JPH07282337A - カップ式自動販売機におけるバッグインボックス売切制御装置 - Google Patents

カップ式自動販売機におけるバッグインボックス売切制御装置

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JPH07282337A
JPH07282337A JP6984194A JP6984194A JPH07282337A JP H07282337 A JPH07282337 A JP H07282337A JP 6984194 A JP6984194 A JP 6984194A JP 6984194 A JP6984194 A JP 6984194A JP H07282337 A JPH07282337 A JP H07282337A
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liquid
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cups
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Hideki Kimura
秀樹 木村
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  • Control Of Vending Devices And Auxiliary Devices For Vending Devices (AREA)
  • Beverage Vending Machines With Cups, And Gas Or Electricity Vending Machines (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 多量の液体原料が使用されないまま廃棄され
ることを最小限に抑えることができるバッグインボック
ス売切制御装置を提供する。 【構成】 バッグインボックスからポンプで吸い出され
る液体原料をカップ側に移送する払出経路に液溜め室を
介装し、液溜め室には一対の電極を配設し、電極間が非
導通状態になった際には導通検出部から制御部に液切信
号を発生させる。そして、払出杯数が所定数に達した後
において液切信号を入力した際にバッグインボックスに
対する売切処理をする。これにより、電極や導通検出部
が正常動作状態の場合には、バッグインボックス内の液
体原料をほぼ使い切ることができるとともに、電極や導
通検出部が誤動作した場合でも、払出杯数が所定数に達
するまでは販売動作を続けるため、多量の液体原料が残
ることを防止できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は液体原料をバッグインボ
ックスからカップ側に移送して払い出すカップ式の自動
販売機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】カップ式自動販売機では、液体原料の流
通性と衛生上の観点から、液体原料を袋(バッグ)に充
填し、このバッグを輸送箱の中に収めてなるバッグイン
ボックス形式のものを使用することが好まれている。液
体原料が無くなった場合には、使用済みのバッグインボ
ックスと新しいバッグインボックスとが入れ替えられ
る。
【0003】このようなバッグインボックス方式では、
バッグインボックスの内部にセンサを挿入して液体原料
の売り切れを検出することができないため、従来では払
い出しの杯数を計数し、この払出杯数が所定数に達した
ことを検出して液体原料が売り切れと判断して、この液
体原料を使用する銘柄のコラムを売り切れ状態に切り換
えている。
【0004】しかし、払出杯数が所定数に達する前に液
体原料が無くなって販売トラブルなどを生じたりするこ
とを防止すべく、上記払出杯数の所定数は、実質的に払
い出せる杯数よりも若干少なめに設定されている。その
結果、このような構成では、バッグインボックスに液体
原料が十分に残っている状態であっても、払出杯数が所
定数に達した時点で売り切れ状態となるため、販売コス
トの増加を招いてしまうこととなる。
【0005】これに対処するものとして、図2に示すよ
うに、バッグインボックス1からポンプ2で吸い出した
液体原料3の払出経路4に液溜め室5を介装し、液溜め
室5に配設した液切検知手段としての一対の電極6,6
が非導通状態になったことで導通検出部7から液切指示
信号aを制御部8側へ出力し、制御部8がこの液切指示
信号aを入力した場合に所定の売切処理をすることが考
えられる。この構成によれば、バッグインボックス1内
の液体原料3をほぼ使い切るまで販売動作を行うことが
できるため、販売コストの低下を図ることができる。
【0006】なお、バッグインボックス1は輸送箱と液
体原料3の充填されたバッグとで構成されており、電極
6,6の間の導通状態を導通検出部7で検出している。
バッグインボックス1から液溜め室5を介してポンプ2
で吸い出された液体原料3はカップ9に払い出される。
このカップ9には炭酸水,冷水,氷,熱湯などの必要な
ものが別の払出経路で投入されて商品となる。また、売
切状態となった際には、使用済みのバッグインボックス
1が新規のものに交換された後、液体原料3の払出経路
4に設けられている電磁弁10が閉じられるとともに、
液溜め室5の上部に接続されている排出用経路11のコ
ック12が開けられ、液溜め室5に溜っていたエアーが
排水バケツ13側へ排出されて、エアー抜き動作が行わ
れる。そして、エアー抜き動作が終了した状態で、電磁
弁10が開けられるとともにコック12が閉められて通
常の販売動作が行われる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図2に
示した従来構成では、液溜め室5が液体原料3で満たさ
れた状態であるにもかかわらず、電極6や導通検出部7
においてノイズが発生したり、電極6の周囲に気泡が付
着したりして、誤って液切指示信号が出力され、売切処
理が行われることがある。この場合には、多量の液体原
料3が使用されないまま廃棄されるおそれがあり、その
まま廃棄されると、かえって販売コストを増加させてし
まう。
【0008】本発明は上記課題を解決するもので、多量
の液体原料が使用されないまま廃棄されることを最小限
に抑えることができるカップ式自動販売機におけるバッ
グインボックス売切制御装置を提供することを目的とす
るものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明は、バッグインボックスからポンプで送り出さ
れる液体原料をカップ側に移送する払出経路に液溜め室
を介装し、非導通状態になった際に液切信号を発生する
液切検知手段を前記液溜め室に配設し、前記バッグイン
ボックスからの払出杯数を計数してこの払出杯数が所定
数に達したことを判定するとともに、払出杯数が所定数
に達した後に前記液切検知手段からの液切信号を入力し
た際に前記バッグインボックスに対する売切処理を行わ
せるように制御する制御部を設けたものである。
【0010】
【作用】上記構成によると、払出杯数が所定数に達した
後に前記液切検知手段からの液切信号を入力した際に前
記バッグインボックスに対する売切処理が行われるた
め、液切検知手段が正常に動作している場合には、バッ
グインボックス内の液体原料をほぼ使い切ることがで
き、液切検知手段が誤動作した場合であっても払出杯数
が所定数に達するまでは販売動作が続けられることにな
る。
【0011】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。この実施例のカップ式自動販売機においては、制
御部8による制御内容が異なる他は、ほぼ同様とされて
いる。
【0012】すなわち、図2に示すように、このカップ
式自動販売機においても、バッグインボックス1からポ
ンプ2で吸い出される液体原料3をカップ9側に移送す
る払出経路4に液溜め室5が介装されている。また、液
溜め室5には液切検知手段としての一対の電極6,6が
配設され、電極6,6間が非導通状態になった際には導
通検出部7から制御部8に液切信号aを発生するように
なっている。
【0013】ここで、制御部8は図1に示すような制御
動作を行う。まず、ステップ1,2おいて、バッグイン
ボックス1が自動販売機に新規にセットされると、液溜
め室5のエアー抜き作業が行われるとともに、そのバッ
グインボックス1における液体原料3の容量に応じた杯
数が残り杯数として初期設定する。そして、その液体原
料3に対応する商品の販売動作が行われると、残り杯数
から1差し引いた値を残り杯数として設定し(ステップ
3,4)、残り杯数が0でない場合には、ステップ5か
らステップ3に移行して、液切信号aの出力に関わるこ
となく、通常の販売動作を継続する。
【0014】一方、残り杯数が0である場合には、ステ
ップ5からステップ6に移行して、導通検出部7から液
切信号aが出力されているか否かが判定され、液切信号
aが出力されていない場合には、液溜め室5が液体原料
3でまだ満たされた状態であるため、ステップ7に進ん
で、販売動作が継続して行われる。そして、液溜め室5
内の液体原料3の減少(図2において点線部で示す)に
より電極6,6間が非導通状態となって導通検出部7か
ら液切信号aが出力された時点で、液体原料3の量が少
ないため、これより後の液体原料3に対応する商品の販
売動作が中止されて、売切表示などの売切処理が行われ
る(ステップ8)。
【0015】この構成により、払出杯数が所定数に達し
て残り杯数が0となった後においても、電極6や導通検
出部7が正常に動作している場合には、販売トラブルな
どを生じることなく、バッグインボックス1内の液体原
料3をほぼ使い切ることができる。また、液溜め室5が
液体原料3でまだ満たされた状態でありながら、電極6
や導通検出部7が誤動作して液切信号aが出力された場
合であっても、払出杯数が所定数に達するまでは販売動
作が続けられるため、多量の液体原料3が使用されない
まま廃棄されてしまうことは防止される。
【0016】なお、図3に示すように、2つのバッグイ
ンボックス1A,1Bを電磁切換弁14により切り換え
る構成としてもよく、この場合には、何れか一方のバッ
グインボックス1A,1Bの売り切れが上記のように確
認された際に、電磁切換弁14により他方のバッグイン
ボックス1A,1Bに切り換えられ、この切り換え動作
後に液溜め室5内が液体原料3で満たされて電極6,6
の間が導通状態になった場合には、引き続いて販売動作
が行われるとともに、一方のバッグインボックス1A,
1Bが売切状態であることが、係員が視認できる所定の
売切表示部15に表示される(たとえば、扉体裏面に設
けられた表示ランプが点滅される)。
【0017】一方、切り換え動作後に液溜め室5内が液
体原料3で満たされず、電極6,6の間が非導通状態で
ある場合には、この切り換え側のバッグインボックス1
A,1Bもすでに使用済みであると判断されて売り切れ
処理が行われる。
【0018】この構成によれば、一方のバッグインボッ
クス1A,1Bが使い切られた状態であっても販売動作
を継続して行うことができる。また、片方のバッグイン
ボックス1A,1Bが使い切られた状態であれば、その
バッグインボックス1A,1Bを交換すればよい一方、
片方のバッグインボックス1A,1B中の液体原料3が
少量であった場合には交換しなくても販売動作を継続し
て行うことができる。これにより、バッグインボックス
1A,1Bの交換をより適切な時期に容易に行うことが
できる。
【0019】また、上記実施例においては、バッグイン
ボックス1が自動販売機に新規にセットされると、その
バッグインボックス1における液体原料3の容量に応じ
た杯数が残り杯数として自動的に設定される場合を述べ
たが、扉体裏面に設けられたキーボードなどから入力し
て初期設定杯数を調整できるように構成してもよい。
【0020】また、残り杯数が0となる前に導通検出部
9から液切信号6が出力された場合に表示部の点滅など
の警報動作を行う所定の警報部などを設けてもよく、こ
れによれば、バッグインボックス1の補充などの際に、
電極6や導通検出部7の誤動作があったことが係員など
に通知されて注意が促されるため、この際に係員は、電
極5や導通検出部9の状態確認を行ったり、液溜め室4
内を点検したりするなど適した対処を行うことができ、
電極6や導通検出部7の信頼性を向上させることができ
る。
【0021】
【発明の効果】以上のように本発明の構成によると、払
出杯数が所定数に達した後において液切検知手段からの
液切信号を入力した際にバッグインボックスに対する売
切処理を行わせる構成としたため、液切検知手段が正常
に動作している場合には、販売トラブルなどを生じるこ
となく、バッグインボックス内の液体原料をほぼ使い切
ることができるとともに、液切検知手段が誤動作した場
合であっても、払出杯数が所定数に達するまでは販売動
作が続けられるため、多量の液体原料が残ってしまうこ
とを防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例にかかる自動販売機のバッグイ
ンボックス売切制御装置の制御動作を示すフローチャー
トである。
【図2】自動販売機のバッグインボックス売切制御装置
の構成を示す構成図である。
【図3】本発明の他の実施例にかかる自動販売機のバッ
グインボックス売切制御装置の構成を示す構成図であ
る。
【符号の説明】
1,1A,1B バッグインボックス 2 ポンプ 3 液体原料 4 払出経路 5 液溜め室 6 電極 7 導通検出部 8 制御部 9 カップ 14 電磁切換弁 a 液切信号

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 バッグインボックスからポンプで送り出
    される液体原料をカップ側に移送する払出経路に液溜め
    室を介装し、非導通状態になった際に液切信号を発生す
    る液切検知手段を前記液溜め室に配設し、前記バッグイ
    ンボックスからの払出杯数を計数してこの払出杯数が所
    定数に達したことを判定するとともに、払出杯数が所定
    数に達した後に前記液切検知手段からの液切信号を入力
    した際に前記バッグインボックスに対する売切処理を行
    わせるように制御する制御部を設けたカップ式自動販売
    機におけるバッグインボックス売切制御装置。
JP6069841A 1994-04-08 1994-04-08 カップ式自動販売機におけるバッグインボックス売切制御装置 Expired - Lifetime JP3001032B2 (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008299863A (ja) * 2002-09-18 2008-12-11 Sega Corp 自動販売機

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2008299863A (ja) * 2002-09-18 2008-12-11 Sega Corp 自動販売機

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