JPH0729083Y2 - 包装用ロールフイルムの支持装置 - Google Patents

包装用ロールフイルムの支持装置

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JPH0729083Y2
JPH0729083Y2 JP13395688U JP13395688U JPH0729083Y2 JP H0729083 Y2 JPH0729083 Y2 JP H0729083Y2 JP 13395688 U JP13395688 U JP 13395688U JP 13395688 U JP13395688 U JP 13395688U JP H0729083 Y2 JPH0729083 Y2 JP H0729083Y2
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JP
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slider
screw rod
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tubular shaft
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Inventor
良樹 藤田
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茨木精機株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は包装用のロールフイルムを端から順次解きほど
いて包装作業区域に供給するために、前記ロールフイル
ムを回転自在に支持する軸装置に関する。
(従来の技術) 従来、例えば実開昭60−148754号公報には、第5図に示
すようなフイルム支持装置が開示されている。この図面
の装置は、筒状軸(1)の周面の切れ目に3個の可動板
(2)(2)(2)を設けると共に、前記筒状軸の中心
に設けたねじ棒(3)の周りに周囲がテーパ状のくさび
(4)を設け、ねじ棒(3)の回転でくさび(4)を軸
方向に強制的に移動させると、該くさび(4)は3個の
可動板(2)…の内面を押し、各可動板を放射方向に張
出してロールフイルム(5)を固定する構造になってい
る。
(考案が解決しょうとする課題) しかしロールフイルム(5)に充分な重量があり該フイ
ルムが堅さを備えているときは筒状軸(1)にしっかり
と固定されるが、フイルムが徐々に消費されていくと、
可動板(2)…の張出し力によってロールフイルム
(5)は変形し、最終的には軸方向に遊び動く欠点があ
った。
また本出願人は、昭和57年11月24日の実用新案登録出願
として、第6図の如く軸(7)の回りに設けたロールフ
イルム(8)を両側からリング(9)(9)で挟み、ロ
ールフイルム(8)が軸方向に変位しないようにしたも
のを提供したが、リング(9)(9)は単に人力を添え
てロールフイルム(8)に接触させているだけであるか
ら、フイルムに充分な重量のあるときは軸(7)と一体
に回転するが、フイルムが軽くなると軸(7)の周囲で
空回りする欠点があった。
本考案は上記の点に鑑みロールフイルムを両側から爪で
力強く挟みつけ、重量が軽くなっても遊動しないように
した装置を提供するものである。
(課題を解決するための手段) 本考案は上記の目的を達成するために、一端を機台11に
対して回転自在に支持した筒状軸10内に同軸方向に沿っ
てねじ棒18を回転自在に支持し、該ねじ棒18の端を筒状
軸10の他端外へ操作可能な状態に突出すと共に、前記筒
状軸内において前記ねじ棒18に形成した右ねじ25と左ね
じ27とに2個のスライダー23,24の雌ねじ穴26,28を係合
し、筒状軸一端の第一スライダー23の周囲に設けた複数
の鈎型爪30を筒状軸10に形成したスリット32から軸外に
突き出す一方、同じ他端側の第二スライダー24の機台側
において前記ねじ棒18に補助スライダー45をスライド自
在に係合し、該補助スライダー45と筒状軸10との間に摩
擦ブレーキ要素47を設け、さらに該補助スライダー45の
周囲に複数の可動爪35を筒状軸に形成したスリット38に
向けて回転自在に支持すると共に、前記各可動爪35の中
間部と前記第二スライダー24とをリンク49を介して連結
して構成したものである。
(作用) 補助スライダーはブレーキ要素でもって制動されている
のでねじ棒を回転させて第2スライダーを移動させる場
合、補助スライダーと第2スライダーとの間は広がり勝
ちになり、このため第2スライダーに設けたリンクによ
って補助スライダーに設けた可動爪は倒れて筒状軸の中
に沈む。このためロールフイルムを前記筒状軸に装着す
る場合、前記可動爪が障害とならないので、該ロールフ
イルムを筒状軸の奥深くまで差入れることができる。そ
のあとねじ棒を回転させ、右ねじと左ねじとで第一スラ
イダーと第2スライダーとを接近させるのであるが、制
動されている補助スライダーに対して第2スライダーは
積極的に接近するので、リンクにより可動爪は自動的に
持上げられ筒状軸の外へ飛出すので、ねじ棒の回転をさ
らに進めると、ロールフイルムは第1スライダーの鈎形
爪と、第2スライダーの可動爪とによって両側から噛み
つかれて固定されるのである。
(実施例) 第1図に示すように筒状軸(10)の一端を機台(11)に
対してボールベアリング(12)を介して回転自在に支持
している。
第2図のように前記の筒状軸(10)の他端の解放端の内
面にねじ(13)が刻まれ、該ねじ(13)に雄ねじ(14)
を形成した軸受け(15)がねじ込まれ、該軸受け(15)
の外側の端をやや大径の操作部(16)として形成すると
共に、前記雄ねじ(14)の外側にロックナット(17)を
設けている。また前記軸受け(15)にねじ棒(18)の一
端を支持し、該ねじ棒の一端の端にハンドルブロック
(19)をセットボルト(20)で固定し、該ハンドルブロ
ック(19)に片手ハンドル(21)の根元部分をピン(2
2)を介して支持している。従ってハンドル(21)でも
ってねじ棒(18)を軸受け(15)の内部で回転させるこ
とができる。
第3図に示すように前記筒状軸(10)の内部に沿って設
けたねじ棒(18)に右ねじ(25)と左ねじ(27)とを形
成し、前記右ねじ(25)に一側の第1スライダー(23)
の中心の雌ねじ(26)を係合する一方、前記の左ねじ
(27)に他側の第2スライダー(24)の中心の雌ねじ
(28)を係合すると共に、該第2スライダーの内方向の
左ねじ(27)の部分に補助スライダー(45)の中心の穴
(46)を遊動状態に係合し、該補助スライダー(45)と
筒状軸(10)との間に張出しスプリングを介設してブレ
ーキ要素(47)を設けている。
また一側のスライダー(23)の周面の3箇所の鈎形爪
(30)(30)(30)をそれぞれビス(31)(31)(31)
で放射状に固定し、こけら各鈎形爪(30)…の先端を筒
状軸(10)の周面に軸方向に細長く形成した3本のスリ
ット(32)(32)(32)から外へ突出させている。さら
に前記の補助スライダー(45)の周囲に3個の可動爪
(35)をピン(36)を介して回転自在に支持すると共
に、第4図に示す如く第2スライダー(24)の周面の突
片部分にピン(48)(48)(48)を介して枢支した3組
のリンク(49)(49)(49)の他端をそれぞれピン(5
0)(50)(50)を介して3個の可動爪(35)(35)(3
5)の中間部分に係合し、これら各可動爪(35)(35)
(35)を筒状軸(10)に形成した3本のスリット(38)
(38)(38)に臨ませている。
しかして、第3図においてねじ棒(18)を右回転させる
と、第1スライダー(23)と第2スライダー(24)とは
互いに離反する方向に移動する。このとき補助スライダ
ー(45)と筒状軸(10)との間にはブレーキ要素(47)
が働き、補助スライダー(45)の働きを止めるので、該
補助スライダー(45)から第2スライダー(24)が離
れ、リンク(49)でもって可動爪(35)(35)(35)を
スリット(38)(38)(38)内に引き倒す。そこで第2
図において片手ハンドル(21)を仮想線から実線のよう
に変位させたあと、ロールフイルムの中心の穴を筒状軸
(10)の端から差入れて、該ロールフイルムを筒状軸
(10)の奥深く誘導でき、そのあとねじ棒(18)を回転
させて右ねじ(25)と左ねじ(27)との作用で第1スラ
イダー(23)と第2スライダー(24)とを接近させるこ
とができる。この場合補助スライダー(45)はブレーキ
要素(47)で制動されるので、リンク(49)によって可
動爪(35)はスリット(38)の上に立上がり、鈎形爪
(30)と鈎形の可動爪(35)とでロールフイルム(F)
の中心に設けたダンボール紙製の芯筒(41)を両側から
噛みついて固定することができる。
第2図においてロックナット(17)を緩め、操作部(1
6)を握って軸受け(15)を回転させると、軸受け(1
5)はねじ(13)と雄ねじ(14)との作用で軸方向に変
位し、矢印(A)方向に変位するときはハンドルブロッ
ク(19)を押してねじ棒(18)を同じ方向に、また反対
に矢印(B)方向に変位するときはねじ棒の段部(42)
を押してねじ棒(18)を同じ方向にそれぞれ移動させ、
第3図におけるロールフイルム(F)をねじ棒(18)と
一体に移動させる。
(効果) 本考案はねじ棒(18)に形成した右ねじ(25)と左ねじ
(27)との作用で2個のスライダー(23)(24)を引寄
せ、これらスライダーに設けた一側の鈎形爪(30)と他
側の可動爪(35)とでロールフイルム(F)の芯筒(4
1)に噛みつくようにしたから、ロールフイルムが解か
れて軽量化しても該ロールフイルムは遊動することなく
軸にしっかりと固定されると共に、筒状軸(10)の解放
端側の可動爪(35)はフイルムの噛付きを緩めたとき自
動的に軸内に沈むので、ロールフイルムの筒状軸(10)
から抜取り及び差入を簡単にできる効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例を示す正面図、第2図は前図に
おけるフイルム支持軸解放端の断面図、第3図は同フイ
ルム支持軸の中間部分の断面図、第4図は前図のIV−IV
線視図、第5図及び第6図は従来例の説明図である。 (10)……筒状軸、(11)……機台、(14)……雄ね
じ、(15)……軸受け、(17)……ロックナット、(1
8)……ねじ棒、(21)……片手ハンドル、(23.24)…
…スライダー、(25)……右ねじ、(27)……左ねじ、
(30)……鈎形爪、(32)……スリット、(35)……可
動爪、(37)……鈎形部、(38)……スリット、(39)
……スプリング、(41)……芯筒、(42)……段部、
(F)……ロールフイルム、(45)……補助スライダ
ー、(47)……ブレーキ要素。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】一端を機台11に対して回転自在に支持した
    筒状軸10内に同軸方向に沿ってねじ棒18を回転自在に支
    持し、該ねじ棒18の端を筒状軸10の他端外へ操作可能な
    状態に突出すと共に、前記筒状軸内において前記ねじ棒
    18に形成した右ねじ25と左ねじ27とに2個のスライダー
    23,24の雌ねじ穴26,28を係合し、筒状軸一端の第一スラ
    イダー23の周囲に設けた複数の鈎型爪30を筒状軸10に形
    成したスリット32から軸外に突き出す一方、同じ他端側
    の第二スライダー24の機台側において前記ねじ棒18に補
    助スライダー45をスライド自在に係合し、該補助スライ
    ダー45と筒状軸10との間に摩擦ブレーキ要素47を設け、
    さらに該補助スライダー45の周囲に複数の可動爪35を筒
    状軸に形成したスリット38に向けて回転自在に支持する
    と共に、前記各可動爪35の中間部と前記第二スライダー
    24とをリンク49を介して連結した包装用ロールフイルム
    の支持装置。
JP13395688U 1988-10-13 1988-10-13 包装用ロールフイルムの支持装置 Expired - Fee Related JPH0729083Y2 (ja)

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