JPH07283892A - ファクシミリ装置 - Google Patents

ファクシミリ装置

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JPH07283892A
JPH07283892A JP6095585A JP9558594A JPH07283892A JP H07283892 A JPH07283892 A JP H07283892A JP 6095585 A JP6095585 A JP 6095585A JP 9558594 A JP9558594 A JP 9558594A JP H07283892 A JPH07283892 A JP H07283892A
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Takehiro Yoshida
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 原稿情報の種類の如何に拘らずファイル可能
な形(ファイル形式)で、かつ情報の欠落のない形で記
録できるようにする。 【構成】 受信した原稿情報をファイル形式で記録する
か否かを選択する選択手段を有するファクシミリ装置に
おいて、前記選択手段によりファイル形式で記録するこ
とが選択されている場合、受信した原稿情報の種類がフ
ァイル形式の原稿情報であるか否か、表面の原稿情報で
あるか否か、および記録用紙の表面に記録するか否かに
よって当該原稿情報の記録位置を変える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ファクシミリ装置、特
に受信した原稿情報をファイル可能な形で出力すること
を選択できるファクシミリ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、受信した原稿情報をファイル可能
な形で出力することを選択できるファクシミリ装置が知
られている。
【0003】この種のファクシミリ装置では、ファイル
可能な形で出力することが選択されている場合、例えば
記録用紙の表面に印刷出力するときは、常に、受信した
原稿情報を右側に所定長シフトし、左端にファイル用の
空白を設けていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来例においては、送信されてきた原稿情報とは無関係に
常に原稿情報を右側に所定長シフトしていたので、送信
されてきた原稿情報が、例えばファイルされていなかっ
た原稿情報の場合のように、ファイル可能な形で出力す
るためにはシフトすることが必要な場合には有効であっ
たが(図8(a)参照)、例えば元々ファイルされてい
た原稿情報の場合には、ファイル用の余白を形成するた
めに既にシフトされているので、これをさらにシフトす
ると、左端には余白の空白エリアが余分にでき、さらに
右端の情報が欠落してしまうという問題があった(図8
(b)参照)。
【0005】本発明は、このような背景の下になされた
もので、その目的は、原稿情報の種類の如何に拘らずフ
ァイル可能な形(ファイル形式)で、かつ情報の欠落の
ない形で記録できるようにすることにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1記載のファクシミリ装置は、受信した原稿
情報をファイル形式で記録するか否かを選択する選択手
段を有するファクシミリ装置において、前記選択手段に
よりファイル形式で記録することが選択されている場
合、受信した原稿情報の種類により当該原稿情報の記録
位置を変える記録位置制御手段を設けている。
【0007】上記目的を達成するため、請求項2記載の
ファクシミリ装置では、請求項1記載の前記記録位置制
御手段は、前記受信した原稿情報の種類がファイル形式
の原稿情報であるか否かによって当該原稿情報の記録位
置を変えるように構成されている。
【0008】上記目的を達成するため、請求項3記載の
ファクシミリ装置では、請求項2記載の前記記録位置制
御手段は、前記受信した原稿情報の種類がファイル形式
の原稿情報であるか否か、表面の原稿情報であるか否
か、および記録用紙の表面に記録するか否かによって当
該原稿情報の記録位置を変えるように構成されている。
【0009】上記目的を達成するため、請求項4記載の
ファクシミリ装置では、請求項3記載の前記記録位置制
御手段は、ファイル形式の表面の原稿情報を記録用紙の
表面に記録し、ファイル形式の裏面の原稿情報を記録用
紙の裏面に記録する場合は、原稿情報と同一の位置に記
録するよう記録位置を制御するように構成されている。
【0010】上記目的を達成するため、請求項5記載の
ファクシミリ装置では、請求項3記載の前記記録位置制
御手段は、ファイル形式の表面の原稿情報を記録用紙の
裏面に記録する場合は、またはファイル形式の裏面の原
稿情報を記録用紙の表面に記録する場合は、現在形成さ
れているファイル用の余白とは反対側にファイル用の余
白を形成するように当該原稿情報の記録位置を変えるよ
うに構成れている。
【0011】上記目的を達成するため、請求項6記載の
ファクシミリ装置では、請求項3記載の前記記録位置制
御手段は、ファイル形式でない原稿情報を記録用紙の表
面または裏面に記録する場合は、ファイル用の余白を形
成する辺とは反対側の方向に、現在形成されている余白
の半分だけ当該原稿情報をシフトして記録するように構
成されている。
【0012】上記目的を達成するため、請求項7記載の
ファクシミリ装置では、請求項5記載の前記記録位置制
御手段は、ファイル用の余白が表面の左側に形成された
ファイル形式の表面の原稿情報を記録用紙の裏面に記録
する場合は、ファイル形式の表面の原稿情報を記録用紙
の裏面に記録する場合は、原稿情報の前記左側のファイ
ル用の余白の長さの情報を除去し、当該余白の長さ分だ
け原稿情報を左側にシフトして記録することにより、現
在形成されているファイル用の余白とは反対側にファイ
ル用の余白を形成するように当該原稿情報の記録位置を
変えるように構成されている。
【0013】上記目的を達成するため、請求項8記載の
ファクシミリ装置では、請求項5記載の前記記録位置制
御手段は、ファイル用の余白が表面の右側に形成された
ファイル形式の表面の原稿情報を記録用紙の裏面に記録
する場合は、ファイル形式の表面の原稿情報を記録用紙
の裏面に記録する場合は、原稿情報の前記右側のファイ
ル用の余白の長さの情報を除去し、当該余白の長さ分だ
け原稿情報を右側にシフトして記録することにより、現
在形成されているファイル用の余白とは反対側にファイ
ル用の余白を形成するように当該原稿情報の記録位置を
変えるように構成されている。
【0014】上記目的を達成するため、請求項9記載の
ファクシミリ装置では、請求項5記載の前記記録位置制
御手段は、ファイル用の余白が表面の右側に形成された
ファイル形式の裏面の原稿情報を記録用紙の表面に記録
する場合は、原稿情報の右端のファイル用の余白の長さ
の情報を除去し、当該余白の長さ分だけ原稿情報を右側
にシフトして記録することにより、現在形成されている
ファイル用の余白とは反対側にファイル用の余白を形成
するように当該原稿情報の記録位置を変えるように構成
されている。
【0015】上記目的を達成するため、請求項10記載
のファクシミリ装置では、請求項5記載の前記記録位置
制御手段は、ファイル用の余白が表面の左側に形成され
たファイル形式の裏面の原稿情報を記録用紙の表面に記
録する場合は、原稿情報の左端のファイル用の余白の長
さの情報を除去し、当該余白の長さ分だけ原稿情報を左
側にシフトして記録することにより、現在形成されてい
るファイル用の余白とは反対側にファイル用の余白を形
成するように当該原稿情報の記録位置を変えるように構
成されている。
【0016】上記目的を達成するため、請求項11記載
のファクシミリ装置は、受信した原稿情報をファイル形
式で記録するか否かを選択する選択手段を有するファク
シミリ装置に対して原稿情報を送信するファクシミリ装
置において、受信側のファクシミリ装置の前記選択手段
によりファイル形式で記録することが選択されている場
合、送信対象の原稿情報の種類により当該原稿情報の余
白の大きさを変更する余白変更手段を設けている。
【0017】上記目的を達成するため、請求項12記載
のファクシミリ装置では、請求項11記載の前記余白変
更手段は、前記送信対象の原稿情報の種類がファイル形
式の原稿情報であるか否かによって当該原稿情報の余白
の大きさを変更するように構成されている。
【0018】上記目的を達成するため、請求項13記載
のファクシミリ装置では、請求項11記載の前記余白変
更手段は、前記送信対象の原稿情報の種類がファイル形
式の原稿情報であるか否か、表面の原稿情報であるか否
か、および記録用紙の表面に記録するか否かによって当
該原稿情報の余白の大きさを変更するように構成されて
いる。
【0019】上記目的を達成するため、請求項14記載
のファクシミリ装置では、請求項13記載の前記余白変
更手段は、前記送信対象のファイル形式の表面の原稿情
報が受信側のファクシミリ装置にて記録用紙の裏面に記
録される場合は、または前記送信対象のファイル形式の
裏面の原稿情報が受信側のファクシミリ装置にて記録用
紙の表面に記録される場合は、現在形成されているファ
イル用の余白とは反対側にファイル用の余白を形成する
ように当該原稿情報の余白の大きさを変更するように構
成されている。
【0020】上記目的を達成するため、請求項15記載
のファクシミリ装置では、請求項13記載の前記余白変
更手段は、ファイル用の余白が表面の左側に形成された
前記送信対象のファイル形式の表面の原稿情報が受信側
のファクシミリ装置にて記録用紙の裏面に記録される場
合は、原稿情報の前記左側のファイル用の余白の長さの
情報を除去し、当該余白の長さ分だけ原稿情報を左側に
シフトすることにより、現在形成されているファイル用
の余白とは反対側にファイル用の余白を形成するように
当該原稿情報の余白の大きさを変更するように構成され
ている。
【0021】上記目的を達成するため、請求項16記載
のファクシミリ装置では、請求項13記載の前記余白変
更手段は、ファイル用の余白が表面の右側に形成された
前記送信対象のファイル形式の表面の原稿情報が受信側
のファクシミリ装置にて記録用紙の裏面に記録される場
合は、原稿情報の前記右側のファイル用の余白の長さの
情報を除去し、当該余白の長さ分だけ原稿情報を右側に
シフトすることにより、現在形成されているファイル用
の余白とは反対側にファイル用の余白を形成するように
当該原稿情報の余白の大きさを変更するように構成され
ている。
【0022】上記目的を達成するため、請求項17記載
のファクシミリ装置では、請求項13記載の前記余白変
更手段は、ファイル用の余白が表面の右側に形成された
前記送信対象のファイル形式の裏面の原稿情報が受信側
のファクシミリ装置にて記録用紙の表面に記録される場
合は、原稿情報の右端のファイル用の余白の長さの情報
を除去し、当該余白の長さ分だけ原稿情報を右側にシフ
トすることにより、現在形成されているファイル用の余
白とは反対側にファイル用の余白を形成するように当該
原稿情報の余白の大きさを変更するように構成されてい
る。
【0023】上記目的を達成するため、請求項18記載
のファクシミリ装置では、請求項13記載の前記余白変
更手段は、ファイル用の余白が表面の左側に形成された
前記送信対象のファイル形式の裏面の原稿情報が受信側
のファクシミリ装置にて記録用紙の表面に記録される場
合は、原稿情報の左端のファイル用の余白の長さの情報
を除去し、当該余白の長さ分だけ原稿情報を左側にシフ
トすることにより、現在形成されているファイル用の余
白とは反対側にファイル用の余白を形成するように当該
原稿情報の余白の大きさを変更するように構成されてい
る。
【0024】上記目的を達成するため、請求項19記載
のファクシミリ装置では、請求項13記載の前記余白変
更手段は、ファイル形式でない原稿情報が受信側のファ
クシミリ装置にて記録用紙の表面または裏面に記録され
る場合は、ファイル用の余白を形成する辺とは反対側の
方向に、現在形成されている余白の半分だけ当該原稿情
報をシフトすることにより当該原稿情報の余白の大きさ
を変更するように構成されている。
【0025】上記目的を達成するため、請求項20記載
のファクシミリ装置では、受信側のファクシミリ装置
は、前記選択手段により選択されたファイル形式で記録
するか否かの情報を送信側のファクシミリ装置に通知
し、送信側のファクシミリ装置は原稿情報の中央位置を
示す情報とファイル形式の原稿情報であるか否かの情報
とを受信側のファクシミリ装置に通知し、受信側のファ
クシミリ装置の請求項3〜請求項10記載の前記記録位
置制御手段は、送信側のファクシミリ装置から通知され
た情報に基づいて受信に係る原稿情報の記録位置を決定
するように構成されている。
【0026】上記目的を達成するため、請求項21記載
のファクシミリ装置では、送信側のファクシミリ装置
は、受信側のファクシミリ装置から前記選択手段により
ファイル形式で記録することが選択された旨の情報の通
知を受けて、請求項11〜請求項19記載の前記余白変
更手段により送信対象の原稿情報の余白の大きさを変更
したときは、受信側のファクシミリ装置に対して原稿情
報の記録位置の変更が不要である旨の情報を通知するよ
うに構成されている。
【0027】
【作用】請求項1記載のファクシミリ装置では、前記記
録位置制御手段は、前記選択手段によりファイル形式で
記録することが選択されている場合、受信した原稿情報
の種類により当該原稿情報の記録位置を変えることによ
り、原稿情報の種類の如何に拘らずファイル可能な形
で、かつ情報の欠落のない形で記録できるようにする。
【0028】請求項2記載のファクシミリ装置では、前
記記録位置制御手段は、前記受信した原稿情報の種類が
ファイル形式の原稿情報であるか否かによって当該原稿
情報の記録位置を変えることにより、原稿情報の種類の
如何に拘らずファイル可能な形で、かつ情報の欠落のな
い形で記録できるようにする。
【0029】請求項3記載のファクシミリ装置では、前
記記録位置制御手段は、前記受信した原稿情報の種類が
ファイル形式の原稿情報であるか否か、表面の原稿情報
であるか否か、および記録用紙の表面に記録するか否か
によって当該原稿情報の記録位置を変えることにより、
原稿情報の種類の如何に拘らずファイル可能な形で、か
つ情報の欠落のない形で記録できるようにする。
【0030】請求項4記載のファクシミリ装置では、前
記記録位置制御手段は、ファイル形式の表面の原稿情報
を記録用紙の表面に記録し、ファイル形式の裏面の原稿
情報を記録用紙の裏面に記録する場合は、原稿情報と同
一の位置に記録するよう記録位置を制御することによ
り、原稿情報の種類の如何に拘らずファイル可能な形
で、かつ情報の欠落のない形で記録できるようにする。
【0031】請求項5記載のファクシミリ装置では、前
記記録位置制御手段は、ファイル形式の表面の原稿情報
を記録用紙の裏面に記録する場合は、またはファイル形
式の裏面の原稿情報を記録用紙の表面に記録する場合
は、現在形成されているファイル用の余白とは反対側に
ファイル用の余白を形成するように当該原稿情報の記録
位置を変えることにより、原稿情報の種類の如何に拘ら
ずファイル可能な形で、かつ情報の欠落のない形で記録
できるようにする。
【0032】請求項6記載のファクシミリ装置では、前
記記録位置制御手段は、ファイル形式でない原稿情報を
記録用紙の表面または裏面に記録する場合は、ファイル
用の余白を形成する辺とは反対側の方向に、現在形成さ
れている余白の半分だけ当該原稿情報をシフトして記録
することにより、原稿情報の種類の如何に拘らずファイ
ル可能な形で、かつ情報の欠落のない形で記録できるよ
うにする。
【0033】請求項7記載のファクシミリ装置では、前
記記録位置制御手段は、ファイル用の余白が表面の左側
に形成されたファイル形式の表面の原稿情報を記録用紙
の裏面に記録する場合は、ファイル形式の表面の原稿情
報を記録用紙の裏面に記録する場合は、原稿情報の前記
左側のファイル用の余白の長さの情報を除去し、当該余
白の長さ分だけ原稿情報を左側にシフトして記録するこ
とにより、現在形成されているファイル用の余白とは反
対側にファイル用の余白を形成するように当該原稿情報
の記録位置を変えることにより、原稿情報の種類の如何
に拘らずファイル可能な形で、かつ情報の欠落のない形
で記録できるようにする。
【0034】請求項8記載のファクシミリ装置では、前
記記録位置制御手段は、ファイル用の余白が表面の右側
に形成されたファイル形式の表面の原稿情報を記録用紙
の裏面に記録する場合は、ファイル形式の表面の原稿情
報を記録用紙の裏面に記録する場合は、原稿情報の前記
右側のファイル用の余白の長さの情報を除去し、当該余
白の長さ分だけ原稿情報を右側にシフトして記録するこ
とにより、現在形成されているファイル用の余白とは反
対側にファイル用の余白を形成するように当該原稿情報
の記録位置を変えることにより、原稿情報の種類の如何
に拘らずファイル可能な形で、かつ情報の欠落のない形
で記録できるようにする。
【0035】請求項9記載のファクシミリ装置では、前
記記録位置制御手段は、ファイル用の余白が表面の右側
に形成されたファイル形式の裏面の原稿情報を記録用紙
の表面に記録する場合は、原稿情報の右端のファイル用
の余白の長さの情報を除去し、当該余白の長さ分だけ原
稿情報を右側にシフトして記録することにより、現在形
成されているファイル用の余白とは反対側にファイル用
の余白を形成するように当該原稿情報の記録位置を変え
ることにより、原稿情報の種類の如何に拘らずファイル
可能な形で、かつ情報の欠落のない形で記録できるよう
にする。
【0036】請求項10記載のファクシミリ装置では、
前記記録位置制御手段は、ファイル用の余白が表面の左
側に形成されたファイル形式の裏面の原稿情報を記録用
紙の表面に記録する場合は、原稿情報の左端のファイル
用の余白の長さの情報を除去し、当該余白の長さ分だけ
原稿情報を左側にシフトして記録することにより、現在
形成されているファイル用の余白とは反対側にファイル
用の余白を形成するように当該原稿情報の記録位置を変
えることにより、原稿情報の種類の如何に拘らずファイ
ル可能な形で記録できるようにする。すなわち、請求項
1〜10記載の発明では、受信側のファクシミリ装置に
よる記録位置制御により、原稿情報の種類の如何に拘ら
ずファイル可能な形で、かつ情報の欠落のない形で記録
できるようにする。
【0037】請求項11記載のファクシミリ装置では、
前記余白変更手段は、受信側のファクシミリ装置の前記
選択手段によりファイル形式で記録することが選択され
ている場合、送信対象の原稿情報の種類により当該原稿
情報の余白の大きさを変更することにより、原稿情報の
種類の如何に拘らずファイル可能な形で、かつ情報の欠
落のない形で記録できるようにする。
【0038】請求項12記載のファクシミリ装置では、
前記余白変更手段は、前記送信対象の原稿情報の種類が
ファイル形式の原稿情報であるか否かによって当該原稿
情報の余白の大きさを変更することにより、原稿情報の
種類の如何に拘らずファイル可能な形で、かつ情報の欠
落のない形で記録できるようにする。
【0039】請求項13記載のファクシミリ装置では、
前記余白変更手段は、前記送信対象の原稿情報の種類が
ファイル形式の原稿情報であるか否か、表面の原稿情報
であるか否か、および記録用紙の表面に記録するか否か
によって当該原稿情報の余白の大きさを変更することに
より、原稿情報の種類の如何に拘らずファイル可能な形
で、かつ情報の欠落のない形で記録できるようにする。
【0040】請求項14記載のファクシミリ装置では、
前記余白変更手段は、前記送信対象のファイル形式の表
面の原稿情報が受信側のファクシミリ装置にて記録用紙
の裏面に記録される場合は、または前記送信対象のファ
イル形式の裏面の原稿情報が受信側のファクシミリ装置
にて記録用紙の表面に記録される場合は、現在形成され
ているファイル用の余白とは反対側にファイル用の余白
を形成するように当該原稿情報の余白の大きさを変更す
ることにより、原稿情報の種類の如何に拘らずファイル
可能な形で、かつ情報の欠落のない形で記録できるよう
にする。
【0041】請求項15記載のファクシミリ装置では、
前記余白変更手段は、ファイル用の余白が表面の左側に
形成された前記送信対象のファイル形式の表面の原稿情
報が受信側のファクシミリ装置にて記録用紙の裏面に記
録される場合は、原稿情報の前記左側のファイル用の余
白の長さの情報を除去し、当該余白の長さ分だけ原稿情
報を左側にシフトすることにより、現在形成されている
ファイル用の余白とは反対側にファイル用の余白を形成
するように当該原稿情報の余白の大きさを変更すること
により、原稿情報の種類の如何に拘らずファイル可能な
形で、かつ情報の欠落のない形で記録できるようにす
る。
【0042】請求項16記載のファクシミリ装置では、
前記余白変更手段は、ファイル用の余白が表面の右側に
形成された前記送信対象のファイル形式の表面の原稿情
報が受信側のファクシミリ装置にて記録用紙の裏面に記
録される場合は、原稿情報の前記右側のファイル用の余
白の長さの情報を除去し、当該余白の長さ分だけ原稿情
報を右側にシフトすることにより、現在形成されている
ファイル用の余白とは反対側にファイル用の余白を形成
するように当該原稿情報の余白の大きさを変更すること
により、原稿情報の種類の如何に拘らずファイル可能な
形で、かつ情報の欠落のない形で記録できるようにす
る。
【0043】請求項17記載のファクシミリ装置では、
前記余白変更手段は、ファイル用の余白が表面の右側に
形成された前記送信対象のファイル形式の裏面の原稿情
報が受信側のファクシミリ装置にて記録用紙の表面に記
録される場合は、原稿情報の右端のファイル用の余白の
長さの情報を除去し、当該余白の長さ分だけ原稿情報を
右側にシフトすることにより、現在形成されているファ
イル用の余白とは反対側にファイル用の余白を形成する
ように当該原稿情報の余白の大きさを変更することによ
り、原稿情報の種類の如何に拘らずファイル可能な形
で、かつ情報の欠落のない形で記録できるようにする。
【0044】請求項18記載のファクシミリ装置では、
前記余白変更手段は、ファイル用の余白が表面の左側に
形成された前記送信対象のファイル形式の裏面の原稿情
報が受信側のファクシミリ装置にて記録用紙の表面に記
録される場合は、原稿情報の左端のファイル用の余白の
長さの情報を除去し、当該余白の長さ分だけ原稿情報を
左側にシフトすることにより、現在形成されているファ
イル用の余白とは反対側にファイル用の余白を形成する
ように当該原稿情報の余白の大きさを変更するることに
より、原稿情報の種類の如何に拘らずファイル可能な形
で、かつ情報の欠落のない形で記録できるようにする。
【0045】請求項19記載のファクシミリ装置では、
前記余白変更手段は、ファイル形式でない原稿情報が受
信側のファクシミリ装置にて記録用紙の表面または裏面
に記録される場合は、ファイル用の余白を形成する辺と
は反対側の方向に、現在形成されている余白の半分だけ
当該原稿情報をシフトすることにより当該原稿情報の余
白の大きさを変更することにより、原稿情報の種類の如
何に拘らずファイル可能な形で記録できるようにする。
すなわち、請求項11〜19記載の発明では、受信側の
ファクシミリ装置による記録位置制御により、原稿情報
の種類の如何に拘らずファイル可能な形で、かつ情報の
欠落のない形で記録できるようにする。
【0046】請求項20記載のファクシミリ装置では、
受信側のファクシミリ装置は、前記選択手段により選択
されたファイル形式で記録するか否かの情報を送信側の
ファクシミリ装置に通知し、送信側のファクシミリ装置
は原稿情報の中央位置を示す情報とファイル形式の原稿
情報であるか否かの情報とを受信側のファクシミリ装置
に通知し、受信側のファクシミリ装置の前記記録位置制
御手段は、送信側のファクシミリ装置から通知された情
報に基づいて受信に係る原稿情報の記録位置を決定する
ことにより、原稿情報の種類の如何に拘らずファイル可
能な形で、かつ情報の欠落のない形で記録できるように
する。
【0047】請求項21記載のファクシミリ装置では、
送信側のファクシミリ装置は、受信側のファクシミリ装
置から前記選択手段によりファイル形式で記録すること
が選択された旨の情報の通知を受けて、前記余白変更手
段により送信対象の原稿情報の余白の大きさを変更した
ときは、受信側のファクシミリ装置に対して原稿情報の
記録位置の変更が不要である旨の情報を通知することに
より、原稿情報の種類の如何に拘らずファイル可能な形
で、かつ情報の欠落のない形で記録できるようにする。
【0048】
【実施例】以下、図面に示す実施例に基づいて本発明を
詳細に説明する。図1には、本発明によるファクシミリ
装置の実施例がブロック図として図示されている。
【0049】図1において、2は電話網をデータ通信等
に使用するため、その回線の端末に接続して、電話交換
網の接続制御を行ったり、データ通信路への切替えを行
ったり、ループの保持を行う網制御装置NCU(Networ
k Control Unit)である。信号線2aは、電話回線であ
る。NCU2は、信号線50aの信号を入力し、この信
号レベルが「0」であれば、電話回線を電話機側、すな
わち信号線2aを信号線2bに接続する。また、信号線
50aの信号を入力し、この信号レベルが「1」であれ
ば、電話回線をファクシミリ装置側、すなわち信号線2
aを信号線2cに接続する。通常の状態では、電話回線
は電話機側に接続されている。4は電話機である。
【0050】6は、送信系の信号と受信系の信号を分離
するハイブリッド回路である。すなわち、信号線26a
の送信信号は、信号線2Cを通り、NCU2を介して電
話回線に送出される。また、相手側から送られてきた信
号は、NCU2を介した後、信号線2cを通り、信号線
6aに出力される。8は、公知のITU−TS(旧CC
ITT)勧告v21に基づいた変調を行う変調器であ
る。変調器8は、信号線50bの手順信号を入力し、変
調を行い、変調データを信号線8aに出力する。
【0051】10は、読取回路であり、送信原稿より主
走査方向1ライン分の画信号を順次読み取り、白、黒の
2値を表す信号列を作成する。CCD(電荷結合素子)
等の札像素子と光学系で構成される。白、黒の2値化さ
れた信号列は、信号線10aに出力される。12は、信
号線10aに出力されている読取データを入力し、復号
化(K=8のMR(モディファイド リード)符号化)
したデータを信号線12aに出力する。
【0052】14は、ファイル用の穴、あるいはファイ
ル用の余白を検出する回路であり、信号線50cにチェ
ック開始パルスが発生した以降の読取情報をチェックし
て、ファイル用の穴、あるいはファイル用の余白を検出
すると、信号線14aに信号レベル「1」の信号を出力
し、ファイル用の穴、あるいはファイル用の余白を検出
していないと、信号線14aに信号レベル「0」の信号
を出力する。
【0053】16はメモリ回路であり、信号線50dの
制御に従い信号線12aに出力されている符号化情報を
メモリ回路16に格納し、また信号線50dの制御に従
いメモリ回路16に格納されている情報を信号線16a
に出力する。18は、信号線16aに出力されている信
号を入力し、復号化{K=8のMR(モディファイドリ
ード)復号化}したデータを信号線18aに出力する復
号回路である。
【0054】20は、情報シフト回路であり、信号線5
0eに出力されているシフト方向、シフト長(例えば、
右側に5mm)を入力し、信号線18aに出力されてい
る情報を、所定方向、所定長シフトしたデータを信号線
20aに出力する。例えば、右側に5mmと指定されて
いると、まず5mmの余白情報を付加し、信号線18a
に出力されている情報を入力し、右端(後端)の5mm
の情報を削除する。そして、この情報を信号線20aに
出力する。また、左側に2.5mmと指定されている
と、まず信号線18aの左端(前端)の2.5mmの情
報を削除後、入力を開始し、右端(後端)に2.5mm
の余白情報を付加する。そして、この情報を信号線20
aに出力する。
【0055】22は、信号線20aに出力されているデ
ータを入力し、符号化{K=8のMR(モディファイド
リード)符号化}したデータを信号線22aに出力す
る符号化回路である。24は、公知のITU−TS勧告
V27ter(差動位相変調)あるいはV29(直交変
調)に基づいた変調を行う変調器である。変調器24
は、信号線22aの信号を入力し、変調を行い、変調デ
ータを信号線24aに出力する。
【0056】26は、信号線8aと信号線24aの信号
を入力し、加算した結果を信号線26aに出力する加算
回路である。28は、公知のITU−TS勧告V21に
基づいた復調を行う復調器である。復調器28は、信号
線6aの信号を入力し、V21復調を行い、復調データ
を信号線28aに出力する。
【0057】30は、公知のITU−TS勧告V27t
er(差動位相変調)、あるいはV29(直交変調)に
基づいた復調を行う復調器である。復調器30は、信号
線6aの信号を入力し、復調を行い、復調データを信号
線30aに出力する。32は、復号化・符号化回路であ
り、信号線30aに出力されている復調データを入力
し、一度復号化し、復号化データを信号線32bに出力
するとともに、再度K=8のMR符号化し、符号化デー
タを信号線32aに出力する。
【0058】34はメモリ回路であり、信号線50fの
制御に従い、信号線32aに出力しているK=8のMR
符号化データをメモリ回路34に格納し、また信号線5
0fの制御に従い、メモリ回路34に格納されているデ
ータを信号線34aに出力する。36は、信号線34a
に出力されている信号を入力し、復号化{(K=8のM
R(モディファイド リード)復号化}したデータを信
号線36aに出力する復号化回路である。
【0059】38は情報シフト回路であり、信号線50
gに出力されているシフト方向、シフト長を入力し、信
号線36aに出力されている情報を所定方向、所定長シ
フトしたデータを信号線38aに出力する。具体的なシ
フトの制御は、情報シフト回路20に同じである。40
は、信号線38aに出力されている情報を入力し、順次
1ラインずつ記録を行う記録回路である。
【0060】42は、送信機側で選択する仕様であり、
これから伝送しようとする原稿情報が情報のシフトをせ
ずにファイル可能(例えば、既にファイルされていたフ
ァイル情報を送信するケース)であるか否かを選択する
ボタンであり、該ボタンが押下されると、信号線42a
に押下パルスを発生する。
【0061】44は、これから伝送しようとする原稿情
報が情報のシフトをせずにファイル可能であるか否かを
表示するファイル可原稿ランプであり、信号線50hに
クリアパルスが発生すると消灯し、信号線42aに押下
パルスが発生する毎に点灯→消灯→点灯を繰り返す。フ
ァイル可原稿ランプ44は、点灯している時は、信号線
44aに信号レベル「1」の信号を出力し、消灯してい
る時には信号線44aに信号レベル「0」の信号を出力
する。
【0062】46は、受信機側で受信情報をファイル形
式で記録することを選択する仕様であり、これから受信
する情報をファイル形式で記録するか否かを選択するボ
タンであり、該ボタンが押下されると、信号線46aに
押下パルスを発生する。
【0063】48は、これから受信する情報をファイル
することを選択するか否かを表示するファイル選択ラン
プであり、信号線50iにクリアパルスが発生すると、
消灯し、信号線46aに押下パルスが発生する毎に、点
灯→消灯→点灯を繰り返す。ファイル選択ランプ48
は、点灯している時には信号線48aに信号レベル
「1」の信号を出力し、消灯している時には信号線48
aに信号レベル「0」の信号を出力する。
【0064】50は、制御回路であり、この制御回路5
0は、受信情報をファイル形式で記録することが選択さ
れている時、送信機側にてファイル可能な原稿情報であ
れば、表面の原稿情報は記録用紙の表面に記録し、裏面
の原稿情報は記録用紙の裏面に記録する場合は、原稿情
報と同一位置に記録する。また、表面の原稿情報を記録
用紙の裏面に記録する場合は原稿情報の左端からファイ
ル部の長さの情報を除去し、ファイル部の長さ分、原稿
情報を左側にシフトして記録し、裏面の原稿情報を記録
用紙の表面に記録する場合は、原稿情報の右端からファ
イル部の長さの情報を除去し、ファイル部の長さ分、原
稿情報を右側にシフトして記録するように制御する。
【0065】換言すれば、受信たファイル可能な原稿情
報については、受信機側では、ファイル形式の表面の原
稿情報を記録用紙の裏面に記録する場合は、またはファ
イル形式の裏面の原稿情報を記録用紙の表面に記録する
場合は、現在形成されているファイル用の余白とは反対
側にファイル用の余白を形成するように当該原稿情報の
記録位置を変えるようにする。
【0066】具体的には、前記記録位置制御手段は、フ
ァイル用の余白が表面の左側に形成されたファイル形式
の表面の原稿情報を記録用紙の裏面に記録する場合は、
ファイル形式の表面の原稿情報を記録用紙の裏面に記録
する場合は、原稿情報の前記左側のファイル用の余白の
長さの情報を除去し、当該余白の長さ分だけ原稿情報を
左側にシフトして記録する。
【0067】また、ファイル用の余白が表面の右側に形
成されたファイル形式の表面の原稿情報を記録用紙の裏
面に記録する場合は、ファイル形式の表面の原稿情報を
記録用紙の裏面に記録する場合は、原稿情報の前記右側
のファイル用の余白の長さの情報を除去し、当該余白の
長さ分だけ原稿情報を右側にシフトして記録する。
【0068】また、ファイル用の余白が表面の右側に形
成されたファイル形式の裏面の原稿情報を記録用紙の表
面に記録する場合は、原稿情報の右端のファイル用の余
白の長さの情報を除去し、当該余白の長さ分だけ原稿情
報を右側にシフトして記録する。
【0069】さらに、ファイル用の余白が表面の左側に
形成されたファイル形式の裏面の原稿情報を記録用紙の
表面に記録する場合は、原稿情報の左端のファイル用の
余白の長さの情報を除去し、当該余白の長さ分だけ原稿
情報を左側にシフトして記録する。
【0070】制御回路50は、ファイル不可能(ファイ
ル形式でない)な原稿情報であれば、表面に記録する原
稿情報は、原稿情報の左端からファイル部の長さの半分
を除去し、ファイル部の半分の長さ分、原稿情報を右側
にシフトして記録し、裏面に記録する原稿情報は、原稿
の右端からファイル部の長さの半分を除去し、ファイル
部の半分の長さ分、原稿情報を左側にシフトして記録す
るように制御する。
【0071】換言すれば、ファイル形式でない原稿情報
を記録用紙の表面または裏面に記録する場合は、ファイ
ル用の余白を形成する辺とは反対側の方向に、現在形成
されている余白の半分だけ当該原稿情報をシフトして記
録する。
【0072】ここで、受信機は送信機にファイルするか
しないかの情報を通知し、送信機からは受信機に原稿情
報の中央位置を示す情報を送信し、かつファイル可能な
原稿情報であるか否かの情報を通知し、受信機は送信機
からの情報に基づいて前述の制御に従い、原稿情報の記
録位置を決定する。
【0073】受信機側にてファイル形式で記録すること
が選択されていない場合は、その旨を送信機に通知し、
送信機からは受信機に原稿情報の中央の情報を送信し、
かつ受信機は受信情報をシフトせずに中央に記録する。
ファイル可能な原稿であるか否かの情報は、送信機側の
オペレータが設定するものとする。以上の制御を主に行
うのが制御回路50である。
【0074】[第1実施例]図2〜図5には、図1の制
御回路50の第1実施例における制御の流れ図が図示さ
れている。
【0075】図2〜図5の流れ図において、ステップS
60は始めを表している。ステップS62においては、
信号線50hにクリアパルスを発生し、ファイル可原稿
ランプ44を消灯する。ステップS64においては、信
号線50iにクリアパルスを発生し、ファイル選択ラン
プ48を消灯する。
【0076】ステップS66においては、信号線50a
に信号レベル「0」の信号を出力し、CMLをオフす
る。ステップS68,S70においては、受信、送信が
選択されたか否かが判断され、受信が選択されていると
ステップS74に進み、送信が選択されるとステップS
86に進み、ともに選択されていないとステップS72
に進み、その他の処理を行う。
【0077】ステップS74においては、信号線50a
に信号レベル「1」の信号を出力しCMLをオンする。
ステップS76においては、信号線48aの情報を入力
し、ファイル選択ランプは点灯しているか、すなわち受
信情報をファイルすることが選択されているか否かが判
断され、点灯しているとステップS98に進み、消灯し
ているとステップS78に進む。
【0078】ステップS78は、前手順を表している。
ここで、送信機に受信情報をファイル形式で記録しない
ことを通知する。ステップS80においては、信号線5
0gを介して情報シフト回路38にシフトなしを指定す
る。ステップS82は、画信号の受信/記録を表してい
る。ここで、送信機、受信機ともに画像をシフトせずに
読取情報の中央部が記録用紙の中央に位置するように記
録する。ステップS84は、後手順を表している。
【0079】ステップS86においては、信号線50a
に信号レベル「1」の信号を出力しCMLをオンする。
ステップS88は、前手順を表している。ステップS9
0においては、前手順より判断し、受信機はファイル形
式で記録することを選択しているか否かが判断され、フ
ァイル形式で記録することを選択している時には、ステ
ップS130に進み、ファイル形式で記録することを選
択していない時にはステップS92に進む。
【0080】ステップS92においては、信号線50e
を介して情報シフト回路20にシフトなしを指定する。
ステップS94は、画信号の読取/送信を表している。
ここで、画情報の中央部を送信する。ステップS96
は、後手順を表している。ステップS98は、前手順を
表している。ここで、受信機は受信情報をファイルする
ことを送信機に通知する。
【0081】ステップS100においては、前手順にて
送信機からファイル可能な原稿情報である旨の通知があ
ったか否かが判断され、ファイル可能な原稿情報である
旨の通知があるとステップS102に進み、ファイル不
可能な原稿情報である旨の通知があるとステップS13
6に進む。
【0082】ステップS102は、画信号の受信/記録
を表している。ステップS104,S106,S108
においては、表面、裏面の原稿情報をそれぞれ記録用紙
の表面、裏面に記録するのかが判断され、表面の原稿情
報を記録用紙の表面に、或いは裏面の原稿情報を記録用
紙の裏面に記録する場合はステップS110に進み、表
面の原稿情報を記録用紙の裏面に記録する場合はステッ
プS122に進み、裏面の原稿情報を記録用紙の表面に
記録する場合はステップS126に進む。
【0083】ステップS110においては、信号線50
gを介して情報シフト回路38にシフトなしを指定す
る。ステップS112は、読取情報の中央部が記録用紙
の中央に位置するように記録することを表している。ス
テップS114においては、1ページの受信/記録が終
了したか否かが判断され、1ページの受信/記録が終了
するとステップS116に進み、1ページの受信/記録
が終了していないとステップS102に戻る。
【0084】ステップS116は、中間手順を表してい
る。ステップS118においては、次ページがあるか否
かが判断され、次ページがあるとステップS102に進
み、次ページがないとステップS120に進む。ステッ
プS120は、後手順を表している。
【0085】ステップS122においては、信号線50
gを介して、情報シフト回路38に左側に10mm(フ
ァイル部の長さ)シフトすることを指定する。ステップ
S124は、中央部の読取情報を左側に10mmシフト
して記録することを表している。
【0086】ステップS126においては、信号線50
gを介して、情報シフト回路38に、右側に10mm
(ファイル部の長さ)シフトすることを指定する。ステ
ップS128は、中央部の読取情報を右側に10mmシ
フトして記録することを表している。
【0087】ステップS130においては、信号線44
aを入力し、ファイル可原稿ランプ44は点灯している
か、すなわち送信対象の原稿情報は既にファイル可能な
原稿情報となっているか否かが判断され、ファイル可原
稿ランプ44が点灯しているとステップS132に進
み、消灯してるとステップS134に進む。ステップS
132は、前手順を表している。ここで、既にファイル
可能な原稿情報となっている旨を受信機に通知する。ス
テップS134は、前手順を表している。ここで、ファ
イル可能な原稿情報である旨を受信機に通知する。
【0088】ステップS136は、画信号の受信/記録
を表している。ステップS138においては、記録用紙
の表面に記録するか否かが判断され、表面に記録する場
合にはステップS140に進み、裏面に記録する場合は
ステップS152に進む。ステップS140において
は、信号線50gを介して、情報シフト回路38に、右
側に5mm(ファイル部の長さの半分)シフトすること
を指定する。
【0089】ステップS142は、中央部の読取情報を
右側に5mmシフトして記録することを表している。ス
テップS144においては、1ページの受信/記録が終
了したか否かが判断され、終了するとステップS146
に進み、終了していないとステップS136に戻る。
【0090】ステップS146は、中間手順を表してい
る。ステップS148においては、次ページがあるか否
かが判断され、次ページがあるとステップS136に戻
り、次ページがないとステップS150に進む。ステッ
プS150は、後手順を表している。
【0091】ステップS152においては、信号線50
gを介して、情報シフト回路38に左側に5mm(ファ
イル部の長さの半分)シフトすることを指定する。ステ
ップS154は、中央部の読取情報を左側に5mmシフ
トして記録することを表している。
【0092】[第2実施例]前記第1実施例において
は、受信機側で画像をシフトすることによりファイル用
の余白を形成することを考えた。しかし、送信機側で画
像をシフトしてもよい。この場合、受信機は送信機にフ
ァイルするかしないかの情報を通知し、送信機はファイ
ルが選択されている場合、ファイル可能な情報であれば
受信機に原稿情報のシフト不要指示をし、原稿の中央情
報を送信し、ファイル不可能な情報であれば受信機に原
稿情報のシフト不要指示をし、前述の内容に従い読取位
置を決定する。
【0093】以上の具体例が、図6に、図2〜図5の制
御の流れ図に対して異なる部分の制御の流れ図が図示さ
れている。図6(a)、(b)、(C)のステップS1
60は、図3のステップS100を表していて、以下順
に、ステップS162,S164,S166,S168
は図3のステップS102,S102,S110,図4
のステップS132を表している。なお、ステップS1
32では、さらに、受信機での原稿情報のシフト不要指
示を通知する。図6(c)のステップS170において
は、表面の原稿情報は記録用紙の表面に記録し、裏面の
原稿情報は記録用紙の裏面に記録するものとする。
【0094】図6(c)のステップS172、図6
(d)のステップS174は、それぞれ図2のステップ
S92、図4のステップS134を表している。ステッ
プS134では、さらに、受信機での原稿情報のシフト
不要指示を通知する。
【0095】図6(d)のステップS176において
は、表面の原稿情報は記録用紙の表面に記録し、裏面の
原稿情報は記録用紙の裏面に記録するものとする。ステ
ップS178においては、表面の原稿情報であるか否か
が判断され、表面の原稿情報であるとステップS180
に進み、裏面の原稿情報であるとステップS184に進
む。
【0096】ステップS180においては、信号線50
eを介して情報シフト回路20に左側に5mm(ファイ
ル部の長さの半分)シフトを指定する。ステップS18
2は、読取情報を左側に5mmシフトして読取り送信す
ることを表している。
【0097】ステップS184においては、信号線50
eを介して情報シフト回路20に右側に5mm(ファイ
ル部の長さの半分)シフトを指定する。ステップS18
6は、読取情報を右側に5mmシフトして読取り、送信
することを表している。なお、図6(d)のステップS
188は、図2のステップS96を表している。
【0098】[第3実施例]第1,2実施例において、
ファイル可能な原稿であるか否かは送信機側にて原稿情
報を読み取り、自動判定してもよい。
【0099】上記の制御の具体例が、図7に、図2〜図
5の制御の流れ図に対して異なる制御の流れ図が図示さ
れている。
【0100】図7(a)のステップS190は、図2の
ステップS70のYesを表している。図7(a)のス
テップS192においては、信号線50cにチェック開
始パルスを発生し、ファイル用の穴、あるいは余白検出
回路14をクリアする。ステップS194は、原稿情報
を読取り、符号化してメモリ回路16へ報知することを
表している。図7(a)のステップS196は、図2の
ステップS86を表している。
【0101】図7(b)のステップS198は、図2の
ステップS90のYesを表している。図7(b)のス
テップS200においては、信号線14aの情報を入力
し、ファイル用の余白、あるいは穴はあるか否かが判断
され、肯定応答の時にはステップS202に進み、否定
応答の時にはステップS204に進む。図7(b)のス
テップS202,S204は、それぞれ図4のステップ
S132,S124を表している。
【0102】[第4実施例]以上の実施例においては、
通信対象の原稿情報は、全てファイル可能な原稿情報で
あるか、あるいは全てファイル不可能な原稿情報である
ことを考えた。しかし、1通信の中にこれらの原稿が混
在していてもよい。
【0103】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によると、
受信機側において、受信した原稿情報をファイル形式で
記録することが選択されている時、送信機側の原稿情報
の種類により送信機側、あるいは受信機側にて適確に原
稿情報をシフトすることにより、原稿情報の種類の如何
に拘らずファイル可能な形で、かつ情報の欠落のない形
で記録することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるファクシミリ装置の実施例のブロ
ック図である。
【図2】第1実施例による制御回路50の制御の流れ図
である。
【図3】図2の続きの流れ図である。
【図4】図2の続きの流れ図である。
【図5】図3の続きの流れ図である。
【図6】第2実施例による制御回路50の制御の流れ図
であって、第1実施例と異なる部分だけを示した図であ
る。
【図7】第3実施例による制御回路50の制御の流れ図
であって、第1実施例と異なる部分だけを示した図であ
る。
【図8】従来例の問題点を説明するための説明図であ
る。
【符号の説明】
2…NCU 4…電話機 6…ハイブリッド回路 8…V.21 変調器 10… 読取回路 12…符号化回路 14…ファイル用の穴、あるいは余白検出回路 16…メモリ回路 18…復号化回路 20…情報シフト回路 22…符号化回路 24…V.27terあるいはV.29変調器 26…加算回路 28…V.21復調器 30…V.27terあるいはV.29復調器 32…復号化・符号化回路 34…メモリ回路 36…復号化回路 38…情報シフト回路 40…記録回路 42…ファイル可原稿ボタン 44…ファイル可原稿ランプ 46…ファイル選択ボタン 48…ファイル選択ランプ 50…制御回路

Claims (21)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 受信した原稿情報をファイル形式で記録
    するか否かを選択する選択手段を有するファクシミリ装
    置において、 前記選択手段によりファイル形式で記録することが選択
    されている場合、受信した原稿情報の種類により当該原
    稿情報の記録位置を変える記録位置制御手段を設けたこ
    とを特徴とするファクシミリ装置。
  2. 【請求項2】 前記記録位置制御手段は、前記受信した
    原稿情報の種類がファイル形式の原稿情報であるか否か
    によって当該原稿情報の記録位置を変えることを特徴と
    する請求項1記載のファクシミリ装置。
  3. 【請求項3】 前記記録位置制御手段は、前記受信した
    原稿情報の種類がファイル形式の原稿情報であるか否
    か、表面の原稿情報であるか否か、および記録用紙の表
    面に記録するか否かによって当該原稿情報の記録位置を
    変えることを特徴とする請求項2記載のファクシミリ装
    置。
  4. 【請求項4】 前記記録位置制御手段は、ファイル形式
    の表面の原稿情報を記録用紙の表面に記録し、ファイル
    形式の裏面の原稿情報を記録用紙の裏面に記録する場合
    は、原稿情報と同一の位置に記録するよう記録位置を制
    御することを特徴とする請求項3記載のファクシミリ装
    置。
  5. 【請求項5】 前記記録位置制御手段は、ファイル形式
    の表面の原稿情報を記録用紙の裏面に記録する場合は、
    またはファイル形式の裏面の原稿情報を記録用紙の表面
    に記録する場合は、現在形成されているファイル用の余
    白とは反対側にファイル用の余白を形成するように当該
    原稿情報の記録位置を変えることを特徴とする請求項3
    記載のファクシミリ装置。
  6. 【請求項6】 前記記録位置制御手段は、ファイル形式
    でない原稿情報を記録用紙の表面または裏面に記録する
    場合は、ファイル用の余白を形成する辺とは反対側の方
    向に、現在形成されている余白の半分だけ当該原稿情報
    をシフトして記録することを特徴とする請求項3記載の
    ファクシミリ装置。
  7. 【請求項7】 前記記録位置制御手段は、ファイル用の
    余白が表面の左側に形成されたファイル形式の表面の原
    稿情報を記録用紙の裏面に記録する場合は、ファイル形
    式の表面の原稿情報を記録用紙の裏面に記録する場合
    は、原稿情報の前記左側のファイル用の余白の長さの情
    報を除去し、当該余白の長さ分だけ原稿情報を左側にシ
    フトして記録することにより、現在形成されているファ
    イル用の余白とは反対側にファイル用の余白を形成する
    ように当該原稿情報の記録位置を変えることを特徴とす
    る請求項5記載のファクシミリ装置。
  8. 【請求項8】 前記記録位置制御手段は、ファイル用の
    余白が表面の右側に形成されたファイル形式の表面の原
    稿情報を記録用紙の裏面に記録する場合は、ファイル形
    式の表面の原稿情報を記録用紙の裏面に記録する場合
    は、原稿情報の前記右側のファイル用の余白の長さの情
    報を除去し、当該余白の長さ分だけ原稿情報を右側にシ
    フトして記録することにより、現在形成されているファ
    イル用の余白とは反対側にファイル用の余白を形成する
    ように当該原稿情報の記録位置を変えることを特徴とす
    る請求項5記載のファクシミリ装置。
  9. 【請求項9】 前記記録位置制御手段は、ファイル用の
    余白が表面の右側に形成されたファイル形式の裏面の原
    稿情報を記録用紙の表面に記録する場合は、原稿情報の
    右端のファイル用の余白の長さの情報を除去し、当該余
    白の長さ分だけ原稿情報を右側にシフトして記録するこ
    とにより、現在形成されているファイル用の余白とは反
    対側にファイル用の余白を形成するように当該原稿情報
    の記録位置を変えることを特徴とする請求項5記載のフ
    ァクシミリ装置。
  10. 【請求項10】 前記記録位置制御手段は、ファイル用
    の余白が表面の左側に形成されたファイル形式の裏面の
    原稿情報を記録用紙の表面に記録する場合は、原稿情報
    の左端のファイル用の余白の長さの情報を除去し、当該
    余白の長さ分だけ原稿情報を左側にシフトして記録する
    ことにより、現在形成されているファイル用の余白とは
    反対側にファイル用の余白を形成するように当該原稿情
    報の記録位置を変えることを特徴とする請求項5記載の
    ファクシミリ装置。
  11. 【請求項11】 受信した原稿情報をファイル形式で記
    録するか否かを選択する選択手段を有するファクシミリ
    装置に対して原稿情報を送信するファクシミリ装置にお
    いて、 受信側のファクシミリ装置の前記選択手段によりファイ
    ル形式で記録することが選択されている場合、送信対象
    の原稿情報の種類により当該原稿情報の余白の大きさを
    変更する余白変更手段を設けたことを特徴とするファク
    シミリ装置。
  12. 【請求項12】 前記余白変更手段は、前記送信対象の
    原稿情報の種類がファイル形式の原稿情報であるか否か
    によって当該原稿情報の余白の大きさを変更することを
    特徴とする請求項11記載のファクシミリ装置。
  13. 【請求項13】 前記余白変更手段は、前記送信対象の
    原稿情報の種類がファイル形式の原稿情報であるか否
    か、表面の原稿情報であるか否か、および記録用紙の表
    面に記録するか否かによって当該原稿情報の余白の大き
    さを変更することを特徴とする請求項11記載のファク
    シミリ装置。
  14. 【請求項14】 前記余白変更手段は、前記送信対象の
    ファイル形式の表面の原稿情報が受信側のファクシミリ
    装置にて記録用紙の裏面に記録される場合は、または前
    記送信対象のファイル形式の裏面の原稿情報が受信側の
    ファクシミリ装置にて記録用紙の表面に記録される場合
    は、現在形成されているファイル用の余白とは反対側に
    ファイル用の余白を形成するように当該原稿情報の余白
    の大きさを変更することを特徴とする請求項13記載の
    ファクシミリ装置。
  15. 【請求項15】 前記余白変更手段は、ファイル用の余
    白が表面の左側に形成された前記送信対象のファイル形
    式の表面の原稿情報が受信側のファクシミリ装置にて記
    録用紙の裏面に記録される場合は、原稿情報の前記左側
    のファイル用の余白の長さの情報を除去し、当該余白の
    長さ分だけ原稿情報を左側にシフトすることにより、現
    在形成されているファイル用の余白とは反対側にファイ
    ル用の余白を形成するように当該原稿情報の余白の大き
    さを変更することを特徴とする請求項13記載のファク
    シミリ装置。
  16. 【請求項16】 前記余白変更手段は、ファイル用の余
    白が表面の右側に形成された前記送信対象のファイル形
    式の表面の原稿情報が受信側のファクシミリ装置にて記
    録用紙の裏面に記録される場合は、原稿情報の前記右側
    のファイル用の余白の長さの情報を除去し、当該余白の
    長さ分だけ原稿情報を右側にシフトすることにより、現
    在形成されているファイル用の余白とは反対側にファイ
    ル用の余白を形成するように当該原稿情報の余白の大き
    さを変更することを特徴とする請求項13記載のファク
    シミリ装置。
  17. 【請求項17】 前記余白変更手段は、ファイル用の余
    白が表面の右側に形成された前記送信対象のファイル形
    式の裏面の原稿情報が受信側のファクシミリ装置にて記
    録用紙の表面に記録される場合は、原稿情報の右端のフ
    ァイル用の余白の長さの情報を除去し、当該余白の長さ
    分だけ原稿情報を右側にシフトすることにより、現在形
    成されているファイル用の余白とは反対側にファイル用
    の余白を形成するように当該原稿情報の余白の大きさを
    変更することを特徴とする請求項13記載のファクシミ
    リ装置。
  18. 【請求項18】 前記余白変更手段は、ファイル用の余
    白が表面の左側に形成された前記送信対象のファイル形
    式の裏面の原稿情報が受信側のファクシミリ装置にて記
    録用紙の表面に記録される場合は、原稿情報の左端のフ
    ァイル用の余白の長さの情報を除去し、当該余白の長さ
    分だけ原稿情報を左側にシフトすることにより、現在形
    成されているファイル用の余白とは反対側にファイル用
    の余白を形成するように当該原稿情報の余白の大きさを
    変更するることを特徴とする請求項13記載のファクシ
    ミリ装置。
  19. 【請求項19】 前記余白変更手段は、ファイル形式で
    ない原稿情報が受信側のファクシミリ装置にて記録用紙
    の表面または裏面に記録される場合は、ファイル用の余
    白を形成する辺とは反対側の方向に、現在形成されてい
    る余白の半分だけ当該原稿情報をシフトすることにより
    当該原稿情報の余白の大きさを変更することを特徴とす
    る請求項13記載のファクシミリ装置。
  20. 【請求項20】 受信側のファクシミリ装置は、前記選
    択手段により選択されたファイル形式で記録するか否か
    の情報を送信側のファクシミリ装置に通知し、送信側の
    ファクシミリ装置は原稿情報の中央位置を示す情報とフ
    ァイル形式の原稿情報であるか否かの情報とを受信側の
    ファクシミリ装置に通知し、受信側のファクシミリ装置
    の前記記録位置制御手段は、送信側のファクシミリ装置
    から通知された情報に基づいて受信に係る原稿情報の記
    録位置を決定することを特徴とする請求項3〜請求項1
    0記載のファクシミリ装置。
  21. 【請求項21】 送信側のファクシミリ装置は、受信側
    のファクシミリ装置から前記選択手段によりファイル形
    式で記録することが選択された旨の情報の通知を受け
    て、前記余白変更手段により送信対象の原稿情報の余白
    の大きさを変更したときは、受信側のファクシミリ装置
    に対して原稿情報の記録位置の変更が不要である旨の情
    報を通知することを特徴とする請求項11〜請求項19
    記載のファクシミリ装置。
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