JPH07289313A - 生地片付きスライドファスナーチェーンの供給装置 - Google Patents

生地片付きスライドファスナーチェーンの供給装置

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JPH07289313A
JPH07289313A JP5227833A JP22783393A JPH07289313A JP H07289313 A JPH07289313 A JP H07289313A JP 5227833 A JP5227833 A JP 5227833A JP 22783393 A JP22783393 A JP 22783393A JP H07289313 A JPH07289313 A JP H07289313A
Authority
JP
Japan
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slide fastener
chain
fastener chain
attached
belt unit
Prior art date
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Pending
Application number
JP5227833A
Other languages
English (en)
Inventor
Kiichiro Ishikawa
紀一郎 石川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
YKK Corp
Original Assignee
YKK Corp
Yoshida Kogyo KK
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Filing date
Publication date
Application filed by YKK Corp, Yoshida Kogyo KK filed Critical YKK Corp
Publication of JPH07289313A publication Critical patent/JPH07289313A/ja
Pending legal-status Critical Current

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    • A41WEARING APPAREL
    • A41HAPPLIANCES OR METHODS FOR MAKING CLOTHES, e.g. FOR DRESS-MAKING OR FOR TAILORING, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • A41H37/00Machines, appliances or methods for setting fastener-elements on garments
    • A41H37/06Setting slide or glide fastener elements
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10TTECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
    • Y10T29/00Metal working
    • Y10T29/53Means to assemble or disassemble
    • Y10T29/53291Slide fastener
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10TTECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
    • Y10T29/00Metal working
    • Y10T29/53Means to assemble or disassemble
    • Y10T29/53291Slide fastener
    • Y10T29/533Means to assemble slider onto stringer

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Textile Engineering (AREA)
  • Slide Fasteners (AREA)
  • Folding Of Thin Sheet-Like Materials, Special Discharging Devices, And Others (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 ファスナーテープの外縁に所定間隔で生地
片を取り付けたスライドファスナーチェーンを円滑且つ
安定して供給するための装置を提供する。 【構成】 この供給装置1は、生地片付きスライドフ
ァスナーチェーン2を供給する供給軌道14を間に形成
している一対の対向した上側及び下側ガイド手段と、該
上側及び下側ガイド手段の少なくとも一方のガイド手段
に、駆動源に連携して取り付けられ、生地片付きスライ
ドファスナーチェーン2に適宜の長さに亘って圧接し、
生地片付きスライドファスナーチェーン2を供給軌道1
4に沿って供給するようにした駆動無端ベルトユニット
Dとを設けてなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、一方又は双方の外縁
に生地片を取り付けたスライドファスナーチェーンを次
の加工ステーションに供給するための生地片付きスライ
ドファスナーチェーンの供給装置に関する。
【0002】
【従来の技術】開口部の閉鎖手段としてスライドファス
ナーを取り付けた衣服、カバン等を大量生産する場合、
先ず連続した長尺のスライドファスナーチェーンの一方
又は双方の外縁に多数の生地片を所定の間隔で連続して
縫着することが慣行である。次に、生地片を取り付けた
スライドファスナーチェーンを、スライダー取り付けス
テーションや切断ステーションのような次の加工ステー
ションに長手方向に供給する。この切断ステーションに
おいて、生地片付きスライドファスナーチェーンは、隣
接する生地片間を横方向に切断され、個々の所定単位長
さの生地片付きスライドファスナーになる。最後に、生
地片が取り付けられたスライドファスナーは、衣服、カ
バンに加工されるのである。
【0003】このような公知の慣行の一つは、米国特許
第4,989,851に開示されている。この米国特許
に記載されている従来の装置は、その長手方向に形成さ
れ、生地片を取り付けたスライドファスナーチェーンを
ガイドするようになっているガイドスリットを有するガ
イド機構と、当該生地片付きスライドファスナーチェー
ンの先端を把持し、これを下流方向へ次の切断ステーシ
ョンへ引っ張るためのグリッパーとからなる。そして、
この切断ステーションにおいて、生地片付きスライドフ
ァスナーチェーンは隣接する生地片の間を横方向に切断
されて、個々の所定単位長さの生地片付きスライドファ
スナーが作られる。もう一つの公知の慣行は、米国特許
第5,114,057に開示されている。この特許に記
載された従来の装置は、切断ステーションの上流に配さ
れ、生地片付きのスライドファスナーチェーンを供給す
るための供給軌道を間に形成してある一対の上側及び下
側ガイド手段と、ガイド手段の中間に配され、生地片付
きスライドファスナーチェーンを間に保持する一対の供
給ローラーを有し、これらの供給ローラーの内の一方の
ローラーは、生地片付き連続スライドファスナーチェー
ンを供給軌道に沿って下流方向へ即ち次の切断ステーシ
ョンに進めるために、駆動手段と連携してある。この切
断ステーションにおいて、生地片付きスライドファスナ
ーチェーンは、連続する生地片間で横方向に切断され、
個々の所定単位長さの生地片付きスライドファスナーが
作られる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記の二つの
従来技術は夫々欠点を有していた。
【0005】先ず、第1の従来技術においては、生地片
付きスライドファスナーチェーンは、比較的重い生地片
を取り付けているので、グリッパーによって牽引される
際、大きな摩擦抵抗を受ける。この様に、大きな摩擦抵
抗がグリッパーの把持力を越えた場合には、生地片付き
スライドファスナーチェーンは、グリッパーから離脱し
てしまったり、或いは、離脱しなくても、グリッパーに
よる牽引が円滑に出来ない。或いは又、取り付けられた
生地片が、当該装置の周辺や供給軌道に引っ掛かったり
して、生地片付きスライドファスナーチェーンを円滑で
安定した状態で供給し得ないという欠点があった。
【0006】次に第2の従来技術においては、供給ロー
ラーの生地片付きスライドファスナーチェーンに対する
摩擦接触は、二つの供給ローラーが互いに接する1点に
おいてのみ生ずるに過ぎず、しかも、生地片付きスライ
ドファスナーチェーンは比較的重く、供給軌道において
大きな摩擦抵抗を受けるので、供給ローラーによる回転
力をスライドファスナーチェーンに十分に伝達すること
が出来ず、従って、生地片付きスライドファスナーチェ
ーンは円滑且つ安定的に供給されないという欠点があっ
た。
【0007】以上の困難性に鑑み、この発明の目的は、
一対のファスナーテープの一方又は双方のファスナーテ
ープの外縁に所定間隔で生地片を取り付けた生地片付き
スライドファスナーチェーンを次の加工ステーションに
円滑且つ安定して供給するための生地片付きスライドフ
ァスナーチェーンの供給装置を提供することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、一対の
ファスナーテープと、該一対のファスナーテープの互い
に相対する夫々の内縁に取り付けられた一対の噛合した
噛合エレメント列と、該一対のファスナーテープの少な
くとも一方のファスナーテープの外縁に取り付けられた
生地片とを有する生地片付きスライドファスナーチェー
ンを加工ステーションに供給する生地片付きスライドフ
ァスナーチェーン供給装置において、当該装置は、加工
ステーションの上流に配され、生地片付きスライドファ
スナーチェーンを供給するための供給軌道を間に形成し
ている一対の対向した上側及び下側ガイド手段と、該上
側及び下側ガイド手段の少なくとも一方のガイド手段
に、駆動源に連携して取り付けられ、生地片付きスライ
ドファスナーチェーンに適宜長さに亘って圧接し、生地
片付きスライドファスナーチェーンを前記供給軌道に沿
って供給するようにした駆動無端ベルトユニットとから
なることを特徴とする生地片付きスライドファスナーチ
ェーンの供給装置が提供されるのである。
【0009】
【作用】この発明の供給装置によると、駆動無端ベルト
ユニットが生地片付きスライドファスナーチェーンに適
宜の長さに亘って圧接しているので、駆動無端ベルトユ
ニットの回転運動が生地片付きスライドファスナーチェ
ーンに確実に伝達され、この結果、生地片を取り付けて
いることで重くなっている生地片付きスライドファスナ
ーチェーンは供給軌道に沿って、円滑且つ安定した状態
で下流へと供給することが出来ることである。
【0010】
【実施例】以下、この発明を添付図面に示した好ましき
実施例を参照して詳細に説明する。
【0011】本発明を具現する生地片付きスライドファ
スナーチェーンの供給装置1(以下これを単に供給装置
1と称する)について説明する前に、供給装置1によっ
て供給される生地片付きスライドファスナーチェーンに
ついて説明することにする。
【0012】図6の中で符号2で示された生地片付きス
ライドファスナーチェーンは一対のファスナーテープ
3,3と、該一対のファスナーテープ3,3の互いに相
対する夫々の内縁に取り付けられた一対の噛合された噛
合エレメント列4,4からなる連続した長尺スライドフ
ァスナーチェーン2´と、一対のファスナーテープ3,
3夫々の外縁に、長手方向所定の間隔で縫着によって取
り付けられた多数対の対向する生地片5,5とからなっ
ている。多数の生地片5,5は、一対のファスナーテー
プ3,3の夫々の外縁に取り付けられているように示さ
れているけれども、この装置1は、一対のファスナーテ
ープ3,3の内の一方のファスナーテープ3の外縁にの
み長手方向に所定の間隔にて生地片5を取り付けた生地
片付きスライドファスナーチェーンにも適用することも
出来るのである。又、装置1は、一対のファスナーテー
プの内の一方のファスナーテープの外縁に取り付けた生
地片が噛合された噛合エレメント列4,4をカバーする
ようにした生地片付きスライドファスナーチェーンにも
適用することも出来るのである。
【0013】生地片5,5を取り付けて成るような連続
した長尺の生地片付きスライドファスナーチェーン2
(以下、これを単に生地片付きチェーン2と称する)
は、供給装置1によってその長手方向へ供給される。次
に、生地片付きチェーン2の先端は、グリッパー6によ
って把持され、グリッパー6によって、下流へ、即ち、
スライダー取り付けステーション及び切断ステーション
のような次の加工ステーションへと牽引しながら供給さ
れるのである。
【0014】このように、下流へと供給されながら、図
1に示されているように、生地片付きチェーン2は、ス
ライダー取り付けステーションにおいて、スライダーホ
ルダー8に載置されたスライダー9に挿通され、これに
よって図6(a)及びび図6(b)に示された連続した
工程を経過するのである。詳しく言えば、先ず、噛合エ
レメント列4,4がその先端部分をグリッパー6によっ
て暫定的に噛合解離され、次いで、噛合開離している噛
合エレメント列4,4部分をスライダー9の肩口から、
スライダー9のY字状チャネル内へ通して挿通され、そ
して、もう一方のスライダー9の出口から噛合した状態
で引き出されるのである。図1に示されているように、
切断ステーションにおいて一対の上側ブレードと下側ブ
レード10,11が供給軌道14の上下夫々に設けられ
ており、互いに垂直方向に近接したり離れたりするよう
に運動することになっており、これによって、6(b)
図に示すように生地片付きチェーン2を、隣接する生地
片5,5の間を切断線12に沿って横方向に切断し、こ
の結果、図6(c)に示されているように、所定単位の
長さの生地片付きスライドファスナー13を提供するの
である。この様に加工された所定単位の長さの生地片付
きスライドファスナー13は,噛合エレメント列に滑動
自在に取り付けられたスライダー9と一対のファスナー
テープ3,3夫々の外縁に取り付けられた一対の生地片
5,5とを有している。
【0015】切断加工後、所定単位の長さの生地片付き
スライドファスナー13は、グリッパー6から離脱す
る。6(c)図において、仮想線で示されているよう
に、グリッパー6は、再度前進し、後続の生地付きチェ
ーン2の先端を把持する。そして、スライダー取り付け
工程と切断工程が、以上記載された方法で繰り返される
のである。
【0016】図1及び図2に示されているように、供給
装置1は、概ね次の構成部分からなっている。即ち、生
地片付きチェーン2を供給案内するようになっている供
給軌道14を間に形成している一対の上側及び下側ガイ
ド手段となる部材15,16と、当該上側ガイド部材1
5にあって、その中間位置に設けられ、電動モーター1
7のような駆動源と連携してある駆動無端ベルトユニッ
トDとからなり、当該駆動無端ベルトユニットDは、こ
の実施例において生地片付きチェーン2のスライドファ
スナーチェーン2´に圧接し、そして生地片付きチェー
ン2を次の加工ステーション7に供給するように駆動す
ることに成っている。尚、駆動無端ベルトDについては
後記する。
【0017】図1に示されているように、上側ガイド部
材15は、支持棒19上に設けられた枢支ピン20に枢
支されている。支持棒19は、供給装置1の基礎フレー
ム(図示せず)に固定されている。上側ガイド部材15
は、駆動無端ベルトユニットDを収容するため、貫通し
て形成されて、供給軌道と同一線上に配された矩形垂直
スロット31を有する。上側ガイド部材15上には、矩
形垂直スロット31の一側に沿って垂直基盤21が一体
的に取り付けられている。上側ガイド部材15は、その
上流側の下面にガイド面22を形成しており、当該ガイ
ド面22は、供給軌道14に沿って生地片付きチェーン
2を供給案内するため、生地片付きチェーン2の一対の
ファスナーテープ3,3と対向関係にある。
【0018】図1及び図2に示されているように、上側
ガイド部材15は、その下面であって、下流側に矩形の
凹部15´を長手方向に形成している。前記ガイド面2
2、矩形垂直スロット31及び矩形凹部15´は、互い
に対して一直線上をなし、此処に記載した順序で下流方
向に連続して配されている。補助ガイド部材23が凹部
15´内に配されており、その一端を枢支ピン24を介
して上側ガイド部材15に枢支している。
【0019】上側ガイド部材15の下側と補助ガイド部
材23の上側との間には、圧縮コイルスプリング25が
作用しており、これによって通常補助ガイド部材15の
他端を供給軌道14における生地片付きチェーン2の上
面に圧接するように下方に付勢している。
【0020】前記垂直基盤21は、1図に図示してある
ロック機構26によって、基礎フレーム(図示せず)に
固定されたブラケット27に支持され、枢支ピン20を
支点として水平位置と傾斜位置との間を回動可能になっ
ている。上側ガイド部材15は、垂直基盤21と一体的
になているので、上側ガイド部材15も、同様に水平位
置と傾斜位置との間を枢支ピン20を支点にして回動可
能になっている。尚、水平位置にある場合には、上側ガ
イド部材15は下側ガイド部材16との間に供給軌道1
4の間隙を保持されるようになっている。ロック機構2
6については後記する。
【0021】図1に示されているように、下側ガイド部
材16は、基礎フレーム(図示せず)に固定された垂直
スタンド28に水平に取り付けられている。図3に示さ
れているように、下側ガイド部材16は、ファスナーテ
ープ3,3の互いに相対する内縁に取り付けられた噛合
した噛合エレメント列4,4に滑動自在に受けるため、
その上面に長手方向に延びるような中心ガイド溝29を
形成している。中心ガイド溝29の両側には、噛合した
噛合エレメント列4,4の近くのファスナーテープ3,
3を滑動自在に支持するために、一対のガイド峰部3
0,30が設けられている。
【0022】上側及び下側ガイド部材15,16は、互
いに平行であり,その間に供給軌道14を形成するよう
所定の距離だけ互いから離れている。そして、この供給
軌道14を通して、生地片付きチェーン2を水平方向下
流へと供給することが出来るのである。図3に良く示さ
れているように、生地片付きチェーン2が供給軌道14
に沿って供給されている間、生地片付きチェーン2のス
ライドファスナーチェーン2´の両側に取り付けられた
生地片5,5はその自重により、下側ガイド部材16の
両側に垂れ下がるのである。
【0023】図1及び図2に示されているように、駆動
無端ベルトユニットDは、垂直基盤21に回動自在に取
り付けられ、垂直基盤21の他面に取り付けられた駆動
源としてのモーター17と連携してある駆動タイミング
プーリー32と、矩形垂直スロット31内に水平に一列
に配され、上側ガイド部材15に回動自在に取り付けら
れた3つの従動タイミングプーリー33,34,35
と、駆動無端タイミングプーリー32と3つの従動タイ
ミングプーリー33,34,35の回りに巻回した無端
状タイミングベルト18とからなっている。従動タイミ
ングプーリー33,34,35の軸の位置は、これらの
タイミングプーリー33,34,35を走る無端タイミ
ングベルト18の部分が直線であり、この実施例では、
上側ガイド部材15が水平位置にある時、供給軌道14
に沿って供給される生地片付きチェーン2の一対のファ
スナーテープ3,3に圧接するような位置である。
【0024】無端タイミングベルト18が生地片付きチ
ェーン2の一対のファスナーテープ3,3に適宜の長さ
に亘って圧接しているので、モーター17を作動させる
と、無端タイミングベルト18が走行し、生地片付きチ
ェーン2を供給軌道14に沿って下流方向へ供給する。
此処において注目すべきことは、無端タイミングベルト
18が生地片付きチェーン2の一対のファスナーテープ
3,3に適宜の長さに亘って圧接しているので、無端タ
イミングベルト18の回転運動が生地片付きチェーン2
に確実に伝達され、この結果、生地片を取り付けている
ことで重くなっている生地片付きチェーン2は供給軌道
14に沿って、円滑且つ安定した状態で下流へと供給す
ることが出来るのである。
【0025】図3から判るように、上側ガイド部材15
における矩形垂直スロット31の幅は、無端タイミング
ベルト18のそれよりも多少広幅になっており、又、そ
の間に矩形垂直スロット31を形成している上側ガイド
部材の対向壁15a,15aは、実質的に無端タイミン
グベルト18の下端まで延びているのである。この構造
により、無端タイミングベルト18が、供給軌道14か
ら横方向に変位するのを防ぐことが出来るという効果が
ある。モーター17は、好ましくは、下流即ち加工ステ
ーション7に一度に所定の長さだけ生地片付きチェーン
2を制御した状態で正確に供給できるようにサーボモー
ターであっても良い。駆動タイミングプーリー32は、
一方向クラッチ37を介してモーター17の駆動シャフ
ト36に取り付けられており、これによって無端タイミ
ングベルト18は、生地片付きチェーン2を下流へ供給
するような一方向にのみ走行しうるようになっており、
これについては後記する。
【0026】下側ガイド部材16は、垂直方向に貫通し
て形成され、上側ガイド部材15の矩形垂直スロット3
1と垂直方向に一直線上を成す下側矩形垂直スロット3
8を有する。下側矩形垂直スロット38には、生地片付
きチェーン2が供給軌道14に沿って走行した量を測定
するための測長手段39が設けられている。図1、図2
及び図4に示されているように、測長手段39は、従動
プーリー35の下に配され、供給軌道14に沿って供給
された生地片付きチェーン2の噛合された噛合エレメン
ト列4,4にと圧接するためにスタンド28に回動自在
に取り付けられている測長ローラー40と、複数の伝導
ギァ41を介して当該測長ローラー40に連携している
回転エンコーダー42とからなっている。圧縮コイルス
プリング(図示せず)が測長ローラー40を上方へ即ち
生地片付きチェーン2に対して付勢し、これによって、
生地片付きチェーン2の運動が測長ローラー40に確実
に伝達され、測長ローラー40によって正確な測長が達
成され得るのである。
【0027】測長手段39は、下流方向即ち加工ステー
ション7に一度に所定の長さの生地片付きチェーン2を
供給するようにモーター17をコントロールすると共
に、生地片付きチェーン2が停止すると直ちに加工作業
を開始するように信号を伝達するのである。この様な測
長手段は、この技術分野では周知であるので、ここでは
詳しく説明しない。
【0028】前述の実施例においては、図2に良く示さ
れているように、供給軌道14における生地片付きチェ
ーン2を駆動無端ベルトユニットDによる駆動を受けて
供給する際に、下側ガイド部材16の上面では生地片付
きチェーン2を滑動して供給している。これに代えて、
図5に示されているように、自由回動無端ベルトユニッ
トFを下側ガイド部材16の下側矩形垂直スロット38
に設け、駆動無端ベルトユニットDと対向関係に配し、
これによって、駆動無端ベルトユニットDとの間に、生
地片付きチェーン2を供給するための供給軌道14を形
成しても良い。駆動無端ベルトユニットDと自由回動無
端ベルトユニットFは、その間に生地片付きチェーン2
を保持するのである。この様な構造により、無端タイミ
ングベルト18による駆動が生地片付きチェーン2に更
に確実に伝達されるので取り付けられた重い生地片によ
ってかかる力が加わっても生地片付きチェーン2は供給
軌道14に沿って下流へ円滑且つ安定した状態で供給さ
れるのである。
【0029】自由回動無端ベルトユニットFは、水平列
に配された3つのタイミングプーリー44,45,46
と、当該タイピングプーリー44,45,46に巻回さ
れた自由回動無端タイミングベルト43とからなってい
る。これらのタイミングプーリー44,45,46の軸
は、これらのタイミングプーリー44,45,46を走
る無端タイミングベルト43の水平部分が直線上にな
り、供給軌道14に沿って供給される生地片付きチェー
ン2に圧接するような位置に配される。この実施例にお
いては、別個の測長ローラー40を設ける代わりに、自
由回動無端ベルトユニットFのタイミングプーリー4
4,45,46のいづれか1つ(図5においてはタイミ
ングプーリー46)が測長手段39として働くためエン
コーダーと連携してある。
【0030】自由回動無端タイミングベルト43が生地
片付きチェーン2に適宜の長さに亘って圧接しているの
で、測長手段39は、生地片付きチェーン2の供給軌道
に沿った供給量を更に正確に測長することが出来るので
ある。
【0031】次に、図1と図2を参照にして、ロック機
構26を説明する。ロック機構26は、垂直基盤21を
枢支ピン20を中心に水平位置と傾斜位置の間で回動さ
せると共に、垂直基盤21とこれと一体的に成っている
上側ガイド部15を水平位置でロックするためのもので
ある。図7に示されているように、ロック機構26は、
所定の角度で回動するようブラケット27に取り付けら
れた回動シャフト48、当該回動シャフト48に此処に
記載する順序で挿通する偏心円形カム49と作動ロータ
ー54と、後で説明するキー57とから成っている。回
動シャフト48は、その軸方向に切削したキー溝47を
有している。偏心円形カム49は、軸方向ではあるが偏
心して形成された偏心円形孔51を有している。又、偏
心円形カム49の偏心円形孔51には切削したキー溝5
0をも有している。作動ローター54は、軸方向に形成
された中心孔56を有し、当該中心孔56には切削した
キー溝55を有する。作動レバー53がその一端を作動
ローター54の周面に取り付けてあり、その他端は、作
動ローター54の回動を容易にするため外方向へ突出し
ている。
【0032】このロック機構26を組み立てるために
は、先ず、偏心円形カム49を垂直基盤21に形成され
た長円孔52に挿入する。垂直基盤21の長円孔52に
挿通された偏心円形カム49を回動シャフト48に挿通
する。次に、作動ローター54を回動シャフト48に挿
通し、最後に、偏心円形カム49及び作動ローター54
を回動シャフト48に固定するため、キー溝55,5
4,47にキー57を挿通する。
【0033】以上のような構造であるので、ロック機構
26は、以下のように作動するのである。
【0034】図8(a)に示されているように、作動レ
バー53が水平位置にある時には垂直基盤21が水平位
置にある。この位置においては、上側ガイド部材15
は、下側ガイド部材16との間に生地片付きチェーン2
を供給するための供給軌道14を形成する。
【0035】図8(b)に示されているように、作動レ
バー53を時計方向に回動すると、偏心カム49が長円
孔52内で同様に時計方向に回動し、これによって、垂
直基盤21を、枢支ピン20を支点にして時計方向に回
動する。垂直基盤21が枢支ピン20を支点に時計方向
に回動するにつれて、上側ガイド部材15は、下側ガイ
ド部材16から離れる。その結果、上側ガイド部材15
と下側ガイド部材16は、拡開して、仕上加工を受ける
生地片付きチェーン2を供給軌道14にセットすること
が出来る。生地片付きチェーン2が拡開した上側及び下
側ガイド部材15,16の間にセットされた後、作動レ
バー53を反時計方向に、図8(a)に示されるように
水平位置に来るまで回動する。その結果、上側ガイド部
材15は、水平位置に復帰し、これによって、生地片付
きチェーン2は、加工ステーション7へ供給するために
完全に準備がされたことになる。このロック機構26に
より、生地片付きチェーン2の供給装置1へのセットが
容易になった訳であり、特にスライドファスナーチェー
ン2´に生地片5が取り付けてあるために、それ自体が
かなりかさ張ってあっても供給装置1に対するセットを
容易にすることが出来る。
【0036】次に下流に配されている加工ステーション
について説明する。
【0037】図1に示されているように、スライダー取
付けステーションと切断ステーションとからなる加工ス
テーション7には、生地片付きチェーン2を加工ステー
ションに供給するために、供給軌道14に沿って往復運
動自在になっているグリッパー6と、供給軌道14の下
方に配され、スライダー9を生地片付き連続チェーン2
に挿通するために、供給軌道に対して接近したり離れた
り垂直方向に運動自在になっているスライダーホルダー
8と、供給軌道14の夫々上下に配され、生地片付きチ
ェーン2を隣接する生地片5,5間で横方向に切断し
て、所定単位の長さの生地片付きスライドファスナー1
3を提供するために、互い方向に接近したり離れたり垂
直方向に運動自在になっている上側及び下側ブレード1
0,11とが設けられている。これらの部分の構造は、
この技術分野において周知であるので、これ以上の説明
は不要である。更に、これに加えて、上止具取り付けス
テーションそして/又は下止具取り付けステーションを
加工ステーション7に設けても良いのである。
【0038】図1の符号58,58は、生地片付きチェ
ーン2を供給するため、グリッパー6が往復運動自在に
取り付けられている一対のガイド棒(図1には、簡略化
のため、その一部のみが示されている)を示している。
【0039】図1及び図2に示されているように、上側
ガイド部材15の上流には、圧縮ローラー59が設けら
れており、当該圧縮ローラー59は、適切な圧縮スプリ
ング(図示せず)により下方へ付勢され、これによっ
て、生地片付きチェーン2の特に噛合した噛合エレメン
ト列4、4部分を、上側ガイド部材15の上流側端を越
えて上流へ延びて設けている下側ガイド部材16の上面
に対して押圧している。これによって、生地片5,5
が、噛合された噛合エレメント列方向に曲折して食い込
むのを防ぐことが出来ます。
【0040】次に、下流に配された加工ステーションと
関連させて本発明に係る供給装置1の作用について説明
する。
【0041】先ず、ロック機構26の作動レバー53が
時計方向に垂直位置まで回動され、これによって垂直基
盤21と上側ガイド部材15を、枢支ピン20を支点に
して傾斜位置まで回動させ、上側ガイド部材15と下側
ガイド部材16は、生地付きチェーン2をセットするた
め拡開される。
【0042】生地片付きチェーン2がその先端を補助ガ
イド部材23の下流端部の下に配して、下側ガイド部材
16にセットする。
【0043】次に、作動レバー53を反時計方向に水平
位置まで回動し、これによって、垂直基盤21と上側ガ
イド部材15を枢支ピン20を支点にし水平位置まで回
動させる。この結果、駆動ベルトユニットDは、生地片
付きチェーン2に適切の長さに亘って圧接する。更に、
補助ガイド部材23が圧縮スプリングの弾性によって生
地片付きチェーン2に圧接するのである。供給装置1が
この状態にある際、モーター17を作動すると,無端タ
イミングベルト18が走行し、これによって生地片付き
チェーン2を下流に供給するのである。
【0044】グリッパー6は、供給装置1の直ぐ下流で
待機位置に着く。生地片付きチェーン2が供給装置1か
ら出ると直ちに、グリッパー6が生地片付きチェーン2
の先端部を把持する。その後、生地片付き連続チェーン
2は、無端タイミングベルト18とグリッパー18の双
方の共同作用により下流に供給されるのである。
【0045】此処で注目すべきは、無端タイミングベル
ト18がその水平部分を生地片付きチェーン2に適宜の
長さに亘って圧接しているので、無端タイミングベルト
18は、生地片付きチェーン2を確実に供給すること、
しかもグリッパー6の牽引力と相俟って無端タイミング
ベルト18は、生地片付きチェーン2を更に確実に供給
するのである。多数の重いかさ張る生地片5が取り付け
られていても、生地片付きチェーン2は円滑且つ確実に
供給され得るのである。たとえ、生地片付きチェーン2
がスライダーホルダー9に載置されたスライダー9を挿
通している間に大きな抵抗を受けた場合にも尚そうであ
る。
【0046】グリッパー6が生地片付きチェーン2を引
っ張る速度は、無端タイミングベルド18が走行する速
度と等しいかそれよりも多少遅いように設定してある。
前にも述べたように、生地片付きチェーン2を下流に供
給するような一方向にのみ無端タイミングベルト18が
自由に走行するように、モーター17の駆動シャフト3
6と駆動タイミングプーリー32との間には1方向クラ
ッチ37が介在して設けられているので、無端タイミン
グベルド18は、モーター17が無端タイミングベルト
18を駆動する速度よりも早く走行することも可能であ
る。従って、若し、グリッパー6が生地片付きチェーン
2を引っ張る速度が無端タイミングベルト18が走行す
る速度よりも早くなっても、無端タイミングベルト18
の走行する速度は、モーター17が無端タイミングベル
ト18を駆動する速度に関係なく、グリッパー6が生地
片付きチェーン2を引っ張る速度に順応し得るのであ
る。一方向クラッチ37を設けたことにより、無端タイ
ミングベルト18が走行する速度とグリッパー6が生地
片付きチェーン2を引っ張る速度とを互いに調節する作
業をせずに済むという利点があります。
【0047】この様にして、無端タイミングベルト18
とグリッパー6が共同作用して、生地片付きチェーン2
は加工ステーション7に円滑に供給され、スライダーホ
ルダー8に載置されたスライダー9を通して挿通され
る。測長手段39は、生地片付きチェーン2の供給量を
測長するよう働く。測長手段39が、完成品スライドフ
ァスナーの長さに相当する所定の長さを測長したとき、
無端タイミングベルト18とグリッパー6の作動を停止
させるため、測長手段39は無端タイミングベルト18
用のモーター17とグリッパー6用の駆動源(図示せ
ず)に信号を伝達し、引き続いて、所定長さのスライド
ファスナーを提供すべく、生地片付きチェーン2を最先
端寄り側の隣接する生地片5,5間のギャップを横切っ
て横方向に切断するため、上側及び下側ブレード10,
11に信号を伝達する。
【0048】図2に良く示されているように、生地片付
きチェーン2が上側及び下側ブレード10,11によっ
て切断作用する際に、生地片付きチェーン2は、圧縮ス
プリング25の弾性力により補助ガイド部材23が下側
ガイド部材16に対して付勢して圧接して押さえ付けら
れており、この結果、切断は、正確且つ安定的に行うこ
とができるのである。
【0049】切断が終了した後、グリッパー6は下流へ
撤退し、所定単位の長さの生地片付きスライドファスナ
ー13を排出する。その後、グリッパー6は、後続の生
地片付きチェーン2の先端部を把持するため、上側及び
下側ガイド部材15,16の下流側側部まで上流方向へ
前進する。そして、上記した作用が繰り返されるのであ
る。
【0050】以上の開示内容に鑑みれば、本発明を色々
と改良及び修正することが出来るのは明白である。従っ
て、添付の特許請求の範囲内であれば、発明の詳細な説
明に記載された実施例とは別の実施例で実施することが
出来ることを理解すべきである。
【0051】
【発明の効果】本発明の生地片付きスライドファスナー
チェーンの供給装置は、以上に記載した構成にあり、特
に駆動無端ベルトユニットが供給軌道における生地片付
きスライドファスナーチェーンに適宜長さに亘って圧接
し、この様な状態で、駆動無端ベルトユニットを作動す
れば、多数の生地片が取り付けてあるためにかなり重
く、かさ張っている生地片付きスライドファスナーチェ
ーンを下流側の次の加工ステーションへ何等トラブルを
起こすこと無く円滑且つ安定した状態で供給していくこ
とが出来るという優れた実用効果を奏することが出来ま
す。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明を具体化した供給装置の要部の斜視図
である。
【図2】当該供給装置の要部の正面図である。
【図3】図2の III−III 線に沿って切った拡大断面図
である。
【図4】図2のIV−IVに沿って切った拡大断面図であ
る。
【図5】この発明の別の実施態様として具現化した供給
装置の要部の正面図である。
【図6】本発明の供給装置による生地片付きスライドフ
ァスナーチェーンの加工工程を順次に示した説明図であ
る。
【図7】図1の供給装置におけるロック機構を分解して
示した要部の斜視図である。
【図8】図7のロック機構の作動を順次に示した説明図
である。
【符号の説明】
D 駆動無端ベルトユニット F 自由回動無端ベルトユニット 1 供給装置(生地片付きスライドファスナーチェ
ーンの供給装置) 2 生地片付きスライドファスナーチェーン(生地
片付きチェーン) 2´ スライドファスナーチェーン 3 ファスナーテープ 4 噛合エレメント列 5 生地片 6 グリッパー 7 加工ステーション 8 スライダーホルダー 9 スライダー 10 上側ブレード 11 下側ブレード 12 切断線 13 所定単位の長さのスライドファスナー 14 供給軌道 15 上側ガイド部材(上側ガイド手段) 15´ 凹部 15a 対向壁 16 下側ガイド部材(下側ガイド手段) 17 モーター 18 無端タイミングベルト 19 支持棒 20 枢支ピン 21 垂直基盤 22 ガイド面 23 補助ガイド部材 24 枢支ピン 25 圧縮コイルスプリング 26 ロック機構 27 プラケット 28 垂直スタンド 29 中心ガイド溝 30 ガイド峰部 31 矩形垂直スロット 32 駆動タイミングプーリー 33 従動タイミングプーリー 34 従動タイミングプーリー 35 従動タイミングプーリー 36 駆動シャフト 37 1方向クラッチ 38 矩形垂直スロット 39 測長手段 40 測長ローラー 41 伝導ギァ 42 回転エンコーダー 43 自由回動無端タイミングベルト 44 タイミングプーリー 45 タイミングプーリー 46 タイミングプーリー 47 キー溝 48 回動シャフト 49 偏心円形カム 50 キー溝 51 円形孔 52 長円 53 作動レバー 54 作動ローター 55 キー溝 56 中心孔 57 キー 58 ガイド棒 59 圧縮ローラー

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一対のファスナーテープと、該一対の
    ファスナーテープの互いに相対する夫々の内縁に取り付
    けられた一対の噛合した噛合エレメント列と、該一対の
    ファスナーテープの少なくとも一方のファスナーテープ
    の外縁に取り付けられた生地片とを有するスライドファ
    スナーチェーンを加工ステーションに供給する生地片付
    きスライドファスナーチェーンの供給装置において、当
    該装置は、 加工ステーションの上流に配され、生地片付きスライド
    ファスナーチェーンを供給するための供給軌道を間に形
    成している一対の対向した上側及び下側ガイド手段と、 該上側及び下側ガイド手段の少なくとも一方のガイド手
    段に、駆動源に連携して取り付けられ、生地片付きスラ
    イドファスナーチェーンに適宜長さに亘って圧接し、生
    地片付きスライドファスナーチェーンを前記供給軌道に
    沿って供給するようにした駆動無端ベルトユニットとか
    らなることを特徴とする生地片付きスライドファスナー
    チェーンの供給装置。
  2. 【請求項2】 当該装置には、加工ステーションに据
    え付けられ、生地片付きスライドファスナーチェーンの
    先端を把持し、加工ステーションを通って引っ張るため
    に、供給軌道に沿って往復運動することができるように
    したグリッパーを含むことを特徴とする請求項1に記載
    の装置。
  3. 【請求項3】 前記駆動無端ベルトユニットは、生地
    片付きスライドファスナーチェーンを下流に供給するよ
    うな一方向にのみ自由に走行することが出来るように、
    1方向クラッチを介して駆動源に連携してあることを特
    徴とする請求項1又は2に記載の装置。
  4. 【請求項4】 他方のガイド手段には、生地片付きス
    ライドファスナーチェーンの供給量を測長するために、
    生地片付きスライドファスナーチェーンと接触状態に保
    持されている測長手段を有してあることを特徴とする請
    求項1に記載の装置。
  5. 【請求項5】 他方のガイド手段には、駆動無端ベル
    トユニットと対向関係で取り付けられた自由回動無端ベ
    ルトユニットを有し、駆動無端ベルトユニットと自由回
    動無端ベルトユニットとは、その間に生地片付きスライ
    ドファスナーチェーンを保持していることを特徴とする
    請求項1に記載の装置。
  6. 【請求項6】 自由回動無端ベルトユニットは、測長
    手段に連携してあることを特徴とする請求項5に記載の
    装置。
  7. 【請求項7】 駆動無端ベルトユニットと自由回動無
    端ベルトユニットは、夫々タイミングベルトからなって
    いることを特徴とする請求項1又は5に記載の装置。
JP5227833A 1992-08-27 1993-08-23 生地片付きスライドファスナーチェーンの供給装置 Pending JPH07289313A (ja)

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US07/935,967 US5208970A (en) 1992-08-27 1992-08-27 Apparatus for feeding slide fastener chain with attached fabric strips
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