JPH07280290A - 電気カーペットの制御装置 - Google Patents

電気カーペットの制御装置

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JPH07280290A
JPH07280290A JP6071761A JP7176194A JPH07280290A JP H07280290 A JPH07280290 A JP H07280290A JP 6071761 A JP6071761 A JP 6071761A JP 7176194 A JP7176194 A JP 7176194A JP H07280290 A JPH07280290 A JP H07280290A
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Takashi Sugawara
孝 菅原
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 通電時間の変化量から使用者の在/不在を判
断し、不在の場合に節電動作を行う電気カーペットにお
いて、室温の変化で通電時間が変化した場合に使用者が
居ないものと誤認しないようにする。 【構成】 感熱線1のインピーダンスによって温度検出
部2で電気カーペットの表面温度を検出し、比較部10で
基準電圧3と比較し、下限の基準電圧よりも低い場合は
通電制御部5を介し発熱線6に通電し、上限の基準電圧
に達したとき通電を遮断する。この通電時間を通電検出
部13で検出し、メモリ部11に記録し、新たな通電時間と
メモリ部よりの前々回の通電時間との差を演算部12で演
算する。そして、通電時間の変化量が所定値よりも大き
く、かつ、室温検出部7で検出した室温の変化量が所定
値よりも大きい場合に使用者が居ないものと判断し、節
電動作に切換える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は電気カーペットの制御装
置に係り、使用者の在/不在を判断して通電制御を行う
ものに関する。
【0002】
【従来の技術】床面採暖具として使用される電気カーペ
ットは、発熱線と、この発熱線と略並行に温度に応じて
インピーダンスが変化する感熱線を配設し、この感熱線
のインピーダンス変化、すなわち電気カーペットの温度
変化に応じて発熱線を通電/非通電に切り換えて所要の
温度に制御している。ところで、電気カーペットを通電
状態にしたまま長時間使用しない場合の電力の無駄な消
費を防止するため、通電時間の変化の程度から使用者の
在/不在を判断し、不在と判断した場合は通電率を下げ
るようにしたものがある。電気カーペットの通電時間は
表面温度の上昇に応じて徐々に短くなり、反対に非通電
時間が徐々に長くなる、という動作を繰り返し、これに
より、やがて表面温度が安定状態となり、通電時間と非
通電時間との比率が略一定になるように動作する。この
安定状態は使用者不在の場合には維持されるが、使用者
在の場合には放熱量が変動するため安定状態は維持され
ないので、この安定状態、すなわち通電時間の変化の状
況から使用者の在/不在を判断するようにしている。と
ころが、通電時間は、電気カーペット以外の熱源で室温
が上昇(下降)した場合でも発熱線の通電時間が短く
(長く)なるため、電気カーペット上に人が居るにも拘
らず不在であるものと誤認するという問題がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述のように、電気カ
ーペットの表面温度上昇が室温の上昇(下降)によって
速まった(遅くなった)場合でも使用者が不在であると
誤認するという問題がある。本発明の課題は、室温の変
動によって発熱線の通電時間が変化した場合に使用者が
不在であるものと誤認しないようにすることである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は上述の課題を解
決するため、発熱線と、温度に応じてインピーダンスが
変化する感熱線と、設定温度に対応する電圧に設定され
た基準電圧と、前記感熱線のインピーダンスから温度を
算出して電圧に変換し、この電圧が前記基準電圧よりも
低い場合に通電、高い場合に非通電の制御信号を出力す
る制御ユニットと、同制御ユニットよりの制御信号に基
づいて前記発熱線を通電/非通電に切換える通電制御部
とからなる電気カーペットの制御装置において、前記制
御ユニットに、室温を検出する室温検出部と、室温検出
部よりのデータを記憶する室温データメモリ部と、前記
室温検出部よりの新たなデータと前記室温データメモリ
部より読み出した前々回のデータとから室温の下降量を
算出する室温変化量演算部と、前記発熱線の通電時間を
検出する通電検出部と、通電検出部よりのデータを記憶
する通電時間メモリ部と、前記通電検出部よりの新たな
データと前記通電時間メモリ部より読み出した前々回の
データとから通電時間の減少量を算出する通電時間変化
量演算部とを設けてなり、前記室温変化量演算部よりの
データおよび通電時間変化量演算部よりのデータとから
使用者在/不在を判断し、使用者在の場合は通常の制御
信号出力を続行し、使用者不在の場合は所要の通電率の
制御信号を出力するようにして電気カーペットの制御装
置を構成した。
【0005】
【作用】以上のように構成したので、本発明による電気
カーペットの制御装置においては、電気カーペットの発
熱線に略並行に配設された感熱線のインピーダンスから
電気カーペットの表面温度を検出し、この表面温度が設
定温度よりも低い場合、電気カーペット本体に配設され
ている発熱線に通電し、高い場合に通電を遮断する。こ
の通電時間を通電/非通電のサイクルごとに記憶部に記
憶し、新たな通電時間のデータ入力時、この新しいデー
タを、記憶部より読み出した前々回のデータと演算し、
通電時間の変化量を算出する一方、室温検出部を設けて
室温を検出し、上記通電時間の変化量算出に対応する室
温差を求め、上記通電時間の変化量と室温差とに基づい
て使用者の在/不在を判断する。使用者が不在であると
判断した場合は発熱線の通電率を使用者不在時用に設定
されている通電率に低下させ、節電する。
【0006】
【実施例】以下、図面に基づいて本発明による電気カー
ペットの制御装置の実施例を詳細に説明する。図1は本
発明による電気カーペットの制御装置の一実施例を示す
要部ブロック図である。図の1は感熱線、2は温度検出
部、3は基準電圧、4は制御ユニット、5は通電制御
部、6は発熱線、7は室温検出部である。制御ユニット
4内の8、9は夫々A/D変換部、10は比較部、11はメ
モリ部、12は演算部、13は通電検出部、14は制御部であ
る。
【0007】電気カーペットは、本体内に配設された発
熱線6の通電によって発熱する。感熱線1は、この発熱
線6に略並行に配設され、温度に応じてインピーダンス
が変化する。温度検出部2は、この感熱線1のインピー
ダンスによって表面温度を検出し、アナログの信号を出
力する。温度検出部2よりの信号は制御ユニット4に入
力し、A/D変換部8でディジタル信号に変換され、比
較部10によって基準電圧3と比較される。基準電圧3
は、例えば、使用者によって設定された温度目盛に対応
する、通電を遮断すべき上限温度Tuに対応する電圧と、
通電を再開すべき下限温度Tdに対応する電圧である。そ
して、前記比較により、温度検出部2よりの値が下限温
度Tdを表す電圧よりも低くなった場合は制御部14から通
電の制御信号を出力し、通電制御部5を介して発熱線6
を通電に制御し、前記温度検出部2よりの値が上限温度
Tuを表す電圧に達したとき非通電の制御信号を出力し、
通電制御部5を介して発熱線6の通電を遮断する。これ
により、図2に示す如く、電気カーペットの表面温度21
は使用者によって設定された温度目盛に対応する所定の
温度Tu〜Tdの幅に入るように制御される。発熱線6によ
る熱は通電/非通電の繰り返しによって電気カーペット
本体に蓄熱され、これにより、通電時の表面温度21の立
ち上がりが徐々に急峻になり、通電期間が徐々に短縮さ
れ、反対に非通電期間の表面温度21の立ち下がりが徐々
に緩やかになり、非通電期間が徐々に長くなる。
【0008】図3に示すフローチャートの如く、通電制
御部5に出力される通電/非通電の制御信号を制御部14
で監視し、監視による信号を通電検出部13に入力し、通
電/非通電のサイクル(図2のt3、t4、t5・・)ごとに
通電時間(・・、、、・・)を検出し(ステップ
1、以降、ST1と略す)、メモリ部11に記録する。そし
て、通電検出部13よりの新たなデータ出力時、このデー
タを演算部12に入力し、同時にメモリ部11より前々回の
データを読み出し、新旧2回の通電時間の変化量を算出
する(ST2)。
【0009】他方、電気カーペットに設けた室温検出部
7で室温(図2の22)を検出し、この信号をA/D変換
部9でディジタル信号に変換し、前記メモリ部11に記録
する。この室温の検出を、例えば、前記通電/非通電の
サイクル(t3、t4、・・等)に対応させて行い、演算部
12により、上記通電時間の変化量の演算と同じ期間にお
ける室温の変化量を算出し、前記通電時間の変化量を補
正する(ST3)。
【0010】そして、この室温の変化量を補正した通電
時間の変化量が所定値以下であった場合(ST4:Yes
)、使用者は不在であると判断し(ST5)、使用者不
在用に設定されている低通電率の制御信号を制御部14か
ら出力し、通電制御部5を介して発熱線6の通電時間の
比率を短縮して節電動作に入り(ST6)、以降、表面温
度および室温の監視を続行する(前記ST1に戻る)。ま
た、前記通電時間の変化量が所定値以上であった場合
(ST4:No)、他の熱源によって室温が変動して通電時
間が変化したもので、使用者が居なくなったからではな
いと判断し(ST7)、通常の動作を継続(ST8)しなが
ら監視を続行する(前記ST1に戻る)。
【0011】なお、外部要因による一時的な変動による
もの、あるいは、誤認等を防止するため、通電時間の変
化量が所定値以上で、かつ室温の変化量が所定値以下の
状態が複数回、例えば、二回、連続した場合に使用者は
不在であると判断するようにしてもよい。
【0012】
【発明の効果】以上に説明したように、本発明による電
気カーペットの制御装置によれば、使用者が居るか居な
いかの判断の精度を高めるもので、電気カーペットの通
電時間の変化速度が通常よりも速まった場合でも、他の
熱源によって室温が変化した場合には使用者が居なくな
ったためではないと判断するものであるから、例えば、
陽光の射し込む部屋で使用する場合に部屋は暖かいが床
面が暖まらない等という問題を生じないものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による電気カーペットの制御装置の一実
施例を示す要部ブロック図である。
【図2】本発明による電気カーペットの制御装置の動作
を説明するための表面温度、通電期間/非通電期間およ
び室温との関係を示した図である。
【図3】本発明による電気カーペットの制御装置の動作
を説明するためのフローチャートである。
【符号の説明】 1 感熱線 2 温度検出部 3 基準電圧 4 制御ユニット 5 通電制御部 6 発熱線 7 室温検出部 10 比較部 11 メモリ部 12 演算部 13 通電検出部 14 制御部

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 発熱線と、温度に応じてインピーダンス
    が変化する感熱線と、設定温度に対応する電圧に設定さ
    れた基準電圧と、前記感熱線のインピーダンスから温度
    を算出して電圧に変換し、この電圧が前記基準電圧より
    も低い場合に通電、高い場合に非通電の制御信号を出力
    する制御ユニットと、同制御ユニットよりの制御信号に
    基づいて前記発熱線を通電/非通電に切換える通電制御
    部とからなる電気カーペットの制御装置において、前記
    制御ユニットに、室温を検出する室温検出部と、室温検
    出部よりのデータを記憶する室温データメモリ部と、前
    記室温検出部よりの新たなデータと前記室温データメモ
    リ部より読み出した以前のデータとから室温の変化量を
    算出する室温変化量演算部と、前記発熱線の通電時間を
    検出する通電検出部と、通電検出部よりのデータを記憶
    する通電時間メモリ部と、前記通電検出部よりの新たな
    データと前記通電時間メモリ部より読み出した以前のデ
    ータとから通電時間の変化量を算出する通電時間変化量
    演算部とを設けてなり、前記室温変化量演算部よりのデ
    ータおよび通電時間変化量演算部よりのデータとから使
    用者在/不在を判断し、使用者在の場合は通常の制御信
    号出力を続行し、使用者不在の場合は所要の通電率の制
    御信号を出力するようにして構成したことを特徴とする
    電気カーペットの制御装置。
  2. 【請求項2】 前記室温変化量演算部にて前記室温検出
    部よりの新たなデータと前記室温データメモリ部より読
    み出した前々回のデータとから室温の変化量を算出し、
    前記通電時間変化量演算部にて前記通電検出部よりの新
    たなデータと前記通電時間メモリ部より読み出した前々
    回のデータとから通電時間の変化量を算出するようにし
    たことを特徴とする請求項1記載の電気カーペットの制
    御装置。
  3. 【請求項3】 前記室温変化量演算部にて前記室温検出
    部よりの新たなデータと前記室温データメモリ部より読
    み出した前々回のデータとから室温の上昇量を算出し、
    前記通電時間変化量演算部にて前記通電検出部よりの新
    たなデータと前記通電時間メモリ部より読み出した前々
    回のデータとから通電時間の減少量を算出するようにし
    たことを特徴とする請求項1記載の電気カーペットの制
    御装置。
  4. 【請求項4】 前記室温変化量演算部よりの複数回のデ
    ータおよび通電時間変化量演算部よりの複数回のデータ
    とから使用者在/不在を判断するようにしたことを特徴
    とする請求項1、請求項2または請求項3記載の電気カ
    ーペットの制御装置。
  5. 【請求項5】 前記室温検出部は、前記発熱線の通電/
    非通電の切換えサイクルごとに室温データを出力するよ
    うにしたことを特徴とする請求項1、請求項2または請
    求項3記載の電気カーペットの制御装置。
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