JPH07284323A - コンバインの脱穀装置 - Google Patents
コンバインの脱穀装置Info
- Publication number
- JPH07284323A JPH07284323A JP7771994A JP7771994A JPH07284323A JP H07284323 A JPH07284323 A JP H07284323A JP 7771994 A JP7771994 A JP 7771994A JP 7771994 A JP7771994 A JP 7771994A JP H07284323 A JPH07284323 A JP H07284323A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- threshing
- chamber
- sorting
- culm
- grain
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【目的】脱穀作業の際の穀粒選別時に、揺動選別棚上の
選別層厚の均一性を確保して選別性能の向上を図る。 【構成】前部には脱穀室1の排稈口2と処理胴室3の藁
屑排出口4とを臨ませ、後部には吸引排塵機5を臨ま
せ、且つ下側にはこれら脱穀室1及び処理胴室3から漏
下及至排出される脱穀物を受けて該吸引排塵機5側へ揺
動移送しながら穀粒選別する揺動選別棚6を設けた排塵
室7に、脱穀物を左右両側から中央側へ移行させて揺動
選別棚6幅に拡散する拡散螺旋8を設けてなるコンバイ
ンの脱穀装置の構成とする。
選別層厚の均一性を確保して選別性能の向上を図る。 【構成】前部には脱穀室1の排稈口2と処理胴室3の藁
屑排出口4とを臨ませ、後部には吸引排塵機5を臨ま
せ、且つ下側にはこれら脱穀室1及び処理胴室3から漏
下及至排出される脱穀物を受けて該吸引排塵機5側へ揺
動移送しながら穀粒選別する揺動選別棚6を設けた排塵
室7に、脱穀物を左右両側から中央側へ移行させて揺動
選別棚6幅に拡散する拡散螺旋8を設けてなるコンバイ
ンの脱穀装置の構成とする。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、コンバインの脱穀装
置に関し、脱穀室及び処理胴室から漏下及至排出される
脱穀物を受けて揺動移送しながら穀粒選別する揺動選別
棚の上方に、脱穀物を拡散させる拡散装置を設けたもの
等に利用できる。
置に関し、脱穀室及び処理胴室から漏下及至排出される
脱穀物を受けて揺動移送しながら穀粒選別する揺動選別
棚の上方に、脱穀物を拡散させる拡散装置を設けたもの
等に利用できる。
【0002】
【従来の技術、及び発明が解決しようとする課題】従来
における脱穀装置の作用は、フィードチェンと挟持杆と
により穀稈を挟持搬送して脱穀室で脱穀し、この脱穀に
より脱穀受網から漏下した脱穀物を選別部で選別を行
い、この選別により穀粒と二番物と塵埃とに分離して、
穀粒は機外の容器に収納し、二番物は処理胴室や脱穀室
又は選別部へ還元し、塵埃は三番口から機外へ排塵す
る。一方、脱穀受網から漏下しない脱穀物は、脱穀室と
平行に配置した処理胴室において脱粒処理を行い、この
処理により処理受網から漏下した処理物は選別部で前記
脱穀物と共に選別分離させる。なお、脱穀受網と処理受
網に残留した脱穀排塵物は、脱穀室後端部の排稈口及び
処理胴室後端部の藁屑排出口から排塵室へ排塵され、選
別部における選別分離と共に、排塵室から吸引排塵機に
より機外へ排出される形態のものが多い。
における脱穀装置の作用は、フィードチェンと挟持杆と
により穀稈を挟持搬送して脱穀室で脱穀し、この脱穀に
より脱穀受網から漏下した脱穀物を選別部で選別を行
い、この選別により穀粒と二番物と塵埃とに分離して、
穀粒は機外の容器に収納し、二番物は処理胴室や脱穀室
又は選別部へ還元し、塵埃は三番口から機外へ排塵す
る。一方、脱穀受網から漏下しない脱穀物は、脱穀室と
平行に配置した処理胴室において脱粒処理を行い、この
処理により処理受網から漏下した処理物は選別部で前記
脱穀物と共に選別分離させる。なお、脱穀受網と処理受
網に残留した脱穀排塵物は、脱穀室後端部の排稈口及び
処理胴室後端部の藁屑排出口から排塵室へ排塵され、選
別部における選別分離と共に、排塵室から吸引排塵機に
より機外へ排出される形態のものが多い。
【0003】このような一連の脱穀作業時に、揺動選別
棚上に落下する落下物のうち、脱穀受網から漏下した漏
下物や脱穀室排稈口から排出される排出物は扱胴の回転
周速により脱穀室の扱ぎ口下方つまり左側に多量に集積
される傾向になると共に、処理受網から漏下した漏下物
や処理胴室の藁屑排出口から排出される排出物は処理胴
室下方つまり右側に多量に集積される傾向になることか
ら、揺動選別棚上を揺動移送しながら穀粒選別する被選
別物の層厚が、中央側に対して左右両側が厚くなり選別
層厚の均一性が確保され難いため、穀粒の選別性能が低
下する。
棚上に落下する落下物のうち、脱穀受網から漏下した漏
下物や脱穀室排稈口から排出される排出物は扱胴の回転
周速により脱穀室の扱ぎ口下方つまり左側に多量に集積
される傾向になると共に、処理受網から漏下した漏下物
や処理胴室の藁屑排出口から排出される排出物は処理胴
室下方つまり右側に多量に集積される傾向になることか
ら、揺動選別棚上を揺動移送しながら穀粒選別する被選
別物の層厚が、中央側に対して左右両側が厚くなり選別
層厚の均一性が確保され難いため、穀粒の選別性能が低
下する。
【0004】この発明は、このような脱穀作業の際の穀
粒選別時に、揺動選別棚上の選別層厚の均一性を確保し
て穀粒の選別性能を向上させようとするものである。
粒選別時に、揺動選別棚上の選別層厚の均一性を確保し
て穀粒の選別性能を向上させようとするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明は、前部には脱
穀室1の排稈口2と処理胴室3の藁屑排出口4とを臨ま
せ、後部には吸引排塵機5を臨ませ、且つ下側にはこれ
ら脱穀室1及び処理胴室3から漏下及至排出される脱穀
物を受けて該吸引排塵機5側へ揺動移送しながら穀粒選
別する揺動選別棚6を設けた排塵室7に、脱穀物を左右
両側から中央側へ移行させて揺動選別棚6幅に拡散する
拡散螺旋8を設けてなるコンバインの脱穀装置の構成と
する。
穀室1の排稈口2と処理胴室3の藁屑排出口4とを臨ま
せ、後部には吸引排塵機5を臨ませ、且つ下側にはこれ
ら脱穀室1及び処理胴室3から漏下及至排出される脱穀
物を受けて該吸引排塵機5側へ揺動移送しながら穀粒選
別する揺動選別棚6を設けた排塵室7に、脱穀物を左右
両側から中央側へ移行させて揺動選別棚6幅に拡散する
拡散螺旋8を設けてなるコンバインの脱穀装置の構成と
する。
【0006】
【作用、及び発明の効果】上記の構成により、扱胴を内
装した脱穀室1においてフィードチエンにより挟持搬送
される穀稈を脱穀し、この脱穀された脱穀物は、脱穀室
1の脱穀受網を漏下して落下するものと脱穀室1の排稈
口2から排出されるもの、及び処理胴室3に送られ更に
処理され処理受網から漏下して落下するものと処理胴室
3の藁屑排出口4から排出されるものとに仕分けされ、
該脱穀受網からの漏下物と排稈口2からの排出物とは、
該扱胴の回転方向とその周速とによって脱穀室1扱ぎ口
側つまり左側に多量に集積され落下する傾向となり、該
処理受網からの漏下物と藁屑排出口4からの排出物と
は、処理胴室3側つまり右側から多量に落下する傾向と
なる。
装した脱穀室1においてフィードチエンにより挟持搬送
される穀稈を脱穀し、この脱穀された脱穀物は、脱穀室
1の脱穀受網を漏下して落下するものと脱穀室1の排稈
口2から排出されるもの、及び処理胴室3に送られ更に
処理され処理受網から漏下して落下するものと処理胴室
3の藁屑排出口4から排出されるものとに仕分けされ、
該脱穀受網からの漏下物と排稈口2からの排出物とは、
該扱胴の回転方向とその周速とによって脱穀室1扱ぎ口
側つまり左側に多量に集積され落下する傾向となり、該
処理受網からの漏下物と藁屑排出口4からの排出物と
は、処理胴室3側つまり右側から多量に落下する傾向と
なる。
【0007】このような落下傾向により、揺動選別棚6
上を揺動移送される被選別物の層厚は、必然的に中央側
に対して左右両側が厚くなるため、例えば、側面視排塵
室7における該排稈口2及び藁屑排出口4の下方近傍で
且つ揺動選別棚6の上面に近接して、その中央部から左
側は右送りの螺旋をまた右側は左送りの螺旋を各々設け
て横断軸架した拡散螺旋8を回動させることにより、揺
動選別棚6上の被選別物の不均一な層厚を左右両側から
各々中央側へ移行させて、揺動選別棚6幅に亘って被選
別物の層厚を均一に拡散することができるので、従来の
如く、揺動選別棚6上の被選別物層が左右両側部で厚く
中央側で薄くなり、選別層厚の均一性が確保され難いと
いう不具合が解消され、常に選別層厚の均一性を確保し
て穀粒の選別性能を向上させうるものである。
上を揺動移送される被選別物の層厚は、必然的に中央側
に対して左右両側が厚くなるため、例えば、側面視排塵
室7における該排稈口2及び藁屑排出口4の下方近傍で
且つ揺動選別棚6の上面に近接して、その中央部から左
側は右送りの螺旋をまた右側は左送りの螺旋を各々設け
て横断軸架した拡散螺旋8を回動させることにより、揺
動選別棚6上の被選別物の不均一な層厚を左右両側から
各々中央側へ移行させて、揺動選別棚6幅に亘って被選
別物の層厚を均一に拡散することができるので、従来の
如く、揺動選別棚6上の被選別物層が左右両側部で厚く
中央側で薄くなり、選別層厚の均一性が確保され難いと
いう不具合が解消され、常に選別層厚の均一性を確保し
て穀粒の選別性能を向上させうるものである。
【0008】
【実施例】この発明の実施例を図面に基づいて説明す
る。9はコンバインに搭載する脱穀装置で、上部側に脱
穀室1と処理胴室3を配置すると共に、下部側に選別部
10を設けた排塵室7を各々配置して構成する。脱穀室
1には、多数の扱歯11aを植設した扱胴11を前部側
から後部側に向けて軸架内装し、この脱穀室1の奥側に
平行して位置させた処理胴室3には、螺旋歯12aを植
設した処理胴12の終端部を脱穀室1より後方側へ延出
して軸架内装する。脱穀室1の手前側の扱ぎ口1aに沿
って穀稈を挟持搬送するフィードチェン13と挟持杆1
4とを配設すると共に、脱穀室1の下部側周縁に、処理
胴室3に対する送塵口1b対応部分に受柵1cを形成し
て扱胴11を包囲する脱穀受網15と、処理胴室3の下
部側周縁に処理胴12を包囲する処理受網16とを各々
配設して構成する。
る。9はコンバインに搭載する脱穀装置で、上部側に脱
穀室1と処理胴室3を配置すると共に、下部側に選別部
10を設けた排塵室7を各々配置して構成する。脱穀室
1には、多数の扱歯11aを植設した扱胴11を前部側
から後部側に向けて軸架内装し、この脱穀室1の奥側に
平行して位置させた処理胴室3には、螺旋歯12aを植
設した処理胴12の終端部を脱穀室1より後方側へ延出
して軸架内装する。脱穀室1の手前側の扱ぎ口1aに沿
って穀稈を挟持搬送するフィードチェン13と挟持杆1
4とを配設すると共に、脱穀室1の下部側周縁に、処理
胴室3に対する送塵口1b対応部分に受柵1cを形成し
て扱胴11を包囲する脱穀受網15と、処理胴室3の下
部側周縁に処理胴12を包囲する処理受網16とを各々
配設して構成する。
【0009】該選別部10には、脱穀受網15及び処理
受網16から脱穀処理され漏下した脱穀物を、揺動移送
しながら選別を行う縦長の揺動選別棚6を、扱胴11の
軸方向に沿ってその前部側を上手側として後部側に向け
架設する。この揺動選別棚6の上手側下方に、唐箕風胴
17に内装された複数枚の唐箕羽根18の回転により選
別風を起風して選別風路Sへ送風する唐箕19を配置し
て設ける。
受網16から脱穀処理され漏下した脱穀物を、揺動移送
しながら選別を行う縦長の揺動選別棚6を、扱胴11の
軸方向に沿ってその前部側を上手側として後部側に向け
架設する。この揺動選別棚6の上手側下方に、唐箕風胴
17に内装された複数枚の唐箕羽根18の回転により選
別風を起風して選別風路Sへ送風する唐箕19を配置し
て設ける。
【0010】該揺動選別棚6は、唐箕19の上側の領域
に亘って被選別物を下手側に移送するラック状の移送棚
20と、この移送棚20に続いて下手側に向けて被選別
物の漏下量を鎧戸状ブレードの角度変更によって調節可
能なチャフシーブ21と、このチャフシーブ21の後端
部から下手側に向けて延出した篩線21aを介して、チ
ャフシーブ21から漏下しない挟雑物と共に脱穀受網1
5及び処理受網16から漏下しない排出物を受けて荒選
別を行うストローラック22と、チャフシーブ21の下
方に該シーブ21から漏下した粗選物を更に選別する網
目状のグレンシーブ23とを各々配置して構成する。
に亘って被選別物を下手側に移送するラック状の移送棚
20と、この移送棚20に続いて下手側に向けて被選別
物の漏下量を鎧戸状ブレードの角度変更によって調節可
能なチャフシーブ21と、このチャフシーブ21の後端
部から下手側に向けて延出した篩線21aを介して、チ
ャフシーブ21から漏下しない挟雑物と共に脱穀受網1
5及び処理受網16から漏下しない排出物を受けて荒選
別を行うストローラック22と、チャフシーブ21の下
方に該シーブ21から漏下した粗選物を更に選別する網
目状のグレンシーブ23とを各々配置して構成する。
【0011】該グレンシーブ23の下方に該シーブ23
から漏下した選別物を、固定の一番選別棚24上で風選
により一番穀粒を選別する一番選別部25を設けると共
に、該ストローラック22から漏下した選別物を、固定
の二番選別棚26上で風選により二番物を選別する二番
選別部27を設け、該一番選別部25と二番選別部27
に、各々唐箕19からの風力を唐箕吐出口に位置させた
風割28によって分配した選別風を作用させる選別風路
Sを形成する。
から漏下した選別物を、固定の一番選別棚24上で風選
により一番穀粒を選別する一番選別部25を設けると共
に、該ストローラック22から漏下した選別物を、固定
の二番選別棚26上で風選により二番物を選別する二番
選別部27を設け、該一番選別部25と二番選別部27
に、各々唐箕19からの風力を唐箕吐出口に位置させた
風割28によって分配した選別風を作用させる選別風路
Sを形成する。
【0012】該唐箕風胴17の底板を下手側に直線状に
延長して唐箕吐出口の下唇部17aを形成すると共に、
この下唇部17aの端部と、一番選別棚24から流下選
別される一番穀粒を収容して一番螺旋29により横送り
する一番受樋30の上手側とを接続し、その下手側は一
番選別棚24の下端部と接続させる。この一番選別棚2
4の上端部近傍下側に、二番選別棚26から流下選別さ
れる二番物を収容して二番螺旋31により横送りする二
番受樋32の上手側上端部を適宜の間隔を設けて位置さ
せ、その下手側は二番選別棚26の下端部近傍下側に適
宜の間隔を設けて重接位置させ、この二番選別棚26の
上端部は機外へ開放させるべく各々配置して構成する。
延長して唐箕吐出口の下唇部17aを形成すると共に、
この下唇部17aの端部と、一番選別棚24から流下選
別される一番穀粒を収容して一番螺旋29により横送り
する一番受樋30の上手側とを接続し、その下手側は一
番選別棚24の下端部と接続させる。この一番選別棚2
4の上端部近傍下側に、二番選別棚26から流下選別さ
れる二番物を収容して二番螺旋31により横送りする二
番受樋32の上手側上端部を適宜の間隔を設けて位置さ
せ、その下手側は二番選別棚26の下端部近傍下側に適
宜の間隔を設けて重接位置させ、この二番選別棚26の
上端部は機外へ開放させるべく各々配置して構成する。
【0013】該一番螺旋29で横送りされた一番穀粒は
揚穀装置等により機外の容器に収納され、二番螺旋31
で横送りされた二番物は二番還元装置等により上方側の
前記処理胴室3へ揚送還元させる構成とする。前記揺動
選別棚6上を揺動移送して穀粒選別される被選別物の選
別層厚を均一に拡散させる拡散螺旋8を、左右側中央部
で分割しその左側半分を右送り螺旋8aとし右側半分を
左送り螺旋8bとして、前記脱穀室1後端部の排稈口2
及び処理胴室3後端部の藁屑排出口4の下方側近傍位置
における揺動選別棚6上面に近接させて、排塵室7の左
右側壁7aに回動可能に横断軸架すると共に、揺動選別
棚6の終端部上方側に、該排稈口2及び藁屑排出口4か
ら排出落下する途中の排出物と前記唐箕19及び揺動選
別棚6による選別塵埃とを吸引選別して排塵する吸引排
塵機5を配置して構成する。
揚穀装置等により機外の容器に収納され、二番螺旋31
で横送りされた二番物は二番還元装置等により上方側の
前記処理胴室3へ揚送還元させる構成とする。前記揺動
選別棚6上を揺動移送して穀粒選別される被選別物の選
別層厚を均一に拡散させる拡散螺旋8を、左右側中央部
で分割しその左側半分を右送り螺旋8aとし右側半分を
左送り螺旋8bとして、前記脱穀室1後端部の排稈口2
及び処理胴室3後端部の藁屑排出口4の下方側近傍位置
における揺動選別棚6上面に近接させて、排塵室7の左
右側壁7aに回動可能に横断軸架すると共に、揺動選別
棚6の終端部上方側に、該排稈口2及び藁屑排出口4か
ら排出落下する途中の排出物と前記唐箕19及び揺動選
別棚6による選別塵埃とを吸引選別して排塵する吸引排
塵機5を配置して構成する。
【0014】前記フィードチエン13に挟持搬送された
穀稈は脱穀室1で扱胴11により脱穀され、処理胴室3
で処理胴12により処理されると共に、脱穀受網15か
ら漏下する漏下物と排稈口2から排出される排出物と
は、扱胴11の回転方向とその周速によって脱穀室1の
扱ぎ口1a側つまり右側に集積されて揺動選別棚6上へ
落下する傾向となり、処理受網16から漏下する漏下物
と藁屑排出口4から排出される排出物とは、処理胴室3
側つまり右側から揺動選別棚6上へ落下する傾向となる
ので、この揺動選別棚6上に落下した被選別物の層厚を
拡散螺旋8の回動によって、左側の厚い層は右送り螺旋
8aにより右側の厚い層は左送り螺旋8bにより各々中
央側へ移行させ、揺動選別棚6の全幅に亘って層厚を均
一に拡散することにより、常に選別層厚の均一性を確保
して穀粒の選別性能を向上させることができる。
穀稈は脱穀室1で扱胴11により脱穀され、処理胴室3
で処理胴12により処理されると共に、脱穀受網15か
ら漏下する漏下物と排稈口2から排出される排出物と
は、扱胴11の回転方向とその周速によって脱穀室1の
扱ぎ口1a側つまり右側に集積されて揺動選別棚6上へ
落下する傾向となり、処理受網16から漏下する漏下物
と藁屑排出口4から排出される排出物とは、処理胴室3
側つまり右側から揺動選別棚6上へ落下する傾向となる
ので、この揺動選別棚6上に落下した被選別物の層厚を
拡散螺旋8の回動によって、左側の厚い層は右送り螺旋
8aにより右側の厚い層は左送り螺旋8bにより各々中
央側へ移行させ、揺動選別棚6の全幅に亘って層厚を均
一に拡散することにより、常に選別層厚の均一性を確保
して穀粒の選別性能を向上させることができる。
【0015】また、該脱穀室1の右部壁板33の上部側
に沿って前後方向に平行してパイプ状の縦補強フレーム
34を設け、この縦補強フレーム34の前端部に固着し
た前部支持アーム34aによって右部壁板33と前部壁
板35とを一体的に結合すると共に、その中間部に固着
した後部支持アーム34bによって右部壁板33と該処
理胴室3の後部壁板36とを一体的に結合させ、更にそ
の後方側において、脱穀室1の後部脱穀壁板37の扱ぎ
口1a側下部位置から延出したパイプ状の横補強フレー
ム38とを直交させて結合する。
に沿って前後方向に平行してパイプ状の縦補強フレーム
34を設け、この縦補強フレーム34の前端部に固着し
た前部支持アーム34aによって右部壁板33と前部壁
板35とを一体的に結合すると共に、その中間部に固着
した後部支持アーム34bによって右部壁板33と該処
理胴室3の後部壁板36とを一体的に結合させ、更にそ
の後方側において、脱穀室1の後部脱穀壁板37の扱ぎ
口1a側下部位置から延出したパイプ状の横補強フレー
ム38とを直交させて結合する。
【0016】この横補強フレーム38の結合位置から外
方側に向けて、機体外側から少し距離をおいて鉛直状に
設けた穀粒を機外の容器へ搬出するオーガ揚穀筒39支
持用のオーガ支持フレーム40を延設し、オーガ揚穀筒
39の位置から後方側へ向けて、オーガ支持フレーム4
0と直交させて排稈を裁断処理するカッタ装置41支持
用のカッタ支持フレーム42を延設する。該縦補強フレ
ーム34を、横補強フレーム38との結合位置から更に
後方側へ延出しその終端部をL字状に折曲してカッタ支
持フレーム42の適宜位置に結合させ、この結合位置ま
で右部壁板33を、オーガ支持フレーム40及びカッタ
支持フレーム42の内側に沿わせて屈曲延長して挟持結
合させる。
方側に向けて、機体外側から少し距離をおいて鉛直状に
設けた穀粒を機外の容器へ搬出するオーガ揚穀筒39支
持用のオーガ支持フレーム40を延設し、オーガ揚穀筒
39の位置から後方側へ向けて、オーガ支持フレーム4
0と直交させて排稈を裁断処理するカッタ装置41支持
用のカッタ支持フレーム42を延設する。該縦補強フレ
ーム34を、横補強フレーム38との結合位置から更に
後方側へ延出しその終端部をL字状に折曲してカッタ支
持フレーム42の適宜位置に結合させ、この結合位置ま
で右部壁板33を、オーガ支持フレーム40及びカッタ
支持フレーム42の内側に沿わせて屈曲延長して挟持結
合させる。
【0017】このように、右部壁板33、前部壁板3
5、縦補強フレーム34、横補強フレーム38、オーガ
支持フレーム40、カッタ支持フレーム42等を一体的
に結合させる構成とすることにより、総合的に脱穀装置
9の枠組み強度の剛性を増大させることができる。特
に、カッタ装置41の整備点検時等においてカッタ装置
41を後方側に開放した際に、カッタ支持フレーム42
がその重みにより変形して下方側へ撓む現象を軽減でき
ると共に、扱胴カバー43を開閉するカバーヒンジ43
aを、縦補強フレーム34の適宜位置に複数箇所設ける
ことにより、扱胴カバー43開閉時における右部壁板3
3の撓みを最小限度に抑えることができる。
5、縦補強フレーム34、横補強フレーム38、オーガ
支持フレーム40、カッタ支持フレーム42等を一体的
に結合させる構成とすることにより、総合的に脱穀装置
9の枠組み強度の剛性を増大させることができる。特
に、カッタ装置41の整備点検時等においてカッタ装置
41を後方側に開放した際に、カッタ支持フレーム42
がその重みにより変形して下方側へ撓む現象を軽減でき
ると共に、扱胴カバー43を開閉するカバーヒンジ43
aを、縦補強フレーム34の適宜位置に複数箇所設ける
ことにより、扱胴カバー43開閉時における右部壁板3
3の撓みを最小限度に抑えることができる。
【0018】また、脱穀済みの排稈を該カッタ装置41
へ搬送する排稈搬送装置44の株元送りチエン44aと
穂先送りチエン44bとを、一定の間隔を保持して平行
に配置し、その始端側を該脱穀室1の後部脱穀壁板37
の後方でフィードチエン13からの排稈を引継ぎ可能な
位置に設定し、この位置から一定の角度で前記排塵室7
及び吸引排塵機5の上方側を横切りその終端部を、カッ
タ装置41へ排稈を送り込み可能な位置に臨ませて斜設
構成する。
へ搬送する排稈搬送装置44の株元送りチエン44aと
穂先送りチエン44bとを、一定の間隔を保持して平行
に配置し、その始端側を該脱穀室1の後部脱穀壁板37
の後方でフィードチエン13からの排稈を引継ぎ可能な
位置に設定し、この位置から一定の角度で前記排塵室7
及び吸引排塵機5の上方側を横切りその終端部を、カッ
タ装置41へ排稈を送り込み可能な位置に臨ませて斜設
構成する。
【0019】前記扱胴11を軸承する扱胴軸45を該後
部脱穀壁板37から突出させ、この突出部へ軸着した排
稈駆動プーリ46から駆動ベルト47により排稈従動プ
ーリ48へ動力を伝達し、この伝達により、図4に示す
如く、排稈従動プーリ48に軸止した従動軸49から傘
歯車50を介して、株元送りチエン44aの始端側チエ
ン駆動スプロケット51を駆動する駆動スプロケット軸
52へ動力を伝達すると共に、この駆動スプロケット軸
52のチエン駆動スプロケット51と傘歯車50との間
に軸止された小径の駆動歯車53と大径の従動歯車54
とを噛合させ、この従動歯車54側から穂先送りチエン
44bの始端側チエン駆動スプロケット55へ変速伝動
可能に変速装置56(例えばリングコーン形態の変速
機)によつて連動連結し、これらの変速連動機構を伝動
ケース57に内装して作動可能に構成する。
部脱穀壁板37から突出させ、この突出部へ軸着した排
稈駆動プーリ46から駆動ベルト47により排稈従動プ
ーリ48へ動力を伝達し、この伝達により、図4に示す
如く、排稈従動プーリ48に軸止した従動軸49から傘
歯車50を介して、株元送りチエン44aの始端側チエ
ン駆動スプロケット51を駆動する駆動スプロケット軸
52へ動力を伝達すると共に、この駆動スプロケット軸
52のチエン駆動スプロケット51と傘歯車50との間
に軸止された小径の駆動歯車53と大径の従動歯車54
とを噛合させ、この従動歯車54側から穂先送りチエン
44bの始端側チエン駆動スプロケット55へ変速伝動
可能に変速装置56(例えばリングコーン形態の変速
機)によつて連動連結し、これらの変速連動機構を伝動
ケース57に内装して作動可能に構成する。
【0020】脱穀済みの排稈は、株元側を株元送りチエ
ン44aで穂先側を穂先送りチエン44bで各々挟持し
てカッタ装置41へ搬送されるが、この排稈搬送時に該
脱穀室1内における穀稈の脱穀時に株元側に対して穂先
側の搬送能力が弱く遅れぎみとなるため、この穂先側を
搬送する穂先送りチエン44bの搬送速度を株元送りチ
エン44aに対してアップしているのが一般的である。
ン44aで穂先側を穂先送りチエン44bで各々挟持し
てカッタ装置41へ搬送されるが、この排稈搬送時に該
脱穀室1内における穀稈の脱穀時に株元側に対して穂先
側の搬送能力が弱く遅れぎみとなるため、この穂先側を
搬送する穂先送りチエン44bの搬送速度を株元送りチ
エン44aに対してアップしているのが一般的である。
【0021】しかし、コンバイン作業時等において刈取
穀稈が倒伏しているときには、刈り取り穀稈の搬送姿勢
を矯正するために、車速に対して刈取回転速度をアップ
させる刈取シンクロ装置等による刈取倒伏モードで対応
させるようにしているが、稈長が長いものや稈質が軟弱
なもの等では、該脱穀室1に供給される穀稈の穂先側の
遅れが充分矯正されないことに加えて、更に脱穀室1内
においても穂先側の遅れが助長されることとなり、通常
の穂先送りチエン44bの搬送速度のアップ程度では、
カッタ装置41へ送り込む排稈の穂先側の遅れによって
正常な裁断ができないという不具合がある。
穀稈が倒伏しているときには、刈り取り穀稈の搬送姿勢
を矯正するために、車速に対して刈取回転速度をアップ
させる刈取シンクロ装置等による刈取倒伏モードで対応
させるようにしているが、稈長が長いものや稈質が軟弱
なもの等では、該脱穀室1に供給される穀稈の穂先側の
遅れが充分矯正されないことに加えて、更に脱穀室1内
においても穂先側の遅れが助長されることとなり、通常
の穂先送りチエン44bの搬送速度のアップ程度では、
カッタ装置41へ送り込む排稈の穂先側の遅れによって
正常な裁断ができないという不具合がある。
【0022】これらの不具合を改善するために、図5に
示す如く、該刈取シンクロ装置等が刈取標準モードから
刈取倒伏モードに切り替えられたときは、この切り替え
の検出によって、前記変速装置56を適宜の制御手段に
より自動的に変速させて穂先送りチエン44bを増速連
動させることにより、穂先側の遅れを矯正してカッタ装
置41における排稈の裁断性能の向上を図り、正常で且
つ円滑な排稈裁断作業を行わせることができる。
示す如く、該刈取シンクロ装置等が刈取標準モードから
刈取倒伏モードに切り替えられたときは、この切り替え
の検出によって、前記変速装置56を適宜の制御手段に
より自動的に変速させて穂先送りチエン44bを増速連
動させることにより、穂先側の遅れを矯正してカッタ装
置41における排稈の裁断性能の向上を図り、正常で且
つ円滑な排稈裁断作業を行わせることができる。
【0023】また、上記と異なる例として、該穂先送り
チエン44bとその下部側からバネ等により押圧してい
る穂先挟持杆58とにより、排稈の穂先側を挟持搬送さ
せる構成のものにおいて、通常状態における穂先側の遅
れに対しては、前記の如く穂先送りチエン44bを株元
チエン44aより増速させることにより、穂先挟持杆5
8の位置を、図6に示す如く、穂先送りチエン44bの
終端部より適宜手前の位置までに止めて遅れを矯正でき
るようにしているが、図7に示す如く、刈取穀稈の倒伏
により刈取シンクロ装置等が刈取標準モードから刈取倒
伏モードに切り替えられたときは、この切り替えの検出
によって穂先挟持杆58に挿脱可能に設けた補助挟持杆
58aを、穂先送りチエン44bに対してワイヤ58b
駆動等による適宜の制御手段により順次終端部まで自動
的にスライド延長させることによって、刈取穀稈が倒伏
しているときに前記の如き高価な変速装置56等を用い
ずとも、穂先挟持杆58を延長させる簡単な制御によ
り、穂先側の遅れを矯正してカッタ装置41における排
稈の裁断性能の向上を図り、正常で且つ円滑な排稈裁断
作業を行わせることができる。
チエン44bとその下部側からバネ等により押圧してい
る穂先挟持杆58とにより、排稈の穂先側を挟持搬送さ
せる構成のものにおいて、通常状態における穂先側の遅
れに対しては、前記の如く穂先送りチエン44bを株元
チエン44aより増速させることにより、穂先挟持杆5
8の位置を、図6に示す如く、穂先送りチエン44bの
終端部より適宜手前の位置までに止めて遅れを矯正でき
るようにしているが、図7に示す如く、刈取穀稈の倒伏
により刈取シンクロ装置等が刈取標準モードから刈取倒
伏モードに切り替えられたときは、この切り替えの検出
によって穂先挟持杆58に挿脱可能に設けた補助挟持杆
58aを、穂先送りチエン44bに対してワイヤ58b
駆動等による適宜の制御手段により順次終端部まで自動
的にスライド延長させることによって、刈取穀稈が倒伏
しているときに前記の如き高価な変速装置56等を用い
ずとも、穂先挟持杆58を延長させる簡単な制御によ
り、穂先側の遅れを矯正してカッタ装置41における排
稈の裁断性能の向上を図り、正常で且つ円滑な排稈裁断
作業を行わせることができる。
【図1】脱穀装置の全体の断面を示す平面図。
【図2】脱穀装置の全体の断面を示す側面図。
【図3】脱穀装置の全体を示す正面図。
【図4】排稈搬送装置の伝動ケースの連動機構を示す平
断面図。
断面図。
【図5】排稈搬送装置の変速と刈取シンクロモードとの
連動関係を示す線図。
連動関係を示す線図。
【図6】排稈搬送装置の穂先送りチエン関係を示す作用
図。
図。
【図7】排稈搬送装置の変速と刈取シンクロモードとの
連動関係を示す線図。
連動関係を示す線図。
1. 脱穀室 2. 排稈口 3. 処理胴室 4. 藁屑排出口 5. 吸引排塵機 6. 揺動選別棚 7. 排塵室 8. 拡散螺旋
Claims (1)
- 【請求項1】 前部には脱穀室1の排稈口2と処理胴室
3の藁屑排出口4とを臨ませ、後部には吸引排塵機5を
臨ませ、且つ下側にはこれら脱穀室1及び処理胴室3か
ら漏下及至排出される脱穀物を受けて該吸引排塵機5側
へ揺動移送しながら穀粒選別する揺動選別棚6を設けた
排塵室7に、脱穀物を左右両側から中央側へ移行させて
揺動選別棚6幅に拡散する拡散螺旋8を設けてなるコン
バインの脱穀装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7771994A JPH07284323A (ja) | 1994-04-18 | 1994-04-18 | コンバインの脱穀装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7771994A JPH07284323A (ja) | 1994-04-18 | 1994-04-18 | コンバインの脱穀装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07284323A true JPH07284323A (ja) | 1995-10-31 |
Family
ID=13641703
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7771994A Pending JPH07284323A (ja) | 1994-04-18 | 1994-04-18 | コンバインの脱穀装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH07284323A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008307060A (ja) * | 2008-08-29 | 2008-12-25 | Iseki & Co Ltd | 脱穀装置 |
-
1994
- 1994-04-18 JP JP7771994A patent/JPH07284323A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008307060A (ja) * | 2008-08-29 | 2008-12-25 | Iseki & Co Ltd | 脱穀装置 |
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