JPH0728375B2 - 画像処理装置 - Google Patents

画像処理装置

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JPH0728375B2
JPH0728375B2 JP2143709A JP14370990A JPH0728375B2 JP H0728375 B2 JPH0728375 B2 JP H0728375B2 JP 2143709 A JP2143709 A JP 2143709A JP 14370990 A JP14370990 A JP 14370990A JP H0728375 B2 JPH0728375 B2 JP H0728375B2
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は入力した画像信号を出力先に応じて適切に中間
調処理する画像処理装置に関するものである。
原稿画像をCCD,A-Si等のイメージセンサにより光電的に
読取り、この読取信号をレベルに応じて2値化し、レー
ザビームプリンタ,インクジエツトプリンタ等の2値プ
リンタにて像再生することが提案されている。また、2
値化された読取信号をモデイフアイドホフマン符号回路
等により圧縮し、伝送或いは磁気,光学メモリ等に蓄積
することが提案されている。
原稿画像を2値信号に変換する方法として、ある固定レ
ベルの閾値を設定し、この閾値と読取信号とを比較する
ことにより濃淡判別するものと、あらかじめ決められた
画素ブロツク(たとえば4画素×画素)内の各画素をそ
れぞれ異なる白〜黒に相当する複数の閾値と比較し、ブ
ロツクを1単位とし該ブロツク内の画素のうちいくつを
黒(或いは白)と判断するかによって、擬似的に多諧調
の像再生を行なうデイザ法と呼ばれるものがある。
後者のデイザ法は比較的簡単な構成で、多諧調の画像再
生が出来る為、有効な手法である。しかしながら、デイ
ザ法の欠点として再生画像の解像度が低下することが挙
げられる。また、前者の固定閾値による2値化では解像
度は良好だが諧調再生が出来ない欠点がある。
従って、解像度の低下を防止し、かつ諧調性を持つ像再
生を行なう為にはオリジナル画像を多諧調再生領域と高
解像再生領域とに分け、前者はデイザによる2値化、後
者は一定閾値による2値化という形式で、それぞれ2値
化処理を画像内容に応じて自動的或いは手動で切り換え
ることが提案されている。
原稿上の画像内容を自動的に且つリアルタイムで判定す
る方法として、デイザ法に用いる複数の閾値からなるデ
イザマトリツクスの大きさに相当するブロツク内の画像
領域の内の画素濃度の最大値と最小値との差を用いる手
法がある。この手法は主走査方向に数ラインのメモリと
比較器及び減算器とにより比較的簡単に構成でき、有効
である。そして、その判断は濃度差が所定値(一般には
黒と白の中間値)よりも大きい時、線画あるいは文字領
域等であるとみなし、一定値による2値化(以後スライ
ス2値と称す)処理を行なう。逆に濃度差が所定値以下
の時、写真等の中間調画像であるとみなしデイザ法によ
る2値化処理を行なう。従って、たとえばほぼ一様に黒
(あるいは白)である様な領域に関しては濃度差がほぼ
0に等しいので中間調画像と判断しデイザ法による2値
化処理を実行してしまう。
この時たとえば2値化した画像データをLBP等で像再生
する場合においては、たかだか4×4画像域中にデイザ
により白(あるいは黒)と判断された画素が1〜2画素
含まれる程度であるために再生画像を見るかぎりにおい
てはそれほど目ざわりとはならない。
ところが、この2値画像データを符号化して伝送する場
合、あるいはあらかじめ用意したページメモリに格納す
る場合においてはデータの圧縮率をきわめて、低下させ
ることになり、伝送時間が長くなったりあるいは用意し
たメモリを占有し、有効に画像を蓄積することが出来な
いといった問題点が発生してくる。
本発明は以上の点に鑑みてなされたもので、画像内容の
判断を更に確実に行ない、これにより画像に適した中間
調処理を実行せしめることを目的とし、特に、画像圧縮
等において、有効な画像の中間調を行なう画像処理装置
を提供するものである。
以下、図面を用い本発明を更に詳細に説明する。
第1図は本発明の一実施例の回路構成を示す図であり、
イメージセンサによって読取られた原稿の画像信号は不
図示のA/D変換器にて6ビットのデジタル画像信号に変
換され、入力端子INに印加される。デジタル画像信号は
並列に最小値検出ブロツク、最大値検出ブロツク、デイ
ザ2値化回路及びスライス2値化回路に供給される。1
は隣接する8×8の画素で構成される領域(0.5mm)内
の濃度の最大値を検出する回路であり主走査方向を4B短
手とした場合1K×6bitのメモリによって各像域の最大値
(黒)が検出されて格納される。同様にして最小値検出
ブロクツ2は各領域ブロツク内の最小値(白)が検出格
納されており、それぞれ9ライン目の主走査読み込みに
同期して読み出される。
その各ブロツク1,2内の最大値及び最小値は減算器5に
よって減算されることにより、濃度勾配が演算される。
そしてこの値が6ビットの一定値Bよりも小さい時つま
り一様濃度に近い場合においてはコンパレータ7により
“1"レベルの出力をアンドゲート9に入力する。
従来はこのコンパレータ出力によってデイザによる2値
化回路3或いは固定スライスによる2値化回路4による
2値化処理のいずれかの出力の選択切換えを行なってい
たが、本実施例においては、コンパレータ7の出力に加
えさらに最大値が一定値Aよりも大きい場合かつ、最小
値が一定値Cよりも小さい場合のみ、即ち、それぞれコ
ンパレータ6およびコンパレータ8より“1"レベルの出
力が発生した場合にアンドゲート回路9の出力が“1"と
なることによって、デイザ2値化回路4の出力2値画像
データをマルチプレクサ10で選択する。
11は2値化データを符号化するMHデコーダ、13は符号化
データを記憶するページメモリ、14はFAX等の送信部で
ある。
表1に各種の場合における本実施例と従来方式とによる
2値化方式選択の例を示す。
ここで入力端子INに入力する画像濃度信号は6bit(0〜
63)信号でありレベル0を真白、レベル63を真黒とす
る。また、前述の一定値Aを6,Bを32,Cを58とする。
表1においての場合は最大値50,最小値10である為、
コンパレータ6において、50>A(=6)従って出力は
“1"、また、最小値は10>58である為コンパレータ8の
出力は“1"、同様にしてコンパレータ7の出力は0とな
りアンドゲート9の出力は0となり、マルチプレクサ10
はスライス2値化回路4の出力を選択する。
及びの場合は、濃度勾配が小さくかつ、最大値、最
小値が、そこそこにハーフトーンである為デイザ2値化
回路3の出力を選択する。
ところが及びの場合は濃度勾配が小さい為従来方式
ではデイザと判定されていたわけであるが、最小値、最
大値がそれぞれ、C=58,A=6を越えて黒,白側に片寄
っている為、スライス2値と判定される。圧縮は符号化
を考える上では領域全面を黒あるいは白に2値化した方
が好ましい。
このように、本実施例においては、従来の像域判定基準
であるところの濃度勾配の他に、濃度の最大値と最小値
を加味して判定することによって黒画像、或いは白画像
をデイザ処理することがないので、例えばNH符号化時の
圧縮率の向上を画ることが可能となった。尚符号化の圧
縮率について例を述べれば、表1のの場合従来例によ
ってデイザ法で2値化するとすればデイザの閾値が0〜
63の64通りであれば必らず白と判定される画素が3つ存
在するわけで、主走査方向において全域の場合、連続
する黒と判定されたデータの中間に白データが周期的に
表われる。たとえばMH(Modified Hufman)符号化を行
なう場合、B41ライン総黒の場合、1ライン情報は40〜5
0bitで表わされるのに対し、中央部に白が1画素挿入さ
れるとたちまち20bit程度加算されることとなる。従っ
て本考案による像域判定及び2値化方式の選択手段は、
画像信号符号化時の圧縮率向上に大きくその効果が発揮
されるものである。
尚、圧縮等の処理を必要とせず、黒又は白の点が現われ
てもそれほど問題とならない場合には、コンパレータ7
の出力のみで、2値化処理を選択する様にしてもよい。
即ち、デイザ2値回路3及びスライス2値化回路4の両
出力を入力とするマルチプレクサ12を設け、コンパレー
タ7の出力により、マルチプレクサ12を駆動し、レーザ
ビームプリンタ等の2値プリンタ15に2値画像信号を供
給する様になす。
また、本実施例ではアンドゲート9の出力で、2通りの
2値化処理の行なわれた信号を選択したが、例えばコン
パレータに出力するデイザパターンを記憶するROMに更
に固定スライスレベルを記憶せしめ、アンドゲート9の
出力で、ROMの出力を選択するようになすことも可能で
ある。また原稿読取以外のデータ、例えば伝送されたデ
ータの2値化処理にも用いることができる。
又、各コンパレータのスライスレベルは本実施例のもの
に限らないことは言うまでもない。
以上説明した様に、本発明の実施例によれば、原稿の広
範囲な黒或は白領域をデイザ処理してしまうことによる
不都合を除去し、画像内容に応じた2値化処理を達成す
ることができる。また、特に、2値化データを圧縮処理
する場合において、圧縮効率を向上せしめ、例えば伝送
時間の短縮等に有効である。
以上の様に本発明によれば、画像信号を入力する入力手
段(実施例では入力端子IN)と、前記入力手段から入力
された画像信号によって表される画像が中間調画像であ
るか否かを識別する識別手段であって、画像ブロックを
単位として、該ブロック内の濃度勾配が小さく、且つ黒
領域又は白領域に属さない場合に中間調画像であると識
別する第1の識別手段(同じくコンパレータ7)と、前
記入力手段から入力された画像信号によって表される画
像が中間調画像であるか否かを識別する識別手段であっ
て、画像ブロックを単位として、該ブロック内の濃度勾
配が小さい場合に中間調画像であると識別する第2の識
別手段(同じくANDゲート9)と、前記第1または第2
の識別手段による識別結果に応じて、中間調画像である
と識別された画像信号は疑似中間調処理により2値化を
行い、前記以外の画像信号は単一閾値により2値化を行
う中間調処理手段(同じくディザ2値化回路3、スライ
ス値化回路4)と、前記中間調処理手段により中間調処
理された画像信号を符号化して出力する第1の出力手段
(MHデコーダ11)と、前記中間調処理手段により中間調
処理された画像信号を画像形成のための像形成手段(2
値プリンタ15)へ出力する第2の出力手段とを有し、前
記第1の出力手段により画像信号を出力する場合には、
前記第1の識別手段による識別結果に応じて中間調処理
し、前記第2の出力手段により画像信号を出力する場合
には、前記第2の識別手段による識別結果に応じて中間
調処理するようにしたことにより、中間調処理された画
像信号を出力する出力手段の出力形態に応じて、入力画
像信号によって表される画像の性質の適切な識別条件を
設定でき、確実な識別が可能となる。
より具体的には、中間調処理された画像信号の出力手段
が画像信号を符号化して出力する場合には、黒領域又は
白領域を中間調画像として2値化しないことにより、中
間調処理された画像信号を符号化する場合の符号化効率
を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明による画像処理装置の一実施例の回路ブ
ロック図であり、1は最大値検出ブロック、2は最小値
検出ブロック、3はデイザ2値化回路、4はスライス2
値化回路、5は減算器、6,7,8はコンパレータ、9はア
ンドゲート、10はマルチプレクサ、11はMHエンコーダで
ある。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】画像信号を入力する入力手段と、 前記入力手段から入力された画像信号によって表される
    画像が中間調画像であるか否かを識別する識別手段であ
    って、画像ブロックを単位として、該ブロック内の濃度
    勾配が小さく、且つ黒領域又は白領域に属さない場合に
    中間調画像であると識別する第1の識別手段と、 前記入力手段から入力された画像信号によって表される
    画像が中間調画像であるか否かを識別する識別手段であ
    って、画像ブロックを単位として、該ブロック内の濃度
    勾配が小さい場合に中間調画像であると識別する第2の
    識別手段と、 前記第1または第2の識別手段による識別結果に応じ
    て、中間調画像であると識別された画像信号は疑似中間
    調処理により2値化を行い、前記以外の画像信号は単一
    閾値により2値化を行う中間調処理手段と、 前記中間調処理手段により中間調処理された画像信号を
    符号化して出力する第1の出力手段と、 前記中間調処理手段により中間調処理された画像信号を
    画像形成のための像形成手段へ出力する第2の出力手段
    とを有し、 前記第1の出力手段により画像信号を出力する場合に
    は、前記第1の識別手段による識別結果に応じて中間調
    処理し、前記第2の出力手段により画像信号を出力する
    場合には、前記第2の識別手段による識別結果に応じて
    中間調処理するようにしたことを特徴とする画像処理装
    置。
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JPH0316380A JPH0316380A (ja) 1991-01-24
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS5778278A (en) * 1980-10-31 1982-05-15 Ricoh Co Ltd Video coding method
JPS583374A (ja) * 1981-06-29 1983-01-10 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> 中間調処理方式

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