JPH07287636A - 入力装置およびキーボード入力装置 - Google Patents

入力装置およびキーボード入力装置

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JPH07287636A
JPH07287636A JP6104576A JP10457694A JPH07287636A JP H07287636 A JPH07287636 A JP H07287636A JP 6104576 A JP6104576 A JP 6104576A JP 10457694 A JP10457694 A JP 10457694A JP H07287636 A JPH07287636 A JP H07287636A
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JP
Japan
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input device
sensor
electric
electric resistance
sensors
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JP6104576A
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Inventor
Ryoichi Maeda
良一 前田
Tsuyoshi Narusawa
強 鳴沢
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Alps Alpine Co Ltd
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Alps Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 製造が容易で部品点数が少なく、低消費電流
で発熱の小さいセンサを備えた入力装置およびキーボー
ド入力装置を短い製造リードタイムでかつ低コストで提
供することである。 【構成】 ポリエステル部材30に電気抵抗体27と電
気抵抗体27に接続するリード線28,29を印刷して
形成した撓みを検出するセンサ25,26を、柔軟性を
有する材料からなる操作部材17に設け、操作部材17
の動きを撓みとして検出し、操作部材17の動きに対応
してコンピュータのディスプレイ上のカーソルの動きを
制御するように構成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、コンピュータのディス
プレイのごとき表示装置上のカーソルを制御する入力装
置およびこの入力装置を付設したキーボード入力装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】以下、センサを用いたこの種の入力装置
および従来のセンサを、図5の斜視図および図6の斜視
図に基づいて説明する。
【0003】筐体1は、その中心に開口を有し、筐体1
の内部には図示していないが、文字入力のためのキース
イッチ機構と電圧検出回路が設けられており、これらは
ともにコンピュータを介してディスプレイと電気的に接
続されている。
【0004】支持シャフト2は、柔軟性を有する材料で
角形に形成されており、その一端は筐体1の開口を通し
て筐体1の内部のスイッチ機構に取り付けられている。
【0005】キートップ3は、その上面にアルファベッ
トなどの文字が印刷などにより表記されており、支持シ
ャフト2の筐体1に取り付けられている側と反対の端に
連結されている。
【0006】このキートップ3を支持シャフト2の軸心
方向下向きに押し込み操作することにより、筐体1の内
部のスイッチ機構を動作させてキートップ3の上面に表
記された文字がコンピュータに入力されるようになって
おり、さらにコンピュータに入力された文字がディスプ
レイ上に出力されるようになっている。
【0007】また、このキートップ3は、上方向4,下
方向5,左方向6,右方向7に押圧操作されることによ
り支持シャフト2が撓み、これら4方向で定まる水平平
面内を動くことができるとともに、キートップ3の押圧
を解放すると支持シャフト2は瞬時に元の状態に復帰す
るようになっている。
【0008】図6はストレイン・ゲージとして従来一般
に用いられるセンサ8,9を示したもので、金属箔1
0、リード線11,12および半田13,14並びにこ
れらを挟むポリイミド部材15,16からなる。そして
このセンサ8,9をこの種の入力装置に用いた場合に
は、センサ8,9は、そのポリイミド部材15あるいは
16を支持シャフト2の隣合う側面にそれぞれ接着され
て取り付けられる。また、センサ8,9は、各リード線
11,12を半田付けによって、筐体1内に設けられた
電圧検出回路にそれぞれ接続されおり、センサ8,9の
金属箔10にかかる電圧値が検出されるようになってい
る。
【0009】通常、電気抵抗体の電気抵抗値は、その断
面積が小さくなるにつれて大きくなり、その長さが長く
なるにつれて大きくなる。キートップ3を上方向4,下
方向5,左方向6,右方向7で定まる水平平面内で押圧
操作することにより、支持シャフト2が撓み、これに追
従して支持シャフト2に取り付けられたセンサ8,9の
ポリイミド部材15あるいは16が撓み、これに併せて
センサ8,9の金属箔10が伸張および圧縮され、これ
ら金属箔10の全長およびその断面積の一部が若干変化
し、センサ8,9の金属箔10の電気抵抗値が変化す
る。即ち、キートップ3の上方向4への押圧操作にとも
なってセンサ8の金属箔10が伸張されると金属箔10
の断面積が小さくなるとともに、金属箔10の長さが長
くなり、金属箔10の電気抵抗値は大きくなり、また、
キートップ3の下方向5への押圧操作にともなってセン
サ8の金属箔10が圧縮されると金属箔10の断面積が
大きくなるとともに、金属箔10の長さが短くなり、金
属箔10の電気抵抗値は小さくなる。さらに、キートッ
プ3の左方向6への押圧操作にともなってセンサ9の金
属箔10が伸張されるとこの金属箔10の電気抵抗値は
前記同様に大きくなり、また、キートップ3の右方向7
への押圧操作にともなってセンサ9の金属箔10が圧縮
されるとこの金属箔10の電気抵抗値は前記同様に小さ
くなる。そしてセンサ8,9が接続された筐体1内の電
圧検出回路は、これらの電気抵抗値の変化を電圧値の変
化として検出し、この電圧値の変化をコンピュータがデ
ィスプレイ上のカーソルの動きとして捉え、キートップ
3の押圧操作による動きに対応するようにディスプレイ
上のカーソルの動きを制御するようになっている。
【0010】次に、従来の入力装置の組立方法について
説明すると、まず支持シャフト2の一端にキートップ3
を係合により取り付ける。次に支持シャフト2のもう一
方の一端を筐体1の開口を通して筐体1の内部のスイッ
チ機構に取り付けられている。そしてセンサ8,9を、
支持シャフト2の隣合う側面にそれぞれ接着して取り付
け、さらにセンサ8,9のリード線11,12の端部
を、筐体1内に設けられた電圧検出回路に半田付けして
取り付ける。
【0011】このようにして組み立てられた入力装置
は、キートップ3の上方向4,下方向5,左方向6,右
方向7で定まる水平平面内で押圧操作することによる支
持シャフト2の撓みを、センサ8,9の金属箔10が電
気抵抗値の変化として検出し、この電気抵抗値の変化を
筐体1内の電圧検出回路が電圧値の変化として検出し、
この電圧値の変化をカーソルの動きに読み変えて、キー
トップ3の上方向4,下方向5,左方向6,右方向7の
動きがカーソルの上下左右方向の動きに対応するように
制御する。また、キートップ3の押圧を解除すると支持
シャフト2は瞬時に元の状態に復帰する。
【0012】さらにセンサ8,9の製造方法について述
べると、まず、銅,ニッケルを主成分とするフープ状の
金属箔10を所望の矩形状に切り出し、この矩形状の金
属箔10をポリイミド部材15に貼付し、しかる後、こ
の金属箔10をエッチングにより櫛歯形状に加工しす
る。次いで、櫛歯形状の金属箔10の両端にメッキを施
し、さらにこの金属箔10のメッキ部分とリード線1
1,12のそれぞれの一端とを半田13,14により接
続した後、このポリイミド部材15とポリイミド部材1
6とを金属箔10、半田13,14およびリード線1
1,12の一端を挟むように接着にて貼り合わされ製造
されていた。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
センサ8,9は、部品点数が多く、また、フープ状の金
属箔10を所望の矩形状に切り出すためには、精密加工
を必要とすることからコスト高となる。また、ポリイミ
ド部材15に矩形状の金属箔10を貼付する工程および
櫛歯形状の金属箔10にリード線11,12を半田1
3,14により取り付ける工程は、細かな作業であり手
間がかかる。さらに、金属箔10の櫛歯形状を形成する
エッチング工程は精密加工であることから、とりわけ多
くの時間を必要とする。さらにまた、センサ8,9をそ
れぞれ支持シャフト2の隣合う側面に接着して取り付け
なければならない。これらの理由からセンサ8,9の製
造リードタイムは長くなり、また、その製造コストが高
くなってしまうという欠点があった。
【0014】また、金属箔10は導電体であり、その電
気抵抗値は100〜300Ωと低いため、消費電流が大
きくなることや発熱が大きくなるといった問題点があっ
た。
【0015】本発明は上記事情に鑑みてなされたもの
で、その目的は、製造が容易で部品点数の少なく、低消
費電流で発熱の小さいセンサを備えた入力装置およびキ
ーボード入力装置を短い製造リードタイムでかつ低コス
トで提供することである。
【0016】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
の第1の手段として、本発明は、操作部材が柔軟性を有
する材料からなる少なくとも操作部あるいは前記操作部
から延出する延出部を有し、可撓性部材に電気抵抗体と
前記電気抵抗体に接続されたリード線を印刷形成した撓
みを検出するセンサを前記操作部または前記延出部に設
ける構成とした。
【0017】また、前記課題を解決するための第2の手
段として、本発明は、1つの可撓性部材に複数の電気抵
抗体と前記複数の電気抵抗体のそれぞれに接続された複
数のリード線を印刷形成した撓みを検出するセンサを前
記操作部または前記延出部に設ける構成とした。
【0018】また、前記課題を解決するための第3の手
段として、本発明は、操作部材が柔軟性を有する材料か
らなる少なくとも操作部あるいは前記操作部から延出す
る延出部を有し、電気抵抗体と前記電気抵抗体に接続さ
れたリード線からなる撓みを検出するセンサを前記操作
部または前記延出部に直接印刷して形成する構成とし
た。
【0019】さらに、前記課題を解決するための第4の
手段として、本発明は、前記課題を解決するための第
1,2,3の手段のいずれかにおいて、前記センサの電
気抵抗体を、熱硬化樹脂に、主たる導電材料としてグラ
ファイト、金属粉の少なくとも一方を分散させて組成し
た電気抵抗インクから形成する構成とした。
【0020】また、本発明は、上述した第1,2,3の
手段あるいは上述した第4の手段を用いた上述した第
1,2,3の手段のいずれかにおいて、前記延出部を多
数のキースイッチが配列された筐体の内部に固定し、さ
らにまた、記操作部の上端部を前記各キースイッチの間
に配置する構成とした。
【0021】
【作用】前記の第1の手段によれば、柔軟性を有する材
料からなる操作部材の動きを前記操作部材の撓みとして
検出するセンサが、可撓性部材に電気抵抗体と前記電気
抵抗体に接続されたリード線を印刷形成して形成するこ
とが可能となるため、前記センサの製造を容易にし、そ
の部品点数を削減することができるとともに、入力装置
の製造コストの低減および製造リードタイムの短縮を図
ることができる。
【0022】前記の第2の手段によれば、前記センサ
が、1つの可撓性部材に複数の電気抵抗体と前記複数の
電気抵抗体のそれぞれに接続された複数のリード線を印
刷形成して形成することが可能となるため、前記操作部
材への複数の前記センサの取り付けを一度に行うことが
でき、前記入力装置の製造コストの低減および製造リー
ドタイムの短縮を図ることができる。
【0023】また、前記第3の手段によれば、前記セン
サが、前記操作部または前記操作部から延出する延出部
に電気抵抗体と前記電気抵抗体に接続されたリード線を
直接印刷して形成することが可能となるため、前記可撓
性部材が不要となり、前記センサの前記操作部または前
記操作部から延出する延出部に取り付ける手間を省くこ
とができ、さらに前記入力装置の製造コストの低減およ
び製造リードタイムの短縮を図ることができる。
【0024】さらに前記第4の手段によれば、前記課題
を解決するための第1,2,3の手段のいずれかにおい
て、前記センサの電気抵抗体を熱硬化樹脂に主たる導電
材料としてグラファイト、金属粉の少なくとも一方を分
散させて組成した電気抵抗インクから形成することによ
り、前記センサの消費電流および発熱を小さくすること
ができる。
【0025】
【実施例】以下、本発明の実施例を図1〜図4に基づい
て説明する。
【0026】図1は本発明の第1の実施例に係わる入力
装置を示し、この第1の実施例について説明すると、柔
軟性を有する材料からなる操作部材17は、角形の操作
部18とその一端から延出する凸の字形の延出部19か
らなり、操作部材17は操作部18あるいは延出部19
でキーボードの基板などまたは筐体20に適宜手段によ
って取り付けられている。また、操作部18は、上方向
21,下方向22,左方向23,右方向24に撓み可能
に支持されており、この筐体20の内部には、図示して
いないが、ディスプレイを備えたコンピュータと接続さ
れている2つの独立したホイートストン・ブリッジなど
の電圧検出回路が設けられている。
【0027】センサ25,26は、それぞれ電気抵抗体
27、リード線28,29および可撓性部材、例えばポ
リエステル部材30からなり、ポリエステル部材30に
リード線28,29を銀系の導電インクを用いて印刷し
た後、電気抵抗インクを用いてリード線28,29を接
続するように印刷して形成されている。なお、電気抵抗
インクは、電気抵抗体27が撓むことによる電気抵抗体
27の電気抵抗値の変化率を高めるためのグラファイト
(平均粒径5μm)と銀粉またはニッケル粉などの金属
粉(球状、平均粒径10μm)とを混ぜた導電材料を、
フェノール、エポキシ、ポリエステルなどの熱硬化性樹
脂に分散させて作成するものであり、導電材料の含有率
は8〜25Vol%が望ましい。実施例としてはグラフ
ァイト4.8Vol%、銀粉16.9Vol%、フェノ
ール78.3Vol%のものを用いた。したがって本発
明では、電気抵抗体27を印刷にて形成することがで
き、リード線28,29も印刷にて形成できる。また、
電気抵抗体27の電気抵抗値が10KΩ程度まで高まる
ことから、消費電流と発熱を小さくすることができる。
【0028】このセンサ25,26は、ポリエステル部
材30を介して電気抵抗体27の部分で操作部材17の
操作部18の隣合う側面にセンサ25,26が操作部1
8の軸方向と平行になるようにそれぞれ接着されてい
る。また、センサ25,26はそれぞれ、操作部材17
が取り付けられた筐体20の内部に設けられた電圧検出
回路にリード線28,29を接続することにより、電気
抵抗体27にかかる電圧値が検出できるようになってい
る。そして操作部材17の操作部18が上方向21,下
方向22,左方向23,右方向24に操作されることに
よるセンサ25,26の電気抵抗体27の電気抵抗値の
変化を電圧検出回路が電圧値の変化として検出し、電圧
値の変化をコンピュータが読み取って操作部18の動き
がカーソルの上下左右の動きとなるようにカーソルを制
御するようになっている。即ち、操作部18が上方向2
1に操作されると、センサ25の電気抵抗体27が伸張
され電気抵抗値が大きくなり、操作部18が下方向22
に操作されると、センサ25の電気抵抗体27が圧縮さ
れ電気抵抗値が小さくなる。また、操作部18が左方向
23に操作されると、センサ26の電気抵抗体27が伸
張され電気抵抗値が大きくなり、操作部18が右方向2
4に操作されると、センサ26の電気抵抗体27が圧縮
され電気抵抗値が小さくなる。次にセンサ25,26の
電気抵抗体27の電気抵抗値の変化は、センサ25,2
6が接続された電圧検出回路が電圧値の変化としてコン
ピュータに伝え、コンピュータはこの電圧値の変化をカ
ーソルの上下左右の動きとしてとらえ、カーソルの動き
を制御する。さらに、操作部材17の操作部18の操作
を中断すると、操作部18は瞬時に元の状態に復帰す
る。
【0029】また、図2に本発明の第2の実施例として
示したセンサ25,26は、1つのポリエステル部材に
一体に設けられたものを示し、それはポリエステル部材
31にセンサ25,26のそれぞれのリード線23,2
4を導電インクを用いて印刷した後、センサ25,26
のそれぞれの電気抵抗体22が第1の実施例と同様の電
気抵抗インクを用いてセンサ25,26のそれぞれのリ
ード線23,24を接続するように印刷して形成されて
いる。そしてセンサ25,26は、ポリエステル部材3
1を介して、ともに電気抵抗体27を操作部18に向か
う方向で延出部19に接着されている。したがって第2
の実施例においては、センサ25,26の電気抵抗体2
7およびリード線28,29を印刷にて形成できるとと
もに、センサ25,26の操作部材17の延出部19へ
の取り付けが一度に行うことができる。
【0030】そして、第2の実施例においては、操作部
材17の操作部18の上方向21,下方向22,左方向
23,右方向24への操作にともなう操作部材17の延
出部19の撓みをセンサ25,26の電気抵抗体27が
電気抵抗値の変化として検出し、それを電圧検出回路が
電圧値の変化としてコンピュータに伝えることによって
カーソルの上下左右の動きを制御するようになってい
る。
【0031】さらに、図3,4に第3の実施例として示
したセンサ25,26はそれぞれ、操作部材17の延出
部19の裏面にリード線28,29を導電インクを用い
て印刷した後、電気抵抗体27が第1の実施例と同様の
電気抵抗インクを用いてリード線23,24を接続する
ように印刷して形成されている。したがって第3の実施
例においては、電気抵抗体27およびリード線28,2
9を操作部材17の延出部19に直接印刷にて形成する
ものなので、センサ25,26の形成とセンサ25,2
6の操作部材17の延出部19への取り付けとを一度に
行うことができ、また、センサ25,26を形成するに
当りポリエステル部材が不要とすることができる。
【0032】また、第3に実施例においても、操作部材
17は操作部18あるいは延出部19で筐体20に適宜
手段によって取り付けられており、また、操作部18
は、上方向21,下方向22,左方向23,右方向24
に撓み可能に支持されており、この筐体20の内部には
図示していないが、コンピュータと接続されている電圧
検出回路が設けられている。
【0033】また、第3の実施例においては、センサ2
5,26と電圧検出回路との接続は、ポリエステル部材
32にリード線33,34を銀系の導電インクを用いて
印刷にて形成した2つの電気配線部材35を用いて行
い、各電気配線部材35のリード線33,34の一端が
センサ25,26のリード線23,24と接続されてお
り、これらの他端が電圧検出回路と接続されている。よ
って、この場合も第1,2の実施例と同様にセンサ2
5,26は、電圧検出回路の一電気抵抗として組み込ま
れている。
【0034】なお、前記の第1の実施例ではセンサ2
5,26は、操作部材17の操作部18に設けられてい
るが、これらは操作部材17の延出部19に設けてもよ
く、前記の第2,3の実施例ではセンサ25,26は、
操作部材17の延出部19に設けられているが、これら
は操作部材17の操作部18に設けてもよい。
【0035】また、前記の第1,2,3の実施例で少な
くともの電気抵抗体27を覆うようにポリエステル部材
をさらに設けてもよく、この場合センサ25,26の電
気抵抗体27の耐環境性を向上することが可能となる。
【0036】なお、上述の操作部材17をキーボードの
基板に取り付け、操作部材18の上端部をキーボードの
キースイッチ間に突出させることにより、キースイッチ
の操作を行いながら、操作部18を押圧操作してカーソ
ルを制御することも可能となる。
【0037】
【発明の効果】柔軟性を有する材料からなる操作部材の
動きを前記操作部材の撓みとして検出するセンサが、可
撓性部材に電気抵抗体と前記電気抵抗体に接続されたリ
ード線を印刷形成して形成されることにより、前記セン
サの部品点数を削減し、その製造工程を簡単にかつ短縮
することが可能となる。
【0038】また、前記センサが、1つの可撓性部材に
複数の電気抵抗体と前記複数の電気抵抗体のそれぞれに
接続される複数のリード線を印刷形成して形成されるこ
とにより、前記センサの部品点数を削減し、その製造工
程を簡単にかつ短縮することが可能となるとともに、操
作部材の操作部あるいは前記操作部から延出する延出部
への複数の前記センサの取り付けを一度に行うことが可
能となる。
【0039】また、前記センサが、前記操作部材の操作
部あるいは前記操作部から延出する延出部に電気抵抗体
と前記電気抵抗体に接続されたリード線を直接印刷にて
形成されることにより、前記センサの部品点数を削減
し、その製造工程を簡単にかつ短縮することが可能とな
るとともに、前記センサを操作部材に取り付ける作業を
削除することが可能となる。
【0040】さらに、前記センサの電気抵抗体を、熱硬
化樹脂に、主たる導電材料としてグラファイト、金属粉
の少なくとも一方を分散させて組成した電気抵抗インク
から形成することにより、前記センサの消費電流および
発熱を小さくすることができる。その結果、製造が容易
で部品点数の少なく、低消費電流で発熱の小さいセンサ
を備えた入力装置およびキーボード入力装置を短い製造
リードタイムでかつ低コストで提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例に係わる入力装置の要部
斜視図である。
【図2】本発明の第2の実施例に係わる入力装置の要部
斜視図である。
【図3】本発明の第3の実施例に係わる入力装置の要部
斜視図である。
【図4】本発明の第3の実施例に係わる入力装置の配線
部材の斜視図である。
【図5】従来例に係わる入力装置の斜視図である。
【図6】従来例に係わるセンサの斜視図である。
【符号の説明】
2 支持シャフト 3 キートップ 8 センサ 9 センサ 10 金属箔 11 リード線 12 リード線 13 半田 14 半田 15 ポリエステル部材 16 ポリエステル部材 17 操作部材 18 操作部 19 延出部 25 センサ 26 センサ 27 電気抵抗体 28 リード線 29 リード線 30 ポリエステル部材 31 ポリエステル部材 32 ポリエステル部材 33 リード線 34 リード線 35 電気配線部材

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 操作部材が柔軟性を有する材料からなる
    操作部あるいは前記操作部から延出する延出部を有し、
    可撓性部材に電気抵抗体と前記電気抵抗体に接続された
    リード線を印刷形成した撓みを検出するセンサを前記操
    作部または前記延出部に設けたことを特徴とする入力装
    置。
  2. 【請求項2】 1つの可撓性部材に複数の電気抵抗体と
    前記複数の電気抵抗体のそれぞれに接続された複数のリ
    ード線を印刷形成した撓みを検出するセンサを備えたこ
    とを特徴とする請求項1に記載の入力装置。
  3. 【請求項3】 操作部材が柔軟性を有する材料からなる
    操作部あるいは前記操作部から延出する延出部を有し、
    電気抵抗体と前記電気抵抗体に接続されたリード線から
    なる撓みを検出するセンサを前記操作部または前記延出
    部に直接印刷して形成したことを特徴とする入力装置。
  4. 【請求項4】 前記センサの電気抵抗体は、熱硬化樹脂
    に、主たる導電材料としてグラファイト、金属粉の少な
    くとも一方を分散させて組成した電気抵抗インクからな
    ることを特徴とする請求項1、2または3に記載の入力
    装置。
  5. 【請求項5】 請求項1ないし4のいずれかにおいて、
    前記延出部を多数のキースイッチが配列された筐体の内
    部に固定したことを特徴とするキーボード入力装置。
  6. 【請求項6】 請求項5において、前記操作部の上端部
    を前記各キースイッチの間に配置したことを特徴とする
    キーボード入力装置。
JP6104576A 1994-03-02 1994-04-19 入力装置およびキーボード入力装置 Pending JPH07287636A (ja)

Priority Applications (7)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6104576A JPH07287636A (ja) 1994-04-19 1994-04-19 入力装置およびキーボード入力装置
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