JPH0728429B2 - 再生装置 - Google Patents

再生装置

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JPH0728429B2
JPH0728429B2 JP63298680A JP29868088A JPH0728429B2 JP H0728429 B2 JPH0728429 B2 JP H0728429B2 JP 63298680 A JP63298680 A JP 63298680A JP 29868088 A JP29868088 A JP 29868088A JP H0728429 B2 JPH0728429 B2 JP H0728429B2
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景一 石田
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、ディジタルVTRに於ける再生アドレスの修正
回路を備えた再生装置に関するものである。
従来の技術 従来のディジタルVTRに於ける再生装置について、ディ
ジタルVTRの例としてD2規格を取り上げて説明する。
第2図は、D2規格のディジタルVTRにおけるアドレスの
フォーマットを示す。同図で、201は1つのシンクブロ
ックを、202はシンクブロック201の先頭を示す2バイト
のシンクパターンを、203はシンクブロック201に記録さ
れたデータのアドレスを示す2バイトのIDコードを、20
3はシンクブロック201に記録されたデータを示す。ま
た、205〜209はIDコード203の1ビット毎の内容を示
し、205は1セグメント内の各ブロックの番号を表す8
ビットのブロックナンバーを、206はデータがビデオデ
ータかオーディオデータかを表す1ビットのオーディオ
ビットを、207はシンクブロックの記録されているトラ
ックを表す1ビットのトラックナンバーを、208はデー
タのセグメントを表す2ビットのセグメントナンバー
を、209はデータのフィールド位相を表す3ビットのフ
ィールドナンバーを示す。
ディジタルVTRでは同図に示したようなシンクブロック
と呼ばれる一定数のデータの集合を構成し、これを単位
として記録再生を行う。このとき各シンクブロック201
に記録されたデータを区別するために、1つ1つのシン
クブロックに上記のIDコード203を付加する。このIDコ
ード203には再生時に各データのビデオアドレス(即
ち、フィールド位相、ライン数、画素数)を再構成でき
るように上述のブロックナンバー205、オーディオビッ
ト206、トラックナンバー207、セグメントナンバー20
8、フィールドナンバー209が記録されている。
即ちNTSC方式のD2VTRの場合、フィールドナンバーは色
副搬送波の位相に基づいて0から3までの4つの値を取
る。また、1フィールドの画像データは交互に2チャン
ネルに分割し、その一方にトラックナンバー0を、もう
一方にトラックナンバー1をつけ、さらに各チャンネル
毎に3つの集合に分割し、各々に0から2のセグメント
ナンバーをつける。
上述のようなフォーマットの場合の再生装置の例を第3
図に示す。同図で301はテープより信号を再生し、信号3
51を出力する再生ヘッド、302は再生信号からクロック
を再生し、シリアルのディジタル信号352を出力するヘ
ッドアンプ、303はシリアルディジタル再生信号352から
シンクパターン202を検出し、シリアルパラレル変換を
行う同期回路、304はデータ204及びIDコード203の誤り
訂正符号の復号を行う誤り訂正回路、305は誤り訂正さ
れたデータをIDコード203の示すアドレス205〜209にし
たがって書き込みアドレスを求め、画面の再構成を行う
セグメントメモリ、306は再生信号のフィールド位相を
表すIDコード203の中のフィールドナンバー209を取り出
すレジスタ(図中Dと略記)を示す。
再生信号処理は以下のように行われる。テープから再生
された信号351はヘッドアンプ302によって復調され、ビ
ットクロックが再生される。再生されたビットクロック
に同期して、シリアルのディジタル再生信号352が同期
回路303に送られる。同期回路303では、シリアルディジ
タル再生信号352からシンクパターン202を検出すること
によって、シンクブロックの先頭の位置が分かる。これ
にしたがって、シリアル再生データはシリアル・パラレ
ル変換され、8ビットパラレルの再生信号353になって
出力される。誤り訂正回路304では誤り訂正符号の復号
を行うことにより、データ及びIDコードにノイズやドロ
ップアウトにより発生した誤りの訂正を行う。誤り訂正
された再生信号354はIDコード203に示されたアドレスに
したがって、セグメントメモリ305に書き込まれる。こ
のようにして、セグメントメモリ305に書き込まれたデ
ータは、順番を変えて読み出された後、アウターコード
の復号・誤り修正などの処理を経て、再生ビデオ信号と
なる(図では省略)。このとき、誤り訂正された再生信
号354のなかから、各フィールド毎に、フィールドナン
バーを取り出し、レジスタ306に記憶する。このレジス
タ306に記憶されたフィールドナンバー355は現在再生さ
れているデータのフィールド位相を示すものである。こ
のフィールド位相に基づいて、クロマ反転などの再生ビ
デオ信号の色位相の処理を行う。
発明が解決しようとする課題 上述のような構成のディジタルVTRでリファレンス入力
信号と再生ビデオ信号の色位相を合わせるためには、現
在再生している信号のフィールド位相を検出する必要が
ある。このフィールド位相の検出は、上述のようにIDコ
ード203から得られるフィールドナンバー209を見ること
によって行われる。しかしながら、再生信号には、テー
プヘッド系のノイズやドロップアウトに起因する誤りが
含まれているので、再生信号354に含まれるフィールド
ナンバーは、誤り訂正の後でも1つづつを見ると誤って
いる可能性がある。従って、フィールドナンバー355は
誤っている可能性があり、誤ったフィールドナンバー35
5に基づいて再生ビデオ信号の色位相処理を行うと再生
されたビデオ信号の色位相が誤り、再生画像の色が異常
になるという問題点を有していた。
本発明は、かかる点に鑑み、誤りを含む再生フィールド
ナンバーを基にして、正しいフィールドナンバーを推定
することにより、再生ビデオ信号の色位相処理を正しく
行うことのできる再生装置を提供することを目的とす
る。
課題を解決するための手段 本発明は、あらかじめ定められた一定期間同一の値をと
るアドレスが、あらかじめ定められた一定期間内の複数
のシンクブロックに繰り返し記録されているテープか
ら、データを再生する再生装置において、テープから前
記シンクブロック毎に再生されたアドレス信号をデコー
ドするデコーダと、アドレス信号のとりうる各値のあら
かじめ定められた一定期間内の出現回数を数え、出現回
数があらかじめ定めた値まで達したときキャリー信号を
出力する複数のカウンタと、キャリー信号からあらかじ
め定めた値に達したカウンタに対応するアドレスの値を
求めるエンコーダを有し、シンクブロック毎の各再生値
のあらかじめ定められた一定期間内の発生頻度を求める
ことによって、あらかじめ定められた一定期間に対する
アドレス値を求めることを特徴とする再生装置である。
作用 本発明は上記の構成により、フィールドナンバーのよう
にあらかじめ定められた一定期間(フィールドナンバー
の場合は最大1フィールド期間)変化しないアドレス情
報が繰り返し記録されたテープから、シンクブロック毎
にアドレス信号を再生し、再生したアドレス信号をデコ
ーダによってデコードし、アドレスがとりうる値毎に設
けた複数のカウンタによって、デコード値毎にあらかじ
め定められた一定期間内の出現回数を数え、これがあら
かじめ定めた値に達したとき、そのカウンタに対応する
アドレス値をエンコーダによって求めることにより、あ
らかじめ定められた一定期間内に再生されたアドレス値
の中の大多数を占める正しいアドレス値を求めることが
できる。
実施例 第1図は本発明の実施例における再生装置のブロック図
である。
同図において、101は再生ヘッド、102は再生ヘッド101
からの再生信号151からクロックを再生し、シリアルの
ディジタル信号152を出力するヘッドアンプ、103は再生
シリアル信号からシンクパターン202を検出し、シリア
ルパラレル変換を行う同期回路、104はデータ及びIDコ
ード203の誤り訂正符号の復号を行う誤り訂正回路、105
は誤り訂正されたデータ154をその中に含まれる誤り訂
正されたIDコード203の示すアドレスにしたがって書き
込み、画面の再構成を行うセグメントメモリ、106は誤
り訂正された再生信号の中から再生フィールド位相を示
すフィールドナンバーを取り出し、取り出したフィール
ドナンバーをデコードして、NTSC方式の場合、0から3
のフィールドナンバーに対応したカウンタイネーブル信
号155〜158を出力するデコーダ、107〜110はデコーダ10
6からカウンタイネーブル信号155〜158が送られる度に
カウントアップすることにより、0から3のフィールド
ナンバーがそれぞれいくつ再生されたかをカウントし、
各々が予め定められた数に達したとき、キャリー信号16
0〜163を出力するカウンタ、111はカウンタ107〜110か
ら送られるキャリー信号160〜163に基づき、0から3の
どのフィールドナンバーが最も速く予め定められた数だ
け再生されたかを出力するエンコーダである。
再生ヘッド101から再生された再生信号151は、従来例と
同様にヘッドアンプ102でビット同期を取って、シリア
ルディジタル再生信号152になる。同期回路103では、従
来例と同様にシンクパターン202の検出を行い、パラレ
ル再生信号153を出力する。さらに誤り訂正回路104で
は、誤り訂正符号の復号を行い、誤り訂正された再生信
号154が得られる。この誤り訂正された再生信号154はそ
の中に含まれるIDコード203の示すアドレスにしたがっ
てセグメントメモリ105に書き込まれる。
このとき誤り訂正された再生信号154の中からフィール
ドナンバーを取り出し、これをデコードする。即ち、フ
ィールドナンバーが0の時はカウンタイネーブル信号15
5が、フィールドナンバーが1の時はカウンタイネーブ
ル信号156が、フィールードナンバーが2の時はカウン
タイネーブル信号157が、フィールドナンバーが3の時
はカウンタイネーブル信号158が、出力される。カウン
タ107〜110では1フィールドの最初に入力されるリセッ
ト信号159によって0にリセットされた後、カウンタイ
ネーブル信号155〜158が入力される毎に1つずつカウン
トアップしていき、カウント値が予め定められたある一
定値に達したとき、それぞれキャリー信号160〜163を出
力する。即ち、各カウンタ107〜110は誤り訂正された再
生信号154の中から取り出したフィールドナンバーのと
る0から3の値について1シンクブロック毎に再生され
る頻度を数え、それが一定数に達したことを検出してい
る。キャリー信号160〜163はエンコーダ111に送られ、
エンコーダ111ではそのフィールドで最初にきたキャリ
ー信号に対応するフィールドナンバーを出力する。即
ち、リセット信号159がカウンタ107〜110をリセットし
てから最初に入力されるキャリーが160であればフィー
ルドナンバー0を、キャリー信号161であればフィール
ドナンバー1を、キャリー信号162であればフィールド
ナンバー2をキャリー信号163であればキャリー信号3
をそれぞれ出力する。
以上より、カウンタ107〜110のキャリーを出力する設定
値を適切な値に取れば、誤り訂正された再生データ154
の中のフィールドナンバーが全て正しくなくても、エン
コーダ111の出力するフィールドナンバー164は、数多く
再生されたフィールドナンバーの値となるので、フィー
ルドナンバー164が誤る確率はほとんどないといえる。
発明の効果 以上、説明したように、本発明によれば、誤りを含む再
生アドレスから、正しいアドレスを推定することがで
き、安定した再生ビデオ信号処理を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の従来例における再生装置の構成を示す
ブロック図、第2図はディジタルVTRのフォーマットの
一例を示すフォーマット図、第3図は従来の再生装置の
構成を示すブロック図である。 106……デコーダ、107〜110……カウンタ、111……エン
コーダ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H04N 9/808 7734−5C H04N 5/92 H

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】あらかじめ定められた一定期間同一の値を
    とるアドレスが、前記あらかじめ定められた一定期間内
    の複数のシンクブロックに繰り返し記録されているテー
    プから、データを再生する再生装置において、 前記テープから前記シンクブロック毎に再生されたアド
    レス信号をデコードするデコーダと、 前記アドレス信号のとり得る各値の前記あらかじめ定め
    られた一定期間内の出現回数を数え、前記出現回数があ
    らかじめ定めた値まで達したときキャリー信号を出力す
    る複数のカウンタと、 前記キャリー信号から前記あらかじめ定めた値に達した
    前記カウンタに対応するアドレスの値を求めるエンコー
    ダとを有し、 前記シンクブロック毎の各再生値の前記あらかじめ定め
    られた一定期間内の発生頻度を求めることによって、前
    記あらかじめ定められた一定期間に対するアドレス値を
    求めることを特徴とする再生装置。
JP63298680A 1988-11-25 1988-11-25 再生装置 Expired - Lifetime JPH0728429B2 (ja)

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JPH02143977A JPH02143977A (ja) 1990-06-01
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