JPH07281009A - フレネルレンズ用スタンパ及びフレネルレンズの製造方法 - Google Patents
フレネルレンズ用スタンパ及びフレネルレンズの製造方法Info
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- JPH07281009A JPH07281009A JP7318894A JP7318894A JPH07281009A JP H07281009 A JPH07281009 A JP H07281009A JP 7318894 A JP7318894 A JP 7318894A JP 7318894 A JP7318894 A JP 7318894A JP H07281009 A JPH07281009 A JP H07281009A
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- fresnel lens
- ionizing radiation
- resin
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Abstract
(57)【要約】
【目的】本発明は、離型や運搬が便利で、しかも余分な
電離放射線硬化性樹脂の取り扱いが容易なフレネルレン
ズ用スタンパを提供することと、また、このスタンパを
用いてフレネルレンズを成形するフレネルレンズの製造
方法を提供することを目的とする。 【構成】電離放射線透過性を有する基材シートの片面
と、フレネルレンズ用スタンパとの間に電離放射線硬化
性樹脂を注入し、前記電離放射線透過性基材シートの一
方の面側から電離放射線を照射してフレネルレンズを成
形する際に用いるフレネルレンズ用スタンパにおいて、
前記スタンパ(10)の周辺端部に余白部(12)と、
この余白部に余分な樹脂を排出する溝部(13)を設け
たフレネルレンズ用スタンパであり、また、このスタン
パ(10)を用いてフレネルレンズを成形することを特
徴とするフレネルレンズの製造方法である。
電離放射線硬化性樹脂の取り扱いが容易なフレネルレン
ズ用スタンパを提供することと、また、このスタンパを
用いてフレネルレンズを成形するフレネルレンズの製造
方法を提供することを目的とする。 【構成】電離放射線透過性を有する基材シートの片面
と、フレネルレンズ用スタンパとの間に電離放射線硬化
性樹脂を注入し、前記電離放射線透過性基材シートの一
方の面側から電離放射線を照射してフレネルレンズを成
形する際に用いるフレネルレンズ用スタンパにおいて、
前記スタンパ(10)の周辺端部に余白部(12)と、
この余白部に余分な樹脂を排出する溝部(13)を設け
たフレネルレンズ用スタンパであり、また、このスタン
パ(10)を用いてフレネルレンズを成形することを特
徴とするフレネルレンズの製造方法である。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、プロジェクションテレ
ビ、オーバーヘッドプロジェクターなどの成形に用いら
れるフレネルレンズ用スタンパ及び成形品であるフレネ
ルレンズの製造方法に関する。
ビ、オーバーヘッドプロジェクターなどの成形に用いら
れるフレネルレンズ用スタンパ及び成形品であるフレネ
ルレンズの製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のフレネルレンズは、熱プ
レス法によって成形されていたが、成形サイクルが長
く、生産効率が低いと言った問題があった。このような
問題を解決するため、図示はしないがフレネルレンズの
金型(以下スタンパと記す)と紫外線、電子線などの電
離放射線透過性を有する基材シートとの間に、電離放射
線硬化性樹脂を流し込み電離放射線で硬化させるととも
に、基材シートと一体化する方法が、特開昭60−88
903号公報、特開昭61−248707号公報で提案
されている。しかし、スタンパの周辺端部にまでフレネ
ルレンズの波形部位を設けると、成形後の離型の際にフ
レネルレンズの溝を傷つけたり、スタンパの運搬をする
際に挟持する所がなく不便であった。また、成形の際に
電離放射線硬化性樹脂が過剰に注入、あるいは塗工され
ると余分となった樹脂層の部分が生じ、硬化の前後でそ
の取り扱いが難しかった。
レス法によって成形されていたが、成形サイクルが長
く、生産効率が低いと言った問題があった。このような
問題を解決するため、図示はしないがフレネルレンズの
金型(以下スタンパと記す)と紫外線、電子線などの電
離放射線透過性を有する基材シートとの間に、電離放射
線硬化性樹脂を流し込み電離放射線で硬化させるととも
に、基材シートと一体化する方法が、特開昭60−88
903号公報、特開昭61−248707号公報で提案
されている。しかし、スタンパの周辺端部にまでフレネ
ルレンズの波形部位を設けると、成形後の離型の際にフ
レネルレンズの溝を傷つけたり、スタンパの運搬をする
際に挟持する所がなく不便であった。また、成形の際に
電離放射線硬化性樹脂が過剰に注入、あるいは塗工され
ると余分となった樹脂層の部分が生じ、硬化の前後でそ
の取り扱いが難しかった。
【0003】このような理由から、離型や運搬に便利な
ようにスタンパと基材シートの重ね合わせ、電離放射線
放射、離型といった製造工程を半自動化する方法が特開
昭63−163330号公報により、また、余分な電離
放射線硬化性樹脂をローラーなどを用いてしごき出す方
法が特開平1−192531号公報により提案されてい
る。
ようにスタンパと基材シートの重ね合わせ、電離放射線
放射、離型といった製造工程を半自動化する方法が特開
昭63−163330号公報により、また、余分な電離
放射線硬化性樹脂をローラーなどを用いてしごき出す方
法が特開平1−192531号公報により提案されてい
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
第一の方法では、装置が大規模になならざるを得ず、し
かも多数のスタンパが必要となるため、スタンパの精度
を揃えることも難しく、しかもスタンパを多量に生産す
ることはコスト的にも問題である。また、フレネルレン
ズの厚みがばらつくと、レンズの光学特性などに影響が
でるので、レンズの厚みは均一でなければならない必須
条件に対して、第二の方法では、圧力が均一にかからな
いために電離放射線硬化性樹脂の厚みがばらつくという
問題が発生していた。
第一の方法では、装置が大規模になならざるを得ず、し
かも多数のスタンパが必要となるため、スタンパの精度
を揃えることも難しく、しかもスタンパを多量に生産す
ることはコスト的にも問題である。また、フレネルレン
ズの厚みがばらつくと、レンズの光学特性などに影響が
でるので、レンズの厚みは均一でなければならない必須
条件に対して、第二の方法では、圧力が均一にかからな
いために電離放射線硬化性樹脂の厚みがばらつくという
問題が発生していた。
【0005】本発明は、以上のような問題点に着目して
なされたもので、離型や運搬が便利で、余分な電離放射
線硬化性樹脂の取り扱いが容易なフレネルレンズ用スタ
ンパを提供することと、このスタンパを用いてフレネル
レンズを成形するフレネルレンズの製造方法を提供する
ことを目的とする。
なされたもので、離型や運搬が便利で、余分な電離放射
線硬化性樹脂の取り扱いが容易なフレネルレンズ用スタ
ンパを提供することと、このスタンパを用いてフレネル
レンズを成形するフレネルレンズの製造方法を提供する
ことを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、本発明の請求項1によれば、電離放射線透過性を有
する基材シートの片面と、フレネルレンズ用スタンパと
の間に電離放射線硬化性樹脂を注入して、この電離放射
線透過性基材シートの一方の面側から電離放射線を照射
し硬化させ、フレネルレンズを成形する際に用いるフレ
ネルレンズ用スタンパにおいて、前記スタンパ(10)
の周辺部に余白部(12)を設けたことを特徴とするフ
レネルレンズ用スタンパである。
め、本発明の請求項1によれば、電離放射線透過性を有
する基材シートの片面と、フレネルレンズ用スタンパと
の間に電離放射線硬化性樹脂を注入して、この電離放射
線透過性基材シートの一方の面側から電離放射線を照射
し硬化させ、フレネルレンズを成形する際に用いるフレ
ネルレンズ用スタンパにおいて、前記スタンパ(10)
の周辺部に余白部(12)を設けたことを特徴とするフ
レネルレンズ用スタンパである。
【0007】請求項2によれば、前記スタンパの余白部
(12)が、フレネルレンズの波形部位(13)より0
〜800μm、好ましくは5〜300μm突出している
ことを特徴とするフレネルレンズ用スタンパである。
(12)が、フレネルレンズの波形部位(13)より0
〜800μm、好ましくは5〜300μm突出している
ことを特徴とするフレネルレンズ用スタンパである。
【0008】請求項3によれば、前記スタンパ(10)
の余白部(12)に、余白部の内側(12a)から外側
(12b)に向かって余分となった電離放射線硬化性樹
脂を排出する溝部(13)が設けられていることを特徴
とするフレネルレンズ用スタンパである。
の余白部(12)に、余白部の内側(12a)から外側
(12b)に向かって余分となった電離放射線硬化性樹
脂を排出する溝部(13)が設けられていることを特徴
とするフレネルレンズ用スタンパである。
【0009】請求項4によれば、前記スタンパ(10)
の余白部(12)に設けられた溝部(13)が、内側
(12a)から外側(12b)に向かって浅く傾斜して
いるか、又は低い階段状に設けられていることを特徴と
するフレネルレンズ用スタンパである。
の余白部(12)に設けられた溝部(13)が、内側
(12a)から外側(12b)に向かって浅く傾斜して
いるか、又は低い階段状に設けられていることを特徴と
するフレネルレンズ用スタンパである。
【0010】請求項5によれば、電離放射線透過性を有
する基材シートの片面と、フレネルレンズ用スタンパと
の間に電離放射線硬化性樹脂を注入し、前記電離放射線
透過性基材シートの一方の面側から電離放射線を照射し
硬化させ、フレネルレンズを成形してなるフレネルレン
ズの製造方法において、前記請求項1乃至請求項4のい
ずれかに記載のフレネルレンズ用スタンパ(10)を用
いて成形することを特徴とするフレネルレンズの製造方
法である。
する基材シートの片面と、フレネルレンズ用スタンパと
の間に電離放射線硬化性樹脂を注入し、前記電離放射線
透過性基材シートの一方の面側から電離放射線を照射し
硬化させ、フレネルレンズを成形してなるフレネルレン
ズの製造方法において、前記請求項1乃至請求項4のい
ずれかに記載のフレネルレンズ用スタンパ(10)を用
いて成形することを特徴とするフレネルレンズの製造方
法である。
【0011】以下、本発明を詳細に説明する。本発明に
おいて、使用することができるフレネルレンズ用スタン
パの材料としては、銅、真鍮などの金属や、ガラス、シ
リコーン樹脂、エポキシ樹脂、ウレタン樹脂などの非金
属でよく適宜選択することができる。
おいて、使用することができるフレネルレンズ用スタン
パの材料としては、銅、真鍮などの金属や、ガラス、シ
リコーン樹脂、エポキシ樹脂、ウレタン樹脂などの非金
属でよく適宜選択することができる。
【0012】このスタンパの周辺部に余白部(12)を
作る方法は、切削などによりマスタースタンパを作る際
に作製しておくことが望ましく、必要なフレネルレンズ
サイズより大きな材料を用意して、所定サイズのフレネ
ルレンズの逆の波形部位(11)を形成した後、あるい
はその前に余白部(12)となる所を切削するか、ある
いは下地切削の面をのこしておくことによっても得られ
る。
作る方法は、切削などによりマスタースタンパを作る際
に作製しておくことが望ましく、必要なフレネルレンズ
サイズより大きな材料を用意して、所定サイズのフレネ
ルレンズの逆の波形部位(11)を形成した後、あるい
はその前に余白部(12)となる所を切削するか、ある
いは下地切削の面をのこしておくことによっても得られ
る。
【0013】また、スタンパ周辺部における余白部(1
2)の溝部(13)を作るには、マスタースタンパに設
けるのではなく、複製したスタンパに直接設けることが
望ましい。このことは、マスタースタンパは長期にわた
り保存及び流用するためで、しかも複製したスタンパの
方が溝部(13)を形成しやすいためである。
2)の溝部(13)を作るには、マスタースタンパに設
けるのではなく、複製したスタンパに直接設けることが
望ましい。このことは、マスタースタンパは長期にわた
り保存及び流用するためで、しかも複製したスタンパの
方が溝部(13)を形成しやすいためである。
【0014】本発明におけるフレネルレンズの成形材料
である電離放射線硬化性樹脂としては、エポキシアクリ
レート系、ウレタンアクリレート系、ポリエステルアク
リレート系、ポリオールアクリレート系のオリゴマー、
ポリマーと単官能、2官能、あるいは多官能重合性(メ
タ)アクリル系モノマー、例えばテトラヒドロフルフリ
ルアクリレート、2-ヒドロキシエチルアクリレート、2-
ヒドロキシ-3- フェノキシプロピルアクリレート、ポリ
エチレングリコールジアクリレート、ポリプロピレング
リコールジアクリレート、トリメチロールプロパントリ
アクリレート、ペンタエリトリトールトリアクリレー
ト、ペンタエリトリトールテトラアクリレートなどを使
用することができる。
である電離放射線硬化性樹脂としては、エポキシアクリ
レート系、ウレタンアクリレート系、ポリエステルアク
リレート系、ポリオールアクリレート系のオリゴマー、
ポリマーと単官能、2官能、あるいは多官能重合性(メ
タ)アクリル系モノマー、例えばテトラヒドロフルフリ
ルアクリレート、2-ヒドロキシエチルアクリレート、2-
ヒドロキシ-3- フェノキシプロピルアクリレート、ポリ
エチレングリコールジアクリレート、ポリプロピレング
リコールジアクリレート、トリメチロールプロパントリ
アクリレート、ペンタエリトリトールトリアクリレー
ト、ペンタエリトリトールテトラアクリレートなどを使
用することができる。
【0015】その他に電離放射線硬化性樹脂に配合され
るものとして、光重合開始剤、例えばベンゾフェノン、
ジエチルチオキサントン、ベンジルジメチルケタール、
2-ヒドロキシ-2- メチル-1- フェニルプロパン-1- オ
ン、1-ヒドロキシシクロヘキシルフェニルケトン、2-メ
チル-1- [4- (メチルチオ) フェニル]-2-モルフォリノ
プロパン-1、アシルホスフィンオキサイドなどがある
が、光重合開始剤は100%反応するわけではなく、未
反応のものが成形されたレンズの性能に悪影響を及ぼす
ことから、0.1〜7重量%の範囲がよく、好ましくは
0.5〜5重量%で未硬化部分が残らない程度の量にと
どめるべきである。
るものとして、光重合開始剤、例えばベンゾフェノン、
ジエチルチオキサントン、ベンジルジメチルケタール、
2-ヒドロキシ-2- メチル-1- フェニルプロパン-1- オ
ン、1-ヒドロキシシクロヘキシルフェニルケトン、2-メ
チル-1- [4- (メチルチオ) フェニル]-2-モルフォリノ
プロパン-1、アシルホスフィンオキサイドなどがある
が、光重合開始剤は100%反応するわけではなく、未
反応のものが成形されたレンズの性能に悪影響を及ぼす
ことから、0.1〜7重量%の範囲がよく、好ましくは
0.5〜5重量%で未硬化部分が残らない程度の量にと
どめるべきである。
【0016】また、場合によっては、希釈剤として有機
溶剤、例えばアセトン、エタノール、メタノール、酢酸
エチル、クロロホルム、四塩化炭素、テトラヒドロフラ
ン、シクロヘキサン、ジエチルエーテル、メチルエチル
ケトン、トルエン、ベンゼンなどや、拡散剤として、例
えばガラスビーズ、シリカ、無機系酸化物、無機系炭酸
化物、無機系硫酸化物、有機系樹脂ビーズなどや、離型
剤として、例えばフッソ系、シリコン系のものが使用さ
れる。
溶剤、例えばアセトン、エタノール、メタノール、酢酸
エチル、クロロホルム、四塩化炭素、テトラヒドロフラ
ン、シクロヘキサン、ジエチルエーテル、メチルエチル
ケトン、トルエン、ベンゼンなどや、拡散剤として、例
えばガラスビーズ、シリカ、無機系酸化物、無機系炭酸
化物、無機系硫酸化物、有機系樹脂ビーズなどや、離型
剤として、例えばフッソ系、シリコン系のものが使用さ
れる。
【0017】その他に加えられるものとして、紫外線吸
収剤、光安定剤、界面活性剤、消泡剤、帯電防止剤、酸
化防止剤、難燃剤などがあるが、これらの添加剤は、フ
レネルレンズの性能に影響を及ぼさないもの、あるいは
影響を及ぼさない程度の量でなければならない。
収剤、光安定剤、界面活性剤、消泡剤、帯電防止剤、酸
化防止剤、難燃剤などがあるが、これらの添加剤は、フ
レネルレンズの性能に影響を及ぼさないもの、あるいは
影響を及ぼさない程度の量でなければならない。
【0018】また、電離放射線透過性を有する基材シー
トは、透明である程度の物性のものであればいずれでも
よいが、メタクリル樹脂、ポリカーボネート樹脂、塩化
ビニル樹脂、ポリスチレン樹脂、ポリオレフィン系樹脂
や、これらの複合体である合成樹脂や、ガラスなどがあ
り、電離放射線硬化性樹脂としては、様々な感光性樹脂
が使用できるが、主として分子中にアクリロイル基を有
するモノマー、オリゴマー、ポリマーが使用される。
トは、透明である程度の物性のものであればいずれでも
よいが、メタクリル樹脂、ポリカーボネート樹脂、塩化
ビニル樹脂、ポリスチレン樹脂、ポリオレフィン系樹脂
や、これらの複合体である合成樹脂や、ガラスなどがあ
り、電離放射線硬化性樹脂としては、様々な感光性樹脂
が使用できるが、主として分子中にアクリロイル基を有
するモノマー、オリゴマー、ポリマーが使用される。
【0019】本発明におけるマスタースタンパは、設計
値に対する形状安定性や、複製型との離型性を考慮した
うえで選定しなければならない。また、本発明で使用さ
れる複製したスタンパ(10)は、電離放射線照射によ
る劣化や、電離放射線硬化性樹脂との剥離性、マスター
型スタンパとの剥離性を考慮したうえで選定する。ま
た、マスタースタンパと複製したスタンパが同じものの
場合には、電離放射線照射による劣化や、電離放射線硬
化性樹脂との剥離性を考慮して選定する。
値に対する形状安定性や、複製型との離型性を考慮した
うえで選定しなければならない。また、本発明で使用さ
れる複製したスタンパ(10)は、電離放射線照射によ
る劣化や、電離放射線硬化性樹脂との剥離性、マスター
型スタンパとの剥離性を考慮したうえで選定する。ま
た、マスタースタンパと複製したスタンパが同じものの
場合には、電離放射線照射による劣化や、電離放射線硬
化性樹脂との剥離性を考慮して選定する。
【0020】本発明のスタンパを用いてフレネルレンズ
を製造する方法は、フレネルレンズの波形が逆に形成さ
れたスタンパに、重合性モノマーを含む樹脂を注入する
か、あるいは塗工する。ここでの操作は、発生する気泡
を抑えるため樹脂組成が壊れない程度に加熱しながら行
ってもよい。気泡を除去した後に、電離放射線透過性を
有する基材シートを被せ、電離放射線硬化性樹脂を所定
の厚さにして、基材シートを介して電離放射線を照射
し、電離放射線硬化性樹脂を硬化させた後、スタンパか
ら剥離させフレネルレンズを成形する。
を製造する方法は、フレネルレンズの波形が逆に形成さ
れたスタンパに、重合性モノマーを含む樹脂を注入する
か、あるいは塗工する。ここでの操作は、発生する気泡
を抑えるため樹脂組成が壊れない程度に加熱しながら行
ってもよい。気泡を除去した後に、電離放射線透過性を
有する基材シートを被せ、電離放射線硬化性樹脂を所定
の厚さにして、基材シートを介して電離放射線を照射
し、電離放射線硬化性樹脂を硬化させた後、スタンパか
ら剥離させフレネルレンズを成形する。
【0021】
【作用】本発明のスタンパは、フレネルレンズ(10)
の波形部位(11)の周辺部に余白部(12)を設けた
ことによって、電離放射線硬化性樹脂の未硬化時には、
余分な樹脂を溝部(13)から排出することができ、塗
膜の厚みむらが解消され性能の優れたフレネルレンズを
製造することができる。
の波形部位(11)の周辺部に余白部(12)を設けた
ことによって、電離放射線硬化性樹脂の未硬化時には、
余分な樹脂を溝部(13)から排出することができ、塗
膜の厚みむらが解消され性能の優れたフレネルレンズを
製造することができる。
【0022】また、前記スタンパ(10)の余白部(1
2)が、フレネルレンズの波形部位(11)より、0〜
800μm、好ましくは5〜300μm範囲の所定の高
さだけ高くなっていることによって、容易に塗膜の厚み
を一定にすることができ、性能の良いフレネルレンズを
製造することができる。
2)が、フレネルレンズの波形部位(11)より、0〜
800μm、好ましくは5〜300μm範囲の所定の高
さだけ高くなっていることによって、容易に塗膜の厚み
を一定にすることができ、性能の良いフレネルレンズを
製造することができる。
【0023】また、前記スタンパ(10)の余白部(1
2)に、余分な電離放射線硬化性樹脂が排出される溝部
(13)が刻まれていることにより、過剰に注入された
樹脂の排出路が得られ、塗膜の厚みむらが解消されると
ともに、容易に塗膜の厚みを一定にすることができ、性
能の良いフレネルレンズを製造することができる。
2)に、余分な電離放射線硬化性樹脂が排出される溝部
(13)が刻まれていることにより、過剰に注入された
樹脂の排出路が得られ、塗膜の厚みむらが解消されると
ともに、容易に塗膜の厚みを一定にすることができ、性
能の良いフレネルレンズを製造することができる。
【0024】また、前記スタンパ(10)の余白部(1
2)に刻まれた溝部(13)は、樹脂がスタンパの外に
逃げないように内側(12a)から外側(12b)に向
かって傾斜して設けるか、あるいは低い階段状に設ける
ことによって、過剰に注入された樹脂以外に排出されな
いようにしたもので、他の物質の戻り、成形時の気泡の
混入を抑え、かつ、余分な樹脂の排出路が得られ、塗膜
の厚みむらが解消されるとともに、容易に塗膜の厚みを
一定にすることができ、性能の良いフレネルレンズを製
造することができる。さらに余白部によって低粘度の電
離放射線硬化性樹脂も使用することが可能となった。
2)に刻まれた溝部(13)は、樹脂がスタンパの外に
逃げないように内側(12a)から外側(12b)に向
かって傾斜して設けるか、あるいは低い階段状に設ける
ことによって、過剰に注入された樹脂以外に排出されな
いようにしたもので、他の物質の戻り、成形時の気泡の
混入を抑え、かつ、余分な樹脂の排出路が得られ、塗膜
の厚みむらが解消されるとともに、容易に塗膜の厚みを
一定にすることができ、性能の良いフレネルレンズを製
造することができる。さらに余白部によって低粘度の電
離放射線硬化性樹脂も使用することが可能となった。
【0025】
【実施例】本発明の実施例を詳細に説明する。まず、下
地切削をした厚さ20mmで、300mm角の銅板を準
備し、この中心から直径260mm角でフレネルレンズ
の波形の逆の形状を最大深さ1mmで切削し、その周囲
20mm幅で、最大深さ1.8mmに切削し周辺部に余
白部(12)を設け、フレネルレンズ用のスタンパとし
た。
地切削をした厚さ20mmで、300mm角の銅板を準
備し、この中心から直径260mm角でフレネルレンズ
の波形の逆の形状を最大深さ1mmで切削し、その周囲
20mm幅で、最大深さ1.8mmに切削し周辺部に余
白部(12)を設け、フレネルレンズ用のスタンパとし
た。
【0026】また、反応性プレポリマーとしては下記に
示す組成とした。(A)ウレタンアクリレートオリゴマ
ー(NK−オリゴU−108A、新中村化学製)67重
量%と、2-ヒドロキシ-3- フェノキシプロピルアクリレ
ート(アロニックスM−5700、東亜合成製)30重
量%と、1-ヒドロキシシクロヘキシルフェニルケトン
(イルガキュア184、日本チバガイギー製)3重量%
を混合したものと、(B)ウレタンアクリレートオリゴ
マー(NK−オリゴU−4HA、新中村化学製)67重
量%と、2-ヒドロキシ-3- フェノキシプロピルアクリレ
ート(アロニックスM−5700、東亜合成製)30重
量%と、1-ヒドロキシシクロヘキシルフェニルケトン(
イルガキュア184、日本チバガイギー製)3重量%を
混合したものを用意した。
示す組成とした。(A)ウレタンアクリレートオリゴマ
ー(NK−オリゴU−108A、新中村化学製)67重
量%と、2-ヒドロキシ-3- フェノキシプロピルアクリレ
ート(アロニックスM−5700、東亜合成製)30重
量%と、1-ヒドロキシシクロヘキシルフェニルケトン
(イルガキュア184、日本チバガイギー製)3重量%
を混合したものと、(B)ウレタンアクリレートオリゴ
マー(NK−オリゴU−4HA、新中村化学製)67重
量%と、2-ヒドロキシ-3- フェノキシプロピルアクリレ
ート(アロニックスM−5700、東亜合成製)30重
量%と、1-ヒドロキシシクロヘキシルフェニルケトン(
イルガキュア184、日本チバガイギー製)3重量%を
混合したものを用意した。
【0027】<実施例1>ここで準備した前記スタンパ
上に、50°Cに温めておいた前記(A)のプレポリマ
ーを既存の方法で注入し、プレポリマーが全面に広がる
のを待って、厚さ3mmのMS樹脂板(メタクリル酸メ
チル−スチレン共重合体)を被せ、余分な樹脂を余白部
(12)の溝部(13)から排出させた後に、無機ガラ
スをのせるなどの周知の方法により加圧して、紫外線硬
化性樹脂を充分に薄く広げて、その上から紫外線を照射
して硬化させるとともに、MS樹脂板と一体化した。こ
のMS樹脂板をスタンパより剥離することでフレネルレ
ンズを得た。
上に、50°Cに温めておいた前記(A)のプレポリマ
ーを既存の方法で注入し、プレポリマーが全面に広がる
のを待って、厚さ3mmのMS樹脂板(メタクリル酸メ
チル−スチレン共重合体)を被せ、余分な樹脂を余白部
(12)の溝部(13)から排出させた後に、無機ガラ
スをのせるなどの周知の方法により加圧して、紫外線硬
化性樹脂を充分に薄く広げて、その上から紫外線を照射
して硬化させるとともに、MS樹脂板と一体化した。こ
のMS樹脂板をスタンパより剥離することでフレネルレ
ンズを得た。
【0028】<実施例2>ここで準備した前記スタンパ
の余白部(12)上に、厚さ1.0mmの銅板を置き、
シリコーン樹脂、次いでウレタン樹脂で型取ることによ
り、余白部(12)がフレネルレンズの波形部位(1
1)より約200μmだけ高くなっているスタンパを得
た。そこに50°Cに温めておいた前記(B)のプレポ
リマーを既存の方法で注入し、プレポリマーが全面に広
がるのを待って、厚さ3mmのPC樹脂板(ポリカーボ
ネート、紫外線吸収剤未混入品)を被せ、余分な樹脂を
余白部の溝部(13)から排出させた後、無機ガラスを
のせるなどの周知の方法により加圧して、紫外線硬化性
樹脂を200μmまで充分に薄く広げ、その上方から紫
外線を照射し硬化させるとともに、PC樹脂板と一体化
した。このPC樹脂板をスタンパから剥離することによ
りフレネルレンズを得た。
の余白部(12)上に、厚さ1.0mmの銅板を置き、
シリコーン樹脂、次いでウレタン樹脂で型取ることによ
り、余白部(12)がフレネルレンズの波形部位(1
1)より約200μmだけ高くなっているスタンパを得
た。そこに50°Cに温めておいた前記(B)のプレポ
リマーを既存の方法で注入し、プレポリマーが全面に広
がるのを待って、厚さ3mmのPC樹脂板(ポリカーボ
ネート、紫外線吸収剤未混入品)を被せ、余分な樹脂を
余白部の溝部(13)から排出させた後、無機ガラスを
のせるなどの周知の方法により加圧して、紫外線硬化性
樹脂を200μmまで充分に薄く広げ、その上方から紫
外線を照射し硬化させるとともに、PC樹脂板と一体化
した。このPC樹脂板をスタンパから剥離することによ
りフレネルレンズを得た。
【0029】<実施例3>ここで準備した前記スタンパ
の余白部(12)上に、厚さ1.0mmの銅板を置き、
シリコーン樹脂、次いでウレタン樹脂で型取ることによ
り、余白部(12)がフレネルレンズの波形部位(1
1)より約200μmだけ高くなっているスタンパを得
て、この周辺の余白部の複数箇所に、幅10mm、深さ
200μmの溝部(13)を設けた。このスタンパに5
0°Cに温めておいた、前記(A)のプレポリマーを既
存の方法で注入し、プレポリマーが全面に広がるのを待
って、厚さ3mmのPC樹脂板(ポリカーボネート、紫
外線吸収剤未混入品)を被せ、余分な樹脂を余白部の溝
部(13)から排出させた後に、無機ガラスを乗せるな
どの周知方法により加圧して、紫外線硬化性樹脂を厚さ
200μmまで薄く広げ、その上方から紫外線を照射し
硬化させるとともに、PC樹脂板と一体化した。このP
C樹脂板をスタンパより剥離することによりフレネルレ
ンズを得た。
の余白部(12)上に、厚さ1.0mmの銅板を置き、
シリコーン樹脂、次いでウレタン樹脂で型取ることによ
り、余白部(12)がフレネルレンズの波形部位(1
1)より約200μmだけ高くなっているスタンパを得
て、この周辺の余白部の複数箇所に、幅10mm、深さ
200μmの溝部(13)を設けた。このスタンパに5
0°Cに温めておいた、前記(A)のプレポリマーを既
存の方法で注入し、プレポリマーが全面に広がるのを待
って、厚さ3mmのPC樹脂板(ポリカーボネート、紫
外線吸収剤未混入品)を被せ、余分な樹脂を余白部の溝
部(13)から排出させた後に、無機ガラスを乗せるな
どの周知方法により加圧して、紫外線硬化性樹脂を厚さ
200μmまで薄く広げ、その上方から紫外線を照射し
硬化させるとともに、PC樹脂板と一体化した。このP
C樹脂板をスタンパより剥離することによりフレネルレ
ンズを得た。
【0030】<実施例4>ここで準備した前記スタンパ
(10)の余白部(12)上に、厚さ1.0mmの銅板
を置き、シリコーン樹脂、次いでウレタン樹脂で型取る
ことにより、余白部(12)がフレネルレンズの波形部
位(11)より約200μmだけ高くなっているスタン
パを得て、この周辺の余白部(12)の複数箇所に、幅
10mm、深さ200μmの溝(13)をスタンパの中
心に向かって深くなるよう傾斜させて設けた。そこに5
0°Cに温めておいた前記(A)のプレポリマーを既存
の方法で注入し、プレポリマーが全面に広がるのを待っ
て、厚さ3mmのMS樹脂板(メタクリル酸メチル−ス
チレン共重合体)を被せ、余分な樹脂を余白部(12)
の溝(13)から排出させた後に、無機ガラスをのせる
などの周知の方法により加圧して、紫外線硬化性樹脂を
200μmまで充分に薄く広げて、その上から紫外線を
照射して硬化させるとともに、MS樹脂板と一体化し
た。このMS樹脂板をスタンパより剥離することでフレ
ネルレンズを得た。
(10)の余白部(12)上に、厚さ1.0mmの銅板
を置き、シリコーン樹脂、次いでウレタン樹脂で型取る
ことにより、余白部(12)がフレネルレンズの波形部
位(11)より約200μmだけ高くなっているスタン
パを得て、この周辺の余白部(12)の複数箇所に、幅
10mm、深さ200μmの溝(13)をスタンパの中
心に向かって深くなるよう傾斜させて設けた。そこに5
0°Cに温めておいた前記(A)のプレポリマーを既存
の方法で注入し、プレポリマーが全面に広がるのを待っ
て、厚さ3mmのMS樹脂板(メタクリル酸メチル−ス
チレン共重合体)を被せ、余分な樹脂を余白部(12)
の溝(13)から排出させた後に、無機ガラスをのせる
などの周知の方法により加圧して、紫外線硬化性樹脂を
200μmまで充分に薄く広げて、その上から紫外線を
照射して硬化させるとともに、MS樹脂板と一体化し
た。このMS樹脂板をスタンパより剥離することでフレ
ネルレンズを得た。
【0031】
【発明の効果】電離放射線透過性を有する基材シートの
片面と、フレネルレンズ用スタンパの間に電離放射線硬
化性樹脂を注入してフレネルレンズを成形する。その際
に用いるスタンパの周辺部に余白部を設け、この余白部
がフレネルレンズの波形部位より0〜800μm、好ま
しくは5〜300μmの範囲で所定の高さだけ高くなっ
ていることにより、また、余白部に余分な電離放射線硬
化性樹脂が排出される溝部が刻まれていることにより、
また、余白部に刻まれた溝部が、樹脂がスタンパの外に
必要以上に排出されないように、内側から外側に向かっ
て浅く傾斜させて設けるか、あるいは低い階段状に設け
ることによって、余分な樹脂の扱いや離型や運搬が容易
になり、作業効率が向上した。また、このスタンパによ
り成形するフレネルレンズの厚み制御も可能となり、光
学特性などの均一なフレネルレンズが得られる。
片面と、フレネルレンズ用スタンパの間に電離放射線硬
化性樹脂を注入してフレネルレンズを成形する。その際
に用いるスタンパの周辺部に余白部を設け、この余白部
がフレネルレンズの波形部位より0〜800μm、好ま
しくは5〜300μmの範囲で所定の高さだけ高くなっ
ていることにより、また、余白部に余分な電離放射線硬
化性樹脂が排出される溝部が刻まれていることにより、
また、余白部に刻まれた溝部が、樹脂がスタンパの外に
必要以上に排出されないように、内側から外側に向かっ
て浅く傾斜させて設けるか、あるいは低い階段状に設け
ることによって、余分な樹脂の扱いや離型や運搬が容易
になり、作業効率が向上した。また、このスタンパによ
り成形するフレネルレンズの厚み制御も可能となり、光
学特性などの均一なフレネルレンズが得られる。
【図1】本発明の一実施例におけるスタンパ形状を示す
断面図である。
断面図である。
【図2】本発明の他の実施例におけるスタンパ形状を示
す断面図である。
す断面図である。
【図3】本発明の一実施例におけるスタンパ形状の正面
図(a)及び、その側面図(b)である。
図(a)及び、その側面図(b)である。
【図4】本発明の他の実施例におけるスタンパ形状の正
面図(a)及び、その側面図(b)と、溝の部分断面図
(c)である。
面図(a)及び、その側面図(b)と、溝の部分断面図
(c)である。
10 …フレネルレンズ用スタンパ 11 …波形部位 12 …余白部 12a…余白部内側 12b…余白部外側 13 …溝部
Claims (5)
- 【請求項1】電離放射線透過性を有する基材シートの片
面と、フレネルレンズ用スタンパとの間に電離放射線硬
化性樹脂を注入し、該電離放射線透過性基材シートの一
方の面側から電離放射線を照射してフレネルレンズを成
形する際に用いるフレネルレンズ用スタンパにおいて、
前記スタンパの周辺部に余白部を設けたことを特徴とす
るフレネルレンズ用スタンパ。 - 【請求項2】前記スタンパの余白部が、フレネルレンズ
の波形部位より0〜800μm、好ましくは5〜300
μm突出していることを特徴とする請求項1に記載のフ
レネルレンズ用スタンパ。 - 【請求項3】前記スタンパの余白部に、内側から外側に
向かって余分な電離放射線硬化性樹脂を排出させるため
の溝部が設けられていることを特徴とする請求項1乃至
請求項2のいずれかに記載のフレネルレンズ用スタン
パ。 - 【請求項4】前記スタンパの余白部に設けられた溝部
が、内側から外側に向かって浅く傾斜しているか又は階
段状に設けられていることを特徴とする請求項1乃至請
求項3のいずれかに記載のフレネルレンズ用スタンパ。 - 【請求項5】電離放射線透過性を有する基材シートの片
面と、フレネルレンズ用スタンパとの間に電離放射線硬
化性樹脂を注入し、該電離放射線透過性基材シートの一
方の面側から電離放射線を照射してフレネルレンズを成
形してなるフレネルレンズの製造方法において、前記請
求項1乃至請求項4のいずれかに記載のフレネルレンズ
用スタンパを用いて成形することを特徴とするフレネル
レンズの製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7318894A JPH07281009A (ja) | 1994-04-12 | 1994-04-12 | フレネルレンズ用スタンパ及びフレネルレンズの製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7318894A JPH07281009A (ja) | 1994-04-12 | 1994-04-12 | フレネルレンズ用スタンパ及びフレネルレンズの製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07281009A true JPH07281009A (ja) | 1995-10-27 |
Family
ID=13510922
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7318894A Pending JPH07281009A (ja) | 1994-04-12 | 1994-04-12 | フレネルレンズ用スタンパ及びフレネルレンズの製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH07281009A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002160232A (ja) * | 2000-11-22 | 2002-06-04 | Dainippon Printing Co Ltd | レンズシート成形型及びその製造方法 |
JP2006327118A (ja) * | 2005-05-30 | 2006-12-07 | Nikon Corp | 金型 |
-
1994
- 1994-04-12 JP JP7318894A patent/JPH07281009A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002160232A (ja) * | 2000-11-22 | 2002-06-04 | Dainippon Printing Co Ltd | レンズシート成形型及びその製造方法 |
JP2006327118A (ja) * | 2005-05-30 | 2006-12-07 | Nikon Corp | 金型 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20031208 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20040106 |