JPH05116666A - 形状変換自転車 - Google Patents

形状変換自転車

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JPH05116666A
JPH05116666A JP34758291A JP34758291A JPH05116666A JP H05116666 A JPH05116666 A JP H05116666A JP 34758291 A JP34758291 A JP 34758291A JP 34758291 A JP34758291 A JP 34758291A JP H05116666 A JPH05116666 A JP H05116666A
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JP
Japan
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unicycle
wheel
handle
bicycle
support frame
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Pending
Application number
JP34758291A
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English (en)
Inventor
Bungo Otani
文吾 大谷
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Individual
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 一輪車に乗る為の練習具として、また新しい
形の二輪車としても使用でき、上達すれば一輪車として
も楽しめる形状変換自転車を提供することを目的とす
る。 【構成】 一輪車の車輪よりも小形の車輪を持つ前輪支
持フレームを、一輪車の支柱に着脱可能な状態で取り付
けた。前輪支持フレームには、方向操作のできないハン
ドルを取り付けると共に、ハンドル操作とは無関係に取
り付けた前輪を、その方向性が自在な無指向性車輪とし
たものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、着脱可能な状態に設定
した前輪支持フレームを、一輪車に取り付けることによ
り、好みに応じて一輪車として又は、二輪車としても使
用できるように、その形態を変えられるように改善した
形状変換自転車に関する。
【0002】
【従来の技術】車輪に直結した推進用のペダル付きクラ
ンクと、腰掛けとしてのサドルを備えた一輪車は、子供
から大人まで楽しめるし、バランス感覚や集中力及び反
射神経などが養われ、各種のスポーツ等にも役立つこと
から人気のある乗物の一つである。適当な場所があれば
一人でも楽しめるが、最近では職場や学校等でも採用さ
れ愛用者人口も増えてきている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】人気のある一輪車は、
その反面乗り方が難しく誰もが苦労するところである。
練習方法としては、鉄棒を利用したり、補助者の肩や腕
につかまったりしながら練習するが、常に補助者がいる
とは限らず、一人で練習するにも適当な場所が無かった
りして、練習をあきらめたり上達が遅かったりという不
具合があった。本発明は、このような不具合を解消する
ためになされたものであり、一輪車に車輪付きの補助具
を着脱可能な状態で取り付けて、二輪車としても使用で
きるようにした形状変換自転車を、提供することを目的
とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記不具合を解決するた
めに、本発明は次のような構成としている。一輪車の支
柱に、一輪車の車輪よりも小形の車輪を持つ前輪支持フ
レームを、着脱可能な状態で取り付けた。前輪支持フレ
ームには、方向操作のできない固定したハンドルを取り
付けると共に、前輪としては、ハンドルと無関係で、そ
の方向性が自在である無指向性車輪を配設したものであ
る。
【0005】
【作用】前輪が無指向性車輪であることと、ハンドルが
固定されていることにより、固定ハンドルは方向性を操
作するものではなく、単につかまるだけのものである。
よって、一般的な二輪車と異なり、一輪車と同様にバラ
ンスを取りながら乗車しなければならない。しかし、二
輪車であるから一輪車よりもいくらか乗りやすく、一輪
車に乗る為の練習補助具にもなるし、複雑な動きをする
二輪車としても使用できるものである。
【0006】
【実施例】本発明の実施例について、図面を参照して説
明する。図1は本発明の形状変換自転車を示す斜視図、
図2は図1で示す一輪車のうちその一部を分解して示す
斜視図、図3は図1で示す前輪支持フレームの分解斜視
図である。図1で示すように本発明の形状変換自転車1
0は、車輪13の軸芯に取り付けた支柱16に、着脱可
能な状態で配設したサドル18を有する一輪車12と、
この一輪車の支柱16に着脱自在に取り付けられ、ハン
ドル30を有する前輪支持フレーム20とからなる。こ
れらの一輪車12と前輪支持フレーム20とについて、
図2及び図3を参照して更に詳細に説明する。一輪車1
2は図2で示すように、車輪13の軸芯に直結し、推進
用としてのペダル14付のクランク15を、また、この
軸芯には車輪13をはさむように、二又のフォークを持
ったパイプよりなる支柱16も取り付けている。支柱1
6の先端からは、サドル18に直結した棒状のシートポ
スト19を持った腰掛部を挿入し、両者を結束手段とし
て一般に用いられているピンナット17によって、着脱
可能な状態で固着している。ピンナット17とは、ピン
を回転させることにより直径が小さくなるように締付け
る工具不要の固着具である。このピンナットは、ゆるめ
たり締付けたりすることによって、サドルの高さを調整
する為のものである。この一輪車12は、市販されてい
る一般の一輪車と同様のものである。
【0007】前輪支持フレーム20は、図3で示すよう
に枠体22と、この枠体に取り付けるハンドル30及び
車輪35とからなる。枠体22はパイプ状の棒体を加工
したもので、一端を上方に湾曲させた上パイプ23と、
このパイプの中間部より下方に延出した前パイプ24と
で、略T字形に形成している。上パイプの湾曲部端に
は、ハンドル受け26を配設し、図示しないピンナット
でハンドル30を固着することができる。また、上パイ
プの他端には、一輪車の支柱を挿入する為の支柱挿入用
パイプ28を上パイプと直交するように設けている。こ
の支柱挿入用パイプ28と前パイプ24間には、S字形
の下パイプ25を配設すると共に、S字形の湾曲部を上
パイプ23に接合させて、この接合部と下パイプの両端
3ケ所を溶接により固着し、全体を堅固な枠体22とし
ている。支柱挿入用パイプ28にはピンナット29を配
設し、一輪車12を取り付けて完全に固着することがで
きる。前パイプ24の下方には小型の車輪35を取り付
けている。この車輪35は一輪車の直径よりも、小さく
て、自在コロコンの如く前パイプとは方向性を自在にし
て、360度回転できる状態の無指向性車輪である。ま
た、この車輪35と前パイプ24との接続部は、車輪3
5の垂直方向の中心線から外れた位置に設定されてい
る。ハンドル30は中間部を折曲したU字形であり、上
パイプ23に設けたハンドル受け26に、図示しないが
前述したと同様のピンナットで固着している。このピン
ナットをゆるめたり締め付けたりして、ハンドルの姿勢
を支えられるように設定している。ハンドルの姿勢と
は、U字形の先端部である握り部分の高さを低くしたり
高くしたりすることである。これはハンドル受け26を
支点として、ハンドルの先端部が円弧をえがくように回
動させることで、ドロップ形ハンドルからアップ形ハン
ドルにまで変えられるものである。ハンドルの姿勢を決
めた後は、図示しないピンナットを締め付けることによ
り、上パイプ23すなわち枠体22と一体化して固着さ
れる。よって、このハンドル30は、一般の自転車の如
く左右方向に動かして、方向操作を行なうものではな
く、単につかまる為だけのものである。しかも、前輪は
360度回転する無指向性車輪であるから、ハンドル3
0と前輪35との間に操作上の関係はなく、方向を決め
るには、この自転車に対する乗り手の体重移動等により
行なう。
【0008】このように形成した枠体22とハンドル3
0及び車輪35は、図4で示すように組み立てされる。
図4は図3の組立て状態を示す説明図である。枠体22
と車輪35とは、車輪の頂部に設けたボルトを、前パイ
プ24のねじ溝に嵌合したり、両者を溶接したり等の固
着手段によって取り付ける。ハンドル30は、ハンドル
受け26に嵌合し、図示しないピンナット等により固着
する。このピンナットは少しゆるめることにより、実線
と点線で示す図示の如く、ハンドル受け26を中心とし
てハンドルのU字先端部が、上パイプ23の両側で、か
つ上パイプと平行で、円弧をえがくように回動し、前述
したようにその姿勢を変えることができる。このように
組立てした前輪支持フレーム20に、一輪車12を取り
付けるには、一輪車の支柱16を図4で示す支柱挿入用
パイプ28に挿入する。そして、ピンナット29を締め
付けることにより、両者を固着することができる。
【0009】このように構成した形状変換自転車10を
使用するときは、次のようにして用いる。まずサドル1
8の高さを調整し、ハンドルは図4の実線で示す位置に
合せて乗る。すなわちハンドルをドロップ形ハンドルに
設定すると、上体が前輪側に傾斜するから、前輪35に
も重心がかかり、二輪車として乗るのに適する。走行中
にハンドルで方向を決めることができないから倒れやす
いが、バランスをとりながら微妙な体重の移動により、
前輪35の方向を操作しながら進行する。しかも、前輪
の接地点と前パイプ24の力点は一致しないように、車
輪垂直方向の中心線から外れて取り付けられているか
ら、より一層バランスがとりにくく設定されている。よ
って、この形状変換自転車10が図4で示す矢印方向に
進行すると、実線から点線で示す前パイプ24の如き関
係に車輪が180度回転し、前パイプ24の先端が、車
輪35の軸芯よりも前方に位置することになる。これは
進行方向に対してよりも、後方側に車輪の重心が移るか
らである。ハンドル30を図4の点線で示すようにアッ
プ形ハンドルにすると、上体がサドル上で垂直になるか
ら、一輪車に乗る姿勢に近くなる。よって二輪車であり
ながら一輪車に乗るようなバランスを必要とするから、
一輪車の練習になるものである。二輪車に乗れるように
なったら、走行中に前輪を接地面からあげるようにすれ
ば一輪車のスタイルになる。二輪車による片輪走行がで
きれば、前輪支持フレーム20を外し、一輪車による練
習を行なうと早く乗れるようになる。一輪車に乗れる人
でもこの二輪車は、一輪車と異なる動きをするから、一
輪車とは違った面白さがあるものである。
【0010】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、一
輪車に補助輪を有する前輪支持フレームを、着脱可能な
状態で取り付けたことにより、多くの効果を得ることが
できた。すなわち、一輪車の練習として、二輪車から練
習を始めることができるから、補助者不要の練習ができ
るようになった。しかも、ハンドルの姿勢を変えること
により、二輪車や一輪車としてそれぞれ適切な練習がで
きるので、上達がより一層早くなった。ハンドルを枠体
に固定したことにより、前輪の操作と無関係に設定した
から、簡単に乗れる二輪車ではなく、一輪車に乗る迄の
練習具として好適する自転車が得られた。前輪に無指向
性車輪を用いたことにより、微妙なバランスを利用して
走行するから、一輪車とは異なる難しさもあって、一輪
車とは違った楽しみ方のできる自転車でもある。この形
状変換自転車は、一輪車の練習具だけではなく、一輪車
としてはもちろんのこと、新しい形の二輪車としても、
誰にでも楽しく遊べる自転車である等、多くの効果を得
ることができた。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の形状変換自転車を示す斜視図である。
【図2】図1で示す一輪車のうちその一部を分解して示
す斜視図である。
【図3】図1で示す前輪支持フレームの分解斜視図であ
る。
【図4】図3の組立て状態を示す説明図である。
【符号の説明】
10 形状変換自転車 12 一輪車 13 車輪 14 ペダル 15 クランク 16 支柱 18 サドル 20 前輪支持フレーム 22 枠体 30 ハンドル

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車輪と直結したペダル付きのクランクを
    設けると共に、前記車輪の車軸に取り付けた支柱とは着
    脱可能な状態で配設したサドル部を有する一輪車と、 この一輪車の車輪よりも小径で、ハンドルとは関係なく
    その方向性を自在な状態にして取り付けられた車輪を有
    し、前記一輪車の支柱に着脱可能な状態で配設した前輪
    支持フレームとからなることを特徴とする形状変換自転
    車。
JP34758291A 1991-10-28 1991-10-28 形状変換自転車 Pending JPH05116666A (ja)

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JP34758291A JPH05116666A (ja) 1991-10-28 1991-10-28 形状変換自転車

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JP34758291A JPH05116666A (ja) 1991-10-28 1991-10-28 形状変換自転車

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JPH05116666A true JPH05116666A (ja) 1993-05-14

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ID=18391196

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB2387823A (en) * 2002-04-16 2003-10-29 Chih Yang Yu Unicycle assembly with auxiliary wheel device
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