JPH07290759A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JPH07290759A
JPH07290759A JP8312194A JP8312194A JPH07290759A JP H07290759 A JPH07290759 A JP H07290759A JP 8312194 A JP8312194 A JP 8312194A JP 8312194 A JP8312194 A JP 8312194A JP H07290759 A JPH07290759 A JP H07290759A
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JP
Japan
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signal
output
input
forming apparatus
correction
Prior art date
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Application number
JP8312194A
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English (en)
Inventor
達哉 ▲よし▼田
Tatsuya Yoshida
Masakazu Mizusaki
正和 水崎
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 少ない発光分割数で多くの種類の発光時間の
設定が可能となり、LED素子の発光量のばらつきを細
かく補正でき、品質の高い印字を行うことができる画像
形成装置を提供することを目的とする。 【構成】 画像データを一時記憶手段74に取り込み、
取り込んだ補正ROM手段68に保持させてある補正デ
ータと画像データの状態によって比較手段75、選択手
段76、補正手段77において補正を施しながら、1ラ
イン分の時間内に複数回の発光を行い、その発光回数、
組み合わせを制御することで、1ラインを形成する複数
回の発光の時間を変化させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ドットにより画像デー
タの印字を行うページプリンタ,複写機等の画像形成装
置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、コンピュータ等の出力機としてペ
ージプリンタが使用されるようになってきた。このペー
ジプリンタには電気信号を光信号に変換して感光体を露
光する書き込みデバイスが必要であるが、これまでは解
像度,記録スピードに優れるレーザビーム走査方式が多
く用いられてきた。しかしながら、このレーザビーム走
査方式ではポリゴンミラー等を用いる構成上、装置が大
型となるため、最近では装置の小型化に有利な発光ダイ
オード(以下、LEDと略称する)素子を1ラインのド
ットの数だけ1列に並べ、露光源に使用されるようにな
ってきた。以下、従来の一般的な画像形成装置について
その解像度を300DPI(Dots Per Inc
h)として説明する。
【0003】図20は従来の画像形成装置の機構部の概
略構成図、図21は同要部斜視図、図22は従来の画像
形成装置のLED素子を制御する信号のタイミング波形
とLED素子の発光の状態図、図23は従来の画像形成
装置のコントローラ部のブロック図である。図20,図
21において、1はモータ(図示せず)によりA方向に
駆動される感光性ドラムで、この感光性ドラム1は、有
機光導電性材料の層でコーティングされた金属シリンダ
で構成されており、印字中は回転し続け、1ページ印字
する毎に数回回転する。感光性ドラム1は印字を行う部
分に画像を形成する前に、クリーニング部2で物理的,
電気的に清浄化されることにより、感光性ドラム1のド
ラム表面3に静電潜像を保持するための前処理が施され
る。まず、物理的清浄化は、ゴム製のクリーニングブレ
ード4により、前のサイクルでドラムに残存したトナー
を感光性ドラム1からこすり落とすことにより行われ、
このこすり落とされたトナーは廃トナー入れ(図示せ
ず)へ回収される。次に静電的清浄化は、除電用ランプ
5で感光性ドラム1の有機光導電性材料の層に光を照射
し、感光性ドラム1に前のサイクルで残留した電荷を中
性化することにより行われる。
【0004】次に、清浄化されたドラム表面3は、感光
性ドラム1が回転して、コロナ発生器6によって生じる
イオン化領域を感光性ドラム1の有機光導電性材料の層
が通過することにより、負の電荷がコロナ発生器6から
ドラム表面3に移動し、約600ボルトの負の電荷によ
って均一に帯電される。この負の電荷によって均一に帯
電されたドラム表面3に、画像に応じた位置のLEDヘ
ッド8のLED素子を発光させ焦点を合わせたLED光
7を照射することにより、照射された領域の表面電位を
放電させ、静電潜像が形成される。
【0005】以上の動作を図21,図22によりさらに
詳細に説明する。LEDヘッド8はLED光7を図22
に示すようにデータとイネーブル信号両方がアクティブ
になることによって照射し、データかイネーブル信号ど
ちらかがインアクティブになることによって照射を止め
る。LEDアレイ9からのLED光7は、ロッドレンズ
アレイ10でドラム表面3に焦点を合わせられる。LE
D光7がドラム表面3を照射するとともに、感光性ドラ
ム1が図21のA方向に回転し、ドラム表面3に静電潜
像が形成される。
【0006】つまり、LED光7で露光された部分は放
電により約100ボルトの負電位になっており、LED
光7の照射により露光されなかったドラム表面3には、
約600ボルトの負電位が存在している。ここで、感光
性ドラム1を回転させる主モータ(図示せず)の速度
は、LED光7がドラム表面3上に発光する度に300
分の1インチずつドラム表面3が移動するよう同期がと
られている。またLEDアレイ9は、図21のライン1
1に沿った方向で300分の1インチ毎にLED素子が
配置されている。その結果インチ当りのドット数(dp
i)が300ドット×300ドットの解像度の画像形成
装置を構成できる。
【0007】図20の現像部12では、ドラム表面3に
形成された静電潜像に、現像剤であるトナー粒子13を
付着させる。このトナー粒子13は、鉄の粒子と結合し
た黒い合成樹脂からなる粉末状の物質で、トナー粒子1
3を構成する鉄の粒子が永久磁石を有する金属の回転シ
リンダ14によってトナー粒子13を構成する合成樹脂
とともに吸引される。トナー粒子13を構成する合成樹
脂は、負の直流電源(図示せず)に接続された回転シリ
ンダ14にこすりつけられることによって、負の表面電
荷を得る。このトナー粒子13が得た静電荷は、トナー
粒子13が、LED光7により露光されたドラム表面3
の領域には付着するが、露光されなかった領域からは反
発するような静電荷である。
【0008】転写部15では、ドラム表面3上に形成さ
れたトナー像が記録紙16に転写される。この転写され
るとき、記録紙16はドラム表面3の速度と同じ速度で
進行しドラム表面3に接触する。コロナアセンブリ17
は、記録紙16の感光性ドラム1側とは反対から正の電
荷を与え、ドラム表面3から負に帯電したトナー粒子1
3を引き離し記録紙16へ付着させる。静電荷除去器1
8は負の電荷を有するドラム表面3と正の電荷を有する
記録紙16との間の吸引力を弱めて、記録紙16が感光
性ドラム1に巻き付くのを防止する。トナー粒子13が
付着した記録紙16は転写部15から定着部19に移動
し、感光性ドラム1は回転してクリーニング部2によ
り、次の静電潜像を保持するための前処理が施される。
【0009】定着部19では、熱と圧力によってトナー
粒子13が融解して記録紙16に押し付けられ、記録紙
16へトナー像が定着される。この定着部19は、高輝
度ランプ20によって内部加熱される非粘着性の加熱ロ
ーラ(融着ローラ)21と、加熱ローラ21に接して設
けられこの加熱ローラ21により押圧するとわずかに縮
み、加熱ローラ21との接触面積が広くなる軟らかい部
材で構成された加圧ローラ22とからなり、加熱ローラ
21と加圧ローラ22との間を、記録紙16がトナー粒
子13の付着した面を加熱ローラ21側にして通過する
よう構成されている。この加熱ローラ21と加圧ローラ
22との間を記録紙16が通過するとき、記録紙16に
付着したトナー粒子13が融解して紙の繊維に押し込ま
れる。
【0010】図21に示すコントローラ部23は、中央
演算処理装置(以下、CPUと略称する)や、文字フォ
ントのドットパターンすなわちビットマップイメージデ
ータが記憶されている読み出し専用メモリ(以下、RO
Mと略称する)や、追加されるビットマップイメージデ
ータのデータが記憶されているROMカートリッジや,
パーソナルコンピュータ等の外部デバイスから入力され
るコード化画像データ等を記憶する読み出し,書き込み
可能なメモリ(以下、DRAMと略称する)や、プリン
タエンジンを制御する制御手段等で構成され、外部デバ
イス等から送られてくる印字データを画像ビットマップ
イメージデータに変換し、さらにこの画像ビットマップ
イメージデータをLED制御部24を駆動する画像ドッ
ト信号に置き換えシリアルでLED制御部24へ出力す
る。LED制御部24ではコントローラ部23より送ら
れてきた画像ドット信号によりLEDアレイ9を駆動し
てLED素子を発光させドラム表面3を露光する。
【0011】図23は、図21に示す従来の画像形成装
置のコントローラ部23のブロック図である。図23に
おいて、25は16ビットのCPUでコントローラ部2
3の動作を制御している。26はROMコントローラ
で、プログラムROM27が記憶しているCPU25が
実行すべきプログラムデータ、フォントROM28が記
憶している文字フォントのビットマップイメージデー
タ、フォントカード29、およびフォントカード30が
記憶しているオプションの文字フォントのビットマップ
イメージデータを、CPU25からのアドレス情報に従
いデータバス31を介して入力し、主データバス32に
出力する。このフォントカード29、および30はコネ
クタイン式のROMカード形式になっている。33はコ
ントロールパネル(図示せず)等を含む、画像プリント
処理に関わるシステムを構成するプリンタエンジン部で
ある。34はエンジンコントローラで、エンジンインタ
ーフェース35を介して、CPU25からのアドレス情
報、およびデータに従ったプリンタエンジン部33の制
御、プリンタエンジン部33からのデータ読み込みを行
うとともに、外部デバイス36からのコード化された画
像データがパラレルインターフェース37を介して入力
される。さらにエンジンコントローラ34は、プリンタ
エンジン部33のコントロールパネルからのプリントス
テイタス,ページカウント等の情報を記憶するために設
けられているエレクトリック イレーサブル プログラ
マブル ROM(以下、EEPROMと略称する)38
に対して、CPU25からのアドレス情報に従って、情
報の読み出し,書き込みを行う。39は外部デバイス3
6から入力されるコード化された画像データ,文字フォ
ントのビットマップイメージデータ、およびその他のデ
ータを記憶する随時読み出し,書き込みが可能なDRA
M、40はDRAM39に対して、データの読み出し,
書き込みに必要なDRAMアドレス情報、およびタイミ
ング信号を、CPU25からのアドレス情報に従い発生
し、DRAM39へデータアクセスを行うとともに、主
データバス32の調停、およびDRAM39のデータリ
フレッシュを行うDRAMコントローラである。さらに
DRAMコントローラ40は、DRAM39に記憶され
た画像データをパラレル・シリアル変換し、クロック発
生器41からのクロック信号(CKIN)をLED制御
部24が分周したビデオデータ同期信号(VCLK)に
同期して、LED制御部24へ画像ビットマップイメー
ジデータ信号(VDO1)として出力する。また、DR
AMコントローラ40は、外部デバイス36またはプリ
ンタエンジン部33のコントロールパネルの情報に従っ
て、画像を重ね合わせたりオフセットさせるために、画
像データをシフトさせる機能を持つ。なお、DRAM3
9のメモリエリアは、拡張DRAM42,43により拡
張することができる。また、LED制御部24はビデオ
データ同期信号(VCLK)に同期して図20に示すL
EDヘッド8にシリアルでデータを出力すると共にドラ
ム表面3が300分の1インチ移動する間に1ライン分
のドットを発光するようにタイミングを管理しながらイ
ネーブル信号を出力する。
【0012】しかしながら、LEDアレイ9を構成する
LED素子の輝度はその各々のLED素子の特性が異な
るためにばらつきを生じ、印字結果に輝度のばらつきが
濃度むらとして現れ、印字品質を低下させていた。この
ばらつきは一般に文字や図形を印字する場合には±20
%程度の輝度のばらつきが存在しても印字上問題とはな
らないが、ハーフトーンなどを印字する場合には±5%
程度以内のばらつきの品質が要求される。このような問
題点を解決するために様々な補正技術が従来から考案さ
れている。ここで従来考案された光量の補正技術の一部
について説明する。
【0013】まずLEDアレイ9を構成するLED素子
の輝度のばらつきをLEDヘッド8内部で行う方法につ
いて説明する。図24は従来の画像形成装置のLEDヘ
ッド内部での理想的な光量補正を行う場合の回路図であ
る。図24において44はLED制御部24からシリア
ルの状態で出力されるビットマップイメージデータ信号
(VDO1)をビデオデータ同期信号(VCLK)に同
期しながら順次シフトしてパラレルの状態に変換するシ
リアル・パラレル変換部、45はシリアル・パラレル変
換部44においてパラレルの状態に変換された画像ビッ
トマップイメージデータ信号(VDO1)を保持するラ
ッチ部、46はラッチ部45に保持されている画像ビッ
トマップイメージデータに対応した位置のLED素子4
7〜55を発光させるドライバで、LED1個につき1
個のドライバが対応している。56〜64は輝度のばら
つきを補正するためのトリミング抵抗である。
【0014】以上の構成によるLEDヘッド8において
LED素子47〜55の輝度のばらつきを補正するため
に、LED素子47〜55の製造時に各LED素子47
〜55の輝度を測定し、輝度の高いLED素子に対応し
たトリミング抵抗は抵抗値を大きく設定してLED素子
47〜55への通電電流を小さくすることで輝度を低く
し、逆に輝度の低いLED素子47〜55に対応したト
リミング抵抗は抵抗値を小さく設定してLED素子47
〜55への通電電流を大きくすることで輝度を高くする
ように補正を行う。
【0015】次に、LEDアレイ9を構成するLED素
子の輝度のばらつきを外部回路による制御で補正する方
法について説明する。図25は従来の画像形成装置のL
ED制御部のブロック図である。図25において、67
はDRAMコントローラ40から出力されるシリアルの
画像ビットマップイメージデータ信号(VDO1)を順
次シフトしながら1ライン分保持しておく一時記憶手
段、68はLED素子71各々に対する輝度のばらつき
情報である補正データを格納した補正ROM手段、69
は補正ROM手段68より出力される補正データに従っ
て補正の種類を示す信号を出力する比較手段、70は一
時記憶手段67から出力される画像ビットマップイメー
ジデータ信号(VDO2)に比較手段69から出力され
る補正の種類を示す信号に従って補正を施して出力する
補正手段、44は補正手段70より出力されるシリアル
の画像ビットマップイメージデータ信号(VDO3)を
順次シフトしながら1ライン分保持しておくシリアル・
パラレル変換部、45はシリアル・パラレル変換部44
に保持されている1ライン分のデータをラッチして保持
しておくラッチ部、73はクロック信号(CKIN)を
カウントしながらDRAMコントローラ40,一時記憶
手段67,補正ROM手段68,比較手段69,シリア
ル・パラレル変換部44,ラッチ部45の動作タイミン
グ、及び発光のタイミングを制御するタイミング制御手
段、46はラッチ部45に保持されているデータのなか
でタイミング制御手段73によってイネーブルされたタ
イミングでLED素子71を発光させるドライバであ
る。
【0016】以上のように構成された画像形成装置にお
いてLED素子71の輝度のばらつきを補正するため
に、従来は1ドットを形成するのに異なる時間で複数回
の発光を行い、その発光時間を制御することで感光体上
に与えるエネルギー量を一定にすることで光量を補正し
ようとしていた。
【0017】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記し
た従来の技術のLEDヘッド内部での補正方式において
は実際にはLED素子1個毎にトリミング抵抗の調整を
行っていては製造の時間が大幅に増大したり、コストも
大幅に上昇するため、複数個(通常数十個)毎に1個の
トリミング抵抗の調整を行う程度にとどまっている。
【0018】また、上記した従来の技術の外部回路によ
る補正方式においてはLEDヘッド内部のドライバの性
能により、データの転送速度が制限されるため、1ドッ
トを形成する発光回数が制限され、十分な補正が行われ
ないという事態を招き、その結果、印字させた際に濃度
むらが発生し、印字品質の低下を招いていた。
【0019】本発明は上記の課題を解決するもので、L
ED素子の輝度のばらつきによる光量のばらつきを外部
回路により十分な補正を施すとともに外部回路のコスト
の増大を小さく抑えることができる画像形成装置を提供
することを目的とする。
【0020】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に本発明の画像形成装置は、感光体表面の移動方向に対
し垂直に並べられた複数の発光素子と、これらの発光素
子各々の輝度情報を記憶した記憶手段と、入力される画
像情報を一時的に蓄えておく一時記憶手段と、入力され
る画像情報に記憶手段に記憶された輝度情報に従って補
正を施し出力する補正手段と、発光素子の発光時間の長
さを複数種類備えて補正手段からの出力信号に従って発
光時間の種類を組み合わせる比較手段と、発光時間の組
み合わせを複数種類備えて、入力される画像情報に応じ
て発光時間の組み合わせを選択する選択手段と、感光体
表面を感光体駆動手段により移動させながら発光素子を
複数回発光させることにより1ラインを形成するよう制
御する制御手段とを構成したものである。
【0021】
【作用】本発明は上記した構成により、感光体表面が1
ラインの幅だけ移動する間に、複数種類ある発光時間を
組み合わせて発光素子を複数回発光させ発光素子の光量
の補正を行い、更に画像ビットマップイメージデータの
状態によって複数種類ある発光時間の組み合わせを切り
換えることで印字した際の印字品質の劣化を防止する。
【0022】
【実施例】以下、本発明の一実施例における画像形成装
置について図面を参照しながら説明する。なお本実施例
では、解像度を300DPI、1ドットを形成する発光
回数の上限を4回として説明する。なお画像形成装置の
機構部、および画像形成装置のLED制御部以外のコン
トローラ部については上記従来の構成と同様であるので
説明を省略する。
【0023】図1は本発明の一実施例における画像形成
装置のLED制御部及びLEDヘッドのブロック図であ
る。ここで、一時記憶手段と比較手段と選択手段と、補
正手段以外については上記従来の技術に示す構成と同様
であるので説明を省略する。図1において、74はDR
AMコントローラ40から出力されるシリアルの画像ビ
ットマップイメージデータ信号(VDO1)を順次シフ
トしながら3ライン分保持しておく一時記憶手段、75
は補正ROM手段68より出力される補正データに従っ
て補正の種類を示す信号を出力する比較手段、76は一
時記憶手段74から出力される画像ビットマップイメー
ジデータ信号(VDO2)の状態により判断して補正の
組み合わせを示す信号を出力する選択手段、77は選択
手段76から出力される画像ビットマップイメージデー
タ信号(DOUT2)に選択手段76から出力される補
正の種類を示す信号と選択手段76から出力される補正
の組み合わせを示す信号(ODD,SEL)とに従っ
て、補正を施して出力する補正手段である。
【0024】図2は本発明の一実施例における画像形成
装置のLED制御部を構成するタイミング制御手段の一
部の詳細な回路図、図3は図2のA部分の拡大ブロック
図、図4および図5は同画像形成装置のLED制御部を
構成するタイミング制御手段の一部の詳細な回路図、図
6は図5のB部分の拡大ブロック図、図7は図5のC部
分の拡大ブロック図である。図2および図3において7
8,79はクロック信号(CKIN)を分周(ここでは
1/2に分周)しビデオデータ同期信号(VCLK)と
して出力するインバータおよびフリップフロップ、8
0,81は図20に示すドラム表面3が1ライン(30
0分の1インチ)分移動する時間の4分の1(ドラム表
面が1200分の1移動する時間)の間カウントを行う
12bitカウンタを構成する8bitカウンタ及び4
bitカウンタ、82〜88は4入力AND、89〜9
1は3入力AND、92〜96はフリップフロップ、9
7はインバータである。
【0025】図4において98〜101はフリップフロ
ップ、102はインバータで、フリップフロップ98〜
101は信号線NLAを介して送られてくる信号が1回
入力される毎に信号線FF1〜FF4への出力が順に
“0”から“1”(2周目は“1”から“0”)に変化
する。この信号線FF1〜FF4からの信号を2入力エ
クスクルーシブOR103〜106及びインバータ10
7〜113を通すことで例えば1回目の発光基準信号
(HSYNCR)と2回目の発光基準信号(HSYNC
R)の間“1”であるような信号が信号線EN1に出力
される。同様に発光基準信号(HSYNCR)の2回目
と3回目の間は信号線EN2に、3回目と4回目の間は
信号線EN3に、4回目と5回目の間は信号線EN4に
それぞれ出力される。114は2入力ANDで発光基準
信号(HSYNCR)が4回入力される毎に1回の割合
でラスタ基準信号を出力する。115は信号線HEX0
01の信号と同時に“0”から“1”に変化する信号を
信号線WRENに出力するフリップフロップである。
【0026】116は3入力AND、117,118は
フリップフロップ、119は3入力NAND、120は
インバータで、2入力AND114の出力(ラスタ基準
信号)が“0”で、かつ信号線WRENが“1”(アク
ティブ)の期間、ビデオデータ同期信号(VCLK)1
周期あたり1回の割合で、ビデオデータ同期信号(VC
LK)1周期の1/4の幅のパルス信号を信号線NWR
へ出力する。
【0027】図5,図6,図7において121〜13
0、131〜134は所定の長さのカウント数を取り出
すための4入力AND及び3入力AND、135はイン
バータ、136〜139は3入力AND131〜134
の出力をビデオデータ同期信号(VCLK)の立ち下が
りエッジに同期させるフリップフロップ、図7において
140はフリップフロップ136の出力したパルスに同
期して“0”から“1”に変化し、図2に示す信号線H
EX2500の信号に同期して“1”から“0”に変化
するような信号を出力するフリップフロップ、141は
フリップフロップ137の出力したパルスに同期して
“0”から“1”に変化し、図2に示す信号線HEX2
500の信号に同期して“1”から“0”に変化するよ
うな信号を出力するフリップフロップ、142はフリッ
プフロップ138の出力したパルスに同期して“0”か
ら“1”に変化し、図2に示す信号線HEX2500の
信号に同期して“1”から“0”に変化するような信号
を出力するフリップフロップ、143はフリップフロッ
プ139の出力したパルスに同期して“0”から“1”
に変化し、図2に示す信号線HEX2500の信号に同
期して“1”から“0”に変化するような信号を出力す
るフリップフロップ、144は4入力OR、145は4
入力OR144の出力信号をビデオデータ同期信号(V
CLK)の立ち上がりエッジに同期させるフリップフロ
ップである。
【0028】以上のように構成されたタイミング制御手
段73について以下その動作を説明する。まず、図2に
示す4入力AND84はビデオデータ同期信号(VCL
K)をカウントする8bitカウンタ80と4bitカ
ウンタ81とで構成される12bitカウンタの出力の
うち第1bit目が“1”、第2bit目から第4bi
t目までが“0”を示した時に信号線A1を介して3入
力AND89に1が出力される。また4入力AND85
は8bitカウンタ80と4bitカウンタ81とで構
成される12bitカウンタの出力のうち第5bit目
から第8bit目までが“0”を示した時に信号線B0
を介して3入力AND89に1が出力される。同様に4
入力AND87は8bitカウンタ80と4bitカウ
ンタ81とで構成される12bitカウンタの出力のう
ち第9bit目から第12bit目までが“0”を示し
た時に信号線C0を介して3入力AND89に1が出力
される。3入力AND89から出力される信号はノイズ
を防止するためにフリップフロップ93に入力され、イ
ンバータ97を介したビデオデータ同期信号(VCL
K)に同期して信号線HEX001に出力される。同様
にして4入力AND82〜88、3入力AND89〜9
1及びフリップフロップ93〜96によって、HEX2
500,NLA,HSYNCRを出力する。ここで信号
線HEX001に出力される信号は、幅がビデオデータ
同期信号(VCLK)1クロック分であるパルス信号な
ので、この信号線HEX001に出力される信号を図4
に示すフリップフロップ115にクロックとして入力す
ることで、フリップフロップ115からは信号線HEX
001からの信号と同時に“0”から“1”に変化する
信号が信号線WRENに出力され、この信号は図1にお
けるDRAMコントローラ40が一時記憶手段74に対
して画像ビットマップイメージデータ信号(VDO1)
を出力するタイミングを示している。
【0029】さらに、この信号線WRENの信号が
“1”(アクティブ)で、かつ2入力AND114の出
力(ラスタ基準信号)が“0”の期間において、3入力
AND116、フリップフロップ117,118、3入
力NAND119、インバータ120によりビデオデー
タ同期信号(VCLK)1周期当たり1回の割合でビデ
オデータ同期信号(VCLK)1周期の1/4の時間幅
を持ったパルス信号が信号線NWRに出力する。
【0030】この信号線NWRに出力される信号の立ち
上がりエッジに同期して図1に示す一時記憶手段74は
DRAMコントローラ40が出力する画像ビットマップ
イメージデータ(VDO1)を信号線ADRからの信号
によって示される番地に保持する。
【0031】次に、フリップフロップ98〜101およ
びインバータ102は信号線NLAからの信号が1回入
力される度にFF1〜FF4に信号を順次出力する。2
入力エクスクルーシブOR103には信号線FF1から
の信号とインバータ107を介して論理反転された信号
線FF2からの信号とが入力され、インバータ110に
よってこの2入力エクスクルーシブOR103からの出
力が論理反転されることで信号線NLAからの信号が1
回目から2回目までの間“1”となるような信号が信号
線EN1に出力される。同様にして信号線FF2と信号
線FF3からの信号により信号線EN2に、信号線FF
3と信号線FF4からの信号により信号線EN3に、信
号線FF4と信号線FF1からの信号により信号線EN
4に、それぞれインバータ111〜113を介して出力
される。これらの信号線EN1〜EN4に出力される信
号は1ラインを形成する4回の発光をそれぞれイネーブ
ルにしており、これらをイネーブルにしたりディスエー
ブルしたりすることで光量を制御する。
【0032】次に図6に示す4入力AND124は8b
itカウンタ80と4bitカウンタ81で構成される
12bitカウンタの出力のうち下位4bitが16進
数の“F”を示した時に3入力AND134に1を出力
する。また4入力AND127は8bitカウンタ80
と4bitカウンタ81で構成される12bitカウン
タの出力のうち5bit目から8bit目までの4bi
tが16進数の“7”を示した時に3入力AND134
に1を出力する。同様に4入力AND128は8bit
カウンタ80と4bitカウンタ81で構成される12
bitカウンタの出力のうち上位4bitが16進数の
“5”を示した時に3入力AND134に1を出力す
る。3入力AND134は、4入力AND124,12
7,128の出力が全て1になる(8bitカウンタ8
0と4bitカウンタ81で構成される12bitカウ
ンタの出力が1407をカウントする)と同時に、出力
が1になり、ノイズを防止するためのフリップフロップ
139を通し、信号線EN1からの信号が1になってい
る時フリップフロップ143のクロックとして入力され
る。フリップフロップ143の出力は4入力OR144
を介してフリップフロップ145に入力され、ビデオデ
ータ同期信号(VCLK)に同期して0から1に変化
し、信号線STRに出力される。この0から1に変化し
た信号線STRの信号は信号線HEX2500からの信
号によってフリップフロップ145がリセットされるこ
とにより、1から0にリセットされる。同様にして4入
力AND121,127,130の出力が全て1になる
(8bitカウンタ80と4bitカウンタ81で構成
される12bitカウンタが1905をカウントする)
と同時に、信号線EN2からの信号が1になっている
時、フリップフロップ140,4入力OR144を介し
て、信号線STRへの信号がビデオデータ同期信号(V
CLK)に同期してフリップフロップ145から出力さ
れ、この出力は8bitカウンタ80と4bitカウン
タ81で構成される12bitカウンタの出力が250
0になるまで続く。
【0033】同様にして4入力AND122,125,
130の出力が全て1になる(8bitカウンタ80と
4bitカウンタ81で構成される12bitカウンタ
が1796をカウントする)と同時に、信号線EN3か
らの信号が1になっている時、フリップフロップ14
1,4入力OR144を介して、信号線STRへの信号
がビデオデータ同期信号(VCLK)に同期してフリッ
プフロップ145から出力され、この出力は8bitカ
ウンタ80と4bitカウンタ81で構成される12b
itカウンタの出力が2500になるまで続く。
【0034】また同様にして4入力AND123,12
6,129の出力が全て1になる(8bitカウンタ8
0と4bitカウンタ81で構成される12bitカウ
ンタが1608をカウントする)と同時に、信号線EN
4からの信号が1になっている時、フリップフロップ1
42,4入力OR144を介して、信号線STRへの信
号がビデオデータ同期信号(VCLK)に同期してフリ
ップフロップ145から出力され、この出力は8bit
カウンタ80と4bitカウンタ81で構成される12
bitカウンタの出力が2500になるまで続く。この
信号線STRに出力された信号は図1に示すドライバに
入力され、データに従った位置のLED素子71を発光
させる。
【0035】次に、図2に示すフリップフロップ95
は、1ライン分のデータが図1に示すシリアル・パラレ
ル変換部44に入力し終わったタイミングで信号線NL
Aに信号を出力し、データをラッチ部45にラッチさせ
る。図2に示すフリップフロップ96は8bitカウン
タ80と4bitカウンタ81で構成される12bit
カウンタが2502ロックをカウントする毎に発光基準
信号(HSYNCR)を出力し、この発光基準信号(H
SYNCR)が1ライン分の時間を4等分する発光の基
準信号となる。
【0036】図8は本発明の一実施例における画像形成
装置のLED制御部を構成するタイミング制御手段の一
部と一時記憶手段と補正ROM手段の詳細な回路図であ
る。図8において146は図1に示す一時記憶手段74
を構成する高速スタティックRAM(以下SRAMと称
する)、147は図1に示す一時記憶手段74を構成す
るデータレジスタ、148は図1に示す補正ROM手段
68を構成するリード・オンリ・メモリ(以下ROMと
称する)、149は発光基準信号(HSYNCR)を基
準にビデオデータ同期信号(VCLK)をカウントし、
SRAM146,ROM148にアドレスを出力する1
2bitカウンタである。
【0037】以下その動作を説明する。12bitカウ
ンタ149は1ラインを形成する4回の発光の各回の基
準である発光基準信号(HSYNCR)によってリセッ
トされてカウントを始め、ビデオデータ同期信号(VC
LK)1回につき1だけアドレスをインクリメントす
る。SRAM146は12bitカウンタ149より入
力されるアドレス情報に従って、格納していたデータを
Q1〜Q3よりデータレジスタ147に出力し、データ
レジスタ147からDIN1,DIN2に入力されてい
る画像ビットマップイメージデータと、図1に示すDR
AMコントローラからDIN3に入力されている画像ビ
ットマップイメージデータ信号(VDO1)を信号線N
WRからの信号に従って、新たに格納する。同時にRO
M148からは図1に示す各LED素子71に対応した
アドレスに格納されている補正データを信号線D1〜D
4にそれぞれ出力する。
【0038】ここでSRAM146に入力される信号線
NWRからの信号は1ラインを形成する4回の発光のう
ち4回目の発光のための画像情報を読み出す時にのみ入
力されるようにタイミングを合わせてある。
【0039】図9は本発明の一実施例における画像形成
装置のLED制御部を構成する比較手段の詳細な回路図
である。図9において150〜165は4入力AND
で、図8に示すROM148から出力される信号線D1
〜D4からのデータをそれぞれ補正の種類を示す信号に
デコードして信号線HSD0〜HSD15に出力してい
る。図10は本発明の一実施例における画像形成装置の
LED制御部を構成する選択手段の詳細な回路図であ
る。図10において167はインバータ、168はフリ
ップフロップ、169,170は3入力AND、171
は2入力ORである。以下その動作を説明する。インバ
ータ167とフリップフロップ168は図23における
エンジンコントローラ34が出力する記録紙(図示せ
ず)の先端同期信号(TOP)を起点として、図4にお
ける2入力AND114の出力(ラスタ基準信号)が1
回入力される毎に出力を1と0に交互に変化させる。つ
まり、先端同期信号(TOP)から数えて、奇数目のラ
スタを印刷する時はフリップフロップ168は信号線O
DDに1を出力し、偶数目のラスタを印刷する時はフリ
ップフロップ168は信号線ODDに0を出力する。
【0040】フリップフロップ168の出力が0(印刷
するラスタが偶数目のラスタ)で、図8に示すデータレ
ジスタ147から信号線DOUT1,DOUT2にて入
力される画像ビットマップイメージデータが両方1(副
走査方向にドットが2個連続して存在する)の時に、1
を出力し、逆にフリップフロップ168の出力が0(印
刷するラスタが奇数目のラスタ)で、図8に示すデータ
レジスタ147から信号線DOUT2,DOUT3にて
入力される画像ビットマップイメージデータが両方1
(副走査方向にドットが2個連続して存在する)の時、
1を出力し、2入力OR171を介して信号線SELに
補正の組み合わせを示す信号が出力される。
【0041】図11は本発明の一実施例における画像形
成装置のLED制御部を構成する補正手段の詳細な回路
図、図12は図11のD部分の拡大ブロック図、図13
は図11のE部分の拡大ブロック図、図14は図11の
F部分の拡大ブロック図、図15は図11のG部分の拡
大ブロック図、図16は図11のH部分の拡大ブロック
図である。また図17は同画像形成装置による1ドット
の形成の様子のイメージを示した図、図18および図1
9は同画像形成装置による発光の組み合わせを示した図
である。図12〜図16において172〜176、17
7〜179は図18,図19に示されるような1ライン
を形成する4回の発光のうち何回目の発光を行い、何回
目の発光を中止するかのデータを信号線EN24,EN
14,EN23,EN13,EN12,EN123,E
N134,EN124に出力する2入力OR,3入力O
R、180は信号線SELを介して送られてくる信号が
0で、信号線ODDを介して送られてくる信号が0の
時、1を出力する2入力AND、181は信号線SEL
を介して送られてくる信号が0で、信号線ODDを介し
て送られてくる信号が1の時、1を出力する2入力AN
D、182〜229は信号線EN1〜EN4,EN2
4,EN14,EN23,EN13,EN12,EN1
23,EN134,EN124を介して送られてくる信
号と、信号線HSD0〜HSD15を介して送られてく
る信号と、信号線SELを介して送られてくる信号と、
2入力AND180,181の出力との論理積をとり、
条件が一致した場合に出力を0から1に変化させる3入
力AND、230〜245は3入力AND182〜22
9の出力のうち少なくとも1つの出力が1になった場合
に出力を1から0に変化させる4入力OR,3入力NO
R、246は図8に示すデータレジスタ147から出力
される画像ビットマップイメージデータ(DOUT2)
をビデオデータ同期信号(VCLK)に同期させて出力
するフリップフロップ、247は3入力NOR245か
らの出力が1でフリップフロップ246からの出力が1
の場合のみ1を出力する2入力AND、248は2入力
AND247からの出力をインバータ249を介して入
力されるビデオデータ同期信号(VCLK)に同期させ
て出力するフリップフロップである。
【0042】250,251はフリップフロップ248
より出力されるデータをビデオデータ同期信号(VCL
K)に同期させて画像ビットマップイメージデータ(V
DO3)として出力するフリップフロップ、252はイ
ンバータである。
【0043】以上の構成により得られる1ドットの発光
のイメージを図17に、副走査方向にドットが連続しな
い場合の発光の組み合わせを図18に、副走査方向にド
ットが連続した場合の組み合わせを図19に示す。
【0044】本実施例では、発光の組み合わせは信号線
D1〜D4から出力される信号の組み合わせの数だけ可
能なので、24 =16段階の補正ができる。理想的には
輝度のばらつきが±30%であるLEDヘッドの場合に
は、±30%の幅を16等分して3.75%ずつの幅で
補正が行われるようにする。
【0045】そのために、まず4つの異なる発光時間を
用意し、この発光時間の組み合わせを予めROM148
に格納しておき、信号線D1〜D4(0000〜111
1)により組み合わせが行えるようにすることにより、
光量のばらつきを3.75%以内に抑えることができ、
光量むらの少ない印字を得ることができる。
【0046】具体的には、副走査方向にドットが連続し
ていない場合、基準となるLED素子の発光時間を19
82クロック分とすると、基準となるLED素子より輝
度が30%大きいLED素子の発光時間が1299クロ
ック分、基準となるLED素子より輝度が30%小さい
LED素子の発光時間が2685クロック分となり、こ
の1299クロック分から2685クロック分までの間
を各LED素子のばらつきに応じて分割し、振り分け
る。そこで発光時間として図17に示すような596,
703,891,1092クロック分のものを用意して
おき、図18に示すように組み合わせることで信号線D
1〜D4の組み合わせが
〔0000〕のものから順に1
299,1593,1593,1687,1687,1
794,1794,1982,1982,1982,2
189,2189,2390,2390,2578,2
685クロック分の発光時間によるLED素子の発光を
行うことができ、光量のばらつきを+3.91%、−
3.74%まで抑えることが可能である。
【0047】また副走査方向にドットが連続している場
合には、副走査方向にドットが連続していない場合と同
様に、発光時間として図17に示すような596,70
3,891,1092クロック分のものを用意してお
き、図19に示すように組み合わせることで信号線D1
〜D4の組み合わせが
〔0000〕のものから順に30
74,3093,3187,3281,3469,35
76,3676,3783,3965,4078,42
78,4479,4667,4874,5157,53
70クロック分の発光時間によるLED素子の発光を行
うことができ、光量のばらつきを+0.96%、−1.
32%まで抑えることが可能である。
【0048】
【発明の効果】以上のように本発明の画像形成装置は、
感光体表面の移動方向に対し垂直に並べられた複数の発
光素子と、これらの発光素子の輝度情報を記憶する記憶
手段と、入力される画像情報を一時的に蓄えておく一時
記憶手段と、入力される画像情報に記憶手段に記憶され
た輝度情報に従って補正を施して出力する補正手段と、
発光素子の発光時間の長さを複数種類備えて補正手段か
らの出力信号に従って発光時間の種類を組み合わせ、感
光体表面を移動させながら発光素子を複数回発光させる
ことにより1ラインを形成するよう制御する手段とを備
えたことにより、感光体表面が1ラインの幅分だけ移動
する間に、複数種類ある発光時間を組み合わせて発光素
子を複数回発光させ、発光素子の光量の補正を行うこと
ができ、発光素子の発光回数を増やすことなく複数種類
ある発光時間を組み合わせ、画像情報の状態に応じて複
数種類ある組み合わせを切り換えることにより、発光素
子の輝度のばらつきによる光量のばらつきを小さくする
ことができ、回路のコストの増大を抑え、品質の高い印
字を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例における画像形成装置のLE
D制御部及びLEDヘッドのブロック図
【図2】本発明の一実施例における画像形成装置のLE
D制御部を構成するタイミング制御手段の一部の詳細な
回路図
【図3】本発明の一実施例における画像形成装置の図2
のA部分の拡大ブロック図
【図4】本発明の一実施例における画像形成装置のLE
D制御部を構成するタイミング制御手段の一部の詳細な
回路図
【図5】本発明の一実施例における画像形成装置のLE
D制御部を構成するタイミング制御手段の一部の詳細な
回路図
【図6】本発明の一実施例における画像形成装置の図5
のB部分の拡大ブロック図
【図7】本発明の一実施例における画像形成装置の図5
のC部分の拡大ブロック図
【図8】本発明の一実施例における画像形成装置のLE
D制御部を構成するタイミング制御手段の一部と一時記
憶手段と補正ROM手段の詳細な回路図
【図9】本発明の一実施例における画像形成装置のLE
D制御部を構成する比較手段の詳細な回路図
【図10】本発明の一実施例における画像形成装置のL
ED制御部を構成する選択手段の詳細な回路図
【図11】本発明の一実施例における画像形成装置のL
ED制御部を構成する補正手段の詳細な回路図
【図12】本発明の一実施例における画像形成装置の図
11のD部分の拡大ブロック図
【図13】本発明の一実施例における画像形成装置の図
11のE部分の拡大ブロック図
【図14】本発明の一実施例における画像形成装置の図
11のF部分の拡大ブロック図
【図15】本発明の一実施例における画像形成装置の図
11のG部分の拡大ブロック図
【図16】本発明の一実施例における画像形成装置の図
11のH部分の拡大ブロック図
【図17】本発明の一実施例における画像形成装置によ
る1ドットの形成の様子のイメージを示した図
【図18】本発明の一実施例における画像形成装置によ
る発光の組み合わせを示した図
【図19】本発明の一実施例における画像形成装置によ
る発光の組み合わせを示した図
【図20】従来の画像形成装置の機構部の概略構成図
【図21】従来の画像形成装置の機構部の要部斜視図
【図22】従来の画像形成装置のLED素子を制御する
信号のタイミング波形とLED素子の発光の状態図
【図23】従来の画像形成装置のコントローラ部のブロ
ック図
【図24】従来の画像形成装置のLEDヘッド内部での
理想的な光量補正を行う場合の回路図
【図25】従来の画像形成装置のLED制御部のブロッ
ク図
【符号の説明】
68 補正ROM手段 71 LED素子 73 タイミング制御手段 74 一時記憶手段 75 比較手段 76 選択手段 77 補正手段

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】感光体と、この感光体表面を移動させる感
    光体駆動手段と、前記感光体表面の移動方向に対し垂直
    に並べられた複数の発光素子と、これらの発光素子各々
    の輝度情報を記憶した記憶手段と、入力される画像情報
    を一時的に蓄えておく一時記憶手段と、入力される画像
    情報に前記記憶手段に記憶された輝度情報に従って補正
    を施し出力する補正手段と、前記発光素子の発光時間の
    長さを複数種類備えて前記補正手段からの出力信号に従
    って前記発光時間の種類を組み合わせる比較手段と、前
    記発光時間の組み合わせを複数種類備えて、入力される
    画像情報に応じて前記発光時間の組み合わせを選択する
    選択手段と、前記感光体表面を前記感光体駆動手段によ
    り移動させながら前記発光素子を複数回発光させること
    により1ラインを形成するよう制御する制御手段とを備
    え、画像データの状態に応じて、複数の時間の組み合わ
    せを切り換えることを特徴とする画像形成装置。
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