JP3013652U - 道路区画線用塗布シュ−のシャッタ−開閉装置 - Google Patents

道路区画線用塗布シュ−のシャッタ−開閉装置

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JP3013652U
JP3013652U JP1995000482U JP48295U JP3013652U JP 3013652 U JP3013652 U JP 3013652U JP 1995000482 U JP1995000482 U JP 1995000482U JP 48295 U JP48295 U JP 48295U JP 3013652 U JP3013652 U JP 3013652U
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JP1995000482U
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Inventor
利秋 高村
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岳南光機株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 リンク機構の動きが操作杆の不具合な操作や
塗布シュ−の揺動等に対しても余り影響されることな
く、円滑にシャッタ−を開閉でき、且つ耐久性も長い。 【構成】 リンク機構5は、塗布シュ−1の左右に枢着
し先端に溝穴51aを形成した一対のL形状の開閉ア−ム5
1と、開閉ア−ム51の後端間を連結固定させた固定杆52
と、固定杆52の中央から後方に突出し長穴53aを有する
開閉ガイドプレ−ト53と、操作杆4に一端を固着し他端
側が開閉ガイドプレ−ト53と連結する連結ア−ム54とか
ら成り、且つ開閉ガイドプレ−ト53の溝穴51aに、シャ
ッタ−2の両側から突設させた係合ピン2aを係合させ、
開閉ガイドプレ−ト53と、連結ア−ム54の先端側とを、
長穴53aに挿通するロ−ラピン8で連結する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は道路区画線施工機に取付けられている塗布シュ−の底部に設けたシャ ッタ−を開閉操作する道路区画線用塗布シュ−のシャッタ−開閉装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、道路区画線施工機に取付けられた塗布シュ−(1)には、その底部に塗 料を排出するための開閉自在なシャッタ−(2)が設けられている。このシャッ タ−(2)を開閉操作するシャッタ−開閉装置としては、図4に示す如く、斜め 上下方向に摺動自在な操作杆(4)と、該操作杆(4)とシャッタ−(2)とを 接続するリンク機構とから構成させている。そしてリンク機構(5)は、塗布シ ュ−の左右に枢着させ、先端の溝穴(56a)を後端側に長穴(56b)を形成した一 対のL形状の開閉ア−ム(56)と、該両開閉ア−ム(56)の長穴(56b)に両端 の段部(57a)を挿入した可動杆(57)と、該可動杆(57)の中央と操作杆(4 )とを連結固定する連結杆(58)とから成るものである。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
上記従来の道路区画線用塗布シュ−のシャッタ−開閉装置において、そのリン ク機構(5)の構成では、可動杆(57)が中央で連結杆(58)を介して操作杆( 4)と固定され、しかも両開閉ア−ム(56)間は独立し単独に揺動可能で、且つ 開閉ア−ム(56)を直接揺動させる長い可動杆(57)とは、その両端が開閉ア− ム(56)の長穴(56a)に挿入した状態で連結されている。つまり長い可動杆(5 7)の両端で連結している。このようなリンク機構(5)においては、操作杆( 4)の斜め上下方向の摺動操作時に捻りが伴うと、長手方向の中央で連結固定し た可動杆(57)も回動する。これによって可動杆(57)の両端では大きな変位と なって表れ、しかも変位の方向が両端では反対に作用するため、両開閉ア−ム( 56)を逆方向に動かす力が発生し、この結果、リンク機構(5)全体に無理な力 が加わる。この状態で操作杆(4)を操作させると、リンク機構(5)の各連結 部分、特には可動杆(57)と開閉ア−ム(56)の連結箇所の摩耗を早め遊びが大 きくなり、シャッタ−(2)の開閉が円滑にできず、噛み易くなる。又、塗布シ ュ−は路面の凹凸に対してもなじむように揺動自在に取付けられているため、施 工中塗布シュ−の揺動に対し、両開閉ア−ム(56)が個々に揺動の自由度を有し ていると揺動する塗布シュ−からの影響を受け、開閉ア−ム(56)が独自に揺動 し、その長穴(56b)又は可動杆(57)両端の段部(57a)がひどく摩耗する等の 問題点を有していた。
【0004】 本考案は、前記の点に鑑み、リンク機構の動きが操作杆の不具合な操作にも余 り影響されることのなく、円滑にシャッタ−を開閉でき、且つ耐久性も長いシャ ッタ−開閉装置を提供することを目的とする。
【0005】 又、本考案の他の目的は、塗布シュ−の揺動に対してもリンク機構が余り影響 されないシャッタ−開閉装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
塗布シュ−(1)の底部のシャッタ−(2)と、該シャッタ−(2)を開閉操 作する斜め上下に摺動自在な操作杆(4)とを接続するリンク機構(5)は、前 記塗布シュ−(1)の左右に枢着し、先端に溝穴(51a)を形成した一対のL形 状の開閉ア−ム(51)と、該開閉ア−ム(51)の後端間を連結固定させた固定杆 (52)と、該固定杆(52)の中央から後方に突出し長穴(53a)を有する開閉ガ イドプレ−ト(53)と、前記操作杆(4)に一端を固着し、他端側が前記開閉ガ イドプレ−ト(53)と連結する連結ア−ム(54)とから成る。そして前記開閉ガ イドプレ−ト(53)の溝穴(51a)には、前記シャッタ−(2)の左右から突設 させた係合ピン(2a)を係合させる。又、前記開閉ガイドプレ−ト(53)と、そ の上方に位置する前記操作杆(4)に固着させた連結ア−ム(54)の先端側とを 、前記長穴(53a)に挿通するロ−ラピン(8)で接続したものである。
【0007】
【作用】 先ず、シャッタ−(2)を開ける場合には、ハンドル(4a)を握り、操作杆( 4)を押し下げると、リンク機構(5)の中で、連結ア−ム(54)のロ−ラピン (8)が開閉ガイドプレ−ト(53)の長穴(53a)内を移動して開閉ガイドプレ −ト(53)を下方に押し下げる。開閉ガイドプレ−ト(53)と固定した開閉ア− ム(51)が段付カラ−(6)を軸として時計と逆方向に回り、それに伴って開閉 ア−ム(51)の溝穴(51a)が前方に移動し、その溝穴(51a)と係合したシャッ タ−(2)の係合ピン(2a)を前方に押し出すことにより、シャッタ−(2)が 開くのである。逆に操作杆(4)を引くことにより、前記リンク機構(5)は逆 の動きとなり、シャッタ−(2)が閉鎖される。そして、両開閉ア−ム(51)は 、その間を固定杆(52)で連結固定されている関係上、独自な動きがなく、両方 が常に同じ動きとなり、安定したシャッタ−(2)の開閉を行うことができる。 又、開閉ア−ム(51)間の中央に位置する開閉ガイドプレ−ト(53)に操作の力 が作用するようにしたため、操作中に操作杆(4)のひねりが生じても開閉ア− ム(51)に対する影響が少ない。
【0008】
【実施例】
図1は本考案の実施例を示す全体斜視図、図2は図1のA−A断面図、図3は 本考案のリンク機構を示す斜視図、図4は従来のシャッタ−開閉装置を示す斜視 図である。
【0009】 以下本考案の実施例を図を基に説明する。(1)は塗料が入り、底部に開口部 (1a)を有する塗布シュ−、(2)は塗布シュ−(1)の底部の開口部(1a)に 開閉自在に設けたシャッタ−であり、該シャッタ−(2)の両側には係合ピン(2 a)が突設されている。これら塗布シュ−(1)及びシャッタ−(2)については 既に公知であるのでこれ以上の詳しい説明を省略する。(3)は塗布シュ−(1 )の後面中央より斜め上方に突設させたガイド管であり、(4)はガイド管(3 )に摺動自在に挿入した操作杆である。該操作杆(4)の後端にはハンドル(4a )を設けている。(5)はシャッタ−(2)と操作杆(4)を接続するリンク機 構である。次にこのリンク機構(5)の構成を説明すると、塗布シュ−(1)の 左右両側に枢着させた揺動自在な一対のL形状の開閉ア−ム(51)と、該開閉ア −ム(51)の後端間を連結固定させた固定杆(52)と、ガイド管(3)の直下で 固定杆(52)の中央に一端を固着し、他端側がガイド管(3)の立上げ角度(θ )より少ない角度で斜め上方に突出し、且つ横方向に貫通する長穴(53a)を有 する開閉ガイドプレ−ト(53)と、操作杆(4)を開閉ガイドプレ−ト(53)と を連結する2枚一対の連結ア−ム(54)とから構成されている。
【0010】 このリンク機構(5)について更に詳細に説明すると、開閉ア−ム(51)は先 端に溝穴(51a)を形成した板材でL形状のものであり、該開閉ア−ム(51)を 塗布シュ−(1)に枢着するには、段付カラ−(6)を塗布シュ−(1)の左右 外側に溶接で固着し、この段付カラ−(6)の段部(61)と開閉ア−ム(51)の 曲部の所に穿設した取付け穴(51b)とを嵌合させ、段付カラ−(6)と螺合す るボルト(7)によって揺動可能に取付ける。又、開閉ア−ム(51)の下方に向 かう先端には、溝穴(3a)を形成させ、この溝穴(3a)とシャッタ−(2)の係 合ピン(2a)とを係合させている。
【0011】 開閉ア−ム(51)と固定杆(52)とは溶接で固定されているが、両方が別々で なく折曲させることにより一体的に形成する場合もある。
【0012】 開閉ガイドプレ−ト(53)は、細長い板材を用い、縦にして取付けたものであ り、中に形成した長穴(53a)の形状としては、直長穴を基本とするが、円弧状 や曲状の長穴(53a)にすると、シャッタ−(2)の開閉速度に変化を持たせる ことが可能となり、施工中の微妙な開閉操作が容易になったり、あるいは操作杆 (4)の閉鎖及び全開位置でのスタビライザ−的な効果を持たせることも可能と なる。
【0013】 (8)は連結ア−ム(54)の下端と開閉ガイドプレ−ト(53)とを連結するロ −ラピンであり、このロ−ラピン(8)は開閉ガイドプレ−ト(53)の長穴(53 a)を挿通し連結ア−ム(10)の下端側に回動自在に取付けられる。このロ−ラ ピン(8)としては、ピンを軸としたロ−ラを回転自在に取付けたもので、ロ− ラは金属又は合成樹脂製のものである。このロ−ラピン(8)を用いることによ り、操作杆(4)の操作が軽くでき、且つ長穴(53a)及びロ−ラピン(8)自 体の摩耗を少なくする役目を成す。
【0014】
【考案の効果】
本考案は以上説明したように、リンク機構(5)が、両開閉ア−ム(51)の後 端間を固定杆(52)で固定したことにより、両開閉ア−ム(51)が一体的となり 別々な動きをすることなく、常に同じ方向及び移動量が確保される。
【0015】 又、開閉ガイドプレ−ト(53)は、固定杆(52)の中央に固着させ、しかも連 結ア−ム(10)とは固定されず、連結ア−ム(10)が長穴(53a)間を摺動自在 に接続させているため、操作杆(4)を操作する際に捻りが生じても、固定され ていない長穴(53a)とロ−ラピン(8)の部分で大部分は捻りを吸収し、又、 施工中に塗布シュ−(1)側が揺動しても、両開閉ア−ム(51)は固定杆(52) にて一体的に固定されているから、影響を受けず、リンク機構(5)に無理な力 が加わらず、抵抗も少ない。従ってシャッタ−(2)の開閉操作が円滑で耐久性 も高いものとなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施例を示す全体斜視図である。
【図2】図1のA−A断面図である。
【図3】本考案のリンク機構を示す斜視図である。
【図4】従来のシャッタ−開閉装置を示す斜視図であ
る。
【符号の説明】
1 塗布シュ− 1a 開口部 2 シャッタ− 2a 係合ピン 4 操作杆 5 リンク機構 51 開閉ア−ム 51a 溝穴 52 固定杆 53 開閉ガイドプレ−ト 53a 長穴 54 連結ア−ム 8 ロ−ラピン

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 塗布シュ−(1)の底部の開口部(1a)
    に設けた開閉自在なシャッタ−(2)に、該シャッタ−
    (2)を開閉操作を行う斜め上下に摺動自在な操作杆
    (4)を、リンク機構(5)を介して接続した道路区画
    線用塗布シュ−のシャッタ−開閉装置において、前記リ
    ンク機構(5)は、前記塗布シュ−(1)の左右に枢着
    すると共に先端に溝穴(51a)を形成した一対のL形状
    の開閉ア−ム(51)と、該開閉ア−ム(51)の後端間を
    連結固定させた固定杆(52)と、該固定杆(52)の中央
    から後方に突出し長穴(53a)を有する開閉ガイドプレ
    −ト(53)と、前記操作杆(4)に一端を固着し、他端
    側が前記開閉ガイドプレ−ト(53)と連結する連結ア−
    ム(54)とから成り、且つ前記開閉ガイドプレ−ト(5
    3)の溝穴(51a)に、前記シャッタ−(2)の両側から
    突設させた係合ピン(2a)を係合させ、前記開閉ガイド
    プレ−ト(53)と、前記連結ア−ム(54)の先端側と
    を、前記長穴(53a)に挿通するロ−ラピン(8)で連
    結したことを特徴とする道路区画線用塗布シュ−のシャ
    ッタ−開閉装置。
  2. 【請求項2】 前記開閉ガイドプレ−ト(53)は、長板
    を縦に配した請求項1記載の道路区画線用塗布シュ−の
    シャッタ−開閉装置。
  3. 【請求項3】 前記開閉ガイドプレ−ト(53)は、前記
    操作杆(4)の立上げ角度(θ)より小さい角度で取付
    けた請求項1記載の道路区画線用塗布シュ−のシャッタ
    −開閉装置。
JP1995000482U 1995-01-13 1995-01-13 道路区画線用塗布シュ−のシャッタ−開閉装置 Expired - Lifetime JP3013652U (ja)

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