JPH0727928U

JPH0727928U - ブレーキ連動機能付き安全スライドペダル

Info

Publication number: JPH0727928U
Application number: JP6565893U
Authority: JP
Inventors: 昇朝田
Original assignee: 昇朝田
Priority date: 1993-11-01
Filing date: 1993-11-01
Publication date: 1995-05-23

Abstract

(57)【要約】【目的】運転者がとっさの場合、ブレーキとアクセル
ペダルを踏み間違った時、安全スライドペダルによりブ
レーキをはたらかせて急発進事故を防止し、尊い人命を
救う。そして、常に安全スライドペダルにより、アクセ
ルペダルには直接足をかかりにくくし、安全位置１−
（Ａ）に保ち二重の安全性を確保する。【構成】アクセルペダル（２）横に、左右にスライド
する別の安全スライドペダル（１）を設け、スライド後
アクセルペダル（２）と一体化する。そして、安全スラ
イドペダル（１）と、ブレーキペダル（６）を連動させ
る。スライドブレーキ連動装置（７）を設けることを特
徴とする。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】

この考案は、オートマチック車にスライドする安全スライドペダルと、ブレーキ連動機能もかねた安全スライドペダルに関するものである。

【０００２】

【従来の技術】

従来、オートマチック車はアクセルとブレーキだけで、非常に運転も簡単で、乗り換える人が増えつつある現在、アクセルとブレーキの踏み間違いによる事故も多く、その為の安全装置は付いていなかった。

【０００３】

【考案が解決しようとする課題】

従来のブレーキ及びアクセル装置は、次のような欠点があった。この考案は運転者がいくら気をつけていてもとっさの場合、初心者もベテランも関係なくアクセルとブレーキを、踏み間違って事故を起こす事があった。本考案は、この欠点を除くためになされたものである。

【０００４】

【課題を解決するための手段】

いまこれを、図面について説明すれば（イ）アクセルペダル（２）横に、左右にスライドする別の安全スライドペダル（１）を設ける。（ロ）アクセルペダルは安全スライドペダル（１）より小さくし、常に踏み込みが出来にくい形状とし、傾斜をつけ安全スライドペダル（１）と一体化しやすくする。（ハ）安全スライドペダル（１）とブレーキペダル（６）を連動させるスライドブレーキ連動装置（３）を設ける。本考案は、以上のような構成よりなるブレーキ連動機能付き安全スライドペダルである。

【０００５】

【作用】

（イ）安全スライドペダル（１）を安全位置１−（Ａ）より軽く踏み、横にスライドさせてアクセルペダル（２）と一体化する。そしてアクセル位置１−（Ｂ）に移動した時点より、アクセル機能がはたらく。またアクセル位置１−（Ｂ）では、ブレーキ連動は解除となる。そして、安全スライドペダル（１）から足をはなすと即、もとの安全位置１−（Ａ）に戻る。（ロ）安全スライドペダル（１）を縦方向に強く踏むと、スライドブレーキ連動装置（３）により、ブレーキがはたらき図７〜９のブレーキ連動位置１−（Ｃ）となる。

【０００６】

【実施例】

以下、本案の実施例について説明する。（イ）アクセルペダル（２）横に、左右にスライドする別の安全スライドペダル（１）を設ける。そして、スライド後、アクセルペダル（２）と一体化する。（ロ）安全スライドペダル（１）を左側に設けた時、左右に横スライドがしやすいようにスライド補助ローラー（７）を装着する。（ハ）アクセルペダル（２）は安全スライドペダル（１）より小さくし傾斜をつけ弾力性のある板バネ（８）を装着する。（ニ）安全スライドペダル（１）と、ブレーキペダル（６）を連動するスライドブレーキ連動装置（３）を設け、左右の横スライドは軽く移動し、また戻りやすくする為、弾力性のあるコイルバネ（５）を装着する。本案は以上のような構造で、これを使用するときは、安全位置１−（Ａ）より安全スライドペダル（１）を足で軽く踏むと、右横にスライドしアクセルペダル（２）と一体化し、アクセル位置１−（Ｂ）に移動する。そして、この時時点よりアクセル機能が使用出来る。また足を離すと、もとの安全位置１−（Ａ）に即、戻る。従って、運転者がとっさにアクセルとブレーキペダルを踏み間違えたとしても、ブレーキと連動している為、安全位置１−（Ａ）では、縦方向の踏み込みではブレーキかかり、図７〜９のブレーキ連動位置１−（Ｃ）となる。その為、より安全にペダル操作が出来る。

【０００７】

【考案の効果】

アクセルペダルとブレーキペダルの踏み間違いによる急発進事故はなくなり、尊い人命を救う事が出来る。そして、より安全性が向上する為、運転者の精神的不安も取り除く事が出来る。

【図面の簡単な説明】

【図１】本考案の安全位置１−（Ａ）での正面図であ
る。

【図２】本考案の安全位置１−（Ａ）での斜視図であ
る。

【図３】本考案の安全位置１−（Ａ）においての、安全
スライドペダルとアクセルペダル自体の平面図である。

【図４】本考案のアクセル位置１−（Ｂ）での正面図で
ある。

【図５】本考案のアクセル位置１−（Ｂ）での斜視図で
ある。

【図６】本考案のアクセル位置１−（Ｂ）においての、
安全スライドペダルのアクセルペダル自体の平面図であ
る。

【図７】本考案のブレーキ連動作動位置１−（Ｃ）での
正面図である。

【図８】本考案のブレーキ連動作動位置１−（Ｃ）での
斜視図である。

【図９】本考案のブレーキ連動作動位置１−（Ｃ）にお
いての、安全スライドペダルとアクセルペダル自体の平
面図である。

【図１０】本考案の安全位置１−（Ａ）での側面図であ
る。

【図１１】本考案のアクセル位置１−（Ｂ）での側面図
である。

【図１２】本考案のブレーキ連動位置１−（Ｃ）での側
面図である

【符号の説明】

１．安全スライドペダル『１−（Ａ）安全位置１−
（Ｂ）アクセル位置１−（Ｃ）ブレーキ連動作動位置』２．アクセルペダル３．スライドブレーキ連動装置
４．連動軸５．コイルバネ６．ブレーキペダル７．スライド補
助ローラー８．板バネ

Claims

【実用新案登録請求の範囲】

【請求項１】（イ）アクセルペダル（２）横に、左右
にスライドする別の安全スライドペダル（１）を設け
る。そして、スライド後アクセルペダル（２）と一体化
する。（ロ）安全スライドペダル（１）とブレーキペダル
（６）を連動させるスライドブレーキ連動装置（３）を
設ける。以上のごとく構成されたブレーキ連動機能付き安全スラ
イドペダル。