JPH07280314A - 換気装置 - Google Patents

換気装置

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JPH07280314A
JPH07280314A JP7027071A JP2707195A JPH07280314A JP H07280314 A JPH07280314 A JP H07280314A JP 7027071 A JP7027071 A JP 7027071A JP 2707195 A JP2707195 A JP 2707195A JP H07280314 A JPH07280314 A JP H07280314A
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oil
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Masanobu Fujimoto
正信 藤本
Kenji Kato
健司 加藤
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 家庭の台所用、あるいは業務用の換気装置の
油汚れを自動的に自己分解浄化させ、常に清潔な状態を
保つことを目的とする。 【構成】 換気装置101の内面を、光触媒である二酸
化チタン2でコーティングし、捕虫用蛍光灯3から発す
る近紫外光を照射し、油汚れ成分の分解、浄化を図る。
その結果、換気装置を常に衛生的で清潔な状態に保つこ
とができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、家庭の台所用、あるい
は業務用の換気装置に関し、油煙等の油汚れにより、不
快な状態になるのを防止する、自己油浄化機能を有する
換気装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、衛生、清潔感の高まり、および省
力化から、家庭の台所用、あるいは業務用の換気装置
は、油汚れが自己分解し、常に清潔でクリーンな状態に
維持されることが求められている。
【0003】従来、この種の換気装置は、実開昭59−
151029号公報に示すような構成が一般的であっ
た。以下、その構成について図15を参照しながら説明
する。
【0004】図に示すように、本体101の内部にファ
ンモータ102が設けられ、本体101の吸気口103
にフィルタ104が設けられている。本体101に排気
口105が設けられ、本体101内部に遠赤外線熱源1
06が設けられている。フィルタ104には加熱触媒1
07が塗布されている。
【0005】上記構成において、遠赤外線熱源106を
通電加熱するとフィルタ104が熱せられ、加熱触媒1
07の作用により、フィルタ104の表面に付着した調
理油が、触媒分解、気化することになる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】このような従来の換気
装置では、加熱触媒107を活性化させるために、フィ
ルタ104を300℃ 以上の高温に上げる必要があ
り、火災および火傷等に対する安全上、およびエネルギ
ーロスが大きいという課題があった。
【0007】本発明は上記課題を解決するもので、常温
で自己浄化機能をはたすことができる換気装置を提供す
ることを第1の目的とする。
【0008】第2の目的は、励起手段の寿命表示をする
ことにある。第3の目的は効率良く、省エネルギー的に
励起手段を作動開始させることにある。
【0009】第4の目的は効率良く、省エネルギー的に
励起手段を動作させることにある。第5の目的は効率良
く、より安全な換気装置を提供することにある。
【0010】第6の目的は、付着した調理油を効率良く
分解する換気装置を提供することにある。
【0011】第7の目的は短時間で、付着した調理油を
分解気化することにある。第8の目的は効率良く、付着
した調理油を分解気化することにある。
【0012】第9の目的は、効率の良い換気装置を提供
することにある。第10の目的は、付着した調理油を効
率良く分解する換気装置を提供することにある。
【0013】第11の目的は、付着した調理油を効率良
く分解する換気装置を提供することにある。
【0014】第12の目的は、反射光を効率良く利用す
ることにある。第13の目的は、付着した調理油の分解
終了を表示する換気装置を提供することにある。
【0015】
【課題を解決するための手段】本発明の第1の目的を達
成するための第1の手段は、本体と、この本体の内部に
設けられたファンモータと、前記本体に設けられたこの
ファンモータにより室内空気を吸気する吸気口と、室外
に排気する排気口と、前記本体内部であって、前記ファ
ンモータの吸気側に設けられたフィルタと、このフィル
タ面より前記本体の吸気側をフロントフードとし、この
フロントフード内面と前記フィルタ表面に設けられた触
媒と、前記本体内部に設けられたこの触媒を励起活性化
させる励起手段との構成としたものである。
【0016】また、第2の目的を達成するための第2の
手段は、励起手段の寿命表示手段を設けてなる請求項1
記載の構成としたものである。
【0017】また、第3の目的を達成するための第3の
手段は、ファンモータと連動して、励起手段を作動開始
させる制御部を設けてなる請求項1記載の構成としたも
のである。
【0018】また、第4の目的を達成するための第4の
手段は、励起手段の毎日の動作開始時刻、および動作時
間を、1日当り3回以上、任意に設定可能な制御機構を
設けてなる請求項1記載の構成としたものである。
【0019】また、第5の目的を達成するための第5の
手段は、分光分布の最大波長が340〜380nmであ
り、320〜340nm以下の波長をカットする特性を
持つ近紫外光照射ランプを設けてなる請求項1記載の構
成としたものである。
【0020】また、第6の目的を達成するための第6の
手段は、触媒を励起、活性化させる励起光のパワーの5
0%以上が、フィルタ面に照射するように、反射手段を
設けてなる請求項1記載の構成としたものである。
【0021】また、第7の目的を達成するための第7の
手段は、フィルタに凹凸を設けてなる請求項1記載の構
成としたものである。
【0022】また、第8の目的を達成するための第8の
手段は、吸湿手段を持たせた触媒を設けてなる請求項1
記載の構成としたものである。
【0023】また、第9の目的を達成するための第9の
手段は、フィルタと対向するフロントフードの対向面の
下面をL字状にし、前記L字状の内部に励起手段を設け
てなる請求項1記載の構成としたものである。
【0024】また、第10の目的を達成するための第1
0の手段は、励起手段を一定時間毎に、動作、休止の断
続作動させる制御装置を設けてなる請求項1記載の構成
としたものである。
【0025】また、第11の目的を達成するための第1
1の手段は、触媒に水を噴霧、吸着させる霧化手段を設
けてなる請求項1記載の構成としたものである。
【0026】また、第12の目的を達成するための第1
2の手段は、触媒を励起、活性化させる励起光照射手段
を、フロントフードのフィルタの対向面、下部に設け、
前記照射手段からの前記フィルタ面での反射光が、本体
内部に反射されるように設けてなる請求項1記載の構成
としたものである。
【0027】また、第13の目的を達成するための第1
3の手段は、付着油分解終了検知手段を設けてなる請求
項1記載の構成としたものである。
【0028】
【作用】本発明は上記した第1の手段の構成により、触
媒が常温で励起、活性化され、付着した調理油が分解、
気化し、自己浄化することができるものである。
【0029】また、第2の手段の構成により、励起手段
の寿命表示をすることができるものである。
【0030】また、第3の手段の構成により、換気装置
の作動開始、すなわち調理開始とともに自己浄化を、作
動開始することができるものである。
【0031】また、第4の手段の構成により、朝、昼、
晩の調理時間に合わせて、前もって自己浄化を動作させ
ることができるものである。
【0032】また、第5の手段の構成により、触媒を効
率良く、励起、活性化させることができるものである。
【0033】また、第6の手段の構成により、最も負荷
の高いフィルタに、励起光の大半を照射でき、効率良く
付着した調理油を分解することができるものである。
【0034】また、第7の手段の構成により、フィルタ
の触媒面積を大きくでき、短時間で付着した調理油を分
解することができるものである。
【0035】また、第8の手段の構成により、積極的に
空気中の湿気成分を吸湿し、吸湿した水分を、光により
励起された触媒により、分解し、ラジカルを多量に発生
させ、付着した調理油の分解を促進し、分解効率を良く
することができるものである。
【0036】また、第9の手段の構成により、励起光が
本体外部に直接漏れるのを防ぐことができ、効率良く付
着した調理油を分解することができるものである。
【0037】また、第10の手段の構成により、適宜給
湿、すなわち水分と溶存酸素の供給ができ、ラジカルが
発生し、効率良く付着した調理油を分解することができ
るものである。
【0038】また、第11の手段の構成により、触媒に
直接噴霧することにより、水分供給と、溶存酸素の供給
ができ、水分解によるラジカルが発生し、効率良く付着
した調理油を分解することができるものである。
【0039】また、第12の手段の構成により、フィル
タ面での反射光が、外に漏れることなく、本体内部の触
媒を照射することができ、効率良く付着した調理油を分
解することができるものである。
【0040】また、第13の手段の構成により、付着し
た調理油の分解終了を表示することができるものであ
る。
【0041】
【実施例】以下、本発明の第1実施例について、図1を
参照しながら説明する。
【0042】図に示すように、換気装置本体101の内
部にファンモータ102が設けられ、本体101に吸気
口103が設けられている。本体101の内部であっ
て、ファンモータ102の吸気側にフィルタ104が設
けられ、本体101に排気口105が設けられ、本体1
01のフィルタ104の吸気側をフロントフード1と
し、フィルタ104の表面とフロントフード1の内面に
光触媒である二酸化チタン2が塗布され、フィルタ10
4と対向するフロントフード1の内面に近紫外線を照射
する捕虫用蛍光灯3が設けられている。
【0043】上記構成により、調理時の油ミストを含む
汚染された室内空気を、換気装置本体101の内部に設
けられたファンモータ102により、吸気口103から
吸い込み、排気口105から室外に排出し、室内が調理
時の油ミスト等で汚染されることなく、室内の清浄度を
維持する。油ミストが本体101を排出通過する際、フ
ィルタ104の表面およびフロントフード1の内面に油
ミストが付着する。フィルタ104の表面およびフロン
トフード1の内面には二酸化チタン2が塗布されてお
り、油ミストは二酸化チタン2の表面に付着することに
なる。二酸化チタン2を捕虫用蛍光灯3で近紫外線照射
を行うと、二酸化チタン2が励起され、ラジカルが発生
し、油ミストを低分子に分解、気化浄化し、フィルタ1
04の表面およびフロントフード1の内面が油汚れを起
こすことなく、常に清潔な状態が維持されることとな
る。なお、二酸化チタン2以外にも、励起活性化される
触媒として、CdS、Fe23、ZnO、SiC、Cd
Se、SnO2、フラーレン化合物(C60、C70)
等の光触媒が挙げられる。また、捕虫用蛍光灯3以外に
も、触媒を励起活性化させるものとして、ブラックライ
ト、紫外線蛍光灯、蛍光灯、近紫外線ランプ等が挙げら
れる。
【0044】このように本発明の第1実施例の換気装置
によれば、調理時に発生する油ミストを、低分子に分
解、気化浄化するため、フィルタおよびフロントフード
の内面が油汚れを起こすことなく、常に清潔に維持する
ことができる。
【0045】つぎに本発明の第2実施例について、図
2、図3を参照しながら説明する。図に示すように、寿
命表示4は、上層に、通常は透明であり近紫外線の照射
により発色、不透明化する高分子膜5が設けられ、高分
子膜5の下層に近紫外光照射ランプの取り替えを表示す
る文字6が設けられている。
【0046】上記構成により、油汚れの分解、気化浄化
能力が低下する、すなわち、触媒を励起、活性化させ油
汚れを分解する捕虫用蛍光灯3の近紫外線照射量が弱ま
ると、高分子膜5が発色することなく、透明が維持さ
れ、捕虫用蛍光灯3の取り替えを表示する文字6が現
れ、捕虫用蛍光灯3の寿命表示をすることができる。な
お、発色性の高分子膜5の代わりに、透明膜の上に透明
な蛍光塗料を用いても良い。また、タイマあるいはマイ
コンにより、捕虫用蛍光灯3の作動時間を積算し、あら
かじめ設定する捕虫用蛍光灯3の寿命時間になれば、寿
命表示ランプが点灯し、捕虫用蛍光灯3の取り替えを表
示する機構でもさしつかえない。
【0047】このように本発明の第2実施例の換気装置
によれば、触媒を励起活性化させる捕虫用蛍光灯3の励
起活性化力が衰え劣化すると、捕虫用蛍光灯3の寿命表
示がされ、すみやかに取り替えることができ、触媒の分
解能力を維持、すなわち油汚れの分解浄化能力を維持す
ることができる。
【0048】つぎに本発明の第3実施例について、図4
を参照しながら説明する。図に示すように、制御部7は
ファンモータ102と連動して捕虫用蛍光灯3を作動開
始させる構成となっている。
【0049】上記構成により、ファンモータ102が作
動開始し、すなわち調理が始まり油汚れが起き始める
と、制御部7により捕虫用蛍光灯3が作動開始し、ファ
ンモータ102の作動停止後も一定時間(20分〜2時
間程度)作動し、油汚れ成分を分解浄化後、捕虫用蛍光
灯3が停止し、油汚れ成分を効率良く、省エネルギーに
分解気化浄化することができる。
【0050】このように本発明の第3実施例の換気装置
によれば、効率良く、省エネルギーに油汚れ成分を分解
気化浄化しすることができる。
【0051】つぎに本発明の第4実施例について、図5
を参照しながら説明する。図に示すように、制御機構8
はマイコンあるいはタイマーにより捕虫用蛍光灯3の作
動を制御する。すなわち、捕虫用蛍光灯3の毎日の動作
開始時刻、および動作時間を、1日当り3回以上、任意
に設定可能な構造としている。たとえば、マイコンある
いはタイマーにより、予想調理時間に合わせて、捕虫用
蛍光灯3を朝7時から3時間作動、昼11時30分から
2時間30分作動、夜18時から4時間作動というよう
に動作させる。
【0052】上記構成により、予想調理時間にあわせ
て、制御機構8により、捕虫用蛍光灯3が自動的に作動
し、調理時に発生する油汚れを分解気化浄化することが
できる。
【0053】このように本発明の第4実施例の換気装置
によれば、予想調理時刻に合わせて自動的に油汚れを分
解気化浄化し、常に清潔に保つことができる。
【0054】つぎに本発明の第5実施例について、図6
を参照しながら説明する。図に示すように、近紫外光照
射ランプ9は分光分布の最大波長が340〜380nm
であり、320〜340nm以下の波長をカットする特
性を持っている。
【0055】上記構成により、光触媒材である二酸化チ
タンを省エネルギー的に、効率良く励起活性化させるこ
とができる波長帯は350〜360nmであり、そのた
め分光分布の最大波長を340〜380nmとすること
により、光触媒材である二酸化チタンを効率良く励起活
性化させることができ、油汚れの分解浄化が進むことと
なる。また、320nm以下の波長をカットすることに
より、より安全に油汚れを分解浄化することができる。
【0056】このように本発明の第5実施例の換気装置
によれば、省エネルギー的に、効率良く、安全に油汚れ
を分解浄化することができる。
【0057】つぎに本発明の第6実施例について、図7
を参照しながら説明する。本発明の第1実施例と同一部
分に対しては同一番号を付し、詳細な説明は省略する。
図に示すように、近紫外光照射ランプ9に、近紫外光照
射ランプ9からの近紫外光の50%以上がフィルタ10
4に照射されるように反射板10が設けられている。
【0058】上記構成により、調理時の油汚れ負荷の高
いフィルタ104面に近紫外光の大半を照射することに
より、効率良く油汚れを分解浄化することができ、フィ
ルタ104面以外の換気装置101のフロントフード1
の内面は油汚れの負荷は、排気の気流の関係からフィル
タ104面よりはるかに小さく、その分近紫外光の照射
量を少なくしても、油汚れを分解浄化することができ
る。なお、近紫外光照射ランプ9の代わりに、光触媒材
によっては光触媒材を励起させる蛍光灯、捕虫用蛍光灯
でもさしつかえない。
【0059】このように本発明の第6実施例の換気装置
によれば、油汚れの負荷が高い部分には近紫外光の照射
量を多くすることにより、効率的に油汚れを分解浄化す
ることができる。
【0060】つぎに本発明の第7実施例について、図8
を参照しながら説明する。図に示すように、フィルタ1
04に凹凸が設けられている。
【0061】上記構成により、フィルタ104の表面積
が大きくなり、フィルタ104の単位面積当りの負荷が
小さくなる。すなわち、油汚れの分解負荷が小さくな
り、短時間で油汚れを分解浄化することができる。
【0062】このように本発明の第7実施例の換気装置
によれば、短時間で効率良く、油汚れを分解浄化するこ
とができる。
【0063】つぎに本発明の第8実施例について、図9
を参照しながら説明する。図に示すように、光触媒であ
る二酸化チタン2と吸湿材であるシリカゲル11とを混
合して吸湿材混合触媒12が構成されている。
【0064】上記構成により、吸湿材であるシリカゲル
11の働きにより、空気中の湿気成分が積極的に吸湿さ
れ、吸湿された湿気成分である水分が、光触媒である二
酸化チタン2により、分解され、・OH、O・、HO2
・といったラジカルが発生し、付着油の分解が促進さ
れ、短時間での分解浄化が可能となる。
【0065】このように本発明の第8実施例の換気装置
によれば、吸湿によりラジカルの発生が促進され、短時
間での付着油の分解浄化が可能となる。
【0066】なお、吸湿手段は吸湿、吸水できれば良
く、吸湿材を用いる方法としてシリカゲルを用いたが、
他にゼオライト、セピオライト等がある。発生するラジ
カルで分解、劣化されにくい無機系のものが望ましい。
また、触媒と混合する都合上、微粉末のものが良い。
【0067】つぎに本発明の第9実施例について、図1
0を参照しながら説明する。本発明の第1実施例と同一
部分に対しては同一番号を付し、詳細な説明は省略す
る。図に示すように、フロントフード1の下面をL字状
13にし、L字状13の上部に励起手段である近紫外光
照射ランプ9が設けられている。
【0068】上記構成により、近紫外光照射ランプ9か
らの近紫外光が直接換気装置本体101の外に漏れるこ
となく、全量をフィルタ104およびフロントフード1
の内面の、光触媒である二酸化チタン2にを照射、励起
でき、効率良くより安全に油汚れを分解浄化することが
できる。
【0069】このように本発明の第9実施例の換気装置
によれば、近紫外光を外に直接漏らすことなく、全量を
フィルタ104およびフロントフード1の内面の二酸化
チタン2に照射することができ、より安全に効率良く油
汚れを分解浄化することができる。
【0070】つぎに本発明の第10実施例について、図
11を参照しながら説明する。図に示すように、励起手
段である捕虫用蛍光灯3を断続作動させる制御装置14
が設けられている。断続作動は0.5〜3時間作動し、
5〜30分休止の繰り返し断続作動である。
【0071】上記構成により、捕虫用蛍光灯3が作動
し、油分解が進むと、触媒である二酸化チタン2に吸着
していた水分が分解しつくし、水分分解によるラジカル
の発生がとまり、またその中の溶存酸素が消費され、油
分解反応が進まなくなる。従って、一定時間毎に、捕虫
用蛍光灯3からの光照射を停止し、反応を止め、十分な
湿気、水分が吸着補給されるまで待ち、その後捕虫用蛍
光灯3を再作動させ、効率良く、省エネルギー的に、油
汚れの分解反応を進めることができる。触媒である二酸
化チタン2の空気中の湿気成分吸着は10〜20分程度
である。
【0072】このように本発明の第10実施例の換気装
置によれば、捕虫用蛍光灯3を断続作動させることによ
り、油分解反応に寄与する水分、溶存酸素がなくなった
ころ、水分、溶存酸素の十分な補給ができ、効率良く省
エネルギー的に、油汚れの分解反応を進めることができ
る。
【0073】つぎに本発明の第11実施例について、図
12を参照しながら説明する。本発明の第9実施例と同
一部分に対しては同一番号を付し、詳細な説明は省略す
る。図に示すように、超音波振動子15により水を噴
霧、霧化する噴霧装置16のダクト17により、発生し
た霧が換気装置本体101内に噴霧されるように設けら
れている。
【0074】上記構成により、噴霧された霧はフィルタ
104およびフロントフード1の内面、すなわち触媒で
ある二酸化チタン2に付着し、水分、溶存酸素が補給さ
れ、油汚れの分解反応が進むこととなる。なお、積極的
に噴霧させるために、噴霧装置16にファンを設け、ダ
クト17を通して霧を送風、噴霧させても良い。また、
噴霧を断続作動させても良い。なお、図示はしていない
が、ダクト17の噴霧口を吸気口103付近に設ける
と、換気装置101が作動中では、吸い込み気流によ
り、二酸化チタン2が塗布されたフィルタ104面、お
よびフロントフード1の内面一面に噴霧された水が供給
され、溶存酸素がいきわたり、全面にわたって、水分解
によるラジカルが発生し、付着油の分解が進むこととな
る。
【0075】このように本発明の第11実施例の換気装
置によれば、油分解反応に寄与する溶存酸素を積極的に
補給でき、効率良く、油汚れの分解浄化を進めることが
できる。
【0076】つぎに本発明の第12実施例について、図
13を参照しながら説明する。本発明の第5実施例と同
一部分に対しては同一番号を付し、詳細な説明は省略す
る。図に示すように、フロントフード1のフィルタ10
4の対向面18の下部に、捕虫用蛍光灯3、および反射
板10が設けられている。反射板10の角度19は、捕
虫用蛍光灯3、および反射板10からの照射光のフィル
タ104での反射光が、換気装置本体101の内部に反
射するように設けられている。
【0077】上記構成により、フィルタ104面での反
射光が、換気装置本体101の外に漏れることなく、フ
ロントフード1の内面に反射、照射し、そこでの油汚れ
分解、浄化を促進することができ、無駄なく、効率良
く、油汚れの分解浄化を進めることができる。
【0078】このように本発明の第12実施例の換気装
置によれば、フィルタ104面からの反射光の有効利用
を図ることができ、効率良く、油汚れの分解浄化を進め
ることができる。
【0079】つぎに本発明の第13実施例について、図
14を参照しながら説明する。本発明の第1実施例と同
一部分に対しては同一番号を付し、詳細な説明は省略す
る。図に示すように、フィルタ104の後方に炭酸ガス
を検知する炭酸ガスセンサ20、および炭酸ガスセンサ
20により、捕虫用蛍光灯3の作動を制御する作動制御
装置21が設けられている。
【0080】上記構成により、油汚れが分解浄化すると
炭酸ガスが発生し、その濃度を炭酸ガスセンサ20によ
り検知し、炭酸ガスがある一定濃度以下になった時点
で、油汚れの分解浄化が終了したと判断し、作動制御装
置21により、捕虫用蛍光灯3の作動を停止する。これ
により、油汚れの分解浄化の終了とともに、捕虫用蛍光
灯3の作動を停止することができる。なお、炭酸ガスセ
ンサ20の変わりに、油分解時に発生するアルデヒド類
検知センサでも良い。油汚れの分解浄化の終了を示すラ
ンプ等を点灯することはさしつかえない。炭酸ガスセン
サ20の位置を換気装置本体101の排気側に設けるこ
とはさしつかえない。
【0081】このように本発明の第13実施例の換気装
置によれば、油汚れの分解浄化の終了を検知することが
でき、油汚れの分解浄化の終了表示、あるいは捕虫用蛍
光灯3の自動停止をすることができ、省エネルギーで効
率良く、油汚れの分解浄化を進めることができる。
【0082】
【発明の効果】以上の実施例から明らかなように、本発
明によれば、調理時に発生する油ミストを、低分子に分
解、気化浄化するため、フィルタおよびフロントフード
の内面が油汚れを起こすことなく、常に清潔に維持する
ことができる効果のある換気装置が提供できる。
【0083】また、励起手段の励起活性化力が衰え劣化
すると、励起手段の寿命表示がされ、すみやかに取り替
えることができ、触媒の分解能力すなわち油汚れの分解
浄化を維持することができる効果のある換気装置が提供
できる。
【0084】さらに、効率良く、省エネルギーに油汚れ
成分を分解気化浄化することができる効果のある換気装
置が提供できる。
【0085】また、予想調理時刻に合わせて作動させ自
動的に油汚れを分解気化浄化し、常に清潔に保つことが
できる効果のある換気装置が提供できる。
【0086】さらに、省エネルギー的に、効率良く、安
全に油汚れを分解浄化することができる効果のある換気
装置が提供できる。
【0087】また、油汚れの負荷が高い部分には励起光
の照射量を多くすることにより、効率的に油汚れを分解
浄化することができる効果のある換気装置が提供でき
る。
【0088】さらに、短時間で効率良く、油汚れを分解
浄化することができる効果のある換気装置が提供でき
る。
【0089】また、吸湿、吸水により、水が分解されラ
ジカルの供給が促進され、より短時間での付着油分解浄
化が可能となる効果のある換気装置が提供できる。
【0090】さらに、励起光を外に直接漏らすことな
く、全量をフィルタおよびフロントフードの内面の二酸
化チタンに照射することができ、より安全に効率良く油
汚れを分解浄化することができる効果のある換気装置が
提供できる。
【0091】また、励起手段を断続作動させることによ
り、水分すなわち油分解反応に寄与する水分、および溶
存酸素を常に、十分な補給ができ、省エネルギー的に、
効率良く短時間で油汚れの分解浄化を進めることができ
る効果のある換気装置が提供できる。
【0092】さらに、油分解反応に寄与する水分、およ
び溶存酸素を積極的に補給でき、効率良く、油汚れの分
解浄化を進めることができる効果のある換気装置が提供
できる。
【0093】また、フィルタからの反射光の有効利用を
図ることができ、効率良く、油汚れの分解浄化を進める
ことができる効果のある換気装置が提供できる。
【0094】さらに、油汚れの分解浄化の終了を検知す
ることができ、油汚れの分解浄化の終了表示、あるいは
励起手段の自動停止をすることができ、省エネルギーで
効率良く、油汚れの分解浄化を進めることができる効果
のある換気装置が提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例の換気装置の断面図
【図2】同第2実施例の寿命表示の断面図
【図3】同平面図
【図4】同第3実施例の制御のブロック図
【図5】同第4実施例の制御のブロック図
【図6】同第5実施例の近紫外光照射ランプの矢視図
【図7】同第6実施例の換気装置の部分断面図
【図8】同第7実施例のフィルタの断面図
【図9】同第8実施例の吸湿材混合触媒の矢視図
【図10】同第9実施例の換気装置の部分断面図
【図11】同第10実施例の制御のブロック図
【図12】同第10実施例の換気装置の部分断面図
【図13】同第12実施例の換気装置の部分断面図
【図14】同第13実施例の換気装置の部分断面図
【図15】従来の換気装置の断面図
【符号の説明】
1 フロントフード 2 光触媒 3 捕虫用蛍光灯 4 寿命表示 5 高分子膜 6 文字 7 制御部 8 制御機構 9 近紫外光照射ランプ 10 反射板 11 シリカゲル 12 吸湿材混合触媒 13 L字状 14 制御装置 15 超音波振動子 16 噴霧装置 17 ダクト 18 フィルタの対向面 19 角度 20 炭酸ガスセンサ 21 作動制御装置 101 換気装置本体 102 ファンモータ 103 吸気口 104 フィルタ 105 排気口
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 進藤 博文 大阪府大阪市城東区今福西6丁目2番61号 松下精工株式会社内

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 本体と、この本体の内部に設けられたフ
    ァンモータと、前記本体に設けられたこのファンモータ
    により室内空気を吸気する吸気口と、室外に排気する排
    気口と、前記本体内部であって、前記ファンモータの吸
    気側に設けられたフィルタと、このフィルタ面より前記
    本体の吸気側をフロントフードとし、このフロントフー
    ド内面と前記フィルタ表面に設けられた触媒と、前記本
    体内部に設けられたこの触媒を励起活性化させる励起手
    段とからなる換気装置。
  2. 【請求項2】 励起手段の寿命表示手段を設けてなる請
    求項1記載の換気装置。
  3. 【請求項3】 ファンモータと連動して、励起手段を作
    動開始させる制御部を設けてなる請求項1記載の換気装
    置。
  4. 【請求項4】 励起手段の毎日の動作開始時刻、および
    動作時間を、1日当り3回以上、任意に設定可能な制御
    機構を設けてなる請求項1記載の換気装置。
  5. 【請求項5】 分光分布の最大波長が340〜380n
    mであり、320〜340nm以下の波長をカットする
    特性を持つ近紫外光照射ランプを設けてなる請求項1記
    載の換気装置。
  6. 【請求項6】 触媒を励起、活性化させる励起光のパワ
    ーの50%以上が、フィルタ面に照射するように、反射
    手段を設けてなる請求項1記載の換気装置。
  7. 【請求項7】 フィルタに凹凸を設けてなる請求項1記
    載の換気装置。
  8. 【請求項8】 吸湿手段を持たせた触媒を設けてなる請
    求項1記載の換気装置。
  9. 【請求項9】 フィルタと対向するフロントフードの対
    向面の下面をL字状にし、前記L字状の内部に励起手段
    を設けてなる請求項1記載の換気装置。
  10. 【請求項10】 励起手段を一定時間毎に、動作、休止
    の断続作動させる制御装置を設けてなる請求項1記載の
    換気装置。
  11. 【請求項11】 触媒に水を噴霧、吸着させる霧化手段
    を設けてなる請求項1記載の換気装置。
  12. 【請求項12】 触媒を励起、活性化させる励起光照射
    手段を、フロントフードのフィルタの対向面、下部に設
    け、前記照射手段からの前記フィルタ面での反射光が、
    本体内部に反射されるように設けてなる請求項1記載の
    換気装置。
  13. 【請求項13】 付着油分解終了検知手段を設けてなる
    請求項1記載の換気装置。
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