JPH0728318Y2 - プレハブ住宅などユニットのカバー及び交換可能な屋根袋部 - Google Patents

プレハブ住宅などユニットのカバー及び交換可能な屋根袋部

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JPH0728318Y2
JPH0728318Y2 JP1989070997U JP7099789U JPH0728318Y2 JP H0728318 Y2 JPH0728318 Y2 JP H0728318Y2 JP 1989070997 U JP1989070997 U JP 1989070997U JP 7099789 U JP7099789 U JP 7099789U JP H0728318 Y2 JPH0728318 Y2 JP H0728318Y2
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roof
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Inventor
和彦 東野
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株式会社ユニット包材
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この考案はプレハブ建築の分野で利用される。
この考案はプレハブ住宅などユニツトのカバー及びこれ
に交換可能に取り付けられる屋根袋部に関する。
[従来の技術] 住宅などの建築において、半製品の住宅ユニツトを製造
現場であらかじめ造つておき、その現場近くまたは流通
倉庫にしかも野外にカバーをかけてストツクしておく場
合が多い。
第4図と第5図はその例を示している。
第4図では住宅ユニツト30をほぼ全体を覆つている主に
ポリエチレンなど安価な材質を使つた本シートカバー10
が図示されている。なお、10pはユニツト30が有してい
る吊り金など突起部を覆つている対応部である。このよ
うな本シートカバーは長さで4〜8メートル、幅で3メ
ートル近く、高さで3メートル位いである。
第5図では敷棒10r上にユニツト30が置かれ、本シート
カバー10により覆われた上で、このカバー10のとくに雨
にさらされ易い上部を補強するための補強ミニシートカ
バー20により二重に覆われている。ミニシートカバー20
は比較的高価なポリエステル、ナイロン、ターポリンな
どの帆布が使われる。
[考案が解決しようとする課題] ところで、第4図が注目される。本シートカバー10の一
部に凹部10cが存在する。これは、第3図のような住宅
ユニツト30の上部が開口状態で製作されているために生
ずる。このようなプレハブユニツトは、屋根の構成部材
を省いており、上部で横の支持部が欠除されている。
第4図のような凹部10cが存在すると、雨がたまり、他
方本シートカバー10のとくに上部が強い陽ざしにより劣
化して、雨の量が多くなるとその劣化したカバー部分よ
り内部のユニツト10へ雨が漏れ移り、ユニツト10の壁、
ボード、じゆうたんなどが損傷を受ける。
最近の傾向として、台所など種々のものが装備したユニ
ツトの製作が行われているが、このような雨洩りにより
これらの装備品も台なしになる恐れがある。
このような問題に対して、ユニツト上部の横の支持部が
欠けているところに、ビニヤ、金属板などの資材を敷設
して仮り屋根を形成してその上部を平坦化した上で、本
シートカバー10を用いている。
この場合、その資材のコストも大きく、またストツクの
現場で資材を設置してカバーをかけておき、受注により
建築現場へ運んで解いたときにその資材を除き、それを
また再利用するためにストツクの現場へ持ち帰えるな
ど、工数が多く面倒で時間がかかる。
なお、第5図に図示した補強ミニシートカバー20を用い
る場合でも、前述したようにユニツト30の上部で横支持
部が欠けているところに資材により平坦化して用いられ
る本シートカバー10上に重ねられる。
この考案の目的は、使用の状態で凹部が生ぜず、雨よけ
の円弧状屋根を形成できる、プレハブ住宅などユニット
のカバー及び従来のユニツトカバーに交換可能に取り付
けられる円弧状屋根を形成できる袋部を提供することで
ある。
[課題を解決するための手段] 前記した目的は、帆布、ポリエチレンなどからなり、プ
レハブユニットを覆うための開口部を有する略方形体の
カバー本体の頂部に、下部硬質基材と上部軟質基材とか
らなり、流体導入口を設け、空気など流体の導入により
起立可能な複数のつか部が下部基材に固着されており、
上部基材が略円弧状にふくらんだ屋根として形成できる
袋部を備えることにより、またユニツトカバー本体の頂
部に交換可能に取り付けるための固着手段をそのような
袋部に具備させることにより、達成される。
[作用] 下部基材と上部基材とからなる、ふくらみ可能な袋部を
設けるので、空気など流体の導入より上部基材は円弧状
に変形し、同時に下部基材は凹部になることなく平坦な
張り状態を維持し、従来のように平坦化のために使用す
る資材が不要となる。
[実施例] この考案の好適な実施例は、図面に基づいて説明され
る。
第1図はその1実施例を示した側面図、第2図はその上
面図、第3図はこの考案が適用されるプレハブ住宅ユニ
ットの例示図である。
図面において、10は従来と同様の本シートカバーであ
る。12は厚手の下部硬質基材で例えばポリエステルなど
が使われる。14は薄手の上部軟質基材で例えば塩化ビニ
ールなどが使われる。16は流体の導入口部である。18は
起立可能なつか部でその脚部は下部硬質基材12に固着さ
れている。
なお、10pは第4図にも示されているように突起カバー
部、10wは上下部基材の周縁における熱シール部であ
る。また、30oは住宅ユニツトの上部開口部である。
このような構成により、流体導入口16より空気など流体
を導入すると、下部基材12はそのまま平坦な状態で、他
方上部基材14は円弧状に変形して屋根が形成され、雨が
降つても上部基材14、シートカバー10にもたまることが
なく、内部のユニツト装備は雨もれから安全に保持され
る。
第1図の実施例では、第4図にも例示されている本シー
トカバー10に対する適用例を示しているが、第5図に示
されている補強ミニカバーに対しても同様に適用され
る。
また、シートカバー10、20の頂面外表部に硬質材を用い
て下部硬質基材12に代えてもよい。
さらに、下部基材12と上部基材14とからなり、流体導入
口16を設け、ユニツトカバー10の頂面に交換可能とする
ホツクなど図示しない取り付け固着手段を具備した袋部
単体を構成することができることも、図示していないが
自明である。
例えば、夏期など長い日々の間、陽にさらされて、上部
基材14が損傷した場合に、このような屋根袋部の交換が
容易に行われる。
[効果] この考案によるユニツトカバー及び交換可能な屋根袋部
は、略円弧状の屋根を形成しているので雨はたまらず、
大地に除かれ、ユニツトへの雨もれがなく、その内部の
装備品は損傷をうけず保持される。その際、従来のよう
に、ユニツト上部を平坦化するための資材が不要となり
コストがかからず、このような資材を扱う工数の時間も
節限される。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の1実施例を示した側面図、第2図は
その上面図、第3図はこの考案が適用されるプレハブ住
宅ユニツトの例示図、第4図は従来例見取り図、第5図
は他の従来例見取り図である。 10は本シートカバー、12は下部硬質基材、14は上部軟質
基材、16は流体導入口部、18は起立可能なつか部、20は
補強ミニシートカバーである。
フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭51−131138(JP,A) 特開 昭63−138037(JP,A) 特開 平1−127762(JP,A) 実願昭52−121742号(実開昭54−121537 号)の願書に添付した明細書及び図面の内 容を撮影したマイクロフィルム(JP, U) 実願昭51−55621号(実開昭52−146837 号)の願書に添付した明細書及び図面の内 容を撮影したマイクロフィルム(JP, U) 実願昭51−160181号(実開昭53−76528 号)の願書に添付した明細書及び図面の内 容を撮影したマイクロフィルム(JP, U)

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】帆布、ポリエチレンなどからなり、プレハ
    ブユニットを覆うための開口部を有する略方形体のカバ
    ー本体(10)の頂部に、下部硬質基材(12)と上部軟質
    基材(14)とからなり、流体導入口(16)を設け、空気
    など流体の導入により起立可能な複数のつか部(18)が
    下部基材(12)に固着されており、上部基材(14)が略
    円弧状にふくらんだ屋根として形成できる袋部を備えて
    いることを特徴とする、プレハブ住宅などユニットのカ
    バー。
  2. 【請求項2】下部硬質基材(12)と上部軟質基材(14)
    とからなり、流体導入口(16)を設け、空気など流体の
    導入により起立可能な複数のつか部(18)が下部基材
    (12)に固着されており、上部基材(14)が略円弧状に
    ふくらんだ屋根として形成でき、ユニットカバー本体
    (10)の頂部に交換可能に取り付けるためのホックなど
    固着手段を具備していることを特徴とする、交換可能な
    屋根袋部。
JP1989070997U 1989-06-16 1989-06-16 プレハブ住宅などユニットのカバー及び交換可能な屋根袋部 Expired - Lifetime JPH0728318Y2 (ja)

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JPH039468U JPH039468U (ja) 1991-01-29
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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS51131138A (en) * 1975-05-08 1976-11-15 Kubota Ltd Curing method of unit housing and so on
JPS52146837U (ja) * 1976-05-01 1977-11-07
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JPH01127762A (ja) * 1987-11-11 1989-05-19 Mimatsu Shokai:Kk 養生工法

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