JPH07287710A - 文書作成装置及び方法 - Google Patents

文書作成装置及び方法

Info

Publication number
JPH07287710A
JPH07287710A JP6080343A JP8034394A JPH07287710A JP H07287710 A JPH07287710 A JP H07287710A JP 6080343 A JP6080343 A JP 6080343A JP 8034394 A JP8034394 A JP 8034394A JP H07287710 A JPH07287710 A JP H07287710A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
key
instruction
voice
voice output
pointing device
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP6080343A
Other languages
English (en)
Inventor
Munehiro Satou
宗大 佐藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Toshiba Software Engineering Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
Toshiba Software Engineering Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp, Toshiba Software Engineering Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP6080343A priority Critical patent/JPH07287710A/ja
Publication of JPH07287710A publication Critical patent/JPH07287710A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Document Processing Apparatus (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】画面表示されるキーボード画像中のキーをスタ
イラスペンで指示操作する際、操作の内容に応じた音声
出力により確認等を行なう。 【構成】キーボードの画像を画面表示する液晶表示パネ
ル19と、この液晶表示パネル19で表示されたキーボード
画像中の任意のキーを指示するスタイラスペン17と、こ
のスタイラスペン17で指示されたキーが文字キーであっ
た場合に、その文字の読みに対応した音声を音声データ
領域13dから読出して音声合成部27により音声合成さ
せ、スピーカ26より出力させるCPU11とを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ペン入力での筆記操作
に応じた図形表示を行なう文書作成装置及び方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、日本語ワードプロセッサのほとん
どの機種では、その入力をキーボードでのキー操作によ
り行なっていた。そして、ワードプロセッサとしての機
能が順次向上するに連れて、限られた数のキーで多くの
各種機能を実行させるために、一般に機能選択キーと呼
ばれるキーを1個乃至複数個設け、この機能選択キーと
既存のキーとを組合わせて操作することにより、1つの
キーで複数種のキー入力を可能としていた。
【0003】しかるに、例えば文書上に図形を作成する
図形モードで表示画面上の任意点位置を指定するなど、
キーボードによるキー操作が比較的苦手とするポインテ
ィング指示等を補助する方法として、近年、キーボード
に加えてペン入力機能を備えたワードプロセッサが商品
化されている。
【0004】このペン入力機能を備えたワードプロセッ
サでは、表示部の画面上に透明電極によるタブレット入
力部を一体的に構成し、このタブレット上をスタイラス
ペンと呼ばれる専用のペンでポインティング動作あるい
は筆記動作することにより、画面上の任意点位置や表示
した項目を選択入力し、あるいは手書き文字認識を行な
うようにしたものである。
【0005】しかるに、上記ペン入力機能を備えたワー
ドプロセッサで、表示画面上にキーボードの画像を表示
させ、このキーボード画像中の任意のキーをスタイラス
ペンでポインティング指示操作することで、実際のキー
ボードでのキー入力と同様の入力を行なう機能を有する
ものがある。この機能は、携帯性を重視したキーボード
を有しないポケットタイプのワードプロセッサや、キー
ボードを有してワードプロセッサでもペン入力動作途中
でペンを手放すことなく文字入力を行ないたい場合に特
に有用な機能である。
【0006】この種の機能を有するワードプロセッサ
で、スタイラスペンでキーボード画像中のキーを指示操
作した際に、操作の確認を行なうためにビープ音を出力
させるようにしたものがある。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ようなスタイラスペンでキーボード画像中のキーを指示
操作した際に、操作の確認を行なうためにビープ音を出
力させるものでは、どのキーを操作した場合でも出力さ
れるビープ音は同じであり、操作を行なったことを確認
することはできても、どのキーを操作したかを確認する
ことはできなかった。
【0008】本発明は上記のような実情に鑑みてなされ
たもので、その目的とするところは、画面表示されるキ
ーボード画像中のキーをスタイラスペンで指示操作する
際、操作の内容に応じた音声出力により確認等を行なう
ことが可能な文書作成装置及び方法を提供することにあ
る。
【0009】
【課題を解決するための手段及び作用】すなわち本発明
は、ポインティングデバイスを備えた文書作成装置にお
いて、キーボードの画像を画面表示する表示手段と、こ
の表示手段で表示されたキーボード画像中の任意のキー
を上記ポインティングデバイスの操作により指示する指
示手段と、この指示手段で指示されたキーが文字キーで
あった場合に、その文字の読みに対応した音声を出力す
る音声出力手段とを備えるようにしたものである。
【0010】このような構成とすることにより、特に文
字入力がなされた場合にはその内容の読みを音声で確認
することができる。また本発明は、ポインティングデバ
イスを備えた文書作成装置において、キーボードの画像
を画面表示する表示手段と、この表示手段で表示された
キーボード画像中の任意のキーを上記ポインティングデ
バイスの操作により指示する指示手段と、この指示手段
で指示されたキーが文字キーであった場合、その文字の
読みに対応した音声と、文字の読みに対応しない特定の
音声とのいずれかの出力を選択する選択手段と、この選
択手段の選択内容にしたがって上記指示手段でのキー指
示に応じた音声を出力する音声出力手段とを備えるよう
にしたものである。
【0011】このような構成とすることにより、特に文
字入力の内容の読みを音声で確認するモードと指示操作
のみ確認するモードとを自由に切換設定することができ
る。また本発明は、ポインティングデバイスを備えた文
書作成装置において、キーボードの画像を画面表示する
表示手段と、この表示手段で表示されたキーボード画像
中の任意のキーを上記ポインティングデバイスの操作に
より指示する指示手段と、この指示手段でのキー指示に
対応した音声を出力する音声出力手段と、上記指示手段
でのキー指示の速度が予め特定される値以上あるか否か
判断する判断手段と、この判断手段でキー指示の速度が
予め特定される値以上あると判断した場合に、上記音声
出力手段による音声の出力を停止する音声出力停止手段
とを備えるようにしたものである。
【0012】このような構成とすることにより、高速で
連続してキー指示した場合に音声の確認が困難となるの
を防止し、無駄にうるさい音声が出力されてしまうのを
防止することができる。
【0013】また本発明は、ポインティングデバイスを
備えた文書作成装置において、キーボードの画像を画面
表示する表示手段と、この表示手段で表示されたキーボ
ード画像中の任意のキーを上記ポインティングデバイス
の操作により指示する指示手段と、この指示手段でのキ
ー指示に対応した音声を出力する音声出力手段と、上記
指示手段での指示キーが一回の操作時間に対応して連続
したキー入力を行なうリピートキーであるか否かを判断
する判断手段と、この判断手段で指示キーがリピートキ
ーであると判断した場合に、上記音声出力手段による音
声の出力を所定回数に制限する音声出力制限手段とを備
えるようにしたものである。
【0014】このような構成とすることにより、特にカ
ーソルキーやスペースキー等の一回の操作時間に対応し
た連続したキー入力が行なわれるリピートキーの操作に
際し、無駄にうるさい音声が出力されてしまうのを抑制
することができる。
【0015】
【実施例】以下本発明を日本語ワードプロセッサに適用
した場合の一実施例について図面を参照して説明する。
図1は全体の回路構成を示すもので、11はマイクロプロ
セッサ(CPU)、12は同マイクロプロセッサ11により
アクセスされるRAM、13は同ROMである。
【0016】マイクロプロセッサ(以下CPUと称す)
11は装置全体の制御を行なうもので、上記RAM12及び
ROM13をアクセスして、入力指示に従うプログラムの
起動で、文書作成処理、図形作成処理の1つのとしての
罫線作成処理、各種ガイド表示処理等を実行する。
【0017】RAM12は、作成文書中の文字や制御コー
ド等を記憶するテキストバッファ12a、ペン指示操作さ
れたキーのキーコードを記憶し、これを基に音声出力さ
せるための音声バッファ12bを始め、行イメージ領域
(印字バッファ)、外字登録領域、語句登録領域などの
各制御情報を記憶する領域からなる。
【0018】ROM13は、CPU11の動作を決定するプ
ログラムやキー入力及びペン入力に伴う語句変換ルーチ
ン、音声出力ルーチンなどの入力処理プログラム及びそ
の他の処理プログラムを格納したプログラム領域13aを
始め、表示あるいは印字文字パターン等を記憶する文字
パターン領域13b、仮名あるいはローマ字で入力された
読みを漢字に変換するための各種辞書が登録された辞書
領域13c、指示キーに対応した種々の音声データをテー
ブルの形で記憶した音声データ領域13d等を有してい
る。
【0019】また、14はキーボード、19は表示部である
液晶表示パネル、16は液晶表示パネル19上に一体にして
設けられるタブレット入力部、17はこのタブレット入力
部16上でポインティングあるいは筆記入力を行なうため
のスタイラスペン、22はフロッピィディスク装置(FD
D)、24はプリンタである。
【0020】キーボード14は、文書作成等に必要な入力
情報をキーボードインタフェース(KB−IF)15を介
してCPU11へ入力する。このキーボード14には、文字
キー、カーソルキー等に加えて、これら文字キー、カー
ソルキー等と組合わせて各種機能を実行するための機能
選択キー、語句の変換及び他の選択候補の表示等を指示
するための「変換/次候補」キー、各種機能の実行を指
示するための「選択/実行」キー等を含む各種のファン
クションキーが設けられる。
【0021】液晶表示パネル19は、例えば40字×20
行の表示を行なうドットマトリックスタイプの透過型液
晶表示パネルで構成され、その背面側には図示しないバ
ックライト装置を備える。表示コントローラ(表示−C
NT)20は、CPU11の制御の下にVRAM21を用いて
上記テキストバッファ12a、罫線バッファ12bに保持さ
れるデータを重畳した表示データをビットマップ状に展
開しながら液晶表示パネル19の表示制御を行なう。
【0022】タブレット入力部16は、上記液晶表示パネ
ル19上に一体にして設けられる透明のもので、スタイラ
スペン17とで例えば電磁誘導方式のディジタイザを構成
する。しかるに、液晶表示パネル19画面上のタブレット
入力部16で該スタイラスペン17のポインティング動作あ
るいは筆記動作を行なうと、タブレット入力部16はその
動作位置を例えば120回/秒程度のサンプリング速度
でサンプリングし、得た座標位置に応じたx,y座標デ
ータを発生する。このタブレット入力部16で発生したデ
ータはCPU11の制御の下に入力動作を行なうタブレッ
トコントローラ18内で対応するコードデータに変換さ
れ、CPU11へ送られる。
【0023】フロッピィディスク装置22は、ディスクイ
ンタフェース(FDD−IF)23を介してCPU11の制
御の下に、作成された文書を保存したり、外字および第
2水準文字等を記憶する。
【0024】プリンタ24は、プリンタインタフェース
(PRT−IF)25を介してCPU11の制御の下に、作
成された文書あるいは上記フロッピィディスク装置22か
ら本体内に読込んだ文書情報を印字する。
【0025】スピーカ26は、CPU11の制御の下に音声
データに対して音声合成処理を行なう音声合成部27から
の実音声信号をアンプ28を介して増幅した後の拡声出力
するものである。
【0026】次いで上記実施例の動作について説明す
る。ここでは、文書作成に際して「ペン入力ウィンド
ウ」と称する、キーボード画像(以下これも「ペンキー
ボード」と称する)を含むウィンドウを画面表示させた
状態での動作を例示するものとする。
【0027】図2はこのペン入力ウィンドウPIWを液
晶表示パネル19の画面に表示させた状態を例示するもの
である。このペン入力ウィンドウPIW内のペンキーボ
ードPKBでは、JIS準拠配列のひらがなによる文字
キーの他に、機能選択キー「機能1」「機能2」、直前
の操作内容を取消す「取消」キー、種々動作メニューを
表示させるための「メニュー」キー、かな漢字変換のた
めの「変換/次候補」キー、空白を入力するための「ス
ペース」キー、単漢字変換を行なうための「単漢字」キ
ー、ひらがな入力によるかな漢字変換を指定する「ひら
がな」キー、かな漢字変換その他の選択及び実行を指示
するための「選択/実行」キー、武士中の他部位値を指
定するための「タブ」キー、画面中のカーソルCの移動
を指示するためのカーソルキー、文字挿入のための「挿
入」キー、文字削除のための「削除」キー、文書の印刷
を指示するための「印刷」キー及び武士中に罫線を作成
するための「罫線」キー等を表示している。図中では、
「ひらがな」キーが指示されていることを反転表示によ
り示し、これに対応して上述の如く文字キー部分がすべ
てひらがなとなっている状態を示す。
【0028】またペン入力ウィンドウPIWには、上述
したペンキーボードPKBの他にも、「ペンキーボー
ド」「かんたんペンキー」「機能一覧」「ペン入力の終
了」等の項目と各種シンボルによる音声モード用のモー
ド設定項目MSI1〜4とが表示される。
【0029】「ペンキーボード」の項目は、この図3に
示すようなペンキーボードPKBの配列状態でのペン入
力ウィンドウPIWを示すものであり、現在この「ペン
キーボード」の項目が選択されていることを示すべく反
転表示される。
【0030】また、「かんたんペンキー」の項目を指定
した場合は図3に示すようにペンキーボードPKBのキ
ー配列が五十音に則した初心者向けのものとなり、同時
にこの「かんたんペンキー」の項目が選択されているこ
とを示すべく反転表示される。
【0031】また図2及び図3におけるモード設定項目
MSI1〜4は、上述した如くそれぞれ音声モードでの
各種モード設定を行なうもので、モード設定項目MSI
1はペンキーボードPKBのキーが指示された際の効果
音の出力を停止する「音声停止モード」、モード設定項
目MSI2はペンキーボードPKBの特に文字キーが指
示された際にその文字の読みを効果音として出力し、そ
の他のキーは予め特定される同一の効果音を出力する
「確かめ形式モード」、モード設定項目MSI3はタイ
プライタによるキーパンチやキャリッジ音等の効果音を
出力する「タイプライタ形式モード」、モード設定項目
MSI4はランダムな選択により種々の効果音を出力す
る「おもしろモード」をそれぞれ設定するためのもので
ある。
【0032】また、このモード設定項目MSI1〜4に
は含まれないが、システムのモード切換えを行なう操作
により、ある一定以上の速さでキー入力あるいはペンキ
ーボード中のキーの指示を行なった場合に効果音の出力
がキー入力に追い付かなくなってしまい、無駄にうるさ
い効果音が出力されてしまうのを防止する「高速規制モ
ード」、特にカーソルキーやスペースキー、挿入キー及
び削除キーなど、一回の操作時間に対応した連続したキ
ー入力が行なわれるリピートキーの指示操作に際し、無
駄にうるさい効果音が出力されてしまうのを抑制する
「リピートキー対応モード」の切換設定を行なうことが
できるものとする。
【0033】しかして、上記図2あるいは図3に示した
ような液晶表示パネル19のペン入力ウィンドウPIW中
のペンキーボードPKBに対し、スタイラスペン17によ
りポインティング指示操作を行なうと、図4に示す罫線
作成処理が実行される。
【0034】すなわち、この図4では、スタイラスペン
17の筆記動作1ストロークに際して、スタイラスペン17
の先端がペンキーボードPKB中のいずれかのキーに接
触する「ペンオン」、上記ペンオンの状態が継続されて
おり、実際に指示操作によるキーの座標データが順次サ
ンプリングされている「ペンドラッグ中」及びスタイラ
スペン17の先端がペンキーボードPKBから離れる「ペ
ンオフ」の3つの状態に対して処理を行なうものであ
る。
【0035】その処理当初には、まず「ペンオン」の状
態であるか、すなわちペン先がオフの状態からオンの状
態に変化し、ペンキーボードPKBの領域に対応したペ
ン先の座標データがサンプリングにより入力され始めた
か否かを判断する(ステップS1)。
【0036】ここで「ペンオン」の状態となったと判断
すると、サンプリングで入力したペン座標位置にあるキ
ーを反転表示させると共に(ステップS2)、ペン座標
データを実際のキーボード14の相当するキー入力に該当
するキーコードに変換し(ステップS3)、そのキーコ
ードを一旦RAM12の音声バッファ12bに格納するな
ど、ここでは図示しない文書作成上の処理を実行する。
そして、次にペンキーボードPKBのキー指示に対して
なんらかの効果音を出力する「音声出力モード」が設定
されているか否か、逆にいえば上記モード設定項目MS
I1による「音声停止モード」が設定されていないか否
かを判断する(ステップS4)。
【0037】ここで「音声出力モード」が設定されてい
なければ、以下の音声出力に関する処理は省略して再度
上記ステップS1に戻るが、「音声出力モード」が設定
されていると判断した場合には、次に上述した「高速規
制モード」が設定されているか否か判断する(ステップ
S5)。
【0038】ここで「高速規制モード」が設定されてい
なければ問題ないが、設定されている場合には、次に上
記音声バッファ12bにまだ音声出力処理を行なっていな
いキーコードがあるか否か、すなわち実際にある一定以
上の速度でキー入力あるいはペンキーボード中のキーの
指示が行なわれているか否か判断する(ステップS
6)。
【0039】音声バッファ12bにまだ音声出力処理を行
なっていないキーコードがある場合には、すでに効果音
の出力がキー入力に追い付かなくなっており、無駄にう
るさい効果音が出力されてしまうのを防止するべく、以
下の音声出力に関する処理は省略して再度上記ステップ
S1に戻る。
【0040】また、上記ステップS5で「高速規制モー
ド」が設定されていないと判断した場合、あるいは、設
定されていても上記ステップS6で音声バッファ12bに
まだ音声出力処理を行なっていないキーコードがないと
判断した場合には、指示されたキーと上記「確かめ形式
モード」「タイプライタ形式モード」及び「おもしろモ
ード」のいずれのモードが設定されているかとに応じ
て、出力する音声データを上記ROM13の音声データ領
域13dのテーブルから読出し(ステップS7)、これを
音声合成部27に送出して音声合成処理を実行させ、アン
プ28を介して増幅した後にスピーカ26より拡声出力させ
(ステップS8)、それから上記ステップS1に戻る。
【0041】この場合、特に「確かめ形式モード」が設
定された状態で指示されたキーが文字キーであった場合
には、例えば「あ」のキーが指示された際には「あ」の
合成音声が出力されるというように、その文字の読みに
対応した音声がスピーカ26より出力されることとなる。
【0042】また、上記ステップS1でペンキーボード
PKBの領域に対応したペン先の座標データがサンプリ
ングにより入力され始めた「ペンオン」の状態ではない
と判断した場合には、続いてこの「ペンオン」の状態が
継続されており、実際に指示操作によるキーの座標デー
タが順次サンプリングされている「ペンドラッグ中」の
状態であるか否か判断する(ステップS9)。
【0043】ここで「ペンドラッグ中」の状態であると
判断すると、次に指示キーがカーソルキーやスペースキ
ー、挿入キー及び削除キーなどのリピートキーであるか
否か判断する(ステップS10)。
【0044】ここで指示キーがリピートキーでない場合
には、以下の処理は省略して再度上記ステップS1に戻
るが、指示キーがリピートキーであると判断した場合に
は、再度上記ステップS3と同様に対応するキーコード
を発生して音声バッファ12bに格納するなど、文書作成
上の処理を実行し(ステップS11)、それから上述し
た「リピートキー対応モード」が設定されているか否か
判断する(ステップS12)。
【0045】ここで「リピートキー対応モード」が設定
されていれば、それ以上の音声出力は行なわないものと
して上記ステップS1に戻るが、設定されていない場合
には、次に再び上記ステップS7,S8と同様に指示さ
れたリピートキーと上記「確かめ形式モード」「タイプ
ライタ形式モード」及び「おもしろモード」のいずれの
モードが設定されているかとに応じて、出力する音声デ
ータを上記ROM13の音声データ領域13dのテーブルか
ら読出し(ステップS13)、これを音声合成部27に送
出して音声合成処理を実行させ、アンプ28を介して増幅
した後にスピーカ26より拡声出力させることでリピート
キーに対応した連続した音声出力を実行し(ステップS
14)、それから上記ステップS1に戻る。
【0046】さらに、上記ステップS9で指示操作によ
るキーの座標データが順次サンプリングされている「ペ
ンドラッグ中」の状態でもないと判断した場合は、次に
スタイラスペン17の先端がペンキーボードPKBから離
れる「ペンオフ」の状態であるか否か判断する(ステッ
プS15)。
【0047】ここで「ペンオフ」の状態であると判断す
ると、上記ステップS2の処理で反転表示させていた指
示キーを再び通常の表示状態に戻し(ステップS1
6)、以上でこの処理を終了して、再び上記ステップS
1からの処理を繰返す。
【0048】また、上記ステップS15で「ペンオフ」
の状態でもないと判断した場合には、次のペン入力のス
トロークを待機すべく、上記ステップS1,S9,S1
5の処理を繰返し実行する。
【0049】
【発明の効果】以上詳記した如く本発明によれば、画面
表示されるキーボード画像中のキーをスタイラスペンで
指示操作する際、操作の内容に応じた音声出力により確
認等を行なうことが可能な文書作成装置及び方法を提供
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係る回路構成を示すブロッ
ク図。
【図2】同実施例に係る表示画面を例示する図。
【図3】同実施例に係る表示画面を例示する図。
【図4】同実施例に係る処理内容を示すフローチャー
ト。
【符号の説明】
11…マイクロプロセッサ(CPU)、12…RAM、12a
…テキストバッファ、12b…音声バッファ、13…RO
M、13a…プログラム領域、13b…文字パターン領域、
13c…辞書領域、13d…音声データ領域、14…キーボー
ド、15…キーボードインタフェース(KB−IF)、16
…タブレット入力部、17…スタイラスペン、18…タブレ
ットコントローラ(タブレット−CNT)、19…液晶表
示パネル、20…表示コントローラ(表示CNT)、21…
VRAM、22…フロッピィディスク装置(FDD)、23
…ディスクインタフェース(FDD−IF)、24…プリ
ンタ、25…プリンタインタフェース(PRT−IF)、
26…スピーカ、27…音声合成部、28…アンプ。

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ポインティングデバイスを備えた文書作
    成装置において、 キーボードの画像を画面表示する表示手段と、 この表示手段で表示されたキーボード画像中の任意のキ
    ーを上記ポインティングデバイスの操作により指示する
    指示手段と、 この指示手段で指示されたキーが文字キーであった場合
    に、その文字の読みに対応した音声を出力する音声出力
    手段とを具備したことを特徴とする文書作成装置。
  2. 【請求項2】 ポインティングデバイスを備えた文書作
    成装置において、 キーボードの画像を画面表示する表示手段と、 この表示手段で表示されたキーボード画像中の任意のキ
    ーを上記ポインティングデバイスの操作により指示する
    指示手段と、 この指示手段で指示されたキーが文字キーであった場
    合、その文字の読みに対応した音声と、文字の読みに対
    応しない特定の音声とのいずれかの出力を選択する選択
    手段と、 この選択手段の選択内容にしたがって上記指示手段での
    キー指示に応じた音声を出力する音声出力手段とを具備
    したことを特徴とする文書作成装置。
  3. 【請求項3】 ポインティングデバイスを備えた文書作
    成装置において、 キーボードの画像を画面表示する表示手段と、 この表示手段で表示されたキーボード画像中の任意のキ
    ーを上記ポインティングデバイスの操作により指示する
    指示手段と、 この指示手段でのキー指示に対応した音声を出力する音
    声出力手段と、 上記指示手段でのキー指示の速度が予め特定される値以
    上あるか否か判断する判断手段と、 この判断手段でキー指示の速度が予め特定される値以上
    あると判断した場合に、上記音声出力手段による音声の
    出力を停止する音声出力停止手段とを具備したことを特
    徴とする文書作成装置。
  4. 【請求項4】 上記音声出力停止手段を実行するか否か
    をモード設定するモード設定手段をさらに備えたことを
    特徴とする請求項3記載の文書作成装置。
  5. 【請求項5】 ポインティングデバイスを備えた文書作
    成装置において、 キーボードの画像を画面表示する表示手段と、 この表示手段で表示されたキーボード画像中の任意のキ
    ーを上記ポインティングデバイスの操作により指示する
    指示手段と、 この指示手段でのキー指示に対応した音声を出力する音
    声出力手段と、 上記指示手段での指示キーが一回の操作時間に対応して
    連続したキー入力を行なうリピートキーであるか否かを
    判断する判断手段と、 この判断手段で指示キーがリピートキーであると判断し
    た場合に、上記音声出力手段による音声の出力を所定回
    数に制限する音声出力制限手段とを具備したことを特徴
    とする文書作成装置。
  6. 【請求項6】 上記音声出力制限手段を実行するか否か
    をモード設定するモード設定手段をさらに備えたことを
    特徴とする請求項5記載の文書作成装置。
  7. 【請求項7】 ポインティングデバイスを用いた文書作
    成方法において、 キーボードの画像を画面表示する表示処理と、 この表示処理で表示されたキーボード画像中の任意のキ
    ーを上記ポインティングデバイスの操作により指示する
    指示処理と、 この指示処理で指示されたキーが文字キーであった場合
    に、その文字の読みに対応した音声を出力する音声出力
    処理とを有したことを特徴とする文書作成方法。
  8. 【請求項8】 ポインティングデバイスを用いた文書作
    成方法において、 キーボードの画像を画面表示する表示処理と、 この表示処理で表示されたキーボード画像中の任意のキ
    ーを上記ポインティングデバイスの操作により指示する
    指示処理と、 この指示処理で指示されたキーが文字キーであった場
    合、その文字の読みに対応した音声と、文字の読みに対
    応しない特定の音声とのいずれかの出力を選択する選択
    処理と、 この選択処理の選択内容にしたがって上記指示処理での
    キー指示に応じた音声を出力する音声出力処理とを有し
    たことを特徴とする文書作成方法。
  9. 【請求項9】 ポインティングデバイスを用いた文書作
    成方法において、 キーボードの画像を画面表示する表示処理と、 この表示処理で表示されたキーボード画像中の任意のキ
    ーを上記ポインティングデバイスの操作により指示する
    指示処理と、 この指示処理でのキー指示に対応した音声を出力する音
    声出力処理と、 上記指示処理でのキー指示の速度が予め特定される値以
    上あるか否か判断する判断処理と、 この判断処理でキー指示の速度が予め特定される値以上
    あると判断した場合に、上記音声出力処理による音声の
    出力を停止する音声出力停止処理とを有したことを特徴
    とする文書作成方法。
  10. 【請求項10】 ポインティングデバイスを用いた文書
    作成方法において、 キーボードの画像を画面表示する表示処理と、 この表示処理で表示されたキーボード画像中の任意のキ
    ーを上記ポインティングデバイスの操作により指示する
    指示処理と、 この指示処理でのキー指示に対応した音声を出力する音
    声出力処理と、 上記指示処理での指示キーが一回の操作時間に対応して
    連続したキー入力を行なうリピートキーであるか否かを
    判断する判断処理と、 この判断処理で指示キーがリピートキーであると判断し
    た場合に、上記音声出力処理による音声の出力を所定回
    数に制限する音声出力制限処理とを有したことを特徴と
    する文書作成方法。
JP6080343A 1994-04-19 1994-04-19 文書作成装置及び方法 Pending JPH07287710A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6080343A JPH07287710A (ja) 1994-04-19 1994-04-19 文書作成装置及び方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6080343A JPH07287710A (ja) 1994-04-19 1994-04-19 文書作成装置及び方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH07287710A true JPH07287710A (ja) 1995-10-31

Family

ID=13715619

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6080343A Pending JPH07287710A (ja) 1994-04-19 1994-04-19 文書作成装置及び方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH07287710A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2021013189A (ja) * 2006-09-06 2021-02-04 アップル インコーポレイテッドApple Inc. インスタントメッセージングのためのポータブル電子装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2021013189A (ja) * 2006-09-06 2021-02-04 アップル インコーポレイテッドApple Inc. インスタントメッセージングのためのポータブル電子装置
US11762547B2 (en) 2006-09-06 2023-09-19 Apple Inc. Portable electronic device for instant messaging

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH02289046A (ja) 文書作成装置
JPH07287710A (ja) 文書作成装置及び方法
JPH06202794A (ja) ペン入力方式の情報処理装置
JP3317379B2 (ja) 表示画面入力装置
JPH0734195B2 (ja) 文書印刷の書式データ設定方式
JP3371435B2 (ja) 入力モード自動設定方法あるいは入力モード自動設定装置
JP3194406B2 (ja) 情報処理装置
JP2509554B2 (ja) 文字処理方法
JPH1069479A (ja) 文書作成方法および文書作成プログラムを記録した媒体
JPH0346056A (ja) 文書作成装置
JPH07287712A (ja) 文書作成装置及び方法
JPH0756911A (ja) 文書作成装置
JPS6376055A (ja) 文書作成装置における原語訳語表示方式
JPH07287769A (ja) 文書作成装置及び方法
JPH0785032A (ja) 文書作成装置及び方法
JPH06337875A (ja) 文書作成装置及びイメージ制御方法
JPH06139243A (ja) 文字フォント補正機能付きワードプロセッサ
JPH04276854A (ja) ワードプロセッサ
JPS58176733A (ja) 文書作成処理装置
JPH06131095A (ja) ポインティングデバイスによる日本語入力方式
JPH11149470A (ja) 情報処理装置、及び記録媒体
JPH05204901A (ja) 文書処理装置のレイアウト表示制御装置
JPH06139230A (ja) 文書作成装置
JPH0764986A (ja) 手書き文字入力装置の文字修飾制御方法及び同装置
JPH0836614A (ja) 表処理装置