JP3525520B2 - 電気カーペットの制御装置 - Google Patents
電気カーペットの制御装置Info
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Description
置に係り、人の在/不在を判断して発熱線への通電を制
御するものに関する。
ットは、発熱線と、この発熱線に略並行して温度に応じ
てインピーダンスが変化する感熱線を配設し、この感熱
線のインピーダンスの変化、すなわち電気カーペットの
温度変化に応じて発熱線を通電/非通電に切換えて所要
の温度に維持されるように制御している。電気カーペッ
トは、通電状態のままで長時間人が居ない場合の電力の
無駄な消費を防止するため、通電時間の変化の状況から
人の在/不在を判断し、不在の場合は通電率を下げる、
あるいは通電をオフするようにしたものがある。これ
は、電気カーペットは、発熱線の通電時間と非通電時間
の比が表面温度の上昇に応じて通電時間が徐々に短く、
非通電時間が徐々に長くなり、やがて表面温度が安定し
た状態となって通電時間と非通電時間の比率が略一定に
なるもので、この安定状態は電気カーペット上に人が居
ない場合には維持されるが、人が居る場合には電気カー
ペットの放熱量が変動するために安定状態が崩れるもの
で、通電時間の変化の状況から人の在/不在を判断する
ようにしたものである。ところで、電気カーペットは電
源電圧が変動した場合に発熱量が変化し、これによって
通電時間と非通電時間の比率が変化し、電気カーペット
上あるいは室内に人が居ないにも拘わらず人が居るもの
と誤判断する場合がある。
問題点に鑑み、電源電圧が変動した場合の通電時間/非
通電時間の比率の変化を電気カーペット上の人の動きに
よるものと誤った判断を下さないようにすることにあ
る。
決するため、商用電源に接続され通電にて発熱する発熱
線と、同発熱線に並行して配設され温度に応じてインピ
ーダンスが変化する感熱線と、設定温度に対応する電圧
に設定された基準電圧と、前記感熱線のインピーダンス
に基づいて温度を検出して電圧に変換し、同電圧が前記
基準電圧よりも低い場合に通電の信号を、高い場合に非
通電の信号を出力する制御ユニットと、同制御ユニット
からの制御信号に基づいて前記発熱線を通電/非通電に
切換える通電制御部とからなる電気カーペットの制御装
置において、前記制御ユニットに、前記発熱線の通電時
間を検出する通電時間検出部と、同通電時間検出部より
のデータを記憶する通電時間メモリ部と、前記通電時間
検出部よりの新たなデータと前記通電時間メモリ部より
読出した以前のデータとから通電時間の変化量を算出す
る通電時間変化量演算部と、電源電圧を検出する電源電
圧検出部と、電源電圧検出部よりのデータを記憶する電
源電圧メモリ部と、前記電源電圧検出部よりの新たなデ
ータと前記電源電圧メモリ部より読出した以前のデータ
とから電源電圧の変動量を算出する電源電圧変動量演算
部とを設け、前記通電時間変化量演算部よりのデータお
よび電源電圧変動量演算部よりのデータとから人の在/
不在を判断し、在の場合は通常の制御信号出力を継続
し、不在の場合は所要の通電率の制御信号を出力するよ
うにして電気カーペットの制御装置を構成した。
カーペットの制御装置においては、電気カーペットの発
熱線に略並行して配設された感熱線のインピーダンスか
ら電気カーペットの表面温度を検出し、この表面温度が
設定温度より低い場合に発熱線に通電し、高い場合に通
電を遮断する。この通電時間を通電/非通電のサイクル
ごとに検出し、通電時間メモリ部に記憶し、新たな通電
時間のデータ入力時、この新しいデータを通電時間メモ
リ部より読出した以前のデータと演算し、通電時間の変
化量を算出する一方、電源電圧の変動を検出し、電圧変
動による通電時間の変化分を補正し、補正された通電時
間の変化量から人の在/不在を判断する。不在と判断し
た場合、発熱線の通電率を人不在時用に設定されている
通電率に下げ、節電動作に移行する。
ペットの制御装置の実施例を詳細に説明する。図1は本
発明による電気カーペットの制御装置の一実施例を示す
要部ブロック図である。図の1は感熱線、2は温度検出
部、3は温度設定部、4は制御ユニット、5は通電制御
部、6は発熱線、7は電源電圧検出部である。また、制
御ユニット4内の8、9、10は夫々A/D変換部、11は
通電時間検出部、12は通電時間メモリ部、13は通電時間
差演算部、14は電源電圧メモリ部、15は電源電圧差演算
部、16は記憶部、17は比較部、18は制御部である。
熱線8に商用電源を通電して発熱する。感熱線1はこの
発熱線8に略並行して配設され、温度に応じてインピー
ダンスが変化する。温度検出部2はこの感熱線1のイン
ピーダンスに基づいて表面温度を検出する。温度検出部
2よりのアナログの信号は制御ユニット4に入力し、A
/D変換部8でディジタルデータに変換され、制御部18
を介して比較部17に入力する。比較部17には、A/D変
換部9でディジタル変換された温度設定部3よりの設定
温度のデータが入力されており、前記温度検出部2より
のデータをこの設定温度のデータと比較し、表面温度が
設定された下限温度より低い場合は通電制御部5を介し
て発熱線6に通電し、表面温度が設定された上限温度に
達した場合に通電を停止する。温度設定部3は、使用者
が電気カーペットの温度を自分の好みに応じて温度目盛
りを調節することにより、発熱線6の通電を停止すべき
上限温度Tuに対応する電圧と、通電すべき下限温度Tdに
対応する電圧のデータを出力する。これにより、図2に
示す如く、表面温度21は上限温度Tu〜下限温度Tdの幅に
入るように制御される。発熱線6によって発生した熱は
電気カーペット本体に蓄熱され、発熱線6の通電/非通
電の繰り返しによって徐々に蓄熱量が増加し、これによ
って表面温度21の立上がりが徐々に急峻になり、通電時
間が徐々に短くなり、反対に非通電期間の表面温度21の
立下がりが徐々に緩やかになり、非通電時間が徐々に長
くなる。
御部5に出力される通電/非通電の制御信号を制御部18
で監視し、監視による信号を通電時間検出部11に入力
し、通電/非通電のサイクル(図2の・・t3、t4、t5、
・・・)ごとに通電時間(・・、、、・・)を検
出し(ステップ1、以降、ST1と略す)、通電時間メモ
リ部12に記録する。そして、通電時間検出部11よりの新
たなデータの出力時、このデータを通電時間差演算部13
に入力し、同時に通電時間メモリ部12より、例えば、前
々回のデータを読出し、新旧の通電時間の差を算出する
(ST2)。
電源電圧検出部7で検出し、A/D変換部10でディジタ
ルデータに変換し(ST3)、電源電圧メモリ部14に記録
する。この電源電圧の検出を、例えば、前記通電/非通
電のサイクル(t3、t4、・・等)に対応させて行い、電
源電圧差演算部15により、前記通電時間の差の演算と同
じ期間における電源電圧の差を算出し(ST4)、制御部
18により、上述の通電時間の変化量から、電源電圧の変
動によって通電時間が変化した分を補正する(ST5)。
比較部17に入力し、記憶部16に記憶されている通電時間
差の判断基準を読出して比較し、変化量が基準値以下、
すなわち通電時間に殆ど変動がない場合(ST6:Yes
)、電気カーペット上に人が居ないために表面温度が
安定していると判断し(ST7)、制御部18より不在時用
の低通電率の制御信号を出力し、通電制御部5を介して
発熱線6の通電時間の比率を下げ、節電動作に移行し
(ST8)、以降、表面温度および電源電圧の監視を続行
する(前記ST1に戻る)。また、通電時間の変化量が基
準値以上(ST6:No)の場合は電気カーペット上あるい
は室内に人が居るものと判断し(ST9)、通常の動作を
継続(ST10)しながら監視を続行する(前記ST1に戻
る)。
る誤認を防止するため、電源電圧変動分を補正した後の
通電時間の変化量が基準値以下の場合が複数回、例え
ば、三回連続した場合に人が不在であると判断するよう
にしてもよい。
気カーペットの制御装置によれば、発熱線の通電時間/
非通電時間の比率が変化した場合、この変化が電源電圧
の変動によるものの場合に人が居るからであると誤判断
しないので、人が居ないのに通常の通電を継続するとい
う不具合を生じない。
施例を示す要部ブロック図である。
の通電時間と非通電時間の変化を示す図である。
を説明するためのフローチャートである。
Claims (5)
- 【請求項1】 商用電源に接続され通電にて発熱する発
熱線と、同発熱線に並行して配設され温度に応じてイン
ピーダンスが変化する感熱線と、設定温度に対応する電
圧に設定された基準電圧と、前記感熱線のインピーダン
スに基づいて温度を検出して電圧に変換し、同電圧が前
記基準電圧よりも低い場合に通電の信号を、高い場合に
非通電の信号を出力する制御ユニットと、同制御ユニッ
トからの制御信号に基づいて前記発熱線を通電/非通電
に切換える通電制御部とからなる電気カーペットの制御
装置において、前記制御ユニットに、前記発熱線の通電
時間を検出する通電時間検出部と、同通電時間検出部よ
りのデータを記憶する通電時間メモリ部と、前記通電時
間検出部よりの新たなデータと前記通電時間メモリ部よ
り読出した以前のデータとから通電時間の変化量を算出
する通電時間差演算部と、電源電圧を検出する電源電圧
検出部と、電源電圧検出部よりのデータを記憶する電源
電圧メモリ部と、前記電源電圧検出部よりの新たなデー
タと前記電源電圧メモリ部より読出した以前のデータと
から電源電圧の変動量を算出する電源電圧差演算部とを
設け、前記通電時間差演算部よりのデータおよび電源電
圧差演算部よりのデータとから人の在/不在を判断し、
在の場合は通常の制御信号出力を継続し、不在の場合は
所要の通電率の制御信号を出力するようにしたことを特
徴とする電気カーペットの制御装置。 - 【請求項2】 前記制御ユニットに、通電時間変化の判
断基準を記憶する記憶部と、前記通電時間差演算部より
のデータを前記記憶部より読出した通電時間変化の判断
基準と比較する比較部とを設け、同比較部よりのデータ
から人の在/不在を判断し、在の場合は通常の制御信号
出力を継続し、不在の場合は所要の通電率の制御信号を
出力するようにした請求項1記載の電気カーペットの制
御装置。 - 【請求項3】 前記不在の場合に出力される制御信号
は、前記発熱線の通電率を下げた節電動作用の信号であ
ることを特徴とする請求項1または請求項2記載の電気
カーペットの制御装置。 - 【請求項4】 前記通電時間差演算部にて、前記通電時
間検出部よりの新たなデータと前記通電時間メモリ部よ
り読出した前々回のデータとから通電時間の変化量を算
出し、前記電源電圧差演算部にて、前記電源電圧検出部
よりの新たなデータと前記電源電圧メモリ部より読出し
た前々回のデータとから電源電圧の変動量を算出するよ
うにした請求項1、請求項2または請求項3記載の電気
カーペットの制御装置。 - 【請求項5】 前記通電時間差演算部よりの複数回のデ
ータおよび前記電源電圧差演算部よりの複数回のデータ
とから人の在/不在を判断するようにした請求項4記載
の電気カーペットの制御装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP28553094A JP3525520B2 (ja) | 1994-11-18 | 1994-11-18 | 電気カーペットの制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP28553094A JP3525520B2 (ja) | 1994-11-18 | 1994-11-18 | 電気カーペットの制御装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08145389A JPH08145389A (ja) | 1996-06-07 |
JP3525520B2 true JP3525520B2 (ja) | 2004-05-10 |
Family
ID=17692731
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP28553094A Expired - Fee Related JP3525520B2 (ja) | 1994-11-18 | 1994-11-18 | 電気カーペットの制御装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3525520B2 (ja) |
-
1994
- 1994-11-18 JP JP28553094A patent/JP3525520B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Publication date |
---|---|
JPH08145389A (ja) | 1996-06-07 |
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