JPH07284825A - 下バックアップロール高さ調整装置 - Google Patents
下バックアップロール高さ調整装置Info
- Publication number
- JPH07284825A JPH07284825A JP7361694A JP7361694A JPH07284825A JP H07284825 A JPH07284825 A JP H07284825A JP 7361694 A JP7361694 A JP 7361694A JP 7361694 A JP7361694 A JP 7361694A JP H07284825 A JPH07284825 A JP H07284825A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- liner
- roll
- hard
- integrated
- work
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
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- Reduction Rolling/Reduction Stand/Operation Of Reduction Machine (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 バックアップロールの取り替え作業時間の短
縮。 【構成】 ソフトライナーとハードライナーをライナー
固定ボルト及び固定ライナーにより一体化し、ハードラ
イナーをバックアップロールチョック下部にピンまたは
ボルトで取り付けるとともに固定ライナーが組み合わさ
れるスレッドの面に傾きを設けたことを特徴とする下バ
ックアップロール高さ調整装置。
縮。 【構成】 ソフトライナーとハードライナーをライナー
固定ボルト及び固定ライナーにより一体化し、ハードラ
イナーをバックアップロールチョック下部にピンまたは
ボルトで取り付けるとともに固定ライナーが組み合わさ
れるスレッドの面に傾きを設けたことを特徴とする下バ
ックアップロール高さ調整装置。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、４重圧延機設備の下バ
ックアップロールの径補正またはパスラインレベル調整
の目的で使用されている高さ調整装置の改良に関するも
のである。
ックアップロールの径補正またはパスラインレベル調整
の目的で使用されている高さ調整装置の改良に関するも
のである。
【０００２】
【従来の技術】図６は従来の４重圧延機設備の下バック
アップロール高さ調整用ライナーの構成を示す斜視図で
ある。そして、その構成はスレッド１、ソフトライナー
２、ハードライナー３、プレッシャーブロック４、バッ
クアップロールチョック５からなっている。図４と図５
は図６に示す構成部品を組み合わせた時の取り付け状態
の正面図と側面図である。
アップロール高さ調整用ライナーの構成を示す斜視図で
ある。そして、その構成はスレッド１、ソフトライナー
２、ハードライナー３、プレッシャーブロック４、バッ
クアップロールチョック５からなっている。図４と図５
は図６に示す構成部品を組み合わせた時の取り付け状態
の正面図と側面図である。
【０００３】従来の高さ調整用ライナーを図４〜図６に
基づいて説明する。調整用ライナー取り付け手順は、移
動可能なスレッド１上に高さ微調整用に使用する増減可
能なソフトライナー２を配置し、圧延方向及び圧延方向
に直角な２方向の位置決め用機能を有するハードライナ
ー３を取り付ける。ハードライナー３上に圧延方向に直
角な方向の位置決め及びバックアップロール５の案内機
能を有するプレッシャーブロック４を取り付け、ロール
トングによりバックアップロール５を取り付けている。
基づいて説明する。調整用ライナー取り付け手順は、移
動可能なスレッド１上に高さ微調整用に使用する増減可
能なソフトライナー２を配置し、圧延方向及び圧延方向
に直角な２方向の位置決め用機能を有するハードライナ
ー３を取り付ける。ハードライナー３上に圧延方向に直
角な方向の位置決め及びバックアップロール５の案内機
能を有するプレッシャーブロック４を取り付け、ロール
トングによりバックアップロール５を取り付けている。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら前記従来
の方法には以下の欠点がある。ハードライナー３はスレ
ッド１に対し前記２方向の位置決めを必要とするため、
スレッド１取り付け面に嵌装されており、取り外し取り
付けが容易ではない。また、ライナー形状及びライナー
取り付け嵌合からワイヤーを使用した玉掛け作業による
取り外し取り付けが必要となる。したがって、高さ調整
の必要なバックアップロール交換作業においてはクレー
ン装置の２台使用ないしはロールトングの取り外し取り
付け作業が発生する。
の方法には以下の欠点がある。ハードライナー３はスレ
ッド１に対し前記２方向の位置決めを必要とするため、
スレッド１取り付け面に嵌装されており、取り外し取り
付けが容易ではない。また、ライナー形状及びライナー
取り付け嵌合からワイヤーを使用した玉掛け作業による
取り外し取り付けが必要となる。したがって、高さ調整
の必要なバックアップロール交換作業においてはクレー
ン装置の２台使用ないしはロールトングの取り外し取り
付け作業が発生する。
【０００５】
【課題を解決するための手段】本発明の要旨は下バック
アップロール高さ調整装置において、ソフトライナーと
ハードライナーをライナー固定ボルト及び固定ガイドに
より一体化し、ハードライナーをバックアップロールチ
ョック下部にピンまたはボルトで取り付けるとともに、
一対の固定ガイドが組み合わされるスレッドの面に傾き
を設けたことを特徴とする下バックアップロール高さ調
整装置である。
アップロール高さ調整装置において、ソフトライナーと
ハードライナーをライナー固定ボルト及び固定ガイドに
より一体化し、ハードライナーをバックアップロールチ
ョック下部にピンまたはボルトで取り付けるとともに、
一対の固定ガイドが組み合わされるスレッドの面に傾き
を設けたことを特徴とする下バックアップロール高さ調
整装置である。
【０００６】
【作用】本発明は、下バックアップロール高さ調整用ラ
イナーにおいて、ソフトライナーとハードライナーを吊
り下げボルト及び固定ガイドにより一体化しバックアッ
プロール下部にピンまたはボルトで取り付けるととも
に、ハードライナーにロール取り付け用ガイド機能をも
たせることにより、ロール取り替え時のライナー交換作
業を省略できる。
イナーにおいて、ソフトライナーとハードライナーを吊
り下げボルト及び固定ガイドにより一体化しバックアッ
プロール下部にピンまたはボルトで取り付けるととも
に、ハードライナーにロール取り付け用ガイド機能をも
たせることにより、ロール取り替え時のライナー交換作
業を省略できる。
【０００７】
【実施例】図１は本発明の実施例で各構成部品を示す斜
視図、図２は本発明を例示する正面図であり、図３はそ
の側面図である。図１〜図３に示すように、ソフトライ
ナー２はハードライナー３の下部の脚部に設けられた溝
にはめ込まれたうえに、固定ガイド８及びライナー固定
ボルト９により一体化されている。一体化されたハード
ライナー３はロール案内機能を有するプレッシャーブロ
ック４を配置したうえで、吊り下げ用ピン１０によりロ
ールチョック５に吊り下げた状態で取り付ける。スレッ
ド１には一体化したロールチョック５の圧延方向及び圧
延方向に直角な２方向の位置決め用の傾きをもたせた溝
１Ａ，１Ｂを有し、一対の固定ガイド８が組み合わされ
ている。
視図、図２は本発明を例示する正面図であり、図３はそ
の側面図である。図１〜図３に示すように、ソフトライ
ナー２はハードライナー３の下部の脚部に設けられた溝
にはめ込まれたうえに、固定ガイド８及びライナー固定
ボルト９により一体化されている。一体化されたハード
ライナー３はロール案内機能を有するプレッシャーブロ
ック４を配置したうえで、吊り下げ用ピン１０によりロ
ールチョック５に吊り下げた状態で取り付ける。スレッ
ド１には一体化したロールチョック５の圧延方向及び圧
延方向に直角な２方向の位置決め用の傾きをもたせた溝
１Ａ，１Ｂを有し、一対の固定ガイド８が組み合わされ
ている。
【０００８】スレッド１に対するハードライナー３の案
内機能を固定ガイド８にもたせることにより、ソフトラ
イナー２のト−タル厚みの変更に対しても、スレッド１
と固定ガイド８の相対位置に変化がなく、ハードライナ
ー３の圧延方向及び圧延方向に直角な２方向の位置決め
用機能を維持できる。吊り下げ用ピン１０とロールチョ
ック５に設けた取り付け用穴３Ａ，３Ｂの間に隙間をも
たせることにより、スレッドへの装着状態では圧延荷重
はプレッシャーブロック４・ハードライナー３を通しス
レッドに伝えられる。
内機能を固定ガイド８にもたせることにより、ソフトラ
イナー２のト−タル厚みの変更に対しても、スレッド１
と固定ガイド８の相対位置に変化がなく、ハードライナ
ー３の圧延方向及び圧延方向に直角な２方向の位置決め
用機能を維持できる。吊り下げ用ピン１０とロールチョ
ック５に設けた取り付け用穴３Ａ，３Ｂの間に隙間をも
たせることにより、スレッドへの装着状態では圧延荷重
はプレッシャーブロック４・ハードライナー３を通しス
レッドに伝えられる。
【０００９】
【発明の効果】本発明はハードライナーのロールガイド
機能によりトングを使用してのロール取り替え作業時に
ライナー交換作業を省略でき、ロールトング取り外し取
り付け作業の省略ないしはクレーン稼働率の向上によ
り、バックアップロール取り替え作業時間の短縮ができ
る。
機能によりトングを使用してのロール取り替え作業時に
ライナー交換作業を省略でき、ロールトング取り外し取
り付け作業の省略ないしはクレーン稼働率の向上によ
り、バックアップロール取り替え作業時間の短縮ができ
る。
【図１】本発明の高さ調整装置の構成を示す斜視図。
【図２】本発明の実施例を示す正面図。
【図３】図２の側面図。
【図４】従来の高さ調整用ライナーをスレッドに取り付
けた状態の正面図。
けた状態の正面図。
【図５】ライナーの側面図。
【図６】従来の高さ調整用ライナーの構成を示す斜視
図。
図。
１ スレッド ２ ソフトライナー ３ ハードライナー ４ プレッシャーブロック ５ バックアップロールチョック ８ 固定ガイド ９ ライナー固定ボルト １０ 吊り下げ用ピン
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 藤井 増彦 君津市君津１番地 新日本製鐵株式会社君 津製鐵所内
Claims (1)
- 【請求項１】 ソフトライナーとハードライナーをライ
ナー固定ボルト及び固定ガイドにより一体化し、ハード
ライナーをバックアップロールチョック下部にピンまた
はボルトで取り付けるとともに一対の固定ガイドが組み
合わされるスレッドの面に傾きを設けたことを特徴とす
る下バックアップロール高さ調節装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7361694A JPH07284825A (ja) | 1994-04-12 | 1994-04-12 | 下バックアップロール高さ調整装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7361694A JPH07284825A (ja) | 1994-04-12 | 1994-04-12 | 下バックアップロール高さ調整装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07284825A true JPH07284825A (ja) | 1995-10-31 |
Family
ID=13523451
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7361694A Withdrawn JPH07284825A (ja) | 1994-04-12 | 1994-04-12 | 下バックアップロール高さ調整装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07284825A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100799506B1 (ko) * | 2007-06-05 | 2008-02-01 | 주식회사 한스코 | 상부 지지롤 초크, 하부 지지롤 초크, 및 압연장치 |
-
1994
- 1994-04-12 JP JP7361694A patent/JPH07284825A/ja not_active Withdrawn
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100799506B1 (ko) * | 2007-06-05 | 2008-02-01 | 주식회사 한스코 | 상부 지지롤 초크, 하부 지지롤 초크, 및 압연장치 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20010703 |