JP2888051B2 - 誘導加熱炊飯器の制御回路 - Google Patents
誘導加熱炊飯器の制御回路Info
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- JP2888051B2 JP2888051B2 JP25248192A JP25248192A JP2888051B2 JP 2888051 B2 JP2888051 B2 JP 2888051B2 JP 25248192 A JP25248192 A JP 25248192A JP 25248192 A JP25248192 A JP 25248192A JP 2888051 B2 JP2888051 B2 JP 2888051B2
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、誘導加熱炊飯器の制御
回路に関するものである。
回路に関するものである。
【0002】
【従来の技術】発明者がこれまで提案してきた誘導加熱
炊飯器の制御回路の構成について図4に基づいて説明す
る。図において、1は交流電源、2は交流電源1から供
給された交流を直流に変換する整流回路である。整流回
路2は、交流成分を取り除くフィルタ3を介して、高周
波磁界を発生して鍋4を加熱する加熱コイル5と、加熱
コイル5と共に共振回路6を構成する共振コンデンサ7
に接続されている。また8は前記共振回路6に接続した
共振電流を生成するスイッチング素子である。9はこの
スイッチング素子8を保護するための逆導通ダイオード
である。前記スイッチング素子8は、スイッチング素子
8をオンオフ制御する駆動手段10に接続されている。
11はスイッチング素子8のコレクタ−エミッタ間の電
圧とフィルタ3の出力電圧の大小の比較によりスイッチ
ング素子8を導通させるタイミングを決定する同期パル
ス発生手段である。14は使用者のキー13の操作によ
り、例えば炊飯・保温・停止等の誘導加熱炊飯器の動作
モードを決め、レベル変換手段17の出力レベルと前記
動作モードによってパワー制御する制御手段である。レ
ベル変換手段17はスイッチング素子8のコレクタ−エ
ミッタ間の電圧を取扱い易い電圧にレベル変換し、高周
波成分を取り除き、その出力のピーク値を保持するもの
である。15は制御手段14が出力する8ビットのデジ
タル値をアナログ値に変換し、パワー制御手段12に出
力するD/A変換手段である。パワー制御手段12は、
前記D/A変換手段15の出力電圧によりスイッチング
素子8の導通時間を決め、同期パルス発生手段11の出
力パルスを基準にして前記駆動手段10を通して、スイ
ッチング素子8を導通させる制御信号を出力している。
また16は電源電圧を所定の電圧、例えばAC85Vに
して、制御手段14が出力するデジタル値を最大にした
時、スイッチング素子の導通時間が最大のオン時間にな
るように可変抵抗等で調整するTonリミッタ手段であ
る。19はフィルタ3に接続し、電源電圧を測定しやす
いレベルまでレベル変換する電圧レベル変換手段であ
る。この電圧レベル変換手段19の出力は、制御手段1
4を構成するADコンバータで測定し、電源電圧を認識
する構成となっている。
炊飯器の制御回路の構成について図4に基づいて説明す
る。図において、1は交流電源、2は交流電源1から供
給された交流を直流に変換する整流回路である。整流回
路2は、交流成分を取り除くフィルタ3を介して、高周
波磁界を発生して鍋4を加熱する加熱コイル5と、加熱
コイル5と共に共振回路6を構成する共振コンデンサ7
に接続されている。また8は前記共振回路6に接続した
共振電流を生成するスイッチング素子である。9はこの
スイッチング素子8を保護するための逆導通ダイオード
である。前記スイッチング素子8は、スイッチング素子
8をオンオフ制御する駆動手段10に接続されている。
11はスイッチング素子8のコレクタ−エミッタ間の電
圧とフィルタ3の出力電圧の大小の比較によりスイッチ
ング素子8を導通させるタイミングを決定する同期パル
ス発生手段である。14は使用者のキー13の操作によ
り、例えば炊飯・保温・停止等の誘導加熱炊飯器の動作
モードを決め、レベル変換手段17の出力レベルと前記
動作モードによってパワー制御する制御手段である。レ
ベル変換手段17はスイッチング素子8のコレクタ−エ
ミッタ間の電圧を取扱い易い電圧にレベル変換し、高周
波成分を取り除き、その出力のピーク値を保持するもの
である。15は制御手段14が出力する8ビットのデジ
タル値をアナログ値に変換し、パワー制御手段12に出
力するD/A変換手段である。パワー制御手段12は、
前記D/A変換手段15の出力電圧によりスイッチング
素子8の導通時間を決め、同期パルス発生手段11の出
力パルスを基準にして前記駆動手段10を通して、スイ
ッチング素子8を導通させる制御信号を出力している。
また16は電源電圧を所定の電圧、例えばAC85Vに
して、制御手段14が出力するデジタル値を最大にした
時、スイッチング素子の導通時間が最大のオン時間にな
るように可変抵抗等で調整するTonリミッタ手段であ
る。19はフィルタ3に接続し、電源電圧を測定しやす
いレベルまでレベル変換する電圧レベル変換手段であ
る。この電圧レベル変換手段19の出力は、制御手段1
4を構成するADコンバータで測定し、電源電圧を認識
する構成となっている。
【0003】以上の構成で、使用者がキー13を操作し
て鍋4の炊飯加熱を開始すると、この情報が制御手段1
4に伝達され、回路各部が動作を開始する。つまり、制
御手段14が内蔵している加熱プログラムに従って、パ
ワー制御手段12が駆動手段10を駆動し、スイッチン
グ素子8が動作して、加熱コイル5に高周波電流を供給
するものである。これによって加熱コイル5は高周波磁
束を発生し、この高周波磁束が鍋4に鎖交して、鍋4が
誘導加熱され炊飯が進行するものである。
て鍋4の炊飯加熱を開始すると、この情報が制御手段1
4に伝達され、回路各部が動作を開始する。つまり、制
御手段14が内蔵している加熱プログラムに従って、パ
ワー制御手段12が駆動手段10を駆動し、スイッチン
グ素子8が動作して、加熱コイル5に高周波電流を供給
するものである。これによって加熱コイル5は高周波磁
束を発生し、この高周波磁束が鍋4に鎖交して、鍋4が
誘導加熱され炊飯が進行するものである。
【0004】この場合、使用しているスイッチング素子
8の定格は900V、60Aとなっており、一瞬でもこの定格
を超えるとスイッチング素子8は破壊されるものであ
る。このため、このスイッチング素子8にかかる電圧を
常に監視して、この定格を超えそうなときは、制御手段
14が回路を停止するよう作用しているものである。こ
のスイッチング素子8にかかる電圧は、代用特性として
電源電圧を監視することで実行している。つまり、制御
手段14を構成するADコンバータが電圧レベル変換手
段19が変換した電源電圧を読み込んで行っている。
8の定格は900V、60Aとなっており、一瞬でもこの定格
を超えるとスイッチング素子8は破壊されるものであ
る。このため、このスイッチング素子8にかかる電圧を
常に監視して、この定格を超えそうなときは、制御手段
14が回路を停止するよう作用しているものである。こ
のスイッチング素子8にかかる電圧は、代用特性として
電源電圧を監視することで実行している。つまり、制御
手段14を構成するADコンバータが電圧レベル変換手
段19が変換した電源電圧を読み込んで行っている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】前記構成の回路では、
電源電圧の測定の為に電圧レベル変換手段19とADコ
ンバータ等で構成した電源電圧の測定手段が必要とな
り、構成が複雑で、コストが高くつくものである。ま
た、電源電圧の測定バラツキを少なくする為に、例えば
AC100Vの時の電圧レベル変換手段19の基準レベ
ルを調整する等の電源電圧測定の基準合わせが必要であ
った。
電源電圧の測定の為に電圧レベル変換手段19とADコ
ンバータ等で構成した電源電圧の測定手段が必要とな
り、構成が複雑で、コストが高くつくものである。ま
た、電源電圧の測定バラツキを少なくする為に、例えば
AC100Vの時の電圧レベル変換手段19の基準レベ
ルを調整する等の電源電圧測定の基準合わせが必要であ
った。
【0006】本発明は上記構成が有している課題を解決
し、簡単な構成で電源電圧の測定ができる誘導加熱炊飯
器の制御回路を提供することを目的としている。
し、簡単な構成で電源電圧の測定ができる誘導加熱炊飯
器の制御回路を提供することを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の誘導加熱炊飯器は、交流を直流に変換する
整流回路と、整流回路の出力から交流成分を取り除くフ
ィルタと、このフィルタに接続され、高周波磁界を発生
して鍋を加熱する加熱コイルと、加熱コイルと共に共振
回路を構成する共振コンデンサと、前記共振回路に接続
され、共振電流を生成するためのスイッチング素子と逆
導通ダイオードと、このスイッチング素子をオンオフ制
御する駆動手段と、スイッチング素子のコレクタ−エミ
ッタ間の電圧とフィルタの出力電圧によりスイッチング
素子を導通させるタイミングパルスを発生する同期パル
ス発生手段と、使用者のキー操作により誘導加熱炊飯器
の動作モードを決め、前記スイッチング素子に接続した
レベル変換手段の出力レベルに応じてパワー制御する制
御手段と、この制御手段の出力をアナログ値に変換する
D/A変換手段と、このD/A変換手段の出力電圧によ
りスイッチング素子の導通時間を決め、同期パルス発生
手段の出力パルスを基準にして前記駆動手段を通してス
イッチング素子を導通させる制御信号を出力するパワー
制御手段と、所定の電源電圧で、かつ、制御手段が出力
するデジタル値を最大にした時、スイッチング素子の導
通時間が規定のオン時間になるように調整するTonリミ
ッタ手段と、制御手段が出力した値を読み込んで電圧に
換算する電圧測定手段を有し、制御手段が出力したデジ
タル値が最大値以外の時には、前記電圧測定手段が電圧
を測定する誘導加熱炊飯器の制御回路とするものであ
る。
に、本発明の誘導加熱炊飯器は、交流を直流に変換する
整流回路と、整流回路の出力から交流成分を取り除くフ
ィルタと、このフィルタに接続され、高周波磁界を発生
して鍋を加熱する加熱コイルと、加熱コイルと共に共振
回路を構成する共振コンデンサと、前記共振回路に接続
され、共振電流を生成するためのスイッチング素子と逆
導通ダイオードと、このスイッチング素子をオンオフ制
御する駆動手段と、スイッチング素子のコレクタ−エミ
ッタ間の電圧とフィルタの出力電圧によりスイッチング
素子を導通させるタイミングパルスを発生する同期パル
ス発生手段と、使用者のキー操作により誘導加熱炊飯器
の動作モードを決め、前記スイッチング素子に接続した
レベル変換手段の出力レベルに応じてパワー制御する制
御手段と、この制御手段の出力をアナログ値に変換する
D/A変換手段と、このD/A変換手段の出力電圧によ
りスイッチング素子の導通時間を決め、同期パルス発生
手段の出力パルスを基準にして前記駆動手段を通してス
イッチング素子を導通させる制御信号を出力するパワー
制御手段と、所定の電源電圧で、かつ、制御手段が出力
するデジタル値を最大にした時、スイッチング素子の導
通時間が規定のオン時間になるように調整するTonリミ
ッタ手段と、制御手段が出力した値を読み込んで電圧に
換算する電圧測定手段を有し、制御手段が出力したデジ
タル値が最大値以外の時には、前記電圧測定手段が電圧
を測定する誘導加熱炊飯器の制御回路とするものであ
る。
【0008】
【作用】上記構成において、誘導加熱炊飯器に印加され
る電源電圧がある値以下の間は、制御手段はパワー制御
手段に最大デジタル信号を出力し、かつ、スイッチング
素子のオン時間も最大で一定の状態になるように制御す
る。つまり、TONリミッタ制御を実行する。また電源電
圧がこの値以上に到達すると、制御手段はD/A変換手
段に、スイッチング素子のコレクタ−エミッタ間の電圧
が一定になるようなデジタル信号を出力して、印加電力
が一定になるように制御する。つまりVceリミッタ制御
を実行する。本発明は、このVceリミッタ制御を実行し
ている間に制御手段が出力するデジタル値は、電源電圧
と相関関係があり、このデジタル値を換算することで電
源の電圧を測定することができるものである。
る電源電圧がある値以下の間は、制御手段はパワー制御
手段に最大デジタル信号を出力し、かつ、スイッチング
素子のオン時間も最大で一定の状態になるように制御す
る。つまり、TONリミッタ制御を実行する。また電源電
圧がこの値以上に到達すると、制御手段はD/A変換手
段に、スイッチング素子のコレクタ−エミッタ間の電圧
が一定になるようなデジタル信号を出力して、印加電力
が一定になるように制御する。つまりVceリミッタ制御
を実行する。本発明は、このVceリミッタ制御を実行し
ている間に制御手段が出力するデジタル値は、電源電圧
と相関関係があり、このデジタル値を換算することで電
源の電圧を測定することができるものである。
【0009】
【実施例】以下、図1から図3を参照しながら本発明の
実施例を説明する。図において、1〜17は図4と同様
であるので説明を省略する。相違点は、制御手段14が
パワーに応じた8ビットのデジタル信号をデジタルアウ
トから出力した値を読み込んで、電圧に換算する電圧測
定手段18を設け、電圧レベル変換手段19を使用して
いない点である。
実施例を説明する。図において、1〜17は図4と同様
であるので説明を省略する。相違点は、制御手段14が
パワーに応じた8ビットのデジタル信号をデジタルアウ
トから出力した値を読み込んで、電圧に換算する電圧測
定手段18を設け、電圧レベル変換手段19を使用して
いない点である。
【0010】以上の実施例では図2に示すように、誘導
加熱炊飯器に印加される電源電圧がAC85V以下の時
には、パワー制御手段12に出力するデジタル信号は最
大で一定となる。この結果、スイッチング素子8のオン
時間の長さも最大で一定となる。つまりこの間はTonリ
ミッタ手段16が作動しているものである。電源電圧が
AC85Vを超えると、デジタル信号は電源電圧の減少
とともに低下する。
加熱炊飯器に印加される電源電圧がAC85V以下の時
には、パワー制御手段12に出力するデジタル信号は最
大で一定となる。この結果、スイッチング素子8のオン
時間の長さも最大で一定となる。つまりこの間はTonリ
ミッタ手段16が作動しているものである。電源電圧が
AC85Vを超えると、デジタル信号は電源電圧の減少
とともに低下する。
【0011】また図3に示すように、誘導加熱炊飯器に
印加される電源電圧がAC85V以上の時には、パワー
制御手段12はスイッチング素子8のコレクタ−エミッ
タ間の電圧が一定になる制御であるVceリミッタ制御を
実行する。つまり、電源電圧が増加しても電力は一定と
なっている。
印加される電源電圧がAC85V以上の時には、パワー
制御手段12はスイッチング素子8のコレクタ−エミッ
タ間の電圧が一定になる制御であるVceリミッタ制御を
実行する。つまり、電源電圧が増加しても電力は一定と
なっている。
【0012】このように、制御手段14は、レベル変換
手段17の出力レベルが一定になるように、すなわち、
スイッチング素子8のコレクタ−エミッタ間の電圧が一
定になるようなデジタル信号をD/A変換手段15に出
力して、スイッチング素子8に印可する印加電力が所定
値になるように制御している。
手段17の出力レベルが一定になるように、すなわち、
スイッチング素子8のコレクタ−エミッタ間の電圧が一
定になるようなデジタル信号をD/A変換手段15に出
力して、スイッチング素子8に印可する印加電力が所定
値になるように制御している。
【0013】本実施例は、図4に示したと同様に、鍋4
を誘導加熱して炊飯を実行するものである。この場合、
本実施例では図4で必要としていた電圧レベル変換手段
19を使用していないものである。つまり、前記図2で
説明した制御手段14のデジタル信号と電源電圧との関
係を示す図に示しているように、デジタル信号の大きさ
は電源電圧とは一次関数の関係にあることを利用して、
デジタル信号の大きさを検知することによって、電源電
圧の大きさを知るようにしているものである。
を誘導加熱して炊飯を実行するものである。この場合、
本実施例では図4で必要としていた電圧レベル変換手段
19を使用していないものである。つまり、前記図2で
説明した制御手段14のデジタル信号と電源電圧との関
係を示す図に示しているように、デジタル信号の大きさ
は電源電圧とは一次関数の関係にあることを利用して、
デジタル信号の大きさを検知することによって、電源電
圧の大きさを知るようにしているものである。
【0014】こうして測定したデジタル信号の大きさ
が、電源電圧の規定範囲を超えるときは、例えばAC9
0VからAC110Vの範囲を超えるときは、電源電圧
が高いまたは低いとして、制御手段14が各回路を停止
させるものである。
が、電源電圧の規定範囲を超えるときは、例えばAC9
0VからAC110Vの範囲を超えるときは、電源電圧
が高いまたは低いとして、制御手段14が各回路を停止
させるものである。
【0015】以上のように本実施例によれば、高電圧検
知や低電圧検知が追加回路無しで簡単に実行できるもの
である。
知や低電圧検知が追加回路無しで簡単に実行できるもの
である。
【0016】
【発明の効果】本発明によれば、交流を直流に変換する
整流回路と、整流回路の出力から交流成分を取り除くフ
ィルタと、このフィルタに接続され、高周波磁界を発生
して鍋を加熱する加熱コイルと、加熱コイルと共に共振
回路を構成する共振コンデンサと、前記共振回路に接続
され、共振電流を生成するためのスイッチング素子と逆
導通ダイオードと、このスイッチング素子をオンオフ制
御する駆動手段と、スイッチング素子のコレクタ−エミ
ッタ間の電圧とフィルタの出力電圧によりスイッチング
素子を導通させるタイミングパルスを発生する同期パル
ス発生手段と、使用者のキー操作により誘導加熱炊飯器
の動作モードを決め、前記スイッチング素子に接続した
レベル変換手段の出力レベルに応じてパワー制御する制
御手段と、この制御手段の出力をアナログ値に変換する
D/A変換手段と、このD/A変換手段の出力電圧によ
りスイッチング素子の導通時間を決め、同期パルス発生
手段の出力パルスを基準にして前記駆動手段を通してス
イッチング素子を導通させる制御信号を出力するパワー
制御手段と、所定の電源電圧で、かつ、制御手段が出力
するデジタル値を最大にした時、スイッチング素子の導
通時間が規定のオン時間になる様に調整するTonリミッ
タ手段と、制御手段が出力した値を読み込んで電圧に換
算する電圧測定手段を有し、制御手段が出力したデジタ
ル値が最大値以外の時には、前記電圧測定手段が電圧を
測定する誘導加熱炊飯器の制御回路とすることによっ
て、簡単な構成で電源電圧の測定ができるものである。
整流回路と、整流回路の出力から交流成分を取り除くフ
ィルタと、このフィルタに接続され、高周波磁界を発生
して鍋を加熱する加熱コイルと、加熱コイルと共に共振
回路を構成する共振コンデンサと、前記共振回路に接続
され、共振電流を生成するためのスイッチング素子と逆
導通ダイオードと、このスイッチング素子をオンオフ制
御する駆動手段と、スイッチング素子のコレクタ−エミ
ッタ間の電圧とフィルタの出力電圧によりスイッチング
素子を導通させるタイミングパルスを発生する同期パル
ス発生手段と、使用者のキー操作により誘導加熱炊飯器
の動作モードを決め、前記スイッチング素子に接続した
レベル変換手段の出力レベルに応じてパワー制御する制
御手段と、この制御手段の出力をアナログ値に変換する
D/A変換手段と、このD/A変換手段の出力電圧によ
りスイッチング素子の導通時間を決め、同期パルス発生
手段の出力パルスを基準にして前記駆動手段を通してス
イッチング素子を導通させる制御信号を出力するパワー
制御手段と、所定の電源電圧で、かつ、制御手段が出力
するデジタル値を最大にした時、スイッチング素子の導
通時間が規定のオン時間になる様に調整するTonリミッ
タ手段と、制御手段が出力した値を読み込んで電圧に換
算する電圧測定手段を有し、制御手段が出力したデジタ
ル値が最大値以外の時には、前記電圧測定手段が電圧を
測定する誘導加熱炊飯器の制御回路とすることによっ
て、簡単な構成で電源電圧の測定ができるものである。
【図1】本発明の一実施例である誘導加熱炊飯器の制御
回路図
回路図
【図2】同実施例におけるデジタル信号と電源電圧の関
係を説明する図
係を説明する図
【図3】同実施例におけるVce電圧と電源電圧の関係を
説明する図
説明する図
【図4】これまで提案してきた誘導加熱炊飯器の制御回
路図
路図
1 交流電源 2 整流回路 3 フィルタ 5 加熱コイル 6 共振回路 7 共振コンデンサ 8 スイッチング素子 10 駆動手段 11 同期パルス発生手段 12 パワー制御手段 14 制御手段 15 D/A変換手段 16 Tonリミッタ手段 17 レベル変換手段 18 電圧測定手段
Claims (1)
- 【請求項1】 交流を直流に変換する整流回路と、整流
回路の出力から交流成分を取り除くフィルタと、このフ
ィルタに接続され、高周波磁界を発生して鍋を加熱する
加熱コイルと、加熱コイルと共に共振回路を構成する共
振コンデンサと、前記共振回路に接続され、共振電流を
生成するためのスイッチング素子と逆導通ダイオード
と、このスイッチング素子をオンオフ制御する駆動手段
と、スイッチング素子のコレクタ−エミッタ間の電圧と
フィルタの出力電圧によりスイッチング素子を導通させ
るタイミングパルスを発生する同期パルス発生手段と、
使用者のキー操作により誘導加熱炊飯器の動作モードを
決め、前記スイッチング素子に接続したレベル変換手段
の出力レベルに応じてパワー制御する制御手段と、この
制御手段の出力をアナログ値に変換するD/A変換手段
と、このD/A変換手段の出力電圧によりスイッチング
素子の導通時間を決め、同期パルス発生手段の出力パル
スを基準にして前記駆動手段を通してスイッチング素子
を導通させる制御信号を出力するパワー制御手段と、所
定の電源電圧で、かつ、制御手段が出力するデジタル値
を最大にした時、スイッチング素子の導通時間が規定の
オン時間になる様に調整するTonリミッタ手段と、制御
手段が出力した値を読み込んで電圧に換算する電圧測定
手段を有し、制御手段が出力したデジタル値が最大値以
外の時には、前記電圧測定手段が電圧を測定する誘導加
熱炊飯器の制御回路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP25248192A JP2888051B2 (ja) | 1992-09-22 | 1992-09-22 | 誘導加熱炊飯器の制御回路 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP25248192A JP2888051B2 (ja) | 1992-09-22 | 1992-09-22 | 誘導加熱炊飯器の制御回路 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0698821A JPH0698821A (ja) | 1994-04-12 |
JP2888051B2 true JP2888051B2 (ja) | 1999-05-10 |
Family
ID=17237982
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP25248192A Expired - Fee Related JP2888051B2 (ja) | 1992-09-22 | 1992-09-22 | 誘導加熱炊飯器の制御回路 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2888051B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US8076620B2 (en) | 2008-11-07 | 2011-12-13 | Lance P. Johnson | Anti-oxidation food preparation device |
-
1992
- 1992-09-22 JP JP25248192A patent/JP2888051B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0698821A (ja) | 1994-04-12 |
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