JPH07284621A - 粉塵用フィルター装置 - Google Patents

粉塵用フィルター装置

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JPH07284621A
JPH07284621A JP6080093A JP8009394A JPH07284621A JP H07284621 A JPH07284621 A JP H07284621A JP 6080093 A JP6080093 A JP 6080093A JP 8009394 A JP8009394 A JP 8009394A JP H07284621 A JPH07284621 A JP H07284621A
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air
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 フィルターに蓄積された粉塵を自動的に短時
間で除去できるようにしたフィルター装置。 【構成】 上部に吸込口3を有するフィルターケース1
の下端開口2にフレキシブルなフィルター6の周縁部6
aを固定し、フィルター6の略中央に錘7を固定する。
吸込口3からフィルターケース1内の空気を吸い込んで
フィルター6をフィルターケース1内で膨らませ、その
内側に粉塵8を蓄積させる。吸込口3からの空気吸込動
作を停止させると、フィルター6が錘7と共に自重で垂
れ下り、錘7が最下端位置まで落下したときの衝撃でフ
ィルター6の粉塵8が振るい落とされる。錘7は、フィ
ルター6の垂れ下り速度を速め、粉塵8の振るい落とし
を確実なものにして、粉塵除去を短時間で自動的に行わ
しめる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、工場等の粉塵の多い作
業環境で使用される空気中の粉塵排除用のフィルター装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】工場内の作業環境をクリーンなものにす
る等の目的で工場内に設置されるフィルター装置や、物
品製造機械類を粉塵から保護する目的で機械類に付設さ
れるフィルター装置は、例えば図3に示すものが一般的
である。図3のフィルター装置は、上下方向に配置され
たフィルターケース10の下端開口11に平面状のフィ
ルター15を固定している。フィルターケース10は、
円形や矩形の側板10aの上端を天板10bで塞ぎ、天
板10bの中央の吸込口12に吸込管13が連結され
る。 吸込管13が外部のバキューム機構14に連通さ
れる。
【0003】バキューム機構14を作動させると、吸込
口12からフィルターケース10内の空気が吸い込まれ
て、フィルター15を通してフィルターケース10外の
空気がフィルターケース10内に吸い込まれる。フィル
ター15は空気中の粉塵8を通過させないもので、バキ
ューム機構14を作動させている間、連続してフィルタ
ー15の下面にフィルターケース10の周辺環境に浮遊
していた粉塵8が蓄積される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記のような粉塵用フ
ィルター装置は、24時間運転の工場等で長時間連続運
転されることが多く、長時間連続運転させるとフィルタ
ー15に蓄積される粉塵8の量が増大してフィルター1
5が目詰まりを起こし、バキューム機構14に掛かる負
担が増大して故障の原因になったり、空気中の粉塵除去
機能が低下する。そこで、フィルター15に蓄積される
粉塵8が増大してフィルター15が目詰まりを起こすよ
うになると、或いは定期的にバキューム機構14による
フィルターケース10内の空気吸込動作を停止させてお
いて、フィルター15に蓄積された粉塵8を作業員の手
で取り除くようにしている。
【0005】このような人手によるフィルター15から
の粉塵除去作業は、フィルター15が傷付けられること
があって注意と熟練を要し、1回の除去作業が短時間で
出来ず、その間、粉塵吸込動作を停止させておく必要が
あって、工場の作業環境が粉塵で汚れることがあった。
特に24時間運転の工場においては、フィルター15か
らの粉塵除去作業のために長時間粉塵吸引動作を停止さ
せることが難しくて、フィルター15が粉塵8で目詰ま
りを起こし易いといった不具合が度々発生していた。
【0006】本発明の目的は、フィルターに蓄積された
粉塵を自動的に短時間で除去できるようにしたフィルタ
ー装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、上部に空気の
吸込口を有する下端開口のフィルターケースと、フィル
ターケースの下端開口に周縁部が連結されて、吸込口か
らフィルターケース内の空気を吸い上げるときの空気流
でフィルターケース内に吸い上げられて湾曲状に膨ら
み、空気流中の粉塵を蓄積し、吸込口からの空気吸込動
作が止まると自重でフィルターケースの下端開口から垂
れ下るフレキシブルなフィルターと、フィルターの略中
央部に固定されてフィルターの自重の垂れ下りを補助す
る錘とを備えたフィルター装置にて上記目的を達成す
る。このフィルター装置においては、フィルターケース
の下端開口からフィルターが錘と自重で垂れ下るとき
に、フィルターに蓄積された粉塵が自重でフィルターか
ら振るい落とされる。
【0008】
【作用】フィルターケースの上部の吸込口から空気を吸
い込むと、フィルターケース内にフレキシブルなフィル
ターが吸い上げられて膨らみ、フィルターに粉塵が蓄積
され、吸込口からの空気吸込を停止させると、フィルタ
ーが錘と共に自重でフィルターケースの下端開口から垂
れ下る。このフィルターの垂れ下りは、錘のために急速
に行われて、垂れ下ったときの衝撃でフィルターに付着
している粉塵が積極的に振るい落とされ、フィルターか
らの粉塵除去が短時間で行われる。短時間の粉塵除去が
完了した時点でフィルターケースの吸込口からの空気吸
込動作を開始させると、フィルターは再度フィルターケ
ース内に吸い上げられて膨らみ、粉塵蓄積動作が開始さ
れる。
【0009】
【実施例】一実施例について図1及び図2を参照して説
明すると、同図のフィルター装置は、上下方向に配置さ
れたフィルターケース1の下端開口2にフレキシブルな
布製等のフィルター6の周縁部6aを固定し、フィルタ
ー6の略中央に錘7を固定している。フィルターケース
1は、円形や矩形の側板1aの上端を天板1bで塞ぎ、
天板1bの中央に形成した吸込口3に吸込管4を連結し
ている。吸込管4が外部のバキューム機構5に連通され
て、吸込口3からの空気吸い込みが行われる。
【0010】フレキシブルなフィルター6は、フィルタ
ーケース1内で断面逆U字状に膨らむ袋状のもので、こ
れの周縁部6aがフィルターケース1の下端開口2の外
周にビス等で固定される。フィルターケース1の開口し
た下端部1cは、内方にパイプ状に屈曲成形されて、図
1の実線と鎖線の位置の間で上下振動するフィルター6
の周縁部6aが下端部1cに擦れても破れないようにし
てある。
【0011】フィルター6の略中央に固定される錘7
は、単数或いは複数であり、これの全重量はフレキシブ
ルなフィルター6が図1と図2の状態に移行し易い値に
設定される。即ち、バキューム機構5を作動させたとき
のフィルターケース1の吸込口3からの空気の吸込力で
フレキシブルなフィルター6が錘7と共にフィルタケー
ス1内に吸い込まれて、フィルター6が図1のように断
面逆U字状に膨らむように、錘7の上限の重量が設定さ
れる。また、吸込口3からの空気吸込を停止させたとき
に、フィルター6が自重でフィルターケース1の下端開
口2から垂れ下る速度を速めて、後述する粉塵除去効果
を上げるように、錘7の下限の重量が設定される。
【0012】上記フィルター装置は、次のように動作す
る。バキューム機構5を作動させると、フィルターケー
ス1の下端開口2からフィルター6を通してフィルター
ケース1外の空気がフィルターケース1内に吸い込ま
れ、フレキシブルなフィルター6が図1のように断面逆
U字状に膨らみ、これの内面に粉塵8が蓄積される。図
1の状態は、バキューム機構5を作動させている間、連
続して維持され、フィルター6への粉塵蓄積が連続して
行われる。
【0013】フィルター6に粉塵8が十分に蓄積されて
粉塵除去の必要性が生じた段階で、或いは定期的にタイ
マースイッチでバキューム機構5を停止させる等して、
フィルターケース1の吸込口3からの空気吸込動作を停
止させると、フレキシブルなフィルター6は自重で垂れ
下がる。このフィルター6の垂れ下りは、錘7で助長さ
れて錘7の在る中央部から始まり、図2の鎖線の状態か
らフィルターケース1の下端開口2を下がって、図2の
実線の断面略U字状になる最下端位置まで下がる。この
フィルター6の垂れ下りは、錘7で加速されて急激に行
われ、錘7が最下端位置まで落下したときの衝撃がフィ
ルター6に伝達され、このときの衝撃でフィルター6に
付着していた粉塵8が積極的に振るい落とされる。
【0014】図1の状態から図2の状態にフィルター6
が移行するのは、錘7が最上端位置から最下端位置まで
落下する数秒程度の極短時間である。従って、短時間で
フィルター6からの粉塵8の除去が自動的に行われる。
この粉塵除去の短時間後、吸込口3からの空気吸込動作
を開始させると、フィルター6は再度図1の状態に戻っ
て、フィルター6への粉塵8の蓄積が開始される。従っ
て、フィルター装置は、粉塵除去のための運転停止時間
が極短時間で済むために、ほぼ連続運転が可能となる。
【0015】
【発明の効果】本発明によれば、フィルターケースの上
部の吸込口から空気を吸い込むと、自動的にフィルター
ケース内にフレキシブルなフィルターが吸い上げられて
粉塵の蓄積が行われ、必要時に吸込口からの空気吸込を
停止させると、フィルターが錘と共に自重でフィルター
ケースの下端開口から垂れ下がって、錘の落下による衝
撃でフィルターに付着している粉塵が振るい落とされる
ので、フィルターからの粉塵除去が自動的に短時間で行
われて、連続運転可能な高稼動率のフィルター装置が提
供できる。
【0016】また、フィルターケースにフレキシブルな
フィルターを装着し、フィルターに錘を付けるだけの簡
単な構造でよいので、設備投資的に有利な汎用性の高い
フィルター装置が提供できる。
【0017】また、フレキシブルなフィルターを上下振
動させることで、フィルターに粉塵を蓄積し、蓄積され
た粉塵を振るい落とすようにしたので、粉塵除去時にフ
ィルターが傷付けられることが無くなり、フィルター装
置の長寿命化が図れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るフィルター装置の一実施例を示す
フィルターへの粉塵蓄積時の縦断面図。
【図2】図1のフィルター装置のフィルターからの粉塵
除去時の縦断面図。
【図3】従来のフィルター装置の縦断面図。
【符号の説明】
1 フィルターケース 2 下端開口 3 吸込口 6 フィルター 7 錘 8 粉塵

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上部に空気の吸込口を有する下端開口の
    フィルターケースと、フィルターケースの下端開口に周
    縁部が連結されて、前記吸込口からフィルターケース内
    の空気を吸い上げるときの空気流でフィルターケース内
    に吸い上げられて湾曲状に膨らんで空気流中の粉塵を蓄
    積し、吸込口からの空気吸込動作が止まると自重でフィ
    ルターケースの下端開口から垂れ下るフレキシブルなフ
    ィルターと、フィルターの略中央部に固定されてフィル
    ターの自重の垂れ下りを補助する錘とを備え、フィルタ
    ーケースの下端開口からフィルターが垂れ下るときにフ
    ィルターに蓄積された粉塵を振るい落とすようにした粉
    塵用フィルター装置。
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