JP4126174B2 - サイクロン式集塵装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、集塵装置に関するものであって、具体的には、旋回流による遠心力を利用して含塵空気中からダストを分離して捕集することができる一次分離機能を備えたサイクロン式集塵装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
サイクロンの原理を利用して旋回流によって一次分離機能を発揮できる分離装置に付いては、例えば、実開平3−19547号公報に記載された粉末分離器 (サイクロン分離器)が既に公知であって、この分離器は円筒状に形成したサイクロン本体の下端部に粉体を捕集する捕集容器が備えられ、また、排気は上部のフイルターを通して濾過した後、排出するように構成されている。
【0003】
しかし、上記の如く構成した分離器は、サイクロン本体内に流入した空気が本体内壁に沿って勢い良く旋回し、その旋回流の勢いがサイクロン本体の下端に接続した捕集容器に及ぶため、捕集した粉体(粉塵)が再び本体内部に舞い上がってしまうため、捕集効率が甚だ悪い欠点があった。
【0004】
上記の問題は、サイクロン本体の丈を長く造ることによって、旋回流の影響が捕集容器に直接及ばないようにすることを解決することができるが、サイクロン本体が長くなると集塵装置全体の高さが高くなってしまって、屋根や天井が低い工場や、各種部屋等への設置が難しく、また、使用操作やメンテナンスがやりにくい、と言った問題が発生していた。
【0005】
そこで本件出願人は、先の特願平11−309379号(特開2001−121040)に見られるように、サイクロン本体の高さをできるだけ低く押えることによって、設置し易くて使用操作とメンテナンスがやり易く、更に、集塵効率を低下させないように工夫したサイクロン式集塵装置を開発した。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
上記出願に係るサイクロン式集塵装置は、集塵機のサイクロン本体の高さを出来るだけ低く押えるための各種工夫が施されていて、全体を低く造ることを可能にしている。しかし、サイクロン本体の下側に連設するホッパー部に関しては、ダスト分離を行うために必要な機構としてそのまま残されており、その結果、このホッパー部の長さ分だけ、装置全体の高さが高く成ってしまう問題があった。
【0007】
そこで本発明の技術的課題は、サイクロン本体の下側部に連設するホッパー部を取り除いて、このホッパー部の分だけ集塵機全体の高さを低く造ることができると共に、ホッパー部が無くても、ホッパーの機能であるダストを集める機能を充分に発揮でき、且つ、集めたダストを円滑に而かも的確に回収することができる機能を備えたサイクロン式集塵装置を提供することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記の技術的課題を解決するために本発明で講じた手段は以下の如くである。
【0009】
全体を断面円筒状に造り、内部にはフイルターを設けたサイクロン本体の周面接線方向に含塵空気の吸引口を設け、上記吸引口から吸引した含塵空気をサイクロン本体内で旋回させることにより、比較的大きなダストを分離してサイクロン本体内の底部側に落下させ、細かなダストを含んだ空気を上記フイルターで濾過した後、サイクロン本体の外に排出するように構成したサイクロン式集塵装置であって、
【0010】
(1) 上記サイクロン本体を底板を備えた有底構造と成し、サイクロン本体の少くとも底部の側面にはダスト排出口を開口して、このダスト排出口にダスト回収バケットを連通接続自在に構成すると共に、上記サイクロン本体の底板上に、モータによって回転しながら、サイクロン本体の内底部に溜ったダストを掻き寄せて前記ダスト排出口に排出する回転羽根を設けること。(請求項1)
【0011】
(2) 前記サイクロン本体の底板上の中心にモータの回転軸を突出し、この回転軸には全体を細長い板状に形成した回転羽根を、その回転時に上記底板の上面に近接した状態、又は、上面を少し摺りながら回転する状態に取付けること。 (請求項2)
【0012】
(3) 前記モータの回転軸にその根端部を取付けて回転する回転羽根を、前記サイクロン本体の半径と略等しい長さに形成すると共に、この回転羽根の全体を、その回転方向に向けて円弧状に少し湾曲した形状に構成すること。(請求項3)
【0013】
(4) 前記サイクロン本体に形成したダスト排出口の外側部に、下方に接続口を開口したダストガイド部を連設し、この接続口には、伸縮自在な筒状体を介して前記ダスト回収バケットの上面口を上から塞ぐことができる上蓋板を連結すると共に、上蓋板にはダスト回収バケットの内部に通じるダストの受入口を設けること。(請求項4)
【0014】
(5) 前記サイクロン本体の下側部に、サイクロン本体を所定の高さに支持する架台を取付け、この架台によって支持されるサイクロン本体の下側空間部を、前記ダスト回収バケットの設置スペースにすること。(請求項5)
【0015】
上記(1)で述べた請求項1に係る手段によれば、サイクロン本体の下側からホッパーを取り除いた構成にしているため、ホッパーの分だけ装置全体の高さを低く造ることができると共に、サイクロンによる旋回作用によって分離されたダスト(比較的大きなダスト)は、サイクロン本体の内壁に沿って旋回しながら次第に下降し、サイクロン本体の底部に至るや、旋回による遠心力の勢いによって、底部の側面に開口したダスト排出口からサイクロン本体の外に排出され、このダスト排出口に連通接続したダスト回収バケットに捕集されるため、サイクロン本体の下部にホッパーを設けなくても、サイクロンによって分離されたダストを確実に回収することを可能にする。
【0016】
更に、上記(1)で述べた請求項1に係る手段によれば、サイクロン本体の底板上に落下したダストや、フイルターから剥離して落下したダスト塊は、底板上をモータによって回転される回転羽根によって掻き寄せられて上記ダスト排出口に強制的に排出できるため、サイクロン本体の下部にホッパーを設けなくても、分離したダストを確実にダスト回収バケットに送り込むことを可能にする。
【0017】
上記(2)と(3)で述べた請求項2及び3に係る手段によれば、回転羽根の回転に従って、底板上に溜ったダストをダスト排出口に向けて掻き寄せるようにして強制的に排出することができると共に、回転羽根の湾曲した形状により、回転と共にダストを中心部から外周部(半径方向)に向けて次第に押し出すことができるため、ダストを底板上に堆積させることなく、回転羽根が円滑にダスト排出口に向けて排出することを可能にする。
【0018】
上記(4)で述べた請求項4に係る手段によれば、上蓋板を筒状体の弾発作用によってダスト回収バケットの上面口を塞ぐようにセットすることにより、サイクロンによる旋回作用と、回転羽根の回転に従って、サイクロン本体の内底部よりダスト排出口及びダストガイド部を通って排出されて来るダストを、外部に漏洩させることなく確実にダスト回収バケットの内部に回収させることができると共に、ダスト回収バケットの交換時には、伸縮自在な筒状体の部分を圧縮して上蓋板を少し上に持ち上げることによって、ダスト回収バケットの取外しや、新たなバケットの交換を簡単に行うことを可能にする。
【0019】
上記(5)で述べた請求項5に係る手段によれば、ダスト回収バケットを架台(スタンド)の下側にセットすることで、設置スペースを節約することができ、また、ダスト回収バケットの取外しや交換作業を容易に行うことを可能にする。
【0020】
【発明の実施の形態】
以下に、上述した本発明に係るサイクロン式集塵装置の実施の形態を図面と共に説明すると、図1は本発明の全体を一部破断して内部を見える状態にして示した斜視図、図2はその内部構造を説明した正面図、図3は本発明の要部を拡大して示した断面図、図4は図3のX−X線に沿った断面図である。
【0021】
これ等の図面に於いて、夫々符号1で全体的に示した本発明に係るサイクロン式集塵装置は、全体を断面略円筒状に形成し、且つ、底部に円形で平板状の底板1Cを取付けた有底構造のサイクロン本体1Aと、このサイクロン本体1Aと同じ断面略円筒状を成し、且つ、上面を天板1Dで塞ぐと共に、全体を蝶番を用いてサイクロン本体1Aの上端部に開閉自在に取付けた上蓋部1Bとによって構成されていて、装置1の全体はスタンド形状の架台2,2によって所定の高さに支持されている。尚、1Wは上蓋部1Bの前面に設けた開閉用の把手である。
【0022】
3はサイクロン本体1Aの周面接線方向に設けた含塵空気の吸引口、4は上記上蓋部1Bの天板1Dに設けた浄化空気の排出穴、6は上蓋部1Bをサイクロン本体1Aに閉じた状態にロックするノブ、7は上記サイクロン本体1Aの内部に同心的に設けた内筒体で、底面を開口したこの内筒体7は、サイクロン本体1Aの上端口に取付けた取付けリング板9′に吊下げた状態に取付けられていて、これ等サイクロン本体1Aと内筒体7との間に環状に形成されている間隔7R(図2参照)内に、上記吸引口3から含塵空気が吸引(導入)されて旋回する仕組に成っている。
【0023】
また、7A…は上記吸引口3の近辺を除く上記内筒体7の周面全域に多数穿孔形成した小穴で、上記吸引口3から吸引されて間隔7R内で旋回しながら下側の底板1C側、即ち、内底部1Zに向けて降下する含塵空気は、降下中にその一部が上記小穴7Aを通って内筒体7の内部に侵入して、下方に向かう含塵空気の量を減らすと共に、旋回の勢いを次第に弱める仕組に成っている。
【0024】
8は上記内筒体7の内部に同心的に取付けたフイルターで、このフイルター8は外層フイルター8Aの内部に内層フイルター8Bを間隔をあけて設けた内外二重構造に造られており、また、その上下両端には上下のフイルタープレート9,10が取付けられていて、フイルター8の全体はサイクロン本体1Aの上から上述した取付けリング板9′の穴(図示省略)を通して内筒体7の内部に挿入することによって、上部フイルタープレート9の外周縁を取付けリング板9′の内周縁に懸掛けした状態、即ち、吊下げ状態に取付けられる仕組に成っている。
【0025】
11と11Mは同じく上蓋部1Bの内部中心に取付けた吸引用ブロアーとブロアー用モータで、スイッチSWの操作によりモータ11Mを起動回転してブロアー11を駆動すると、その吸引力が上記の吸引口3に及んで含塵空気をサイクロン本体1A内に取り込み、且つ、これを上記間隔7Rで旋回させて、その遠心力によって比較的大きなダストを分離して下側の内底部1Zに落下させる一方、細かなダストを含んだ空気を上記の小穴7A…を通して内筒体7の内部に導入し、次いでこれを外層フイルター8Aで濾過して細かなダストを捕集した後、両フイルター8A,8Bの間隔より上部フイルタープレート9の流通穴(図示省略)、及び、上蓋部1Bの内部を通して天板1Dの排出穴4から外部に排出し、更に、内筒体7の開口された底面より内層フイルター8Bの内部8Hに流入した含塵空気を、内層フイルター8Bで濾過した後、両フイルター8A,8Bの間隔を通して上記と同様に排出穴4から外部に排出する仕組に成っている。
【0026】
また、12は上記サイクロン本体1Aの下側内底部1Zの上を横切るように回動自在に架設したハタキ軸、12Tはサイクロン本体1Aの外部に突出したハタキ軸12の外端部に設けたハタキレバー、12R…はハタキ軸12に取付けたハンマーで、上記のハタキ軸12をハタキレバー12Tを用いて回動すると、球形のプラスチック材で造ったハンマー12R…が上記フイルター8の底面、具体的には、下部フイルタープレート10の底面を打撃して、フイルター8に付着したダストを内底部1Z側に払い落すように構成されている。
【0027】
1Hは上記サイクロン本体1Aの底部側壁面に開口形成したダスト排出口、15はこのダスト排出口1Hの外側を囲むように、上記サイクロン本体1Aの底部外周面に取付けたダストガイド部で、断面略円筒状に形成したこのダストガイド部15の下端接続口15′(図3)には、上下方向に伸縮自在に構成した蛇腹構造の筒状体18が、締付具19Aを用いて連通状態に接続されている。
【0028】
17は、上面に向けて突出開口した受入口17Aを、締付具19Bを用いて上記蛇腹構造に形成した筒状体18の下端口に取付けることにより、筒状体18の下側部に連通接続した上蓋板、17′はこの上蓋板17の外側縁に連設した鍔を示す。16は開口された上面口に上記上蓋板17を被せることにより、前記筒状体18の弾発作用によって上蓋板17の下側部に連通状態に、而かも、気密状態に装着されるダスト回収バケットで、前記架台2,2に支持された上記サイクロン本体1Aの下側空間部が、このダスト回収バケット16の設置スペースに成っている。従って、装置全体の設置スペースを節約できると共に、ダスト回収バケット16の脱着操作を容易に行うことを可能にしている。
【0029】
上記のダスト回収バケット16は、上記の上蓋板17を上記筒状体18の部分を上下に伸縮して上下動することにより、上蓋板17の下側部に対して自由に脱着することができる。また、筒状体18と上蓋板17はいずれも締付具19A,19Bを取外すことによって、自由に取外して清掃や交換と言った各種のメンテナンスを行ったり、ダスト回収バケット16のサイズに合せて上蓋板17を別のサイズのものに交換したりすることが可能である。
【0030】
13は、上記サイクロン本体1Aの底板1Cの底面に取付けたモータ、13Aは上記底板1Cを貫いてその上面中央部に突出した上記モータ13の回転軸、14は根端部をこの回転軸13Aに取付けた回転羽根で、全体を細長い板状に形成したこの回転羽根は、図2乃至図4に示す如くサイクロン本体1Aの半径と略同じ長さに形成され、且つ、その回転方向(図面の場合は時計回転方向)に向けて全体を円弧状に少し湾曲させた略弓型形状に形成されている。
【0031】
以上の如く構成した回転羽根14は、底板1Cの上面に極めて近接した状態、又は、上面を少し摺った状態で、モータ13によって図4に於いて時計回転方向に回転して、底板1Cの上面に落ちて来るダストを掻き寄せながら前記ダスト排出口1Hに順次排出し、前記ダスト回収バケット16に回収することができると共に、底板1Cの上面に対するダストの堆積を防止できる仕組に成っている。また、この様にダストを回収したダスト回収バケット16は、上蓋板17を蛇腹状の筒状体18の部分で少し上方に押上げることによって、サイクロン本体1Aの下側スペースより自由に取外してダストを廃棄処理したり、別のダスト回収バケット16に交換したりすることができる仕組に成っている。
【0032】
本発明に係るサイクロン式集塵装置は以上述べた如き構成であるから、ブロアー11の吸引作用によって吸引口3からサイクロン本体1A内に吸引された含塵空気は、サイクロン本体1Aと内筒体7の間隔7R内で、該サイクロン本体1Aの内壁に沿って旋回され、このサイクロンによる旋回によって比較的大きなダストが分離される。分離されたダストは旋回しながら次第に下方に向かい、サイクロン本体1Aの内底部1Zに至るや、旋回による遠心力の勢いによって、内底部1Zの側面に開口したダスト排出口1Hからサイクロン本体1Aの外に排出され、該ダスト排出口1Hに連通接続したダストガイド部15を通してダスト回収バケット16に落し込まれる。従って、サイクロン本体1Aの下部にホッパーを設けなくても、サイクロンによって分離されたダストを確実に回収することができる。
【0033】
一方、上記の旋回による遠心力では分離しきれない細かなダストを含んだ空気は、内筒体7に穿設した小穴7A…から侵入してフイルター8で濾過され、洗浄空気となって排出穴4から外部に排出される。また、上記細かなダストを捕集したフイルター8は、ハタキ軸12を回動操作することによってハンマー12Rで打撃されて、付着したダストを底板1C側に払い落すことができ、払い落されたダストは前記回転羽根14の回転によってダスト回収バケット16に回収することができる。
【0034】
この様にダストを回収したダスト回収バケット16は、上蓋板17を少し持ち上げることにより、容易に取外して廃棄作業や交換作業を容易に行うことができる。また、上述したように間隔7R内で旋回する含塵空気は、その一部が内筒体7の小穴7A…を通ってフイルター8に向かうため、下方に向かう含塵空気の量を減らしてその勢いを弱め、底板1C上に溜ったダストを再び舞い上がらせる力を消失させることができるため、旋回流によるダストの舞い上げを防止することができる。
【0035】
【発明の効果】
以上述べた次第で、本発明に係るサイクロン式集塵装置によれば、サイクロン本体の底部にホッパーを設けなくても、ダストを確実にダスト回収バケットに回収することができるため、サイクロン本体を含む装置全体の高さをできるだけ低く造って、屋根や天井の低い工場及び部屋等への設置をやり易くすると共に、使用操作とメンテナンスがやり易く、また、集塵効率を低下させることなく構造を簡略化して低コストにて製造可能な理想的なサイクロン式集塵装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係るサイクロン式集塵装置の一部を破断して示した斜視図である。
【図2】 本発明の内部構造を説明した側面図である。
【図3】 本発明の要部を拡大して示した断面図である。
【図4】 本発明の平面図である。
【符号の説明】
1A サイクロン本体
1C 底板
1H ダスト排出口
1Z 内底部
2 架台(スタンド)
3 吸引口
8 フイルター
11 ブロアー
13 モータ
13A 回転軸
14 回転羽根
15 ダストガイド部
16 ダスト回収バケット
17 上蓋板
17A 受入口
18 蛇腹状の筒状体
Claims (5)
- 全体を断面円筒状に造り、内部にはフイルターを設けたサイクロン本体の周面接線方向に含塵空気の吸引口を設け、上記吸引口から吸引した含塵空気をサイクロン本体内で旋回させることにより、比較的大きなダストを分離してサイクロン本体内の底部側に落下させ、細かなダストを含んだ空気を上記フイルターで濾過した後、サイクロン本体の外に排出するように構成したサイクロン式集塵装置であって、
上記サイクロン本体を底板を備えた有底構造と成し、サイクロン本体の少くとも底部の側面にはダスト排出口を開口して、このダスト排出口にダスト回収バケットを連通接続自在に構成すると共に、上記サイクロン本体の底板上に、モータによって回転しながら、サイクロン本体の内底部に溜ったダストを掻き寄せて上記ダスト排出口に排出する回転羽根を設けたことを特徴とするサイクロン式集塵装置。 - 前記サイクロン本体の底板上の中心にモータの回転軸を突出し、この回転軸には全体を細長い板状に形成した回転羽根を、その回転時に上記底板の上面に近接した状態、又は、上面を少し摺りながら回転する状態に取付けたことを特徴とする請求項1に記載のサイクロン式集塵装置。
- 前記モータの回転軸にその根端部を取付けて回転する回転羽根を、前記サイクロン本体の半径と略等しい長さに形成すると共に、この回転羽根の全体を、その回転方向に向けて円弧状に少し湾曲した形状に構成したことを特徴とする請求項1又は2に記載のサイクロン式集塵装置。
- 前記サイクロン本体に形成したダスト排出口の外側部に、下方に接続口を開口したダストガイド部を連設し、この接続口には、伸縮自在な筒状体を介して前記ダスト回収バケットの上面口を上から塞ぐことができる上蓋板を連結すると共に、上蓋板にはダスト回収バケットの内部に通じるダストの受入口を設けたことを特徴とする請求項1、2又は3に記載のサイクロン式集塵装置。
- 前記サイクロン本体の下側部に、サイクロン本体を所定の高さに支持する架台を取付け、この架台によって支持されるサイクロン本体の下側空間部を、前記ダスト回収バケットの設置スペ−スにしたことを特徴とする請求項1、2、3又は4に記載のサイクロン式集塵装置。
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