JPH10185265A - 油分解機能をもつレンジフード - Google Patents

油分解機能をもつレンジフード

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JPH10185265A
JPH10185265A JP8338397A JP33839796A JPH10185265A JP H10185265 A JPH10185265 A JP H10185265A JP 8338397 A JP8338397 A JP 8338397A JP 33839796 A JP33839796 A JP 33839796A JP H10185265 A JPH10185265 A JP H10185265A
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JP
Japan
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filter
range hood
oil
hood
band
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JP8338397A
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English (en)
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Setsuko Koura
節子 小浦
Katsuhisa Osaki
勝久 大崎
Shigetoshi Suzuki
成寿 鈴木
Hiromitsu Fukumoto
博光 福本
Shinya Fukuda
慎也 福田
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Nippon Steel Nisshin Co Ltd
Sekisui Chemical Co Ltd
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Sekisui Chemical Co Ltd
Nisshin Steel Co Ltd
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F01MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; ENGINE PLANTS IN GENERAL; STEAM ENGINES
    • F01NGAS-FLOW SILENCERS OR EXHAUST APPARATUS FOR MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; GAS-FLOW SILENCERS OR EXHAUST APPARATUS FOR INTERNAL COMBUSTION ENGINES
    • F01N3/00Exhaust or silencing apparatus having means for purifying, rendering innocuous, or otherwise treating exhaust
    • F01N3/08Exhaust or silencing apparatus having means for purifying, rendering innocuous, or otherwise treating exhaust for rendering innocuous
    • F01N3/10Exhaust or silencing apparatus having means for purifying, rendering innocuous, or otherwise treating exhaust for rendering innocuous by thermal or catalytic conversion of noxious components of exhaust
    • F01N3/18Exhaust or silencing apparatus having means for purifying, rendering innocuous, or otherwise treating exhaust for rendering innocuous by thermal or catalytic conversion of noxious components of exhaust characterised by methods of operation; Control
    • F01N3/20Exhaust or silencing apparatus having means for purifying, rendering innocuous, or otherwise treating exhaust for rendering innocuous by thermal or catalytic conversion of noxious components of exhaust characterised by methods of operation; Control specially adapted for catalytic conversion ; Methods of operation or control of catalytic converters
    • F01N3/2086Activating the catalyst by light, photo-catalysts
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02TCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
    • Y02T10/00Road transport of goods or passengers
    • Y02T10/10Internal combustion engine [ICE] based vehicles
    • Y02T10/12Improving ICE efficiencies

Abstract

(57)【要約】 【課題】 油煙捕集時には光触媒作用面をレンジフード
の前面側に位置させ、付着油分解時には光触媒作用面を
レンジフード内の紫外線光源に対向させることにより、
油捕集効率及び付着油分解効率が高いレンジフードを得
る。 【解決手段】 フードケース1の入側開口部に帯状フィ
ルタ2を回転可能に平行配列し、油煙発生時には光触媒
被覆層3を前面側に位置させる。調理後等に付着油を分
解する際には、モータ5を駆動してリンク4により帯状
フィルタ2を反転させ、光触媒被覆層3を紫外線光源7
側に位置させ、紫外線照射によって光触媒を活性化させ
る。ファン9をスイッチオンすると、帯状フィルタ2が
自動的に反転して光触媒被覆層3がレンジフードの前面
側に位置する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、光触媒による油分解機
能を利用してセルフクリーニング作用を持たせたレンジ
フードに関する。
【0002】
【従来の技術】厨房等には、快適な居住空間を維持する
ため、調理等の際に発生した煙を外部に排気するレンジ
フードが設けられている。しかし、従来のレンジフード
は、油が付着しやすく、美観を損ねる欠点がある。そこ
で、フィルタ部に使い捨ての不織布フィルタを取り付
け、汚染状況に応じてフィルタを取り替えている。ま
た、油汚れを拭き取りやすくするため、フッ素樹脂コー
ティングをレンジフードの内面に施すことも知られてい
る。更に最近では、セルフクリーニング機能を持たせた
レンジフードも提案されている。このタイプのレンジフ
ードとして、紫外線により酸化分解作用を呈する触媒及
び熱により酸化分解作用を呈する触媒の混合触媒をフー
ド内部や吸気側に塗布したものが特開平5−15730
5号公報,特開平4−306440号公報等で提案され
ている。また、特開平7−229640号公報には、光
触媒を金属製フィルタにコーティングし、前面パネルの
内側に取り付けた近紫外線ランプからの照射で励起する
光触媒の作用によって油分解させる方式が紹介されてい
る。本発明者等も、掃除の手間がかからないメンテナン
スフリーのレンジフードとして、油捕集効率の向上及び
光触媒による油分解の促進を狙ってガラス繊維質の不織
布にTiO2 を担持させたフィルタを使用することを特
願平7−176858号,特願平8−19379号,特
願平8−163794号等で提案した。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】フィルタ部に取り付け
た使い捨ての不織布フィルタを汚染状況に応じて交換す
る方式では、フィルタの交換に手数が掛り、コスト高に
なる。フードケース内面にフッ素樹脂コーティングした
レンジフードでは、面倒な付着油の拭取り作業が依然と
して解消されていない。レンジフード内部には清掃作業
の障害となる折曲げ加工部,リベット,ビス等の突起が
あり、更にファンが取り付けられているため、清掃作業
自体が困難であり、高所に設置されているので危険を伴
う作業となる。セルフクリーニング作用をもつレンジフ
ードのうち、フィルタに加熱触媒をコーティングしたも
のでは、フィルタを300℃以上の高温に加熱すること
が必要になる。そのため、火災や火傷等,安全面での問
題がある。しかも、フードケース,ファン,スイッチ類
に耐熱性が要求されることから、高価な材料でレンジフ
ードを作製することが要求され、製品コストが上昇す
る。
【0004】他方、光触媒をコーティングした金属フィ
ルタを使用し、紫外線照射によって油汚れを分解除去す
る方法では、フィルタより風上に紫外線光源を配置して
いるので、紫外線光源に油が付着し易く、紫外線強度が
低下し易い。紫外線強度の低下をもたらす油付着は、紫
外線光源をTiO2 でコーティングし、或いはTiO 2
コーティングした紫外線透過板をランプカバーとして使
用すること等により抑制することができるものの、その
分だけ特殊な器具が必要とされる。また、フードケース
の前部に紫外線光源を配置しているので、漏洩する紫外
線が避けられず、たとえ300nm以上の波長をもつ紫
外線が人体に及ぼす悪影響が少ないといっても、全く悪
影響を与えないとは言い切れない。本発明は、このよう
な問題を解消すべく案出されたもので、レンジフード内
部の油が付着しにくい箇所に配置した紫外線光源でフィ
ルタを紫外線照射することにより、フィルタに付着した
油を光触媒作用で効率よく酸化分解し、長期間にわたり
良好な油分解能を維持するレンジフードを提供すること
を目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明のレンジフード
は、その目的を達成するため、フードケースの入側開口
部に回転可能に平行配列され、触媒を担持した帯状フィ
ルタと、各帯状フィルタの長手方向両端を枢支するリン
クと、アームを介してリンクを揺動させるフィルタ駆動
手段と、帯状フィルタの奥側に配置され、触媒を励起・
活性化する励起手段と、フードケースの入側開口から内
部に吸引するファンとを備えていることを特徴とする。
触媒担持フィルタとしては、光触媒がコーティングされ
た金属製又は光触媒を担持したガラス繊維製の帯状フィ
ルタを使用することが好ましい。この場合、帯状フィル
タの奥側に紫外線光源を配置し、紫外線光源からの照射
で光触媒を励起・活性化する。触媒としてはSiO2
23 ,Na2 O,Al23 等の金属酸化物を初め
とする加熱触媒も使用でき、この場合には遠赤外線熱源
を設け、遠赤外線を照射する。浮遊油を除去した後のガ
スは、ダクトを経て戸外に放出される。また、油煙から
の油除去及び付着油の酸化分解を自動的に行わせるた
め、ファンのスイッチオンに連動してフィルタ駆動モー
タを駆動させて光触媒作用面がレンジフードの前面側と
なるように帯状フィルタを反転させる制御信号を発し、
ファンのスイッチオフに連動してフィルタ駆動モータを
駆動させて光触媒作用面がレンジフード内側となるよう
に帯状フィルタを反転させると共に、紫外線光源を点灯
する制御信号を発し、設定時間経過後に紫外線光源を消
灯する制御信号を発する制御回路を付設することが好ま
しい。
【0006】
【実施の形態】本発明に従ったレンジフードは、たとえ
ば図1に示すように、フードケース1の前方開口部に複
数の光触媒被覆金属板2がフィルタとして配置されてい
る。光触媒被覆金属板2は、一面に光触媒被覆層3が形
成されている。光触媒被覆金属板2は、中心部cがフー
ドケース1の側板に回転可能に軸支され、長手方向両端
部がリンク4に連結されている。リンク4は、フィルタ
駆動モータ5から延びたアーム6に連結されている。モ
ータ5を駆動させてリンク4を揺動させると、フィルタ
(金属板2)は、光触媒被覆層3を外側に向けた形態
(図1)又は内側に向けた形態(図2)をとる。フィル
タ(金属板2)の後方位置で、フードケース1の内部に
紫外線光源7が配置され、紫外線光源7の背面側に反射
板8が設けられている。紫外線光源6としては、波長4
00nm以下の紫外線を放射するランプであれば良く、
健康ランプ,ケミカルランプ,ブラックライト,殺菌
灯,高圧水銀灯等が使用可能である。また、図3に示す
ようにリング状のランプを紫外線光源7として使用する
こともできる。反射板7としては、表面光沢の高い亜鉛
めっき鋼板,アルミめっき鋼板等が使用され、フィルタ
(金属板2)に対する紫外線照射効率を向上させる。
【0007】調理時等に発生した油煙は、フードケース
1内に設けたファン9を駆動することにより、前板10
で案内されながらフードケース1内に吸引される。この
とき、フィルタ(金属板2)は、図1に示すように光触
媒被覆層3を外側に向けている。油煙が各金属板2間の
隙間11を通過するとき、浮遊油が金属板2又は光触媒
被覆層3に付着する。このとき、油煙の流動方向がブラ
インド状の金属板2により変更するため、油捕集効率も
向上する。フィルタ(金属板2)を通過した油煙は、油
滴が除去されたガスとしてダクト12を経て戸外に放出
される。また、紫外線光源7に到達する油煙も油滴が除
去された後のガスであるため、紫外線光源7に付着する
油量も少なくなる。レンジフードを継続使用すると、フ
ィルタが油付着で汚染される。そこで、モータ5でリン
ク4を揺動し、図2に示すように光触媒被覆層3がレン
ジフードの内側に指向するようにフィルタ(金属板2)
を回転させる。この状態で紫外線光源7を点灯し、紫外
線照射によって光触媒を活性化する。その結果、光触媒
反応によってフィルタに付着している油が酸化分解さ
れ、フィルタが当初のきれいな表面になる。このとき、
隣接する金属板2が相互に密着した状態で紫外線照射す
ると、紫外線がレンジフードの外部に漏れることがない
ので、使用者に悪影響や不快感を与えることがない。
【0008】レンジフードを使用していないときには、
金属板2の光触媒被覆層3を設けていない面がフードケ
ース1の外側に保たれる。そのため、この状態での金属
板2の外側面に適宜の模様をつけておくと、レンジフー
ド自体も意匠性の高いものとなる。ファン9のスイッチ
は、調理時等で油煙が発生する際にオンされる。その結
果、ファン9の吸引力で油煙がフードケース1の内部に
吸引される。ファン9の始動と同時にモータ5が駆動開
始し、光触媒被覆層3が前面側となるようにフィルタ
(金属板2)が反転する。調理が終わった段階では、フ
ァン9のスイッチがオフされるが、このスイッチオフに
伴ってモータ5が自動的にスイッチオンし、フィルタ
(金属板2)を反転させ,紫外線光源7を点灯させる。
ファン9及びモータ5を連繋させるためには、たとえば
図4に示す制御回路が使用される。
【0009】この制御回路では、排気ファン駆動モータ
M1が設けられている回路のメインスイッチS0 に、フ
ィルタ駆動回路のオン・オフスイッチS1 ,S2 ,S3
と、紫外線ランプBLが組み込まれた回路のオン・オフ
スイッチS4 が連動している。レンジフードを使用して
いない状態では、紫外線光源7が消灯している外は図2
に示すように光触媒層3が内側に向いている。メインス
イッチS0 をオンすると、モータ1が起動し排気ファン
9が駆動すると共に、フィルタ駆動回路のオン・オフス
イッチS1 が下限リミットスイッチS L 側に切り替わ
る。これにより、電流が直流電源からモータM2に供給
され、フィルタ駆動モータM2が時計回りに回転する。
モータ2の回転は、光触媒層3が図1の状態に維持され
るように下限リミットスイッチSL で設定されている。
このとき、紫外線ランプBLの回路に設けたオン・オフ
スイッチS4 はオフ状態にあり、紫外線ランプBLは消
灯している。メインスイッチS0 をオフすると、排気フ
ァン9が駆動停止すると共に、フィルタ駆動回路ではオ
ン・オフスイッチS1 が上限リミットスイッチSU 側に
切り替わる。その結果、上限リミットスイッチSU に設
定された回転角でモータM2が反時計方向に回転し、光
触媒層3を紫外線光源7側に向ける。また、紫外線ラン
プBLを設けた回路ではスイッチS4 がオンし、紫外線
ランプBLが点灯する。紫外線ランプBLの点灯時間は
タイマーTで設定されているので、設定時間経過後に紫
外線ランプBLは自動的に消灯する。
【0010】フィルタとしては、光触媒被覆層3を形成
した金属板2の外に、光触媒を担持したガラス繊維製フ
ィルタ又は光触媒をコーティングした金属製フィルタが
使用される。光触媒には、紫外線照射によって励起さ
れ、油を酸化分解特性を呈するTiO2 を初めとする種
々の金属酸化物がある。TiO2 を光触媒として使用す
る場合、アナターゼ型のTiO2 が好ましい。ガラス繊
維質フィルタは、ガラス繊維をシリカ系無機質バインダ
で結合したものであり、これを基材としてTiO 2 等の
光触媒を担持させる。金属製フィルタの場合、パンチン
グ又はルーバ加工されたアルミニウム,鋼板等に光触媒
をスプレー塗装でコーティングしたものが使用される。
光触媒を担持したガラス繊維製フィルタや光触媒をコー
ティングした金属製フィルタを組み込んだレンジフード
でも、フィルタを同様に回転可能に配置することによっ
て付着油を分解することができる。たとえば、図5に示
すようにガラス繊維製のフィルタ13をリンク4に連結
する。図5の形態で油煙を通過させたフィルタ13は、
定期的にリンク4の操作で反転され、図2の場合と同様
に紫外線照射される。これにより、付着油が光触媒反応
によって酸化分解され、フィルタ13の作用面が当初の
清浄な表面になり、光触媒作用が回復する。
【0011】
【実施例】幅50mm,長さ600mmのステンレス鋼
板を金属板2とし、厚み5μmで光触媒被覆層3を形成
したフィルタを、図1に示すように7枚ブラインド状に
配列し、フードケース1の間口に反転可能に取り付け
た。なお、隣接する金属板2は、相互の隙間が1〜2m
mとなるように配置した。調理時には、光触媒被覆層3
が前面側に位置するようにフィルタ(金属板2)を保っ
た。発生した油煙は、金属板2に衝突し、浮遊油がフィ
ルタ(金属板2)で捕捉された。湯滴が除去されたガス
は、フィルタ(金属板2)を通過した後、ダクト12を
経て戸外に放出された。調理後、ファン9の電源を切る
とモータ5が駆動し、光触媒被覆層3が紫外線光源7を
指向するようにフィルタ(金属板2)が反転した(図
2)。この状態で紫外線光源7が点灯され、光触媒被覆
層3が紫外線照射により活性化された。なお、紫外線光
源7は、タイマーによって3時間後に消灯するように設
定した。レンジフードを使用していないときには、光触
媒被覆層3を設けていない金属板2の面がレンジフード
の前面側に位置する。次にレンジフードを使用すると
き、ファン9のスイッチをオンすると、フィルタ(金属
板2)が反転し、光触媒被覆層3がフードケース1の外
側を向く。そして、発生した油煙から同様に浮遊油を除
去する。この条件下でレンジフードを3か月間継続使用
し、フィルタ(金属板2)に対する油付着量の経時変化
を測定したところ、3か月経過した時点でもフィルタの
重量増加が一定量で飽和しており、フィルタに付着した
油が光触媒作用によって分解されていることが判る。
【0012】
【発明の効果】以上に説明したように、本発明のレンジ
フードは、入側開口部に複数の帯状フィルタを反転可能
に平行配列し、調理時等の油煙が発生する状態では光触
媒作用面をレンジフードの前面側に位置させ、フィルタ
に付着した油を分解する状態では光触媒作用面を背面側
に位置させている。そのため、調理器具等から発生した
油煙から浮遊油が効率よく除去され、フィルタに付着し
た油も光触媒作用で効率よく酸化分解される。したがっ
て、フィルタが常に清浄に維持され、油捕集効率及び付
着油分解効率が高位に安定した状態でレンジフードを使
用することが可能となる。また、紫外線光源がフィルタ
の背面側に配置されているので、浮遊する油滴が紫外線
光源に直接飛来・付着することが少なくなり、紫外線強
度の低下も抑制される。
【図面の簡単な説明】
【図1】 光触媒被覆層を前面側に位置させたレンジフ
ード
【図2】 光触媒被覆層を背面側に位置させたレンジフ
ード
【図3】 リング状の紫外線光源を組み込んだレンジフ
ード
【図4】 ファン,フィルタ駆動モータ,紫外線光源の
間に関係をもたせた制御回路
【図5】 光触媒を担持したガラス繊維をフィルタとし
て使用するレンジフード
【符号の説明】
1:フードケース 2:光触媒被覆金属板 3:光
触媒被覆層 4:リンク 5:フィルタ駆動モータ 6:アーム
7:紫外線光源 8:反射板 9:ファン 10:前板 11:隙
間 12:ダクト 13:ガラス繊維製フィルタ c:個々の金属板の回
転中心 M1:排気ファン駆動モータ M2:フィルタ駆動モ
ータ BL:紫外線ランプ S0 :メインスイッチ
1 〜S4 :オン・オフスイッチ T:タイマー
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 鈴木 成寿 千葉県市川市高谷新町7番1号 日新製鋼 株式会社技術研究所内 (72)発明者 福本 博光 千葉県市川市高谷新町7番1号 日新製鋼 株式会社技術研究所内 (72)発明者 福田 慎也 茨城県つくば市和台32番地 積水化学工業 株式会社内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 フードケースの入側開口部に回転可能に
    平行配列され、触媒を担持した帯状フィルタと、各帯状
    フィルタの長手方向両端を枢支するリンクと、アームを
    介してリンクを揺動させるフィルタ駆動手段と、帯状フ
    ィルタの奥側に配置され、触媒を励起・活性化する励起
    手段と、フードケースの入側開口から内部に吸引するフ
    ァンとを備えている油分解機能をもつレンジフード。
  2. 【請求項2】 フードケースの入側開口部に回転可能に
    平行配列され、光触媒がコーティングされた金属製又は
    光触媒を担持したガラス繊維製の帯状フィルタと、各帯
    状フィルタの長手方向両端を枢支するリンクと、アーム
    を介してリンクを手動又はモータ駆動で揺動させるフィ
    ルタ駆動手段と、帯状フィルタの奥側に配置された紫外
    線光源と、油煙をフードケースの入側開口から内部に吸
    引するファンと、浮遊油を除去した後のガスを戸外に放
    出するダクトとを備えている油分解機能をもつレンジフ
    ード。
  3. 【請求項3】 ファンのスイッチオンに連動してフィル
    タ駆動モータを駆動させて触媒作用面又は光触媒作用面
    がレンジフードの前面側となるように帯状フィルタを反
    転させる制御信号を発し、ファンのスイッチオフに連動
    してフィルタ駆動手段を駆動させて触媒作用面又は光触
    媒作用面がレンジフード内側となるように帯状フィルタ
    を反転させると共に、励起手段又は紫外線光源を駆動す
    る制御信号を発し、設定時間経過後に励起手段又は紫外
    線光源を駆動停止させる制御信号を発する制御回路を備
    えている請求項1又は2記載のレンジフード。
JP8338397A 1996-12-18 1996-12-18 油分解機能をもつレンジフード Withdrawn JPH10185265A (ja)

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