JPH0728499B2 - 除電器用高周波高圧電源の保護回路 - Google Patents

除電器用高周波高圧電源の保護回路

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JPH0728499B2
JPH0728499B2 JP1215983A JP21598389A JPH0728499B2 JP H0728499 B2 JPH0728499 B2 JP H0728499B2 JP 1215983 A JP1215983 A JP 1215983A JP 21598389 A JP21598389 A JP 21598389A JP H0728499 B2 JPH0728499 B2 JP H0728499B2
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capacitor
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信雄 野村
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Kasuga Denki Inc
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Description

【発明の詳細な説明】 【産業上の利用分野】
本発明は、除電器に使用される高周波高圧電源におい
て、その高圧トランスの二次側に接続した除電電極がリ
ークして発振が停止したときに、該高圧トランスやトラ
ンジスタ等を保護する保護回路に関する。
【従来の技術】
第3図は自励発振方式の従来のこの種の高周波高圧電源
の基本構成を示す。図において、スイッチ1をオンにす
ると直流電源電圧Vccが加わり、起動抵抗2の作用によ
りトランジスタ3にベース電流が流れ始めるとともに、
コレクタ電流も流れ、発振用コンデンサ4及び高圧トラ
ンス5の一次側コイル51に電流が流れて該コイルが励磁
され、発振する。高圧トランス5の二次側コイル52に接
続された除電電極がリークしたりスパークが生ずると、
一次側コイル51の電流が急激に変化して発振が停止す
る。除電電極にリークやスパークが生ずるのは、除電器
を長時間使用して除電電極に塵埃や油脂等が付着し、そ
の結果、絶縁抵抗が劣化するとか、被除電物が除電電極
に接触した場合などである。
【発明が解決しようする課題】
ところが、単に上記のような構成の場合、除電電極がリ
ーク又はスパークして発振が停止すると、高圧トランス
5の一次側インピーダンスZpが小さくなり、電源に接続
されている起動抵抗2によりトランジスタ3にベース電
流が流れ、コレクタ電流が上昇する。その結果、トラン
ジスタ3、及び高圧トランス5の一次側に過大電流が流
れ、これらが破損する問題があった。 そこで、本発明は、上記のようして発振停止したとき
に、発振回路を構成するトランジスタや高圧トランスを
簡単な回路構成で保護できるようにすることを目的とす
る。
【課題を解決するための手段】
本発明は、二次側を除電電極に接続する高圧トランス5
の一次側コイル51と直流電源との間に、起動抵抗2とト
ランジスタ3と発振用コンデンサ4とを接続した除電器
のための自動発振式高周波高圧電源において、起動抵抗
2と直流電源との間に、電源投入時に発振起動させるた
めの電流を起動抵抗2へ流す発振起動用コンデンサ7を
設け、また起動用抵抗2と一次側コイル51との間に、該
一次側コイル51に生ずる高周波電圧を整流して、発振継
続するに必要な直流電圧をトランジスタ3へ供給する整
流回路6を設けたものである。
【作用】
電源を投入すると、その投入時に瞬間的に生ずる電流が
発振起動用コンデンサ7を通って起動抵抗2に流れ、ト
ランジスタ3がオンとなって発振を開始する。発振後
は、高圧トランス5の一次側コイル51に生ずる高周波電
圧が整流回路6で整流され、その整流による直流電圧に
より、トランジスタにベース電流が流れ、発振が継続さ
れる。この直流電圧は発振が停止すると0になる。この
とき、高圧トランス5の一次側インピーダンスが小さく
なるが、直流電源からの直流分は発振起動用コンデンサ
7により遮断されているので、トランジスタ3にはベー
ス電流が流れず、またコレクタ電流も流れない。従っ
て、トランジスタ3及び高圧トランス5の一次側に過大
電流が流れることはない。 すなわち、本発明は、電源投入時には発振起動用コンデ
ンサ7の働きにより、電源投入によって瞬間的に生ずる
交流分によって発振回路を起動させ、発振後は、高圧ト
ランス5の一次側に生ずる高周波電圧を整流回路6で整
流しフイードバックして発振を継続させる。そして、高
圧トランス5の二次側がリークして一次側の電圧が急激
に低下したときは、整流回路6の出力電圧の低下により
発振を自動的に停止させるとともに、発振起動用コンデ
ンサ7により直流電源からの直流分を遮断して発振回路
を保護する。
【実施例】 次に、本発明の実施例について説明する。 第1図において、スイッチ1と起動抵抗2とトランジス
タ3と発振用コンデンサ4と高圧トランス5とによる高
周波高圧電源の基本構成は従来と同じである。本発明に
よる保護回路はこのような高周波高圧電源において、ト
ランジスタ3のエミッタが接続されている高圧トランス
5の一次側コイル51と起動抵抗2との間に整流回路6を
設けるとともに、該起動抵抗2とスイッチ1との間に発
振起動用コンデンサ7を設けたものである。 整流回路6は、ダイオード8と平滑用コンデンサ9とそ
の放電用の抵抗10とで構成され、高圧トランス5の一次
側コイル51に生ずる高周波電圧をダイオード8で整流
し、コンデンサ9で平滑して直流電源電圧Vccと同じま
たはそれに近い直流電圧Veを発生する。 同図においてスイッチ1をオンにすると、そのときの交
流分がコンデンサ7を通じて起動抵抗2に流れるため、
トランジスタ3にベース電流が流れ、コレクタ電流も流
れて高圧トランス5の一次側コイル51が励磁され、発振
を開始する。発振後は、整流回路6より発生する直流電
圧Veが起動抵抗2を介して発振起動用コンデンサ7とは
無関係にトランジスタ3のベースに加わるため、該トラ
ンジスタ3にベース電流が流れ続け、発振が継続する。 高圧トランス5の二次側コイル52がリーク、またはこれ
に接続された除電電極がリークすると、整流回路6によ
る直流電圧Veが急速に低下してトランジスタ3のベース
電流を急速に低下させるため、発振が停止する。発振が
停止すると、直流電圧Veは0になる。このとき、高圧ト
ランス5の一次側インピーダンスが小さくなるが、起動
抵抗2は、発振起動用コンデンサ7により直流電源と遮
断されているため(このコンデンサ7は、電源投入時の
交流分だけを流し、以後の直流分は遮断する)、トラン
ジスタ3にはベース電流が流れず、またコレクタ電流も
流れない。従って、トランジスタ3及び高圧トランス5
の一次側に過大電流が流れることはない。一方、整流回
路6においては、コンデンサ9に充電されていた電圧が
抵抗10によって急速に放電される。 また、整流回路6で得られた直流電圧Veは、2個のトラ
ンジスタ11,12と抵抗13,14とによりリレー駆動回路15に
も印加される。トランジスタ11にはリレー16のコイル17
が接続されており、上記のような発振とその停止により
リレー16のスイッチ18がオン・オフされ、発振状態を外
部へ報せまたはそれに伴い外部機器を自動制御できるよ
うになっている。 なお、発振回路は上記のような回路構成に限らず、第2
図に示すように高圧トランス5の一次側コイル51が2つ
に分割した型のものであっても、本発明の保護回路は適
用できる。
【発明の効果】
以上述べたように本発明によれば、電源投入時には発振
起動用コンデンサの働きにより、電源投入によって瞬間
的に生ずる交流分によって発振回路を起動させ、発振後
は、高圧トランスの一次側に生ずる高周波電圧を整流回
路で整流しフィードバックして発振を継続させ、高圧ト
ランスの二次側がリークして一次側の電圧が急激に低下
したときは、整流回路の出力電圧の低下により発振を自
動的に停止させるとともに、発振起動用コンデンサによ
り直流電源からの直流分を遮断するので、高圧トランス
の二次側又はそれに接続された除電電極がリーク又はス
パークして発振が停止したとき、発振回路を構成するト
ランジスタや高圧トランスを簡単な回路構成で的確に保
護できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例の電気回路図、第2図は本発
明の他の例の電気回路図、第3図は従来例の電気回路図
である。 2……起動抵抗、3……トランジスタ、4……発振用コ
ンデンサ、5……高圧トランス、51……一次側コイル、
52……二次側コイル、6……整流回路、7……発振起動
用コンデンサ。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】二次側を除電電極に接続する高圧トランス
    5の一次側コイル51と直流電源との間に、起動抵抗2と
    トランジスタ3と発振用コンデンサ4とを接続した除電
    器のための自励発振式高周波高圧電源において、上記起
    動抵抗2と上記直流電源との間に、電源投入時に発振起
    動させるための電流を起動抵抗2へ流す発振起動用コン
    デンサ7を設け、また上記起動用抵抗2と上記一次側コ
    イル51との間に、該一次側コイル51に生ずる高周波電圧
    を整流して、発振継続するに必要な直流電圧を上記トラ
    ンジスタ3へ供給する整流回路6を設けたことを特徴と
    する除電器用高周波高圧電源の保護回路。
JP1215983A 1989-08-24 1989-08-24 除電器用高周波高圧電源の保護回路 Expired - Fee Related JPH0728499B2 (ja)

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JPH0382328A JPH0382328A (ja) 1991-04-08
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