ10を駆動し、Xステージ2のX軸方
向の位置補正を行う。
【0023】Xステージ2の揺動による誤差検出を図4
に基づいて説明する。図4に二点鎖線で示すように、X
ステージ2が揺動した場合を考える。このとき実際の描
画点は図5に示すように描画位置Aとなる。本来の描画
位置Bと実際の描画位置AとのX軸方向誤差をΔX1
Y軸方向誤差をΔX2 とする。また、検出器12と描画
位置AとのX軸方向距離をL1,Xステージ真直誤差セ
ンサ14が検出するX軸基準板13の検出面と描画位置
AとのY軸方向距離をL2とする。図6に示すように、
Xステージ真直誤差センサ14が検出するXステージ2
のY軸方向誤差をΔXS1とし、Xステージヨーイング検
出センサ15が検出するY軸方向誤差をΔXS2とする
と、この誤差ΔXS1,ΔXS2とXステージ真直誤差セン
サ14及びXステージヨーイング検出センサ15間のX
方向距離l1 とから、Xステージ2の傾きθ1 を算出す
ることができる。Xステージ2の位置決めは、リニアス
ケール11による制御系を形成しているため、Xステー
ジ2の揺動による描画位置Aの誤差は次のようになる。
【0024】 ΔX1 =L1・(1/cosθ1 −1)・cosθ、 ΔX2 =ΔXS1+L2(1/cosθ1 −1) +ΔX1 ・tanθ1 リニアスケール11及び検出器12は、描画点Aを通り
X軸方向と平行な直線上に配置されているため、アッベ
の原理に基づいて誤差ΔX1 は傾きθ1 の2乗に基づく
微小誤差となり無視できる。これによって誤差ΔX1
零、誤差ΔX2は誤差ΔXS1に近似することができる。
すなわち、Xステージ2の揺動による傾きθ1 及びX軸
方向誤差ΔX1 は無視できる。
【0025】Yステージ5はXステージ2上に設けられ
たY軸方向ガイド6上をY軸方向に移動するため、図7
のように、揺動による誤差はXステージ2に対する誤差
となる。ここで、リニアスケール18の検出面が描画点
Aを通りかつY軸方向の直線上に存在しているときの検
出器19と描画点AとのY軸方向距離をL3、Yステー
ジ真直誤差センサ21と描画点AとのX軸方向距離をL
4とする。図8に示すように、Yステージ真直誤差セン
サ21が検出するY軸基準板20のX軸方向誤差をΔY
S1とし、Yステージヨーイング検出センサ22が検出す
るY軸基準板20のY軸方向距離をΔYS2とすると、誤
差ΔYS1,ΔYS2とYステージ真直誤差センサ21及び
Yステージヨーイング検出センサ22間のY軸方向距離
2 とから、Yステージ5のXステージ2に対する傾き
θ2 を算出することができる。これにより、Yステージ
5の揺動によるXステージ2との相対誤差は、 ΔY1 =L3・(1/cosθ2 −1)・cosθ2 ΔY2 =ΔYS1+L4(1/cosθ2 −1) +ΔY1 ・tanθ2 で算出することができる。
【0026】ところで、Xステージ2の凹所4に設けら
れている検出器19及びリニアスケール18は、Xステ
ージ2の移動に伴い、描画点Aを通るY軸方向に平行な
直線上から外れるため、アッベの原理を満足しなくな
る。したがって、Yステージ5の揺動によるヨーイング
角度θ2 及びXステージ2のX方向移動距離lX に依存
する誤差が無視できない値になる。この場合、X軸方向
誤差補正値Xは誤差ΔY S1となり、Y軸方向誤差補正値
Yは、Y=lX ・sinθ2 +ΔXS1で求めることがで
きる。
【0027】この実施例の動作を、図9に示す制御フロ
ーチャートに基づいて説明する。制御部23は、データ
入力部28から入力されたパターンデータをステップS
1において読み込む。ステップS2では、パターンデー
タの位置情報のうちX軸方向の位置情報に基づいて、X
軸方向駆動モータ制御回路25に駆動信号を与え、X軸
方向駆動モータ10を駆動してXステージ2を移動す
る。ステップS3では、検出器12の検出信号に基づい
てXステージ2が目標位置となったか否かを判断する。
Xステージ2の変位量は検出器12によって検出され、
パターンデータに基づくXステージ2の移動目標位置と
なるまでXステージ2の移動を行う。ステップS3にお
いてXステージ2が移動目標位置になったと判断したと
きには、ステップS4に移行する。
【0028】ステップS4では、ステップS1で読み込
んだパターンデータの位置情報のうちY軸方向の位置情
報に基づいてY軸方向駆動モータ制御回路26に駆動信
号を与え、Y軸方向駆動モータ17を駆動してYステー
ジ5を移動させる。ステップS5では、検出器19の検
出信号に基づいてYステージ5が移動目標位置になった
か否かを判断する。Yステージ5の変位量は、検出器1
9によって検出され、Yステージ5の位置が移動目標位
置となるまでYステージ5の移動を行う。ステップS5
においてYステージ5が移動目標位置になったと判断さ
れると、ステップS6に移行する。
【0029】ステップS6では、このときのXステージ
2及びYステージ5の揺動誤差を検出する。Xステージ
2の揺動誤差は、Xステージ真直誤差センサ14及びX
ステージヨーイング検出センサ15の検出信号によって
得ることができる。前述したように、Xステージ2の揺
動によるX方向誤差は0に近似でき、Y軸方向の誤差は
Xステージ真直誤差センサ14の検出信号より誤差ΔX
S1に近似できる。また、Yステージ5の揺動による誤差
は、Yステージ真直誤差センサ21、Yステージヨーイ
ング検出センサ22及び検出器12の検出信号によって
求めることができる。したがってステップS6では、X
ステージ真直誤差センサ14、Xステージヨーイング検
出センサ15、Yステージ真直誤差センサ21、Yステ
ージヨーイング検出センサ22及び検出器12の検出信
号を取り込む。
【0030】ステップS7では、ステップS6で得られ
た各センサの検出信号より、誤差補正値を演算する。こ
こで演算される誤差補正値は、上述したように、Xステ
ージ真直誤差センサ14の検出信号をΔXS1、Yステー
ジ真直誤差センサ21の検出信号をΔYS1、Yステージ
真直誤差センサ21とYステージヨーイング検出センサ
22の検出信号から得られるYステージ5の傾きを
θ2 、検出器12の検出するXステージ2の移動距離を
X とした場合、X軸方向誤差補正値XはX=ΔY
S1で、Y軸方向誤差補正値YはY=lx ・sinθ2
ΔXS1で算出できる。ステップS8では、ステップS7
で求めた誤差補正値に基づいてX軸方向駆動モータ制御
回路25及びY軸方向駆動モータ制御回路26に駆動信
号を与え、X軸方向駆動モータ10及びY軸方向駆動モ
ータ17を駆動して、Yステージ5上に構成されている
処理平面7の位置を補正する。
【0031】ステップS9では、描画ヘッド24に描画
信号を与えパターンの描画を行う。本実施例によれば、
Xステージ2を移動制御するリニアスケール1及び検出
器12が描画点を通りかつX軸方向に平行な直線上に配
置されているため、アッベの原理を満足し、Xステージ
2の揺動によるX軸方向誤差を無視でき、ヨーイング角
度θ1 を無視できる。したがって、Yステージ5の真直
誤差をYステージ真直誤差センサ21により検出して、
Xステージ2の駆動系にフィードバックすることによ
り、X軸方向誤差を補正することが容易に可能となる。
また、Y軸方向誤差は、Xステージ真直誤差センサ1
4、Yステージ真直誤差センサ21及びYステージヨー
イング検出センサ22及び検出器12の検出信号に基づ
いて求めることができ、これをY軸方向駆動系にフィー
ドバックすることにより補正することができる。
【0032】〔他の実施例〕 (a) 上述の実施例において、Xステージ2のヨーイ
ング角度θ1 は無視することができるため、Xステージ
ヨーイング検出センサ15を省略することが可能であ
る。 (b) X軸方向駆動モータ10及びY軸方向駆動モー
タ17の代わりに、X軸方向リニアモータ及びY軸方向
リニアモータを利用することも可能である。
【0033】
【発明の効果】本発明に係る描画装置用ステージ駆動装
置では、第1真直誤差センサにより、第2方向の直線上
における第1ステージの変位量を検出する。この第1真
直誤差センサの検出結果に基づいて、第1修正手段が第
1駆動部及び第2駆動部により第1ステージの移動量を
修正する。したがって、第1ステージの第2方向の直線
上における誤差を修正することができ、第1ステージが
第2方向に傾斜した場合であっても正確な位置決めを行
うことが可能となる。処理平面の延長面上に第1真直誤
差センサの検出点が配置された場合には、第2方向に関
する第1ステージのピッチング運動に起因する位置誤差
が微小になるので、当該ピッチング運動の影響を受けず
に第1ステージの真直誤差を検出できるという効果があ
る。
【0034】描画点を通りかつ第1方向に平行な直線上
における第1ステージの位置を検出する第1位置センサ
を第1ステージに設けた場合には、アッベの原理に基づ
いて第1ステージの位置を検出するので第1ステージの
第1方向の位置決めをさらに正確に行うことができる。
処理平面の延長面上に第1位置センサの検出点が配置さ
れた場合には、第1方向に関する第1ステージのピッチ
ング運動に起因する位置誤差を微小にできるので、当該
ピッチング運動の影響を受けずに第1ステージの位置を
検出できるという効果がある。
【0035】駆動軸線が第1ステージの重心を通る場合
には、ステージの変位量が正確に検出されるので、第1
ステージの第1方向の位置決めをさらに精度良く行うこ
とができる。また、第1真直誤差センサに隣接して第1
ヨーイング検出センサをさらに設けた場合には、第1ス
テージの真直誤差とヨーイングによる第1方向及び第2
方向の誤差を検出することができ、第1ステージの第1
及び第2方向の位置決めをさらに正確に行うことができ
る。処理平面の延長面上に第1ヨーイング検出センサの
検出点が配置された場合には、第1ステージのピッチン
グ及びローリング運動に起因する位置誤差が微小になる
ので、当該ピッチング及びローリング運動の影響を受け
ずに第1ステージのヨーイングを検出できるという効果
がある。
【0036】また、第2駆動部と第2真直誤差センサと
が設置された第2ステージを設け、第2修正手段により
第2真直誤差センサ検出結果に基づいて第1駆動部及び
第2駆動部による第1ステージの移動量を修正した場合
には、第2ステージの傾きによる第2方向変位量を検出
することができ、第2ステージのガイドの不良等の要因
による真直誤差を補正することが可能となる。
【0037】第2方向に平行な直線上における第2ステ
ージの位置を検出する第2位置センサを設けた場合に
は、第2駆動部による第2方向の位置決めを正確に行う
ことが可能となる。また、第2真直誤差センサに隣接し
て第2ヨーイング検出センサを配置した場合には、第2
ステージのヨーイングを検出することが可能となり、第
2ステージの真直誤差及びヨーイングによる第1方向及
び第2方向の変位量を第1駆動部及び第2駆動部による
第1ステージの駆動量により修正することができる。
【0038】処理平面の延長面上に第2真直誤差セン
サ、第2位置センサ及び第2ヨーイング検出センサの検
出点が配置された場合には、第1ステージのピッチング
及びローリング運動に起因する位置誤差が微小になるの
で、当該ピッチング及びローリング運動の影響を受けず
に第1ステージの真直誤差、位置及びヨーイングを検出
できるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例としての描画装置の平面図。
【図2】その斜視図。
【図3】その制御ブロック図。
【図4】Xステージの揺動誤差検出時の説明図。
【図5】Xステージの揺動誤差検出時の説明図。
【図6】Xステージの揺動誤差検出時の説明図。
【図7】Yステージの揺動誤差検出時の説明図。
【図8】Yステージの揺動誤差検出時の説明図。
【図9】制御フローチャート
【符号の説明】
1 基台 2 Xステージ 3 X軸方向ガイド 5 Yステージ 6 Y軸方向ガイド 7 処理平面 8 描画点 9 ボールねじ 10 X軸方向駆動モータ 11 リニアスケール 12 検出器 13 X軸基準板 14 Xステージ真直誤差センサ 15 Xステージヨーイング検出センサ 16 ボールねじ 17 Y軸方向駆動モータ 18 リニアスケール 19 検出器 20 Y軸基準板 21 Yステージ真直誤差センサ 22 Yステージヨーイング検出センサ 23 制御部 27 誤差補正値演算回路

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】処理平面を有する第1ステージと、前記処
    理平面上に描画点を構成する描画部とを備えた描画装置
    のステージ駆動装置であって、 第1方向に前記第1ステージを駆動する第1駆動部と、 前記第1方向と直交する第2方向に前記第1ステージを
    駆動する第2駆動部と、 前記描画点を通りかつ前記第2方向に平行な直線上にお
    ける前記第1ステージの変位量を検出する第1真直誤差
    センサと、 前記第1真直誤差センサの検出結果に基づいて、前記第
    1駆動部及び前記第2駆動部による前記第1ステージの
    移動量を修正する第1修正手段と、を備えた描画装置用
    ステージ駆動装置。
  2. 【請求項2】前記処理平面の延長面上に前記第1真直誤
    差とセンサの検出点が配置された、請求項1に記載の描
    画装置用ステージ駆動装置。
  3. 【請求項3】前記描画点を通りかつ前記第1方向に平行
    な直線上における前記第1ステージの位置を検出する第
    1位置センサをさらに備え、 前記第1駆動部は、前記第1位置センサの検出結果に基
    づいて、前記第1ステージを駆動する、請求項1または
    2に記載の描画装置用ステージ駆動装置。
  4. 【請求項4】前記処理平面の延長面上に前記第1位置セ
    ンサの検出点が配置された、請求項3に記載の描画装置
    用ステージ駆動装置。
  5. 【請求項5】前記第1駆動部の駆動軸線は前記第1方向
    に平行でかつ前記第1ステージの重心を通る、請求項1
    ないし4のいずれかに記載の描画装置用ステージ駆動装
    置。
  6. 【請求項6】前記第1真直誤差センサに隣接して配置さ
    れた、前記第1ステージのヨーイングを検出する第1ヨ
    ーイング検出センサをさらに備え、 前記第1修正手段は、前記第1ヨーイング検出センサの
    検出結果にも基づいて、前記第1駆動部及び前記第2駆
    動部による前記第1ステージの移動量を修正する手段を
    含む、請求項1ないし5のいずれかに記載の描画装置用
    ステージ駆動装置。
  7. 【請求項7】前記処理平面の延長面上に前記第1ヨーイ
    ング検出センサの検出点が配置された、請求項6に記載
    の描画装置用ステージ駆動装置。
  8. 【請求項8】前記描画装置は、前記第1ステージが前記
    第1方向に関して移動可能に支持され、かつ前記第1駆
    動部と第1真直誤差センサとが設置された第2ステージ
    をさらに有し、 前記第2駆動部は、前記第1ステージを前記第2ステー
    ジを介して第2方向に駆動し、 前記描画点を通りかつ前記第2方向に直交する直線上に
    おける前記第2ステージの変位量を検出する第2真直誤
    差センサと、前記第2真直誤差センサの検出結果に基づ
    いて、前記第1駆動部及び前記第2駆動部による前記第
    1ステージの移動量を修正する第2修正手段とをさらに
    備えた、請求項1ないし7のいずれかに記載の描画装置
    用ステージ駆動装置。
  9. 【請求項9】前記第2方向に平行な直線上における前記
    第2ステージの位置を検出する第2位置センサをさらに
    備え、 前記第2駆動部は、前記第2位置センサの検出結果に基
    づいて、前記第2ステージを駆動する、請求項8に記載
    の描画装置用ステージ駆動装置。
  10. 【請求項10】前記第2真直誤差センサーに隣接して配
    置された、前記ステージのヨーイングを検出する第2ヨ
    ーイング検出センサをさらに備え、 前記第2修正手段は、前記第2ヨーイング検出センサの
    検出結果にも基づいて、前記第1駆動部及び前記第2駆
    動部による第1ステージの駆動量を修正する手段を含
    む、請求項8または9に記載の描画装置用ステージ駆動
    装置。
  11. 【請求項11】前記処理平面の延長面上に前記第2真直
    誤差センサ、前記第2位置センサ及び前記第2ヨーイン
    グ検出センサの検出点が配置された、請求項10に記載
    の描画装置用ステージ駆動装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101418462B1 (ko) * 2013-02-26 2014-07-14 애니모션텍 주식회사 3차원 측정기를 이용한 스테이지 캘리브레이션 방법

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KR101418462B1 (ko) * 2013-02-26 2014-07-14 애니모션텍 주식회사 3차원 측정기를 이용한 스테이지 캘리브레이션 방법

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