JPH0728788U - 取っ手付き一輪車用サドル - Google Patents

取っ手付き一輪車用サドル

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Publication number
JPH0728788U
JPH0728788U JP6728493U JP6728493U JPH0728788U JP H0728788 U JPH0728788 U JP H0728788U JP 6728493 U JP6728493 U JP 6728493U JP 6728493 U JP6728493 U JP 6728493U JP H0728788 U JPH0728788 U JP H0728788U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
unicycle
handle
saddle
vehicle body
balance
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP6728493U
Other languages
English (en)
Inventor
博 吉田
Original Assignee
博 吉田
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Filing date
Publication date
Application filed by 博 吉田 filed Critical 博 吉田
Priority to JP6728493U priority Critical patent/JPH0728788U/ja
Publication of JPH0728788U publication Critical patent/JPH0728788U/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目 的】この考案は、取っ手を付けた一輪車用のサド
ルに関するものである。 【構 成】従来の一輪車のサドルに取っ手を付ける。

Description

【考案の詳細な説明】 【産業上の利用分野】
この考案は、取っ手を付けた一輪車用のサドルに関するものである。
【従来の技術】
一輪車の特質を二輪車と比較して考えると2つあげられる。1つは手で車 体をつかむことができないこと、もう1つは車輪が1つであることである。 まず、一輪車の特質の1つである手で車体をつかめないことについて考え る。一輪車は運転者と車体との接点がペダルとサドルだけで、運転中は手で 車体をつかみようがなく手放しで乗ることを前提にしており、運転者にとっ て車体の確保が難しくなっている。このことは、二輪車について考えてみる とよく分かる。 二輪車においては運転者は、ハンドルを握り、サドルに座り、ペダルを踏 んで車体をしっかりと持ちこたえ得ている、つまり車体を確保できていると いえる。ハンドル・サドル・ペダルの三角形を形成する3点で支えるから安 定して車体を確保できると考えられ、中でも、お尻や足を載せるだけのサド ルやペダルよりも、握ぎることができるハンドルが車体の確保に一番大きな 役割を果たしていると考えられる。二輪車におけるハンドルには、前輪の方 向を直接変化させ、そのことによって車体の平衡を保ち、進行方向を変化さ せる働きもあるわけであるが、この働きとは別に、二輪車のハンドルには運 転者に車体を十分に確保させる働きがあると言える。 これに対し一輪車は、ハンドルがないためサドルとペダルだけで支えるこ とになる。このため、例えば初心者は、車輪の中心とサドルの中心を結ぶ車 体の中心線と、運転者の体との角度を一定に保ちたいと考えても、車体の中 心線の傾きに気が付かず、車輪が前又は後に行き過ぎてしまうことがある。 つまりこれは、初心者が車体を確保できていない結果だと言える。 次に、一輪車の特質のもう1つである車輪が1つであることについて考え る。二輪車においては、車輪が前後に2つあることから、少なくとも車体は 前後には倒れる心配はなく、左右に倒れる心配があるだけなのに対し、一輪 車は左右のほかに前後、斜め、あらゆる方向に倒れる可能性がある。つまり 、一輪車は運転者にとって、非常に、平衡の保持が難しいものと言える。 ところで、車体の中心線が運転者の意志に反して予定の位置よりも傾けば 、運転者はバランスを失うのであるが、と言ってこれは、運転者が車体の中 心線が傾いたことを分かっていてもバランスを保っていることができない場 合もあり、また、車体の中心線が傾かなくてもバランスを保っていることが できない場合もあると言う意味で、車体の確保ができないことイコール平衡 の保持ができないこととは、考えるべきではない。つまり、車体の確保と平 衡の保持は明らかに区別して考えることができると言える。 以上を要約すると、一輪車は運転者にとって運転が難しいのであるが、こ れは車体の確保と平衡の保持が難しいことに由来するということになる。そ して、同じ由来から一輪車が運転者の平衡感覚と運動神経の鍛錬に役立つも のになっていると考えられるので、これを言い換えれば、一輪車の運転が難 しく、かつ、役に立つ由来は、車体の確保の困難性と、平衡の保持の困難性 の2点にあると言える。 ところで、初心者にとって一輪車の運転の習熟は、まさに車体の確保の困 難性と平衡の保持の困難性が同時におおいかぶさってきて、困難きわまりな いものになっており、困難すぎて、補助者がいるか両側に手ごろな手摺があ ればともかく、一人きりでは練習を継続すること自体が困難な場合が多い。 それに加えて、初心者がバランスを失って一輪車を降りる場合、車体をつか むことが出来ないため、いきおいよく一輪車を転倒させ、激しくサドルの前 部、又は、後部を地面に打ちつけ、初心者の恐怖心をあおることが、これに 拍車をかけている。 近年、小学生を中心に一輪車は1つのブームになりつつあるようにも見え る。しかし、学校あげて一輪車の習熟に取組んでくれるとか、家族の中に特 に熱心に練習の補助に努める者がいるのならともかく、そうでない場合は、 もう少し一輪車が取組みやすいものであればいいのにと思っているのが大多 数の初心者の心境であると考えられる。 一輪車を初心者にとってもう少し取組みやすいものに出来ないものかと考 えた場合、一輪車である以上、平衡の保持の困難性の緩和は難しいだろうが 、なんとか車体の確保の困難性の緩和を図りたいと考えるところである。
【考案が解決しようとする課題】
この考案は、従来の一輪車が持っている車体の確保の困難性と平衡の保持 の困難性の内、車体の確保の困難性について、その緩和を図ろうとするもの である。
【課題を解決するための手段】
従来の一輪車のサドルに取っ手を付ける。
【作用】
従来の一輪車のサドルに取っ手を付けることによって、運転者は車体を確 保できるようになる。つまり、従来の一輪車はサドルとペダルの2点だけで 支えるため、初心者にとっては車体の中心線の傾きを感じとることさえが大 変で、初心者がバランスを失い転倒した場合、何がどうなってバランスを失 いどうすればバランスを回復できたのかについて皆目見当がつかないことが ある。これに対し、サドルに取っ手を付けた一輪車は3点で車体を支えるの で、初心者でも車体の中心線の傾きを即時に体感することが出来る。つまり 、十分に車体を確保できるので、仮にバランスを失って転倒しても、何故バ ランスを失い、どうすればバランスを回復できたのかについて自分で容易に 分析し理解することができる。
【実施例】
(イ) 実施例1 右側面図を図1、平面図を図2で示すサドルの前部及び後部に取っ手を付 けた請求項1の取っ手を付けた一輪車用のサドル。 (ロ) 実施例2 右側面図を図1、平面図を図2で示すサドルの前部に取っ手を付けた請求 項1の取っ手を付けた一輪車用のサドル。 (ハ) 取っ手の形状は実施例1及び実施例2の形状のほか、実施例2の先端部 分の円形部分がT字型やY字型等、運転者が扱いやすく、危険でないもので あれば、種々の形でよい。 (ニ) 取っ手は取り付けたり取り外したり出来るものでもよい。 (ホ) 取っ手はシートピラーを基点にして付けてもよい。
【考案の効果】
一輪車のサドルに取っ手を付けることによって、次の効果を得ることができ る。 (イ) 運転者は、取っ手を手で握ることによって体と車体との接点が増え、取 っ手・サドル・ペダルの三角形を形成する3点で支えるので、容易に車体を 確保することができるようになる。 (ロ) 初心者が一輪車の運転を練習する場合、取っ手を手で握ることができ、 手放しの時よりも安心感を持って練習できるため、運転の上達に役立つ。 初心者は、補助者がいない場合でも片側に適当な手摺があれば、次のよう な過程を経て、取っ手がない場合よりも短期間に、一輪車の運転に習熟する ことができる。 第一段階 片側の手摺に両手でつかまり、練習する。 第二段階 片手で手摺につかまり、もう一方の手で取っ手を握って、練習 する。 第三段階 両手で取っ手を握って、練習する。 第四段階 片手で取っ手を握り、もう一方の手は手放しにして、練習する 。 第五段階 両手を手放しにして、練習する。 (ハ) 初心者にとって、従来の一輪車は両側に補助者か手摺がないと練習が大 変難しいのに対し、本考案の一輪車は片側に手摺があれば、他の片方の手 で取っ手を握ることによって、十分に一人で練習できる。 このことは、従来の一輪車は練習できる環境が限られているが、本考案 の一輪車を練習できる環境はいたるところにあることを意味する。 (ニ) 従来の一輪車の場合、初心者がバランスを失って一輪車を降りる場合、 激しくサドルの前部、又は、後部を地面に打ちつけることが多く、このた めサドルの前部、又は、後部が汚破損することが多いと同時に、初心者に 恐怖心を与える。 この点、本考案の一輪車は、バランスを失って降りる場合でも、取っ手 を握ることが出来るので、サドルを地面に打ちつけることがなく、初心者 に恐怖心を与えることがない。 (ホ) 取っ手を握ることによって、ペダルを十分に力を込めて踏み込めるよう になり、取っ手がない場合よりも、急加速、急制動が可能になる。 (ヘ) 取っ手がない場合は、両手は見かけ上、不安定にぶらぶらしている状態 で見苦しい場合があるが、取っ手を握ることによってこれを解消できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 実施例1の右側面図
【図2】 実施例1の平面図
【図3】 実施例2の右側面図
【図4】 実施例2の平面図
【符号の説明】
1は取っ手 2はサドル 3はシートピラー

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 取っ手を付けた一輪車用のサドル
JP6728493U 1993-11-10 1993-11-10 取っ手付き一輪車用サドル Pending JPH0728788U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6728493U JPH0728788U (ja) 1993-11-10 1993-11-10 取っ手付き一輪車用サドル

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6728493U JPH0728788U (ja) 1993-11-10 1993-11-10 取っ手付き一輪車用サドル

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0728788U true JPH0728788U (ja) 1995-05-30

Family

ID=13340529

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6728493U Pending JPH0728788U (ja) 1993-11-10 1993-11-10 取っ手付き一輪車用サドル

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0728788U (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2019059445A (ja) * 2017-09-28 2019-04-18 株式会社クボタ 移動体

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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