JPH0728328Y2 - 掴み装置 - Google Patents

掴み装置

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JPH0728328Y2
JPH0728328Y2 JP3739090U JP3739090U JPH0728328Y2 JP H0728328 Y2 JPH0728328 Y2 JP H0728328Y2 JP 3739090 U JP3739090 U JP 3739090U JP 3739090 U JP3739090 U JP 3739090U JP H0728328 Y2 JPH0728328 Y2 JP H0728328Y2
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holding claw
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claw
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純 武田
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純 武田
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、油圧ショベルのショートアームの先端部に
取付けて、建築物あるいは構築物の解体や解体された廃
棄物の搬送あるいは集積等を行なう掴み装置に関するも
のである。
〔従来の技術〕
上記掴み装置の従来技術として、実公昭59-42455号公報
に記載されたものがある。この掴み装置は、第3図に示
すように、油圧ショベルのショートアームの先端部にブ
ラケット20を取付け、そのブラケット20の先端部上下に
一対の挾持爪21、22の後端部を回動自在に連結し、一方
挾持爪21を油圧シリンダ23により揺動されるリンク24お
よびロッド25を介してピン26を中心に開閉させ、その一
方挾持爪21の回転力を連動リンク27を介して他方挾持爪
22に伝え、その他方挾持爪22を一方挾持爪21の逆方向に
同時に回動させるようにしている。
〔考案が解決しようとする課題〕
ところで、上記従来の掴み装置においては、一対の挾持
爪21、22の後端部それぞれに連動リンク27を連結するた
めの連結片28、29を設けた構成であるため、挾持爪21、
22が複雑化し、製作に手間がかかる不都合がある。
この考案は、上記の不都合を解消し、挾持爪の一方の構
成を簡素化して製作の容易化を図ることを技術的課題と
している。
〔課題を解決するための手段〕
上記の課題を解決するために、この考案においては、油
圧ショベルのショートアームに連結されるブラケットの
先端部上下に長さが異なる一対の挾持爪の各後端部を前
後に位置をずらして回動自在に連結し、短かい側の挾持
爪の外側には突片を設け、その突片とブラケットの後端
上部に連結されて油圧シリンダにより揺動されるリンク
の先端部とをロッドで連結し、短かい側の挾持爪の後端
部に後方に向けて連結片を設け、その連結片に連動リン
クの一端部を連結し、連動リンクの他端部を長い側の挾
持爪の回動中心より先端寄りに連結した構成を採用した
のである。
〔作用〕
油圧シリンダの作動によって短い側の挾持爪を回動させ
ると、その回転力は連動リンクを介して長い側の挾持爪
に伝達され、一対の挾持爪が同時に開閉する。
〔実施例〕
以下、この考案の実施例を添付図面の第1図および第2
図に基づいて説明する。
図示のように、油圧ショベルのショートアーム1にピン
2を介して取付けられたブラケット3は、一対の側枠4
を有し、その側枠4の先端部上下に一対のピン5、6が
支持されている。一対のピン5、6は前後に位置がず
れ、各ピン5、6を中心に長さの異なる一対の挾持爪
7、8の各後端部が回動自在に支持されている。
挾持爪7、8は複数の爪片9を櫛歯状に設けて構成さ
れ、隣接する爪片9間に他方挾持爪の爪片9が嵌合可能
になっている。上側の短い側の挾持爪7の外側には突片
10が設けられ、その突片10にロッド11の一端が連結され
ている。ロッド11の他端は、ブラケット3の後端部にピ
ン12を介して回動自在に連結したリンク13の先端部に連
結されている。また、リンク13の先端部にはショートア
ーム1に支持された油圧シリンダ14が連結されている。
このため、油圧シリンダ14を作動させると、短い側の挾
持爪7がピン5を中心に回動する。
短い側の挾持爪7の後端部には後方に向けて連結片15が
連結され、その連結片15にS字形の連動リンク16の一端
部が連結されている。連動リンク16の他端部は、長い側
の挾持爪8の回動中心となるピン6より先端寄りにピン
17で連結されている。
いま、油圧シリンダ14を作動して短い側の挾持爪7を開
放させると、連動リンク16が第1図の下方に移動して長
い側の挾持爪8を下向きに押すため、ピン6を中心に長
い側の挾持爪8を同時に開放する。
また、油圧シリンダ14の作動によって短い側の挾持爪7
を閉じると、上記と逆に連動リンク16が第1図の上方向
に移動するため、長い側の挾持爪8が同時に閉じる方向
に回動する。
〔考案の効果〕
以上のように、この考案に係る掴み装置においては、ブ
ラケットの先端部上下に長さが異なる一対の挾持爪の後
端部を回動自在に連結すると共に、連結位置を前後にず
らし、短い側の挾持爪の後端部に設けた連結片と長い側
の挾持爪の回動中心より先端寄りを連動リンクで連結し
たので、一対の挾持爪を同時に開閉させることができる
と共に、長い側の挾持爪には連動リンクを連結するため
の連結片を必要としないため、構成が簡素化し、製造が
容易である。
【図面の簡単な説明】
第1図は、この考案に係る掴み装置の一実施例を示す正
面図、第2図は同上の平面図、第3図は従来の掴み装置
を示す平面図である。 3……ブラケット、7、8……挾持爪、10……突片、11
……ロッド、12……リンク、15……連結片、16……連動
リンク。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】油圧ショベルのショートアームに連結され
    るブラケットの先端部上下に長さが異なる一対の挾持爪
    の各後端部を前後に位置をずらして回動自在に連結し、
    短かい側の挾持爪の外側には突片を設け、その突片とブ
    ラケットの後端上部に連結されて油圧シリンダにより揺
    動されるリンクの先端部とをロッドで連結し、短かい側
    の挾持爪の後端部に後方に向けて連結片を設け、その連
    結片に連動リンクの一端部を連結し、連動リンクの他端
    部を長い側の挾持爪の回動中心より先端寄りに連結した
    掴み装置。
JP3739090U 1990-04-05 1990-04-05 掴み装置 Expired - Lifetime JPH0728328Y2 (ja)

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JP3739090U JPH0728328Y2 (ja) 1990-04-05 1990-04-05 掴み装置

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JP3739090U JPH0728328Y2 (ja) 1990-04-05 1990-04-05 掴み装置

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Publication Number Publication Date
JPH03126967U JPH03126967U (ja) 1991-12-20
JPH0728328Y2 true JPH0728328Y2 (ja) 1995-06-28

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ID=31544452

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JP3739090U Expired - Lifetime JPH0728328Y2 (ja) 1990-04-05 1990-04-05 掴み装置

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JPWO2008136402A1 (ja) * 2007-04-27 2010-07-29 Thk株式会社 ロボットの関節構造及びロボットフィンガ

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JPH03126967U (ja) 1991-12-20

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