JPH0728082A - 液晶表示装置の実装構造 - Google Patents
液晶表示装置の実装構造Info
- Publication number
- JPH0728082A JPH0728082A JP16940493A JP16940493A JPH0728082A JP H0728082 A JPH0728082 A JP H0728082A JP 16940493 A JP16940493 A JP 16940493A JP 16940493 A JP16940493 A JP 16940493A JP H0728082 A JPH0728082 A JP H0728082A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- liquid crystal
- crystal panel
- input
- terminal
- connector
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- Liquid Crystal (AREA)
- Devices For Indicating Variable Information By Combining Individual Elements (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】液晶パネルの入出力端子の腐食を防止した液晶
パネルモジュールを提供する。 【構成】液晶パネルを収納するケースに外部回路からの
入力または出力信号を受けるためのコネクタが一体化さ
れており、当該液晶パネルの入力または出力端子と当該
コネクタ端子が直接機械的に圧接されている液晶パネル
モジュールにおいて当該液晶パネルの入力または出力端
子の材料が当該コネクタ端子の材料を含む金属酸化物で
ある液晶パネルの実装方法。
パネルモジュールを提供する。 【構成】液晶パネルを収納するケースに外部回路からの
入力または出力信号を受けるためのコネクタが一体化さ
れており、当該液晶パネルの入力または出力端子と当該
コネクタ端子が直接機械的に圧接されている液晶パネル
モジュールにおいて当該液晶パネルの入力または出力端
子の材料が当該コネクタ端子の材料を含む金属酸化物で
ある液晶パネルの実装方法。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は液晶表示装置の実装構造
に関する。
に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来の液晶パネルの入出力端子は、電気
回路パターンが形成されたリジェット基板の端子とワイ
ヤーボンディングにより接続していたため、Ａｌなどの
材料を用いていた。
回路パターンが形成されたリジェット基板の端子とワイ
ヤーボンディングにより接続していたため、Ａｌなどの
材料を用いていた。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来技術では
液晶パネルの入力または出力端子とコネクタ端子が直接
圧接されているため、液晶パネル端子の材料とコネクタ
の端子の材料が異なると耐湿試験において液晶パネルの
端子が電池作用で腐食するという課題があった。
液晶パネルの入力または出力端子とコネクタ端子が直接
圧接されているため、液晶パネル端子の材料とコネクタ
の端子の材料が異なると耐湿試験において液晶パネルの
端子が電池作用で腐食するという課題があった。
【０００４】本発明の目的は、液晶パネルの端子部の腐
食を防止する実装構造を提供することにある。
食を防止する実装構造を提供することにある。
【０００５】
【課題を解決するための手段】上記目的は、液晶パネル
の入力または出力端子の材料をコネクタの端子の材料を
含む金属酸化物にすることによって達成される。
の入力または出力端子の材料をコネクタの端子の材料を
含む金属酸化物にすることによって達成される。
【０００６】
実施例１ 以下、本発明について実施例に基づいて詳細に説明す
る。
る。
【０００７】図１は、本発明の実装構造の概略を示した
断面図である。１０１はコネクタが一体化された液晶パ
ネルを収納するケース（以下ケースと略す）、１０２は
コネクタ端子である。１０３は液晶パネル、１０４は液
晶パネル１０３の入力または出力端子（液晶パネルへの
電源及び信号端子、液晶パネルからのモニタ信号端子
等）である。コネクタ端子１０２が液晶パネルの入力ま
たは出力端子１０４に直接機械的に接触されており、他
方の端子部に於て外部回路との電気的導通を取ってい
る。コネクタ端子１０２と液晶パネルの入力または出力
端子１０４が常に均一の圧力で接触するために、プレー
ト１０５がケース１０１に金属製の板ばね１０６によっ
て固定されている。板ばね１０６は液晶パネル１０３と
プレート１０５を上下からクリップのように挟むもので
ある。コネクタ端子１０２の材質はリン青銅に錫メッキ
したものであり、液晶パネルの入力または出力端子１０
４の材質はＩＴＯである。ＩＴＯはインジウム−錫の金
属酸化物である。コネクタ端子１０２と液晶パネルの入
力または出力端子１０４の材料は共に錫を含んでいるた
め、コネクタ端子１０２と液晶パネルの入力または出力
端子１０４を直接に接続させて湿度の環境下で通電して
も液晶パネルの入力または出力端子１０４の腐食は起こ
らない。上記方法により作製した液晶パネルモジールを
６０℃９０％の耐湿通電試験を行ったところ、１０００
時間後において液晶パネルの入力または出力端子１０４
の腐食は見られなかった。
断面図である。１０１はコネクタが一体化された液晶パ
ネルを収納するケース（以下ケースと略す）、１０２は
コネクタ端子である。１０３は液晶パネル、１０４は液
晶パネル１０３の入力または出力端子（液晶パネルへの
電源及び信号端子、液晶パネルからのモニタ信号端子
等）である。コネクタ端子１０２が液晶パネルの入力ま
たは出力端子１０４に直接機械的に接触されており、他
方の端子部に於て外部回路との電気的導通を取ってい
る。コネクタ端子１０２と液晶パネルの入力または出力
端子１０４が常に均一の圧力で接触するために、プレー
ト１０５がケース１０１に金属製の板ばね１０６によっ
て固定されている。板ばね１０６は液晶パネル１０３と
プレート１０５を上下からクリップのように挟むもので
ある。コネクタ端子１０２の材質はリン青銅に錫メッキ
したものであり、液晶パネルの入力または出力端子１０
４の材質はＩＴＯである。ＩＴＯはインジウム−錫の金
属酸化物である。コネクタ端子１０２と液晶パネルの入
力または出力端子１０４の材料は共に錫を含んでいるた
め、コネクタ端子１０２と液晶パネルの入力または出力
端子１０４を直接に接続させて湿度の環境下で通電して
も液晶パネルの入力または出力端子１０４の腐食は起こ
らない。上記方法により作製した液晶パネルモジールを
６０℃９０％の耐湿通電試験を行ったところ、１０００
時間後において液晶パネルの入力または出力端子１０４
の腐食は見られなかった。
【０００８】実施例２ 図１の構造において、液晶パネルの入力または出力端子
１０４の材質をＩＴＯにＡｕメッキする。液晶パネルの
入力または出力端子１０４を前記構造にすると、コネク
タ端子１０２と液晶パネルの入出力端子１０４の間の接
触抵抗を低くすることができる。特に高周波数の信号を
扱う場合に有利となる。
１０４の材質をＩＴＯにＡｕメッキする。液晶パネルの
入力または出力端子１０４を前記構造にすると、コネク
タ端子１０２と液晶パネルの入出力端子１０４の間の接
触抵抗を低くすることができる。特に高周波数の信号を
扱う場合に有利となる。
【０００９】尚、ここにあげた実施例はあくまでも一実
施例にすぎないものである。たとえば、液晶パネルの入
力または出力端子１０４の材質をＩＴＯにＮｉメッキに
する構造なども考えられる。
施例にすぎないものである。たとえば、液晶パネルの入
力または出力端子１０４の材質をＩＴＯにＮｉメッキに
する構造なども考えられる。
【００１０】
【発明の効果】本発明によれば、液晶パネルを収納する
ケースに外部回路からの信号を受けるためのコネクタが
当該ケースに一体化されており、当該パネルの入力また
は出力と当該コネクタの端子が直接機械的に圧接されて
いる液晶パネルモジュールにおいて当該液晶パネルの入
力または出力端子の材料が当該コネクタ端子の材料を含
む金属酸化物にすることにより、液晶パネルの入力また
は出力端子の腐食を防止できるという効果を有する。
ケースに外部回路からの信号を受けるためのコネクタが
当該ケースに一体化されており、当該パネルの入力また
は出力と当該コネクタの端子が直接機械的に圧接されて
いる液晶パネルモジュールにおいて当該液晶パネルの入
力または出力端子の材料が当該コネクタ端子の材料を含
む金属酸化物にすることにより、液晶パネルの入力また
は出力端子の腐食を防止できるという効果を有する。
【図１】本発明の実装構造の概略を示した断面図であ
る。
る。
１０１ケース １０２コネクタ端子 １０３液晶パネル １０４液晶パネルの入力または出力端子 １０５プレート １０６板ばね
Claims (3)
- 【請求項１】液晶パネルを収納するケースに外部回路か
らの入力または出力信号を受けるためのコネクタが一体
化されており、当該パネルの入力または出力端子と当該
コネクタ端子が直接機械的に圧接されている液晶表示装
置において、当該液晶パネルの入力または出力端子の材
料が当該コネクタ端子の材料を含む金属酸化物であるこ
とを特徴とする液晶表示装置の実装構造。 - 【請求項２】当該液晶パネルがポリシリコンＴＦＴを画
素のスイッチング素子に用いたアクティブマトリクス液
晶パネルであることを特徴とする請求項１記載の液晶表
示装置の実装構造。 - 【請求項３】当該液晶パネルが、画素のスイッチング素
子と同一の基板上に液晶パネルを駆動するためのドライ
バー回路を設けたことを特徴とする請求項１記載の液晶
表示装置の実装構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16940493A JPH0728082A (ja) | 1993-07-08 | 1993-07-08 | 液晶表示装置の実装構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16940493A JPH0728082A (ja) | 1993-07-08 | 1993-07-08 | 液晶表示装置の実装構造 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0728082A true JPH0728082A (ja) | 1995-01-31 |
Family
ID=15885979
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP16940493A Withdrawn JPH0728082A (ja) | 1993-07-08 | 1993-07-08 | 液晶表示装置の実装構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0728082A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH09251161A (ja) * | 1996-03-15 | 1997-09-22 | Nippon Sheet Glass Co Ltd | 表示素子用基板 |
| JP2006350230A (ja) * | 2005-06-20 | 2006-12-28 | Sharp Corp | 液晶表示装置用複数裏ケース連結体、液晶表示装置用複数表ケース連結体および液晶表示装置の製造方法 |
-
1993
- 1993-07-08 JP JP16940493A patent/JPH0728082A/ja not_active Withdrawn
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH09251161A (ja) * | 1996-03-15 | 1997-09-22 | Nippon Sheet Glass Co Ltd | 表示素子用基板 |
| JP2006350230A (ja) * | 2005-06-20 | 2006-12-28 | Sharp Corp | 液晶表示装置用複数裏ケース連結体、液晶表示装置用複数表ケース連結体および液晶表示装置の製造方法 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A761 | Written withdrawal of application |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A761 Effective date: 20050812 |