JPH0728700Y2 - 複合型コネクタ - Google Patents

複合型コネクタ

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JPH0728700Y2
JPH0728700Y2 JP1988152932U JP15293288U JPH0728700Y2 JP H0728700 Y2 JPH0728700 Y2 JP H0728700Y2 JP 1988152932 U JP1988152932 U JP 1988152932U JP 15293288 U JP15293288 U JP 15293288U JP H0728700 Y2 JPH0728700 Y2 JP H0728700Y2
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electrical contact
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electric contact
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弘志 渡部
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Description

【考案の詳細な説明】 〔考案の目的〕 (産業上の利用分野) この考案は、電流容量の異なる複数種類の雄端子金具を
収容した複合型コネクタに関するものである。
(従来の技術) 従来より、複合型コネクタとして、例えば第6図に示す
ものが知られている。この複合型コネクタによれば、電
流容量が比較的大きい大電流用の雄端子金具100と、電
流容量が比較的小さい小電流用の雄端子金具110とが複
数個(雄端子金具100が2個、雄端子金具110が2個、合
計4個)並列状態で雄コネクタハウジング200内に収容
されている。そして、相手方の雌コネクタ300に設けた
雌コネクタハウジング310が嵌合する雄コネクタハウジ
ング200の嵌合部210内には、これら雄端子金具100、110
の一端側に設けた平板状の電気接触部101、111がそれぞ
れ突出している。
ここで、雄端子金具100、110の他端部側には、第7図に
示すように、電線が接続される電線接続部102、112が設
けられている。また、大電流用の雄端子金具100は、小
電流側の雄端子金具110よりも、電気接触部101、111の
軸線に直交する方向の寸法、例えば板幅が大きく設定さ
れており、雄端子金具100の電気接触部101の嵌合部210
内への突出長さl1が雄端子金具110の電気接触部111の突
出長さl2よりも大きくなっている(l1>l2)。すなわ
ち、雄端子金具100、110の電気接触部101、111先端が不
揃いになっている。
相手方の雌コネクタ300と接続する際には、それぞれ電
気接触部101、111が雌コネクタ300のハウジング310内に
収容された雌端子金具400の電気接触部(図示せず)に
挿入される。ここで、電気接触部101、111の挿入開始時
には雌端子金具400の電気接触部内に設けた接触片のバ
ネ力により抵抗力を受けるが、挿入がほぼ完了すると、
挿入に対する抵抗力が急に軽くなる。このため、電気接
触部101、111を雌端子金具400に挿入する際の抵抗力変
化から挿入がほぼ完全に行われたか否かを知ることが出
来る。
(考案が解決しようとする課題) 上記複合型コネクタによれば、電気接触部101、111の嵌
合部210内への突出長さl1、l2が異なっており、相手方
の雌コネクタ300と接続する際には、まず長い方の電気
接触部101が相手方の雌端子金具400の電気接触部に挿入
され、次いで短い方の電気接触部111が別の雌端子金具4
00の電気接触部に挿入される。すなわち、雄端子金具10
0、110の電気接触部101、111を雌端子金具400の電気接
触部に挿入する際に抵抗力変化を2回受ける。
しかし、長い方の電気接触部101の挿入が完了した時点
で短い方の電気接触部111の挿入も完了したものと思い
違いし、このために接続不良が生じるおそれがあった。
このような問題を解決するため、電気接触部101、111の
長さを同じに形成して、電気接触部101、111の嵌合部21
0内への突出長さを同じにすることが考えられるが、雄
端子金具100と110は板幅が異なっており、板幅の小さい
雄端子金具110の電気接触部111を板幅の大きい雄端子金
具100の電気接触部101と同じ長さにすると、電気接触部
111の方に強度的な面で問題が生じる。
すなわち、電気接触部111を相手方雌コネクタ300の雌端
子金具400の電気接触部に挿入する際、電気接触部111先
端に挿入に抵抗する力が作用し、この力のうち垂直方向
の分力が電気接触部111を曲げようとするが、電気接触
部111自体の板幅が小さいため、この垂直方向の分力を
支えることが出来ず、すなわち座屈強度が小さくなって
第8図(a)、(b)に示すように、電気接触部111基
端で変形が生じる。
この考案は上記従来技術の問題点を解消するもので、そ
の目的とするところは、端子金具が変形することなく接
続不良をなくすことが出来る複合型のコネクタを提供す
ることである。
〔考案の構成〕
(課題を解決するための手段) 上記目的を達成するためこの考案では、電気接触部の基
端に補強部を有する雄端子金具を雄コネクタハウジング
に複数設け、前記雄端子金具のうちには、前記電気接触
部の軸線に直交する方向の寸法が他のものより小さくか
つ軸線方向の寸法が短く形成された小電流用の雄端子金
具が含まれている複合型コネクタにおいて、 前記雄端子金具は、軸線方向の寸法の長い方の電気接触
部の先端に合わせて揃えて設けられており、 少なくとも前記小電流用の雄端子金具の電気接触部の基
端に設けられた補強部は、前記電気接触部の先端側に向
かうにしたがって軸線に直交する方向の寸法が徐々に小
さくなる第1のテーパ状補強部を有しているとともに、
この第1のテーパ状補強部の電気接触部側に、前記雄コ
ネクタハウジングに雌コネクタハウジングを嵌合した
際、この雌コネクタハウジングの案内孔に入るよう前記
電気接触部の先端側に向かうにしたがって軸線に直交す
る方向の寸法が徐々に小さくなる第2のテーパ状補強部
を有していることを特徴としている。
この考案で「電気接触部基端に補強部を設けた」とは、
例えば電気接触部基端を電気接触部の他の部分に比して
断面係数が大きくなるように形成することを意味する
が、電気接触部基端に補強材等を設けるような場合も考
えられる。
(作用) 雄コネクタに、雌端子金具を収容した別の雌コネクタを
接続する際、電流容量の大きい大電流用の雄端子金具の
電気接触部と、電流容量の小さい小電流用の雄端子金具
の電気接触部はほぼ同じタイミングで雌端子金具のボッ
クス状の電気接触部内に挿入される。
また、小電流用の雄端子金具の第2のテーパ状補強部が
雌コネクタハウジングの案内孔に入るように動雌コネク
タハウジング側に突出しているので、電気接触部の先端
を揃えることにより小電流用の雄端子金具の電気接触部
の軸方向の長さが増加するのを前記第2のテーパ状補強
部で吸収することができ、したがって同電気接触部の座
屈強度の低下を防止することができる。
(実施例) 以下この考案の一実施例を図面を参照して説明する。
第1図乃至第4図はこの考案の一実施例を示すもので、
第1図は断面図、第2図は雄端子金具の斜視図、第3図
(a)は小電流用の雄端子金具を設けた電気接触部の平
面図、同図(b)は同図(a)のA−A線矢視断面図、
第4図(a)は第3図(a)のB−B線矢視断面図、同
図(b)は第3図(a)のC−C線矢視断面図である。
図中符号10は大電流用の雄端子金具、11は小電流用の雄
端子金具、20は雄コネクタハウジングである。
雄コネクタハウジング20内には、大電流用の雄端子金具
10と、小電流用の雄端子金具11とが複数個(雄端子金具
10が2個、雄端子金具11が2個、合計4個)並列状態で
収容されている。そして、相手方の雌コネクタハウジン
グが嵌合する雄コネクタハウジング20の嵌合部21内に
は、これら雄端子金具10、11の一端側に設けた電気接触
部10a,11aがそれぞれ突出している。
ここで、大電流用の雄端子金具10は、小電流用の雄端子
金具11よりも、電気接触部10a,11aの軸線に直交する方
向の寸法、例えば板幅が大きく設定されているが、雄端
子金具10の電気接触部10aの嵌合部21内への突出長さl1
と雄端子金具11の電気接触部11aの突出長さl2は等しく
なるように形成されている(l1=l2)。すなわち、雄端
子金具10、11の電気接触部10a,11a先端が揃っている。
また、電気接触部10a,11aは、板片の両側部を一方の面
側に折り曲げて重ね合わせることによりほぼ平板状に形
成されている(第3図(a)、(b)、第4図(a)、
(b)参照)。
そして、上記小電流用雄端子金具11の電気接触部11aの
基端には、嵌合部21の壁21aに設けたテーパ状の孔21b及
び相手側雌コネクタハウジング31に設けられたテーパ状
孔(案内孔)31b内に収まるようにして補強部11cが設け
られている。(第5図(a)参照)。補強部11cは、電
気接触部11aの先端側に向かうにしたがって徐々に幅方
向の寸法が小さくなるようにテーパ状に形成されたもの
であり、孔21bに収まるように形成された第1のテーパ
状補強部と孔31bに収まるように形成された第2のテー
パ状補強部とで2段状に形成されている。そして、板幅
の小さい雄端子金具11の電気接触部11aの先端を板幅の
大きい雄端子金具10の電気接触部10aの先端に揃えるこ
とによって生じる電気接触部11aの長さの増加を、上記
補強部11cによって吸収して、電気接触部11aの座屈強度
の低下を防止している。
ここで、補強部11cでは、電気接触部11a基端の断面係数
が電気接触部11aの他の部分に比して大きくなるように
(曲げに対して強くなるように)、例えば電気接触部11
a基端の幅w1が他の部分の幅w2よりも大きく形成されて
いる(第4図(a)、(b)参照)。また、孔21bは、
従来のようにストレートなテーパ状(第5図(b)参
照)ではなく、補強部11cを受けるように若干段状(同
図(a)参照)に形成されている。
なお、雄端子金具10、11の他端部側には、第2図に示す
ように、電線が接続される電線接続部10b、11bが設けら
れている。また相手側雌コネクタハウジング31の嵌合部
31aの壁に設けられた孔31bのテーパは、雄雌両コネクタ
を嵌合させる際に雄端子金具10,11の電気接触部10a,11a
を拾う為のもので、一般的に設けられているものであ
る。
このようにすると、相手方の雌コネクタと接続する際、
それぞれ電気接触部10a,11aが相手方の雌コネクタハウ
ジング内に収容された雌端子金具のボックス状の電気接
触部(図示せず)に挿入されるが、このとき電気接触部
10a,11aはほぼ同じタイミングで挿入される。したがっ
て、挿入時に受ける抵抗力変化は一回であり、この一回
の抵抗力変化を感知すればよく、抵抗力変化を二回受け
るような場合と異なり、コネクタの接続不良が発生する
おそれがない。
また、電気接触部11aを挿入する際、抵抗力を受ける
が、電気接触部11a基端には孔31bに入るように雌コネク
タハウジング側に突出する補強部11cの第2のテーパ状
補強部が設けられているため、電気接触部11aの長さが
増加するのを防止して、座屈強度の低下を防止すること
ができ、この抵抗力の垂直方向の分力により簡単に折り
曲げられるようなおそれがない。
上記実施例では電気接触部11a基端の断面係数が大きく
なるようにして補強部11cを設けたが、これに限定され
るものではなく、補強材等を設けるようにしてもよいこ
とは勿論である。
〔考案の効果〕
以上説明したようにこの考案によれば、電気接触部の長
さを同一に形成した電流容量の異なる複数種類の雄端子
金具を、その電気接触部先端を揃えて雄コネクタハウジ
ング内に収容したので、接続不良が発生するようなおそ
れがない。また、小電流用の雄端子金具に第2のテーパ
状補強部を雌コネクタハウジングの案内孔に入るように
突出して形成したから、電気接触部の先端を揃えること
により小電流用の雄端子金具の電気接触部の長さが増加
するのを前記第2のテーパ状補強部で吸収することがで
き、したがって同電気接触部の座屈強度の低下を防止す
ることができる。
しかも、上述した第2のテーパ状補強部は、雄コネクタ
ハウジングのデッドスペースである案内孔に入るように
形成されているので、雌コネクタをなんら改良する必要
がなく簡単に小電流用の雄端子金具を補強することがで
きる。すなわち、端子金具が変形することなく接続不良
をなくすことが出来る。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第4図はこの考案の一実施例を示すもので、
第1図は断面図、第2図は雄端子金具の斜視図、第3図
(a)は小電流用の雄端子金具に設けた電気接触部分の
平面図、同図(b)は同図(a)のA−A線矢視断面
図、第4図(a)は第3図(a)のB−B線矢視断面
図、同図(b)は第3図(a)のC−C線矢視断面図、
第5図(a)は小電流用の雄端子金具に設けた電気接触
部が貫通する雄雌両コネクタハウジングの孔を示す断面
図、同図(b)は比較のために示した従来の孔の断面図
であり、また第6図乃至第8図(a)、(b)は従来技
術を示し、第6図は断面図、第7図は雄端子金具の斜視
図、第8図(a)は電気接触部分の平面図、同図(b)
は同図(a)の側断面図である。 10……大電流用の雄端子金具 11……小電流用の雄端子金具 10a,11a……電気接触部 11c……補強部 20……雄コネクタハウジング 21……嵌合部 31b……孔(案内孔)

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】電気接触部の基端に補強部を有する雄端子
    金具を雄コネクタハウジングに複数設け、前記雄端子金
    具のうちには、前記電気接触部の軸線に直交する方向の
    寸法が他のものより小さくかつ軸線方向の寸法が短く形
    成された小電流用の雄端子金具が含まれている複合型コ
    ネクタにおいて、 前記雄端子金具は、軸線方向の寸法の長い方の電気接触
    部の先端に合わせて揃えて設けられており、 少なくとも前記小電流用の雄端子金具の電気接触部の基
    端に設けられた補強部は、前記電気接触部の先端側に向
    かうにしたがって軸線に直交する方向の寸法が徐々に小
    さくなる第1のテーパ状補強部を有しているとともに、
    この第1のテーパ状補強部の電気接触部側に、前記雄コ
    ネクタハウジングに雌コネクタハウジングを嵌合した
    際、この雌コネクタハウジングの案内孔に入るよう前記
    電気接触部の先端側に向かうにしたがって軸線に直交す
    る方向の寸法が徐々に小さくなる第2のテーパ状補強部
    を有していることを特徴とする複合型コネクタ。
JP1988152932U 1988-11-24 1988-11-24 複合型コネクタ Expired - Fee Related JPH0728700Y2 (ja)

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JPH0273070U JPH0273070U (ja) 1990-06-04
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Family Cites Families (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5176662U (ja) * 1974-12-13 1976-06-16
JPS5450194U (ja) * 1977-09-14 1979-04-06
JPS5749907Y2 (ja) * 1978-08-31 1982-11-01
JPH0332049Y2 (ja) * 1985-12-10 1991-07-08

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