JPH0728609Y2 - 音声信号記録再生装置 - Google Patents

音声信号記録再生装置

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JPH0728609Y2
JPH0728609Y2 JP1988122897U JP12289788U JPH0728609Y2 JP H0728609 Y2 JPH0728609 Y2 JP H0728609Y2 JP 1988122897 U JP1988122897 U JP 1988122897U JP 12289788 U JP12289788 U JP 12289788U JP H0728609 Y2 JPH0728609 Y2 JP H0728609Y2
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一憲 恩地
克己 上野
始 加藤
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アイワ株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 この考案は、コンパクトディスクなどの音源の再生部で
再生された音声信号を磁気テープに録音できるようにし
た音声信号記録再生装置に関する。
「従来の技術」 従来、コンパクトディスクなどの音源の再生部で再生さ
れた音声信号を、テープデッキ部(以下「デッキ部」と
いう)で磁気テープに録音する場合、磁気テープへの録
音を良好に行なうため、前記再生部で再生される音声信
号の最大レベルを検出し、検出される音声信号の最大レ
ベルに応じてデッキ部に供給される音声信号のレベルを
制御することが行なわれている。
「考案が解決しようとする課題」 ところで、従来このような音声信号のレベル制御は、磁
気テープの種類によらず一律に行なわれている。
しかしながら、磁気テープの種類によって録音可能な音
声信号レベルの最大値が異なっている。例えば、ノーマ
ルテープ、クロムテープ、メタルテープの順に録音可能
な音声信号レベルの最大値は大きくなる。必要以上に録
音音声信号のレベルを小さくすることはS/Nの劣化等に
つながる。
そこで、この考案では、磁気テープの種類に応じた最適
な録音が可能となるようにすることを目的とするもので
ある。
「課題を解決するための手段」 この考案は、コンパクトディスクなどの音源の再生部と
磁気テープ記録部を有し、再生部より出力される再生音
声信号が記録部に供給されて磁気テープに記録できるよ
うにした音声信号記録再生装置において、再生部には再
生音声信号の最大レベル部分が選択的に再生されるよう
に制御する再生制御手段を備え、記録部には再生部より
供給される再生音声信号の減衰量を制御して録音音声信
号のレベルを調整するレベル制御手段と、このレベル制
御手段でレベル制御された後の再生音声信号のレベルを
基準レベルと比較するレベル比較手段と、テープの種類
を判別するテープ判別手段と、レベル制御手段の減衰量
を制御する減衰量制御手段とを備え、再生部より出力さ
れる再生音声信号が記録部で磁気テープに記録される前
に、再生部で再生音声信号の最大レベル部分が選択的に
再生されて記録部に供給されている状態で、レベル制御
手段でレベル制御された後の再生音声信号のレベルが基
準レベルより低くなるまで減衰量制御手段はレベル比較
手段の比較結果に基づいてレベル制御手段の減衰量を最
小値から徐々に大きくすると共に、その後に減衰量制御
手段はテープ判別手段の判別結果に基づいてレベル制御
手段の減衰量を修正するものである。
また、この考案は、コンパクトディスクなどの音源の再
生部と磁気テープ記録部を有し、再生部より出力される
再生音声信号が記録部に供給されて磁気テープに記録で
きるようにした音声信号記録再生装置において、再生部
には再生音声信号の最大レベル部分が選択的に再生され
るように制御する再生制御手段を備え、記録部には再生
部より供給される再生音声信号の減衰量を制御して録音
音声信号のレベルを調整するレベル制御手段と、このレ
ベル制御手段でレベル制御された後の再生音声信号のレ
ベルを基準レベルと比較するレベル比較手段と、テープ
の種類を判別するテープ判別手段と、レベル制御手段の
減衰量を制御する減衰量制御手段とを備え、再生部より
出力される再生音声信号が記録部で磁気テープに記録さ
れる前に、記録部ではテープ判別手段の判別結果に基づ
いてレベル比較手段の基準レベルを設定すると共に、そ
の後に再生制御手段によって再生部で再生音声信号の最
大レベル部分が選択的に再生されて記録部に供給されて
いる状態で、レベル制御手段でレベル制御された後の再
生音声信号のレベルが基準レベルより低くなるまで減衰
量制御手段はレベル比較手段の比較結果に基づいてレベ
ル制御手段の減衰量を最小値から徐々に大きくするもの
である。
「作用」 上述構成においては、再生音声信号の最大レベル部分を
使用して録音音声信号のレベルが調整されるため、常に
適正な調整が可能となる。また、磁気テープの種類に応
じて、録音音声信号のレベルが調整される。例えば、ノ
ーマルテープ、クロムテープ、メタルテープの順に、つ
まり、録音可能な音声信号レベルの最大値が大きくなる
程、録音音声信号のレベルが大きくなるようにされる。
従って、磁気テープの種類に応じた最適な録音が可能と
なる。
「実施例」 以下、図面を参照しながら、この考案の一実施例につい
て説明する。本例は音源としてコンパクトディスクを選
定した場合の例である。第1図は本例のブロック図を示
すものである。
同図において、100はコンパクトディスクプレーヤ部
(以下「CD部」という)、200はデッキ部である。
CD部100において、101はマイクロコンピュータ(以下
「マイコン」という)である。このマイコン101にはデ
ッキ部200よりピークサーチスタート信号PSが供給され
ると共に、このマイコン101よりデッキ部200には録音
(REC)スタート信号RSおよび録音終了信号REが供給さ
れる。
また、102はコンパクトディスク、103はスピンドルモー
タ、104は光ピックアップである。光ピックアップ104の
出力信号はゲインコントロールアンプ105を介して、デ
ジタルシグナルプロセッサ106に供給される。
アンプ105のゲインは、マイコン101によって制御され
る。このアンプ105の出力信号はサーボ回路107に供給さ
れると共に、このサーボ回路107にはマイコン101より制
御信号SCが供給される。そして、このサーボ回路107に
よってスピンドルモータ103の回転サーボ、光ピックア
ップ104のフォーカスサーボ、トラッキングサーボ、ス
ライドサーボ等が行なわれる。
デジタルシグナルプロセッサ106より出力されるタイム
コードデータTCDは、マイコン101に供給される。また、
このデジタルシグナルプロセッサ106より出力される16
ビットのデジタル音声信号のうち、上位5ビットのデー
タD11〜D15はマイコン101に供給される。マイコン101で
は、データD11〜D15より再生音声信号レベルが検出され
る。
デジタルシグナルプロセッサ106より出力されるデジタ
ル音声信号はD/A変換器108でアナログ信号とされたの
ち、ローパスフィルタ109を介してライン出力端子110に
供給される。つまり、ライン出力端子110には音声信号S
Aが出力される。
次に、デッキ部200において、201はマイクロコンピュー
タ(以下「マイコン」という)である。このマイコン20
1によってメカデッキの動作が制御される。また、この
マイコン201には上述したようにCD部100より録音スター
ト信号RSおよび録音終了信号REが供給されると共に、こ
のマイコン201より上述したようにCD部100にピークサー
チスタート信号PSが供給される。
202は録音キーであり、この録音キー202はマイコン201
に接続される。
203は音声信号入力端子であり、この入力端子203には、
上述したようにCD部100のライン出力端子110に出力され
る音声信号SAが供給される。この音声信号SAはバッファ
アンプ204を介してアッテネータ230に供給され、このア
ッテネータ230の出力信号はアンプ205に供給される。つ
まり、バッファアンプ204の出力側は抵抗器R1〜R5の直
列回路を介して接地され、抵抗器R4およびR5の接続点は
アンプ205の入力側に接続される。そして、抵抗器R1
よびR2、R2およびR3、R3およびR4、R4およびR5の接続点
は、夫々抵抗器R11および接続スイッチSW1の直列回路、
抵抗器R12および接続スイッチSW2の直列回路、抵抗器R
13および接続スイッチSW3の直列回路、抵抗器R14および
接続スイッチSW4の直列回路を介して接地される。
アンプ205の出力信号は、可変抵抗器206を介して整流器
を構成するオペアンプ207の非反転入力端子に供給さ
れ、このオペアンプ207の出力信号はダイオード208のア
ノード・カソードを介してその反転入力端子に供給され
る。
ダイオード208のカソード側に得られる整流信号は、コ
ンデンサおよび抵抗器よりなる平滑回路209に供給さ
れ、この平滑回路209の出力信号はコンパレータを構成
するオペアンプ210の非反転入力端子に供給される。ま
た、電源端子Vcc接地間には抵抗器211および212の直列
回路が接続され、これら抵抗器211および212の接続点に
得られる電圧は、基準電圧VREFとしてオペアンプ210の
反転入力端子に供給される。このオペアンプ210から
は、平滑回路209の出力信号が基準電圧VREFより大きい
ときには低レベル“0"、逆に小さいときには高レベル
“1"の信号が出力される。このオペアンプ210の出力信
号COMPはマイコン201に供給される。
マイコン201からはオペアンプ210の出力信号COMPに基づ
いてデータDA0〜DA3が出力され、これらデータDA0〜DA3
によって、夫々接続スイッチSW1〜SW4のオン、オフが制
御される。
また、可変抵抗器206より出力される音声信号はイコラ
イザを構成するオペアンプ213の非反転入力端子に供給
される。このオペアンプ213の出力信号はイコライザ特
性切換回路214を介して、その反転入力端子に供給され
る。
このオペアンプ213の出力信号は、バイアストラップ回
路215を介されたのち、バイアス発振器216からの発振信
号が合成されて磁気ヘッド217に供給される。
また、218はクロムテープ検出孔用の接続スイッチであ
り、この接続スイッチ218は磁気テープがクロムテープ
あるいはメタルテープであって、テープカセット(図示
せず)にクロムテープ検出孔が存在するときにはオフと
され、その他のときにはオンとされる。219はメタルテ
ープ検出孔用の接続スイッチであり、この接続スイッチ
219は磁気テープがメタルテープであってテープカセッ
ト(図示せず)にメタルテープ検出孔が存在するときに
はオフとされ、その他のときにはオンとされる。
これら接続スイッチ218,219の一方の端子は接地され、
その他方の端子は夫々テープ判別回路220に接続され
る。そして、このテープ判別回路220によって、イコラ
イザ特性切換回路214が制御され、イコライザ特性が磁
気テープの種類(例えば、ノーマル、クロム、メタル)
によって変えられる。
また、接続スイッチ218,219の他方の端子は、夫々マイ
コン201に接続され、このマイコン201より出力されるデ
ータDA0〜DA3は磁気テープの種類に合わせて多少変えら
れる。
次に、CD部100側およびデッキ部200側の動作を夫々第2
図および第3図に示すフローチャートに沿って説明す
る。
第2図に示すように、CD部100側では、ステップでデ
ッキ部200よりピークサーチスタート信号RSが供給され
たか否か判断される。供給されるときには、ステップ
でCD部は再生(PLAY)状態とされる。
次に、ステップで、マイコン101のレベルメモリのデ
ータがフルスケール(限界最大レベル)であるか否か判
断される。この場合、フルスケールは固定とされ、ある
いは可変とされて任意に変更できるようにされる。フル
スケールでないときには、ステップで、再生音声信号
レベルがCPUに入力され、ステップでこの再生音声信
号レベルがフルスケールであるか否か判断される。フル
スケールでないときには、ステップでこの再生音声信
号レベルCがレベルメモリのデータDと比較される。レ
ベルCがデータDよりも大きいときには、ステップで
レベルメモリに再生音声信号レベルCがデータとして書
き込まれて、データDが更新されると共に、このときの
再生音声信号に対応するタイムコードデータTCDがメモ
リに書き込まれる。
なお、ステップでフルスケースであるときにもステッ
プに進む。
次に、ステップで、3フレーム分再生したか否か判断
される。3フレーム分再生していないときにはステップ
に進む。なお、ステップで、レベルCがレベルD以
下であるときにもステップに進む。
次に、ステップで、演奏曲が終了したか否か判断され
る。終了していないときには、ステップでレベルメモ
リのデータがフルスケールであるか否か判断される。フ
ルスケールでないときには、ステップでフォワード
(FWD)方向に30本だけトラックジャンプしてステップ
に進む。一方、フルスケースであるときには、ステッ
プでフォワード方向に100本だけトラックジャンプし
てステップに進む。なお、ステップでフルスケール
であるときにもステップに進む。
このように、ステップ〜において、通常は、演奏曲
終了までフォワード方向に30本ずつトラックジャンプを
しながら3フレーム分だけ再生状態とされ、その再生信
号レベルの検出が行なわれて、最終的に最大レベルがレ
ベルメモリにデータとして書き込まれると共に、この最
大レベルの再生音声信号に対応するタイムコードデータ
TCDがメモリに書き込まれる。ここで、演奏曲終了まで
に再生信号レベルがフルスケールとなるときには、その
後はフォワード方向に100本ずつトラックジャンプをし
ながら再生状態とされるが、再生信号レベルの検出は行
なわれない。この場合、演奏曲終了まで再生状態とする
のは、ユーザーが故障したと誤解しないようにするため
である。従って、このように演奏曲終了までに再生信号
レベルがフルスケールとなるときには、破線図示するよ
うに直ちにステップに進んでもよい。
次に、ステップで終了しているときには、ステップ
でメモリに書き込まれているタイムコードの0.5sec前が
サーチされ、ステップで、CD部100は再生状態とされ
る。つまり、このときラインアウト端子110からは最大
レベルの音声信号SAが出力される。
次に、ステップで、1secの間演奏したか否か判断され
る。演奏したときには、ステップで4回演奏したか否
か判断される。4回演奏していないときにはステップ
に進む。一方、4回演奏したときには、ステップで演
奏開始曲がサーチされる。
次に、ステップで、マイコン101より録音スタート信
号RSが出力されて、デッキ部200に供給され、ステップ
で、CD部100は再生状態とされる。
次に、ステップで、演奏終了か否か判断される。終了
であるときには、ステップでマイコン101より録音終
了信号REが出力されてデッキ部200に供給される。
次に、ステップでCD部100はストップ(STOP)状態と
される。
また、第3図に示すようにデッキ部200側では、ステッ
プで、録音(REC)キー202がオンとされたか否か判断
される。録音キー202がオンされるときには、ステップ
で録音ポーズ状態とされたのち、ステップでマイコ
ン201よりピークサーチスタート信号PSが出力される。
次に、ステップでマイコン201内のアッテネートレベ
ル(ATTレベル)メモリのデータが最低(MIN)にセット
され、ステップでアッテネートレベルメモリに書き込
まれているデータが、データDA0〜DA3として読み出され
てマイコン201より出力され、アッテネータ230の接続ス
イッチSW1〜SW4が全てオフとされてアッテネートレベル
は最低とされる。
次に、ステップで16msecだけ待機したのち、ステップ
でオペアンプ210の出力信号COMPのレベルが判断され
る。低レベル“0"であるときには、ステップでアッテ
ネートレベルが最大(MAX)であるか否か判断される。
アッテネートレベルが最大でないときには、ステップ
でCD部100より録音スタート信号RSが供給されたか否か
判断される。録音スタート信号RSが供給されていないと
きには、ステップでアテネートレベルを1ステップだ
けアップさせるデータDA0〜DA3がマイコン201より出力
されて、接続スイッチSW1〜SW4のオン、オフ状態が対応
して変えられる。そして、ステップに進む。
ステップで高レベル“1"であるとき、およびステップ
でアッテネートレベルが最大であるときには、ステッ
プでマイコン201より出力されているデータDA0〜DA3
によるアッテネートレベルAと、アッテネートレベルメ
モリに書き込まれているデータによるアッテネートレベ
ルBとが比較される。レベルAがレベルBより大きいと
きには、ステップでアッテネートレベルメモリにデー
タDA0〜DA3が書き込まれてデータが更新される。
次に、ステップに進み、上述したと同様の動作が繰り
返し行なわれる。なお、ステップでレベルAがレベル
B以下であるときにもステップに進む。
上述したように、このステップ〜ステップの動作が
行なわれるとき、入力端子203に供給される音声信号SA
は最大レベルとなっている。従って、これらのステップ
によって、アッテネータ230のアッテネートレベルは、
平滑回路209の出力信号が基準電圧VREF以下となるよう
に調整され、録音音声信号の最大レベルが、磁気テープ
がノーマルテープである場合における最適値となるよう
にされる。
また、ステップで、録音スタート信号RSが供給されて
いるときには、ステップでクロム検出孔用の接続ステ
ップ218がオンであるかオフであるか判断される。オフ
であるとき、つまり磁気テープがクロムテープあるいは
メタルテープであるときには、ステップでマイコン20
1のアッテネートレベルメモリのデータが最大(MIN)で
あるか否か判断される。最低でないときには、ステップ
でアッテネートレベルを1ステップだけダウンさせる
データをアッテネートレベルメモリにセットする。次
に、ステップでアッテネートレベルメモリのデータが
最低(MIN)であるか否か判断される。最低でないとき
には、ステップでメタル検出孔用の接続スイッチ219
がオンであるかオフであるか判断される。オフであると
き、つまり磁気テープがメタルテープであるときには、
ステップでアッテネートレベルを1ステップだけダウ
ンさせるデータをアッテネートレベルメモリにセットす
る。
次に、ステップでアッテネートレベルメモリに書き込
まれているデータが、データDA0〜DA3として読み出され
てマイコン201より出力され、アッテネータ230の接続ス
イッチSW1〜SW4のオン、オフ状態が対応して変えられ
る。なお、ステップでオンであるとき、つまり磁気テ
ープがノーマルテープであるとき、ステップで最低で
あるとき、ステップで最低であるとき、およびステッ
プでオンであるときにも、ステップに進む。
次に、ステップでデッキ部200は録音状態とされて録
音が行なわれる。
次に、ステップでCD部100より録音終了信号REが供給
されたか否か判断される。録音終了信号REが供給される
ときには、ステップでデッキ部200がストップ状態と
されて録音が終了する。
このように本例においては、磁気テープの種類(ノーマ
ル、クロム、メタル)によってアッテネータ230のアッ
テネートレベルが変えられる。例えば、クロムテープの
場合には、ノーマルテープの場合に比べてアッテネート
レベルが1ステップだけダウンさせられ、またメタルテ
ープの場合には、ノーマルテープの場合に比べてアッテ
ネートレベルが2ステップだけダウンさせられる。従っ
て、本例によれば、ノーマルテープ、クロムテープ、メ
タルテープの順に、つまり、録音可能な音声信号レベル
の最大値が大きくなる程、アッテネートレベルが小さく
なるように制御されるので、磁気テープの種類に応じた
最適な録音を行なうことができる。
次に、第4図はこの考案の他の実施例を示すものであ
り、この第4図において第1図と対応する部分には同一
符号を付し、その詳細説明は省略する。
本例において、デッキ部200のテープ判別回路220の出力
信号は、抵抗制御回路221に供給される。また、抵抗器2
12として可変抵抗器が使用され、この抵抗器212の抵抗
値は抵抗制御回路221によって制御される。つまり、磁
気テープの種類(ノーマル、クロム、メタル)によって
基準電圧VREFの値が変えられる。
例えば、基準電圧VREFは、磁気テープがクロムテープで
あるときにはノーマルテープのときよりも大きくされ、
さらに磁気テープがメタルテープであるときには、クロ
ムテープのときよりも大きくされる。
本例においては、デッキ部200へのテープカセットの装
填時に抵抗器212の抵抗値が制御され、基準電圧VREF
値が変えられるので、第3図におけるステップ〜は
不要となる。
このように本例においては、磁気テープの種類によって
基準電圧VREFの値が予め変えられるので、アッテネート
レベルメモリには磁気テープの種類に応じたデータが書
き込まれ、これにより、磁気テープの種類によってアッ
テネータ230のアッテネートレベルが変えられる。例え
ば、クロムテープの場合には、ノーマルテープの場合に
比べてアッテネートレベルはダウンさせられ、またメタ
ルテープの場合には、クロムテープの場合に比べてさら
にアッテネートレベルがダウンさせられる。
従って、本例においても、ノーマルテープ、クロムテー
プ、メタルテープの順に、つまり、録音可能な音声信号
レベルの最大値が大きくなる程、アッテネートレベルが
小さくなるように制御されるので、第1図例と同様の作
用効果を得ることができる。
なお、第4図例において、接続スイッチ218、219はマイ
コン201にも接続されているので、抵抗制御回路221にテ
ープ判別回路220の出力信号を供給するのではなく、こ
の抵抗制御回路221を破線図示するようにマイコン201で
制御するようにしてもよい。
なお、この考案の音声信号記録再生装置は、コンパクト
ディスクプレーヤとテープレコーダとが一体化された形
式のものにでも、また、それぞれ独立した形式のものに
でも適用できることは説明するまでもない。
「考案の効果」 以上説明したように、この考案によれば、再生音声信号
の最大レベル部分を使用して録音音声信号のレベルが調
整されるため、常に適正な調整を行なうことができる。
また、磁気テープの種類に応じて録音音声信号のレベル
が調整されるので、磁気テープの種類に応じた最適な記
録を行なうことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の一実施例を示す構成図、第2図はCD
部の動作を示すフローチャート、第3図はデッキ部の動
作を示すフローチャート、第4図はこの考案の他の実施
例を示す構成図である。 100……コンパクトディスクプレーヤ部 101,201……マイクロコンピュータ 200……テープデッキ部 210……コンパレータを構成するオペアンプ 218……クロム検出孔用の接続スイッチ 219……メタル検出孔用の接続スイッチ 220……テープ判別回路 221……抵抗制御回路 230……アッテネータ
フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭58−62804(JP,A) 特開 昭54−155023(JP,A) 実開 昭63−114459(JP,U) 実開 昭62−85908(JP,U) 実開 昭61−48431(JP,U)

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】コンパクトディスクなどの音源の再生部と
    磁気テープ記録部を有し、上記再生部より出力される再
    生音声信号が上記記録部に供給されて磁気テープに記録
    できるようにした音声信号記録再生装置において、 上記再生部には、上記再生音声信号の最大レベル部分が
    選択的に再生されるように制御する再生制御手段を備
    え、 上記記録部には、上記再生部より供給される再生音声信
    号の減衰量を制御して録音音声信号のレベルを調整する
    レベル制御手段と、このレベル制御手段でレベル制御さ
    れた後の再生音声信号のレベルを基準レベルと比較する
    レベル比較手段と、上記テープの種類を判別するテープ
    判別手段と、上記レベル制御手段の減衰量を制御する減
    衰量制御手段とを備え、 上記再生部より出力される再生音声信号が上記記録部で
    磁気テープに記録される前に、上記再生部で再生音声信
    号の最大レベル部分が選択的に再生されて上記記録部に
    供給されている状態で、上記レベル制御手段でレベル制
    御された後の再生音声信号のレベルが上記基準レベルよ
    り低くなるまで上記減衰量制御手段は上記レベル比較手
    段の比較結果に基づいて上記レベル制御手段の減衰量を
    最小値から徐々に大きくすると共に、 その後に上記減衰量制御手段は上記テープ判別手段の判
    別結果に基づいて上記レベル制御手段の減衰量を修正す
    ることを特徴とする音声信号記録再生装置。
  2. 【請求項2】コンパクトディスクなどの音源の再生部と
    磁気テープ記録部を有し、上記再生部より出力される再
    生音声信号が上記記録部に供給されて磁気テープに記録
    できるようにした音声信号記録再生装置において、 上記再生部には、上記再生音声信号の最大レベル部分が
    選択的に再生されるように制御する再生制御手段を備
    え、 上記記録部には、上記再生部より供給される再生音声信
    号の減衰量を制御して録音音声信号のレベルを調整する
    レベル制御手段と、このレベル制御手段でレベル制御さ
    れた後の再生音声信号のレベルを基準レベルと比較する
    レベル比較手段と、上記テープの種類を判別するテープ
    判別手段と、上記レベル制御手段の減衰量を制御する減
    衰量制御手段とを備え、 上記再生部より出力される再生音声信号が上記記録部で
    磁気テープに記録される前に、上記記録部では上記テー
    プ判別手段の判別結果に基づいて上記レベル比較手段の
    基準レベルを設定すると共に、 その後に上記再生制御手段によって上記再生部で再生音
    声信号の最大レベル部分が選択的に再生されて上記記録
    部に供給されている状態で、上記レベル制御手段でレベ
    ル制御された後の再生音声信号のレベルが上記基準レベ
    ルより低くなるまで上記減衰量制御手段は上記レベル比
    較手段の比較結果に基づいて上記レベル制御手段の減衰
    量を最小値から徐々に大きくすることを特徴とする音声
    信号記録再生装置。
JP1988122897U 1988-09-20 1988-09-20 音声信号記録再生装置 Expired - Lifetime JPH0728609Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1988122897U JPH0728609Y2 (ja) 1988-09-20 1988-09-20 音声信号記録再生装置

Applications Claiming Priority (1)

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JP1988122897U JPH0728609Y2 (ja) 1988-09-20 1988-09-20 音声信号記録再生装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0246957U JPH0246957U (ja) 1990-03-30
JPH0728609Y2 true JPH0728609Y2 (ja) 1995-06-28

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