JPH07283907A - 照明光学装置 - Google Patents
照明光学装置Info
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- JPH07283907A JPH07283907A JP6070513A JP7051394A JPH07283907A JP H07283907 A JPH07283907 A JP H07283907A JP 6070513 A JP6070513 A JP 6070513A JP 7051394 A JP7051394 A JP 7051394A JP H07283907 A JPH07283907 A JP H07283907A
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- JP
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- light
- light source
- led
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 ライン状の一様な強度の光を照射する。
【構成】 光源303より出射される光の光軸L1a乃
至L6a、または光軸L1bまたはL6bとトーリック
ミラー102は、その一方の端部102L、他方の端部
102R、中央部、中央部と一方の端部102Lとの中
間部分、または中央部と他方の端部102Rとの中間部
分において、それらの光軸が互いに所定の角度をなして
交わる。トーリックミラー102により反射され、ライ
ン状に集光された光の強度は略一様となる。
至L6a、または光軸L1bまたはL6bとトーリック
ミラー102は、その一方の端部102L、他方の端部
102R、中央部、中央部と一方の端部102Lとの中
間部分、または中央部と他方の端部102Rとの中間部
分において、それらの光軸が互いに所定の角度をなして
交わる。トーリックミラー102により反射され、ライ
ン状に集光された光の強度は略一様となる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、原稿面にライン上の光
を照射し、原稿の画像を入力する画像入力装置に用いて
好適な照明光学装置に関する。
を照射し、原稿の画像を入力する画像入力装置に用いて
好適な照明光学装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図7は、従来の画像入力装置の一例の構
成を示す断面図である。画像入力装置は、照明光を発光
する光源103と、光源103から発光された光を反射
し、集光するトーリックミラー102と、トーリックミ
ラー102により反射された光をさらに反射し、原稿1
01の原稿面に照射させる平板ミラー105と、原稿1
01を保持するホルダ107と、原稿101を透過した
光をさらに反射するミラー106と、ミラー106によ
り反射された光を集光する投影レンズ108と、入射し
た光の強度に対応する電荷を蓄積し、出力するリニアイ
メージセンサ(CCD)109より構成される。
成を示す断面図である。画像入力装置は、照明光を発光
する光源103と、光源103から発光された光を反射
し、集光するトーリックミラー102と、トーリックミ
ラー102により反射された光をさらに反射し、原稿1
01の原稿面に照射させる平板ミラー105と、原稿1
01を保持するホルダ107と、原稿101を透過した
光をさらに反射するミラー106と、ミラー106によ
り反射された光を集光する投影レンズ108と、入射し
た光の強度に対応する電荷を蓄積し、出力するリニアイ
メージセンサ(CCD)109より構成される。
【0003】また、投影レンズ108により集光された
光は、CCD109上に原稿101の所定の1ライン分
の画像を結像するようになされている。
光は、CCD109上に原稿101の所定の1ライン分
の画像を結像するようになされている。
【0004】また、図8に示すように、光源103、ト
ーリックミラー102ならびに平板ミラー105から照
明光学装置が構成される。
ーリックミラー102ならびに平板ミラー105から照
明光学装置が構成される。
【0005】図9は、光源103、トーリックミラー1
02、原稿101、投影レンズ108、およびCCD1
09を直線状に並べた場合のそれらの光学配置、および
光源103より照射される光の光路104を、トーリッ
クミラー102の長手方向から観察した場合の模式図で
ある。
02、原稿101、投影レンズ108、およびCCD1
09を直線状に並べた場合のそれらの光学配置、および
光源103より照射される光の光路104を、トーリッ
クミラー102の長手方向から観察した場合の模式図で
ある。
【0006】図10は、光源103、トーリックミラー
102、原稿101、投影レンズ108、およびCCD
109を直線状に並べた場合のそれらの光学配置、およ
び光源103より照射される光の光路104を、トーリ
ックミラー102の短手方向から観察した場合の模式図
である。
102、原稿101、投影レンズ108、およびCCD
109を直線状に並べた場合のそれらの光学配置、およ
び光源103より照射される光の光路104を、トーリ
ックミラー102の短手方向から観察した場合の模式図
である。
【0007】図9および図10に示したように、光源1
03より放射された光は、トーリックミラー102に入
射し、その曲面R1により原稿面上に、画像入力装置が
読み取る原稿面の読み取り幅に対応する長さを有するラ
イン状に照射され、かつ、その曲面R2により、原稿面
上に光源像が結像するようになされている。光源103
から出射され、トーリックミラー102を介して、原稿
101に至るまでの光路104が、照明光学装置におけ
る光路である。
03より放射された光は、トーリックミラー102に入
射し、その曲面R1により原稿面上に、画像入力装置が
読み取る原稿面の読み取り幅に対応する長さを有するラ
イン状に照射され、かつ、その曲面R2により、原稿面
上に光源像が結像するようになされている。光源103
から出射され、トーリックミラー102を介して、原稿
101に至るまでの光路104が、照明光学装置におけ
る光路である。
【0008】図9および図10に示される照明光学装置
における光路を、トーリックミラー102および平板ミ
ラー105(図7)によって光路変換することにより、
光源103より出射された光の光路を、画像入力装置内
の限られたスペースに収納可能にしている。
における光路を、トーリックミラー102および平板ミ
ラー105(図7)によって光路変換することにより、
光源103より出射された光の光路を、画像入力装置内
の限られたスペースに収納可能にしている。
【0009】図11は、図8に示した光源103のE−
E線断面図である。光源103は、図11に示すよう
に、光源ベース201上に、ステム202がロウ付け固
定された構成をなしている。このステム202上には、
円錐状のリフレクタ部231乃至236とリフレクタ部
241乃至246がそれぞれ列状に形成され、それぞれ
のリフレクタ部231乃至236またはリフレクタ部2
41乃至246の中央には、LED211乃至216ま
たはLED221乃至226がそれぞれボンディングさ
れている。
E線断面図である。光源103は、図11に示すよう
に、光源ベース201上に、ステム202がロウ付け固
定された構成をなしている。このステム202上には、
円錐状のリフレクタ部231乃至236とリフレクタ部
241乃至246がそれぞれ列状に形成され、それぞれ
のリフレクタ部231乃至236またはリフレクタ部2
41乃至246の中央には、LED211乃至216ま
たはLED221乃至226がそれぞれボンディングさ
れている。
【0010】また、LED211乃至216は、青の光
を発光する青LEDからなり、図11に示すように、一
列に配置されている。また、LED221乃至226
は、それぞれ、赤、または緑の光を発光する、赤LED
または緑LEDのいずれかからなり、緑、赤、緑、緑、
赤、緑の順で、一列に配置されている。
を発光する青LEDからなり、図11に示すように、一
列に配置されている。また、LED221乃至226
は、それぞれ、赤、または緑の光を発光する、赤LED
または緑LEDのいずれかからなり、緑、赤、緑、緑、
赤、緑の順で、一列に配置されている。
【0011】図12は、図8に示した光源103のF−
F線断面図である。図12に示すように、LED211
乃至216またはLED221乃至226から出射され
た光は、リフレクタ部231乃至236またはリフレク
タ部241乃至246により上方向に反射され、ガラス
等で所定の角度および間隔で形成されている青反射膜2
05aまたは全反射ミラー205bに入射するようにな
されている。
F線断面図である。図12に示すように、LED211
乃至216またはLED221乃至226から出射され
た光は、リフレクタ部231乃至236またはリフレク
タ部241乃至246により上方向に反射され、ガラス
等で所定の角度および間隔で形成されている青反射膜2
05aまたは全反射ミラー205bに入射するようにな
されている。
【0012】さらに、青LED211乃至216より出
射された光は、青反射膜205aにより反射され、赤L
ED222,225または緑LED221,223,2
24,226より発光された光は、全反射ミラー205
bによりそれぞれ反射され、光源の前方(図12の右方
向)へ放射されるようになされている。
射された光は、青反射膜205aにより反射され、赤L
ED222,225または緑LED221,223,2
24,226より発光された光は、全反射ミラー205
bによりそれぞれ反射され、光源の前方(図12の右方
向)へ放射されるようになされている。
【0013】このようにして、光源103より放射され
た光は、平板ミラー105(図7)により反射され、原
稿面上にライン状に照射されるようになされている。
た光は、平板ミラー105(図7)により反射され、原
稿面上にライン状に照射されるようになされている。
【0014】また、図13に示すように、ステム202
上に形成された例えばリフレクタ部231は、LED2
11より出射された光を、LED211の略光軸方向
(図13の上方向)に反射するようになされている。そ
の結果、LED211により発光された光は、図14の
グラフに示すような強度分布を示す。このグラフにおい
て、縦軸は光の強度を表し、横軸は光軸に対する角度を
表している。即ち、LED211により発光される光
は、その強度が光軸方向で最大となり、光軸から外側に
ずれるに従って小さくなる強度分布を示す。このこと
は、LED212乃至216またはLED221乃至2
26についても同様である。
上に形成された例えばリフレクタ部231は、LED2
11より出射された光を、LED211の略光軸方向
(図13の上方向)に反射するようになされている。そ
の結果、LED211により発光された光は、図14の
グラフに示すような強度分布を示す。このグラフにおい
て、縦軸は光の強度を表し、横軸は光軸に対する角度を
表している。即ち、LED211により発光される光
は、その強度が光軸方向で最大となり、光軸から外側に
ずれるに従って小さくなる強度分布を示す。このこと
は、LED212乃至216またはLED221乃至2
26についても同様である。
【0015】図15は、光源103より出射された光
が、トーリックミラー102へ照射される際に辿る光路
を示している。光源103に設置された12個のLED
211乃至216またはLED221乃至226は、そ
れらの光軸が互いに平行となるように設置され、リフレ
クタ部231乃至236またはリフレクタ部241乃至
246も同一方向を向くように設置されているため、こ
のように、光源103より出射された光は、それぞれ略
平行な光路を辿り、トーリックミラー102の中央付近
に照射されることになる。
が、トーリックミラー102へ照射される際に辿る光路
を示している。光源103に設置された12個のLED
211乃至216またはLED221乃至226は、そ
れらの光軸が互いに平行となるように設置され、リフレ
クタ部231乃至236またはリフレクタ部241乃至
246も同一方向を向くように設置されているため、こ
のように、光源103より出射された光は、それぞれ略
平行な光路を辿り、トーリックミラー102の中央付近
に照射されることになる。
【0016】トーリックミラー102に照射された光
は、図16(A)に示すように、そこで反射され、互い
に略平行な光路を辿って、原稿101の面上に照射され
る。
は、図16(A)に示すように、そこで反射され、互い
に略平行な光路を辿って、原稿101の面上に照射され
る。
【0017】また、図13を参照して上述したように、
LED211乃至216またはLED221乃至226
により発光される光の強度は、光軸方向で最大となり、
光軸より離れるに従って小さくなる。
LED211乃至216またはLED221乃至226
により発光される光の強度は、光軸方向で最大となり、
光軸より離れるに従って小さくなる。
【0018】その結果、光源103の各LED211乃
至216または221乃至226より出射され、トーリ
ックミラー102により反射された光は、それらの光の
光軸と原稿101とがそれぞれ交わる位置において、図
16(a)乃至(f)に示すような強度分布を示す。そ
して、それらの光が重ね合わせられることにより、最終
的に、図16(g)に示すような強度分布を示す光が、
原稿面上に照射されることになる。
至216または221乃至226より出射され、トーリ
ックミラー102により反射された光は、それらの光の
光軸と原稿101とがそれぞれ交わる位置において、図
16(a)乃至(f)に示すような強度分布を示す。そ
して、それらの光が重ね合わせられることにより、最終
的に、図16(g)に示すような強度分布を示す光が、
原稿面上に照射されることになる。
【0019】従って、原稿面の中心付近に照射される光
の強度が最も大きく、中心付近から原稿面の端にずれる
のにしたがい、そこに照射される光の強度が小さくな
る、いわゆる照明ムラを生じる。このように、原稿面に
照射される光の強度が均一でない場合、原稿の画像を正
しく読み取ることができない恐れがある。
の強度が最も大きく、中心付近から原稿面の端にずれる
のにしたがい、そこに照射される光の強度が小さくな
る、いわゆる照明ムラを生じる。このように、原稿面に
照射される光の強度が均一でない場合、原稿の画像を正
しく読み取ることができない恐れがある。
【0020】この照明ムラを抑制するために、光学調整
を行ったり、あるいは、CCD109により受光される
光の強度を、電気的な手法により補正(シェーディング
補正)する必要がある。
を行ったり、あるいは、CCD109により受光される
光の強度を、電気的な手法により補正(シェーディング
補正)する必要がある。
【0021】次に、その動作について説明する。まず、
光源103を構成する赤LED、青LED、または緑L
EDのうちのいずれかのLEDを点灯させる。いまの場
合、赤LEDを点灯させる。
光源103を構成する赤LED、青LED、または緑L
EDのうちのいずれかのLEDを点灯させる。いまの場
合、赤LEDを点灯させる。
【0022】光源103より光が出射されると、出射さ
れた光は、トーリックミラー102に、その軸102A
と所定の角度θをなすように照射され、トーリックミラ
ー102に照射された光はそこで反射され、平板ミラー
105に入射される。平板ミラー105に入射した光
は、そこでさらに反射され、原稿101の面上に、所定
の長さと幅を有するライン状に照射される。
れた光は、トーリックミラー102に、その軸102A
と所定の角度θをなすように照射され、トーリックミラ
ー102に照射された光はそこで反射され、平板ミラー
105に入射される。平板ミラー105に入射した光
は、そこでさらに反射され、原稿101の面上に、所定
の長さと幅を有するライン状に照射される。
【0023】原稿101の面上に照射され、そこを透過
した光は、ミラー106によりさらに反射され、投影レ
ンズ108に入射する。投影レンズ108に入射した光
は、そこで集光され、CCD109に入射し、原稿10
1の主走査方向(図7の紙面に垂直な方向)の所定の1
ライン分の画像が結像される。
した光は、ミラー106によりさらに反射され、投影レ
ンズ108に入射する。投影レンズ108に入射した光
は、そこで集光され、CCD109に入射し、原稿10
1の主走査方向(図7の紙面に垂直な方向)の所定の1
ライン分の画像が結像される。
【0024】CCD109において、そこに入射した光
の強度に対応する電荷が所定の時間だけ蓄積されると、
例えば、図示せぬ制御部の制御により、CCD109の
電荷が読み出され、原稿101の主走査方向の所定の1
ライン分の画像に対応する電気信号が、図示せぬ記憶部
に記憶される。いまの場合、原稿101の画像の赤の成
分に対応する電気信号が記憶部に記憶される。
の強度に対応する電荷が所定の時間だけ蓄積されると、
例えば、図示せぬ制御部の制御により、CCD109の
電荷が読み出され、原稿101の主走査方向の所定の1
ライン分の画像に対応する電気信号が、図示せぬ記憶部
に記憶される。いまの場合、原稿101の画像の赤の成
分に対応する電気信号が記憶部に記憶される。
【0025】次に、赤LEDを消灯し、青LEDだけを
点灯させ、上述した場合と同様の処理を行い、原稿10
1の画像の青の成分に対応する電気信号を記憶部に記憶
させる。次に、青LEDを消灯し、緑LEDだけを点灯
させ、上述した場合と同様の処理を行い、原稿101の
画像の緑の成分に対応する電気信号を記憶部に記憶させ
る。このようにして、原稿101の赤、青、および緑の
3色分の画像に対応する電気信号を記憶部に記憶させる
ことができる。
点灯させ、上述した場合と同様の処理を行い、原稿10
1の画像の青の成分に対応する電気信号を記憶部に記憶
させる。次に、青LEDを消灯し、緑LEDだけを点灯
させ、上述した場合と同様の処理を行い、原稿101の
画像の緑の成分に対応する電気信号を記憶部に記憶させ
る。このようにして、原稿101の赤、青、および緑の
3色分の画像に対応する電気信号を記憶部に記憶させる
ことができる。
【0026】次に、原稿101を副走査方向(図7の左
右方向)に所定の距離だけ移動させ、同様の方法によ
り、原稿101の次のラインの3色分の画像を読み取
り、記憶部に記憶させる。このような処理を、原稿面の
全領域に対して行うことにより、原稿101の画像を読
み取ることができる。
右方向)に所定の距離だけ移動させ、同様の方法によ
り、原稿101の次のラインの3色分の画像を読み取
り、記憶部に記憶させる。このような処理を、原稿面の
全領域に対して行うことにより、原稿101の画像を読
み取ることができる。
【0027】
【発明が解決しようとする課題】従来の画像入力装置に
おいては、このように、原稿面に照射される光の強度
が、原稿面上で一様でないため、光学調整を行ったり、
シェーディング補正のような電気的な補正を行わなけれ
ばならない課題があった。
おいては、このように、原稿面に照射される光の強度
が、原稿面上で一様でないため、光学調整を行ったり、
シェーディング補正のような電気的な補正を行わなけれ
ばならない課題があった。
【0028】また、シェーディング補正を行うために
は、所定の機器を必要とし、コストがかかる課題があっ
た。
は、所定の機器を必要とし、コストがかかる課題があっ
た。
【0029】さらに、電気的にシェーディング補正を行
う場合でも、原稿面上に照射される光の照明ムラが、あ
る程度小さくなければ、この補正が完全に行われない場
合がある課題があった。
う場合でも、原稿面上に照射される光の照明ムラが、あ
る程度小さくなければ、この補正が完全に行われない場
合がある課題があった。
【0030】本発明はこのような状況に鑑みてなされた
ものであり、比較的低コストで、原稿面をライン状に略
一様な強度分布の光で照射することができるようにする
ものである。
ものであり、比較的低コストで、原稿面をライン状に略
一様な強度分布の光で照射することができるようにする
ものである。
【0031】
【課題を解決するための手段】本発明の照明光学装置
は、少なくとも光軸が互いに平行でないものを含む複数
の光源からなる発光手段(例えば、図5の光源103)
と、発光手段から発光される光を反射し、その光を原稿
面にライン状に、かつ一様な強度で照射させる反射手段
(例えば、図5のトーリックミラー102)とを備える
ことを特徴とする。
は、少なくとも光軸が互いに平行でないものを含む複数
の光源からなる発光手段(例えば、図5の光源103)
と、発光手段から発光される光を反射し、その光を原稿
面にライン状に、かつ一様な強度で照射させる反射手段
(例えば、図5のトーリックミラー102)とを備える
ことを特徴とする。
【0032】また、光源は、1以上の列にライン状に並
べるようにすることができる。
べるようにすることができる。
【0033】また、光源は、LEDからなる点光源とす
ることができる。
ることができる。
【0034】また、光源の光軸は、反射手段の一方の端
から他方の端までの間の所定の位置に向けるようにする
ことができる。
から他方の端までの間の所定の位置に向けるようにする
ことができる。
【0035】さらに、反射手段は、トーリックミラーか
らなるようにすることができる。
らなるようにすることができる。
【0036】
【作用】本発明の照明光学装置においては、少なくとも
光軸が互いに平行でないものを含む複数のLEDからな
る光源103から発光される光を、トーリックミラー1
02により反射し、その反射光を原稿面にライン状に、
かつ一様な強度で照射させる。従って、光学調整や電気
的な補正を行うことなく、原稿面をライン状に略一様な
強度分布の光で照射することが可能となる。
光軸が互いに平行でないものを含む複数のLEDからな
る光源103から発光される光を、トーリックミラー1
02により反射し、その反射光を原稿面にライン状に、
かつ一様な強度で照射させる。従って、光学調整や電気
的な補正を行うことなく、原稿面をライン状に略一様な
強度分布の光で照射することが可能となる。
【0037】
【実施例】図1は、本発明の照明光学装置の一実施例の
構成を示す斜視図である。この照明光学装置は、光源3
03が、図2乃至図4を参照して説明するように、光源
303の構造が異なることを除いて、従来の照明光学装
置と基本的に同様であるので、その詳細な説明は省略す
る。
構成を示す斜視図である。この照明光学装置は、光源3
03が、図2乃至図4を参照して説明するように、光源
303の構造が異なることを除いて、従来の照明光学装
置と基本的に同様であるので、その詳細な説明は省略す
る。
【0038】図2は、図1に示した照明光学装置の光源
303のB−B線断面図である。光源303は、光源ベ
ース201上に、ステム202がロウ付け固定されてい
る。このステム202上には、円錐状のリフレクタ部3
31乃至336、およびリフレクタ部341乃至346
が、2つの列状に形成されている。
303のB−B線断面図である。光源303は、光源ベ
ース201上に、ステム202がロウ付け固定されてい
る。このステム202上には、円錐状のリフレクタ部3
31乃至336、およびリフレクタ部341乃至346
が、2つの列状に形成されている。
【0039】また、リフレクタ部331乃至336のそ
れぞれの中央には、LED311乃至316がそれぞれ
ボンディングされている。同様に、リフレクタ部341
乃至346のそれぞれの中央には、LED321乃至3
26がそれぞれボンディングされている。
れぞれの中央には、LED311乃至316がそれぞれ
ボンディングされている。同様に、リフレクタ部341
乃至346のそれぞれの中央には、LED321乃至3
26がそれぞれボンディングされている。
【0040】また、例えば、LED311乃至316
は、光の3原色に対応する赤、青または緑の光をそれぞ
れ発光する、赤LED、青LEDまたは緑LEDのう
ち、LED1チップあたりの発光強度が比較的少ない青
LEDからなり、一方、LED321乃至326は、赤
LEDまたは緑LEDからなり、緑、赤、緑、緑、赤、
緑の順で配置されている。
は、光の3原色に対応する赤、青または緑の光をそれぞ
れ発光する、赤LED、青LEDまたは緑LEDのう
ち、LED1チップあたりの発光強度が比較的少ない青
LEDからなり、一方、LED321乃至326は、赤
LEDまたは緑LEDからなり、緑、赤、緑、緑、赤、
緑の順で配置されている。
【0041】また、図13を参照して上述した場合と同
様に、ステム202上に形成されたリフレクタ部331
乃至336は、LED311乃至316より出射された
光を、LED311乃至316のそれぞれの略光軸方向
に反射するようになされている。同様に、ステム202
上に形成されたリフレクタ部341乃至346は、LE
D321乃至326より出射された光を、LED321
乃至326のそれぞれの略光軸方向にそれぞれ反射する
ようになされている。
様に、ステム202上に形成されたリフレクタ部331
乃至336は、LED311乃至316より出射された
光を、LED311乃至316のそれぞれの略光軸方向
に反射するようになされている。同様に、ステム202
上に形成されたリフレクタ部341乃至346は、LE
D321乃至326より出射された光を、LED321
乃至326のそれぞれの略光軸方向にそれぞれ反射する
ようになされている。
【0042】図3は、図2に示した光源303のC−C
断面図である。図3に示すように、光源ベース201上
のステム202の略中央に配置されたLED313は、
その光軸L3aが、ステム202の表面に対して垂直な
方向(図3の上方向)に向くようになされている。同様
に、光源ベース201上のステム202の略中央に配置
されたLED314は、その光軸L4aが、ステム20
2の表面に対して垂直な方向(図3の上方向)に向くよ
うになされている。
断面図である。図3に示すように、光源ベース201上
のステム202の略中央に配置されたLED313は、
その光軸L3aが、ステム202の表面に対して垂直な
方向(図3の上方向)に向くようになされている。同様
に、光源ベース201上のステム202の略中央に配置
されたLED314は、その光軸L4aが、ステム20
2の表面に対して垂直な方向(図3の上方向)に向くよ
うになされている。
【0043】図4は、図2に示した光源303のD−D
断面図である。図3の場合と同様に、光源ベース201
上のステム202の略中央に配置されたLED323
は、その光軸L3bが、ステム202の表面に対して垂
直な方向(図4の上方向)に向くようになされている。
同様に、光源ベース201上のステム202の略中央に
配置されたLED324は、その光軸L4bが、ステム
202の表面に対して垂直な方向(図4の上方向)に向
くようになされている。
断面図である。図3の場合と同様に、光源ベース201
上のステム202の略中央に配置されたLED323
は、その光軸L3bが、ステム202の表面に対して垂
直な方向(図4の上方向)に向くようになされている。
同様に、光源ベース201上のステム202の略中央に
配置されたLED324は、その光軸L4bが、ステム
202の表面に対して垂直な方向(図4の上方向)に向
くようになされている。
【0044】また、ステム202の中央からやや外側
(図3の右側)寄りに配置されたLED312は、その
光軸(L2a)がLED313の光軸(L3a)または
LED314の光軸(L4a)に対して、やや外側(右
側)を向くようになされている。LED312のさらに
外側(右側)に配置されたLED311は、その光軸
(L1a)がLED312の光軸(L2a)に対して、
さらに外側(右側)を向くようになされている。そし
て、その光軸L1aが、図5に示すようにトーリックミ
ラー102の一方の端部102Lで交わるようになされ
ている。
(図3の右側)寄りに配置されたLED312は、その
光軸(L2a)がLED313の光軸(L3a)または
LED314の光軸(L4a)に対して、やや外側(右
側)を向くようになされている。LED312のさらに
外側(右側)に配置されたLED311は、その光軸
(L1a)がLED312の光軸(L2a)に対して、
さらに外側(右側)を向くようになされている。そし
て、その光軸L1aが、図5に示すようにトーリックミ
ラー102の一方の端部102Lで交わるようになされ
ている。
【0045】また、ステム202の中央からやや外側
(図3の左側)寄りに配置されたLED315は、その
光軸(L5a)がLED313の光軸(L3a)または
LED314の光軸(L4a)に対して、やや外側(左
側)を向くようになされている。LED315のさらに
外側(左側)に配置されたLED316は、その光軸
(L6a)が、LED315の光軸(L5a)に対し
て、さらに外側(左側)を向くようになされている。そ
して、その光軸L6aが、図5に示すように、トーリッ
クミラー102の他方の端部102Rで交わるようにな
されている。
(図3の左側)寄りに配置されたLED315は、その
光軸(L5a)がLED313の光軸(L3a)または
LED314の光軸(L4a)に対して、やや外側(左
側)を向くようになされている。LED315のさらに
外側(左側)に配置されたLED316は、その光軸
(L6a)が、LED315の光軸(L5a)に対し
て、さらに外側(左側)を向くようになされている。そ
して、その光軸L6aが、図5に示すように、トーリッ
クミラー102の他方の端部102Rで交わるようにな
されている。
【0046】同様に、ステム202の中央からやや外側
(図4の右側)寄りに配置されたLED322は、その
光軸(L2b)がLED323の光軸(L3b)または
LED324の光軸(L4b)に対して、やや外側(右
側)を向くようになされている。LED322のさらに
外側(右側)に配置されたLED321は、その光軸
(L1b)がLED322の光軸(L2b)に対して、
さらに外側(右側)を向くようになされている。そし
て、その光軸L1bが、図5に示すように、トーリック
ミラー102の一方の端部102Lで交わるようになさ
れている。
(図4の右側)寄りに配置されたLED322は、その
光軸(L2b)がLED323の光軸(L3b)または
LED324の光軸(L4b)に対して、やや外側(右
側)を向くようになされている。LED322のさらに
外側(右側)に配置されたLED321は、その光軸
(L1b)がLED322の光軸(L2b)に対して、
さらに外側(右側)を向くようになされている。そし
て、その光軸L1bが、図5に示すように、トーリック
ミラー102の一方の端部102Lで交わるようになさ
れている。
【0047】ステム202の中央からやや外側(図4の
左側)寄りに配置されたLED325は、その光軸(L
5b)がLED323の光軸(L3b)またはLED3
24の光軸(L4b)に対して、やや外側(左側)を向
くようになされている。LED325のさらに外側に配
置されたLED326は、その光軸(L6b)がLED
325の光軸(L5b)に対して、さらに外側(左側)
を向くようになされている。そして、その光軸L6b
が、図5に示すように、トーリックミラー102の他方
の端部102Rで交わるようになされている。
左側)寄りに配置されたLED325は、その光軸(L
5b)がLED323の光軸(L3b)またはLED3
24の光軸(L4b)に対して、やや外側(左側)を向
くようになされている。LED325のさらに外側に配
置されたLED326は、その光軸(L6b)がLED
325の光軸(L5b)に対して、さらに外側(左側)
を向くようになされている。そして、その光軸L6b
が、図5に示すように、トーリックミラー102の他方
の端部102Rで交わるようになされている。
【0048】次に、図5および図6を参照して、その動
作について説明する。図5および図6は、光源303を
上方向(図1のz軸方向)から観察したときの図であ
る。
作について説明する。図5および図6は、光源303を
上方向(図1のz軸方向)から観察したときの図であ
る。
【0049】まず、図3に示したLED313より出射
された光は、光路L3aを辿って、トーリックミラー1
02の略中央に照射される。また、LED312より出
射された光は、光路L2aを辿って、トーリックミラー
102の中央からやや外側(図5の下側)寄りに照射さ
れる。また、LED311より出射された光は、光路L
1aを辿って、トーリックミラー102のさらに外側
(下側)寄りに照射される。
された光は、光路L3aを辿って、トーリックミラー1
02の略中央に照射される。また、LED312より出
射された光は、光路L2aを辿って、トーリックミラー
102の中央からやや外側(図5の下側)寄りに照射さ
れる。また、LED311より出射された光は、光路L
1aを辿って、トーリックミラー102のさらに外側
(下側)寄りに照射される。
【0050】また、LED314より出射された光は、
光路L4aを辿って、トーリックミラー102の略中央
に照射される。また、LED315より出射された光
は、光路L5aを辿って、トーリックミラー102のや
や外側(図5の上側)寄りに照射される。さらに、LE
D316より出射された光は、光路L6aを辿って、ト
ーリックミラー102のさらに外側(上側)寄りに照射
される。
光路L4aを辿って、トーリックミラー102の略中央
に照射される。また、LED315より出射された光
は、光路L5aを辿って、トーリックミラー102のや
や外側(図5の上側)寄りに照射される。さらに、LE
D316より出射された光は、光路L6aを辿って、ト
ーリックミラー102のさらに外側(上側)寄りに照射
される。
【0051】LED321乃至326より出射された光
は、その詳細な説明は省略するが、LED311乃至3
16の場合と同様に、光路L1b乃至L6bをそれぞれ
辿って、トーリックミラー102に照射される。
は、その詳細な説明は省略するが、LED311乃至3
16の場合と同様に、光路L1b乃至L6bをそれぞれ
辿って、トーリックミラー102に照射される。
【0052】図6(A)に示すように、LED311よ
り出射され、光路L1aを辿って、トーリックミラー1
02に照射された光は、光路L1cを辿って、原稿10
1の面上に照射される。ここで、トーリックミラー10
2により反射された光は、図1に示した平板ミラー10
5によりさらに反射され、光路変換が行われた後、原稿
101に照射される。
り出射され、光路L1aを辿って、トーリックミラー1
02に照射された光は、光路L1cを辿って、原稿10
1の面上に照射される。ここで、トーリックミラー10
2により反射された光は、図1に示した平板ミラー10
5によりさらに反射され、光路変換が行われた後、原稿
101に照射される。
【0053】また、LED312より出射され、光路L
2aを辿って、トーリックミラー102に照射された光
は、そこで反射され、光路L2cを辿って、原稿101
の面上に照射される。また、LED313より出射さ
れ、光路L3aを辿って、トーリックミラー102に照
射された光は、そこで反射され、光路L3cを辿って、
原稿101の面上に照射される。
2aを辿って、トーリックミラー102に照射された光
は、そこで反射され、光路L2cを辿って、原稿101
の面上に照射される。また、LED313より出射さ
れ、光路L3aを辿って、トーリックミラー102に照
射された光は、そこで反射され、光路L3cを辿って、
原稿101の面上に照射される。
【0054】また、LED314より出射され、光路L
4aを辿って、トーリックミラー102に照射された光
は、そこで反射され、光路L4cを辿って、原稿101
の面上に照射される。また、LED315より出射さ
れ、光路L5aを辿って、トーリックミラー102に照
射された光は、そこで反射され、光路L5cを辿って、
原稿101の面上に照射される。さらに、LED316
より出射され、光路L6aを辿って、トーリックミラー
102に照射された光は、そこで反射され、光路L6c
を辿って、原稿101の面上に照射される。
4aを辿って、トーリックミラー102に照射された光
は、そこで反射され、光路L4cを辿って、原稿101
の面上に照射される。また、LED315より出射さ
れ、光路L5aを辿って、トーリックミラー102に照
射された光は、そこで反射され、光路L5cを辿って、
原稿101の面上に照射される。さらに、LED316
より出射され、光路L6aを辿って、トーリックミラー
102に照射された光は、そこで反射され、光路L6c
を辿って、原稿101の面上に照射される。
【0055】同様に、LED321より出射され、光路
L1bを辿って、トーリックミラー102に照射された
光は、そこで反射され、光路L1dを辿って、原稿10
1の面上に照射される。また、LED322より出射さ
れ、光路L2bを辿って、トーリックミラー102に照
射された光は、そこで反射され、光路L2dを辿って、
原稿101の面上に照射される。また、LED323よ
り出射され、光路L3bを辿って、トーリックミラー1
02に照射された光は、そこで反射され、光路L3dを
辿って、原稿101の面上に照射される。
L1bを辿って、トーリックミラー102に照射された
光は、そこで反射され、光路L1dを辿って、原稿10
1の面上に照射される。また、LED322より出射さ
れ、光路L2bを辿って、トーリックミラー102に照
射された光は、そこで反射され、光路L2dを辿って、
原稿101の面上に照射される。また、LED323よ
り出射され、光路L3bを辿って、トーリックミラー1
02に照射された光は、そこで反射され、光路L3dを
辿って、原稿101の面上に照射される。
【0056】また、LED324より出射され、光路L
4bを辿って、トーリックミラー102に照射された光
は、そこで反射され、光路L4dを辿って、原稿101
の面上に照射される。また、LED325より出射さ
れ、光路L5bを辿って、トーリックミラー102に照
射された光は、そこで反射され、光路L5dを辿って、
原稿101の面上に照射される。さらに、LED326
より出射され、光路L6bを辿って、トーリックミラー
102に照射された光は、そこで反射され、光路L6d
を辿って、原稿101の面上に照射される。
4bを辿って、トーリックミラー102に照射された光
は、そこで反射され、光路L4dを辿って、原稿101
の面上に照射される。また、LED325より出射さ
れ、光路L5bを辿って、トーリックミラー102に照
射された光は、そこで反射され、光路L5dを辿って、
原稿101の面上に照射される。さらに、LED326
より出射され、光路L6bを辿って、トーリックミラー
102に照射された光は、そこで反射され、光路L6d
を辿って、原稿101の面上に照射される。
【0057】図6(a)は、光路L1cまたはL1dを
辿って、原稿101の面上に照射される光の強度分布を
示している。横軸が光の強度を示し、縦軸が原稿面上の
位置を示している。このように、原稿101に照射され
る光は、図6(A)のL1cまたはL1dで示された光
路と、原稿101が交わる位置H1において最大強度を
示し、位置H1からずれるに従って、その強度が小さく
なる強度分布を示す。
辿って、原稿101の面上に照射される光の強度分布を
示している。横軸が光の強度を示し、縦軸が原稿面上の
位置を示している。このように、原稿101に照射され
る光は、図6(A)のL1cまたはL1dで示された光
路と、原稿101が交わる位置H1において最大強度を
示し、位置H1からずれるに従って、その強度が小さく
なる強度分布を示す。
【0058】図6(b)は、光路L2cまたはL2dを
辿って、原稿101の面上に照射される光の強度分布を
示している。この場合も同様に、原稿101に照射され
る光は、光路L2cまたはL2dと原稿101とが交わ
る位置H2において最大強度を示し、位置H2からずれ
るに従って、その強度は小さくなる。
辿って、原稿101の面上に照射される光の強度分布を
示している。この場合も同様に、原稿101に照射され
る光は、光路L2cまたはL2dと原稿101とが交わ
る位置H2において最大強度を示し、位置H2からずれ
るに従って、その強度は小さくなる。
【0059】また、図6(c)は、光路L3cまたはL
3dを辿って、原稿101の面上に照射される光の強度
分布を示している。この場合も同様に、原稿101に照
射される光は、光路L3cまたはL3dと原稿101と
が交わる位置H3において最大強度を示し、位置H3か
らずれるに従って、その強度は小さくなる。
3dを辿って、原稿101の面上に照射される光の強度
分布を示している。この場合も同様に、原稿101に照
射される光は、光路L3cまたはL3dと原稿101と
が交わる位置H3において最大強度を示し、位置H3か
らずれるに従って、その強度は小さくなる。
【0060】また、図6(d)は、光路L4cまたはL
4dを辿って、原稿101の面上に照射される光の強度
分布を示している。この場合も同様に、原稿101に照
射される光は、光路L4cまたはL4dと原稿101と
が交わる位置H4において最大強度を示し、位置H4か
らずれるに従って、その強度は小さくなる。
4dを辿って、原稿101の面上に照射される光の強度
分布を示している。この場合も同様に、原稿101に照
射される光は、光路L4cまたはL4dと原稿101と
が交わる位置H4において最大強度を示し、位置H4か
らずれるに従って、その強度は小さくなる。
【0061】また、図6(e)は、光路L5cまたはL
5dを辿って、原稿101の面上に照射される光の強度
分布を示している。この場合も同様に、原稿101に照
射される光は、光路L5cまたはL5dと原稿101と
が交わる位置H5において最大強度を示し、位置H5か
らずれるに従って、その強度は小さくなる。
5dを辿って、原稿101の面上に照射される光の強度
分布を示している。この場合も同様に、原稿101に照
射される光は、光路L5cまたはL5dと原稿101と
が交わる位置H5において最大強度を示し、位置H5か
らずれるに従って、その強度は小さくなる。
【0062】さらに、図6(f)は、光路L6cまたは
L6dを辿って、原稿101の面上に照射される光の強
度分布を示している。この場合も同様に、原稿101に
照射される光は、光路L6cまたはL6dと原稿101
とが交わる位置H6において最大強度を示し、位置H6
からずれるに従って、その強度は小さくなる。
L6dを辿って、原稿101の面上に照射される光の強
度分布を示している。この場合も同様に、原稿101に
照射される光は、光路L6cまたはL6dと原稿101
とが交わる位置H6において最大強度を示し、位置H6
からずれるに従って、その強度は小さくなる。
【0063】図6(a)乃至(f)に示したような強度
分布を示す光が重ね合わされて、最終的に、図6(g)
に示すように、その位置に拘らず、略一様な強度分布を
示す光が、原稿101の面上に照射されることになる。
なお、図6(g)においては、原稿の画像の入力に関わ
る、原稿101の幅Mに対応する部分の強度分布だけを
図示している。
分布を示す光が重ね合わされて、最終的に、図6(g)
に示すように、その位置に拘らず、略一様な強度分布を
示す光が、原稿101の面上に照射されることになる。
なお、図6(g)においては、原稿の画像の入力に関わ
る、原稿101の幅Mに対応する部分の強度分布だけを
図示している。
【0064】従って、光源303より出射され、トーリ
ックミラー102により反射された光が、原稿101の
面上に、略一様な強度でライン状に照射されるようにす
ることができる。
ックミラー102により反射された光が、原稿101の
面上に、略一様な強度でライン状に照射されるようにす
ることができる。
【0065】
【発明の効果】本発明の照明光学装置によれば、少なく
とも光軸が互いに平行でないものを含む複数の光源から
なる発光手段から発光される光を、反射手段により反射
し、その反射光を原稿面にライン状に、かつ一様な強度
で照射させるようにしたので、光学調整や電気的な補正
を行うことなく、比較的低コストで、原稿面をライン状
に略一様な強度分布の光で照射することが可能となる。
とも光軸が互いに平行でないものを含む複数の光源から
なる発光手段から発光される光を、反射手段により反射
し、その反射光を原稿面にライン状に、かつ一様な強度
で照射させるようにしたので、光学調整や電気的な補正
を行うことなく、比較的低コストで、原稿面をライン状
に略一様な強度分布の光で照射することが可能となる。
【図1】本発明の照明光学装置の一実施例の構成を示す
斜視図である。
斜視図である。
【図2】図1の光源303のB−B線断面図である。
【図3】図2の光源303のC−C線断面図である。
【図4】光源303のD−D線断面図である。
【図5】光源303より出射された光が、トーリックミ
ラー102に入射する際の光路を示す図である。
ラー102に入射する際の光路を示す図である。
【図6】トーリックミラー102によって反射された光
が、原稿101の面上に照射される際の光路と、その強
度分布を示す図である。
が、原稿101の面上に照射される際の光路と、その強
度分布を示す図である。
【図7】従来の画像入力装置の一例の構成を示す断面図
である。
である。
【図8】従来の照明光学装置の一例の構成を示す斜視図
である。
である。
【図9】図8の光源103より出射された光の光路を示
す図である。
す図である。
【図10】図8の光源103より出射された光の光路を
示す図である。
示す図である。
【図11】図8の光源103のE−E線断面図である。
【図12】図8の光源103のF−F線断面図である。
【図13】LED211から出射される光の照射方向を
示す図である。
示す図である。
【図14】図13に示したLED211より出射される
光の強度分布を示す図である。
光の強度分布を示す図である。
【図15】光源103より出射される光が、トーリック
ミラー102に照射される際の光路を示す図である。
ミラー102に照射される際の光路を示す図である。
【図16】トーリックミラー102により反射され、原
稿101に照射された光の原稿面上における強度分布を
示す図である。
稿101に照射された光の原稿面上における強度分布を
示す図である。
101 原稿 102 トーリックミラー 103 光源 105 平板ミラー 106 ミラー 107 ホルダ 108 投影レンズ 109 CCD 201 光源ベース 202 ステム 211,212,213,214,216 LED 221,222,223,224,226 LED 231,232,233,234,236 リフレクタ
部 241,242,243,244,246 リフレクタ
部 205a 青反射膜 205b 全反射ミラー 303 光源 311,312,313,314,315,316 L
ED 321,322,323,324,325,326 L
ED 331,332,333,334,335,336 リ
フレクタ部 341,342,343,344,345,346 リ
フレクタ部
部 241,242,243,244,246 リフレクタ
部 205a 青反射膜 205b 全反射ミラー 303 光源 311,312,313,314,315,316 L
ED 321,322,323,324,325,326 L
ED 331,332,333,334,335,336 リ
フレクタ部 341,342,343,344,345,346 リ
フレクタ部
Claims (5)
- 【請求項1】 原稿面にライン状の光を照射する照明光
学装置において、 少なくとも光軸が互いに平行でないものを含む複数の光
源からなる発光手段と、 前記発光手段から発光される光を反射し、前記光を原稿
面にライン状に、かつ一様な強度で照射させる反射手段
とを備えることを特徴とする照明光学装置。 - 【請求項2】 前記光源は、1以上の列にライン状に並
べられていることを特徴とする請求項1に記載の照明光
学装置。 - 【請求項3】 前記光源は、LEDからなる点光源であ
ることを特徴とする請求項1または2に記載の照明光学
装置。 - 【請求項4】 前記光源の光軸は、前記反射手段の一方
の端から他方の端までの間の所定の位置に向けられてい
ることを特徴とする請求項1,2または3に記載の照明
光学装置。 - 【請求項5】 前記反射手段は、トーリックミラーから
なることを特徴とする請求項1乃至4に記載の照明光学
装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6070513A JPH07283907A (ja) | 1994-04-08 | 1994-04-08 | 照明光学装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6070513A JPH07283907A (ja) | 1994-04-08 | 1994-04-08 | 照明光学装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07283907A true JPH07283907A (ja) | 1995-10-27 |
Family
ID=13433694
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6070513A Withdrawn JPH07283907A (ja) | 1994-04-08 | 1994-04-08 | 照明光学装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH07283907A (ja) |
-
1994
- 1994-04-08 JP JP6070513A patent/JPH07283907A/ja not_active Withdrawn
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