JPH0726577Y2 - リール把持装置 - Google Patents

リール把持装置

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JPH0726577Y2
JPH0726577Y2 JP12777690U JP12777690U JPH0726577Y2 JP H0726577 Y2 JPH0726577 Y2 JP H0726577Y2 JP 12777690 U JP12777690 U JP 12777690U JP 12777690 U JP12777690 U JP 12777690U JP H0726577 Y2 JPH0726577 Y2 JP H0726577Y2
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忠義 郭
銘舜 卓
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この考案はリール把持装置に関するものであり、特にリ
ールを正確にかつ迅速に配置することができるリール把
持装置に関するものである。
[従来の技術] 包装機械の包装紙供給機構には、しばしばリールが用い
られ、包装紙供給機械のなかで、包装紙の連続片がリー
ルに巻かれて包装機械に供給できるようにされている。
しかし、異なるサイズの二つのリールを交換することが
生産過程においてしばしば必要となり、新リールの中央
を旧リールの中央が配置されていたところに正確に配置
しなければならない。この理由から新リールの把持と配
置は時間を浪費し操作者の熟練が必要とされる。
リール把持装置は特開昭62−167919号に開示されてい
る。第7図はリール把持装置の構造を示す断面図であ
る。第8図はリール把持装置の構造を示す破断斜視図で
ある。第7図及び第8図に示されるように、リール把持
装置は複数の貫通溝101を備えるシリンダー状の外殻10
2、螺子山が切られた2つの端部103aと103bとを有する
スクリューボルト103、螺子部103aに組み合わされたス
トッパー104、螺子部103bに組み付けられた基部105から
成る。スライダー106は、ストッパー104の小端部の周り
に配置され、スライダー106には3つの顎部107が枢着さ
れている。3つの顎部108は基台105上に取り付けられて
いる。螺子部103aと103bとは螺子方向が異なるので、ス
トッパー104と基台105は、ハンドル109によってスクリ
ューボルト103が回転すると、相互に近接し、または離
反する方向に駆動される。ハンドル109が回転すると、
スライダー106の周りに配置されたゴムリング106bが、
顎部107が引っ込みまたは突き出る間スライダー106のス
ライドを妨げ、貫通溝101に収容された顎部107及び108
は、ストッパー104と基台105とをスクリューボルト103
の軸に沿って共に動かすように作動される。このような
状況下で、顎部107はストッパー104の傾斜面104aによっ
て外に向って放射状に動いてリール110(第7図参照)
の一端部を付勢し、その結果顎部107は顎部108と共同し
てリール110を堅固に把持する。そのような把持装置に
把持されたリールは、把持装置の作動前に基台105の位
置がスクリューボルト103に対して適正に調節されてい
れば、正確に配置される。しかし、顎部107は、外殻102
からリール110が取り去られる前に外殻102の溝101の中
に引き込まれなければならず、旧リールを新リールに置
き換えるために、操作者はハンドル109を複数回回転さ
せなければならない。
[考案が解決しようとする課題] この考案の主要の目的はリールを正確にかつ迅速に配置
することができるリール把持装置を提供することにあ
る。
[課題を解決するための手段] この考案は、軸と平行に伸びる複数の貫通溝を有するシ
リンダー状の外殻;上記外殻の中に回動可能に配置さ
れ、その第一と第二の螺子山が切られた端部は異なる螺
子方向を有するスクリューボルト;スクリューボルトの
第一の螺子端部に組み合わされた顎基台;上記外殻に形
成された貫通溝から突き出しかつ顎基台上に取り付けら
れた複数の第一の顎;複数の第二の顎;貫通溝内に又は
貫通溝から自在に上記第二の顎が引き込まれまたは突き
出されるように上記第二の顎を収納するための、上記ス
クリューボルトの第二の螺子端部に組み合された顎座;
上記貫通溝内に又は上記貫通溝から上記第二の顎が引き
込まれ又は突き出されるように駆動するための、上記ス
クリューボルトの第二の螺子端部に組み合わされた第二
の顎駆動手段;上記基台と上記顎座を同期して相互に近
接させ又は離反させかつ同時に上記貫通溝内に又は上記
貫通溝から上記第二の顎が引き込まれまたは突き出され
るようにするために上記スクリューボルトをその縦軸の
回りに回転させる駆動手段、を有するリール把持装置で
ある。
そしてこのリール把持装置は、第二の顎駆動手段が、外
殻の軸に沿って一回転で貫通溝内に又は貫通溝から第二
の顎が引き込まれまたは突き出されるようにすることが
できとともに、この第二の顎駆動手段は、また、その間
に存在する摩擦トルクを調節することによってスクリュ
ーボルトと共に完全に(一体的に)回転させることがで
きるように、スクリューボルトの第二の螺子端部に組み
付けられることを特徴とする。
[作用] 次にこの考案のリール把持装置の作用を説明する。旧リ
ールがリール把持装置に把持された状態で、スクリュー
ボルトを回転駆動させれば、顎は引き下げられると共に
直に貫通溝に引き込まれ、リールは外殻から離反させら
れる。旧リールが離反させられた後、新リールは外殻上
を摺動させて配置させることができ、ハンドルを回転す
ることによって容易に把持され得る。スクリューボルト
の第一の螺子端部と第二の螺子端部との螺子方向が異な
るので、顎座と基台とは、ハンドル手段によってスクリ
ューボルトが回転駆動されるとき、相互に接近し又は離
反するように駆動される。従って、もし新リールの長さ
と旧リールの長さが異なる場合は、顎座と基台の間の間
隔はハンドルを回転することによって調節することがで
きる。間隔が調節されていればリールの交換は迅速かつ
正確に行なわれることとなる。
[実施例] 次にこの考案の実施例を図面に基づいて説明する。
第1図に示されるように、この考案の第一の実施例にお
けるリール把持装置の顎駆動機構は、顎座201、3つの
顎202:弾性リング203:カム204:スプリング・ワッシャー
205、摩擦力調節ナット206を有する。第2図に示される
ように、顎駆動機構はシリンダー状の外殻211内に配置
され、シリンダー状の外殻211の軸方向に沿って延長す
るスクリューボルト207の螺子端部207aに組み合わされ
ている。スクリューボルト207の他方の螺子端部207bは
基台214に組み付けられて、3つの顎215は3つの螺子に
よって、基台214に固定されている。基台214と顎215の
構造は第7図に見られる基台105と顎108の構造と同様で
あり、したがって、それらの構造の説明は省略する。し
かしながら、スクリューボルト207の2つの螺子端部207
aと207bとが異なる螺子方向を有することは明記されな
ければならない。さらに、シリンダー状外殻211上には
スクリューボルト207と平行に延長する3つの貫通溝211
aが形成されている。
次に第1図に示される顎駆動機構の構造を説明する。ス
クリューボルト207の螺子端部207aに組み合わされる螺
子穴201aは顎座201の中央部に設けられ、顎座201には3
つの放射状の溝201bが形成されている(第1図参照)。
顎202は、枢支ピン(ピボットピン)208によって顎座20
1のタブ201cに旋回可能に連係され、顎202の凹所202bに
配置される弾性リング(203)によって拘束される(第
2図参照)。この配置によって、顎202は外殻211の貫通
溝211a中に引き込ませるべく弾性リング203によって付
勢され、カム204(後述する)のカム面204bによって顎2
02の突出部202cが付勢される時、貫通溝211aから外方に
突出するように作動する。環体209は螺子210によって顎
座201に固定され、スクリューボルト207の軸方向に沿っ
て顎座201が駆動されるとき顎座201の回転をさまたげら
るように、環体209の頂部は貫通溝211a中に拘束される
(第2図参照)。
組立てに当っては、カム204の螺子穴204aはスクリュー
ボルト207の螺子部207aに組み付けられ、弾性リング203
によってカム204のカム面204bに接触するように顎202の
突起部202cは突出せしめられ、スプリング・ワッシャー
205はカム204と摩擦力調節ナット206の間に拘束され
る。カム204と摩擦力調節ナット206とは螺子212によっ
て連結され、拘束スプリングワッシャー205はそれらを
相互に離反するように付勢し、それによって、螺子端部
207bの螺子と螺子穴204aと206aとの間に生じる摩擦力
は、摩擦力調節ナット206とカム204との間のギャップを
調節することによって調節される。この配置によって、
ギャップが短くなると、摩擦力は大きくなり、もし摩擦
力が適当な範囲に調節されれば、カム204及び摩擦力調
節ナット206はスクリューボルト207と共に完全に(一体
的に)回転駆動し、顎202は貫通溝211aに収納され又は
貫通溝211aから突き出される。スクリューボルト207の
一回転中に顎202の突出又は収納動作が完全に行なわれ
ることは明記されなければならない。
次にこの考案のリール把持装置の第一の実施例の操作を
説明する。第2図に示されるようにリール220はリール
把持装置に把持される。この状況の下で、カム面204cに
よって、顎202の突起202cは最外方位置に付勢される。
スクリューボルト207の回転の最初に、カム204はスクリ
ューボルト207と共に完全に(一体的に)回転して顎202
を引き下げることに留意しなければならない。従って、
もしスクリューボルト207が回転駆動されれば、顎202は
引き下げられると共に直ちに貫通溝211aに引き込まれ、
リール220は外殻211から矢印Aの方向に沿って離反させ
られる。旧リールが離反させられた後、新リールは外殻
211上を摺動させられることができ、ハンドル213を回転
することによって容易に把持され得る。螺子部207aと20
7bとの螺子方向が異なるので、顎座201と基台214とは、
ハンドル213手段によってスクリューボルト207が回転駆
動されるとき、相互に接近し又は離反するように駆動さ
れる。したがって、もし新リールの長さと旧リールの長
さが異なる場合は、顎座201と基台214の間の間隔はハン
ドル213を回転することによって調節されなければなら
ない。しかしながら、もし間隔がすでに調節されていれ
ばリールの交換は迅速かつ正確に行なわれるであろう。
次にこの考案の第2の実施例におけるリール把持装置の
顎駆動機構の構造を説明する。第3図に示されるよう
に、この考案の第二の実施例におけるリール把持装置の
顎駆動機構はガイド部材301と、3つの顎302と、3つの
ピン303と、カム304とスプリング・ワッシャー305と、
摩擦力調節ナット306とを含む。第4図に示されるよう
に、顎駆動機構はシリンダー状の外殻311内に配置さ
れ、シリンダー状の外殻311の軸方向に沿って延長する
スクリューボルト307の螺子端部307aに組み合わされて
いる。スクリューボルト307の他方の螺子端部307bは基
台314に組み付けられて、3つの顎315は3つの螺子によ
って、基台314に固定されている。スクリューボルト30
7、外殻311、基台314と顎315の構造は第2図に示される
スクリューボルト207、外殻211、基台214と顎215の構造
と同様であり、従って、それらの構造の説明は省略す
る。第3図に示されるように、3つの螺子穴301b,304b,
306bがガイド部材301、カム304、摩擦力調節ナット306
のそれぞれの中央部に設けられ、スクリューボルト307
の螺子部307aに組み付けられる。組み立てに当たって
は、スプリング・ワッシャー305はカム304と摩擦力調節
ナット306の間に拘束される。カム304と摩擦力調節ナッ
ト306とは螺子(図示せず)によって連結され、拘束ス
プリング・ワッシャー305はそれらを相互に離反する方
向に付勢し、それによって、螺子端部307aの螺子と螺子
穴304bと306bの螺子との間に生じる摩擦力は、摩擦力調
節ナット306とカム304との間のギャップを調節すること
によって調節される。この配置によって、ギャップを短
くすると、摩擦力は大きくなり、もし摩擦力が適当な範
囲に調節されれば、カム304及び摩擦力調節ナット306は
スクリューボルト307と共に一体的に回転駆動する。さ
らに、第4図に示されるようにカム304のカム溝304cの
外周壁は顎302の向い合っている脚の間に設置され、ピ
ン303は、顎302の脚のそれぞれに形成された通過孔302a
の中に両端を残した形でカム溝304cに挿通される。この
ような配置でスクリューボルト307と共にカム304が完全
に回転させられるとき、カム304によって顎302は外殻31
1の貫通溝311a中に埋没し、又は貫通溝311aから立ち上
がるようにされている。ブロック308はガイド部材301に
螺子310によって固定され、その頂部はガイド部材301が
スクリューボルト307の軸方向に沿って駆動されるとき
ガイド部材301の回転を妨げるように、貫通溝311a(第
4図参照)中に拘束される。螺子穴302bに組み付けられ
た螺子309はピン303が作動位置から滑って離れることを
防止する。
リール把持装置の第2の実施例の操作はリール把持装置
の第1の実施例の操作と同様であり、その説明は省略す
る。しかし、スクリューボルト307の一回転中に顎302の
立ち上がり又は沈み込む動作が完結することに留意しな
ければならない。
次にこの考案の第三の実施例におけるリール把持装置の
顎駆動機構の構造を説明する。第5図に示されるよう
に、この考案の第三の実施例におけるリール把持装置の
顎駆動機構は収納部材401と、3つの顎402と、3つのピ
ン403と、カム404とスプリング・ワッシャー405と、摩
擦力調節ナット406とを含む。収納部材401には3つの放
射溝401aが顎402を収納するために設けられている。第
6図に示されるように、顎駆動機構はシリンダー状の外
殻411内に配置され、シリンダー状の外殻411の軸方向に
沿って延長するスクリューボルト407の螺子端部407aに
組み合わされている。スクリューボルト407の他方の螺
子端部407bは基台414に組み付けられて、3つの顎415は
3つの螺子によって、基台414に固定されている。スク
リューボルト407、外殻411、基台414と顎415の構造は第
2図に示されるスクリューボルト207、外殻211、基台21
4と顎215の構造と同様であり、従って、それらの構造の
説明は省略する。第5図に示されるように、3つの螺子
穴401b,404b,406bが収納部材401、カム404、摩擦力調節
ナット406のそれぞれの中央部に設けられ、スクリュー
ボルト407の螺子部407aに組み付けられる。組み立てに
当たっては、スプリング・ワッシャー405はカム404と摩
擦力調節ナット406の間に拘束される。カム404と摩擦力
調節ナット406とは螺子409によって連結され、拘束スプ
リング・ワッシャー405はそれらを相互に離反する方向
に付勢し、それによって、螺子端部407aの螺子と螺子穴
404b,406bの螺子との間に生じる摩擦力は、摩擦力調節
ナット406とカム404との間のギャップを調節することに
よって調節される。この配置によって、ギャップを短く
すると摩擦力は大きくなり、もし摩擦力が適当な範囲に
調節されれば、カム404及び摩擦力調節ナット406はスク
リューボルト407と共に一体的に回転駆動する。第6図
に示されるように、顎402の脚に形成された穴の中に端
部をとどまらせた状態で、ピン403はカム溝404aに挿通
される。このような配置で、スクリューボルト407と共
にカム404が完全に回転するとき、顎402はカム404によ
って外殻411の貫通溝411a中に埋没し、又は、貫通溝411
aから立ち上がるようにされている。スクリューボルト4
07の軸方向に沿って調節部材401が駆動されるとき調節
部材401の回転を妨げるように、顎402の項部は貫通溝41
1a(第6図参照)中に拘束される。螺子穴402aに組み付
けられた螺子408はピン403が作動位置から滑って離れる
ことを防止する。
リール把持装置の第三実施例の操作はリール把持装置の
第二の実施例の操作と同様であり、その説明は省略す
る。しかし、スクリューボルト407の一回転中に顎402の
立ち上がり又は沈み込む動作が完結することに留意しな
ければならない。
尚、現在最も実際的でありかつ好ましいと考えられる実
施例についてこの考案を説明したが、この考案は開示さ
れた実施例に限られないものである。それどころか、提
示した実用新案登録請求の範囲の領域及精神に含まれる
さまざま改造型や同様の装置はこの考案に含まれるもの
であり、この実用新案登録請求の範囲はそれらすべての
改造型や同様の構造を含むように最大の解釈をされるべ
きものである。
[考案の効果] 上記したように、この考案のリール把持装置によればリ
ールの位置決めを迅速かつ正確に行なうことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の第一の実施例によるリール把持装置
の顎駆動機構の構造を示す破断斜視図である。 第2図はこの考案の第一実施例のリール把持装置の構造
を示す断面図である。 第3図はこの考案の第二の実施例によるリール把持装置
の顎駆動機構の構造を示す破断斜視図である。 第4図はこの考案の第二の実施例のリール把持装置の構
造を示す断面図である。 第5図はこの考案の第三の実施例によるリール把持装置
の顎駆動機構の構造を示す破断斜視図である。 第6図はこの考案の第三の実施例のリール把持装置の構
造を示す断面図である。 第7図は従来のリール把持装置の構造を示す断面図であ
る。 第8図は第7図に示されたリール把持装置の構造を示す
破断斜視図である。 220…リール、211a,311a,411a…貫通溝、211,311,411…
外殻、207,307,407…スクリューボルト、207b,307b,407
b…第一の螺子端部、207a,307a,407a…第二の螺子端
部、214,314,414…顎基台、215,315,415…第一の顎、20
2,302,402…第二の顎、201,301,401…顎座、204,304,40
4…カム、206,306,406…摩擦力調節ナット、205,305,40
5…弾性要素、204b…カム面、304c,404a,…カム面、30
3,403…ピン。

Claims (4)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】リール把持装置であって、 軸と平行に伸びる複数の貫通溝を有するシリンダー状の
    外殻; 上記外殻の中に回動可能に配置され、その第一と第二の
    螺子山が切られた端部は異なる螺子方向を有するスクリ
    ューボルト; スクリューボルトの第一の螺子端部に組み合わされた顎
    基台; 上記外殻に形成された貫通溝から突き出しかつ顎基台上
    に取り付けられた複数の第一の顎; 複数の第二の顎; 貫通溝内に又は貫通溝から自在に上記第二の顎が引き込
    まれまたは突き出されるように上記第二の顎を収納する
    ための、上記スクリューボルトの第二の螺子端部に組み
    合された顎座; 上記貫通溝内に又は上記貫通溝から上記第二の顎が引き
    込まれ又は突き出されるように駆動するための、上記ス
    クリューボルトの第二の螺子端部に組み合わされた第二
    の顎駆動手段; 上記基台と上記顎座を同期して相互に近接させ又は離反
    させかつ同時に上記貫通溝内に又は上記貫通溝から上記
    第二の顎が引き込まれまたは突き出されるようにするた
    めに上記スクリューボルトをその縦軸の回りに回転させ
    る駆動手段、 を有し、上記第二の顎駆動手段は、上記外殻の軸に沿っ
    て一回転で上記貫通溝内に又は上記貫通溝から上記第二
    の顎を引き込みまたは突き出すようにするとともに、上
    記第二の顎駆動手段は、その間に存在する摩擦トルクを
    調節することによって上記スクリューボルトと共に完全
    に回転させるように上記スクリューボルトの上記第二の
    螺子端部に組み付けられることを特徴とするリール把持
    装置。
  2. 【請求項2】上記第二の顎駆動手段が、 上記スクリューボルトの第二の螺子端部に組み合わされ
    たカムであって、上記スクリューボルトと共に上記カム
    が完全に回転するときに上記貫通溝内に又は上記貫通溝
    から上記第二の顎が引き込まれまたは突出されるように
    駆動するためのカム; 上記スクリューボルトの第二の螺子端部に組み付けられ
    た摩擦力調節ナット; 上記カムと上記摩擦力調節ナットとの間に拘束されて、
    それらを相互に離反するように付勢する弾性要素; 上記弾性要素によって上記カムと上記摩擦力調節ナット
    との間に生じる付勢力を調節するとともに、上記第二の
    顎駆動手段を上記スクリューボルトと共に完全に回転さ
    せることを可能にするために、上記カムと上記摩擦力調
    節ナットとの間のギャップを調節する手段、 とを有する請求項1記載のリール把持装置。
  3. 【請求項3】上記カムが、複数のカム面を備え、上記第
    二の顎のそれぞれの一端部が上記顎座に枢着され、かつ
    上記スクリューボルトと共に上記カムが完全に回転する
    ときに、上記貫通溝内に又は上記貫通溝から上記顎のそ
    れぞれの他端部が引き込まれまたは突き出されるように
    カム面が作動する請求項2記載のリール把持装置。
  4. 【請求項4】上記カムが複数のカム溝を備え、上記スク
    リューボルトと共に上記カムが完全に回転するときに、
    上記貫通溝内に又は上記貫通溝から上記第二の顎がカム
    溝に挿通されたピンによって引き込まれまたは突き出さ
    れるようにされている請求項2記載のリール把持装置。
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