JPH0728484A - イントロプレイ機能付きカラオケ用リモートコントローラ - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【目的】 カラオケの選曲時に、リモートコントローラ
側で、その曲目のイントロ部分のメロディを再生して聞
くことができるようにして、指定曲の確認や予約変更を
可能にする。 【構成】 カラオケ本体部をリモートコントローラによ
って制御するカラオケシステムで、リモートコントロー
ラ側に、イントロのメロディ情報と該曲目のＩＤ情報と
が記憶されている蓄積メディアと、該曲目のＩＤ情報に
よってイントロのメロディ情報を再生する再生手段とを
設ける。 【効果】 予約する前に曲目の内容を確認することがで
きるので、メロディを感違いしたり、忘れたりすること
による予約ミスが未然に防止される。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】この発明は、リモートコントロー
ラ（遠隔操作部）を使用するカラオケシステムの改良に
係り、特に、カラオケの選曲時に、リモートコントロー
ラ側で、その曲目のイントロ部分のメロディを再生して
聞くことができるようにして、指定曲の確認や予約変更
を可能にしたイントロプレイ機能付きカラオケ用リモー
トコントローラに関する。

【０００２】

【従来の技術】カラオケの選曲をする場合には、インデ
ックスが書かれている紙面上に、曲目の出だしのフレー
ズが言葉で書いてあるが、往々にして、メロディーがわ
からなかったり、思い出せないことがある。特に、別の
（現在演奏されている）曲が耳から入ってくるような状
態では、所望の曲を選ぶのは難かしい。

【０００３】したがって、紙面上に書かれたイントロで
は、効果は余り期待できない。また、従来のカラオケ用
リモートコントローラは、選曲した曲のコード（ＩＤ情
報）をシステム本体部側に対して、転送、確認、消去な
どの機能を持っているだけである。

【０００４】そのため、システム本体部側へ転送した後
は、リモートコントローラ内に選曲の履歴は残らず、も
し予約が間違っていたとしても、改めて確認をしない限
り、曲の演奏が開始して始めて間違いだったことがわか
る、という問題がある。さらに、もし予約の間違いが発
見できても、その予約を消去することが可能なだけで、
書き換えること（訂正）はできなかった。

【０００５】以上のように、従来のカラオケシステム、
すなわち、カラオケ本体部と、リモートコントローラと
を有し、リモートコントローラによって制御するカラオ
ケシステムでは、メロディを感違いしたり、忘れたりす
ると、折角選んだ曲が演奏されても、歌うことができ
ず、また、一旦予約すると、リモートコントローラ側に
その情報がないので、間違いを発見するのが遅れたり、
訂正することができず、改めて、予約しなけれなならな
い、等の多くの不都合があった。

【０００６】

【発明が解決しようとする課題】この発明では、従来の
リモートコントローラによって制御するカラオケシステ
ムにおけるこのような不都合を解決し、イントロのメロ
ディを聞くことができるようにして、正確な選曲を可能
にすると共に、予約後でも、リモートコントローラ側
で、その内容（曲目のコード）や、イントロのメロディ
が確認できるようにして、操作性を向上させたイントロ
プレイ機能付きカラオケ用リモートコントローラを提供
することを目的とする。

【０００７】

【課題を解決するための手段】この発明では、第１に、
カラオケ本体部と、リモートコントローラとを有し、リ
モートコントローラによって制御するカラオケシステム
において、リモートコントローラ側に、イントロのメロ
ディ情報と該曲目のＩＤ情報とが記憶されている蓄積メ
ディアと、該曲目のＩＤ情報によってイントロのメロデ
ィ情報を再生する再生手段とを備えた構成である。

【０００８】第２に、上記の第１のイントロプレイ機能
付きカラオケ用リモートコントローラにおいて、リモー
トコントローラは、システム本体部との間で双方向通信
を行うように構成している。

【０００９】第３に、上記の第２のイントロプレイ機能
付きカラオケ用リモートコントローラにおいて、カラオ
ケ本体部は、メモリ手段、送信手段および受信手段を有
し、リモートコントローラは、予約された曲目のＩＤ情
報を記憶するメモリ手段、送信手段および受信手段を有
し、前記リモートコントローラは、送信手段によって曲
目のＩＤ情報をカラオケ本体部へ送信すると共に、該曲
目のＩＤ情報をリモートコントローラ側のメモリ手段に
記憶し、カラオケ本体部は、送信されたＩＤ情報を本体
部側のメモリ手段に記憶し、本体部側で当該曲目の再生
終了後、終了信号をリモートコントローラに送信し、リ
モートコントローラ側で受信した後、該リモートコント
ローラ側のメモリ手段から当該曲目の情報を消去するよ
うに構成している。

【００１０】第４に、上記の第３のイントロプレイ機能
付きカラオケ用リモートコントローラにおいて、リモー
トコントローラは、メモリ手段に記憶された予約曲目の
ＩＤ情報を、変更する予約変更手段を備えた構成であ
る。

【００１１】

【作用】この発明のイントロプレイ機能付きカラオケ用
リモートコントローラでは、選曲に際して、リモートコ
ントローラ側で、その曲目のイントロ部分のメロディを
聞くことができるようにして、所望の曲目が正確に選べ
るようにしている（請求項１の発明）。また、予約の操
作と終了処理とを簡略化するために、リモートコントロ
ーラ側とカラオケ本体部側との間で、双方向通信を可能
にし（請求項２の発明）、リモートコントローラ側から
カラオケ本体部側へ曲目のコードを送信すると共に、リ
モートコントローラ側でも、その曲目のコードを記憶し
ておき、カラオケ本体部側で、その曲目の再生（演奏）
が終了した時点で、リモートコントローラ側へ終了信号
を送出して、リモートコントローラ側に記憶されている
曲目のコードを消去する（請求項３の発明）。

【００１２】さらに、リモートコントローラ側で、メモ
リ手段に記憶された予約曲目のＩＤ情報を、変更するこ
とができるようにしている（請求項４の発明）。以上の
機能を実現するために、リモートコントローラ側に、イ
ントロのメロディ情報と該曲目のＩＤ情報とが記憶され
ている蓄積メディアと、イントロのメロディ情報を再生
する再生手段とを内蔵させてあるいは着脱自在に配置し
て、システム本体部と独立して曲のイントロを聞くこと
ができるようにしており、また、リモートコントローラ
側に予約コードを記憶しておくことによって、記憶コー
ドによるイントロのメロディ再生やコードの予約変更が
スムーズに行えるようにしている。

【００１３】

【実施例】次に、この発明のイントロプレイ機能付きカ
ラオケ用リモートコントローラについて、図面を参照し
ながら、その実施例を詳細に説明する。この実施例は、
請求項１から請求項４の発明に対応している。

【００１４】図１は、この発明のイントロプレイ機能付
きカラオケ用リモートコントローラを使用するカラオケ
システムについて、その要部構成の一例を示す図であ
る。図において、１はカラオケシステム本体部、２はモ
ニター、３はリモートコントローラ、４は蓄積メディア
を示す。

【００１５】この図１に示すように、カラオケシステム
は、本体部１、モニター２、リモートコントローラ３、
および蓄積メディア（メモリ）４で構成される。従来の
カラオケシステムと異なる点は、第１に、リモートコン
トローラ３が、イントロのメロディ情報を記憶・再生す
る蓄積メディア再生装置を設けて（内蔵あるいは着脱自
在）、リモートコントローラ３側で、独立してイントロ
部分のメロディを聞くことができるようにしたことであ
る（請求項１の発明）。

【００１６】第２に、同じく、リモートコントローラ３
は、単に送信機能を有するだけでなく、システム本体部
１からの信号（電波や赤外線等）を受信する機能を有
し、いわゆる双方向通信を可能にしたことである（請求
項２の発明）。

【００１７】第３に、リモートコントローラ３が、予約
した曲の情報を保持して（選曲の履歴を持っている）お
り（請求項４の発明）、また、その曲の演奏が終ったと
き、その情報を消去することである（請求項３の発
明）。次に、リモートコントローラ３の外観と機能とを
説明する。

【００１８】図２は、この発明のイントロプレイ機能付
きカラオケ用リモートコントローラについて、その一実
施例を示す正面図である。図において、５はディスプレ
イ、６はスピーカー、７はヘッドホンジャックを示し、
＊印はカーソルを示す。

【００１９】この図２に示すように、この発明のカラオ
ケ用リモートコントローラには、操作部として、「１〜
０」のいわゆるテンキーの他に、「Ａ」，「Ｂ」キー
（文字キー）や、曲のコード入力やカラオケシステムの
機能を動作させるためのボタンキー、すなわち、送信を
指示する“ｓｅｎｄ”キー（ボタン）、本体部側へ再生
を指示する“ｐｌａｙ”キーが設けられ、また、選曲し
たタイトル（コード）を表示するためのディスプレイ
５、再生したイントロを聞くためのスピーカー６とヘッ
ドホンジャック７が設けられている。

【００２０】さらに、リモートコントローラには、イン
トロのメロディ情報と該曲目のＩＤ情報とが記憶されて
いる蓄積メディアと、その情報を再生するための機構部
とが内蔵されている。このリモートコントローラは、次
のように操作する。コードの入力は、コードキー（ボタ
ン）、すなわち、「１〜０」のテンキー、「Ａ」，
「Ｂ」キー、「−（ハイフン）」キーによって行う。

【００２１】システム本体部に、曲を予約するときは、
コード入力後に、“ｓｅｎｄ”キーを押す。コード入力
した曲のイントロを聞くときは、コード入力後に、“ｉ
ｎｔｒｏ”キーを押す。

【００２２】また、すでに予約してある曲のイントロを
聞くときは、“ｓｃｒｏｌｌ”キーによって選曲（カー
ソル「＊」の移動でコードを指示）し、“ｉｎｔｒｏ”
キーを押す。予約済みのコードを変更するには、“ｓｃ
ｒｏｌｌ”キーで指定した後、コードを入力し、“ｓｅ
ｎｄ”キーを押す。

【００２３】イントロ再生音は、リモートコントローラ
のスピーカー６から聞こえるが、音を漏らさず個人で聞
きたいときは、ヘッドホンを用いる。このようなリモー
トコントローラを実現することにより、曲を予約する前
に実際のメロディーで確認することができるので、予約
ミスをなくすことが可能になる。

【００２４】また、リモートコントローラに記憶された
予約情報を用いることにより、予約の変更がスムーズに
行える。すでに述べたように、この発明のリモートコン
トローラでは、システム本体部に収納された全曲のイン
トロ情報を蓄積メディアに記録しておき、コード入力が
行われると、そのコード（インデックス：ＩＤ情報）が
サーチされて、その曲のイントロ部分（数秒間程度）の
メロディが再生される。

【００２５】図３は、この発明のイントロプレイ機能付
きカラオケ用リモートコントローラについて、その要部
構成の一実施例を示す機能ブロック図である。図におい
て、１１は操作部、１２はコード入力部、１３は送信
部、１４はコード記憶処理部、１５はコントロール部、
１６は蓄積メディア再生部、１７は蓄積メディア、１８
はスピーカー、１９はＩ／Ｏコントロール部、２０はメ
モリ、２１はコード消去処理部、２２は受信部、２３は
表示部を示す。

【００２６】この図３で、操作部１１は、先の図２に示
したような各種の操作ボタンを有しており、表示部２３
には、入力されたコードやメモリ２０に記憶されている
コードが、数字や「Ａ」，「Ｂ」の文字コードで表示さ
れる。この発明のリモートコントローラでは、この図３
に示すように、送信部１３だけでなく、受信部２２が付
加されており、また、蓄積メディア１７とメモリ２０の
２つの記憶部が設けられている。

【００２７】蓄積メディア１７には、システム本体部に
収納された全曲のイントロ情報が、予め記録されてい
る。メモリ２０には、予約された曲が、コードで記憶さ
れる。

【００２８】また、選曲に際して、そのイントロを聞き
たいときは、その曲のコードを入力して（表示部２３の
画面上に表示される）、操作部１１のイントロキー（図
２の“ｉｎｔｒｏ”ボタン）を押すと、コントロール部
１５が、そのコード（インデックス）をサーチして蓄積
メディア再生部１６へ指示する。蓄積メディア再生部１
６では、蓄積メディア１７に記憶された曲のイントロ部
分を再生し（例えば数秒間）、スピーカー１８からイン
トロのメロディが出力される。

【００２９】もし、その曲が希望する曲であり、システ
ム本体部に予約したいときは、操作部１１の送信キー
（図２の“ｓｅｎｄ”ボタン）を押すと、送信部１３か
らシステム本体部へそのコードが送信されると同時に、
コード記憶処理部１４からＩ／Ｏコントロール部１９を
介してメモリ２０に記憶される。このようにして、一旦
メモリ２０に記憶されたコードは、システム本体側で、
その曲の演奏が終了した時点で送出される終了信号が、
受信部２２で受信されてコード消去処理部２１に与えら
れたとき、Ｉ／Ｏコントロール部１９を介して自動的に
消去される。

【００３０】また、一旦予約した曲のコードは、メモリ
２０に記憶（保持）され、その内容（コード）が表示部
２３の画面上に表示されているので、スクロールキー
（図２の“ｓｃｒｏｌｌ”キー）を操作することによっ
て、全ての予約曲（コード）を知ることができる。も
し、間違った曲を予約したときは、スクロールキーでそ
の曲を選択して、クリアキー（図２の“ｃｌｅａｒ”キ
ー）を押せば、取り消すことができ、曲目を変更したい
ときは、スクロールキーで予約済みの曲を選択して、別
のコードを入力することにより、コードを訂正（再入
力）することも可能である。この場合には、その後に、
送信キーを押して本体部側へ送信し、予約の取り消しあ
るいは予約の変更を知らせる。

【００３１】同様に、スクロールキーで曲を選択した状
態で、イントロキーを押すと、コントロール部１５が、
その曲のコードをサーチし、蓄積メディア１７からその
曲目のイントロ部分を再生する。すなわち、新たにコー
ド入力した曲のイントロだけでなく、すでにメモリ２０
に記憶されている曲（予約済みの曲）のイントロの再生
も可能である。

【００３２】以上のように、この発明のリモートコント
ローラでは、蓄積メディア１７とメモリ２０とを有して
いるので、イントロのメロディを聞くことができ、ま
た、予約した曲の情報（コード）を確認したり、変更す
ることも可能である。なお、メモリ２０は、システム本
体側のメモリの記憶容量が決まっている場合には、それ
と同じ容量で十分であり、リモートコントローラ内のメ
モリ２０は大きな容量は不必要である。

【００３３】ここで、図３に示したこの発明のリモート
コントローラについて、そのフローを示す。

【００３４】図４は、この発明のイントロプレイ機能付
きカラオケ用リモートコントローラについて、その主要
な処理の流れを示すフローチャートである。図におい
て、Ｓ１〜Ｓ１６はステップを示す。

【００３５】ステップＳ１で、キー入力する。キー入力
があると、ステップＳ２で、コードキーの入力、すなわ
ち、数字キーや「Ａ」，「Ｂ」キー、「−」キーの入力
であるかどうか判断する。もし、コードキーの入力であ
れば、次のステップＳ３へ進み、コード入力部１２で、
キー入力された桁数をカウントする。

【００３６】ステップＳ４で、所定の桁数に達したかチ
ェックし、所定の桁数に達しない場合はステップＳ１に
戻る。所定の桁数に達した場合はステップＳ５へ進み、
キー入力する。

【００３７】ステップＳ６で、ステップＳ５のキー入力
が送信キーの入力か判断する。送信キーの入力であれ
ば、ステップＳ７へ進み、入力された曲目のコードをシ
ステム本体側へ送信すると共に、メモリ２０に記憶させ
る。また、先のステップＳ２で判断した結果、コードキ
ーの入力でないときも、ステップＳ６へ進む。

【００３８】ステップＳ６の判断で、送信キーの入力で
なかった場合、ステップＳ８でイントロキーの入力か判
断する。イントロキーの入力であれば、ステップＳ９へ
進み、指定された曲目のコードのイントロを再生して、
ステップＳ５へ戻る。

【００３９】ステップＳ８でイントロキーの入力でなか
った場合、ステップＳ１０でクリアキーの入力か判断す
る。クリアキーの入力であれば、ステップＳ１１へ進
み、指定された曲目のコードを削除する。なお、特に図
示しないが、本体部側から演奏の終了信号を受信したと
きは、メモリ２０に記憶された曲目のコードを自動的に
消去する。

【００４０】ステップＳ１０でクリアキーの入力でなか
った場合、ステップＳ１２で、スクロールキーの入力で
あるかどうか判断する。もし、スクロールキーの入力で
あれば、次のステップＳ１３へ進み、表示部のカーソル
「＊」を指示された方向へ移動させる（必要に応じて画
面スクロールを行う）。

【００４１】ステップＳ１４で、曲目のコードの訂正か
判断する。曲目のコードの訂正の場合は、次のステップ
Ｓ１５へ進み、コードキーの入力を行い、次のステップ
Ｓ１６で、そのコードを変更（訂正）する。ステップＳ
１４の判断の結果、曲目のコードの訂正でない場合は、
ステップＳ５へ戻る。

【００４２】以上のような処理によって、この発明のリ
モートコントローラでは、所望の曲目のイントロを再生
して聞くことができる。また、システム本体部でまだ演
奏（再生）されていない曲目のコードを書き直したいと
きは、その情報がリモートコントローラ内部に保持され
ているので、操作部からコードキーで再入力して送信す
れば、システム本体の記憶情報を書き換えることが可能
である。

【００４３】なお、以上の実施例では、コードキーによ
って曲目を入力する場合について説明した。しかし、曲
目の入力方法としては、曲目のコードをキー入力する代
わりに、バーコードリーダーをリモートコントローラに
搭載させ、紙面上に書かれたバーコードを読み取ること
により、コードをいち早く、正確に入力することも可能
である。

【００４４】また、蓄積メディア１７は、リモートコン
トローラに内蔵するという制約上から、小型のものが要
求されるので、ＭＤ（ミニディスク）やＩＣメモリカー
ドが適するが、ＩＣメモリカードは、イントロのような
音楽情報を記録するには、現時点では容量的にやや問題
がある。一方、ＭＤの場合、約７４分の音楽情報が記録
できる容量を有している。

【００４５】ここで、イントロの情報として、インデッ
クス情報も含めて５秒間とすれば、 （７４×６０）（秒）／５（秒）＝８８８ で、計８８８曲のタイトル数を記憶することができる。
この数は、カラオケシステムに含まれる全タイトル数か
らすれば、やや不足するものと思われるが、その場合に
は、複数個のメディアを使用して、ジャンル別に記録す
る等の工夫をすれば問題はない。

【００４６】メディアの記録密度は、日進月歩で増大し
ているので、いわゆるＭＤでも、将来的には、１枚に全
タイトルを収めることも可能となるが、リモートコント
ローラの寸法は、使用に際して持ち歩く必要はないの
で、メディアのために多少大きくなっても、実用上は問
題が生じない。したがって、以上の説明は、リモートコ
ントローラを小型に構成する場合の一実施例であり、こ
の発明のリモートコントローラは、このような場合に限
定されるものではない。

【００４７】

【発明の効果】請求項１の発明では、リモートコントロ
ーラ側に、イントロのメロディ情報と該曲目のＩＤ情報
とが記憶されている蓄積メディアと、イントロのメロデ
ィ情報を再生する再生手段とを内蔵させて、システム本
体部と独立して曲のイントロを聞くことができるように
しているので、出だしのメロディーを忘れたときでも、
容易に思い出すことが可能になる。したがって、予約す
る前に曲目の内容（メロディ）を確認することができる
ので、曲のメロディを感違いしたり、忘れたりすること
による予約ミスが未然に防止される。

【００４８】請求項２と請求項３の発明では、リモート
コントローラ側と、カラオケ本体部側とで、双方向通信
を可能にして、曲目の予約の操作と終了処理とを簡略化
している。請求項４の発明では、リモートコントローラ
側に、予約した曲目のコードが記憶されている（選曲の
履歴を持っている）ので、そのコードによって、曲目の
イントロのメロディの再生や、予約の変更（入替え）を
スムーズに行うことができる。

【図面の簡単な説明】

【図１】この発明のイントロプレイ機能付きカラオケ用
リモートコントローラを使用するカラオケシステムにつ
いて、その要部構成の一例を示す図である。

【図２】この発明のイントロプレイ機能付きカラオケ用
リモートコントローラについて、その一実施例を示す正
面図である。

【図３】この発明のイントロプレイ機能付きカラオケ用
リモートコントローラについて、その要部構成の一実施
例を示す機能ブロック図である。

【図４】この発明のイントロプレイ機能付きカラオケ用
リモートコントローラについて、その主要な処理の流れ
を示すフローチャートである。

【符号の説明】

１ カラオケシステム本体部 ２ モニター ３ リモートコントローラ ４ 蓄積メディア ５ ディスプレイ ６ スピーカー ７ ヘッドホンジャック １１ 操作部 １２ コード入力部 １３ 送信部 １４ コード記憶処理部 １５ コントロール部 １６ 蓄積メディア再生部 １７ 蓄積メディア １８ スピーカー １９ Ｉ／Ｏコントロール部 ２０ メモリ ２１ コード消去処理部 ２２ 受信部 ２３ 表示部

Claims (4)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】 カラオケ本体部と、リモートコントロー
   ラとを有し、リモートコントローラによって制御するカ
   ラオケシステムにおいて、 リモートコントローラ側に、イントロのメロディ情報と
   該曲目のＩＤ情報とが記憶されている蓄積メディアと、
   該曲目のＩＤ情報によってイントロのメロディ情報を再
   生する再生手段とを備えたことを特徴とするイントロプ
   レイ機能付きカラオケ用リモートコントローラ。
2. 【請求項２】 請求項１のイントロプレイ機能付きカラ
   オケ用リモートコントローラにおいて、 リモートコントローラは、システム本体部との間で双方
   向通信を行うことを特徴とするイントロプレイ機能付き
   カラオケ用リモートコントローラ。
3. 【請求項３】 請求項２のイントロプレイ機能付きカラ
   オケ用リモートコントローラにおいて、 カラオケ本体部は、メモリ手段、送信手段および受信手
   段を有し、 リモートコントローラは、予約された曲目のＩＤ情報を
   記憶するメモリ手段、送信手段および受信手段を有し、 前記リモートコントローラは、送信手段によって曲目の
   ＩＤ情報をカラオケ本体部へ送信すると共に、該曲目の
   ＩＤ情報をリモートコントローラ側のメモリ手段に記憶
   し、カラオケ本体部は、送信されたＩＤ情報を本体部側
   のメモリ手段に記憶し、本体部側で当該曲目の再生終了
   後、終了信号をリモートコントローラに送信し、リモー
   トコントローラ側で受信した後、該リモートコントロー
   ラ側のメモリ手段から当該曲目の情報を消去することを
   特徴とするイントロプレイ機能付きカラオケ用リモート
   コントローラ。
4. 【請求項４】 請求項３のイントロプレイ機能付きカラ
   オケ用リモートコントローラにおいて、 リモートコントローラは、メモリ手段に記憶された予約
   曲目のＩＤ情報を、変更する予約変更手段を備えたこと
   を特徴とするイントロプレイ機能付きカラオケ用リモー
   トコントローラ。