JPH07282176A - バーコードの読み取り方法及びバーコード読み取り装置 - Google Patents
バーコードの読み取り方法及びバーコード読み取り装置Info
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- JPH07282176A JPH07282176A JP6258166A JP25816694A JPH07282176A JP H07282176 A JPH07282176 A JP H07282176A JP 6258166 A JP6258166 A JP 6258166A JP 25816694 A JP25816694 A JP 25816694A JP H07282176 A JPH07282176 A JP H07282176A
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- scanning line
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- G06K—GRAPHICAL DATA READING; PRESENTATION OF DATA; RECORD CARRIERS; HANDLING RECORD CARRIERS
- G06K7/00—Methods or arrangements for sensing record carriers, e.g. for reading patterns
- G06K7/10—Methods or arrangements for sensing record carriers, e.g. for reading patterns by electromagnetic radiation, e.g. optical sensing; by corpuscular radiation
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- Length Measuring Devices By Optical Means (AREA)
- Sorting Of Articles (AREA)
- Control Of Conveyors (AREA)
- Cash Registers Or Receiving Machines (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 構造簡略にして焦点深度の問題を解消するバ
ーコード読み取り方法及び読み取り装置を提供する。 【構成】 一方向(26)に移動せしめられる物品(17)に付
されたバーコード(16)をスキャナ(12)により読み取る方
法及び装置において、スキャナ(12)は、走査光線(11)の
走査により認識されるバーコードを評価する電子評価制
御回路(14)を含む受光信号処理部(13)を有し、上記電子
評価制御回路と接続された、走査表面検知手段(27,28)
により走査を開始すべき走査表面の位置を検知し、又、
速度検出手段(29)により物品の移動速度を検出し、上記
電子評価制御回路により制御される走査線(23)の前進手
段(30,31)により、走査線(23)からスキャナ(12)までの
距離が一定となるようにする。
ーコード読み取り方法及び読み取り装置を提供する。 【構成】 一方向(26)に移動せしめられる物品(17)に付
されたバーコード(16)をスキャナ(12)により読み取る方
法及び装置において、スキャナ(12)は、走査光線(11)の
走査により認識されるバーコードを評価する電子評価制
御回路(14)を含む受光信号処理部(13)を有し、上記電子
評価制御回路と接続された、走査表面検知手段(27,28)
により走査を開始すべき走査表面の位置を検知し、又、
速度検出手段(29)により物品の移動速度を検出し、上記
電子評価制御回路により制御される走査線(23)の前進手
段(30,31)により、走査線(23)からスキャナ(12)までの
距離が一定となるようにする。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、物品等に付されるバー
コードの読み取り方法及びバーコード読み取り装置に関
する。
コードの読み取り方法及びバーコード読み取り装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来、かかる種類のバーコード読み取り
装置は、物品等の運搬工程において用いられている。例
えば、ベルトコンベヤにより小包や手荷物等の物品を搬
送する際、これら搬送物に付されたバーコードを認識
し、それに応じてその後の処理をするために用いられて
いる。このようなバーコード読み取り装置は、一般に搬
送物の移動通路に沿って並設されており、搬送物の上面
あるいは側面をスキャナによりスキャン(走査)するよ
うになっている。
装置は、物品等の運搬工程において用いられている。例
えば、ベルトコンベヤにより小包や手荷物等の物品を搬
送する際、これら搬送物に付されたバーコードを認識
し、それに応じてその後の処理をするために用いられて
いる。このようなバーコード読み取り装置は、一般に搬
送物の移動通路に沿って並設されており、搬送物の上面
あるいは側面をスキャナによりスキャン(走査)するよ
うになっている。
【0003】かかる搬送読み取り手法は、通常の場合問
題なく適用できるが、すべてのケースまで保証するもの
ではない。特に、いくつかのバーコード(符号)が搬送
物に付されている場合、その上面あるいは左右の側面に
あるバーコードを認識する(読み取る)必要がある。従
って、バーコードが搬送物の前面及び後面、あるいはそ
れらの一方に付されている場合でも認識されなければな
らない。
題なく適用できるが、すべてのケースまで保証するもの
ではない。特に、いくつかのバーコード(符号)が搬送
物に付されている場合、その上面あるいは左右の側面に
あるバーコードを認識する(読み取る)必要がある。従
って、バーコードが搬送物の前面及び後面、あるいはそ
れらの一方に付されている場合でも認識されなければな
らない。
【0004】バーコード読み取り装置においては、搬送
物の表面に向けられる走査光線に、一方が他方に対して
垂直方向となるような二重のスキャン動作を与えてい
る。これは以下のような手法によりなされる。すなわ
ち、高周波例えば1KHzで先ず走査表面上の直線領域
を走査光線により走査し、これにより形成される走査線
をゆっくり、例えば 0.1ないし2秒以内で、走査表面上
の各ポイントが少なくとも1回は走査光線によって検出
されるように走査線の方向と垂直の方向へ前進させられ
る。
物の表面に向けられる走査光線に、一方が他方に対して
垂直方向となるような二重のスキャン動作を与えてい
る。これは以下のような手法によりなされる。すなわ
ち、高周波例えば1KHzで先ず走査表面上の直線領域
を走査光線により走査し、これにより形成される走査線
をゆっくり、例えば 0.1ないし2秒以内で、走査表面上
の各ポイントが少なくとも1回は走査光線によって検出
されるように走査線の方向と垂直の方向へ前進させられ
る。
【0005】仮に、走査光線が、前方あるいは後方の走
査表面に対して、前方斜め方向あるいは後方斜め方向か
ら照射されると、スキャナと走査表面との間の空間(距
離)は走査中において変化することになる。走査表面上
に集束される走査光線は、走査距離が変化しても走査表
面上において常に鮮明となるように、適当な焦点深度を
有しなければならない。しかしながら、大きい焦点深度
を有する走査光線を得るには、光学的に複雑になり又コ
スト増になると共に、スキャナのレイアウトが比較的大
型化してしまう。
査表面に対して、前方斜め方向あるいは後方斜め方向か
ら照射されると、スキャナと走査表面との間の空間(距
離)は走査中において変化することになる。走査表面上
に集束される走査光線は、走査距離が変化しても走査表
面上において常に鮮明となるように、適当な焦点深度を
有しなければならない。しかしながら、大きい焦点深度
を有する走査光線を得るには、光学的に複雑になり又コ
スト増になると共に、スキャナのレイアウトが比較的大
型化してしまう。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的とすると
ころは、搬送物の前面あるいは後面を走査する際のバー
コード読み取り装置における上述の如き焦点深度の問題
点を、構造の複雑化を招くことなく解消し得るバーコー
ド読み取り装置及びその読み取り方法を提供することに
ある。
ころは、搬送物の前面あるいは後面を走査する際のバー
コード読み取り装置における上述の如き焦点深度の問題
点を、構造の複雑化を招くことなく解消し得るバーコー
ド読み取り装置及びその読み取り方法を提供することに
ある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明のバーコード読み
取り方法は、少なくとも一方向に搬送せしめられる被搬
送体に付されるバーコードを、前記被搬送体の走査表面
に沿って直線走査されて走査線を形成する走査光線を発
すると共に、前記走査光線の走査により認識された前記
バーコードを評価する電子評価制御回路を備える受光信
号処理手段を有し、前記被搬送体の移動通路の外側に配
置され、かつ、その搬送方向に向かって前記被搬送体の
前方又は後方の走査表面上に方向付けられるスキャナを
用いて読み取るバーコードの読み取り方法であって、前
記走査光線を、走査開始前に前記走査表面の一端部領域
に方向付け、走査終了前に前記走査表面の他端部領域に
方向付け、前記被搬送体の移動速度に応じて前記直線走
査の方向に対し略直角方向に前記走査線を前進させ、前
記被搬送体の走査表面上に位置する前記走査線から前記
スキャナまでの距離を一定に維持する、ことを特徴とし
ている。
取り方法は、少なくとも一方向に搬送せしめられる被搬
送体に付されるバーコードを、前記被搬送体の走査表面
に沿って直線走査されて走査線を形成する走査光線を発
すると共に、前記走査光線の走査により認識された前記
バーコードを評価する電子評価制御回路を備える受光信
号処理手段を有し、前記被搬送体の移動通路の外側に配
置され、かつ、その搬送方向に向かって前記被搬送体の
前方又は後方の走査表面上に方向付けられるスキャナを
用いて読み取るバーコードの読み取り方法であって、前
記走査光線を、走査開始前に前記走査表面の一端部領域
に方向付け、走査終了前に前記走査表面の他端部領域に
方向付け、前記被搬送体の移動速度に応じて前記直線走
査の方向に対し略直角方向に前記走査線を前進させ、前
記被搬送体の走査表面上に位置する前記走査線から前記
スキャナまでの距離を一定に維持する、ことを特徴とし
ている。
【0008】また、本発明のバーコード読み取り装置
は、少なくとも一方向に搬送せしめられる被搬送体に付
されたバーコードを読み取るべく、前記被搬送体の走査
表面を直線走査する走査光線を発するスキャナを有し、
前記スキャナは、前記走査光線の走査により認識された
前記バーコードを評価する電子評価制御回路を含む受光
信号処理手段を有し、かつ、前記被搬送体の移動通路の
外側に配置され、前記走査光線は前記被搬送体の移動方
向に向かって前方又は後方の表面上に方向付けられ、上
記読み取り方法を実行するバーコード読み取り装置であ
って、前記電子評価制御回路に接続されて、前記被搬送
体の走査を開始すべき走査表面の位置を検知する走査表
面検知手段と、前記電子評価制御回路に接続されて、前
記被搬送体の移動速度に応じた信号を入力又は検出する
速度信号入力又は検出手段と、前記電子評価制御回路に
より制御されて、前記被搬送体の走査表面上に位置する
走査線から前記スキャナまでの距離が一定となるように
前記走査線を前進させる走査線前進手段と、を有するこ
とを特徴としている。
は、少なくとも一方向に搬送せしめられる被搬送体に付
されたバーコードを読み取るべく、前記被搬送体の走査
表面を直線走査する走査光線を発するスキャナを有し、
前記スキャナは、前記走査光線の走査により認識された
前記バーコードを評価する電子評価制御回路を含む受光
信号処理手段を有し、かつ、前記被搬送体の移動通路の
外側に配置され、前記走査光線は前記被搬送体の移動方
向に向かって前方又は後方の表面上に方向付けられ、上
記読み取り方法を実行するバーコード読み取り装置であ
って、前記電子評価制御回路に接続されて、前記被搬送
体の走査を開始すべき走査表面の位置を検知する走査表
面検知手段と、前記電子評価制御回路に接続されて、前
記被搬送体の移動速度に応じた信号を入力又は検出する
速度信号入力又は検出手段と、前記電子評価制御回路に
より制御されて、前記被搬送体の走査表面上に位置する
走査線から前記スキャナまでの距離が一定となるように
前記走査線を前進させる走査線前進手段と、を有するこ
とを特徴としている。
【0009】本願発明の根元にある概念は、物品等を搬
送するコンベヤの移動速度と走査線あるいは走査表面、
特に走査区域の前進速度とが、走査過程の各段階におい
て走査線がスキャナからほぼ一定の距離に位置するよう
に適合されることである。これによれば、幅広い焦点深
度を有するスキャナを必要とせず、簡単な光学的構造の
スキャナをもって足りることになる。
送するコンベヤの移動速度と走査線あるいは走査表面、
特に走査区域の前進速度とが、走査過程の各段階におい
て走査線がスキャナからほぼ一定の距離に位置するよう
に適合されることである。これによれば、幅広い焦点深
度を有するスキャナを必要とせず、簡単な光学的構造の
スキャナをもって足りることになる。
【0010】また、搬送速度と走査線の前進速度との同
期化が、物品の前面あるいは後面の走査表面を検知する
ことにより、又、物品の移動速度とは無関係に走査線の
前進を制御することにより、簡単な手法にて行われる。
期化が、物品の前面あるいは後面の走査表面を検知する
ことにより、又、物品の移動速度とは無関係に走査線の
前進を制御することにより、簡単な手法にて行われる。
【0011】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。図1において、物品7はベルトコンベヤ35の上
に載置されており、実線で示される位置から矢印26で
示される方向に移動せしめられる。同一の物品が距離S
だけ移動せしめられた状態が17′として示されてい
る。
する。図1において、物品7はベルトコンベヤ35の上
に載置されており、実線で示される位置から矢印26で
示される方向に移動せしめられる。同一の物品が距離S
だけ移動せしめられた状態が17′として示されてい
る。
【0012】ここで、バーコード16は物品の前面上方
領域に付されており、これには例えば後に物品17を分
類するための重要な情報が含まれている。かかる情報は
また差し出された小包の送り先に関するものであっても
よい。小包17が正しく分類されるためには、バーコー
ド16に含まれる送り先に関する情報が読み取られなけ
ればならず、又、分類する者がそれを認識しなければな
らない。
領域に付されており、これには例えば後に物品17を分
類するための重要な情報が含まれている。かかる情報は
また差し出された小包の送り先に関するものであっても
よい。小包17が正しく分類されるためには、バーコー
ド16に含まれる送り先に関する情報が読み取られなけ
ればならず、又、分類する者がそれを認識しなければな
らない。
【0013】かかる目的の為、スキャナ12、好ましく
はレーザを備えたスキャナが読み取り区間Sの前方でか
つ物品17の移動通路の上方に配置される。そして、前
方表面18上に走査光線11が照射される。走査光線1
1は、例えば1KHzの周波数で矢印24方向に走査さ
れ、それ故に、前方表面18上を移動する走査光線にて
走査線23が形成される。さらに、走査光線11は下方
に向けて、すなわち矢印25の方向に例えば 0.1ないし
2Hzの低周波数で反射され、これにより、走査線23
はベルトコンベヤ35の方向に向けて下方でかつ、スキ
ャナ12内にその中心を有する円筒表面36に沿って振
動させられることになる。
はレーザを備えたスキャナが読み取り区間Sの前方でか
つ物品17の移動通路の上方に配置される。そして、前
方表面18上に走査光線11が照射される。走査光線1
1は、例えば1KHzの周波数で矢印24方向に走査さ
れ、それ故に、前方表面18上を移動する走査光線にて
走査線23が形成される。さらに、走査光線11は下方
に向けて、すなわち矢印25の方向に例えば 0.1ないし
2Hzの低周波数で反射され、これにより、走査線23
はベルトコンベヤ35の方向に向けて下方でかつ、スキ
ャナ12内にその中心を有する円筒表面36に沿って振
動させられることになる。
【0014】読み取り区間Sの開始点において、光源2
7と受光部28とから成る光バリヤは、ベルトコンベヤ
35の上方に位置付けられ、時間T0において物品17
の前面18が読み取り区間Sに侵入すると同時に、制御
ライン37を経由してスキャナ12にそのことを知らせ
る。さらに、増分信号発生器29がベルトコンベヤ35
に設けられており、ベルトコンベヤ35の移動速度を表
示する信号が制御ライン38を経由してスキャナ12に
伝達される。
7と受光部28とから成る光バリヤは、ベルトコンベヤ
35の上方に位置付けられ、時間T0において物品17
の前面18が読み取り区間Sに侵入すると同時に、制御
ライン37を経由してスキャナ12にそのことを知らせ
る。さらに、増分信号発生器29がベルトコンベヤ35
に設けられており、ベルトコンベヤ35の移動速度を表
示する信号が制御ライン38を経由してスキャナ12に
伝達される。
【0015】本願発明の読み取り方法では、光バリヤ2
7,28により読み取り区間S内への物品17の前面1
8の侵入が検知された後、レーザスキャナが制御ライン
37を経由して制御され、走査線23が先ず物品17の
前端部に近接する上部領域21に位置付けられる。そし
て、矢印26の方向に物品17が前進するにつれて、走
査線23は、制御ライン38を経由して増分信号発生器
29により制御される円筒表面36に沿って下方に揺動
し、時間T1において物品17の前方下端近傍の下方領
域22に達する。
7,28により読み取り区間S内への物品17の前面1
8の侵入が検知された後、レーザスキャナが制御ライン
37を経由して制御され、走査線23が先ず物品17の
前端部に近接する上部領域21に位置付けられる。そし
て、矢印26の方向に物品17が前進するにつれて、走
査線23は、制御ライン38を経由して増分信号発生器
29により制御される円筒表面36に沿って下方に揺動
し、時間T1において物品17の前方下端近傍の下方領
域22に達する。
【0016】この時点で、前面18は読み取り区間Sの
終了点に達している。この状態は、図1において点線1
7′で示されている。読み取り経路Sの長さは、走査線
23が、物品17の移動行程の各段階において、スキャ
ナ12内に位置する走査光線11の中心からほぼ同一の
距離に位置するように選定される。
終了点に達している。この状態は、図1において点線1
7′で示されている。読み取り経路Sの長さは、走査線
23が、物品17の移動行程の各段階において、スキャ
ナ12内に位置する走査光線11の中心からほぼ同一の
距離に位置するように選定される。
【0017】走査線23上に位置し、また、物品17の
上方領域21において読み取り経路Sの開始時に鮮明な
像を形成する走査線ビードは、同様に矢印25の下方に
向かって移動する間、その走査線ビードの像の焦点深度
が最小であっても、その鮮明さを維持する。言い換えれ
ば、読み取り経路Sの長さと矢印25の方向における走
査線23の前進速度との適当な選定により、スキャナ1
2内に位置する走査移動の中心から移動する物品17の
前方表面18までの走査線ビーム11の長さがほぼ一定
に保たれるということである。
上方領域21において読み取り経路Sの開始時に鮮明な
像を形成する走査線ビードは、同様に矢印25の下方に
向かって移動する間、その走査線ビードの像の焦点深度
が最小であっても、その鮮明さを維持する。言い換えれ
ば、読み取り経路Sの長さと矢印25の方向における走
査線23の前進速度との適当な選定により、スキャナ1
2内に位置する走査移動の中心から移動する物品17の
前方表面18までの走査線ビーム11の長さがほぼ一定
に保たれるということである。
【0018】図1に示されたスキャナ12の実施例は、
図2及び図3に概略的に示されている。例えば、レーザ
39から不図示の光学システムを経由して発せられる鋭
く集束された光線33は、光透過ミラー40を透過して
ミラーホイール32に達する。このミラーホイール40
は、軸41を回転軸として矢印の方向に連続的に回転す
るように駆動される。光線33はミラーホイール40の
カット面により、例えば反射光線34で示されるような
90°の方向に反射されて、長尺な揺動ミラー31に達
する。この揺動ミラー31の長さは、2本の点線3
4′,34″で示される反射光線34の走査範囲全体を
カバーできるに十分な長さとなっている。
図2及び図3に概略的に示されている。例えば、レーザ
39から不図示の光学システムを経由して発せられる鋭
く集束された光線33は、光透過ミラー40を透過して
ミラーホイール32に達する。このミラーホイール40
は、軸41を回転軸として矢印の方向に連続的に回転す
るように駆動される。光線33はミラーホイール40の
カット面により、例えば反射光線34で示されるような
90°の方向に反射されて、長尺な揺動ミラー31に達
する。この揺動ミラー31の長さは、2本の点線3
4′,34″で示される反射光線34の走査範囲全体を
カバーできるに十分な長さとなっている。
【0019】そして、揺動ミラー31により反射された
反射光線34は、さらにバーコード16が付された物品
17の前方走査表面18に照射される。駆動源30は、
揺動ミラー31に往復動動作を、すなわち、揺動ミラー
の長軸方向に延在する枢支軸42の回りに揺動運動を生
じさせる。これにより、この揺動ミラー31により反射
されて物品の前方表面18に達する走査光線11は、図
3にて示される点線11′から点線11″までの角度範
囲を往復動するように揺動せしめられる。
反射光線34は、さらにバーコード16が付された物品
17の前方走査表面18に照射される。駆動源30は、
揺動ミラー31に往復動動作を、すなわち、揺動ミラー
の長軸方向に延在する枢支軸42の回りに揺動運動を生
じさせる。これにより、この揺動ミラー31により反射
されて物品の前方表面18に達する走査光線11は、図
3にて示される点線11′から点線11″までの角度範
囲を往復動するように揺動せしめられる。
【0020】物品17の前面18により反射された光線
は、例えば揺動ミラー31及びミラーホイール32を経
由してオートコリメーションされ、電子評価制御回路1
4に接続された受光器15上に達する。受光器15と電
子評価制御回路14とは、共に結合されてバーコードの
内容を認識し、また、装置43にその内容を伝達する信
号処理部13を形成する。
は、例えば揺動ミラー31及びミラーホイール32を経
由してオートコリメーションされ、電子評価制御回路1
4に接続された受光器15上に達する。受光器15と電
子評価制御回路14とは、共に結合されてバーコードの
内容を認識し、また、装置43にその内容を伝達する信
号処理部13を形成する。
【0021】光バリヤ27,28の出力信号は、制御ラ
イン37を経由して電子評価制御回路14に供給され、
また、増分信号発生器29の出力信号も、制御ライン3
8を経由して電子評価制御回路14に供給される。この
電子評価制御回路14は、制御ライン44を経由して駆
動ユニット30に信号を送る。
イン37を経由して電子評価制御回路14に供給され、
また、増分信号発生器29の出力信号も、制御ライン3
8を経由して電子評価制御回路14に供給される。この
電子評価制御回路14は、制御ライン44を経由して駆
動ユニット30に信号を送る。
【0022】ベルトコンベヤ35の前進速度が一定であ
る限りにおいては、増分信号発生器29を取り除き、そ
の代わりに既知の前進速度に対応する固定値を電子評価
制御回路14に入力すればよいことになる。以上の手法
とすることで、光バリヤ27,28により物品の前面1
8が読み取り通路S内に侵入したことが検知されるやい
なや、揺動ミラー31は物品17の上方領域21に対応
する位置からその動作を開始し(図1参照)、円筒表面
36に沿って走査線23を前進させる。
る限りにおいては、増分信号発生器29を取り除き、そ
の代わりに既知の前進速度に対応する固定値を電子評価
制御回路14に入力すればよいことになる。以上の手法
とすることで、光バリヤ27,28により物品の前面1
8が読み取り通路S内に侵入したことが検知されるやい
なや、揺動ミラー31は物品17の上方領域21に対応
する位置からその動作を開始し(図1参照)、円筒表面
36に沿って走査線23を前進させる。
【0023】一方、電子評価制御回路14は、増分信号
発生器29を介して、揺動ミラー31を揺動させるため
の駆動ユニット30を駆動せしめ、これにより、物品の
前面18からの走査光線11の距離(長さ)が、矢印2
5方向への移動中ほぼ一定の値に維持されることにな
る。かかる手法においては、走査線ビードがその走査中
において鮮明に維持される故、受光器15は電子評価制
御回路14にて確実に評価及び認識される全く問題のな
いバーコード信号を受け取ることになる。
発生器29を介して、揺動ミラー31を揺動させるため
の駆動ユニット30を駆動せしめ、これにより、物品の
前面18からの走査光線11の距離(長さ)が、矢印2
5方向への移動中ほぼ一定の値に維持されることにな
る。かかる手法においては、走査線ビードがその走査中
において鮮明に維持される故、受光器15は電子評価制
御回路14にて確実に評価及び認識される全く問題のな
いバーコード信号を受け取ることになる。
【0024】さらに、前面18上に付されたコードを確
実に認識するためには次のことが重要である。すなわ
ち、走査線23が下方へ揺動する際の範囲である図1に
示される角度αは、前面18の上部領域21から下部領
域22まで揺動範囲が広がるよう十分に大きいことが必
要である。図4ないし図6中において図1及び図2中に
示された符号と同一の符号は、同一の部分を示すもので
ある。しかしながら、図4ないし図6においては、図1
において示された構成部品全てが示されているものでは
ないものの、それらは図1に示す実施例と同様の手法を
提供するものである。
実に認識するためには次のことが重要である。すなわ
ち、走査線23が下方へ揺動する際の範囲である図1に
示される角度αは、前面18の上部領域21から下部領
域22まで揺動範囲が広がるよう十分に大きいことが必
要である。図4ないし図6中において図1及び図2中に
示された符号と同一の符号は、同一の部分を示すもので
ある。しかしながら、図4ないし図6においては、図1
において示された構成部品全てが示されているものでは
ないものの、それらは図1に示す実施例と同様の手法を
提供するものである。
【0025】図4に示す実施例においては、スキャナが
物品17の後面19を走査するように、ベルトコンベヤ
35の移動方向26が逆向きとなっている。かかる手法
においては、走査線23は読み取り通路Sのスタート時
点、T0時間において下方に移動せしめられており、そ
の後予め設定された速度で円筒表面36に沿って上方矢
印25方向に揺動する。図4に示す実施例の操作手法に
関しては、図1に示すものと同様である。
物品17の後面19を走査するように、ベルトコンベヤ
35の移動方向26が逆向きとなっている。かかる手法
においては、走査線23は読み取り通路Sのスタート時
点、T0時間において下方に移動せしめられており、そ
の後予め設定された速度で円筒表面36に沿って上方矢
印25方向に揺動する。図4に示す実施例の操作手法に
関しては、図1に示すものと同様である。
【0026】図5に示す実施例においては、物品の移動
方向は図1に示すものと同じである。この場合も物品1
7の前面18が走査されるが、走査線23は図1の場合
の走査線23に対して垂直方向となっている。それ故、
走査線23の前進方向25は水平面に平行な方向とな
る。走査開始領域21′は、搬送方向前方に向かって物
品17の前方左端部に位置し、一方、走査終了領域2
2′は、物品の前方右端部に位置する。
方向は図1に示すものと同じである。この場合も物品1
7の前面18が走査されるが、走査線23は図1の場合
の走査線23に対して垂直方向となっている。それ故、
走査線23の前進方向25は水平面に平行な方向とな
る。走査開始領域21′は、搬送方向前方に向かって物
品17の前方左端部に位置し、一方、走査終了領域2
2′は、物品の前方右端部に位置する。
【0027】図6に示す実施例にいては、大まかには図
4に示すものに対応するものであるが、図5に示すもの
に類似して、水平方向(横方向)に移動前進する走査線
23は、物品17の後方左端部の初期領域21′から後
方右端部の領域22′まで移動せしめられる。バーコー
ド16が如何なる状態に付される場合であってもそれが
検知できるようにするためには、図4と図6に示す走査
システムを適当な角度に位置付けて組み合わせて用い
る。また、バーコード16の形状や適用位置次第では、
例えば3個のスキャナを各々60°の角度をもって配置
することも可能である。
4に示すものに対応するものであるが、図5に示すもの
に類似して、水平方向(横方向)に移動前進する走査線
23は、物品17の後方左端部の初期領域21′から後
方右端部の領域22′まで移動せしめられる。バーコー
ド16が如何なる状態に付される場合であってもそれが
検知できるようにするためには、図4と図6に示す走査
システムを適当な角度に位置付けて組み合わせて用い
る。また、バーコード16の形状や適用位置次第では、
例えば3個のスキャナを各々60°の角度をもって配置
することも可能である。
【0028】物品17、好ましくは平行六面体のような
形状をなす物品の一側端部に対して走査線23を照準す
ることが好まれるが、他の方向例えば斜め方向において
の照準であっても根本的には可能である。2個のスキャ
ナが同時に用いられるならば、これは少なくとも一方が
他方に対して垂直となるように走査されるべきである。
形状をなす物品の一側端部に対して走査線23を照準す
ることが好まれるが、他の方向例えば斜め方向において
の照準であっても根本的には可能である。2個のスキャ
ナが同時に用いられるならば、これは少なくとも一方が
他方に対して垂直となるように走査されるべきである。
【図1】 物品が載置された搬送装置及び物品の搬送方
向前面に付されたバーコードを読み取る本発明に係るバ
ーコード読み取り装置の概略斜視図である。
向前面に付されたバーコードを読み取る本発明に係るバ
ーコード読み取り装置の概略斜視図である。
【図2】 本発明に係るバーコード読み取り装置に用い
られるスキャナの概略構成図である。
られるスキャナの概略構成図である。
【図3】 図2中のIII-III線におけるスキャナの概略
図である。
図である。
【図4】 物品が載置された搬送装置及び物品の搬送方
向後面に付されたバーコードを読み取る本発明に係るバ
ーコード読み取り装置の概略斜視図である。
向後面に付されたバーコードを読み取る本発明に係るバ
ーコード読み取り装置の概略斜視図である。
【図5】 図1の走査方向に対して垂直な方向に走査が
行われるようにスキャナが配置された状態に示す概略図
である。
行われるようにスキャナが配置された状態に示す概略図
である。
【図6】 図4の走査方向に対して垂直な方向に走査が
行われるようにスキャナが配置された状態を示す概略図
である。
行われるようにスキャナが配置された状態を示す概略図
である。
11 走査光線 12 スキャナ 13 信号処理部 14 電子評価制御回路 15 受光器 16 バーコード 17 物品(被搬送体) 18 前方走査表面 19 後方走査表面 20 移動通路 21,21′ 領域 22,22′ 領域 23 走査線 24 走査方向 25 前進方向 26 移動方向 27 光源 28 受光部 29 増分信号発生器 30 モータ 31 揺動ミラー 32 ミラーホイール 33 光線 34 光線 35 ベルトコンベヤ 36 円筒表面 37 制御ライン 38 制御ライン 39 レーザ 40 半透過ミラー 41 軸 42 揺動支軸 43 分類装置 44 制御ライン
Claims (6)
- 【請求項1】少なくとも一方向(26)に搬送せしめられる
被搬送体(17)に付されるバーコードを、前記被搬送体の
走査表面(18,19)に沿って直線走査されて走査線(23)を
形成する走査光線(11)を発すると共に、前記走査光線(1
1)の走査により認識された前記バーコードを評価する電
子評価制御回路を備える受光信号処理手段(13)を有し、
前記被搬送体(17)の移動通路(20)の外側に配置され、か
つ、その搬送方向に向かって前記被搬送体の前方又は後
方の走査表面(18,19)上に方向付けられるスキャナを用
いて読み取るバーコードの読み取り方法であって、 前記走査光線(11)を、走査開始前に前記走査表面の一端
部領域(21)に方向付け、走査終了前に前記走査表面の他
端部領域(22)に方向付け、 前記被搬送体(17)の移動速度に応じて前記直線走査の方
向に対し略直角方向に前記走査線(23)を前進させ、前記
被搬送体(17)の走査表面(18,19)上に位置する前記走査
線(23)から前記スキャナ(12)までの距離を一定に維持す
る、ことを特徴とするバーコードの読み取り方法。 - 【請求項2】前記走査線(23)の軸線方向を水平方向と
し、かつ、前記走査線の前進方向(25)を垂直方向とし、
又は、前記走査線(23)の軸線方向を垂直方向とし、か
つ、前記走査線の前進方向(25)を水平方向とする、こと
を特徴とする請求項1記載のバーコードの読み取り方
法。 - 【請求項3】2つのスキャナ(12)を用い、各々の走査線
(23)を一方が他方に対して垂直となるように位置付け
る、ことを特徴とする請求項1又は2記載のバーコード
の読み取り方法。 - 【請求項4】3つ以上のスキャナ(12)を用い、各々の走
査線(23)をお互いに60°以下の角度をなすように方向
付ける、ことを特徴とする請求項1又は2記載のバーコ
ードの読み取り方法。 - 【請求項5】少なくとも一方向(26)に搬送せしめられる
被搬送体(17)に付されるバーコード(16)を読み取るべ
く、前記被搬送体の走査表面(18,19)を直線走査する走
査光線(11)を発するスキャナ(12)を有し、前記スキャナ
(12)は、前記走査光線の走査により認識された前記バー
コードを評価する電子評価制御回路(14)を含む受光信号
処理手段(13)を有し、かつ、前記被搬送体の移動通路(2
0)の外側に配置され、前記走査光線(11)は前記被搬送体
の移動方向に向かって前方又は後方の表面上に方向付け
られ、請求項1ないし3いずれか1つに記載の読み取り
方法を実行するバーコード読み取り装置であって、 前記電子評価制御回路(14)に接続されて、前記被搬送体
(17)の走査を開始すべき走査表面の位置を検知する走査
表面検知手段(27,28)と、 前記電子評価制御回路(14)に接続されて、前記被搬送体
(17)の移動速度に応じた信号を入力又は検出する速度信
号入力又は検出手段(29)と、 前記電子評価制御回路(14)により制御されて、前記被搬
送体(17)の走査表面(18,19)上に位置する走査線(23)か
ら前記スキャナ(12)までの距離が一定となるように前記
走査線を前進させる走査線前進手段と(30,31)、を有す
ることを特徴とするバーコード読み取り装置。 - 【請求項6】前記スキャナ(12)は、光源により出射され
る光線(33)を受光し、かつ、前記走査動作を生起せしめ
る光反射手段と、前記走査線前進手段と、を有し、 前記光反射手段は、ミラーホイール(32)からなり、 前記走査線前進手段は、前記光反射手段によって反射さ
れた前記光線を受光すると共に前記走査表面上に前記光
線を方向付け、かつ、前記電子評価制御回路(14)によっ
て決定される位置に走査線(23)を形成する揺動ミラー(3
1)からなる、ことを特徴とする請求項5記載のバーコー
ド読み取り装置。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
DE4336137A DE4336137A1 (de) | 1993-10-22 | 1993-10-22 | Barcodeleser und Verfahren zu seinem Betrieb |
DE43361374 | 1993-10-22 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07282176A true JPH07282176A (ja) | 1995-10-27 |
Family
ID=6500813
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6258166A Pending JPH07282176A (ja) | 1993-10-22 | 1994-10-24 | バーコードの読み取り方法及びバーコード読み取り装置 |
Country Status (4)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5481096A (ja) |
EP (1) | EP0650134B1 (ja) |
JP (1) | JPH07282176A (ja) |
DE (2) | DE4336137A1 (ja) |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3072465B2 (ja) * | 1995-10-25 | 2000-07-31 | 富士通株式会社 | バーコード読取装置 |
IT1289438B1 (it) † | 1996-12-11 | 1998-10-15 | Datalogic Spa | Lettore a scansione di un codice ottico posto su un articolo in movimento e metodo di scansione di detto codice ottico mediante detto |
DE19700281A1 (de) * | 1997-01-07 | 1998-07-09 | Sick Ag | Optischer Codeleser mit einer optischen Abtastvorrichtung |
JP3186696B2 (ja) * | 1998-05-28 | 2001-07-11 | 日本電気株式会社 | 光学式記号読取装置 |
US6304660B1 (en) | 1998-05-29 | 2001-10-16 | Welch Allyn Data Collection, Inc. | Apparatuses for processing security documents |
DE29811486U1 (de) | 1998-06-26 | 1998-10-08 | Sick AG, 79183 Waldkirch | Optoelektronischer Sensor |
DE19840455A1 (de) * | 1998-09-04 | 2000-03-09 | Sick Ag | Verfahren zum Betreiben eines Strichcodelesers |
US6502750B1 (en) * | 1999-11-24 | 2003-01-07 | Microscan Systems, Inc. | Scanning beam system and method for reading information symbols |
DE10050368A1 (de) * | 2000-10-11 | 2002-04-18 | Sick Ag | Vorrichtung und Verfahren zur Erkennung von Codes |
US6749110B2 (en) | 2001-07-03 | 2004-06-15 | Accu-Sort Systems, Inc. | Synchronously sweeping line scan imager |
DE10222518B4 (de) * | 2002-05-22 | 2004-04-15 | Leuze Electronic Gmbh + Co Kg | Optoelektronische Vorrichtung |
US6878896B2 (en) * | 2002-07-24 | 2005-04-12 | United Parcel Service Of America, Inc. | Synchronous semi-automatic parallel sorting |
US7090134B2 (en) * | 2003-03-04 | 2006-08-15 | United Parcel Service Of America, Inc. | System for projecting a handling instruction onto a moving item or parcel |
US7063256B2 (en) * | 2003-03-04 | 2006-06-20 | United Parcel Service Of America | Item tracking and processing systems and methods |
US7561717B2 (en) * | 2004-07-09 | 2009-07-14 | United Parcel Service Of America, Inc. | System and method for displaying item information |
US8579196B1 (en) * | 2013-03-15 | 2013-11-12 | Ray Lowe | Enhanced utility tag scan method |
US9102055B1 (en) * | 2013-03-15 | 2015-08-11 | Industrial Perception, Inc. | Detection and reconstruction of an environment to facilitate robotic interaction with the environment |
US10471478B2 (en) | 2017-04-28 | 2019-11-12 | United Parcel Service Of America, Inc. | Conveyor belt assembly for identifying an asset sort location and methods of utilizing the same |
CN111157757A (zh) * | 2019-12-27 | 2020-05-15 | 苏州博田自动化技术有限公司 | 基于视觉的履带速度检测装置及方法 |
CN114092020B (zh) * | 2022-01-20 | 2022-08-19 | 诚天国际供应链(深圳)有限公司 | 控制系统及基于控制系统的一体式仓储装置 |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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SU907564A1 (ru) * | 1980-02-11 | 1982-02-23 | Предприятие П/Я В-8420 | Оптическое устройство распознавани номера движущегос объекта |
US4483615A (en) * | 1981-12-18 | 1984-11-20 | Owens-Illinois, Inc. | Method and apparatus for detecting checks in glass tubes |
FR2594982A1 (fr) * | 1986-02-21 | 1987-08-28 | Eram Sarl Manuf Fse Chaussures | Mode de realisation de codes a lecture optique, procede de lecture desdits codes et installation pour la mise en oeuvre du procede |
DE3728211A1 (de) * | 1987-08-24 | 1989-03-16 | Sick Optik Elektronik Erwin | Scanner zur erfassung von strichcodes auf gegenstaenden |
US5185822A (en) * | 1988-06-16 | 1993-02-09 | Asahi Kogaku Kogyo K.K. | Focusing structure in an information reading apparatus |
DE4041336A1 (de) * | 1990-12-21 | 1992-07-02 | Siemens Nixdorf Inf Syst | Verfahren zum lesen einer code-markierung auf gegenstaenden |
-
1993
- 1993-10-22 DE DE4336137A patent/DE4336137A1/de not_active Withdrawn
-
1994
- 1994-10-06 DE DE59408574T patent/DE59408574D1/de not_active Expired - Lifetime
- 1994-10-06 EP EP94115763A patent/EP0650134B1/de not_active Expired - Lifetime
- 1994-10-20 US US08/325,974 patent/US5481096A/en not_active Expired - Lifetime
- 1994-10-24 JP JP6258166A patent/JPH07282176A/ja active Pending
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
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EP0650134A3 (de) | 1998-08-12 |
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EP0650134A2 (de) | 1995-04-26 |
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