JPH07287497A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

Info

Publication number
JPH07287497A
JPH07287497A JP6102118A JP10211894A JPH07287497A JP H07287497 A JPH07287497 A JP H07287497A JP 6102118 A JP6102118 A JP 6102118A JP 10211894 A JP10211894 A JP 10211894A JP H07287497 A JPH07287497 A JP H07287497A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cleaning blade
image forming
blade
forming apparatus
cleaning
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP6102118A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3292586B2 (ja
Inventor
Yasuhisa Ebara
康久 荏原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Ricoh Co Ltd filed Critical Ricoh Co Ltd
Priority to JP10211894A priority Critical patent/JP3292586B2/ja
Publication of JPH07287497A publication Critical patent/JPH07287497A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3292586B2 publication Critical patent/JP3292586B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Cleaning In Electrography (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 感光体の表面の外周面に対して均等な圧接力
をもって当接するように揺動可能に支持したクリーニン
グブレードが感光体やその他画像形成装置内部の部品等
に接触して一方又は双方に傷をつけることなくクリーニ
ングユニットを着脱でき、更に回収トナー等の上記残留
物の回収が容易に確実に行われその飛散等を防止し、感
光体の表面が長期間にわたり確実にクリーニングされる
画像形成装置を提供することを目的とする。 【構成】 回転する感光体1の表面に当接して残留物2
を掻き取るクリーニングブレード3を感光体の表面に対
して均等な圧接力をもって当接するように揺動可能に支
持した画像形成装置おいて、感光体の表面に当接して残
留物を掻き取るクリーニングブレードと3、上記クリー
ニングブレードを保持してホルダブラケット4に揺動可
能に支持されるブレードホルダ5と、クリーニングブレ
ード又はブレードホルダの感光体とは反対側面に接して
これを規制する弾性体からなる規制部材を有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は電子写真式複写機、ファ
クシミリ、プリンタ、スキャナー、或はこれらの機能を
併有した複合機等の画像形成装置において、トナー像転
写型の回転する感光体の表面に当接して残留物を掻き取
るクリーニングブレードを有する画像形成装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来の電子写真方式の画像形成装置の作
像部においては、一様に帯電した感光体表面に光の画像
情報を照射することによって得た静電潜像をトナーによ
って可視像化したあと、この可視像を記録紙上に転写、
定着している。可視像を転写した後の静電潜像担持体と
しての感光体の表面に付着している残留トナーや紙粉等
の残留物は、次の画像形成に備えて、クリーニング装置
によって除去されるようになっている。上記クリーニン
グ装置の一つのタイプとして、感光体の表面に当接させ
たクリーニングブレードで、感光体の表面を相対的に摺
擦して、感光体の表面に付着している残留トナーや紙粉
等の残留物を除去するブレードクリーニング方式が公知
である。
【0003】クリーニングブレードとしては、そのエッ
ジが感光体ドラムの外周面に対して、均等な圧接力をも
って接合するように、一点支持された段付き螺子等を中
心に回動するようにしたクリーニング装置が公知である
(特開昭58−114078号、特開昭58−1477
73号、特開昭60−235185号、特開昭61−2
00570号公報)。また、クリーニングブレードが非
作用位置にある時、クリーニングブレード及びシール部
材が相互に協働して受け開口部を閉鎖するようにして、
トナー粒子の飛散を防止する構成を備えた静電複写機も
公知である(特開昭62−125385号公報)。
【0004】図10及び図11は従来のブレード方式の
クリーニング装置の構成を示す平面図及び正面図であ
り、クリーニングブレード103の交換や回収トナー等
の残留物102の排出の為にクリーニング装置がユニッ
ト化されて、本体から容易に着脱できるようになってい
る画像形成装置においては、クリーニングユニット10
7のホルダブラケット104を図示の矢印B方向に回動
することによって、クリーニングブレード103を図示
の矢印C方向へ移動して感光体101から離間させるよ
うになっている。
【0005】また、クリーニングブレード103がブレ
ードホルダ105に保持されて、ホルダブラケット10
4に支持螺子108によって中央一点支持されていて、
図示矢印Aで示す方向(感光体の中心軸と非平行な姿
勢)に容易に揺動(傾倒)できるようになっているか
ら、クリーニングユニット107の着脱時にクリーニン
グブレード103が何らの規制をも受けない状態にな
り、両端で解除量に差が生じ(傾斜が生じ)、クリーニ
ングブレード103の端部を感光体101や図示しない
その他画像形成装置内部の部品等に接触させて一方又は
双方に傷をつけるという不具合があった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】前述した、従来の画像
形成装置においては、クリーニングユニットの着脱時に
クリーニングブレードが感光体やその他画像形成装置内
部の部品等に接触して一方又は双方に傷をつけると言う
問題があった。
【0007】
【発明の目的】そこで本発明は、このような問題点を解
決するものである。すなわち、本発明は、感光体の表面
の外周面に対して均等な圧接力をもって当接するように
揺動可能に支持したクリーニングブレードが着脱時に傾
きを起こして、感光体やその他画像形成装置内部の部品
等に接触して一方又は双方に傷をつけることなくクリー
ニングユニットを着脱でき、更に回収トナー等の上記残
留物の回収が容易に確実に行われその飛散等を防止し、
感光体の表面が長期間にわたり確実にクリーニングされ
る画像形成装置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、回転する感光体の表面に当接して残留物
を掻き取るクリーニングブレードを感光体の表面の外周
面に対して均等な圧接力をもって当接するように揺動可
能に支持した画像形成装置おいて、感光体の表面に当接
して残留物を掻き取るクリーニングブレードと、上記ク
リーニングブレードを保持してホルダブラケットに揺動
可能に支持されるブレードホルダと、上記クリーニング
ブレード又は上記ブレードホルダの上記感光体側の反対
側を規制する弾性体からなる規制部材を有する画像形成
装置であること、上記規制部材は上記クリーニングブレ
ード又は上記ブレードホルダの長手方向全面に上記感光
体の表面と平行に当接して規制する構成としたこと、上
記規制部材はシート材である構成としたこと、上記規制
部材の先端部は上記クリーニングブレードのエッジ側端
部を規制するように撓み部を有する構成としたこと、上
記規制部材は導電性材料のシート材からなり上記残留物
と同極の電位が印加される構成としたことを主要な特徴
とする。
【0009】
【作用】上記のように構成された画像形成装置は、クリ
ーニングブレード又はブレードホルダの感光体側と反対
側を弾性体からなる規制部材で規制してブレードの先端
縁が感光体の中心軸と常に平行となる様に構成し、更に
規制部材をシート材や導電性材料のシート材にするよう
にして、感光体の表面の外周面に対して均等な圧接力を
もって当接するように揺動可能に支持したクリーニング
ブレードが感光体やその他画像形成装置内部の部品等に
接触して一方又は双方に傷をつけることなくクリーニン
グユニットを着脱でき、更に回収トナー等の上記残留物
の回収が容易に確実に行われその飛散等を防止し、感光
体の表面が長期間にわたり確実にクリーニングされる画
像形成装置を提供することができるようにする。
【0010】
【実施例】次に、本発明の実施例について図面を参照し
て説明する。図1は本発明を適用した画像形成装置の作
像部の構成説明図であり、感光体ドラム1は、静電潜像
担持体であって、複写機、ファクシミリ、プリンタ、ス
キャナー、或はこれらの機能を併有した複合機等のトナ
ー像転写型の画像形成装置等において使用されている。
上記感光体ドラム1の表面は、矢印D方向に回転し、以
下順次に画像形成が行われる。感光体ドラム1の表面
は、帯電チャージャ11によって均一に帯電され、その
帯電面はレーザ光学系12からのビームによって露光さ
れて静電潜像が形成されるが、必要でない静電潜像はイ
レーサ13で消去される。感光体ドラム1の表面に形成
された静電潜像を現像ユニット14で顕像化することに
より得たトナー像は、他方向から給紙されレジストロー
ラ対15でタイミングを合わせながら搬送される記録紙
16に、転写チャージャ17によって転写されてから定
着器18で定着され、トナー像が定着された上記記録紙
16は図示しない排紙ローラによって排出されて排紙ト
レイ等に収納されるようになっている。
【0011】他方、トナー像を記録紙16に転写した後
の感光体ドラム1の表面には残留トナーや紙粉等の残留
物2が付着残留するが、ブレードホルダ5によって保持
されたクリーニングブレード3が感光体表面に先端縁を
当接することにより、この残留物を掻き落すようになっ
ている。感光体ドラム1の表面は、クリーニングブレー
ド3によって、付着した残留トナーや紙粉等の残留物2
が掻き落された後に、除電ランプ19によって除電され
て、感光体ドラム1の表面は、次の新たな画像形成の使
用に備えられるようになっている。
【0012】感光体ドラム1の表面の残留物2を掻き取
るクリーニングブレード3は、感光体ドラム1の表面の
外周面に対して均等な圧接力をもって当接するように、
揺動可能に螺子等の支持手段8によってホルダブラケッ
ト4に支持され、図示しない加圧バネ等の圧接用の当接
手段で当接されている。この部分の構成は、前述の従来
の技術の項で説明したものと同様であり説明が重複する
ので、その詳細な説明は省略する。クリーニングブレー
ド3の交換や回収トナー等の残留物2の排出の為に、ト
ナー回収ケース7a等を含みユニット化された、図示の
クリーニングユニット7は本体から容易に着脱できるよ
うになっている。
【0013】更に、クリーニングブレード3又は上記ブ
レードホルダ5の感光体ドラム1側と反対側面に接して
ブレードの傾倒を規制する為に、図示のように発泡ポリ
ウレタン等の弾性体からなる規制部材6がクリーニング
ユニット7のフレーム7bに設けられている。従って、
感光体ドラム1の表面の外周面に対して均等な圧接力を
もって当接するように揺動可能に支持されたクリーニン
グブレード3の先端縁の両端部の解除量に差が発生する
ことが防止される。その結果、感光体ドラム1や図示し
ないその他の画像形成装置内部の部品等に接触すること
が防止され、一方又は双方に傷をつけることなくクリー
ニングユニット7を着脱できる画像形成装置を提供する
ことができる。
【0014】図2及び図3は図1の実施例の要部の拡大
図であり、クリーニングブレードを中心とした要部の構
成及び動作説明図であり、クリーニングブレード3を保
持しているブレードホルダ5は、クリーニングブレード
3が感光体ドラム1の表面の外周面に対して均等な圧接
力をもって当接するように揺動可能に螺子等の支持手段
8によって上記ホルダブラケット4に支持され、図示し
ない加圧バネ等の圧接用の当接手段で当接されている。
【0015】クリーニングユニット7のフレーム7bに
設けられている弾性体からなる上記規制部材6は、感光
体ドラム1側の逆側よりブレードの姿勢を規制するよう
に、上記ブレードホルダ5の長手方向全長に、感光体ド
ラム1の中心軸と平行に当接している。従って、図示し
ない解除手段で、クリーニングブレード3と上記ブレー
ドホルダ5を矢印E方向に回動して、感光体ドラム1の
表面から離間させる時には、上記規制部材6により感光
体ドラム1の軸線と平行な姿勢を維持しつつクリーニン
グブレード3が図示のように移動するので、クリーニン
グユニット7を本体から着脱する時に、クリーニングブ
レード3の先端部等が、感光体ドラム1や図示しないそ
の他画像形成装置内部の部品等に接触することが防止さ
れ、一方又は双方に傷をつけることなく、クリーニング
ユニット7を着脱できる画像形成装置を提供することが
できる。
【0016】又、規制部材6は、ブレードホルダ5の長
手方向全長に当接している構成となっている。従って、
規制部材6は、密封部材としても効果が有り、回収トナ
ー等の残留物2をクリーニングブレード3のエッジ側端
部3a付近から図示しない回収部まで搬送する際に、ク
リーニングユニット7の外への回収トナー等の残留物2
の飛散を防止することができるから、更に好都合な構成
である。上記各部材をE方向に回動させるための構造
は、図11に示した構成と同様である為、重複した構成
の図示は省略する。
【0017】図4及び図5は本発明の他の実施例の要部
構成を示す図であり、クリーニングブレード3を保持し
ているブレードホルダ5は、クリーニングブレード3が
感光体ドラム1の表面の外周面に対して均等な圧接力を
もって当接するように揺動可能に螺子等の支持手段8に
よって上記ホルダブラケット4に支持され、図示しない
加圧バネ等の圧接用の当接手段で当接されている。
【0018】クリーニングユニット7のフレーム7bに
設けられている弾性体からなる規制部材6は、感光体ド
ラム1側の逆側より規制するように、クリーニングブレ
ード3の長手方向全長に、感光体ドラム1の中心軸と平
行に当接している。この実施例は、規制部材6がブレー
ドホルダ5ではなく、クリーニングブレード3に接触し
ている構成が特徴的である。
【0019】従って、図示しない解除手段により、クリ
ーニングブレード3とブレードホルダ5を矢印F方向に
回動して、感光体ドラム1の表面から離間させた時に
は、規制部材6により感光体ドラム1の中心軸と平行に
クリーニングブレード3が図示のように規制されるの
で、クリーニングユニット7を本体からの着脱する時
に、クリーニングブレード3の端部等が、感光体ドラム
1や図示しないその他画像形成装置内部の部品等に接触
することが防止され、一方又は双方に傷をつけることな
く、クリーニングユニット7を着脱できる画像形成装置
を提供することができる。
【0020】この実施例では、クリーニングブレード3
が感光体ドラム1の表面に長時間当接することにより矢
印G方向に非弾性変形が発生したときに、規制部材6が
ブレード3を矢印H方向の逆方向に変位させて、上記非
弾性変形を修正させる方向へ改善するから、クリーニン
グブレード3の感光体ドラム1の表面への当接角度を常
に適正に近い状態で長期間にわたり維持し、確実にクリ
ーニング性能を維持できる効果がある。
【0021】又、規制部材6は、クリーニングブレード
3の長手方向全長に渡って当接している構成となってい
る。従って、規制部材6は、密封部材としても効果が有
り、回収トナー等の残留物2をクリーニングブレード3
のエッジ側端部3a付近から図示しない回収部まで搬送
する際に、クリーニングユニット7の外への回収トナー
等の残留物2の飛散を防止することができるから、更に
好都合の構成である。なお、上記各部材をF方向に回動
させるための構造は、図11に示した構成と同様である
為、重複した構成の図示は省略する。
【0022】図6及び図7は本発明の他の実施例の構成
及び動作説明図であり、クリーニングブレード3を保持
しているブレードホルダ5は、クリーニングブレード3
が感光体ドラム1の表面の外周面に対して均等な圧接力
をもって当接するように揺動可能に螺子等の支持手段8
によって上記ホルダブラケット4に支持され、図示しな
い加圧バネ等の圧接用の当接手段で当接されている。ク
リーニングユニット7のフレーム7bに設けられている
弾性体からなる規制部材6としての弾性シート材6aの
先端部6bは、感光体ドラム1側の逆側よりクリーニン
グブレード3に圧接するように、クリーニングブレード
3のエッジ側端部3aに向け、撓み部6cを有し、クリ
ーニングブレード3の長手方向全長に渡って、感光体ド
ラム1の中心軸と平行に当接している。
【0023】従って、図示しない解除手段によって、ク
リーニングブレード3とブレードホルダ5を矢印I方向
に回動して、感光体ドラム1の表面から離間させた時に
は、弾性シート材6aの規制により、感光体ドラム1の
中心軸と平行な方向にクリーニングブレード3が図示の
ように移動するので、クリーニングユニット7を本体か
らの着脱する時に、クリーニングブレード3の端部等
が、感光体ドラム1や図示しないその他画像形成装置内
部の部品等に接触することが防止され、一方又は双方に
傷をつけることなく、クリーニングユニット7を着脱で
きる画像形成装置を提供することができる。
【0024】この時、クリーニングブレード3のエッジ
側端部3aと入り口シール10の付近に溜っている、回
収された回収トナー等の残留物2を、矢印J方向に位置
する回収羽根9の回収部側へ移動させるようになってい
るから、クリーニングユニット7を本体からの着脱する
時に、クリーニングブレード3の上記エッジ側端部3a
付近に溜っている、回収されている回収トナー等の残留
物2がクリーニングユニット7の外へ落下することを防
止することができる。回収羽根9は例えば紙面と直交す
る方向へ延びるスパイラル羽根であり、この上に落下し
てきた残留物を紙面直交方向に搬送して回収するもので
ある。
【0025】又、規制部材6のシート材6aは、クリー
ニングブレード3の長手方向全長に当接している構成と
なっている。従って、規制部材6のシート材6aは、密
封部材としても効果が有り、回収トナー等の残留物2を
クリーニングブレード3のエッジ側端部3a付近から図
示しない回収部迄搬送する際に、クリーニングユニット
7の外への回収トナー等の残留物2の飛散を防止するこ
とができるから、更に好都合の構成である。各部材をI
方向へ回動させる為の支持機構は、図11の場合と同様
である。
【0026】図8及び図9は本発明の他の実施例のクリ
ーニング装置の要部構成を示す正面図及び平面図であ
り、クリーニングブレード3を保持しているブレードホ
ルダ5は、クリーニングブレード3が感光体ドラム1の
表面の外周面に対して均等な圧接力をもって当接するよ
うに揺動可能に螺子等の支持手段8によって上記ホルダ
ブラケット4に支持され、図示しない加圧バネ等の圧接
用の当接手段で当接されている。
【0027】クリーニングユニット7のフレーム7bに
設けられている弾性体からなる規制部材6としての、例
えば、ポリエチレンテレフタレート(PETP)からな
る導電性材料の弾性シート材6dは、感光体ドラム1側
の逆側よりブレードの姿勢を規制するように、クリーニ
ングブレード3のエッジ側端部3aに向け、撓み部6c
を有し、クリーニングブレード3の長手方向全長に渡っ
て、感光体ドラム1の表面と平行に当接している。
【0028】従って、図示しない解除手段によって、ク
リーニングブレード3とブレードホルダ5を矢印K方向
に回動して、感光体ドラム1の表面から離間させ解除し
た時には、ブレード3の姿勢は、シート材6dにより、
感光体ドラム1の軸線と平行となるように規制されるの
で、クリーニングユニット7を本体から着脱する時に、
クリーニングブレード3の先端部等が、感光体ドラム1
や図示しないその他画像形成装置内部の部品等に接触す
ることが防止され、一方又は双方に傷をつけることな
く、クリーニングユニット7を着脱できる画像形成装置
を提供することができる。
【0029】この時、クリーニングブレード3のエッジ
側端部3aと入り口シール10の付近に溜っている、回
収された回収トナー等の残留物2を、矢印L方向の回収
羽根9の回収部側へ移動させるようになっているから、
クリーニングユニット7を本体から着脱する時に、クリ
ーニングブレード3の上記エッジ側端部3a付近に溜っ
ている、回収されている回収トナー等の残留物2がクリ
ーニングユニット7の外へ落下することを防止すること
ができる。
【0030】更に、規制部材6としての、ポリエェチレ
ンテレフタレート(PETP)からなる上記導電性材料
のシート材6dには、回収されている回収トナー等の残
留物2と同じ極性の電位が印加されるようになっている
ので、クリーニングブレード3の上記エッジ側端部3a
付近に溜っている、回収されている回収トナー等の残留
物2が近づくと、双方が反発し合い、矢印M方向に残留
物2が、回収羽根9の回収部側へ容易に移動させられる
ようになっている。なお、本発明はドラム状感光体のみ
ならずベルト状感光体をクリーニングするためのクリー
ニングブレードにも適用可能である。
【0031】
【発明の効果】本発明は、以上説明したように構成され
ているので、クリーニングブレード又はブレードホルダ
を、感光体ドラム側とは反対側から弾性体からなる規制
部材で規制(押圧)して傾倒を防止し、更に規制部材を
シート材や導電性材料のシート材にて構成するようにし
たので、感光体ドラムの表面の外周面に対して均等な圧
接力をもって当接するように揺動可能に支持したクリー
ニングブレードが感光体ドラムやその他画像形成装置内
部の部品等に接触して一方又は双方に傷をつけることな
くクリーニングユニットを着脱でき、更に回収トナー等
の残留物の回収が容易に確実に行われその飛散等を防止
し、感光体ドラムの表面が長期間にわたり確実にクリー
ニングされる画像形成装置を提供することができるよう
になった。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用した画像形成装置の一実施例の概
要を示す説明図である。
【図2】図1の実施例の要部の構成を説明する説明図で
ある。
【図3】図2の画像形成装置の要部の他の状態を説明す
る説明図である。
【図4】本発明の他の実施例の要部の状態を説明する説
明図である。
【図5】図4における画像形成装置の要部の他の状態を
説明する説明図である。
【図6】本発明の他の実施例の要部の状態を説明する説
明図である。
【図7】図6における画像形成装置の要部の他の状態を
説明する説明図である。
【図8】本発明の他の実施例の要部の状態を説明する説
明図である。
【図9】図8における画像形成装置の要部の平面図であ
る。
【図10】従来技術を示す画像形成装置の要部の状態を
説明する説明図である。
【図11】図10における従来技術を示す画像形成装置
の要部の側面図である。
【符号の説明】
1・・・感光体ドラム、2・・・残留物、3・・・クリ
ーニングブレード、3a・・・エッジ側端部、4・・・
ホルダブラケット、5・・・ブレードホルダ、6・・・
規制部材、6a・・・シート材、6b・・・先端部、6
c・・・撓み部、6d・・・導電性材料のシート材、7
・・・クリーニングユニット、7a・・・トナー回収ケ
ース、7b・・・フレーム、8・・・支持手段、9・・
・回収羽根、10・・・入り口シール、11・・・帯電
チャージャ、12・・・レーザ光学系、13・・・イレ
ーサ、14・・・現像ユニット、15・・・レジストロ
ーラ対、16・・・記録紙、17・・・転写チャージ
ャ、18・・・定着器、19・・・除電ランプ、101
・・・感光体ドラム、102・・・残留物、103・・
・クリーニングブレード、104・・・ホルダブラケッ
ト、105・・・ブレードホルダ、107・・・クリー
ニングユニット、108・・・支持螺子。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回転する感光体の表面に当接して残留物
    を掻き取るクリーニングブレードを感光体の表面に対し
    て均等な圧接力をもって当接するように揺動可能に支持
    した画像形成装置おいて、感光体の表面に当接して残留
    物を掻き取るクリーニングブレードと、上記クリーニン
    グブレードを保持してホルダブラケットに揺動可能に支
    持されるブレードホルダと、上記クリーニングブレード
    又は上記ブレードホルダの感光体とは反対側面に接して
    該クリーニングブレードの姿勢を規制する弾性体からな
    る規制部材を有することを特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】 上記規制部材は上記クリーニングブレー
    ド又は上記ブレードホルダの長手方向全長に渡って上記
    感光体の中心軸と平行に当接して規制を行うことを特徴
    とする請求項1記載の画像形成装置。
  3. 【請求項3】 上記規制部材は弾性シート材であること
    を特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  4. 【請求項4】 上記規制部材の先端部は上記クリーニン
    グブレードのエッジ側端部を規制する撓み部を有するこ
    とを特徴とする請求項3記載の画像形成装置。
  5. 【請求項5】 上記規制部材は導電性材料のシート材か
    らなり、該導電性シート材料には上記残留物と同極の電
    位が印加されることを特徴とする請求項1記載の画像形
    成装置。
JP10211894A 1994-04-15 1994-04-15 画像形成装置 Expired - Fee Related JP3292586B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10211894A JP3292586B2 (ja) 1994-04-15 1994-04-15 画像形成装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10211894A JP3292586B2 (ja) 1994-04-15 1994-04-15 画像形成装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH07287497A true JPH07287497A (ja) 1995-10-31
JP3292586B2 JP3292586B2 (ja) 2002-06-17

Family

ID=14318890

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10211894A Expired - Fee Related JP3292586B2 (ja) 1994-04-15 1994-04-15 画像形成装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3292586B2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100416112B1 (ko) * 2000-08-23 2004-01-28 도시바 테크 가부시키가이샤 클리닝 장치 및 이 클리닝 장치를 구비하는 화상 형성 장치
CN111208721A (zh) * 2018-11-21 2020-05-29 夏普株式会社 清洁装置及图像形成装置

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100416112B1 (ko) * 2000-08-23 2004-01-28 도시바 테크 가부시키가이샤 클리닝 장치 및 이 클리닝 장치를 구비하는 화상 형성 장치
CN111208721A (zh) * 2018-11-21 2020-05-29 夏普株式会社 清洁装置及图像形成装置
CN111208721B (zh) * 2018-11-21 2022-08-30 夏普株式会社 清洁装置及图像形成装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP3292586B2 (ja) 2002-06-17

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH0677166B2 (ja) 画像形成装置
US4786943A (en) Device for removing residual developer particles from a photoconductive member
JP4603923B2 (ja) 画像形成装置
JPH1010939A (ja) 画像形成装置
JP3292586B2 (ja) 画像形成装置
JPH07121003A (ja) 画像形成装置
JPH07210053A (ja) 電子写真装置のクリーニング装置
JP3928322B2 (ja) プロセス装置、現像装置、画像形成装置および紙粉除去装置
JPH09197929A (ja) クリーニング装置および画像形成装置
JPH04216569A (ja) 画像形成装置
JPH0553456A (ja) 電子写真装置の転写ローラ用クリーニング装置
JPH04287081A (ja) 画像形成装置
JPH06186890A (ja) クリーニング装置及び画像形成装置
JPH11119548A (ja) 画像形成装置
JPH0580682A (ja) 電子写真装置のクリーニングブラシロール
JP2004184534A (ja) クリーニング装置
JPH04219779A (ja) カラ−電子写真装置のクリーニング器
JP2616485B2 (ja) プロセスカートリッジ及び前記プロセスカートリッジを着脱可能な画像形成装置
US4829337A (en) Cleaning device for a photoconductive printer or copier
JPH01179979A (ja) 感光体クリーニング装置
JPH1138847A (ja) 画像形成装置及びその装置に用いられる像担持体収納カートリッジ
JP2000267401A (ja) スコロトロン帯電器の清掃装置及び画像形成装置
JP2607322B2 (ja) 画像形成装置
JPH0738924Y2 (ja) クリーニング装置
JP3334839B2 (ja) 画像形成装置

Legal Events

Date Code Title Description
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090329

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100329

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110329

Year of fee payment: 9

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees