JPH07285227A - インクジェット記録装置 - Google Patents

インクジェット記録装置

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JPH07285227A
JPH07285227A JP8018194A JP8018194A JPH07285227A JP H07285227 A JPH07285227 A JP H07285227A JP 8018194 A JP8018194 A JP 8018194A JP 8018194 A JP8018194 A JP 8018194A JP H07285227 A JPH07285227 A JP H07285227A
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JP
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ink
remaining amount
printing
color
recording
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JP8018194A
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English (en)
Inventor
Masami Furuya
雅巳 古屋
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Fujifilm Business Innovation Corp
Original Assignee
Fuji Xerox Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】印字動作中にインクの残量が規定値以下になっ
たときにも、印字動作を確実に行うようにして良好な印
字品質を得る。 【構成】残量検出手段27Y,27M,27C,27Bは残量検出制御
装置31によって制御されて、1スキャン印字終了毎に
複数の色毎のインクタンク3Y,3M,3C,3B内のインク残量
の検出を行う。また印字データ判断手段32は印字デー
タが文字等のキャラクタであるかあるいはイメージデー
タ等のラスタデータであるかを判断する。そして、記録
ヘッド制御装置34は、残量検出手段および印字データ
判断手段からの信号に基づいて、インク残量が規定値を
下回ったことを検知しかつ印字データがキャラクタであ
ると判断したときに印字動作中の記録用紙の最後まで印
字を行い、印字データがラスタデータであると判断した
ときに操作パネル33から指定された印字モードで印字
を行うように、記録ヘッド2を制御する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複数の色のインクをド
ット噴射することにより画像を記録するインクジェット
記録装置に関し、特に、画像記録中にインクの量が規定
量以下になった場合に画像記録動作モードを所定のモー
ドに変更することにより、画像記録を確実に続けること
ができるようにするインクジェット記録装置に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】インクをドット噴射して印字することに
より画像を記録するインクジェット記録装置において
は、インクがなくなると、良好な画像記録を得ることが
できなくなるため、従来から、印字動作中にインクの残
量が規定値を下回った場合に印字モードを所定のモード
に変更することにより、印字動作をできるだけ長く続け
ることができるようにしている。
【0003】このようなインク残量の規定値以下のとき
画像記録モードを変更するインクジェット記録装置の一
例として、特開平4-151257号公報に開示されているイン
クジェット記録装置がある。
【0004】この公報のインクジェット記録装置は、イ
ンクタンク内のインクの抵抗値を検出し、この抵抗値が
一定値に達したとき、印字データの印字デューティを検
出し、この印字デューティの大小から印字モードを決定
するようにしている。その場合、具体的には印字データ
の印字デューティの大小の判断結果から、通常印字モー
ドかあるいは複数回に分ける分割印字モードかを決定
し、決定した印字モードにしたがって印字動作を制御し
ている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな特開平4-151257号公報のインクジェット記録装置に
おいては、インク残量が規定値よりも低下したとき、分
割印字モードにより印字動作が行われるが、このような
分割印字を行っても、最終的に使用するインク消費量
は、通常印字の場合と何等変わらない。このため、分割
印字途中でインクがなくなってしまうという問題が生じ
るおそれがある。
【0006】本発明は、このような問題に鑑みてなされ
たものであって、その目的は、印字動作中にインクの残
量が規定値以下になったときにも、印字動作を確実に行
うようにして良好な印字品質を得ることのできるインク
ジェット記録装置を提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】前述の課題を解決するた
めに、請求項1の発明は、印字データに従って多値画像
を複数の色のインクのドットにより形成して記録を行う
カラー記録ヘッドを有する記録手段と、前記記録手段を
用紙等の記録媒体の送り方向に対して直交する方向に移
動させる移動手段と、前記カラー記録ヘッドに供給する
ための各色のインクをそれぞれ貯溜する各色毎のインク
タンクと、これらのインクタンク内のインクの残量をそ
れぞれ検出しインク残量検出信号を出力する各色毎の残
量検出手段と、前記インクタンクの残量検知を印字動作
時の1スキャンの印字終了毎に行うように前記残量検出
手段を制御する残量検出制御装置とを少なくとも有する
ことを特徴としている。
【0008】また請求項2の発明は、前記カラー記録ヘ
ッドのノズルの吐出不良等の不具合を回復、維持するた
めのヘッド回復動作手段を備えており、前記残量検出制
御装置は前記ヘッド回復動作手段による回復動作終了時
にも前記インク残量検知を行うように前記残量検出手段
を制御する制御装置であることを特徴としている。
【0009】更に請求項3の発明は、前記印字データの
種類を判断し、該印字データが文字等のキャラクタであ
る場合はキャラクタ信号を出力するとともに、前記印字
データがイメージデータ等のラスタデータである場合は
ラスタデータ信号を出力する印字データ判断手段と、所
定の印字モードを指定するための操作パネルと、前記残
量検出手段からの前記インク残量検出信号に基づいてイ
ンク残量が規定値を下回ったことを検知しかつ前記印字
データ判断手段から前記キャラクタ信号が出力されたと
きは、印字動作中の前記記録媒体の最後まで印字を行う
とともに、前記インク残量が前記規定値を下回ったこと
を検知しかつ前記印字データ判断手段から前記ラスタデ
ータ信号が出力されたときは、前記操作パネルから指定
された前記印字モードで印字を行うように、前記記録手
段を制御する記録手段制御装置とを有していることを特
徴としている。
【0010】更に請求項4の発明は、前記操作パネルか
ら指定された前記印字モードが、前記インク残量が前記
規定値より下回った色のインク以外の他の色のインクを
使用することにより印字を行うモードであることを特徴
としている。更に請求項5の発明は、前記複数の色がイ
エロー、マゼンタ、シアン、およびブラックであること
を特徴としている。
【0011】
【作用】このように構成された本発明のインクジェット
記録装置においては、印字動作中の1スキャンの印字終
了毎にインク残量が残量検出手段によって検出されるよ
うになる。これにより、インク残量を細かに検出するこ
とになるので、インク残量をより正確に検出することが
可能となる。特に請求項2の発明においては、ヘッド回
復動作手段による回復動作終了時にもインク残量検知を
行うようになるので、インク残量を更に一層細かに検出
することになり、インク残量をより一層正確に検出する
ことができる。
【0012】そして、請求項3の発明においては、印字
中の色のインク残量が規定値より下回ったとき、印字デ
ータが文字等のキャラクタである場合は、記録手段はこ
の色のインクで用紙等の記録媒体の最後まで印字を行う
ようになる。また、印字中の色のインク残量が規定値よ
り下回ったとき、印字データがイメージ等のラスタデー
タである場合は、記録手段は操作パネルから指定された
印字モードで印字を行うようになる。これにより、印字
データがキャラクタであるとインク使用量が比較的少な
いので、記録媒体の最後まで印字を確実に行うことがで
き、しかも良好な印字品質が得られるようになる。ま
た、印字データがラスタデータであるとインク使用量が
比較的多いので、この場合には操作パネルから指定され
た印字モードでその記録媒体の残りの印字を行うことに
より、同様に記録媒体の最後まで印字を確実に行うこと
ができ、しかも良好な印字品質が得られる。
【0013】更に、請求項4および5の発明において
は、インク残量が規定値を下回った色の以外の他の十分
残量のある色のインクにより、ラスタデータを記録媒体
の最後まで印字を確実に行うことができる。
【0014】このようにして、本発明においては、印字
動作中にインク残量が不足しても、印字品質を低下させ
ることなく、印字が記録媒体の最後まで連続して確実に
行われるようになる。
【0015】
【実施例】以下、図面を用いて本発明の実施例を説明す
る。図1は、本発明にかかるインクジェット記録装置の
一実施例が適用されるサーマルインクジェットを使用し
た記録装置を概略的に示す斜視図である。
【0016】図1に示すように、本実施例のインクジェ
ット記録装置は、ヘッドキャリッジ1、このヘッドキャ
リッジ1の上に固定され、イエロー、マゼンタ、および
シアン、およびブラックの各色毎に配設されたカラーヘ
ッド2Y,2M,2C,2Bを有するとともに、各カラーヘッド2Y,
2M,2C,2Bから対応する色のインク液滴を吐出させる記録
ヘッド2、この記録ヘッド2の上に設けられ、記録ヘッ
ド2に供給するインクを各色毎に貯溜する各色毎のタン
ク3Y,3M,3C,3Bからなるインクタンク3、記録ヘッド2
に接続され、後述する図2に示す中央演算処理装置(C
PU)からのヘッド駆動信号をこの記録ヘッド2に伝達
するための給電・信号ケーブル4、記録ヘッド2より吐
出されたインクが定着されて画像が記録される、本発明
の記録媒体である記録用紙5、ヘッドキャリッジ1に相
対摺動自在に貫通し、このヘッドキャリッジ1を記録用
紙5の送り方向Aと直交する方向に案内する一対のガイ
ド6、ヘッドキャリッジ1に接続されたタイミングベル
ト7、このタイミングベルト7を回動する駆動モータ
8、記録用紙5を送り方向Aに移動させるフィールドロ
ール9、およびこのフィードロール9を回転させる紙送
りモータ10を備えている。
【0017】このような構成をしたインクジェット記録
装置においては、画像記録時、中央演算処理装置(CP
U)からのヘッド駆動信号により記録ヘッド2がインク
タンク3から供給されるインク液滴を吐出させて記録用
紙5上に画像を記録する。同時に、中央演算処理装置
(CPU)からの制御信号により、駆動モータ8および
紙送りモータ10がそれぞれ所定の速度で回転駆動され
る。駆動モータ8の駆動により、タイミングベルト7を
介してヘッドキャリッジ1がガイド6に案内されながら
記録用紙5の送り方向Aと直交する方向へ移動される。
これにより、記録用紙5の幅方向に印字が行われる。ま
た紙送りモータ10の駆動により、フィードロール9を
介して記録用紙が紙送り方向Aの方へ送り出される。こ
れにより、1行目の記録用紙5の幅方向への印字動作の
終了後、次の行における印字動作が行われる。こうし
て、記録用紙5の幅方向への印字動作と送り方向Aへの
記録用紙5の送り動作とが順次交互に行われる。
【0018】図2は、図1のインクジェット記録装置の
制御系を示すブロック図である。図2に示すように、イ
ンクジェット記録装置の制御系は中央演算処理装置(C
PU)20を備えており、このCPU20はインターフ
ェース21を介してコンピュータ等のホスト装置30に
接続されている。またCPU20には、ROM22およ
びRAM23が、それぞれこれらとの間の信号の授受を
行うことができるように接続されている。更に、CPU
20には、駆動モータ8を駆動するための駆動モータド
ライバー24、紙送りモータ10を駆動するための紙送
りモータドライバー25、および印字タイミング生成回
路28が、それぞれ制御信号を受信できるように接続さ
れている。更に、CPU20には、各種センサー部26
各種検出信号およびインクセンサー部27からインクタ
ンク3内のインクの残量検出信号が送信できるように接
続されている。更に、CPU20には記録ヘッド2を駆
動するためのヘッドドライバー29が制御信号を受信可
能に接続されている。
【0019】このように構成されたインクジェット記録
装置の制御系においては、CPU20がホスト装置30
から送信されてくるデータをRAM23に格納する。そ
して、CPU20は、ホスト装置30の指令信号(コマ
ンド)や記録情報信号を解読しながら、ROM22に予
め格納されているプログラムやデータ、RAM23に格
納されたデータ、各種センサー部26からの各種検出デ
ータ、およびインクセンサー部27からのインク残量検
出データにより、駆動モータドライバー24、紙送りモ
ータドライバー25、印字タイミング生成回路28を制
御するとともに、ヘッドドライバー29を制御する。
【0020】図3は、本実施例の基本構成を示すブロッ
ク図である。図3に示すように、更に本実施例のインク
ジェット記録装置においては、イエロー、マゼンタ、シ
アン、およびブラックの各カラーヘッド2Y,2M,2C,2Bに
それぞれ対応する各色毎のインクタンク3Y,3M,3C,3B内
のインク残量を検出し、インク残量検出信号を出力す
る、インクセンサー部27内の残量検出手段27Y,27M,27
C,27Bと、CPU20内に設けられ、1スキャン印字終
了毎にインク残量検出を行うようにこれらの残量検出手
段27Y,27M,27C,27Bを制御する残量検出制御装置31
と、CPU20内に設けられ、印字データの種類を判断
し、印字データが文字等のキャラクタである場合はキャ
ラクタ信号を出力するとともに、印字データがイメージ
データ等のラスタデータである場合はラスタデータ信号
を出力する印字データ判断手段32と、所定の印字モー
ドを指定するための操作パネル33と、CPU20内に
設けられ、残量検出手段27Y,27M,27C,27Bからのインク
残量検出信号に基づいてインク残量が規定値を下回った
ことを検知しかつ印字データ判断手段32からキャラク
タ信号が出力されたときに、印字動作中の記録用紙の最
後まで印字を行うとともに、インク残量が規定値を下回
ったことを検知しかつ印字データ判断手段32からラス
タデータ信号が出力されたときは、操作パネル33から
指定された印字モードで印字を行うように、記録ヘッド
2を制御する記録ヘッド制御装置34とを有している。
【0021】残量検出手段27Y,27M,27C,27Bとしては、
インクタンク内に一対の電極を設け、これら一対の電極
間の電圧変動によりインク残量を検出する手段や、イン
クを記録ヘッドに供給する管部に光学センサー等のイン
ク検出センサーを設置することにより検出する手段など
がある。
【0022】図4は、本実施例のインクジェット記録装
置の印字動作制御における各処理のフローを示す図であ
る。図4に示すようにステップS1において、CPU2
0はホスト装置30から画像記録動作の制御信号を受信
すると、ステップS2においてこの制御信号に基づくデ
ータを1スキャン分のデータだけ受信したか否かを判断
する。受信したデータが1スキャン分受信していないと
判断すると、ステップS2における判断処理を繰り返
す。CPU20は、ステップS2において1スキャン分
のデータを受信した、すなわち記録ヘッド2のノズル幅
分のデータが受信したと判断すると、ステップS3にお
いて1スキャン分の印字動作を開始する。
【0023】ステップS3の1スキャン分の印字動作が
終了すると、ステップS4において残量検出制御装置3
1が各残量検出手段27Y,27M,27C,27Bを作動制御し、各
残量検出手段27Y,27M,27C,27Bはそれぞれ対応する色の
インク残量を検出する。この残量検出手段27Y,27M,27C,
27Bからのインク残量検出信号により、記録ヘッド制御
装置34はインク残量のチェックを各カラーヘッド2Y,2
M,2C,2Bのインクタンク3Y,3M,3C,3B毎に行うとともに、
ステップS5において各ヘッド毎のインク残量が規定値
以上であるか否かを判断する。記録ヘッド制御装置34
は、インク残量が規定値以上であると判断すると、ステ
ップS6においてページ印字、すなわち記録用紙5の最
後までの印字が終了したか否かを判断する。また、記録
ヘッド制御装置34は、インク残量が規定値より少ない
と判断すると、ステップS7においてインクなしの色の
フラグをオンして、ステップS6に移行する。
【0024】ステップS6においてページ印字が終了し
たと判断すると、ステップS8においてインクなしのフ
ラグがオンしているか否かを判断する。インクなしのフ
ラグがオンしていないと判断すると、ステップS2に戻
り、次の記録用紙におけるページ印字のためのステップ
S2からステップS8までの処理を繰り返す。ステップ
S8でインクなしのフラグがオンしていると判断する
と、ステップS9においてインクなしの表示をする。そ
の後、ステップS10においてインクなしの時の指定が
あるか否を判断し、インクなしの時の指定があると判断
すると、ステップS2に戻り、ステップS2からステッ
プS10までの処理を繰り返す。その場合、インクなし
の時の指定として、インクなしの色のインクに他の色の
インクを代用するように設定されてあった場合は、この
代用の色のインクでその後の印字を行う。本実施例で
は、この代用インクの指定を、操作パネル33等よりユ
ーザーが任意に設定可能にしている。ステップS10で
インクなしの時の指定がないと判断すると、ステップS
11において印字動作を停止して、印字動作の処理を終
了する。
【0025】ステップS6でページ印字が終了していな
いと判断すると、当該ページの残りの部分の印字におい
てはインクなし制御が行われる。すなわち、ステップS
12においてインクなしのフラグがオフであるか否かを
判断する。インクなしのフラグがオフであると判断する
と、ステップS2に戻り、ステップ2からステップS7
までの処理を繰り返す。ステップS12でインクなしの
フラグがオフでないと判断すると、ステップS13にお
いてインクなしの色データがキャラクタ、すなわち文字
であるか否かを判断する。インクなしの色データが文字
であると判断すると、この場合にはインクの絶対消費量
が少ないので、ステップS2に戻り同じ処理を繰り返
す。すなわち、当該ページの印字が終了するまで、通常
の印字を実施する。
【0026】ステップS13でインクなしの色データが
文字でない、すなわちラスタデータであると判断する
と、この場合には当該ページに残っている色データをす
べて把握することができなく、インクの絶対消費量を予
測することができないため、ステップS14において印
字方法に指定があるか否かを判断する。ユーザーにより
指定されているインクなし時の印字モードが設定されて
いて、印字方法に指定があると判断すると、ステップS
15においてその指定された印字モードに設定し、ステ
ップS2に戻ることにより、この印字モードにしたがっ
て、印字動作を行う。その場合、指定できる印字モード
としては、 (1) 間引き印字(例、奇数ノズルの印字のオフ等) (2) 不足インクのデータは無視して印字する (3) 他の色のインクを代用する (4) インクなしでも強制的にその色の印字を行う(ユー
ザーが承知して実施する) (5) 印字を行わない(デフォルト) などがあり、本実施例では、これらの印字モードは操作
パネル33からユーザーが任意に設定できるようにして
いる。
【0027】ステップS14で印字方法に指定の印字モ
ードがないと判断すると、ステップS16においてイン
クなしの表示を行ってステップS11に移行し、印字動
作を停止する。
【0028】こうして、本実施例においては、印字動作
中の1スキャンの印字終了毎にインク残量が残量検出手
段27Y,27M,27C,27Bによって検出されるようになる。こ
れにより、インク残量を細かに検出することになるの
で、インク残量をより正確に検出することが可能とな
る。そして、印字中の色のインク残量が規定値より下回
ったとき、その色の印字データが文字等のキャラクタで
ある場合は、記録ヘッド2はこの色のインクで記録用紙
5の最後まで印字を行うようになる。また、印字中の色
のインク残量が規定値より下回ったとき、その色の印字
データがイメージ等のラスタデータである場合は、記録
ヘッド2は操作パネル33から指定された印字モードで
印字を行うようになる。
【0029】これにより、印字データがキャラクタであ
るとインク使用量が比較的少ないので、記録用紙5の最
後まで印字を確実に行うことができ、しかも良好な印字
品質が得られるようになる。また、印字データがラスタ
データであるとインク使用量が比較的多いので、この場
合には操作パネル33から指定された印字モードでその
記録用紙5の残りの印字を行うことにより、同様に記録
用紙5の最後まで印字を確実に行うことができ、しかも
良好な印字品質が得られる。
【0030】このようにして、本実施例においては、印
字動作中にインク残量が不足しても、印字品質を低下さ
せることなく、印字が記録媒体の最後まで連続して確実
に行われるようになる。
【0031】なお、前述の実施例では、1スキャンの印
字終了毎にインク残量を検出するようにしているが、イ
ンクジェット記録装置が各カラーヘッド2Y,2M,2C,2Bの
ノズルの吐出不良等を維持するためのヘッド回復動作手
段を有している場合には、インクの残量検知を、このヘ
ッド回復動作手段によるヘッドノズルの回復動作が終了
した時点でも行うようにし、前述の実施例と同様のイン
クなし制御等の印字制御を行うようにすることもでき
る。
【0032】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
のインクジェット記録装置によれば、インク残量をより
正確に検出することが可能となるとともに、印字データ
がキャラクタであってもラスタデータであっても、記録
媒体の最後まで印字を確実にかつ連続して行うことがで
きる。そして、これにより作業効率を損なうことなく、
良好な印字品質を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明にかかるインクジェット記録装置の一
実施例が適用されるサーマルインクジェットを使用した
記録装置を概略的に示す斜視図である。
【図2】 図1のインクジェット記録装置の制御系を示
すブロック図である。
【図3】 本発明にかかるインクジェット記録装置の一
実施例の基本構成を示すブロック図である。
【図4】 本実施例のインクジェット記録装置の印字動
作制御における各処理のフローを示す図である。
【符号の説明】 1…ヘッドキャリッジ、2…記録ヘッド、3…インクタ
ンク、4…給電・信号ケーブル、5…記録用紙、6…ガ
イド、7…タイミングベルト、8…駆動モータ、9…フ
ィードロール、10…紙送りモータ、20…中央処理装
置(CPU)、22…ROM、23…RAM、26…各
種センサー部、27…インクセンサー部、27Y,27M,27C,
27B…残量検出手段、28…印字タイミング生成回路、
30…ホスト装置、31…残量検出制御装置、32…印
字データ判断手段、33…操作パネル、34…記録ヘッ
ド制御装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 B41J 3/04 104 F

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 印字データに従って多値画像を複数の色
    のインクのドットにより形成して記録を行うカラー記録
    ヘッドを有する記録手段と、前記記録手段を用紙等の記
    録媒体の送り方向に対して直交する方向に移動させる移
    動手段と、前記カラー記録ヘッドに供給するための各色
    のインクをそれぞれ貯溜する各色毎のインクタンクと、
    これらのインクタンク内のインクの残量をそれぞれ検出
    しインク残量検出信号を出力する各色毎の残量検出手段
    と、前記インクタンクの残量検知を印字動作時の1スキ
    ャンの印字終了毎に行うように前記残量検出手段を制御
    する残量検出制御装置とを少なくとも有することを特徴
    とするインクジェット記録装置。
  2. 【請求項2】 前記カラー記録ヘッドのノズルの吐出不
    良等の不具合を回復、維持するためのヘッド回復動作手
    段を備えており、前記残量検出制御装置は前記ヘッド回
    復動作手段による回復動作終了時にも前記インク残量検
    知を行うように前記残量検出手段を制御する制御装置で
    あることを特徴とする請求項1記載のインクジェット記
    録装置。
  3. 【請求項3】 前記印字データの種類を判断し、該印字
    データが文字等のキャラクタである場合はキャラクタ信
    号を出力するとともに、前記印字データがイメージデー
    タ等のラスタデータである場合はラスタデータ信号を出
    力する印字データ判断手段と、所定の印字モードを指定
    するための操作パネルと、前記残量検出手段からの前記
    インク残量検出信号に基づいてインク残量が規定値を下
    回ったことを検知しかつ前記印字データ判断手段から前
    記キャラクタ信号が出力されたときは、印字動作中の前
    記記録媒体の最後まで印字を行うとともに、前記インク
    残量が前記規定値を下回ったことを検知しかつ前記印字
    データ判断手段から前記ラスタデータ信号が出力された
    ときは、前記操作パネルから指定された前記印字モード
    で印字を行うように、前記記録手段を制御する記録手段
    制御装置とを有していることを特徴とする請求項1また
    は2記載のインクジェット記録装置。
  4. 【請求項4】 前記操作パネルから指定された前記印字
    モードは、前記インク残量が前記規定値より下回った色
    のインク以外の他の色のインクを使用することにより印
    字を行うモードであることを特徴とする請求項3記載の
    インクジェット記録装置。
  5. 【請求項5】 前記複数の色はイエロー、マゼンタ、シ
    アン、およびブラックであることを特徴とする請求項4
    記載のインクジェット記録装置。
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JP (1) JPH07285227A (ja)

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