JPH0729024U - 法面緑化基盤砂の保持体 - Google Patents
法面緑化基盤砂の保持体Info
- Publication number
- JPH0729024U JPH0729024U JP5927693U JP5927693U JPH0729024U JP H0729024 U JPH0729024 U JP H0729024U JP 5927693 U JP5927693 U JP 5927693U JP 5927693 U JP5927693 U JP 5927693U JP H0729024 U JPH0729024 U JP H0729024U
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- slope
- base sand
- coil spring
- mortar
- sand
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- Pit Excavations, Shoring, Fill Or Stabilisation Of Slopes (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】本考案は、モルタル面の凹凸に馴染みがよく、
透水性ある法面緑化基盤砂の保持体を提供する事を目的
としている。 【構成】モルタル吹付け面（２）に法面の傾斜方向に直
交してコイルバネ（３）を設け、そのコイルバネ（３）
をアンカーピン（４）にて前記モルタル面（２）に固定
している。
透水性ある法面緑化基盤砂の保持体を提供する事を目的
としている。 【構成】モルタル吹付け面（２）に法面の傾斜方向に直
交してコイルバネ（３）を設け、そのコイルバネ（３）
をアンカーピン（４）にて前記モルタル面（２）に固定
している。
Description
【０００１】
本考案は、法面緑化基盤砂を保持する基盤砂の保持体に関する。
【０００２】
従来、法面にモルタルを吹付けて法面を保護しているが、その吹付けたモルタ ル面を緑化することが検討され、例えば、特公平３−６８１７４号公報には基盤 砂保持体として実公平３−４９１４４号公報に示された羽板付アンカーを使用し たコンクリートモルタル擁壁の緑化工法が提示されている。
【０００３】
しかしながら、上記の技術においては羽板が金属性のため、吹付けモルタル面 の凹凸に順応しにくく馴染みが悪く、したがって、アンカの羽板とモルタル面と の間に隙間が発生しやすく、基盤砂を確実に保持することができない。
【０００４】 また、多数のアンカをモルタル面に固定するため、作業に時間と工数とを要す る。
【０００５】 そこで、本出願人は、実願平４−６９１８８号で弾性体、例えばゴムで構成し たかかる保持体を提案している。この技術ではモルタル面に対する馴染みはよく 、連続的な設置が可能であるが、水も同時に遮断されるので保持体への負荷が大 きく、強度上の問題がある。
【０００６】 したがって、本考案は、モルタル面の凹凸に馴染みがよく、透水性ある法面緑 化基盤砂の保持体を提供する事を目的としている。
【０００７】
本考案によれば、法面緑化基盤砂を保持する基盤砂の保持体において、モルタ ル吹付け面に法面の傾斜方向に直交してコイルバネを設け、そのコイルバネを固 定手段にて前記モルタル面に固定している。
【０００８】 上記の固定手段は、一端が鍵状に形成されたアンカピンを使用する事が好まし い。
【０００９】
したがって、法面の傾斜方向に直交して固定手段であるアンカピンで固定され たコイルバネが基盤砂を固定し、コイルバネは透水性があるので、基盤砂を確実 かつ安定して吹付けモルタル面に保持できる。
【００１０】 また、連続した長尺のコイルバネを設置でき、コイルバネは柔軟性および伸縮 性があるので作業性・運搬性がよい。
【００１１】
以下、図面を参照して、本考案の実施例を説明する。
【００１２】 図１において、地山１にはモルタル２が吹付けられており、その吹付けモルタ ル２には地山貫通用穴２ａが設けられている。
【００１３】 また、図２をも参照して、そのモルタル２上に長尺のコイルスプリング３、３ が多数の一端が鍵状に形成されたアンカピン４でモルタル面に固定されている。 なお、矢印Ａは傾斜方向を示している。
【００１４】 そして、コイルバネ３の外径は基盤砂５の厚さＨ（例えば１２ｃｍ）とほぼ同 じになるよう構成され、そのコイルバネ３を埋めるように基盤砂５がモルタル面 ２上に固定されている。
【００１５】 さらに、その基盤砂５の上面には植生基盤材６が厚さｈ（例えば３ｃｍ）で付 設されている。
【００１６】 したがって、固まった基盤砂はコイルバネ３で保持され、そのコイルバネ３は 多数のアンカピン４でモルタル面に固定されているので、基盤砂がずれる事はな い。
【００１７】 また、コイルバネ３は基盤砂５の中を透過する水に対しては抵抗とはならない ので、水が溜まることはなく、基盤砂５を確実にモルタル面に安定させることが できる。
【００１８】 本考案の実施に際してコイルバネ３は長尺物を用いても地盤の凹凸に沿って設 けることができるが、これに限るものではなく例えば比較的に短いものを千鳥状 に配置することができる。
【００１９】
本考案は、以上説明したように構成されているので、基盤砂をモルタル面に安 定的に保持することができる。
【００２０】 また、コイルバネを長尺でモルタル面に設置できるので作業性がよく、コスト がかからない。
【図１】本考案の一実施例を示す法面緑化基盤砂の保持
体を法面に施工した態様を示す断面図。
体を法面に施工した態様を示す断面図。
【図２】図１の斜視図。
１…地山 ２…モルタル ３…コイルバネ ４…アンカピン ５…基盤砂 ６…植生基盤材
Claims (1)
- 【請求項１】 法面緑化基盤砂を保持する基盤砂の保持
体において、モルタル吹付け面に法面の傾斜方向に直交
してコイルバネを設け、そのコイルバネを固定手段にて
前記モルタル面に固定したことを特徴とする法面緑化基
盤砂の保持体。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1993059276U JP2569769Y2 (ja) | 1993-11-04 | 1993-11-04 | 法面緑化基盤砂の保持体 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1993059276U JP2569769Y2 (ja) | 1993-11-04 | 1993-11-04 | 法面緑化基盤砂の保持体 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0729024U true JPH0729024U (ja) | 1995-06-02 |
| JP2569769Y2 JP2569769Y2 (ja) | 1998-04-28 |
Family
ID=13108705
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1993059276U Expired - Lifetime JP2569769Y2 (ja) | 1993-11-04 | 1993-11-04 | 法面緑化基盤砂の保持体 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2569769Y2 (ja) |
Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0349144U (ja) * | 1989-09-21 | 1991-05-13 | ||
| JPH05222730A (ja) * | 1992-02-12 | 1993-08-31 | Tadao Kishimoto | コイル状金網とその工法 |
-
1993
- 1993-11-04 JP JP1993059276U patent/JP2569769Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0349144U (ja) * | 1989-09-21 | 1991-05-13 | ||
| JPH05222730A (ja) * | 1992-02-12 | 1993-08-31 | Tadao Kishimoto | コイル状金網とその工法 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2569769Y2 (ja) | 1998-04-28 |
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