JPH07279270A - 目地シーリング装置 - Google Patents

目地シーリング装置

Info

Publication number
JPH07279270A
JPH07279270A JP6850594A JP6850594A JPH07279270A JP H07279270 A JPH07279270 A JP H07279270A JP 6850594 A JP6850594 A JP 6850594A JP 6850594 A JP6850594 A JP 6850594A JP H07279270 A JPH07279270 A JP H07279270A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
wall
groove
sealing
sensor
primer
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP6850594A
Other languages
English (en)
Inventor
Yukihiro Abe
幸博 阿部
Keiichirou Ishiguro
馨一郎 石黒
Kenji Yamamoto
健司 山本
Hisashi Oi
尚志 大井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujita Corp
Original Assignee
Fujita Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fujita Corp filed Critical Fujita Corp
Priority to JP6850594A priority Critical patent/JPH07279270A/ja
Publication of JPH07279270A publication Critical patent/JPH07279270A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Building Environments (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 建物外壁の目地に、シーリング材を自動注入
可能とした。 【構成】 建物1の外壁に沿って上下動及び左右動可能
に設けた移動台5に縦溝用シーリングユニット6と横溝
用シーリングユニット7とを設置し、各シーリングユニ
ット6,7はリニアードモータ11,28付の基台1
2,29と、該基台12,29上に前後動可能に取付け
られ且つ壁検知センサー15,32と壁距離維持センサ
ー16,33とを有する架台14,31と、該架台1
4,31に前後動可能に取付けられ且つ溝巾測定センサ
ー23,39と溝巾追従センサー24,40とを有する
取付板18,35と該取付板18,35に縦一列又は横
一列に配設されるプライマー用ガン19,36とシーリ
ング注入用ガン20,37とヘラボックス21,38と
から形成したことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は建築物の外壁目地を自動
シーリングする目地シーリング装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、建築物の外壁仕上げに用いられる
外壁カーテンウォールはWPCカーテンウォールや金属
製大型パネルのカーテンウォールがある。これらの外装
材は一枚毎に揚重機(クレーン)によって吊り上げて取
付けられ継ぎ目にあたる目地は外部足場を架設するか、
吊足場(ゴンドラ)を建物の上部から吊架して、作業員
によってパックアップ材の装填、プライマーの塗布、シ
ーリング材の充填、目地押えの工程により縦、横方向に
移動しながら行なっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来技
術においては、作業員が外部足場か、吊足場(ゴンド
ラ)によってシーリングする場所に直接いってパックア
ップ材の装填、プライマーの塗布、シーリング材の充
填、目地押えの工程順に縦、横方向に移動して作業を行
なうため、資材の供給、機材の移動等、また、線状の目
地のため作業範囲が常に移動しなければならず、足場上
での移動が非能率的で線状に連続してシーリングができ
ず、シール性状が不連続にならないように入念に作業を
行なうため多くの労力を必要としている。
【0004】さらに、足場上での作業は高所作業ともな
り線状の目地のシーリング作業は不安定な状態が続き安
全にも問題があった。本発明は前記の従来技術の有する
問題点に鑑みて提案されるもので、その目的とするとこ
ろは、プライマーの塗布とシーリング材の充填とを自動
的に可能とすることにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記の目的を達成するた
めの本発明の構成は図1乃至図5に示すように建物の外
壁に沿って上下動及び左右動可能に設けた昇降装置に縦
溝用シーリングユニットと横溝用シーリングユニットと
を設置し、前記各シーリングユニットは、リニアードモ
ータ付の基台と、該基台上に前記リニアードモータを介
して前後動可能に取付けられ且つ壁検知センサーと壁距
離維持センサーとを有する架台と、該架台にジグシリン
ダを介して前後動可能に取付けられ且つ溝巾測定センサ
ーと溝巾追従センサーとを有する取付板と、該取付板に
縦一列又は横一列に配設されるブライマー用ガンとシー
リング注入用ガンとヘラボックスとから形成したこと特
徴とする。
【0006】更に前記縦溝用シーリングユニットに横溝
検知ローラを設けたことを特徴とする。
【0007】
【作用】そして本発明は上記の手段によりリニアードモ
ータを介して架台を壁方向に前進させ、壁検知センサー
と壁距離維持センサーとによりリニアードモータとジグ
シリンダとを制御して取付板を壁面から一定の距離に維
持し溝巾測定センサーにより溝巾を測定した後プライマ
ー用ガンからプライマーを噴射し、移動台の移動により
外壁の目地にプライマーを吹付し、移動台の復帰後再び
取付板を壁面から一定の距離に維持し、溝巾測定センサ
ーにより溝巾を測定した後、シーリング注入用ガンから
シーリング材を注出し、移動台の移動により外壁の目地
にシーリング材を注入する。
【0008】
【実施例】以下本発明の一実施例を図面に基づいて説明
すると図1において1は建物の外壁、2は外壁の目地、
3は建物の外壁1に沿って走行する走行台車を示し、
3′は台車3に架設した架台で該架台3′上に立設され
る昇降レール4に沿って昇降する昇降装置5に、縦溝用
シーリングユニット6と横溝用シーリングユニット7と
を設置しこれら縦溝用シーリングユニット6と横溝用シ
ーリングユニット7とは、架台3′上に設置されたプラ
イマー供給装置8とシーリング材圧送機9とホース10
を介して接続されている。
【0009】そして縦溝用シーリングユニット6は、図
2及び図3に示すようにリニアードモータ11を有する
基台12と、該基台12上の走行レール13上に乗載さ
れて、前記リニアードモータ11を介して建物の外壁1
に向って前後進する架台14とを有し、該架台14には
壁検知センサー15と壁距離維持センサー16とを併設
すると共にジグシリンダ17を介して前後動する取付板
18を設け、該取付板18上には、プライマー用ガン1
9と、シーリング注入用ガン20と、ヘラボックス21
とを縦一列に列設させると共に横溝検知ローラ22と溝
巾測定センサー23と溝追従センサー24と横溝検知セ
ンサー25と横溝検知時追従無視センサー26とステッ
ピングモータ27とを取付けている。
【0010】又横溝用シーリングユニット7は、図4及
び図5に示すように、リニアードモータ28を有する基
台29と該基台29上の走行レール30上に乗載されて
前記リニアードモータ28を介して建物の外壁1に向っ
て前後進する架台31とを有し、該架台31には壁検知
センサー32と壁距離維持センサー33とを併設すると
共にジグシリンダ34を介して前後動する取付板35を
設け、該取付板35側面にはプライマー用ガン36とシ
ーリング注入用ガン37とヘラボックス38とを横一列
に列設すると共に溝巾測定センサー39と溝追従センサ
ー40と追従無視センサー41とステッピングモータ4
2とを取付けている。
【0011】次にその作動を説明すると、縦目地は先づ
縦溝用シーリングユニット6のリニアードモータ11の
作動により架台14を壁面に向って前進させ、壁検知セ
ンサー15が壁を感知するとリニアードモータ11を止
め、更に壁距離維持センサー16が働いて壁との距離を
一定になるよう自動修正し、更に溝巾測定センサー23
と溝追従センサー24との検知によりシーケンサが働い
てプライマー用ガン19からプライマーを噴出し、同時
に昇降装置5の上昇により外壁の縦目地2にプライマー
を吹き付け、このプライマーの吹き付け後昇降装置5を
元の位置に後退して、次の縦目地2に移行して繰り返す
プライマー吹付工程終了後再び縦溝用シーリングユニッ
ト6のリニアードモータ11の作動により架台14を壁
面に向って前進させ壁検知センサー15が壁を感知する
とリニアードモータ11を止め、更に壁距離維持センサ
ー16が働いて壁との距離を一定となるように自動修正
し更に溝巾測定センサー23と溝追従センサー24との
検知により図示しないシーケンサが働いてシーリング用
ガン20からシーリング材を注出し同時に昇降装置5の
上昇により外壁の目地にシーリング材を圧入し、横溝検
知ローラ22がクロスする横溝へ入ると横溝検知センサ
ー25がこれを感知してステッピングモータ27を作動
させてクロス部分の縦溝を回避して縦溝にシーリング材
を注入し、このシーリング材の注入後昇降装置5を元の
位置に後退して次の縦目地2に移行して繰り返し、縦溝
へのシーリング材注入工程は終了する。
【0012】次に横目地は、横溝用シーリングユニット
7のリニアードモータ28の作動により架台31を壁面
に向って前進させ壁検知センサー32が壁を感知すると
リニアードモータ28を止め、更に壁距離維持センサー
33が働いて壁との距離を一定になるように自動修正
し、更に溝巾測定センサー39と溝追従センサー40と
の検知によりシーケンサが働いてプライマー用ガン36
からプライマーを噴出し、同時に昇降装置5の横移動に
より外壁の横目地にプライマーを吹き付け、このプライ
マーの吹き付け後昇降装置5を元の位置に後退して次の
横目地に移行して繰り返すプライマー吹付工程終了後再
び横溝用シーリングユニット7のリニアードモータ28
の作動により架台31を壁面に向って前進させ壁検知セ
ンサー32が壁を感知するとリニアードモータ28を止
め、更に壁距離センサー33が働いて壁との距離を一定
となるよう自動修正し、更に溝巾測定センサー39と溝
追従センサー40との検知により図示しないシーケンサ
が働いてシーリング用ガン37からシーリング材を注出
し、同時に移動台5の横移動により外壁の横目地にシー
リング材を注入して、このシーリング材の注入後昇降装
置5が元の位置に後退し、次の横目地に移行して繰り返
し、横溝へのシーリング材注入工程は終了する。
【0013】
【発明の効果】このように本発明によるときは建物の外
壁に沿って上下動及び左右動可能に設けた移動台に縦溝
用シーリングユニットと横溝用シーリングユニットとを
設置し、各シーリングユニットはこれをリニアードモー
タ付の基台と、該基台上にリニアードモータを介して前
後動可能に取付けられ且つ壁検知センサーと壁距離維持
センサーとを有する架台と、該架台にジグシリンダを介
して前後動可能に取付けられ、且つ溝巾測定センサーと
溝巾追従センサーとを有する取付板と、該取付板に縦一
列又は横一列に配設されるプライマー用ガンとシーリン
グ注入用ガンとヘラボックスとから形成したものである
から、各シーリングユニットは外壁に対して自動的に所
定距離に接近して、昇降装置の上下動によるときは縦溝
用シーリングユニットから目地の縦溝へのプライマーの
吹付とシーリング材の注入とが行われ、又昇降装置の左
右動によるときは横溝用シーリングユニットから目地の
横溝へのプライマーの塗布とシーリング材の注入とが行
われて目地へのシーリング材の注入を容易にし、而も縦
溝用シーリングユニットには横溝検知ローラを設けて目
地の交叉部における縦溝への注入を止めるようにしたか
ら交叉部での目地へのシーリング材の注入が縦横とオー
バラップすることなく行われてシーリング材の注入が円
滑にする等の効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す概略図である。
【図2】縦溝用シーリングユニットの正面図である。
【図3】図2の側面図である。
【図4】横溝用シーリングユニットの正面図である。
【図5】図4の平面図である。
【符号の説明】
1 外壁 5 昇降装置 6 縦溝用シーリングユニット 7 横溝用シーリングユニット 11,28 リニアードモータ 12,29 基台 14,31 架台 17,34 ジグシリンダ 18,35 取付板 15,32 壁検知センサー 16,33 壁距離維持センサー 23,39 溝巾測定センサー 24,40 溝巾追従センサー 19,36 プライマー用ガン 20,37 シーリング注入用ガン 21,38 ヘラボックス
フロントページの続き (72)発明者 大井 尚志 東京都渋谷区千駄ヶ谷四丁目6番15号 株 式会社フジタ内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 建物の外壁に沿って上下動及び左右動可
    能に設けた昇降装置に縦溝用シーリングユニットと横溝
    用シーリングユニットとを設置し、前記各シーリングユ
    ニットは、リニアードモータ付の基台と、該基台上に前
    記リニアードモータを介して前後動可能に取付けられ且
    つ壁検知センサーと壁距離維持センサーとを有する架台
    と、該架台にジグシリンダを介して前後動可能に取付け
    られ且つ溝巾測定センサーと溝巾追従センサーとを有す
    る取付板と、該取付板に縦一列又は横一列に配設される
    ブライマー用ガンとシーリング注入用ガンとヘラボック
    スとから形成したこと特徴とする目地シーリング装置。
  2. 【請求項2】 前記縦溝用シーリングユニットに横溝検
    知ローラを設けたことを特徴とする請求項1記載の目地
    シーリング装置。
JP6850594A 1994-04-06 1994-04-06 目地シーリング装置 Pending JPH07279270A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6850594A JPH07279270A (ja) 1994-04-06 1994-04-06 目地シーリング装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6850594A JPH07279270A (ja) 1994-04-06 1994-04-06 目地シーリング装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH07279270A true JPH07279270A (ja) 1995-10-24

Family

ID=13375633

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6850594A Pending JPH07279270A (ja) 1994-04-06 1994-04-06 目地シーリング装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH07279270A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7272085B2 (en) 2003-11-19 2007-09-18 Mediatek Inc. Apparatus having switchable servo gains and offsets for optical disk drive and method thereof
JP2023001031A (ja) * 2021-06-18 2023-01-04 浙大城市学院 組立式建築物の外壁目地用防水装置及び防水方法
JP2023001030A (ja) * 2021-06-18 2023-01-04 浙大城市学院 組立式建築物の剪断壁構造体をシールするための発泡剤充填装置

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7272085B2 (en) 2003-11-19 2007-09-18 Mediatek Inc. Apparatus having switchable servo gains and offsets for optical disk drive and method thereof
US8027230B2 (en) 2003-11-19 2011-09-27 Mediatek Inc. Apparatus having switchable servo gains and offsets for optical disk drive and method thereof
JP2023001031A (ja) * 2021-06-18 2023-01-04 浙大城市学院 組立式建築物の外壁目地用防水装置及び防水方法
JP2023001030A (ja) * 2021-06-18 2023-01-04 浙大城市学院 組立式建築物の剪断壁構造体をシールするための発泡剤充填装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2587684B2 (ja) 構造物壁面の工事装置
JP2565634B2 (ja) 建物外壁の自動塗装方法
CN104695337A (zh) 自提升滑翻施工系统及施工方法
CN105152032A (zh) 封闭环境厂房内桥式起重机的安装方法
WO2020155600A1 (zh) 一种建筑施工系统及其施工方法
JPH07279270A (ja) 目地シーリング装置
CN205578009U (zh) 隧道二衬钢筋骨架施工装备
JP2020089828A (ja) 鉄骨自動塗装装置、および鉄骨の塗装方法
CN106080965B (zh) 一种用于船舶舷侧曲面分段总组的支撑方法及装置
JPH07324475A (ja) 外壁自動吹付け装置
CN113787604B (zh) 预制楼梯流水式生产线
CN214644551U (zh) 一种用于预制梁的侧模装置
KR101280329B1 (ko) 론지 도장용 캐리지
CN209599490U (zh) 用于轨道板模具的喷涂装置
JPS5970461A (ja) タンデイツシユ吹付方法及び装置
JP2018126928A (ja) プレキャストコンクリート製品の洗出方法及びプレキャストコンクリート製品の洗出システム
JP2002273281A (ja) ゴンドラ取付型外壁面塗装ロボットによる塗装方法およびその装置
US5027921A (en) Method and device for transporting and distributing materials and/or equipment around the periphery of a building
CN220790648U (zh) 一种建筑工程施工用提升装置
CN111119063A (zh) 一种铁路桥面防水涂料喷涂台车
JPH0824731A (ja) 走行台車の移動停止位置制御機構を備えた耐火被覆材 先付自動吹付け装置
JPH034259B2 (ja)
CN209799301U (zh) 一种用于高层建筑的施工平台
CN210178369U (zh) 一种多功能喷浆臂架总成机构
CN211160366U (zh) 一种轨道板模具脱模剂自动喷涂设备