JPH0729021U - 土留め工事における立樋設置時に用いる砕石投入用ホッパー - Google Patents

土留め工事における立樋設置時に用いる砕石投入用ホッパー

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JPH0729021U
JPH0729021U JP6274493U JP6274493U JPH0729021U JP H0729021 U JPH0729021 U JP H0729021U JP 6274493 U JP6274493 U JP 6274493U JP 6274493 U JP6274493 U JP 6274493U JP H0729021 U JPH0729021 U JP H0729021U
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JP
Japan
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crushed stone
vertical gutter
hopper
steel pipe
installing
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Pending
Application number
JP6274493U
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English (en)
Inventor
誠治 森
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Maeda Corp
Original Assignee
Maeda Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Maeda Corp filed Critical Maeda Corp
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Publication of JPH0729021U publication Critical patent/JPH0729021U/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Sewage (AREA)
  • Investigation Of Foundation Soil And Reinforcement Of Foundation Soil By Compacting Or Drainage (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 土留め工事において、施工地盤を掘削して立
樋を設置する際使用する砕石の使用量の節約を図る。 【構成】 一方、前記掘削穴2内に立設された立樋4の
径より長い巾を有する方形鋼管6を設けると共に、該方
形鋼管6の各側壁7に水抜き孔8を多数穿設し、且つ前
記方形鋼管6の各側壁7の各上端縁に外方へ拡開した補
強板9を突設すると共に、補強板9の四側上面部あるい
は対向する二側上面部に吊り上げ用の吊り金具10を取
付けて砕石投入用ホッパーAが形成されている。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、土留め工事において、地下水を揚水するために、施工地盤の透水層 を掘削して有孔ヒューム管などより成る立樋を設置する際に使用する土留め工事 における立樋設置時に用いる砕石投入用ホッパーに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
通常、土留め工事において、立樋を設置する場合は図4に示すようになされて いた。
【0003】 すなわち、施工地盤21に有孔ヒューム管より成る立樋22を設置するため、 施工地盤21を前記立樋22の径より大きい径で、下方へ掘削して掘削穴23を 設け、該掘削穴23に立樋22を立設し、然る後立樋22の外周と掘削壁24と の間に周囲土壌からの水を透水させるために砕石25を投入して立樋22が設置 されていた。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、前記従来の立樋の設置方法では、立樋22と掘削壁24との間 に投入する砕石25の数量が多くなって材料費が高額となると共に、砕石25の 投入作業時に周囲の土砂が混入して目詰りを起こし、透水性が悪くなるという問 題点があった。
【0005】 本考案は、前記従来の問題点を解決することを目的とする土留め工事における 立樋設置時に用いる砕石投入用ホッパーを提供しようとするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本考案は、立樋の径より長い巾を有する方形鋼管の各側壁に水抜き孔を多数穿 設し、且つ前記方形鋼管の各側壁の上端縁に外方へ拡開した補強板を突設すると 共に、該補強板の四側上面部、あるいは対向する二側上面部に吊り金具を取付け るという手段を採用することにより、上記問題点を解決した。
【0007】
【作用】
上記構成より成る本考案によれば、立樋を掘削穴に立設すると共に、その外側 面に間隔部を有して本考案砕石投入用ホッパーを装置し、前記間隔部に砕石を投 入し、更に前記砕石投入用ホッパーと掘削壁間に埋戻土を埋戻し、該砕石投入用 ホッパーを上方へ引上げ抜き去る。
【0008】
【実施例】
本考案の実施の一例を図面に基づいて詳細に説明すると、本考案砕石投入用ホ ッパーAは、土留め工事において、地下水を揚水するため、施工地盤1の透水層 に掘削穴2を掘削し、該掘削穴2内に有孔ヒューム管3などより成る立樋4を設 置する際に用いられるものである。
【0009】 図2に示すように、水の透過用の多数の透孔5を穿設した有孔ヒューム管3な どより成る立樋4を設置すべく、該立樋4より径大な径(約2倍位)を有する掘 削穴2を施工地盤1の透水層に掘削し、且つ該掘削穴2内に立樋4を立設する。
【0010】 一方、前記掘削穴2内に立設された立樋4の径より長い巾を有する方形鋼管6 を設けると共に、該方形鋼管6の各側壁7に水抜き孔8を多数穿設し、且つ前記 方形鋼管6の各側壁7の各上端縁に外方へ拡開した補強板9を突設すると共に、 補強板9の四側上面部あるいは対向する二側上面部に吊り上げ用の吊り金具10 を取付けて砕石投入用ホッパーAが形成されている。
【0011】 そして、前記構成より成る砕石投入用ホッパーAを、前記掘削穴2内に立設さ れた立樋4の外側に間隔部11を有して設置し、然る後前記間隔部11に砕石1 2を投入すると共に、前記砕石投入用ホッパーAと掘削穴2の掘削壁2a間に埋 戻土13を埋戻し、その後ワイヤ14を吊り金具10に連結してバックホーなど で砕石投入用ホッパーAを上方へスライドして引上げて行くのである。
【0012】 前記本考案の実施例の作用について説明する。 立樋4を掘削穴2に立設すると共に、その外側面に間隔部11を有して本考案 砕石投入用ホッパーAを装置し、前記間隔部11に砕石12を投入し、更に砕石 投入用ホッパーAと掘削壁2a間に埋戻土13を埋戻して、前記砕石投入用ホッ パーAを上方へ引上げて抜去ることにより作業は完了する。
【0013】 なお、立樋4が数段に亘って連結されている場合は、下方側より砕石12を投 入して埋戻土13を埋戻した後砕石投入用ホッパーAを徐々に引上げ、上方側に 砕石12を投入して埋戻土13を埋戻して砕石投入用ホッパーAを引き上げると いう作業を繰返して行う。
【0014】 周囲土壌から浸透して砕石12,立樋4の透孔5を経て立樋4内に流入した水 はポンプアップして外部へ排出するのである。
【0015】 本考案砕石投入用ホッパーAを使用することにより、掘削穴2が大きくても砕 石12の使用量が従来のように増えることなく、砕石12の使用量も予め推定で き、また砕石12の投入時に周囲土壌と混合することがない。
【0016】
【考案の効果】
本考案は上述のようであるから、本考案砕石投入用ホッパーを使用することに より、仮りに掘削穴を大きく掘削しても砕石の使用量が増えることもなく、従来 に比して少ない使用量で足りると共に、砕石の使用量も予め推定できるため、必 要最小限の砕石を準備しておけばよく、また砕石の投入時に周囲土壌と混合する ことがないため、砕石が目詰りを起こすことなく、透水性がよい。更に、本考案 砕石投入用ホッパーは何度でも使用できるので便利であると共に、その構造も簡 単であるので製造が容易である等、その利とする処大なるものがある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案土留め工事における立樋設置時に用いる
砕石投入用ホッパーの斜視図である。
【図2】本考案土留め工事における立樋設置時に用いる
砕石投入用ホッパーの使用状態を示す縦断面図である。
【図3】本考案土留め工事における立樋設置時に用いる
砕石投入用ホッパーの使用状態を示す平面図である。
【図4】従来の立樋の施工状態を示す縦断面図である。
【符号の説明】
4 立樋、 6 方形鋼管、 7 側壁、 8 水抜き
孔、 9 補強板、10 吊り金具、 A 砕石投入用
ホッパー。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 立樋の径より長い巾を有する方形鋼管の
    各側壁に水抜き孔を多数穿設し、且つ前記方形鋼管の各
    側壁の上端縁に外方へ拡開した補強板を突設すると共
    に、該補強板の四側上面部、あるいは対向する二側上面
    部に吊り金具を取付けた土留め工事における立樋設置時
    に用いる砕石投入用ホッパー。
JP6274493U 1993-10-29 1993-10-29 土留め工事における立樋設置時に用いる砕石投入用ホッパー Pending JPH0729021U (ja)

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JP6274493U Pending JPH0729021U (ja) 1993-10-29 1993-10-29 土留め工事における立樋設置時に用いる砕石投入用ホッパー

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2020183620A (ja) * 2019-04-26 2020-11-12 清水建設株式会社 立上部用型枠および立上部の施工方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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