JPH07282327A - 自動販売機 - Google Patents

自動販売機

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Publication number
JPH07282327A
JPH07282327A JP7331294A JP7331294A JPH07282327A JP H07282327 A JPH07282327 A JP H07282327A JP 7331294 A JP7331294 A JP 7331294A JP 7331294 A JP7331294 A JP 7331294A JP H07282327 A JPH07282327 A JP H07282327A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
passage
product
coin
commodity
door
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP7331294A
Other languages
English (en)
Inventor
Shuichi Yajima
秀一 矢嶋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Sanyo Electric Co Ltd filed Critical Sanyo Electric Co Ltd
Priority to JP7331294A priority Critical patent/JPH07282327A/ja
Publication of JPH07282327A publication Critical patent/JPH07282327A/ja
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  • Control Of Vending Devices And Auxiliary Devices For Vending Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 コイン解放系の位置的な自由度やローディン
グ作業の作業性を損なうことなく、薄型化を達成するこ
とができると共に、商品詰まりを防止することができる
自動販売機を提供することを目的とする。 【構成】 商品収納庫3の商品送出口15から販売口ボ
ックスに至る商品送出通路21に、硬貨返却通路14を
構成する通路部材23の一部32を臨ませると共に、通
路部材23の一部32を、商品送出通路21を通過する
際の商品Aから受ける押圧力により商品送出通路21か
ら退避可能に、かつ退避状態から自動復帰可能に構成し
たものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、商品収納庫の商品送出
口から販売口ボックスに至る商品送出通路と、コインメ
カニズムから硬貨返却口に至る硬貨返却通路とが、前後
方向に並ぶように配設された缶飲料などの自動販売機に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年の薄型化傾向にある自動販売機で
は、商品収納庫のラックの下側に深いシュートスペース
の取れないため、ラックから落とし込まれた商品を、緩
傾斜のシュートにより前方に転動させて、商品収納庫の
商品送出口から直接的に販売口ボックスに落とし込み、
この販売口ボックス内で、中央の商品販売口の位置まで
導くようになっている。このため、商品収納庫の商品送
出口が、各ラックに対応するように、自動販売機の横幅
いっぱいに複数個並べて配設されている。一方、硬貨投
入口の下側にはコインメカニズムが配設され、さらにコ
インメカニズムの下側には硬貨返却口が配設されるた
め、コインメカニズムから硬貨返却口に至る硬貨返却通
路(実開昭63−9683号公報参照)が、商品送出口
とほぼ同一高さに配設される。すなわち、硬貨返却通路
を構成する通路部材と、商品送出口から販売口ボックス
に至る商品送出通路や商品送出口の開閉扉とが、前後方
向に並んで配設されることになる。
【0003】このため、自動販売機の薄型化を優先し
て、図4に示すように、商品送出口41に硬貨返却通路
42を近ずけて配設すると、シュート43上で起立し易
い250mmlハーフ缶や280缶mmlなどのいわゆ
る中太缶が、起立状態で商品送出口41までスライドし
てくると、開閉扉44が通路部材45の背板45aの部
分に当たって、この部分に支えてしまう(商品詰まり)
ことが想定される。したがって、従来の自動販売機で
は、安全性を考慮して、硬貨返却通路42を商品送出口
41から左右方向に外して設けるか、該当する商品送出
口41に対応するラックに、シュート43上に起立し難
い商品を、いわゆる細管のみを限定して収容するように
している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このように、硬貨返却
通路を商品送出口から外して設けると、硬貨返却通路が
位置的に制約を受けるだけでなく、硬貨投入口、コイン
メカニズム、硬貨返却口などのコイン解放系も位置的な
制約を受けてしまう不具合があった。また、特定のラッ
クだけに、その収容する商品を限定すると、販売商品の
種類が限定されてしまうばかりでなく、オペレータのロ
ーディング作業が煩雑となる不具合があった。
【0005】本発明は、このような問題点に鑑みてなさ
れたものであり、コイン解放系の位置的な自由度やロー
ディング作業の作業性を損なうことなく、薄型化を達成
することができると共に、商品詰まりを防止することが
できる自動販売機を提供することをその目的としてい
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成すべく本
発明は、商品収納庫の商品送出口から販売口ボックスに
至る商品送出通路に、硬貨返却通路を構成する通路部材
の一部を臨ませると共に、通路部材の一部を、商品送出
通路を通過する際の商品からの押圧力により商品送出通
路から退避可能に、かつ退避状態から自動復帰可能に構
成したことを特徴とする。
【0007】
【作用】本発明の自動販売機によれば、商品収納庫の商
品送出口から販売口ボックスに至る商品送出通路に、硬
貨返却通路を構成する通路部材の一部を臨ませることに
より、その分、硬貨返却通路を商品送出口側に寄せて配
設することができ、この部分の前後方向の全体寸法を短
くすることができる。また、通路部材の一部を、商品送
出通路を通過する際の商品から受ける押圧力により商品
送出通路から退避可能に、かつ退避状態から自動復帰可
能に構成することにより、商品送出通路に臨む通路部材
の一部に、この部分を通過する商品が当たっても、通路
部材の一部が商品送出通路から退避するため、商品が通
路部材の一部に支えることがない。
【0008】
【実施例】以下、添付図面を参照して、本発明の一実施
例に係る自動販売機を、コーヒーやコーラなどの缶飲料
(商品)を販売する自動販売機に適用した場合について
説明する。図1は、自動販売機の正面図であり、同図に
示すように、この自動販売機1は、商品収納庫3を収容
した販売機本体2と、販売機本体2の前面を開放するメ
インドア4とで構成されている。メインドア4の前面に
は、上下中間部に帯状に接客部5が配設されると共に、
この接客部5を挟んで上部に上ディスプレイ部6が、下
部に下ディスプレイ部7が、それぞれ配設されている。
【0009】上ディスプレイ部6には、商品サンプルが
3段に飾り置かれており(図示省略)、各商品サンプル
の下側には、これに対応してセレクションボタン8が設
けられている。接客部5には、左側から横並びに、返却
レバー9、硬貨投入口10、金銭表示器(図示省略)な
どが配設され、また、下ディスプレイ部7には、その中
央部に商品販売口11が、その脇に硬貨返却口12が、
それぞれ設けられている。
【0010】一方、メインドア4の内部には、硬貨投入
口10と硬貨返却口12との間に、コインメカニズム1
3および硬貨返却通路14が上下に配設され、また、販
売機本体2の商品収納庫3の前面には、商品販売口11
とほぼ同一の高さに、商品送出口15が横並びに4個、
配設されている。
【0011】この部分を詳述するに、図2の拡大断面図
に示すように、商品収納庫3の前面に設けた断熱扉16
には、商品収納庫3内のラック(図示省略)から払い出
された商品Aを、商品販売口11側に送出する商品送出
口15が開口されており、商品送出口15には、外側か
ら商品送出口15を閉塞する開閉扉17が設けられてい
る。開閉扉17の前方には、上半部がロート状に形成さ
れた硬貨返却通路14が配設され、さらに硬貨返却通路
14の前側には、硬貨返却口12が接続されている。
【0012】一方、硬貨返却通路14の上側には、下デ
ィスプレイ部7の看板18の背面に固定したコインメカ
ニズム13が配設されている。そして、看板18の前面
には、下ディスプレイ部7を照明する蛍光灯19が、蛍
光灯19の前方には、メインドア4の前面を覆う透明な
前面パネル20が配設されている。また、前面パネル2
0には、硬貨返却口12と同一高さに位置させて、商品
販売口11が設けられている。さらに、図示しないが、
硬貨返却通路14の下側には、商品販売口11に連なる
販売口ボックスが配設されている。
【0013】断熱扉16の商品送出口15と販売口ボッ
クスとの間には、商品送出通路21が構成されており、
商品送出通路21は、通過する商品Aがいかなる姿勢で
あっても、その通過を許容できるように、十分な広さ
(断面)に形成されている。一方、商品送出口15を閉
塞する開閉扉17は、商品送出口15の上縁に回動自在
に吊持されており、常時は、その自重により商品送出口
15を閉塞している。これにより、ラックから払い出さ
れた商品Aは、シュート22上を転動してきて、開閉扉
17を押し開くようにして商品送出口15を通過し、さ
らに商品送出通路21から販売口ボックス内に落とし込
まれる。この状態で、商品購入者は、商品販売口11か
ら手をいれて、販売口ボックス内の商品Aを拾い上げ、
販売が行われる。
【0014】開閉扉17の前方に位置する硬貨返却通路
14は、返却硬貨や釣銭硬貨を受け得るように、上半部
をロート状に加工した通路部材23で構成されており、
通路部材23は、部材本体31に、硬貨を直接受ける背
板32を組み込んだ構造になっている。背板32は、斜
めに配設されており、両側部にそれぞれ板片32a,3
2aを有すると共に、下端部で、支軸33を介して部材
本体31に回動自在に取り付けられている。この場合、
背板32は、自重により図示時計方向に回動するが、図
外のストッパにより、硬貨を受れ可能な復帰位置に定位
するようになっている。すなわち背板32は、この復帰
位置と、復帰位置から反時計方向に回動して部材本体3
1に突き当たる退避位置との間で回動される。復帰位置
における背板32は、上記の商品送出通路21に臨んで
おり、開閉扉17が大きく開放してこれに当たると、開
閉扉17に押されて復帰位置から退避位置に向かって、
逃げるように回動する。
【0015】すなわち、コラムからシュート22上に落
とし込まれた商品Aが、起立したままシュート22上を
滑ってきて、開閉扉17を押し開くようにして商品送出
口15に差し掛かると、図3に示すように、開閉扉17
は大きく跳ね上げられる。跳ね上げられた開閉扉17
は、通路部材23に当たり、通路部材23の背板32を
斜め前方に押圧し、背板32を復帰位置から退避位置に
押しやる。これにより、商品送出通路21が全開され、
商品Aは、開閉扉17をくぐって販売口ボックス内に落
とし込まれる。一方、商品Aが、通常の横倒し姿勢でシ
ュート22上を転動してくる場合には、開閉扉17の開
放角度は小さく、開閉扉17が背板32を押圧するまで
もなく、商品Aは、商品送出通路21から販売口ボック
ス内に導かれる。
【0016】なお、背板32が退避位置に回動される
と、硬貨返却通路14は硬貨の受け入れを阻止する状態
となるが、通常、商品Aの送出タイミングと硬貨の返却
タイミングとはづれているので、硬貨の返却には支障が
生じない。もっとも、商品Aの送出と硬貨の返却とが同
時に行われても、硬貨は、背板32の上端にいったん留
まり、背板32の復帰と同時に、硬貨返却通路14に受
け入れられる。
【0017】以上のように、本実施例の自動販売機1に
よれば、硬貨返却通路14を構成する通路部材23の背
板32が、回動自在に構成されているので、この背板3
2を商品送出通路21に臨むように設けても、商品Aが
この部分に詰まることがない。このため、硬貨返却通路
14を商品送出口15から逃げて設ける必要がなく、か
つ特定のコラムに詰まり難い特定の商品Aを収容しなけ
ればならないという制約もなくなる。また、背板32を
商品送出通路21に臨ませた分、硬貨返却通路14を商
品送出口15側に、すなわち後方にずらして配設するこ
とができる。したがって、メインドア4を薄く形成でき
ると共に、自動販売機1自体、薄型に構成することがで
きる。
【0018】なお、本実施例では、通路部材の背板の部
分のみ回動するように構成したが、ロート状の部分全体
を回動させるようにしてもよく、また、背板の部分が斜
め上方にスライドするようにしてもよい。
【0019】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、硬貨返却
通路を商品送出口側に寄せて配設しても、商品の詰まり
を防止することができ、硬貨返却通路などのコイン解放
系の位置的な自由度やローディング作業の作業性を損な
うことがなく、また、硬貨返却通路を商品送出口側に寄
せた分、全体として薄型化を達成することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係る自動販売機の正面図で
ある。
【図2】実施例の硬貨返却通路廻りの拡大裁断側面図で
ある。
【図3】実施例の硬貨返却通路の動作を表した拡大裁断
側面図である。
【図4】薄型の自動販売機において想定される硬貨返却
通路廻りの拡大裁断側面図である。
【符号の説明】
1 自動販売機 3 商品収納庫 14 硬貨返却通路 15 商品送出口 21 商品送出通路 23 通路部材 32 背板 A 商品

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 商品収納庫の商品送出口から販売口ボッ
    クスに至る商品送出通路に、硬貨返却通路を構成する通
    路部材の一部を臨ませると共に、 前記通路部材の一部を、前記商品送出通路を通過する際
    の商品から受ける押圧力により当該商品送出通路から退
    避可能に、かつ退避状態から自動復帰可能に構成したこ
    とを特徴とする自動販売機。
JP7331294A 1994-04-12 1994-04-12 自動販売機 Pending JPH07282327A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7331294A JPH07282327A (ja) 1994-04-12 1994-04-12 自動販売機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7331294A JPH07282327A (ja) 1994-04-12 1994-04-12 自動販売機

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH07282327A true JPH07282327A (ja) 1995-10-27

Family

ID=13514539

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7331294A Pending JPH07282327A (ja) 1994-04-12 1994-04-12 自動販売機

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH07282327A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006215670A (ja) * 2005-02-02 2006-08-17 Kubota Corp 自動販売機

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2006215670A (ja) * 2005-02-02 2006-08-17 Kubota Corp 自動販売機

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