JPH0729077A - 侵入監視装置 - Google Patents

侵入監視装置

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JPH0729077A
JPH0729077A JP17317193A JP17317193A JPH0729077A JP H0729077 A JPH0729077 A JP H0729077A JP 17317193 A JP17317193 A JP 17317193A JP 17317193 A JP17317193 A JP 17317193A JP H0729077 A JPH0729077 A JP H0729077A
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JP
Japan
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intrusion
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JP17317193A
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English (en)
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Ryuzo Hotta
竜三 堀田
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 施設内の共用領域への侵入監視を一時的に解
除する際または一時的な解除中における解除時間を施設
内のテナント等の入館者が任意に変更可能とすること。 【構成】 侵入センサ4にて磁気カードリーダ1での読
取りから磁気カードリーダ9a〜9nでの読取りまでの
共用領域における侵入発生が監視される。磁気カードリ
ーダ1の近傍に設置されたテンキー装置10にて侵入発
生の監視を一時的に解除する解除時間を任意に変更でき
る。これにより、入館者は退館時間等にゆとりを持つこ
とができ、侵入発生の監視における誤報知を未然に防止
できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、磁気カードを利用し施
設内の特に、ホールや廊下等の共用領域に対して部外者
の侵入監視を行う侵入監視装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、侵入監視装置に関連する先行技術
文献としては、特開平5−1483号公報、実開昭63
−192886号公報にて開示されたものが知られてい
る。前者の公報は、テンキーによって電気錠の解錠操作
が行われたときには、防犯システムの警戒状態を一時的
に解除させるための警戒解除信号を出力するものであ
る。また、後者の公報は、防犯警戒のセット操作を行っ
てから、一定時間経過後に防犯警戒状態にセットする遅
延セット機能を設け、防犯状態にセット等されるまでの
残り時間を音響出力により報知するものである。
【0003】また、図6は従来の侵入監視装置の構成を
示すブロック図である。図6において、1は施設である
ビル等の建物のホール及び廊下等からなる共用領域の出
入口近傍に設置される磁気カードリーダ、2は周辺機器
を集中制御する中央処理装置(以下、CPUという)、
4は建物内の共用領域に設置され、その共用領域への部
外者の侵入を監視する侵入センサ、3は侵入センサ4か
らの出力信号を監視し、その信号をCPU2に入力する
ための侵入監視インタフェース(I/F)、5は建物内
の共用領域の侵入監視状態の表示を行う全館警備灯、6
は共用領域の侵入センサ4の動作/非動作状態の表示を
行う侵入センサ動作灯、7は予め設定された設定時間ま
たは固定時間内だけ侵入発生の監視を一時的に解除する
一時解除時間をカウントするタイマ、8は建物内の各テ
ナント等の各個別の出入口近傍に設置される磁気カード
リーダ9a〜9nを接続するカードリーダインタフェー
ス(I/F)である。
【0004】次に、その動作について説明する。図6で
使用する磁気カード及び侵入監視装置には予め個人の識
別番号を登録しておき、磁気カードリーダ1のカード操
作により共用領域の侵入監視解除操作が行われる。即
ち、磁気カードリーダ1は磁気カードが操作されること
により、その磁気カード内のデータが読込まれ、CPU
2にそのデータが送られる。CPU2は、磁気カードリ
ーダ1から送られたデータが登録済の磁気カードからの
ものか否かを判別する。そして、磁気カードが登録済の
ものであると判別すると、全館警備灯5を点灯状態から
点滅状態とし、タイマ7をスタートさせ、共用領域の侵
入発生の監視がタイマ7で設定された一時解除時間内だ
け解除される。そして、一時解除時間内に磁気カードリ
ーダ9a〜9nのうちの何れかでカード操作され、対応
するテナント等が警備解除されると、全館警備灯5を消
灯状態とし、共用領域の侵入発生の監視が解除される。
ここで、一時解除時間内に磁気カードリーダ9a〜9n
のうちの何れにおいてもカード操作されず、テナント等
が警備解除されなければ、全館警備灯5を点灯状態と
し、共用領域に対する侵入発生の監視状態に復帰する。
一方、全館警備灯5が点灯中に、侵入センサ4が動作す
ると侵入監視インタフェース3を介してCPU2に信号
入力され、CPU2は侵入センサ動作灯6を点灯状態と
し、建物内への部外者等の侵入の有ることを表示する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】以上説明したように、
特開平5−1483号公報、実開昭63−192886
号公報では共に、防犯警報の誤報知を未然に防ぐため警
戒状態を一時的に解除する時間が設けられているが、決
められた所定時間内にセット解除等しないと防犯システ
ムの警戒状態に戻ってしまうため、使用者の都合に対す
る融通性が乏しかった。また、上述の侵入監視装置にお
いても、入館者が施設内の共用領域への侵入監視を一時
的に解除したのち、予め設定された時間内に各個別の出
入口の磁気カードリーダにて警備解除するか退館しなけ
ればならず、もし、それらを怠ると侵入発生の監視状態
に戻るため、そのときに入館者が存在していれば不要な
侵入検知をしてしまうという問題があった。また、先の
入館者が後続の入館者が有ったことを把握できないた
め、誤って侵入検知してしまうという問題があった。
【0006】そこで、この発明は、かかる問題を解決す
るためになされたもので、施設内の共用領域への侵入監
視を一時的に解除する際または一時的な解除中における
解除時間を施設内のテナント等の人が任意に変更でき、
先の入館者が後続の入館者の入館を把握して誤検知を防
止することができる侵入監視装置の提供を課題としてい
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1にかかる侵入監
視装置は、施設の出入口近傍に設置され、予め登録され
た個人の識別に関するデータを読取る第1データ読取手
段で読取られた前記データの適合ののち、前記施設内の
各個別の出入口近傍に設置され、予め登録された個人の
識別に関するデータを読取る第2データ読取手段におけ
る前記データの読取りまでの予め設定された時間を解除
時間とし、前記施設の出入口から前記施設内の各個別の
出入口に至るまでの共用領域に設置され、前記共用領域
における侵入発生を監視する侵入センサの侵入発生の監
視を前記解除時間内だけ一時的に解除する一時解除手段
を具備し、前記一時解除手段における前記解除時間を変
更自在とするものである。
【0008】また、請求項2にかかる侵入監視装置は、
請求項1の具備する手段に加えて、前記時間変更手段
は、前記一時解除手段にて前記侵入センサの侵入発生の
監視の一時的な解除中では、前記解除時間の変更が不可
で固定とするものである。
【0009】また、請求項3にかかる侵入監視装置は、
請求項1の具備する手段に加えて、前記時間変更手段
は、前記一時解除手段にて前記侵入センサの侵入発生の
監視の一時的な解除の際または解除中で、前記解除時間
が予め設定された時間を越える場合には、前記解除時間
を変更自在とするものである。
【0010】また、請求項4にかかる侵入監視装置は、
請求項1または請求項2または請求項3の具備する手段
に加えて、前記一時解除手段にて前記侵入センサの侵入
発生の監視の一時的な解除中における新たな前記時間変
更手段で設定された前記解除時間及び前記一時解除手段
による解除の遂行を前記施設内に音声ガイダンスするも
のである。
【0011】
【作用】請求項1においては、施設の共用領域における
侵入センサの侵入発生の監視を予め設定された解除時間
内だけ一時的に解除でき、その解除時間の変更が自在で
あるため、入館者はそのときの状況に適した解除時間の
設定が可能となる。
【0012】請求項2の侵入監視装置の時間変更手段
は、請求項1の作用に加えて、施設の共用領域における
侵入センサの侵入発生の監視の一時解除中では、その予
め設定された解除時間の変更を不可で固定とするため、
先に一時解除した入館者の入館を他の入館者より尊重す
ることができる。
【0013】請求項3の侵入監視装置の時間変更手段
は、請求項1の作用に加えて、施設の共用領域における
侵入センサの侵入発生の監視の一時的な解除の際または
解除中で、予め設定された解除時間を越える場合には、
その解除時間の変更を可能としたので、先に設定された
解除時間が短くなることはない。即ち、先の入館者が予
期せぬような早い時間タイミングで侵入センサが侵入発
生の監視状態に戻ることがないため誤報が防止できる。
【0014】請求項4の侵入監視装置は、請求項1また
は請求項2または請求項3の作用に加えて、施設の共用
領域における侵入センサの侵入発生の監視を予め設定さ
れた解除時間内だけ一時的に解除でき、その解除時間の
変更が自在である。そして、侵入発生の監視の一時的な
解除中における新たな解除時間の設定及び解除の遂行が
施設内に音声ガイダンスされる。このため、先の入館者
は侵入発生の監視に関する現状を把握することができ
る。
【0015】
【実施例】以下、本発明を具体的な実施例に基づいて説
明する。図1は本発明の一実施例にかかる侵入監視装置
の構成を示すブロック図である。なお、前述の従来装置
と同様の構成または相当部分からなるものについては同
一符号及び同一記号を付して示す。図1において、1は
施設であるビル等の建物のホール及び廊下等からなる共
用領域の出入口近傍に設置され、予め登録された個人の
識別に関するデータを読取る磁気カードリーダ、2は周
辺機器を集中制御するCPU、4は建物内の共用領域に
設置され、その共用領域への部外者の侵入を監視する侵
入センサ、3は侵入センサ4からの出力信号を監視し、
その信号をCPU2に入力するための侵入監視インタフ
ェース(I/F)、5は建物内の共用領域の侵入監視状
態の表示を行う全館警備灯、6は共用領域の侵入センサ
4の動作/非動作状態の表示を行う侵入センサ動作灯、
9a〜9nは建物内の各テナント等の各個別の出入口近
傍に設置され、予め登録された個人の識別に関するデー
タを読取る磁気カードリーダ、8は磁気カードリーダ9
a〜9nからの出力信号を監視し、その信号をCPU2
に入力するためのカードリーダインタフェース(I/
F)である。10は磁気カードリーダ1の近傍に設置さ
れ、侵入センサ4の侵入発生の監視を一時的に解除する
解除時間を変更するテンキー装置、7はテンキー装置1
0により設定された設定時間または予め設定された設定
時間または固定時間内だけ侵入発生の監視を一時的に解
除する一時解除時間をカウントするタイマ、11は侵入
発生の監視の一時解除中に、新たな解除時間が設定され
その解除の遂行が行われた場合に館内に音声ガイダンス
する音声通報装置である。
【0016】次に、本発明の一実施例にかかる侵入監視
装置で使用されているCPU2の処理手順を、請求項1
に対応する図2のフローチャートに基づき説明する。ス
テップS201において、共用領域の侵入監視中として
侵入センサ4の侵入発生の監視が実施される。次にステ
ップS202に移行して、登録済カードでありカードO
Kであるか否かが判定される。即ち、建物の出入口近傍
に設置される磁気カードリーダ1でカード操作され、読
取ったカードが登録済カードであるか否かの判定が実施
される。ステップS202でカードOKとなると、ステ
ップS203に移行し、監視が一時解除される。次にス
テップS204に移行して、全館警備灯5を監視中を表
す点灯状態から一時解除を表す点滅状態へと変化させ
る。次にステップS205に移行して、テンキー装置1
0で予め設定された解除時間T1が変更されたか否かが
判定される。ステップS205で解除時間T1が変更さ
れていないと、ステップS206に移行し、解除時間T
1をタイマ値としてタイマ7がスタートされる。ステッ
プS205で解除時間T1が変更されていると、ステッ
プS207に移行し、解除時間の変更値T2を解除時間
T1に置き換え、その解除時間T1をタイマ値としてタ
イマ7がスタートされる。次にステップS208に移行
して、解除時間T1が経過したか否かが判定される。ス
テップS208で解除時間T1が経過したと判定される
と、ステップS209に移行し、全館警備灯5を点滅状
態から点灯状態へと変化させ、ステップS210で、共
用領域が侵入監視状態に戻され、本プログラムを終了す
る。ここで、ステップS208で、解除時間T1が経過
していないとステップS211に移行し、F階のテナン
トNの人がそのテナントNの出入口近傍に設置された磁
気カードリーダ9a〜9nの何れかでカード操作し、警
備解除されたか否かが判定される。ステップS211で
警備解除されていると、ステップS212に移行し、全
館警備灯5を点滅状態から消灯状態とし、ステップS2
13で、共用領域の監視が解除され、本プログラムを終
了する。また、ステップS211で警備解除されていな
いと、ステップS214に移行し、磁気カードリーダ1
で新たなカード操作が行われたか否かが判定される。ス
テップS214で新たなカード操作がなされたと判定さ
れると、ステップS205に戻り、上述の処理が繰返し
実行される。また、ステップS214で新たなカード操
作がなされていないと判定されるとステップS208に
戻り、上述の処理が繰返し実行される。
【0017】このように、本発明の一実施例の侵入監視
装置は、施設の出入口近傍に設置され、予め登録された
個人の識別に関するデータを読取る第1データ読取手段
を達成する磁気カードリーダ1と、前記施設内の各個別
の出入口近傍に設置され、予め登録された個人の識別に
関するデータを読取る第2データ読取手段を達成する磁
気カードリーダ9a〜9nと、前記施設の出入口から前
記施設内の各個別の出入口に至るまでの共用領域に設置
され、前記共用領域における侵入発生を監視する侵入セ
ンサ4と、前記第1データ読取手段で読取られた前記デ
ータの適合ののち、前記第2データ読取手段における前
記データの読取りまでの予め設定された時間を解除時間
とし、侵入センサ4の侵入発生の監視を前記解除時間内
だけ一時的に解除する一時解除手段を達成するCPU2
におけるステップS203と、前記一時解除手段におけ
る前記解除時間を変更自在とする時間変更手段を達成す
るテンキー装置10とを具備するものである。
【0018】したがって、テンキー装置10で予め設定
された解除時間の変更が自在であるため、共用領域の侵
入発生の監視が一時的に解除されてから戻るまでの時間
を適切に設定することができる。
【0019】故に、入館者はそのときの事情に即して共
用領域の侵入発生の監視を解除でき、例えば、共用領域
にいる時間が長くなるような場合には、その解除時間を
必要と思われる長さに設定できるため入館者は慌てるこ
となく作業等を行うことができる。
【0020】次に、本発明の一実施例にかかる侵入監視
装置で使用されているCPU2の処理手順を、請求項2
に対応する図3のフローチャートに基づき説明する。な
お、図3のフローチャートにおけるステップS301〜
ステップS314は、上述の図2のフローチャートにお
けるステップS201〜ステップS214にそれぞれ対
応し、これら各ステップにおける処理は同様であるため
その詳細な説明を省略する。ここで、図3のフローチャ
ートにおけるステップS314の判定で、新たなカード
操作がなされたと判定されると、ステップS306に戻
るところの処理経路が図2のフローチャートと異なる。
【0021】したがって、先の入館者の設定による共用
領域の侵入発生の監視の一時解除中においては、テンキ
ー装置10で解除時間の変更を行っても、実際にはイン
クリメントされることはない。
【0022】故に、このような処理によれば、先の入館
者の設定した共用領域の侵入発生の監視の一時解除のた
めの解除時間が優先で尊重されることとなる。
【0023】次に、本発明の一実施例にかかる侵入監視
装置で使用されているCPU2の処理手順を、請求項3
に対応する図4のフローチャートに基づき説明する。な
お、図4のフローチャートにおけるステップS401〜
ステップS406及びステップS408〜ステップS4
15は、上述の図2のフローチャートにおけるステップ
S201〜ステップS214にそれぞれ対応し、これら
各ステップにおける処理は同様であるためその詳細な説
明を省略する。図4のフローチャートでは、ステップS
405で解除時間T1が変更されていると、ステップS
407に移行し、解除時間の変更値T2が先に設定され
ている解除時間T1より大きいか否かが判定される。ス
テップS407の判定がYESであるとステップS40
8に移行し、解除時間T2を解除時間T1に置き換え、
その解除時間T1をタイマ値としてタイマ7がスタート
される。一方、ステップS407の判定がNOであると
ステップS406に移行し、ステップS405で解除時
間T1が変更されていない場合と同様に解除時間T1を
タイマ値としてタイマ7がスタートされる。
【0024】したがって、先の入館者の設定による共用
領域の侵入発生の監視の一時解除中においては、テンキ
ー装置10で解除時間を短くするような変更を行うこと
はできない。
【0025】故に、このような処理によれば、先の入館
者の設定した共用領域の侵入発生の監視の一時解除のた
めの解除時間が後続の入館者の意向により短くされるよ
うな心配がない。
【0026】次に、本発明の一実施例にかかる侵入監視
装置で使用されているCPU2の処理手順を、請求項4
に対応する図5のフローチャートに基づき説明する。な
お、図5のフローチャートにおけるステップS501〜
ステップS515は、上述の図4のフローチャートにお
けるステップS401〜ステップS415にそれぞれ対
応し、これら各ステップにおける処理は同様であるため
その詳細な説明を省略する。図5のフローチャートで
は、ステップS515で新たなカード操作がなされたと
判定されると、ステップS516に移行し、後続の入館
者によるテンキー装置10にて解除時間の変更があり得
るため、先の入館者に後続の入館者が有ったことと現在
設定さている解除時間を、館内に音声通報装置11を起
動させて音声ガイダンスし、ステップS505に戻る。
【0027】したがって、後続の入館者が有り、共用領
域の侵入発生の監視の一時解除のための現在設定されて
いる解除時間を先の入館者に知らせることができる。
【0028】故に、このような処理によれば、先の入館
者は後続の入館者の有無や現在の解除時間を現状把握し
て侵入センサによる誤検知をなくすことができる。
【0029】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1の侵入監
視装置は、施設の出入口近傍に設置され、予め登録され
た個人の識別に関するデータを読取る第1データ読取手
段と、施設内の各個別の出入口近傍に設置され、予め登
録された個人の識別に関するデータを読取る第2データ
読取手段と、施設の出入口から施設内の各個別の出入口
に至るまでの共用領域に設置され、共用領域における侵
入発生を監視する侵入センサと、第1データ読取手段で
読取られたデータの適合ののち、第2データ読取手段に
おけるデータの読取りまでの予め設定された時間を解除
時間とし、侵入センサの侵入発生の監視を解除時間内だ
け一時的に解除する一時解除手段と、一時解除手段にお
ける解除時間を変更自在とする時間変更手段とを具備し
ており、利用者は解除時間を任意に変更でき、退館する
際等の時間にゆとりを持たせることができる。これによ
り、利用者は、時間を気にして焦るような不快な気分と
なることがなく、侵入センサによる誤検知を未然に防止
することができるという効果がある。
【0030】請求項2の侵入監視装置は、請求項1の効
果に加えて、時間変更手段は、一時解除手段にて侵入セ
ンサの侵入発生の監視の一時的な解除中では、解除時間
の変更が不可で固定としているため、先の利用者の解除
時間を優先することができる。
【0031】請求項3の侵入監視装置は、請求項1の効
果に加えて、時間変更手段は、一時解除手段にて侵入セ
ンサの侵入発生の監視の一時的な解除の際または解除中
で、解除時間が予め設定された時間を越える場合には、
解除時間を変更自在としているため、先の利用者の解除
時間が短くなることを防止できる。
【0032】請求項4の侵入監視装置は、請求項1また
は請求項2または請求項3の効果に加えて、一時解除手
段にて侵入センサの侵入発生の監視の一時的な解除中に
おける新たな時間変更手段で設定された解除時間及び一
時解除手段による解除の遂行を施設内に音声ガイダンス
する音声通報手段を具備しており、先の利用者は後続の
利用者の有無と現在設定されている解除時間を把握する
ことができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本発明の一実施例にかかる侵入監視装置
の構造を示すブロック図である。
【図2】図2は本発明の一実施例にかかる侵入監視装置
で使用されているCPUの処理手順を示す第1のフロー
チャートである。
【図3】図3は本発明の一実施例にかかる侵入監視装置
で使用されているCPUの処理手順を示す第2のフロー
チャートである。
【図4】図4は本発明の一実施例にかかる侵入監視装置
で使用されているCPUの処理手順を示す第3のフロー
チャートである。
【図5】図5は本発明の一実施例にかかる侵入監視装置
で使用されているCPUの処理手順を示す第4のフロー
チャートである。
【図6】図6は従来の侵入監視装置の構成を示すブロッ
ク図である。
【符号の説明】
1 磁気カードリーダ 2 CPU 4 侵入センサ 7 タイマ 9a〜9n 磁気カードリーダ 10 テンキー装置 11 音声通報装置

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 施設の出入口近傍に設置され、予め登録
    された個人の識別に関するデータを読取る第1データ読
    取手段と、 前記施設内の各個別の出入口近傍に設置され、予め登録
    された個人の識別に関するデータを読取る第2データ読
    取手段と、 前記施設の出入口から前記施設内の各個別の出入口に至
    るまでの共用領域に設置され、前記共用領域における侵
    入発生を監視する侵入センサと、 前記第1データ読取手段で読取られた前記データの適合
    ののち、前記第2データ読取手段における前記データの
    読取りまでの予め設定された時間を解除時間とし、前記
    侵入センサの侵入発生の監視を前記解除時間内だけ一時
    的に解除する一時解除手段と、 前記一時解除手段における前記解除時間を変更自在とす
    る時間変更手段とを具備することを特徴とする侵入監視
    装置。
  2. 【請求項2】 前記時間変更手段は、前記一時解除手段
    にて前記侵入センサの侵入発生の監視の一時的な解除中
    では、前記解除時間の変更が不可で固定とすることを特
    徴とする請求項1に記載の侵入監視装置。
  3. 【請求項3】 前記時間変更手段は、前記一時解除手段
    にて前記侵入センサの侵入発生の監視の一時的な解除の
    際または解除中で、前記解除時間が予め設定された時間
    を越える場合には、前記解除時間を変更自在とすること
    を特徴とする請求項1に記載の侵入監視装置。
  4. 【請求項4】 前記一時解除手段にて前記侵入センサの
    侵入発生の監視の一時的な解除中における新たな前記時
    間変更手段で設定された前記解除時間及び前記一時解除
    手段による解除の遂行を前記施設内に音声ガイダンスす
    る音声通報手段を具備することを特徴とする請求項1ま
    たは請求項2または請求項3に記載の侵入監視装置。
JP17317193A 1993-07-13 1993-07-13 侵入監視装置 Pending JPH0729077A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7812723B2 (en) 2005-12-28 2010-10-12 Mitsubishi Electric Corporation Intruder detection system

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7812723B2 (en) 2005-12-28 2010-10-12 Mitsubishi Electric Corporation Intruder detection system

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