JPH07284298A - ステッピングモータの駆動方法 - Google Patents
ステッピングモータの駆動方法Info
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- JPH07284298A JPH07284298A JP6834194A JP6834194A JPH07284298A JP H07284298 A JPH07284298 A JP H07284298A JP 6834194 A JP6834194 A JP 6834194A JP 6834194 A JP6834194 A JP 6834194A JP H07284298 A JPH07284298 A JP H07284298A
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- Japan
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- stepping motor
- driving
- drive signal
- damping force
- drive
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 ステッピングモータの駆動ステップをさらに
細分化することにより駆動時における振動の発生を抑制
することができるステッピングモータの駆動方法の提
供。 【構成】 ステッピングモータ3をステップ駆動する各
ステップごとの駆動信号を時間軸方向に複数に分割し、
駆動信号発生回路12cから出力された各分割ステップ
ごとの駆動信号をPWM制御回路12dでPWM制御す
ることにより、各分割ステップにおける駆動信号のオン
デューティ比を段階的に増加もしくは減少させた状態で
ステッピングモータ駆動回路12eに供給する。
細分化することにより駆動時における振動の発生を抑制
することができるステッピングモータの駆動方法の提
供。 【構成】 ステッピングモータ3をステップ駆動する各
ステップごとの駆動信号を時間軸方向に複数に分割し、
駆動信号発生回路12cから出力された各分割ステップ
ごとの駆動信号をPWM制御回路12dでPWM制御す
ることにより、各分割ステップにおける駆動信号のオン
デューティ比を段階的に増加もしくは減少させた状態で
ステッピングモータ駆動回路12eに供給する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ステッピングモータの
駆動方法に関し、特に、駆動時における振動抑制技術に
関する。
駆動方法に関し、特に、駆動時における振動抑制技術に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来、ステッピングモータの駆動方法と
しては、例えば、特開平4−58790号公報に記載さ
れているような「ステッピングモータ駆動装置」があ
る。
しては、例えば、特開平4−58790号公報に記載さ
れているような「ステッピングモータ駆動装置」があ
る。
【0003】この「ステッピングモータ駆動装置」にお
いては、ステッピングモータをステップ駆動するステッ
プ駆動信号波形の切り換え時において、PWM(パルス
・ワイズ・モジュレーション)制御により駆動信号のオ
ンデューティ(ON Duty) 比を徐々に変化させることによ
り、急激なステップ回転移動によるセトリングを抑制
し、これにより、ステップ駆動の際の振動音を低減でき
るようにしたステッピングモータの駆動方法が採用され
ている。
いては、ステッピングモータをステップ駆動するステッ
プ駆動信号波形の切り換え時において、PWM(パルス
・ワイズ・モジュレーション)制御により駆動信号のオ
ンデューティ(ON Duty) 比を徐々に変化させることによ
り、急激なステップ回転移動によるセトリングを抑制
し、これにより、ステップ駆動の際の振動音を低減でき
るようにしたステッピングモータの駆動方法が採用され
ている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
従来例のステッピングモータの駆動方法においては、以
下に述べるような問題点があった。
従来例のステッピングモータの駆動方法においては、以
下に述べるような問題点があった。
【0005】即ち、従来方法では、各駆動ステップの立
ち上がり部分のみを滑らかに行なうもので、ステップ駆
動信号に沿って大きくステップ駆動する点では従来と同
様であり、従って、ステップ駆動の際に発生する振動を
完全に解消することはできない。
ち上がり部分のみを滑らかに行なうもので、ステップ駆
動信号に沿って大きくステップ駆動する点では従来と同
様であり、従って、ステップ駆動の際に発生する振動を
完全に解消することはできない。
【0006】なお、図6の(イ) は、従来の駆動方法に基
づいて、減衰力特性可変型ショックアブソーバにおける
減衰力特性可変手段を駆動する駆動用ステッピングモー
タを駆動させた場合の減衰力波形を示すもので、この図
に示すように、減衰力波形に乱れが生じている。これは
減衰力特性の切り換えが間欠的に行なわれることから生
じるものあり、従って、ステッピングモータにおける各
駆動ステップの幅が大きくなるにつれて減衰力波形の乱
れも大きくなる。
づいて、減衰力特性可変型ショックアブソーバにおける
減衰力特性可変手段を駆動する駆動用ステッピングモー
タを駆動させた場合の減衰力波形を示すもので、この図
に示すように、減衰力波形に乱れが生じている。これは
減衰力特性の切り換えが間欠的に行なわれることから生
じるものあり、従って、ステッピングモータにおける各
駆動ステップの幅が大きくなるにつれて減衰力波形の乱
れも大きくなる。
【0007】本発明は、上述のような従来の問題点に着
目してなされたもので、ステッピングモータの駆動ステ
ップをさらに細分化することにより駆動時における振動
の発生を抑制することができるステッピングモータの駆
動方法を提供することを目的とする。
目してなされたもので、ステッピングモータの駆動ステ
ップをさらに細分化することにより駆動時における振動
の発生を抑制することができるステッピングモータの駆
動方法を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明請求項1記載のステッピングモータの駆動方法
は、ステッピングモータをステップ駆動する各ステップ
ごとの駆動信号を時間軸方向に複数に分割し、各分割ス
テップごとの駆動信号をPWM制御することにより、各
分割ステップにおける駆動信号のオンデューティ比(駆
動信号がオンとなる時間比)を段階的に増加もしくは減
少させた状態でステッピングモータ駆動回路に供給する
ようにした。
に本発明請求項1記載のステッピングモータの駆動方法
は、ステッピングモータをステップ駆動する各ステップ
ごとの駆動信号を時間軸方向に複数に分割し、各分割ス
テップごとの駆動信号をPWM制御することにより、各
分割ステップにおける駆動信号のオンデューティ比(駆
動信号がオンとなる時間比)を段階的に増加もしくは減
少させた状態でステッピングモータ駆動回路に供給する
ようにした。
【0009】また、請求項2記載のステッピングモータ
の駆動方法では、減衰力特性可変型ショックアブソーバ
における減衰力特性可変手段を駆動する駆動用ステッピ
ングモータに請求項1記載のステッピングモータの駆動
方法を適用したものである。
の駆動方法では、減衰力特性可変型ショックアブソーバ
における減衰力特性可変手段を駆動する駆動用ステッピ
ングモータに請求項1記載のステッピングモータの駆動
方法を適用したものである。
【0010】
【作用】この発明請求項1記載のステッピングモータの
駆動方法では、上述のように、ステッピングモータをス
テップ駆動する各ステップごとの駆動信号を時間軸方向
に複数に分割し、各分割ステップごとの駆動信号をPW
M制御することにより、各分割ステップにおける駆動信
号のオンデューティ比を段階的に増加もしくは減少させ
た状態でステッピングモータ駆動回路に供給することに
より、各駆動ステップがさらに複数段階に分割細分化さ
れるもので、これにより、ステッピングモータ駆動時に
おける振動の発生が抑制される。
駆動方法では、上述のように、ステッピングモータをス
テップ駆動する各ステップごとの駆動信号を時間軸方向
に複数に分割し、各分割ステップごとの駆動信号をPW
M制御することにより、各分割ステップにおける駆動信
号のオンデューティ比を段階的に増加もしくは減少させ
た状態でステッピングモータ駆動回路に供給することに
より、各駆動ステップがさらに複数段階に分割細分化さ
れるもので、これにより、ステッピングモータ駆動時に
おける振動の発生が抑制される。
【0011】また、請求項2記載のステッピングモータ
の駆動方法では、減衰力特性可変型ショックアブソーバ
における減衰力特性可変手段を駆動する駆動用ステッピ
ングモータに前記請求項1記載のステッピングモータの
駆動方法を適用することによって、各ステッピングモー
タの振動によって車内に伝達される異音のレベルを低減
させることができると共に、減衰力特性の切り換えがよ
り細分化されたステップで行なわれるため、減衰力波形
の乱れをなくすことができる。
の駆動方法では、減衰力特性可変型ショックアブソーバ
における減衰力特性可変手段を駆動する駆動用ステッピ
ングモータに前記請求項1記載のステッピングモータの
駆動方法を適用することによって、各ステッピングモー
タの振動によって車内に伝達される異音のレベルを低減
させることができると共に、減衰力特性の切り換えがよ
り細分化されたステップで行なわれるため、減衰力波形
の乱れをなくすことができる。
【0012】
【実施例】図1は、本発明のステッピングモータの駆動
方法を、車両の減衰力特性可変型ショックアブソーバS
Aにおける減衰力特性可変手段を駆動する駆動用ステッ
ピングモータ3に適用した場合を示すシステムブロック
図である。
方法を、車両の減衰力特性可変型ショックアブソーバS
Aにおける減衰力特性可変手段を駆動する駆動用ステッ
ピングモータ3に適用した場合を示すシステムブロック
図である。
【0013】前記減衰力可変型ショックアブソーバSA
は、図2に示すように、シリンダ1とシリンダ1内を上
部室Aと下部室Bとに画成したピストン2と、シリンダ
1の外周にリザーバ室Cを形成した外筒4と、下部室B
とリザーバ室Cとを画成したベース5と、ピストン2に
連結されたピストンロッド6の摺動をガイドするガイド
部材7と外筒4と車体との間に介装されるサスペンショ
ンスプリング8と、バンパラバー9と、を備え、また、
ピストンロッド6内には請求の範囲の減衰力特性可変手
段を構成するロータリーバルブ10が設けられると共
に、ショックアブソーバSAの上端にはコントロールロ
ッド11を介して前記ロータリーバルブ10をステップ
回転駆動させるステッピングモータ3が取り付けられた
構造となっている。なお、前記ステッピングモータ3と
しては、図3に示すような、ユニポーラ4相駆動による
2−2相励磁方式のものが用いられている。
は、図2に示すように、シリンダ1とシリンダ1内を上
部室Aと下部室Bとに画成したピストン2と、シリンダ
1の外周にリザーバ室Cを形成した外筒4と、下部室B
とリザーバ室Cとを画成したベース5と、ピストン2に
連結されたピストンロッド6の摺動をガイドするガイド
部材7と外筒4と車体との間に介装されるサスペンショ
ンスプリング8と、バンパラバー9と、を備え、また、
ピストンロッド6内には請求の範囲の減衰力特性可変手
段を構成するロータリーバルブ10が設けられると共
に、ショックアブソーバSAの上端にはコントロールロ
ッド11を介して前記ロータリーバルブ10をステップ
回転駆動させるステッピングモータ3が取り付けられた
構造となっている。なお、前記ステッピングモータ3と
しては、図3に示すような、ユニポーラ4相駆動による
2−2相励磁方式のものが用いられている。
【0014】また、図1のシステムブロック図におい
て、12はコントロールユニットであり、このコントロ
ールユニット12には、インタフェース回路12a,演
算回路12b,駆動信号発生回路12c,PWM制御回
路12d,ステッピングモータ駆動回路12eを備えて
いる。
て、12はコントロールユニットであり、このコントロ
ールユニット12には、インタフェース回路12a,演
算回路12b,駆動信号発生回路12c,PWM制御回
路12d,ステッピングモータ駆動回路12eを備えて
いる。
【0015】そして、前記インタフェース回路12aに
は、加速度センサ(Gセンサ)13、舵角センサ14、
および車速センサ15からの各信号が入力され、続く演
算回路12bでは、インタフェース回路12aからの各
信号に基づいて車両における各ショックアブソーバSA
の減衰力特性を最適制御するための制御信号が求められ
る。
は、加速度センサ(Gセンサ)13、舵角センサ14、
および車速センサ15からの各信号が入力され、続く演
算回路12bでは、インタフェース回路12aからの各
信号に基づいて車両における各ショックアブソーバSA
の減衰力特性を最適制御するための制御信号が求められ
る。
【0016】また、前記駆動信号発生回路12cでは、
演算回路12bからそれぞれ入力される各制御信号に基
づいて各ショックアブソーバSAにおけるステッピング
モータ3を目標ステップ位置までステップ駆動させるた
めのステップ駆動信号が出力される。
演算回路12bからそれぞれ入力される各制御信号に基
づいて各ショックアブソーバSAにおけるステッピング
モータ3を目標ステップ位置までステップ駆動させるた
めのステップ駆動信号が出力される。
【0017】また、前記PWM制御回路12dでは、駆
動信号発生回路12cから入力されるステップ駆動信号
に対し、各ステップごとの駆動信号を時間軸方向に4分
割すると共に、各分割ステップごとの駆動信号をPWM
制御することにより、各分割ステップにおける駆動信号
のオンデューティ比を段階的に増加もしくは減少させた
状態で各ステッピングモータ駆動回路12eに供給す
る。
動信号発生回路12cから入力されるステップ駆動信号
に対し、各ステップごとの駆動信号を時間軸方向に4分
割すると共に、各分割ステップごとの駆動信号をPWM
制御することにより、各分割ステップにおける駆動信号
のオンデューティ比を段階的に増加もしくは減少させた
状態で各ステッピングモータ駆動回路12eに供給す
る。
【0018】次に、図4は、ステッピングモータの各相
(A相,A’相,B相,B’相)に対する各分割ステッ
プにおける印加電圧と駆動信号のオンデューティ比を示
すタイムチャートであり、この実施例では各分割ステッ
プのオンデューティ比(%)をそれぞれ0%,38%,71
%,92%, 100%とし、0%と 100%との間で4段階の
切り換えを可能としたもので、A相ではオンデューティ
比(%)を0%から段階的に増加させ、また、B相では
100%から段階的に減少させることにより、各駆動ステ
ップをさらに4段階に分割細分化することができる。
(A相,A’相,B相,B’相)に対する各分割ステッ
プにおける印加電圧と駆動信号のオンデューティ比を示
すタイムチャートであり、この実施例では各分割ステッ
プのオンデューティ比(%)をそれぞれ0%,38%,71
%,92%, 100%とし、0%と 100%との間で4段階の
切り換えを可能としたもので、A相ではオンデューティ
比(%)を0%から段階的に増加させ、また、B相では
100%から段階的に減少させることにより、各駆動ステ
ップをさらに4段階に分割細分化することができる。
【0019】また、図5(イ) の実線は、分割された各駆
動ステップのオンデューティ比(0%,38%,71%,92
%, 100%)を棒グラフ状に表わしたものであり、この
図に示すように、オンデューティ比をサイン波に近似す
るように各ステップを等分割すると共に、A相とB相の
位相を90°ずらすことにより、図5(ロ) の実線で示すよ
うに、印加電流(磁力)のつり合いでステッピングモー
タ3のロータを1/4刻みで保持させることが可能とな
る。即ち、各駆動ステップの幅を従来の1/4に縮小す
ることができるもので、これにより、ステッピングモー
タ3の駆動時における発生振動を大幅に抑制することが
できる。
動ステップのオンデューティ比(0%,38%,71%,92
%, 100%)を棒グラフ状に表わしたものであり、この
図に示すように、オンデューティ比をサイン波に近似す
るように各ステップを等分割すると共に、A相とB相の
位相を90°ずらすことにより、図5(ロ) の実線で示すよ
うに、印加電流(磁力)のつり合いでステッピングモー
タ3のロータを1/4刻みで保持させることが可能とな
る。即ち、各駆動ステップの幅を従来の1/4に縮小す
ることができるもので、これにより、ステッピングモー
タ3の駆動時における発生振動を大幅に抑制することが
できる。
【0020】次に、図6の(ロ) は、ステッピングモータ
3を以上の実施例の駆動方法に基づいてステップ駆動さ
せた場合の減衰力波形を示すタイムチャートであり、こ
の図に示すように、従来例(図6の(イ) )において発生
していた減衰力波形の乱れがなくなっている。
3を以上の実施例の駆動方法に基づいてステップ駆動さ
せた場合の減衰力波形を示すタイムチャートであり、こ
の図に示すように、従来例(図6の(イ) )において発生
していた減衰力波形の乱れがなくなっている。
【0021】以上説明してきたように、実施例のステッ
ピングモータ3の駆動方法にあっては、以下に列挙する
効果が得られる。
ピングモータ3の駆動方法にあっては、以下に列挙する
効果が得られる。
【0022】 ステッピングモータ3の駆動時におけ
る発生振動を大幅に抑制することができ、これにより、
車内に伝達される異音のレベルを低減させることができ
るようになる。
る発生振動を大幅に抑制することができ、これにより、
車内に伝達される異音のレベルを低減させることができ
るようになる。
【0023】 減衰力特性の切り換えがより細分化さ
れたステップで行なわれるため、減衰力波形の乱れをな
くすことができるようになる。
れたステップで行なわれるため、減衰力波形の乱れをな
くすことができるようになる。
【0024】以上、実施例を図面に基づいて説明してき
たが、具体的な構成はこの実施例に限られるものではな
く、本発明の要旨を逸脱しない範囲の設計変更等があっ
ても本発明に含まれる。
たが、具体的な構成はこの実施例に限られるものではな
く、本発明の要旨を逸脱しない範囲の設計変更等があっ
ても本発明に含まれる。
【0025】例えば、実施例では、ステッピングモータ
3として、ユニポーラ4相駆動による2−2相励磁方式
のものを用いる場合を例にとったが、その種類や駆動方
式等は任意である。
3として、ユニポーラ4相駆動による2−2相励磁方式
のものを用いる場合を例にとったが、その種類や駆動方
式等は任意である。
【0026】また、実施例では、コントロールユニット
12を構成するインタフェース回路12a,演算回路1
2b,駆動信号発生回路12c,PWM制御回路12
d,ステッピングモータ駆動回路12eの順で全ての回
路を直列に配した最も一般的な回路を示したが、図7に
示すように、演算回路12bから、駆動信号発生回路1
2cとPWM制御回路12dに対して並列に信号を出力
すると共に、駆動信号発生回路12cの駆動信号を補正
する形でPWM制御回路12dから駆動信号発生回路1
2cに対して信号を出力するような構成とすることもで
き、また、図8に示すように、演算部121,駆動信号
発生部122,PWM制御部123,データ部124を
ソフト化し、これをMPU内に組み込んだ構成とするこ
ともでき、この場合はシステムコストを大幅に低減する
ことができる。
12を構成するインタフェース回路12a,演算回路1
2b,駆動信号発生回路12c,PWM制御回路12
d,ステッピングモータ駆動回路12eの順で全ての回
路を直列に配した最も一般的な回路を示したが、図7に
示すように、演算回路12bから、駆動信号発生回路1
2cとPWM制御回路12dに対して並列に信号を出力
すると共に、駆動信号発生回路12cの駆動信号を補正
する形でPWM制御回路12dから駆動信号発生回路1
2cに対して信号を出力するような構成とすることもで
き、また、図8に示すように、演算部121,駆動信号
発生部122,PWM制御部123,データ部124を
ソフト化し、これをMPU内に組み込んだ構成とするこ
ともでき、この場合はシステムコストを大幅に低減する
ことができる。
【0027】
【発明の効果】以上説明してきたように、本発明請求項
1記載のステッピングモータの駆動方法にあっては、ス
テッピングモータをステップ駆動する各ステップごとの
駆動信号を時間軸方向に複数に分割し、各分割ステップ
ごとの駆動信号をPWM制御することにより、各分割ス
テップにおける駆動信号のオンデューティ比を段階的に
増加もしくは減少させた状態でステッピングモータ駆動
回路に供給するようにしたことで、各駆動ステップをさ
らに複数段階に分割細分化できるため、ステッピングモ
ータ駆動時における振動の発生を抑制することができる
ようになるという効果が得られる。
1記載のステッピングモータの駆動方法にあっては、ス
テッピングモータをステップ駆動する各ステップごとの
駆動信号を時間軸方向に複数に分割し、各分割ステップ
ごとの駆動信号をPWM制御することにより、各分割ス
テップにおける駆動信号のオンデューティ比を段階的に
増加もしくは減少させた状態でステッピングモータ駆動
回路に供給するようにしたことで、各駆動ステップをさ
らに複数段階に分割細分化できるため、ステッピングモ
ータ駆動時における振動の発生を抑制することができる
ようになるという効果が得られる。
【0028】また、請求項2記載のステッピングモータ
の駆動方法では、減衰力特性可変型ショックアブソーバ
における減衰力特性可変手段を駆動する駆動用ステッピ
ングモータに請求項1記載のステッピングモータの駆動
方法を適用することによって、各ステッピングモータの
振動によって車内に伝達される異音のレベルを低減させ
ることができると共に、減衰力特性の切り換えがより小
さなステップで行なわれるため、減衰力波形の乱れをな
くすことができるようになる。
の駆動方法では、減衰力特性可変型ショックアブソーバ
における減衰力特性可変手段を駆動する駆動用ステッピ
ングモータに請求項1記載のステッピングモータの駆動
方法を適用することによって、各ステッピングモータの
振動によって車内に伝達される異音のレベルを低減させ
ることができると共に、減衰力特性の切り換えがより小
さなステップで行なわれるため、減衰力波形の乱れをな
くすことができるようになる。
【図1】本発明のステッピングモータの駆動方法を、車
両の減衰力特性可変型ショックアブソーバにおける減衰
力特性可変手段を駆動する駆動用ステッピングモータに
適用した実施例を示すシステムブロック図である。
両の減衰力特性可変型ショックアブソーバにおける減衰
力特性可変手段を駆動する駆動用ステッピングモータに
適用した実施例を示すシステムブロック図である。
【図2】本発明実施例に適用した車両の減衰力特性可変
型ショックアブソーバを示す断面図である。
型ショックアブソーバを示す断面図である。
【図3】本発明実施例におけるステッピングモータおよ
びその駆動回路部分の詳細を示す図である。
びその駆動回路部分の詳細を示す図である。
【図4】本発明実施例におけるステッピングモータの各
相に対する各分割ステップにおける印加電圧と駆動信号
のオンデューティ比を示すタイムチャートである。
相に対する各分割ステップにおける印加電圧と駆動信号
のオンデューティ比を示すタイムチャートである。
【図5】実施例における駆動信号およびステッピングモ
ータのステップ駆動状態を示すタイムチャートである。
ータのステップ駆動状態を示すタイムチャートである。
【図6】減衰力特性可変型ショックアブソーバにおける
減衰力特性可変手段を駆動する駆動用ステッピングモー
タを駆動させた場合の減衰力波形を示す図であり、(イ)
は従来例の駆動方法に基づいた場合、(ロ) は実施例の駆
動方法に基づいた場合を示す。
減衰力特性可変手段を駆動する駆動用ステッピングモー
タを駆動させた場合の減衰力波形を示す図であり、(イ)
は従来例の駆動方法に基づいた場合、(ロ) は実施例の駆
動方法に基づいた場合を示す。
【図7】実施例におけるコントロールユニットの他の構
成例を示すシステムブロック図である。
成例を示すシステムブロック図である。
【図8】実施例におけるコントロールユニットの他の構
成例を示すシステムブロック図である。
成例を示すシステムブロック図である。
3 ステッピングモータ 12e ステッピングモータ駆動回路
Claims (2)
- 【請求項1】 ステッピングモータをステップ駆動する
各ステップごとの駆動信号を時間軸方向に複数に分割
し、各分割ステップごとの駆動信号をPWM制御するこ
とにより、各分割ステップにおける駆動信号のオンデュ
ーティ比を段階的に増加もしくは減少させた状態でステ
ッピングモータ駆動回路に供給することを特徴とするス
テッピングモータの駆動方法。 - 【請求項2】 ステッピングモータが減衰力可変型ショ
ックアブソーバにおける減衰力特性可変手段を駆動する
駆動用ステッピングモータである請求項1記載のステッ
ピングモータの駆動方法。
Priority Applications (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6834194A JPH07284298A (ja) | 1994-04-06 | 1994-04-06 | ステッピングモータの駆動方法 |
US08/414,426 US5627443A (en) | 1994-04-06 | 1995-03-31 | Method of driving stepping motor |
EP95105131A EP0676859A1 (en) | 1994-04-06 | 1995-04-05 | Method of driving stepping motor |
KR1019950007924A KR950030463A (ko) | 1994-04-06 | 1995-04-06 | 스테핑 모터 구동 방법 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6834194A JPH07284298A (ja) | 1994-04-06 | 1994-04-06 | ステッピングモータの駆動方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07284298A true JPH07284298A (ja) | 1995-10-27 |
Family
ID=13371046
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6834194A Pending JPH07284298A (ja) | 1994-04-06 | 1994-04-06 | ステッピングモータの駆動方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH07284298A (ja) |
-
1994
- 1994-04-06 JP JP6834194A patent/JPH07284298A/ja active Pending
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