JPH07282511A - ディスクのローディング装置 - Google Patents

ディスクのローディング装置

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JPH07282511A
JPH07282511A JP7080938A JP8093895A JPH07282511A JP H07282511 A JPH07282511 A JP H07282511A JP 7080938 A JP7080938 A JP 7080938A JP 8093895 A JP8093895 A JP 8093895A JP H07282511 A JPH07282511 A JP H07282511A
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disc
clamp
plate
disk
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Fumiitsu Yamaguchi
文逸 山口
Takamichi Nakagawa
孝道 仲川
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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  • Feeding And Guiding Record Carriers (AREA)
  • Holding Or Fastening Of Disk On Rotational Shaft (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 異音発生がなく、ディスクトレイの確実なは
ずれ防止が可能なクランプ装置を有するディスクのロー
ディング装置を提供する。 【構成】 クランプ板5の支持ピン5−fとラック板2
のクランプカム2−dを係合することにより、クランプ
板5を持上げる動作は、ラック板2の動きに従いクラン
プカム2−dが支持ピン5−fを押し上げることにより
実施される。また支持ピン5−fがクランプカム2−d
から離れる前に、クランプ板5は、スライドリブ5−b
が、ディスクトレイ1に固定されたスライドリブ5−b
が、ディスクトレイ1に固定されたスライドネジ39で
支持されるので、ディスクトレイ1のローディング動作
中、クランプ板5や、クランパー40がディスクトレイ
1と干渉しない様構成される。またスライドリブ5−b
の先端に傾斜5−iをもうけることにより、クランプ板
5の支持がスムーズに実施される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は光ディスク等の演奏を行
うディスク演奏機器のディスクローディング装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】近年、光ディスク等の演奏を行うディス
ク演奏機器のディスクローディング装置は、急速な発展
が見られるように種々の方法が提示されている。以下図
面を参照しながら、従来のディスクローディング装置の
一例について説明する。
【0003】図17は従来のディスクローディング装置
の構成を示す分解斜視図であり、図15は、従来のディ
スクローディング装置を搭載したディスク演奏機器全体
の斜視図である。図15および図17において、ディス
クトレイ1にはラック板2がディスクトレイ1のボス1
−eに挿入され、ディスクトレイの収納、排出方向を示
す矢印13の方向に摺動自在に、ネジ21で支持され
る。ロックレバー3はディスクトレイ1の突出ピン1−
iに回動自在に挿入され止め輪23で保持される。フッ
ク1−kとフック3−aに保持されロックレバー3とと
もに突出ピン1−iに挿入されたロックレバーバネ24
の付勢力により、ロックレバー3のかぎ部3−dがラッ
ク板2の角ピン2−gに係合する様構成される。ロック
レバー3の突出リブ3−cはラック板2の長穴2−fよ
りラック板2を突抜けてディスクトレイ1の下面方向に
出ている。ディスクトレイ1のガイド溝1−gには、突
出ピン18−aによりディスクトレイ1のローディング
方向、すなわち、矢印13方向に垂直方向に上下動可能
な様に支持されたディスク受け板18が組込まれてい
る。
【0004】また、ローディングベース9の停止軸9−
aには、フック9−bとフック6−aに保持された停止
レバーバネ44と、停止レバー6が回動自在に挿入さ
れ、止め輪45で支持される。ローディングベース9に
はモータープーリー27が固着したローディングモータ
ー26と歯車29−aとプーリー29−bで形成された
プーリーギヤー29が取付けられプーリー29−bとモ
ータープーリー27はゴムベルト32で連結される。
【0005】ディスクトレイ1はローディングベース9
のガイド溝11−aと12−aにより摺動自在に支持さ
れるが、図16に示すごとく、ガイド溝11−aの支持
リブ11−dを矢印46方向にたわませローディングベ
ース9に挿入される。ローディングベース9は、例えば
アウトサート成形等により製作されるもので、支持リブ
11−dは樹脂材料であるから、矢印46の様なたわみ
を生ずることが可能である。
【0006】ディスクトレイ1をローディングベース9
に挿入すると、停止レバー6の突出ピン6−bは停止レ
バーバネ44の付勢力によりラック板2の段カム2−c
に係合する。またこの時、ラック板2のラック部2−b
とプーリーギヤー29の歯車29−aが噛合する。
【0007】ディスク8をターンテーブル35に押接す
るクランプ板5は、ローディングベース9の支柱9−c
に突出ピン5−cを挿入し、爪9−eによって回動自在
に保持される。このとき、支持ピン5−fはラック板2
のクランプカム2−dと係合する。クランプ板5のフッ
ク5−jとローディングベース9のフック9−dにはク
ランプ板バネ47が掛けられ、クランプ板5を上方(矢
印48)に付勢する。33はディスク8の信号を読み取
る光ピックアップである。
【0008】以上の様に構成されたディスクのローディ
ング装置について、以下その動作について説明する。
【0009】図15におけるローディングベース1の位
置は、ディスク8の交換等の目的の為、イジェクトツマ
ミ42を操作しディスクトレイ1をディスク演奏機器4
より排出した状態を実線で示し、またディスクトレイ1
がディスク8の演奏のため収納された状態を破線で示
す。
【0010】図17においてディスクトレイ1のローデ
ィング動作を行う駆動力は、ローディングモーター26
の回転力がモータープーリー27、ゴムベルト32、プ
ーリーギヤー29を通してラック板2に伝達されること
により起る。
【0011】図18は、ディスクトレイ1がディスク演
奏機器4に収納される直前の状態、すなわち、ロックレ
バー3の突出リブ3−cとローディングベース9に形成
された解除ピン9−fが当接した位置を示す。この当接
した位置よりディスクトレイが排出された方向(矢印5
0)では、ロックレバー3のかぎ部3−dとラック板2
の角ピン2−gが、ロックレバーバネ24の付勢力によ
り係合されているので、ラック板2はディスクトレイ1
に固定された状態で保持されることになり、ローディン
グモーター26の回転力を得て、ディスクトレイ1はロ
ーディング動作を行う。
【0012】次にディスク8を演奏するため、ディスク
トレイ1をさらにローディング動作し、ディスクトレイ
1がディスク演奏機器4に完全に収納された位置(図1
5におけるディスクトレイ1の一点鎖線の状態)に移動
すると、ディスクトレイ1の端面がストッパー49に当
接し、ディスクトレイ1は動作を停止する。
【0013】この時、ロックレバー3は、図19に示す
ごとく、突出リブ3−cと解除ピン9−fが当接してい
るので、実線の状態から一点鎖線の状態へと、回動し、
ラック板2の角ピン2−gとかぎ部3−dの係合がはず
れる。
【0014】また停止レバー6の突出ピン6−bが、ラ
ック板2の段カム2−cに押されるので、停止レバー6
は実線位置より一点鎖線の位置まで回転する。
【0015】前述の様にラック板2はディスクトレイ1
との係合を離れ、さらに図18矢印51まで進行する
と、ラック板2のクランプカム2−dとクランプ板5の
支持ピン5−fが係合し、クランプ板5をクランプ板バ
ネ47の付勢力に打勝って、ターンテーブル35の方向
に回動することにより、ディスク8をターンテーブル3
5に押接させ、ディスク8の演奏を行う。
【0016】この時、停止レバー6の突出ピン6−b
が、ラック板2の段カム2−cに押され、停止レバー6
はさらに回動し、図19に示す、一点鎖線の位置から二
点鎖線の位置となる。
【0017】すると、停止レバー6の爪6−cが、ディ
スクトレイ1の角ピン1−mに係合し、ディスクトレイ
1はローディングベース9に対して固定される。ローデ
ィングベース9は、図16に示すごとく、ディスク演奏
機器4のシャーシ52にネジ53で固定されているの
で、ディスクトレイ1はディスク演奏機器4より移動す
ることなく、ディスク8の演奏中にディスクトレイ1と
ディスク8が干渉せず演奏が可能となる。
【0018】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら従来の構
成によれば、図17に示すように、クランプ板5は、ク
ランプ板バネ47より付勢力を得て、クランプ板5先端
を矢印48方向に回動させ、持上げることにより、ディ
スクトレイ1のローディング動作時、クランプ板5や、
クランパー40とディスクトレイ1が干渉することがな
い様に構成されていた。この様な構成では、ディスク8
演奏中より、クランパー40を持ち上げ、クランパー5
を回動動作すると、クランパーマグネットとターンテー
ブル35が吸着しているため、クランプ板バネ47が一
時のびた後、クランパー40を離し、クランプ板5がク
ランプ板バネ47の不勢力により回転を行うことにな
り、クランプ板5の動作が加速され、クランプー40が
振動して、異音を発生するという問題点があった。
【0019】本発明は上記欠点を解決するもので、異音
発生が無くかつ、ディスクトレイの確実なはずれ防止が
可能なクランプ装置を有するディスクのローディング装
置を提供するものである。
【0020】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明のディスクローディング装置は、筐体に対し
て、出入可能に案内支持されたディスクトレイと、ディ
スクトレイに摺動自在に取付けられた摺動板と、摺動板
のディスクトレイに対する摺動を規制するロック部材
と、前記摺動板に駆動力を与える駆動手段と、ロック部
材によりディスクトレイに対する摺動板の摺動が規制さ
れた状態で、駆動手段により摺動板を介してディスクト
レイを排出位置から収納位置に移動させた時、前記ロッ
ク部材によるディスクトレイと摺動板のロックを解除す
るロック解除部材と、ディスクトレイの移動方向に対し
て直交する方向に回動自在に軸支され、ターンテーブル
に装着されたディスクを押えるクランプ手段を保持する
クランプ保持手段と、前記ロック部材によりディスクト
レイと摺動板がロックされた状態で、駆動手段により、
摺動板を介して、ディスクトレイが排出位置から収納位
置に移動される直前までの間、前記クランプ保持手段を
ディスクトレイの移動路上から逃がすようにクランプ保
持手段を支持するディスクトレイ上に固定された突起
と、前記突起によるクランプ保持手段の支持が解除され
る直前に、前記クランプ保持手段に設けられたピンと係
合し、かつ、前記ロック解除部材によりロックが解除さ
れた状態で、駆動手段により摺動板をディスクトレイに
対して摺動させたとき、クランプ手段がディスクを押え
る方向に、前記ピンを介して、クランプ保持手段を回動
させる前記摺動板に設けたカム部とからなることを特徴
とするものである。
【0021】また、上記構成において、ディスクトレイ
を排出位置より筐体に対してさらに引き出した時、ディ
スクトレイ上に固定された前記突起が、筐体のディスク
トレイ出入り開口部の上部筐体により、ディスクトレイ
が係止される様にしたことを特徴とするものである。
【0022】
【作用】上記構成によれば、クランプ保持手段の回動動
作が、摺動板のカム部に従動して行なわれ、かつ、ディ
スクトレイ上の突起で、クランプ保持手段が支えられる
ので、クランプ板バネを必要とせず、異音発生の無いク
ランプ装置を有するディスクのローディング装置が実現
できる。
【0023】さらに、ディスクトレイ上に固定された突
起と、筐体の開口部の上部筐体が係合するので、確実な
ディスクトレイの抜止めが可能となる。
【0024】
【実施例】以下、本発明に依るディスク等のローディン
グ装置の一例を図面を参照しつつ説明する。
【0025】図6はディスク演奏機器4の全体を示す
が、破線のディスクトレイ1はディスク演奏機器4の前
面パネル7に収容されており、ディスク8の演奏可能な
位置である。実線はディスクトレイ1が前面パネル7よ
りローディング動作を行い、例えばユーザーがディスク
8を交換、もしくは演奏するために、ディスクトレイ1
に装填する位置を示す。
【0026】ディスクトレイ1は、図1に示すように、
ローディングベース9の両側にネジ10で固定された、
支え板11と支え板12に形成されるガイド溝11−a
とガイド溝12−aに、ディスクトレイ1の両側面に形
成されるリブ1−aで、摺動可能に係合され、上記、デ
ィスク8の演奏位置と、ディスク8の装填位置の間を矢
印13方向に移動可能な様に構成される。ディスクトレ
イ1には抜け止めフック1−bが形成されており、ディ
スクトレイ1が、ディスク8の装填位置にローディング
した時に、抜け止めフック1−bと支え板11に形成さ
れる突出部11−bが当接するように構成される。
【0027】ディスクトレイ1は、ディスクトレイ1に
形成されたボス1−eとフックリブ1−fとで矢印13
方向に摺動可能に組込まれ、ネジ17で取付けられたラ
ック板2と、ディスクトレイ1に形成されたガイド溝1
−gと、ディスク受け板18の突出ピン18−aとで、
ディスクトレイ1のローディング動作方向を示す矢印1
3に対して、垂直方向に、すなわち、矢印15方向に上
下動可能に挿入されたディスク受け板18と、ディスク
トレイ1に形成された支持リブ1−hで、ディスクトレ
イ1に対して回動自在に支持された昇降リング20と、
ディスクトレイ1に形成された突出ピン1−iに回動自
在に組込まれたロックレバー3とで構成される。ディス
ク受け板18の突出ピン18−aは、昇降リング20に
形成される傾斜カム20−aに摺動可能に係合し、傾斜
カム20−aの底面を、ディスクトレイ1に形成された
ボス1−jに固定されるネジ21で昇降リング20をデ
ィスクトレイ1に対してスライド可能に支え、ディスク
トレイ1に対して、ディスク受け板18と昇降リング2
0を組立てている。また昇降リング20に形成されるピ
ン20−bが前述のラック板2に形成されるカム部2−
aに対して、スライド可能に係合し、昇降リング20の
ピン20−bには、止め片22が固定され前述カム部2
−aとピン20−bの係合がはずれないように構成して
いる。ロックレバー3は、ディスクトレイ1の突出ピン
1−iに止め輪23を固定することにより、ディスクト
レイ1に対して、回動自在に支持されるが、さらにロッ
クレバー3はロックレバー3に形成される、フック3−
aとディスクトレイ1に形成されるフック1−kとロッ
クレバー3で支持されるロックレバーバネ24の付勢力
により、ロックレバー3の突出ピン3−bが、ラック板
2の段カム部2−cに押し付けられた状態で保持され
る。
【0028】ローディングベース9にはネジ25によ
り、駆動モーター26が固定され、さらに駆動モーター
26の出力軸26−aには、モータープーリー27が固
定されている。支え板12に圧入固定されたプーリーギ
ヤー軸28には、プーリーギヤー29が回動自在に挿入
され、ワッシャ14をプーリーギヤー軸28の溝28−
aに挿入して支持されている。また、支え板12には駆
動ギヤー軸30も圧入固定されており、駆動ギヤー31
が回動自在に組込まれている。駆動ギヤー31の大歯車
31−aとプーリーギヤー29の歯車29−aが係合し
て、モータープーリー27とプーリーギヤー29のプー
リー部29−bとをゴムベルト32で連結することによ
り、駆動モーター26の回転が所定の減速比により、駆
動ギヤー31に形成される、小歯車31−bに伝達され
る。駆動ギヤー31は、プーリーギヤー29のプーリー
部29−bにより支え板12に対して支持される。
【0029】クランプ板5と支え板12の取付は、クラ
ンプ板5の突出ピン5−cを支え板12の突出部12−
bの凹部に挿入し、次にクランプ板5の突出ピン5−d
を、支え板12の突出部12−cの爪12−dを矢印1
9方向に開けながら突出部12−cの溝12−fに挿入
し、爪12−dが弾性により元に戻るとクランプ板5の
突出ピン5−dの抜け止めとなる。トラバースメカニズ
ムブロック34は、フローティングバネ36と粘弾性体
のフローティングゴム37を介して、フローティング軸
38により、ローディングベース9に取付けられる。
【0030】以上のように構成されたディスクのローデ
ィング装置について、以下、図面を用いてその動作を説
明する。
【0031】図2において、ディスクトレイ1をローデ
ィングベース9に挿入したとき、ラック板2に形成され
る基準ラック2−bと駆動ギヤー31の小歯車31−b
とが係合して、駆動モーター26の出力がディスクトレ
イ1に伝達される。
【0032】ディスクトレイ1が、ディスク演奏機器4
に対して、突出する方向にローディングされた場合、ラ
ック板2は基準ラック2−bで、駆動モーター26の回
転力をプーリーギヤー29、駆動ギヤー31を通して受
けているので、ラック板2はディスクトレイ1の前面方
向に当接され、ディスクトレイ1を矢印54方向にロー
ディングする。このとき、ラック板2は、前述ロックレ
バー3の突出ピン3−bが、ロックレバーバネ24の付
勢力によりラック板2の段カム部2−cの凹部に押接さ
れた状態となり、図5に示すごとくラック板2のカム部
2−aにより、昇降リング20のピン20−bがカム部
2−aの溝で停止するので、昇降リング20の傾斜カム
20−aは、ディスク受け板18の突出ピン18−a
を、傾斜カム20−aの上方向位置で保持することとな
り、結果、ラック板2がディスクトレイ1の前方向に当
接された状態では、ディスク受け板18は、突出ピン1
8−aをディスクトレイ1のガイド溝1−gに係合しつ
つ、ディスクトレイのローディング方向を示す図1、矢
印13に対して、垂直方向に、すなわち、矢印15方向
の上側位置状態で保持される。このとき、ディスク8
が、ディスク受け板18に搭載された場合のローディン
グベース9に対する高さ位置は、図9に示すように、ト
ラバースメカニズムブロック34の、ディスク8を設置
し回転するターンテーブル35のローディングベース9
に対する高さ位置よりも上方にあるので、ディスク8を
ディスク受け板18に乗せて、ディスクトレイ1をロー
ディング動作しても、ディスク8が、ターンテーブル3
5に衝突することはない。
【0033】また、ディスクトレイ1が、ディスク演奏
機器4に対して、突出する方向にローディングされた場
合は、図3に示すごとく、支え板12の突出部12−b
と12−cに、矢印15方向に回動自在に挿入されたク
ランプ板5は、ディスクトレイ1に固定された、スライ
ドネジ39により、クランプ板5のスライドリブ5−b
が押し上げられているので、クランプ板5が矢印15の
上側方向に回転し、クランプ板5の先端に組込まれた、
クランパー40も持上げられ、ディスクトレイ1がロー
ディング動作を行っている時は、クランプ板5および、
クランパー40とディスクトレイ1が衝突することはな
い。
【0034】また図2に示す様にディスクトレイ1が、
ディスク演奏機器4から突出する方向(矢印54)にロ
ーディングする時、支え板12に形成されたスイッチピ
ン12−jと固定爪12−kにより取付けられたope
nスイッチ41の検出レバー41−aが、ディスクトレ
イ1のリブ1−aでopenスイッチ41が導通状態
(斜線で示す)で保持されているが、ディスクトレイ1
が、ディスク8の装填位置までローディングした時、検
出レバー41−aがリブ1−aからはずれ、openス
イッチ41は導通状態から遮断状態(実線のみで示す)
に変わる。このopenスイッチ41の変化をディスク
演奏機器4の電気回路システムのマイコンで感知し、駆
動モーター26の回転を停止することにより、ディスク
トレイ1のローディング動作を止めることができる。
【0035】ディスクトレイ1がディスク8の装填位置
にある時、および前述の位置より、ディスクトレイ1
が、ディスク演奏機器4の前面パネル7に収容されるま
での間すなわち、ディスクトレイ1が前面パネル7よ
り、少しでも突出方向にローディングされた場合は、ラ
ック板2が駆動ギヤー31の回転力によりディスクトレ
イ1の前面方向に押し付けられ、ロックレバー3の突出
ピン3−bとラック板2の段カム2−cとが係合した状
態(破線で示す)にあり、図7に示すごとく昇降リング
20のピン20−bがラック板2のカム部A2−aによ
りディスクトレイ1に対して固定されているので、ディ
スク受け板18をユーザーが押さえたままローディング
動作を開始させても、ディスク8や、ディスク受け板1
8が下げられることはなく、ディスクトレイ1のローデ
ィング動作に支障をきたすことはない。
【0036】図6のごとくディスクトレイ1が突出した
状態で、ディスク演奏機器4の前面パネル7に配置され
たイジェクトツマミ42をユーザーが操作すると、マイ
コンの働きにより図2に示す駆動モーター26が、ディ
スクトレイ収容方向に回転を始め、駆動モーター26の
回転力は、プーリーギヤー29、駆動ギヤー31の減速
機構を通して、ラック板2の基準ラック2−bに伝達さ
れる。ラック板2はディスクトレイ1の後面方向すなわ
ち、ディスクトレイ1の収納方向(矢印55)に動作す
る。このとき、ロックレバー3のディスクトレイ1にお
ける回転中心すなわち、ロックレバー3の挿入されてい
るディスクトレイ1の突出ピン1−iの位置と、ラック
板2の段カム部2−cに当接したロックレバー3の突出
ピン3−bがズレており、しかもロックレバーバネ24
の付勢力がロックレバー3をラック板2に押接する方向
に、すなわち前述のズレを保持する方向で働いているの
で、ラック板2が動作しても、ロックレバー3が、ラッ
ク板2より離れることがないので、ラック板2の動きと
ともに、ディスクトレイ1を収納方向にローディングす
ることになる。ラック板2とロックレバー3の係合が離
れないので、当然ディスク受け板18(図7に示す)も
下がることはない。
【0037】ディスクトレイ1をユーザーが直接収納方
向(図2の矢印55)に押した時に、ラック板2が同時
に移動するが、駆動ギヤー31もそれにより回転を始
め、駆動モーター26もディスクトレイ1収容方向に機
械的に回転する。ところが、ディスクトレイ1が動作す
ると、リブ1−aがopenスイッチ41の検出レバー
41−aを押し、openスイッチ41が、遮断状態か
ら導通状態に変わり、これをマイコンが感知して駆動モ
ーター26を電気的にディスクトレイ1の収容方向に回
転するので、ディスクトレイ1はユーザーの手をはなれ
ローディング動作を開始できる。すなわち、図6の前面
パネル7のイジェクトツマミ42を操作しなくても、デ
ィスクトレイ1を押すことにより、ディスクトレイ1を
収容さすことも可能である。図2に示すごとく、ディス
クトレイ1が前面パネル7に収納される直前でロックレ
バー3の突出リブ3−cと支え板12のロックリブ12
−lが当接する。突出リブ3−cとロックリブ12−l
の接点位置が、ロックレバー3の回転中心を基準にラッ
ク板2の段カム部2−cと、ロックレバー3の突出ピン
3−bの当接位置の反対側にもうけてあるので、ロック
レバー3は、ロックレバーバネ24の付勢力に反して、
ラック板2の段カム2−cとロックレバー3の突出ピン
3−bが離れる方向(矢印56)に回転する。
【0038】ロックレバー3の回転が、突出ピン3−b
の位置で、ロックレバー3の回転中心を基準に、支え板
12のロックリブ12−l側に移動した所で、ディスク
トレイ1の両側面に形成された、ストッパーリブ1−l
と、支え板11の停止リブ11−cと支え板12の停止
リブ12−mがそれぞれ当接するよう構成する。故にデ
ィスクトレイ1は、前述の位置すなわち、前面パネル7
に収納された位置で停止する。さらに、この時のディス
クトレイ1の停止位置が図7に示す、トラバースメカニ
ズムブロック34のターンテーブル35の中心と、ディ
スク受け板18の中心とが合致するように構成される。
当然ディスク受け板18に装填されているディスク8の
中心も合致することになるが、ディスクトレイ1のディ
スク8の収容凹部1−cの径がディスク8の演奏中の干
渉を避けるためディスク8の外径より広く取っている
が、図9に示すごとくターンテーブル35に収納されて
いる芯出しリング35−aの先端が、テーパー状に形成
されているので、ディスク8が収容凹部1−cの内壁ま
で偏心していても、ディスク8はテーパーに導びかれて
ターンテーブル35に搭載することができる。
【0039】図2に示すごとくディスクトレイ1が前面
パネル7に収納され停止した後、ラック板2は、駆動ギ
ヤー30の回転力により、ロックレバー3の突出ピン3
−bを支え板12のロックリブ12−l側に押しながら
ディスクトレイ1に対してディスクトレイ1の収納方向
(矢印55)に摺動をする。故に、ラック板2の段カム
部2−cの凸面2−fは、ロックレバー3の突出ピン3
−bをロックリブ12−lにフックした状態(図2のデ
ィスクトレイ1が収納された位置の実線で示す)で保持
することになり、例えば、ディスク演奏機器4が傾斜状
態にあっても、ディスクトレイ1が前面パネル7よりズ
レて突出することがない。この時、ロックレバー3の突
出ピン3−bがロックリブ12−lにフックするために
は、ディスクトレイ1のストッパーリブ1−lとロック
レバー3の突出ピン3−bの内ノリ長さBと支え板11
と支え板12のそれぞれの停止リブ11−cと12−m
と支え板12のロックリブ12−lの外側寸法cを比較
して、内ノリ長さBを大きく取る必要があり、内ノリ長
さBと外側寸法cの差分がディスクトレイ1収納時のロ
ーディングベース9すなわちディスク演奏機器4に対す
るガタとなる。故にこのガタを、ディスク8の外径と、
図7に示すディスクトレイ1の収容凹部1−cの内径の
差より小さくすれば、ディスクトレイ1のガタにより、
ディスク8演奏回転中にもディスクトレイ1とディスク
8は干渉することはない。
【0040】また、図4−Cに示すごとく、クランプ板
5を持上げていたスライドネジ39と、クランプ板5の
スライドリブ5−bの当接は、ディスクトレイ1が前面
パネル7に収納される直前にはずれるが、このはずれる
ポイント以前で、ラック板2の後部で形成されたクラン
プカム2−dがクランプ板5に形成された、支持ピン5
−fを保持するので、クランプ板5は上側位置で支持さ
れる。この時、スライドリブ5−bの端面に傾斜5−j
を取れば、ディスクトレイ1を前面パネル7より突出す
る方向(矢印54)にローディング動作した場合に、ラ
ック板5のクランプカム2−dで支持されたクランプ板
5の高さと、スライドネジ39で支持されるクランプ板
5の高さが違っていた時の、移動をショックの少ないス
ムーズなものにすることができる。
【0041】さらに図2に示すごとくラック板2は、駆
動モーター26の回転力により、ディスクトレイ1に対
して、矢印55方向に摺動する。このとき図7に示すご
とくラック板2のカム部2−aにより、昇降リング20
が矢印57の方向に回転し、傾斜カム20−aが同時に
回転するので、ディスク受け板18の突出ピン18−a
がディスクトレイ1のガイド溝1−gにそって、傾斜カ
ム20−aの回転に従って降下する。そしてディスク受
け板18の上面に装填されていたディスク8をトラバー
スメカニズムブロック34のターンテーブル35に搭載
する。この時、図4−Aに示すごとくラック板2に形成
されている。クランプカム2−dも移動するので、クラ
ンプカム2−dに係合されているクランプ板5の支持ピ
ン5−fもクランプカム2−dのカム溝に従って下側方
向に動作し、クランプ板5が回動し、図3に示すごとく
クランパー40に収納されているクランパーマグネット
40−aにより、クランパー40がターンテーブル35
にディスク8を押接する。さらにクランプ板5は、支持
ピン5−fを介して、ラック板2のクランプカム2−d
の動作により回動し、クランパー40の突出爪40−b
とが離れた位置すなわち、図4−Bに示すクランプ板5
に形成された停止ピン5−gがディスクトレイ1の上面
に当接された状態で止まる。
【0042】この時図2に示すラック板2のスイッチカ
ム2−eが支え板12のスイッチピンB12−nと固定
爪B12−oで取付けられた、closeスイッチ43
の検出レバー43−aを押し、closeスイッチ43
が遮断状態(実線で示す)から導通状態(斜線で示す)
に変化する。このcloseスイッチ43の変化を、デ
ィスク演奏機器4の電気回路システムのマイコンで感知
し、駆動モーター26の回転を停止することにより、ラ
ック板2の動作も止まる。
【0043】なお、図3に示すターンテーブル35の材
質を鉄板で形成していることにより、前述クランパーマ
グネット40−aの磁力により、クランパー40がター
ンテーブル35に吸着され、光ディスク8をターンテー
ブル35に押接した状態で保持するので、ターンテーブ
ル35の回転時にも光ディスク8がスリップすることな
く、安定した演奏が実現できる。ターンテーブル35は
トラバースメカニズムブロック34がローディングベー
ス9に対して、フローティングバネ36とフローティン
グゴム37で、フローティングバネ状態で支持されてい
るので、クランプ板5とクランパー40が離れることに
より、外部振動が、トラバースメカニズムブロック34
に伝達されることがない。
【0044】クランプ板5の回動タイミングは、図8に
示されるディスク受け板18の降下タイミングすなわち
昇降リング20に形成された傾斜カム20−aの形状に
よって決定される降下タイミングとに差を持たしてあ
る。つまり、ディスク受け板18が降下して、ディスク
8をターンテーブル35に乗せ芯出しリング35−aの
テーパーに導かれて、ディスク8の芯出しを行った後に
クランプ板5がラック板2のクランプカム2−dによ
り、回動し図3に示すクランパー40とディスク8を当
接する様構成してあるので、ディスク8がターンテーブ
ル35に対し偏心することがなく、高性能のプレヤービ
リティを実現する。図6に示すディスク8の演奏状態よ
り、ディスクトレイ1を前面パネル7より突出する場合
は、イジェクトツマミ42を操作することにより、図2
に示す駆動モーター26を、ディスクトレイ1の突出方
向(矢印54)に回転させ、ラック板2をディスクトレ
イ1の前面方向に摺動させるが、この時、ラック板2の
段カム部2−cの凸面が、ロックレバー3の突出ピン3
−bと支え板12のロックリブ12−lがフックした状
態で保持するので、ディスクトレイ1は停止しており、
図4−Aに示すラック板2のクランプカム2−dと係合
している、クランプ板5の支持ピン5−fがラック板2
の動作に従って、クランプ板5を持上げ、図3に示すご
とくクランパー40がディスク8より離れた後に図7に
示すラック板2のカム部A2−aにより、昇降リング2
0のピン20−bを介して、昇降リング20を、ディス
ク受け板18が上昇する方向(矢印58)に回転さすこ
とにより、ディスク受け板18の突出ピン18−aが昇
降リング20の傾斜カム20−aに従って、ディスクト
レイ1のガイド溝1−gにそって、ディスク受け板18
を持上げ、ディスク8もターンテーブル35から離れ上
昇する。
【0045】クランプ板5はラック板2がディスクトレ
イ1の前面方向(矢印54)にさらに摺動することによ
り図4−Cに示すラック板2のクランプカム2−dの動
きに従って、支持ピン5−fを介して、さらに上方向に
回動する。
【0046】ディスク受け板18がディスク8とターン
テーブル35が衝突しない位置(図9に示す)までディ
スク8を持上げた時、図3に示すごとく、クランプ板5
もラック板2の動作により、クランパー40が、ディス
クトレイ1と干渉しない位置まで上側方向に回動する。
【0047】図2に示すごとく、ラック板2の段カム部
2−cが、ロックレバー3の突出ピン3−bの位置まで
移動した時、ロックレバー3はロックレバーバネ24の
付勢力により矢印59方向に回転し突出ピン3−bと支
え板12のロックリブ12−lのフックがはずれる。突
出ピン3−bが、段カム部2−cに当接する所まで回動
し、この時ラック板2はディスクトレイ1の前面部に押
接された状態でディスクトレイ1を前面パネル7より突
出する方向(矢印54)にローディング動作を開始させ
る。そして、ディスク8の装填位置まで、ディスクトレ
イ1を移動し、openスイッチ41の変化により、停
止することになる。
【0048】以上のように本発明によれば、図4−A〜
図4−Eに示すごとく、クランプ板5の支持ピン5−f
とラック板のクランプカム2−dを係合することによ
り、クランプ板5を持上げる動作は、ラック板2の動き
に従いクランプカム2−dが支持ピン5−fを押し上げ
ることにより実施される。また支持ピン5−fがクラン
プカム2−dから離れる前に、クランプ板5は、スライ
ドリブ5−bが、ディスクトレイ1に固定されたスライ
ドネジ39で支持されるので、ディスクトレイ1のロー
ディング動作中、クランプ板5や、クランパー40がデ
ィスクトレイ1と干渉しない様構成される。またスライ
ドリブ5−bの先端に傾斜5−iをもうけることによ
り、クランプ板5の支持がスムーズに実施される。
【0049】この様に、本実施例によれば、クランプ板
バネ47を必要とせず、クランプ板5の動作もスムーズ
で静かな動作が実現するという効果がある。
【0050】また、上記実施例では図2に示す様に、デ
ィスクトレイ1のローディングベース9すなわちディス
ク演奏機器からの抜け止めストッパーは、ディスクトレ
イ1に形成された抜け止めフック1−bが、ディスクト
レイ1が前面パネル7より排出方向にローディングした
時、ローディングベース9にもうけられた突出部11−
bに当接することにより、実施されていた。しかし前記
のような方法では、例えば、抜け止めフック1−bが破
損した時などディスクトレイ1が前面パネル7より飛出
してしまい、前面パネル7のディスクトレイ1挿入の開
口部7−a(図3に示す)より、光ピックアップ33が
直接目視され、レーザー光が目に影響を与えるという安
全上の問題が考えられる。また、図4−F,Gに示すご
とく前面パネル7の開口部7−a(図3に示す)より突
出する大きさの凸部1−mをディスクトレイ1に形成す
ると、サービス対応時、前面パネル7をディスク演奏機
器4より分解しなければ、ディスクトレイ1を抜くこと
が出来ないという欠点が考えられる。
【0051】そこで本実施例のように、図3に示すごと
くディスクトレイ1にスライドネジ39を締結した時、
前面パネル7の開口部7−aにスライドネジ39がオー
バーラップする様構成することにより、抜け止めフック
1−bが破損しても、スライドネジ39と開口部7−a
が当接して、ディスクトレイ1は前面パネル7より抜き
取ることはできない。また、サービス時には、スライド
ネジ39を抜き取ることにより、前面パネル7がディス
ク演奏機器4に固定されていても、簡単にディスクトレ
イ1をとのはずすことができるという効果を見ることが
できる。
【0052】
【発明の効果】以上のように本発明の構成によれば、ク
ランプ保持手段の回動動作が、摺動板のカム部に従動し
て行なわれ、かつ、ディスクトレイ上の突起でクランプ
保持手段が支えられるので、クランプ板バネを必要とせ
ず、異音発生の無いクランプ装置を有するディスクのロ
ーディング装置が簡単に実現できる。
【0053】さらに、ディスクトレイ上に固定された突
起と筐体の開口部の上部筐体が係合するので、確実なデ
ィスクトレイの抜止めが可能となるという効果を有する
ものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるディスクのローディング装置全体
の分解斜視構成図
【図2】本発明の一実施例のディスクのローディング装
置の動作を示す平面図
【図3】本発明の一実施例の動作を示す断面図
【図4】本発明によるクランプ板5のディスクトレイ1
に対する支持方法を示す側面図及び斜視図
【図5】ディスク演奏機器をr−Iより見た断面図
【図6】本発明によるディスクのローディング装置を組
入れたディスク演奏機器の全体を示す斜視図
【図7】本発明の一実施例の動作を示す平面図
【図8】本発明による昇降リング20の傾斜カム20−
aとディスク受け板18の突出突出ピン18−aの係合
状態を示す断面図
【図9】図7を矢印J−Jより見た断面図
【図10】本発明によるラック板2のカム部A2−aの
別の効果を示す平面図
【図11】本発明によるローディングベース9の支え板
12とシャーシ52の結合方法の別の効果を示す断面図
【図12】本発明によるローディングベース9の支え板
11,12とシャーシ52の結合方法の別の効果を示す
斜視図
【図13】本発明によるクランプ板5の支え板12に対
する取付方法に係る図
【図14】本発明のディスク受け板18の別の効果を示
す斜視図と断面図
【図15】従来のディスクのローディング装置を組入れ
たディスク演奏機器の全体斜視図
【図16】図15を矢印K−Kより見た断面図
【図17】従来例を示す全体の斜視構成図
【図18】従来例の動作を示す平面図
【図19】従来例の動作を示す拡大平面図
【符号の説明】
1 ディスクトレイ 2 ラック板 2−c カム部 3 ロックレバー 4 本体(ディスク演奏装置) 11,12 支え板 12−l フックリブ 24 ロックレバーバネ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 筐体に対して、出入可能に案内支持され
    たディスクトレイと、ディスクトレイに摺動自在に取付
    けられた摺動板と、摺動板のディスクトレイに対する摺
    動を規制するロック部材と、前記摺動板に駆動力を与え
    る駆動手段と、ロック部材によりディスクトレイに対す
    る摺動板の摺動が規制された状態で、駆動手段により摺
    動板を介してディスクトレイを排出位置から収納位置に
    移動させた時、前記ロック部材によるディスクトレイと
    摺動板のロックを解除するロック解除部材と、ディスク
    トレイの移動方向に対して直交する方向に回動自在に軸
    支され、ターンテーブルに装着されたディスクを押える
    クランプ手段を保持するクランプ保持手段と、前記ロッ
    ク部材によりディスクトレイと摺動板がロックされた状
    態で、駆動手段により摺動板を介して、ディスクトレイ
    が排出位置から収納位置に移動される直前までの間、前
    記クランプ保持手段をディスクトレイの移動路上から逃
    がすようにクランプ保持手段を支持するディスクトレイ
    上に固定された突起と、前記突起によるクランプ保持手
    段の支持が解除される直前に、前記クランプ保持手段に
    設けられたピンと係合し、かつ、前記ロック解除部材に
    よりロックが解除された状態で、駆動手段により摺動板
    をディスクトレイに対して摺動させたとき、クランプ手
    段がディスクを押える方向に、前記ピンを介して、クラ
    ンプ保持手段を回動させる前記摺動板に設けたカム部と
    からなることを特徴とするディスクのローディング装
    置。
  2. 【請求項2】 ディスクトレイを排出位置より筐体に対
    してさらに引き出した時、ディスクトレイ上に固定され
    た前記突起が、筐体のディスクトレイ出入り開口部の上
    部筐体により、ディスクトレイが係止される様にしたこ
    とを特徴とする請求項1記載のディスクのローディング
    装置。
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