JPH07284637A - 膜モジュールシステム - Google Patents

膜モジュールシステム

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JPH07284637A
JPH07284637A JP8196394A JP8196394A JPH07284637A JP H07284637 A JPH07284637 A JP H07284637A JP 8196394 A JP8196394 A JP 8196394A JP 8196394 A JP8196394 A JP 8196394A JP H07284637 A JPH07284637 A JP H07284637A
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松 誠 昇 高
Koji Yamashita
下 幸 治 山
Masao Kaneko
子 政 雄 金
Hirokazu Kondo
藤 弘 和 近
Shoji Uchida
田 祥 司 内
Mayumi Kurata
田 まゆみ 倉
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 膜モジュールからの透過水流量を一定の値に
定めることができるとともに、透過水流量/供給水流量
を所定値とすること。 【構成】 透過ライン流量計21からの信号に基づい
て、圧力制御手段27により透過水量が一定となるよう
弁24を開閉して膜モジュール11の一次側圧力を制御
する。同時に供給ライン流量計19および透過ライン流
量計21からの信号に基づいて、透過水流量/供給水流
量が所定値となるよう、回収率制御手段28により原水
ポンプ17の回転数が制御される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば海水の淡水化設
備等に用いられる膜モジュールシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来から不純物を含んだ被処理液、例え
ば海水を、膜モジュールでろ過することにより、飲料水
やその他の水として得る膜モジュールシステムが知られ
ている。この膜モジュールシステムには、図7で示す膜
モジュール11が用いられている。
【0003】この膜モジュール11は、本体内部がろ過
用の膜(例えば、逆浸透圧膜、限外ろ過膜、中空糸膜
等)12によって一次側と二次側とに仕切られており、
その一次側には供給ライン13および戻しライン14が
それぞれ連結され、また二次側には送出ライン15が連
結されている。この膜モジュール11に対しては、その
一次側に連結された供給ライン13から被処理液である
海水が供給され、前記膜12を透過した透過液が二次側
に連結した送出ライン15により次工程に送出される。
また、膜12を透過しない液は前記一次側に連結され戻
しライン14により膜モジュール11から排出される。
【0004】ここで、膜モジュールシステムは工業用プ
ラントとして用いられているため、透過液の流量をほぼ
一定に保つ必要がある。また、膜モジュール11の回収
率、すなわち、供給液流量に対する透過液流量の比率
(=透過液流量/供給液流量)も、目標とするほぼ一定
値に維持する必要がある。これは、回収率が一定値を越
えると前記膜12の表面において供給液中の成分析出が
発生し、透過液質低下や膜12の性能劣化を招くためで
ある。また反対に、回収率が一定値以下ということは透
過液の流量に対して供給液が過剰に供給されていること
であり、経済性の低下を招き好ましくない。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】このように膜モジュー
ルシステムは透過液流量および回収率を一定範囲に維持
することを要求されているが、前記膜12はろ過時間の
経過に伴い徐々に目詰まりが生じるため、このままでは
透過液流量を一定に保つことが困難であり、また、これ
にともなって回収率も変化する。
【0006】本発明の目的は、ろ過用の膜に目詰まりが
生じても、透過液流量および回収率を一定範囲に維持で
きる膜モジュールシステムを提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の膜モジ
ュールシステムは、膜により一次側と二次側とに仕切ら
れ一次側に供給された被処理液を膜を通して二次側に透
過させるろ過用の膜モジュールを有し、この膜モジュー
ルの一次側には被処理液の供給ラインおよび膜を透過し
ない液を膜モジュールから排出させる戻しラインが連結
され、また二次側に透過液を送出する送出ラインが連結
されたもので、前記供給ラインおよび戻しラインからな
る一次側ラインおよび前記送出ラインにそれぞれ設けら
れた流量計と、前記一次側ラインに設けられ、この一次
側ラインにおける前記被処理液の圧力を調整可能な圧力
調整部と、前記透過液の流量を入力し、この透過液流量
が設定値になるように、前記圧力調整部により前記被処
理液の圧力を制御する圧力制御手段と、前記一次側ライ
ンに設けられ、この一次側ラインにおける前記被処理液
の流量を調整可能な流量調整部と、前記一次側ラインで
測定される流量と前記透過液流量とを入力し、前記膜モ
ジュールへの供給流量に対する透過液流量の回収率を求
め、この回収率が設定値を維持するように前記流量調整
部により被処理液流量を制御する回収率制御手段とを備
えたことを特徴とする。
【0008】請求項2に記載の膜モジュールシステム
は、圧力調整部として戻しラインに調整弁を設け、流量
調整部として供給ラインに被処理液供給用の可変速ポン
プを設けたことを特徴とする。
【0009】請求項3に記載の膜モジュールシステム
は、圧力調整部として供給ラインに圧力調整弁を設け、
流量調整部として戻しラインに流量調整弁を設けたこと
を特徴とする。
【0010】請求4に記載の膜モジュールシステムは、
供給ラインに圧力センサーを設けると共に、この圧力セ
ンサーからの入力値が予め設定した値を越えると膜モジ
ュールが基準以上劣化したと判断する異常検出装置を設
けたことを特徴とする。
【0011】請求項5に記載の膜モジュールシステム
は、可変束ポンプの回転速度を測定するセンサーを設け
ると共に、このセンサーから入力される回転速度が予め
設定した値を越えると膜モジュールが基準以上劣化した
と判断する異常検出装置を設けたことを特徴とする。
【0012】請求項6に記載の膜モジュールシステム
は、供給ライン、戻しラインおよび送出ラインからの各
流量を入力してこれらの流量収支を求め、この流量収支
がアンバランスの場合は各ライン間の流量比率から破損
の生じたラインを特定する破損ライン検出装置を設けた
ことを特徴とする。
【0013】請求項7に記載の膜モジュールシステム
は、送出ラインに透過液流量調整用の弁を設けたことを
特徴とする。
【0014】請求項8に記載の膜モジュールシステム
は、供給ラインに吐出弁を介して連結し運転時被処理液
槽に貯溜された被処理液を供給ラインに供給する被処理
液供給用のポンプと、前記膜モジュールの入口側と被処
理液槽との間を連結弁を介して連結する連結ラインと、
前記ポンプ停止時は閉状態にある前記吐出弁および連結
弁に対し、前記ポンプの始動時に、吐出弁の開動作に先
立って連結弁を全開状態に制御し、この連結弁の全開を
条件に前記吐出弁をキャビテーションの生じない開度ま
でキャビテーションの生じない速度で開動作させるキャ
ビテーション防止手段とを備えたことを特徴とする。
【0015】
【作用】請求項1の膜モジュールシステムでは、膜の目
詰まりなどに起因する透過液流量の減少に応じて一次側
ラインにおける被処理液の圧力を高め、透過液流量を増
大させると共に、圧力増加に伴う被処理液の供給流量変
化に対しては流量調整部により透過液流量および回収率
を一定範囲に維持している。
【0016】請求項2の膜モジュールシステムでは、一
次側ラインにおける被処理液の圧力調整を、戻しライン
に設けた調整弁を開閉することにより行ない、被処理液
の供給流量変化に対しては、供給ラインに設けた被処理
液供給可変速ポンプの回転速度を調整することにより対
処している。
【0017】請求項3の膜モジュールシステムでは、一
次側ラインにおける被処理の圧力調整を、供給ラインに
設けた圧力調整弁を開閉することにより行ない、被処理
液の供給流量変化に対しては、戻しラインに設けた流量
調整弁の開度を変化させることにより対処している。
【0018】請求項4の膜モジュールシステムでは、供
給ラインにおける処理液の圧力が予め設定した値を越え
ることにより、膜モジュールが基準以上劣化したと判断
している。
【0019】請求項5の膜モジュールシステムでは、被
処理液を供給する可変速ポンプの回転速度が予め設定し
た値を越えることにより、膜モジュール基準以上劣化し
たと判断している。
【0020】請求項6の膜モジュールシステムでは、供
給ライン、戻しラインおよび送出ラインに関する各流量
の収支をも求め、この流量収支がアンバランスかを判断
し、アンバランスであれば各ライン間の流量比率から破
損の生じたラインを特定している。
【0021】請求項7の膜モジュールシステムでは、送
出ラインに設けた透過液流量調整用の弁により透過液の
送出流量を微調整することができる。
【0022】請求項8の膜モジュールシステムでは、供
給ラインに吐出弁を介して連結された被処理液供給用ポ
ンプの始動時、膜モジュールの入口側と被処理液槽との
間の連結ラインに設けられた連結弁を、吐出弁の開動作
に先立って全開状態に制御すると共にこの連結弁の全開
を条件に前記吐出弁をキャビテーションの生じない開度
までキャビテーションの生じない速度で開動作せること
によりキャビテーションの発生を防止している。
【0023】
【実施例】以下本発明の一実施例を図面を参照して説明
する。
【0024】図1は本発明による膜モジュールシステム
の一実施例を示すブロック図であり、図7で説明した膜
モジュール11を用いている。この膜モジュール11に
対する非処理液(以下、原水として説明する)の供給ラ
イン13には、原水供給用のポンプ17、その吐出弁1
8および流量計19が順次設けられている。上記ポンプ
17は可変速のもので、回転速度検出用のセンサー20
を有する。また、膜12を透過した透過液(以下、透過
水として説明する)を次工程に送出する送出ライン15
には、流量計21および流量調整弁22順次設けられて
いる。さらに、膜12を透過しない濃縮された液(以
下、戻り水として説明する)を膜モジュール11から排
出される戻しライン14には、流量計23および圧力調
整用の弁24が順次設けられている。
【0025】26は制御装置で、例えばマイクロコンピ
ュータ等により構成されており、以下に説明する各機能
実現手段を有する。
【0026】27は圧力制御手段で、膜モジュール11
で得られる透過水の流量変化を検出してその流量Q
一定値に保つべく、供給ライン13および戻しライン1
4からなる膜モジュール11の一次側ラインにおける原
水圧力Pを制御する。そのために、送出ライン15に
設けた流量計21から透過水流量Qを入力し、この流
量変化に応じた圧力制御信号を出力する。この実施例で
は、一次側ラインの圧力調整部として戻しライン14に
設けた弁24を用いているので、上記圧力制御信号とし
ては弁24に対する開度信号を出力する。
【0027】28は回収率制御手段で、膜モジュール1
1への原水供給流量Qに対する透過水流量Qの回収
率φ(=Q/Q)が一定となるように原水の供給流
量を制御する。そのために、まず一次側ラインを構成す
る供給ライン13の流量計19およひ送出ライン15の
流量計21から流量Q,Qを入力して回収率演算手
段29により回収率φを求める。次に、この回収率φを
一定に保つため流量制御手段30により原水の供給流量
を制御する。この実施例では、供給流量を調整する流量
調整部として可変速ポンプ17を用いており、流量制御
信号としては可変速ポンプ17の現回転速度Nに対する
偏差信号を出力する。
【0028】この他、異常検出手段31および破損ライ
ン検出手段32が図示されているが、これらについては
後述する。
【0029】上記構成において、原水は供給用のポンプ
17により供給ライン13から膜モジュール12内に供
給され、膜12によってろ過された後、透過水として送
出ライン15から次工程に送出される。また、膜12を
透過しない濃縮された水は、戻しライン14により膜モ
ジュール11から排出される。
【0030】このような膜モジュールシステムにおい
て、膜12はろ過時間の経過に伴い徐々に目詰まりが生
じ、透過水の流量Qが減少し、回収率φも低下する。
この透過水流量の減少に対しては、膜モジュール11の
一次側圧Pを上昇させることにより透過流量を元に戻
すことができる。
【0031】図4は上記関係を表している。すなわち、
膜モジュール11の当初のろ過特性がaであり、透過
水流量Qの目標値QF0を得るには一次側圧力Pi0
必要であったとする。ろ過時間の経過に伴う目詰まりに
より、膜モジュール11のろ過特性がa,aのよう
に劣化すると、膜モジュール11の一次側圧力pを上
昇させることにより、当初の透過水流量目標値QF0
得ることが可能になる。
【0032】なお、Pisは異常判定用のしきい値であ
り、一次側圧力Pがこの値を越えると、膜モジュール
11が正常なろ過機能を果たせないものと判断される。
【0033】上記関係から、圧力制御手段27は流量計
21の計測値から、通過水流量Qが減少した場合、そ
の減少分を補償すべく戻りライン14に設けた調整弁2
4の開度を絞り、モジュール11の一次側圧力を上昇さ
せる。すなわち、調整弁24の開度を絞ることにより、
一次側ライン全体の管路抵抗が増大し、膜モジュール1
1の一次側圧力は上昇し、透過水流量Qは増加する。
ただし、管路抵抗が増大することにより原水の供給流量
は減少するので、回収率φは上昇する。回収率制御
手段28は、回収率φ上昇の原因となった供給流量Q
の減少を補償すべく、可変速ポンプ17に対し、回転速
度上昇指令を出力する。この制御により原水の供給流量
は増加し、回収率φも元の値に復帰する。
【0034】図5は上記関係を表している。可変速ポン
プ17の現在の回転速度による圧力−流量特性をb
し、一次側ラインの現在の管路抵抗特性がrであり、
これらの交点Aに基づく現在の原水供給流量がQP0
一次側圧力はP(図4のPi0に対応)とする。この
状態で戻りライン14の調整弁24の開度を絞ると管路
抵抗特性がrに変化し、交点はA′に移動する。この
ため、図示のように一次圧力は上昇し、供給流量は減少
する。そこで、可変速ポンプ17の回転速度を上昇さ
せ、その圧力−流量特性をbに変化させると交点はB
に移動し、原水供給流量は元の値QP0に戻り、一次側
圧力もさらに上昇してP(図4のPi0に対応)とな
る。このため、目標とする透過水流量QF0が得られ、
かつ回収率φも一定範囲に維持することができる。
【0035】図中Pは異常判定用のしきい値(図4の
isに対応)である。すなわち、一次側ラインの管路
抵抗特性をrまで上昇させ、可変速ポンプ17の回転
速度を特性bが得られるまで上昇させ、これらの交点
がCに移動した場合の圧力であり、これ以上の圧力では
膜モジュール11が正常なろ過機能を果たせないもの判
断される。
【0036】異常検出手段31は、膜モジュール11の
上述した異常を判断するものであり、可変速ポンプ17
の回転速度Nを入力し、これが前記圧力−流量特性b
を生じる回転速度以上になることにより、膜モジュール
11が異常であると判断する。したがって、この以上検
出手段31を設けることにより、膜モジュール11の目
詰り等による異常を検出することができ、洗浄等の対策
を早期に採ることができる。
【0037】また、破損ライン検出手段32は膜モジュ
ール11に連結される供給ライン13、戻しライン1
4、送出ライン15のいずれかに生じる破裂を検出する
もので、上記各ライン13,14,15に設けた流量計
19,21,23から流量Q,Q,Qの値を入力
し、それらの値から破裂箇所を判断する。すなわち、上
記各ライン13,14,15に破裂が無い場合は、前記
各流量Q,Q,Qは、Q=Q+Qの収支関
係を保っているが、どこかのラインに破裂が生じるとこ
の収支のバランスが崩れる。そこで、図6に示すよう
に、まず、収支のバランスを監視することにより破裂の
有無を判断する(ステップ101)。収支のアンバラン
スにより破裂を検出した場合は各ライン相互の流量比率
を順次判断(ステップ102,103,104)するこ
とにより、破裂箇所を特定する。
【0038】このように、破損ライン検出手段32を設
けると膜モジュールシステムの運転中において、膜モジ
ュール11に連結される各ライン13,14,15の破
損状況を適格に把握できるので、破裂箇所を早期に特定
して対処でき、破裂の拡大を防ぐことができる。
【0039】また、送出ライン15には流量調整弁22
が設けられているので、この弁22により次工程に送出
される透過水流量Qを微調整することもできる。
【0040】次に、図2の実施例を説明する。膜モジュ
ール11に対し、原水供給ライン13、戻しライン1
4、送出ライン15が設けられていることは図1の実施
例と同じである。この実施例では、膜モジュール11の
一次側圧力を調整する圧力調整部として、原水供給ポン
プ34の吐出側に設けた圧力調整弁35を用いている。
この圧力調整弁35の出力側ラインには、上記側圧力を
測定する圧力センサー36を設けている。また、回収率
φを調整するための原水供給流量調整部として、この実
施例では戻しライン14に設けた流量調整弁37を用い
ている。送出ライン15については、図1の実施例と同
様の構成であるため、対応する符号を付して説明は省略
する。
【0041】制御装置26における圧力制御手段27
は、前記実施例と同様に、膜モジュール11の透過水流
量Qが、膜12の目詰まり等により減少した場合、膜
モジュール11の一次側ラインの圧力を上昇させて透過
水流量Qの増加を計るものである。しかし、一次側ラ
インの圧力調整部として圧力調整弁35を用いているた
め、流量計21で測定される透過水流量Qを透過水圧
力値Pに換算する変換手段39を有する。変換された
圧力値Pは圧力制御部40に与えられ、ここで予め設
定された目標値(目標とする透過水流量に対応する圧力
値)PF0との偏差が求められる。圧力制御部40は求
められた偏差と供給ライン圧力の現在値Pとから圧力
制御信号、すなわち、調整弁35に対する開度信号を出
力する。
【0042】回収率制御手段28は前記実施例と同様
に、一次側ラインを構成する供給ライン13の流量計1
9および送出ライン15の流量計21から流量Q,Q
を入力して回収率φを求める回収率演算手段41を有
する。流量制御手段42は、回収率演算手段29で求め
られた回収率φを目標値に制御すべく、戻りライン14
に設けた調整弁37を制御し、戻し水の流量Qを調整
する。
【0043】ここで、回収率はφ=Q/Qで求めら
れるが、Q=Q+Qであり、したがってφ=Q
/Q+Qとなるが、透過水流量Qは一定であるた
め戻り水流量Qを調整することにより回収率φを目標
値に保つべく制御することができる。
【0044】異常検出手段31は、図1の実施例と同様
に、膜モジュール11の目詰まり等による異常を検出す
るものであるが、この実施例では原水の供給ライン13
に圧力センサー36を設けているため、その計測値を異
常判定に用いている。すなわち、この圧力センサー36
で検出された膜モジュール11の一次側圧力P(図4
のPに対応)を入力し、これを異常判定用のしきい値
(図4のしきい値P に相当)と比較して、検出され
た一次側圧力Pがしきい値を越える場合、膜モジュー
ル11が異常と判断する。
【0045】上記構成において、原水は供給ポンプ34
から圧力調整弁35により所定の一次側圧力に調整さ
れ、供給ライン13から膜モジュール11内に供給さ
れ、膜12によってろ過された後、透過水として送出ラ
イン15から次工程に送出される。また、膜12を透過
しない濃縮された水は、戻しライン14により膜モジュ
ール11から排出される。
【0046】このような膜モジュールシステムにおい
て、膜12に目詰まりが生じると、透過水の流量がQ
が減少し、回収率φも低下する。この透過水流量Q
減少が生じると、圧力制御手段27はこの流量減少分を
補償すべく圧力制御信号を生じ、圧力調整弁35の開度
を変化させて一次側圧力Pを上昇させる。この動作に
より、膜12を透過する流量Qは上昇するが、同時に
一次側ラインに流れる流量も変化し、回収率φも変化す
る。回収率制御手段28はこの流量変化を捕え、回収率
φを目標値に維持すべく、戻しライン14に設けた流量
調整弁23の開度を制御し、戻し水流量Qを制御す
る。
【0047】上記動作により、透過水流量Qおよび回
収率φをそれぞれ予め設定した一定範囲に維持すること
ができる。
【0048】また、膜12の目詰まりが増大すること等
により、膜モジュール11の一次側圧力が異常上昇した
場合は、異常検出手段31により圧力センサー36の出
力をしきい値と比較することにより、この異常状態を検
出することができる。
【0049】また、図示していないが、図1の実施例と
同様の破損ライン検出手段32を設けて、各ラインの破
裂箇所を検出したり、送出ライン15に流量調整弁を設
けて透過水流量Qの微調整を行ってもよい。
【0050】次に、図3で示す実施例を説明する。膜モ
ジュール11に対しては、供給ポンプ44および吐出弁
45を有する供給ライン13により原水槽(被処理液
槽)46内の原水を供給しており、この部分の構成は基
本的に図1および図2の実施例と同じである。このよう
な構成において供給ポンプ44の始動に当たっては、周
知のように吐出弁45を閉じておき、供給ポンプ44の
吐出圧が予定値に達した後、吐出弁45を開き、供給ラ
イン13から膜モジュール11に原水を供給している。
【0051】ここで、吐出弁45の開操作に当たって
は、これを一気に開くと吐出弁45の入口側の高い圧力
が膜モジュール11側に急激に加わることになり、膜1
2が強い衝撃を受けて損傷することが考えられる。この
ため、吐出弁45を徐々に開操作し、膜モジュール11
側に加わる圧力を緩やかに上昇させることが考えられ
た。
【0052】しかし、入口側と出口側との圧力差が大き
な状態で弁をゆっくりと開動作させると弁にキャビテー
ションが発生することが知られている。キャビテーショ
ンが発生すると弁に強い衝撃が加わり、弁および関連部
分が損傷することもある。このため、上述のように吐出
弁42を徐々に開操作することは好ましくなく、供給ポ
ンプ41始動時の操作が難しかった。
【0053】そこで図3の実施例では、膜モジュール1
1の入口側と前記原水槽46内との間に、連結弁47を
有する連結ライン48を設置し、かつ制御装置26の機
能実現手段としてキャビテーション防止手段49を設
け、このキャビテーション防止手段49により、連結弁
47と供給ポンプ44および吐出弁45とをキャビテー
ションの生じないように相互に連携して制御する。
【0054】ここで、供給ポンプ44の停止時、吐出弁
45および連結弁47は共に閉じている。供給ポンプ4
4が始動されると、その吐出圧が予定値に達することに
より吐出弁45は開操作されるが、キャビテーション防
止手段49は、この吐出弁45の開動作に先立って(例
えば、供給ポンプ44の始動と同時に)連結弁47を開
動作させ、この連結弁47が全開した後に吐出弁45を
開動作させる。この場合、吐出弁45を、キャビテーシ
ョンの生じない比較的大きな開度まで、キャビテーショ
ンの生じない比較的高速度で開動作させる。
【0055】このように、吐出弁45を比較的大きな開
度まで比較的高速度で開動作させると、この吐出弁の出
口側圧力は急激に上昇するのでキャビテーションが生じ
ることはない。また、膜モジュール11の入口側に連結
ライン48が連結され、かつ連結弁47が全開状態とな
っているので、吐出弁45から吐出した高圧水の多くは
この連結ライン48を通って原水槽46に戻される。こ
のため、膜モジュール11に対する圧力は急上昇せず、
徐々に上昇する。したがって、膜モジュール11に衝撃
圧力が加わることはなく、またキャビテーションも生じ
ないので、それらの損傷を防止することができる。
【0056】このようにして吐出弁45の開動作が完了
した後、連結弁47を徐々に閉動作させ、最終的に全閉
状態とする。この後は、図1および図2の実施例で説明
した手段により膜モジュール11の一次側圧力を制御す
る等により、透過水流量Qおよび回収率φをそれぞれ
予め設定した一定範囲に維持する。
【0057】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、膜モジュ
ールからの透過液流量および、供給液流量に対する透過
液流量の回収率をそれぞれ一定範囲に維持でき、工業用
プラントに適した良質の透過液を得ることができる。
【0058】また、異常検出手段や破損防止手段を設け
れば、膜モジュールの異常や各ラインの破損箇所を運転
状態において早期に検出することができる。
【0059】さらに、膜モジュールの入口側と被処理液
槽との間に連結ラインを設ければ、キャビテーションや
膜モジュールに対する衝撃圧力の発生を防止し、機器の
損傷を未然に防ぐことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による膜モジュールシステムの一実施例
を示すブロック図。
【図2】本発明の実施例を示すブロック図。
【図3】本発明の実施例を示すブロック図。
【図4】本発明に用いる膜モジュールの一次側圧力と透
過液流量との関係を説明する特性図。
【図5】図1の実施例に用いる可変速ポンプの回転速度
に対する一次側ラインの圧力−流量特性を説明する特性
図。
【図6】図1で示した破損ライン検出手段の処理内容を
示すフローチャート。
【図7】膜モジュールの構成を示す図。
【符号の説明】
11 膜モジュール 12 膜 13 供給ライン 14 戻しライン 15 透過液ライン 17,37 流量調整部 19,21,23 流量計 22 透過液流量調整用の弁 24,35 圧力調整部 27 圧力制御手段 28 回収率制御手段 31 異常検出手段 32 破損ライン検出手段 41 被処理液供給用のポンプ 42 吐出弁 43 被処理液槽 44 連結弁 45 連結ライン 46 キャビテーション防止手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 近 藤 弘 和 東京都府中市東芝町1 株式会社東芝府中 工場内 (72)発明者 内 田 祥 司 東京都港区芝浦一丁目1番1号 株式会社 東芝本社事務所内 (72)発明者 倉 田 まゆみ 東京都府中市東芝町1 株式会社東芝府中 工場内

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】膜により一次側と二次側とに仕切られ一次
    側に供給された被処理液を膜を通して二次側に透過させ
    るろ過用の膜モジュールを有し、この膜モジュールの一
    次側には被処理液の供給ラインおよび膜を透過しない液
    を膜モジュールから排出させる戻しラインが連結され、
    また二次側には透過液を送出する送出ラインが連結され
    膜モジュールシステムにおいて、 前記供給ラインおよび戻しラインからなる一次側ライン
    および前記送出ラインにそれぞれ設けられた流量計と、 前記一次側ラインに設けられ、この一次側ラインにおけ
    る前記被処理液の圧力を調整可能な圧力調整部と、 前記透過液の流量を入力し、この透過液流量が設定値に
    なるように、前記圧力調整部により前記被処理の圧力を
    制御する圧力制御手段と、 前記一次側ラインに設けられ、この一次側ラインにおけ
    る前記被処理液の流量を調整可能な流量調整部と、 前記一次側ラインで測定される流量と前記透過液流量と
    を入力し、前記膜モジュールへの供給流量に対する透過
    流量の回収率を求め、この回収率が設定値を維持するよ
    うに前記流量調整部により被処理液流量を制御する回収
    率制御手段と、 を備えたことを特徴とする膜モジュールシステム。
  2. 【請求項2】圧力調整部として戻しラインに調整弁を設
    け、流量調整部として供給ラインに被処理液供給用の可
    変速ポンプを設けたことを特徴とする請求項1に記載の
    膜モジュールシステム。
  3. 【請求項3】圧力調整部として供給ラインに圧力調整弁
    を設け、流量調整部として戻しラインに流量調整弁を設
    けたことを特徴とする請求項1に記載の膜モジュールシ
    ステム。
  4. 【請求項4】供給ラインに圧力センサーを設けると共
    に、この圧力センサーからの入力値が予め設定した値を
    越えると膜モジュールが基準以上劣化したと判断する異
    常検出装置を設けたことを特徴とする請求項1に記載の
    膜モジュールシステム。
  5. 【請求項5】可変速ポンプの回転速度を測定するセンサ
    ーを設けると共に、このセンサーから入力される回転速
    度が予め設定した値を越えると膜モジュールが基準以上
    劣化したと判断する異常検出装置を設けたことを特徴と
    する請求項に記載の膜モジュールシステム。
  6. 【請求項6】供給ライン、戻しラインおよび送出ライン
    からの各流量を入力してこれらの流量収支を求め、この
    流量収支がアンバランスの場合は各ライン間の流量比率
    から破損の生じたラインを特定する破損ライン検出装置
    を設けたことを特徴する請求項1の記載の膜モジュール
    システム。
  7. 【請求項7】送出ラインに透過液流量調整用の弁を設け
    たことを特徴とする請求1に記載の膜モジュールシステ
    ム。
  8. 【請求項8】膜により一次側と二次側とに仕切られ一次
    側に供給された被処理液を膜を通して二次側に透過させ
    るろ過用の膜モジュールを有し、この膜モジュールの一
    次側には被処理液の供給ラインおよび膜を透過しない液
    を膜モジュールから排出させる戻しラインが連結され、
    また二次側には透過液を送出する送出ラインが連結され
    た膜モジュールシステムにおいて、 前記供給ラインに吐出弁を介して連結し運転時被処理液
    槽に貯留された被処理液を供給ラインに供給する被処理
    液供給用のポンプと、 前記膜モジュールの入口側と被処理液槽との間を連結弁
    を介して連結する連結ラインと、 前記ポンプ停止時は閉状態にある前記吐出弁および連結
    弁に対し、前記ポンプの始動時に、吐出弁の開動作に先
    立って連結弁を全開状態に制御し、この連結弁の全開を
    条件に前記吐出し弁をキャビデーションの生じない速度
    で開動作させるキャビテーション防止手段と、 を備えたことを特徴とする膜モジュールシステム。
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