JPH0728021Y2 - サンルーフの換気装置 - Google Patents

サンルーフの換気装置

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JPH0728021Y2
JPH0728021Y2 JP1989013313U JP1331389U JPH0728021Y2 JP H0728021 Y2 JPH0728021 Y2 JP H0728021Y2 JP 1989013313 U JP1989013313 U JP 1989013313U JP 1331389 U JP1331389 U JP 1331389U JP H0728021 Y2 JPH0728021 Y2 JP H0728021Y2
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JP
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fixed roof
lid
slide panel
closing
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年弘 反町
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Honda Motor Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 A.考案の目的 (1) 産業上の利用分野 本考案は、サンルーフの開放時にスライドパネルが固定
ルーフに設けた収納部に完全に収納されずにそのスライ
ドパネルの前端部が固定ルーフの開口に露出するタイプ
のサンルーフにおける換気装置に関する。
(2) 従来の技術 車両の固定ルーフに形成した開口を前後に摺動自在なス
ライドパネルによって開閉するサンルーフは、圧迫感の
ない広々とした居住空間を与えて爽快なドライブを可能
にするという優れた特質を持ち、特に若年のユーザーに
好評を博している。
このサンルーフはスライドパネルを開放することによっ
て大きな換気能力を発揮するが、スライドパネルを閉鎖
した時にも車室内の煙草の煙り等を車外に排出できるよ
うにするために、このスライドパネルに小形の換気用リ
ッドを開閉自在に装着したものが提案されている。
(3) 考案が解決しようとする課題 しかしながら、スライドパネルを固定ルーフの下面に取
り付けたサンルーフフレーム内に収納する所謂インナー
スライド形式のサンルーフに前記換気用リッドを装着し
ようとすると、この換気用リッドの開閉機構によってス
ライドパネルの厚さが増し、必然的にスライドパネルを
収納するための固定ルーフの厚さも増加することにな
る。これにより、車両の全高が増加したり車室内スペー
スが圧迫されるという問題点が発生する。
上記問題点を回避するために換気用リッドの開閉機構を
固定ルーフ側に設け、この開閉機構とスライドパネル側
に設けた換気用リッドとをリンク等を介して接続するこ
とにより、スライドパネルの厚さの増加を押さえること
が考えられる。しかしながら、このようにすると、換気
用リッドと開閉機構を連結するための構造が複雑になっ
て部品点数が増え、コスト高になるという問題点が発生
する。
本考案は、前述の事情に鑑みてなされたもので、サンル
ーフの開放時にスライドパネルを固定ルーフに設けた収
納部に完全に収納せずにそのスライドパネルの前端部を
固定ルーフの開口に露出させて車室内への走行風の巻き
込みを防止したタイプのサンルーフに着目し、そのスラ
イドパネルの前端部を利用することによりコンパクトで
効率的な換気装置を提供することを目的とする。
B.考案の構成 (1) 課題を解決するための手段 前記目的を達成するために請求項1の考案は、車両の固
定ルーフに形成した開口の両側に沿設したガイドレール
に案内され、前記開口を閉じる閉鎖位置と固定ルーフ内
に収納されて前記開口を開く開放位置との間を移動する
スライドパネルを備え、このスライドパネルが前記開放
位置において固定ルーフ内に完全に収納されずにその前
端部が固定ルーフの開口に露出し、その前端部と固定ル
ーフの前記開口上縁との間に高低差が存在するサンルー
フの換気装置において、前記スライドパネルの前端部に
穿設されて車室の内外を連通すべく車体左右方向にのび
る換気孔と、この換気孔を開閉し得るリッドと、このリ
ッドを車室内より開閉操作し得る開閉装置とを備え、前
記開閉装置は、前記リッドをその開き位置では該リッド
外面が前下がりに傾斜して走行風の後上方への案内面と
なる姿勢に保持することを特徴とし、また請求項2の考
案は、車両の固定ルーフに形成した開口の両側に沿設し
たガイドレールに案内され、前記開口を閉じる閉鎖位置
と固定ルーフ内に収納されて前記開口を開く開放位置と
の間を移動するスライドパネルを備え、このスライドパ
ネルが前記開放位置において固定ルーフ内に完全に収納
されずにその前端部が固定ルーフの開口に露出し、その
前端部と固定ルーフの前記開口上縁との間に高低差が存
在するサンルーフの換気装置において、前記スライドパ
ネルの前端部に穿設されて車室の内外を連通すべく車体
左右方向にのびる換気孔と、略水平な姿勢を保持しつつ
前記換気孔を開閉し得るリッドと、このリッドを車室内
より開閉操作し得る開閉装置とを備え、更に前記スライ
ドパネルの前端部には、前記リッドを覆い且つ外面が走
行風を後上方に案内する案内面に形成されたバイザーを
装着し、このバイザーの後面に、該バイザー内を大気に
開放する通孔を穿設したことを特徴としている。
(2) 作用 スライドパネルを前進させて固定ルーフの開口を閉じた
状態において、開閉装置で換気孔のリッドを開くことに
より車室内の換気が行われる。このとき、換気孔の位置
は負圧の最も大きいルーフの前部に位置する上、開き位
置のリッド(請求項2の考案ではバイザー)によって走
行風が後上方へ案内されることで、換気孔からの車室内
空気の吸い出し効果が十分に高められ、車室内外の空気
の入れ替えが効率よく行われる。
またスライドパネルを一杯に後退させて固定ルーフの開
口を開いた時、このスライドパネルの前端部は固定ルー
フ内に収納されずに前記開口に露出した状態にあるか
ら、換気孔のリッド付き開閉装置の特設によりスライド
パネルの前端部の厚さが増加しても、固定ルーフの収納
部の厚さを極力減少させることができる。
また特に請求項1の考案においては、前記固定ルーフの
開放状態でリッドを開き位置に保持すれば、このリッド
外面の案内作用により、スライドパネル前端部上面と固
定ルーフとの間の段差や隙間をスムーズに乗り越えるよ
うに走行風を後上方に誘導案内することができる。
また特に請求項2の考案では、前記固定ルーフの開放状
態でバイザー外面の案内作用により、スライドパネル前
端部上面と固定ルーフとの間の段差や隙間をスムーズに
乗り越えるように走行風を後上方に誘導案内することが
できる。しかも前記バイザーの特設により、前記リッド
を開き位置でも略水平状態に保つことが可能となり、換
気孔の有効開度を十分に確保し得る。
(3) 実施例 以下、図面に基づいて本考案の実施例を説明する。
第1図〜第3図は本考案によるサンルーフの換気装置の
一実施例を示すもので、第1図はその換気装置を備えた
車両のルーフ部の斜視図、第2A図〜第2C図は第1図のII
-II線による断面図、第3図は第1図のIII-III線による
断面図、第4図は第2C図のIV部拡大図である。
第1図に示すように、車両の固定ルーフ1の前部に形成
した略矩形状の開口1aにはガラス製のスライドパネル2
が前後摺動自在に装着されており、このスライドパネル
2は図示の閉鎖位置において前記開口1aを閉じ、後方に
スライドした開放位置において開口1aを開くようになっ
ている。スライドパネル2の前端部2aには横方向に延び
るリッド3が開閉自在に装着されており、このリッド3
を開くことによりスライドパネル2を閉じた状態での車
室の換気が可能となる。
第2A図に示すように、スライドパネル2が閉鎖位置にあ
って固定ルーフ1の開口1aを閉じた状態において、スラ
イドパネル2の外周に装着したメインシール4が開口1a
の内周に嵌合して滑らかなルーフ面を構成している。
固定ルーフ1の左右下面に固着したスライドフレーム5
の内部には前記スライドパネル2を前後に摺接させるた
めの公知のスライド機構Sが設けられている。このスラ
イド機構Sは固定ルーフ1の開口1aの左右に沿設したガ
イドレール6に案内されて摺動するフロントスライダー
7とリヤスライダー8を備えており、このフロントスラ
イダー7にはスライドパネル2の下面前端に固着したフ
ロントステー9が枢軸10によって上下揺動自在に枢支さ
れている。フロントスライダー7の後端にはスプリング
11で上方に付勢されたレバー12がピン13によって枢支さ
れており、スライドパネル2が収納のために第2B図の位
置にチルトダウンしたとき、このレバー12の係合部12a
にスライドパネルの下面中間部に固着したリヤステー14
から前方に延びるアーム14aが上方から当接する。リヤ
スライダー8とリヤステー14はピン15,16で枢支された
リンク17によって連結されており、このリンク17の中間
に植設したガイドピン18はリヤスライダー8に連動して
移動するチルトスライダー19に形成したカム溝19aに係
合するとともに、前記リヤスライダー8のピン15は同じ
くチルトスライダー19に形成した案内溝19bに係合して
いる。そして、チルトスライダー19はモータ20で駆動さ
れるケーブル21によってガイドレール6に沿って前後に
往復移動するようになっている。
上述のスライド機構Sによってスライドパネル2を第2B
図に示す位置にチルトダウンし、更に第2C図に示す位置
へ摺動させて固定ルーフ1の下面に収納したとき、スラ
イドパネル2の前端部2aは固定ルーフ1内に収納されず
に開口1aに露出している。
第3図に示すように、固定ルーフ1内に収納されずに開
口1aに露出するスライドパネル2の前端部2aには内周に
シール22を装着した換気孔23が形成されており、この換
気孔23はリッド3を備えた開閉装置Vによって車室内か
ら開閉操作される。すなわち、前記リッド3はスライド
パネル2の下面に設けたブラケット24に枢軸25で枢支し
たU字状のアーム26の先端に固着されており、このアー
ム26に植設したスプリングフック26aとブラケット24に
植設したスプリングフック24a間にコイルばね27を張設
することによりトグル機構が構成されている。これによ
り、アーム26に設けたグリップ26bを操作することによ
り、リッド3を実線で示す閉じ位置と鎖線で示す開き位
置の何れかに選択的且つ安定的に停止させることができ
る。そして前記リッド3はその開き位置では該リッド3
外面が前下がりに傾斜して走行風の後上方への案内面と
なる姿勢に保持される。
次に、前述の構成を備えた本考案の実施例の作用につい
て説明する。
スライドパネル2が前進して開口1aを閉鎖する位置にあ
る時、車室内よりグリップ26bを操作してリッド3をチ
ルトアップすると、換気孔23が開かれて車室内の換気が
行われる。このとき、第1図に示すように、リッド3は
走行中の負圧が最も大きくなるフロントガラスの上端部
の近傍に位置しているため、車室内の煙草の煙り等は前
記負圧によって効果的に車外に排出される。
スライドパネル2を開放位置へ後退させるために、第2A
図においてモータ20を駆動すると、ケーブル21に牽引さ
れたチルトスライダー19が右方向に移動する。チルトス
ライダー19の移動により、そのカム溝19aとガイド溝19b
に案内されたリンク17が反時計方向に回動すると、リン
ク17にピン16で連結されたリヤステー14が下方に引かれ
てスライドパネル2が枢軸10回りに揺動し、第2B図に示
す位置へチルトダウンする。このとき、下降するリヤス
テー14のアーム14aがレバー12の係合部12aをスプリング
11に抗して下方に押圧し、スライドパネル2のチルトダ
ウンに伴う衝撃を吸収する。
モータ20を更に駆動すると、チルトスライダー19の移動
はガイドピン18、リンク17、ピン16、及びリヤステー14
を介してスライドパネル2に伝達される。これにより、
スライドパネル2はフロントスライダー7とリヤスライ
ダー8をガイドレール6に案内させながら固定ルーフ1
の下面に沿って第2C図に示す位置へ後退し、換気孔23と
開閉装置Vを装着した前端部2aを残して固定ルーフ1内
に収納される。また、モータ20を逆転させてケーブル21
でチルトスライダー19を押圧して左方向に移動させる
と、前述と逆の動作によってスライドパネル2を閉鎖位
置へ前進させることができる。
スライドパネル2が開放位置にあるとき、第4図に示す
ようにリッド3をチルトアップすると、走行風はリッド
3に沿って固定ルーフ1の上面に案内されるので、固定
ルーフ1とスライドパネル2の隙間δからは車室内に走
行風が進入しにくくなって風切音の発生が防止される。
第5図及び第6図は本考案の他の実施例を示すもので、
第5図は前述の第4図に対応るスライドパネル2の前端
部2aの縦断面図、第6図はその分解斜視図である。
この実施例は、走行風を後上方に案内する案内面28aと
換気を通過させる通孔28bとを有する固定のバイザー28
をスライドパネル2の前端部2aに備えている。スライド
パネル2に形成した換気孔23の開閉装置Vのリッド29
は、左右一対のスライドブッシュ30に摺動自在に挿通さ
れたガイドロッド31に案内されて略水平姿勢を保ちつつ
昇降し、前記バイザー28の内部において換気孔23を開閉
するガイドロッド31に固着したばね座32と前記スライド
ブッシュ30間にはコイルばね33が装着されており、リッ
ド29を換気孔23を閉じる方向に付勢している。換気孔23
の右側に固着したブラケット34に支持されてグリップ35
によって前後に摺動するカムプレート36には、斜めに延
びるカム溝36aが形成されており、このカム溝36aには前
記ガイドロッド31の下端に植設したガイドピン37が係合
している。
この実施例によれば、スライドパネル2が前進した閉鎖
位置にあるとき、グリップ35を握ってカムプレート36を
後方に引くと、ガイドピン37をカム溝36aに案内された
ガイドロッド31が上昇し、リッド29が換気孔23を開放す
る。これにより、車室内の空気は車外の負圧によって吸
引され、換気孔23及びバイザー28の通孔28aを介して排
出される。
スライドパネル2が第5図に示す開放位置に収納された
とき、換気孔23と開閉装置Vを装着したスライドパネル
2の前端部2aは固定ルーフ1の開口1aに露出しており、
前記バイザー28の案内面28aが固定ルーフ1の上面と滑
らかに接続している。これにより、走行風が固定ルーフ
1とスライドパネル2の間隔δからは車室内に進入しに
くくなって風切音の発生が防止される。
以上、本考案の実施例を詳述したが、本考案は、前記実
施例に限定されるものではなく、実用新案登録請求の範
囲の範囲に記載された本考案を逸脱することなく、種々
の小設計変更を行うことが可能である。
例えば、スライドパネル2を開閉させるスライド機構S
は必ずしもモータ20を用いたものである必要はなく、手
動で開閉させることも可能である。また、換気孔23の開
閉装置Vの構造も実施例に限定されず、適宜設計変更可
能である。
C.考案の効果 前述の本考案のサンルーフの換気装置によれば、スライ
ドパネルを前進させて固定ルーフの開口を閉じた状態に
おいて、開閉装置で換気孔のリッドを開くことにより車
室内の換気が行われるが、その際に換気孔の位置は負圧
の最も大きいルーフの前部に位置する上、開き位置のリ
ッド(請求項2の考案ではバイザー)によって走行風が
後上方へ案内されるので、換気孔からの車室内空気の吸
い出し効果が十分に高められ、従って換気性能向上に寄
与することができる。
スライドパネルを一杯に後退させて固定ルーフの開口を
開いた時、このスライドパネルの前端部は固定ルーフ内
に収納されずに前記開口に露出した状態にあるから、換
気孔のリッド付き開閉装置の特設によりスライドパネル
の前端部の厚さが増加しても、固定ルーフの収納部の厚
さを極力減少させて車室スペースを広く確保することが
可能である。
また特に請求項1の考案においては、前記固定ルーフの
開放状態でリッドを開き位置に保持すれば、このリッド
外面の案内作用により、スライドパネル前端部上面と固
定ルーフとの間の段差や隙間をスムーズに乗り越えるよ
うに走行風を後上方に誘導案内することができるから、
その段差や隙間に起因した風切音の発生が効果的に低減
される。しかも斯かる風切音低減手段として、換気孔開
閉用の前記リッドが兼用されることで、それだけ構造の
簡素化が図られ、コスト節減に寄与し得る。
また特に請求項2の考案においては、前記固定ルーフの
開放状態でバイザー外面の案内作用により、スライドパ
ネル前端部上面と固定ルーフとの間の段差や隙間をスム
ーズに乗り越えるように走行風を後上方に誘導案内する
ことができるから、その段差や隙間に起因した風切音の
発生が効果的に低減される。しかも前記バイザーの特設
により、前記リッドを開き位置でも略水平姿勢に保つこ
とが可能となり、換気孔の有効開度を十分に確保して換
気能力を一層高めることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例によるサンルーフの換気装置
を備えた車両のルーフ部の斜視図、第2A図〜第2C図は第
1図のII-II線による断面図、第3図は第1図のIII-III
線による断面図、第4図は第2C図のIV部拡大図、第5図
は本考案の他の実施例によるスライドパネルの前端部の
縦断面図、第6図はその分解斜視図である。 1……固定ルーフ、1a……開口、2……スライドパネ
ル、2b……前端部、3……リッド、6……ガイドレー
ル、23……換気孔、28……バイザー、28a……案内面、2
8b……通孔、29……リッド、V……開閉装置

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】車両の固定ルーフ(1)に形成した開口
    (1a)の両側に沿設したガイドレール(6)に案内さ
    れ、前記開口(1a)を閉じる閉鎖位置と固定ルーフ
    (1)内に収納されて前記開口(1a)を開く開放位置と
    の間を移動するスライドパネル(2)を備え、このスラ
    イドパネル(2)が前記開放位置において固定ルーフ
    (1)内に完全に収納されずにその前端部(2a)が固定
    ルーフ(1)の開口(1a)に露出し、その前端部(2a)
    と固定ルーフ(1)の前記開口(1a)上縁との間に高低
    差が存在するサンルーフの換気装置において、 前記スライドパネル(2)の前端部(2a)に穿設されて
    車室の内外を連通すべく車体左右方向にのびる換気孔
    (23)と、この換気孔(23)を開閉し得るリッド(3)
    と、このリッド(3)を車室内より開閉操作し得る開閉
    装置(V)とを備え、前記開閉装置(V)は、前記リッ
    ド(3)をその開き位置では該リッド(3)外面が前下
    がりに傾斜して走行風の後上方への案内面となる姿勢に
    保持することを特徴とする、サンルーフの換気装置。
  2. 【請求項2】車両の固定ルーフ(1)に形成した開口
    (1a)の両側に沿設したガイドレール(6)に案内さ
    れ、前記開口(1a)を閉じる閉鎖位置と固定ルーフ
    (1)内に収納されて前記開口(1a)を開く開放位置と
    の間を移動するスライドパネル(2)を備え、このスラ
    イドパネル(2)が前記開放位置において固定ルーフ
    (1)内に完全に収納されずにその前端部(2a)が固定
    ルーフ(1)の開口(1a)に露出し、その前端部(2a)
    と固定ルーフ(1)の前記開口(1a)上縁との間に高低
    差が存在するサンルーフの換気装置において、 前記スライドパネル(2)の前端部(2a)に穿設されて
    車室の内外を連通すべく車体左右方向にのびる換気孔
    (23)と、略水平な姿勢を保持しつつ前記換気孔(23)
    を開閉し得るリッド(29)と、このリッド(29)を車室
    内より開閉操作し得る開閉装置(V)とを備え、更に前
    記スライドパネル(2)の前端部(2a)には、前記リッ
    ド(29)を覆い且つ外面が走行風を後上方に案内する案
    内面(28a)に形成されたバイザー(28)を装着し、こ
    のバイザー(28)の後面に、該バイザー(28)内を大気
    に開放する通孔(28b)を穿設したことを特徴とする、
    サンルーフの換気装置。
JP1989013313U 1989-02-07 1989-02-07 サンルーフの換気装置 Expired - Lifetime JPH0728021Y2 (ja)

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