JPH07279190A - マンホールの落下防止具 - Google Patents
マンホールの落下防止具Info
- Publication number
- JPH07279190A JPH07279190A JP6095809A JP9580994A JPH07279190A JP H07279190 A JPH07279190 A JP H07279190A JP 6095809 A JP6095809 A JP 6095809A JP 9580994 A JP9580994 A JP 9580994A JP H07279190 A JPH07279190 A JP H07279190A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- manhole
- fall prevention
- wire
- inspection mirror
- fall preventing
- Prior art date
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- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【目的】本発明はマンホールの蓋の下側に取付けられる
落下防止具に干渉されることなく、検査ミラーをマンホ
ール内に挿入することが出来るようにすることを目的と
する。 【構成】落下防止具4の本体5を線体6および/または
帯体によって構成するが、該線体6および/または帯体
の間に検査ミラーの挿入空間9を形成する。
落下防止具に干渉されることなく、検査ミラーをマンホ
ール内に挿入することが出来るようにすることを目的と
する。 【構成】落下防止具4の本体5を線体6および/または
帯体によって構成するが、該線体6および/または帯体
の間に検査ミラーの挿入空間9を形成する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はマンホール中へ人や物が
落下することを防止するマンホールの落下防止具に関す
るものである。
落下することを防止するマンホールの落下防止具に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】従来、図10に示すようにマンホールの
蓋(11)の下側において、蓋杆(12)のフック(13)にネット
(14)周縁を引掛けて差渡すことにより、マンホール内へ
の人や物の落下を防止する構成が開示されている(実開
昭62−99646号)。
蓋(11)の下側において、蓋杆(12)のフック(13)にネット
(14)周縁を引掛けて差渡すことにより、マンホール内へ
の人や物の落下を防止する構成が開示されている(実開
昭62−99646号)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
構成では、マンホール底部を点検するためのミラーが該
ネット(14)に干渉されて挿入出来ないと言う問題点があ
った。
構成では、マンホール底部を点検するためのミラーが該
ネット(14)に干渉されて挿入出来ないと言う問題点があ
った。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は上記従来の課題
を解決するための手段として、マンホールの蓋(1) の下
側に着脱可能に取付けられる落下防止具(4) であって、
該落下防止具(4) の本体(5) は線体(6) および/または
帯体からなり、該線体(6) および/または帯体間には少
なくとも一個の検査ミラー挿入空間(9) が形成され、該
本体(5) 周囲からはマンホール内壁に取付けるための取
付手段(8) が差出されているマンホールの落下防止具
(4) を提供するものであり、該線体(6) は複数個の金属
素線(6A)の集合体の表面をプラスチック層(6B)で被覆し
たものである落下防止具(4) を提供し、また更に該金属
素線(6A)はステンレススチールを材料とし、該プラスチ
ック層(6B)はナイロンを材料としているものであり、該
取付手段(8) は該本体(5) から外側に差出されているア
ーム(7) の先端に取付けられている二重リング(8) から
なる落下防止具(4) を提供するものである。
を解決するための手段として、マンホールの蓋(1) の下
側に着脱可能に取付けられる落下防止具(4) であって、
該落下防止具(4) の本体(5) は線体(6) および/または
帯体からなり、該線体(6) および/または帯体間には少
なくとも一個の検査ミラー挿入空間(9) が形成され、該
本体(5) 周囲からはマンホール内壁に取付けるための取
付手段(8) が差出されているマンホールの落下防止具
(4) を提供するものであり、該線体(6) は複数個の金属
素線(6A)の集合体の表面をプラスチック層(6B)で被覆し
たものである落下防止具(4) を提供し、また更に該金属
素線(6A)はステンレススチールを材料とし、該プラスチ
ック層(6B)はナイロンを材料としているものであり、該
取付手段(8) は該本体(5) から外側に差出されているア
ーム(7) の先端に取付けられている二重リング(8) から
なる落下防止具(4) を提供するものである。
【0005】
【作用】本発明の落下防止具(4) はマンホールの蓋(1)
の下側に着脱可能に取付けられてマンホール内に人や物
の落下することを防止するが、該落下防止具(4) の本体
(5) を構成する線体(6) および/または帯体間には検査
ミラー挿入空間(9) が形成されているので、該挿入空間
(9) を介して検査ミラー(15)をマンホール内に挿入して
検査することが出来る。該本体(5) を構成する線体(6)
を複数本の金属素線(6A)の集合体の表面をプラスチック
層(6B)で被覆したものとすれば、該線体(6) の強度は非
常に大きなものとなり、また人が引掛っても該プラスチ
ック層(6B)によって怪我をすることが防止される。金属
素線(6A)の材料としては耐蝕性があり強度が大きいステ
ンレススチールが好ましくまたプラスチック層(6B)の材
料としては耐摩耗性があり強度が大きいナイロンが好ま
しい。更に取付手段として二重リング(8) を用いると、
該二重リング(8) をマンホールのブラケットの孔等に嵌
合することによって確実かつ簡単に落下防止具(4) が取
付けられる。
の下側に着脱可能に取付けられてマンホール内に人や物
の落下することを防止するが、該落下防止具(4) の本体
(5) を構成する線体(6) および/または帯体間には検査
ミラー挿入空間(9) が形成されているので、該挿入空間
(9) を介して検査ミラー(15)をマンホール内に挿入して
検査することが出来る。該本体(5) を構成する線体(6)
を複数本の金属素線(6A)の集合体の表面をプラスチック
層(6B)で被覆したものとすれば、該線体(6) の強度は非
常に大きなものとなり、また人が引掛っても該プラスチ
ック層(6B)によって怪我をすることが防止される。金属
素線(6A)の材料としては耐蝕性があり強度が大きいステ
ンレススチールが好ましくまたプラスチック層(6B)の材
料としては耐摩耗性があり強度が大きいナイロンが好ま
しい。更に取付手段として二重リング(8) を用いると、
該二重リング(8) をマンホールのブラケットの孔等に嵌
合することによって確実かつ簡単に落下防止具(4) が取
付けられる。
【0006】
【実施例】本発明の一実施例を図1〜図5に示す。図に
示すマンホールの落下防止具(4)は、円環状の線体(6)
によって構成される本体(5) と、該本体(5) から外側へ
向かって差出されているアーム(7) と、該アーム(7) の
先端に取付けられている二重リング(8) とからなり、該
本体(5) の内側に検査ミラー挿入空間(9) が形成されて
いる。該線体(6) は図2に示すように複数本のステンレ
ス素線(6A)の集合体の表面にプラスチック層であるナイ
ロン層(6B)を被覆したものであり、該アーム(7) は図3
に示すようにステンレスワイヤ(7A)の両端を屈曲して筒
状の止金(7B)の一対で止着したものである。
示すマンホールの落下防止具(4)は、円環状の線体(6)
によって構成される本体(5) と、該本体(5) から外側へ
向かって差出されているアーム(7) と、該アーム(7) の
先端に取付けられている二重リング(8) とからなり、該
本体(5) の内側に検査ミラー挿入空間(9) が形成されて
いる。該線体(6) は図2に示すように複数本のステンレ
ス素線(6A)の集合体の表面にプラスチック層であるナイ
ロン層(6B)を被覆したものであり、該アーム(7) は図3
に示すようにステンレスワイヤ(7A)の両端を屈曲して筒
状の止金(7B)の一対で止着したものである。
【0007】上記落下防止具(4) は図4に示すようにマ
ンホールの蓋枠(2) に取付けられる。即ち該マンホール
の蓋枠(2) の内側には取付ブラケット(2A)が一体的に差
出されており、該取付ブラケット(2A)の孔(2B)にはT字
状の取付金具(10)が嵌着され、該取付金具(10)の係合孔
(10A) に落下防止具(4) の二重リング(8) を手で開いて
係合する。このようにして図5に示すようにマンホール
の蓋(1) の下側に落下防止具(4) が着脱可能に取付けら
れるが、該落下防止具(4) の本体(5) を構成する円環状
の線体(6) の内側には検査ミラー挿入空間(9) が形成さ
れているので、該挿入空間(9) を介して検査ミラー(15)
をマンホール内に挿入することが出来る。
ンホールの蓋枠(2) に取付けられる。即ち該マンホール
の蓋枠(2) の内側には取付ブラケット(2A)が一体的に差
出されており、該取付ブラケット(2A)の孔(2B)にはT字
状の取付金具(10)が嵌着され、該取付金具(10)の係合孔
(10A) に落下防止具(4) の二重リング(8) を手で開いて
係合する。このようにして図5に示すようにマンホール
の蓋(1) の下側に落下防止具(4) が着脱可能に取付けら
れるが、該落下防止具(4) の本体(5) を構成する円環状
の線体(6) の内側には検査ミラー挿入空間(9) が形成さ
れているので、該挿入空間(9) を介して検査ミラー(15)
をマンホール内に挿入することが出来る。
【0008】図6および図7には本発明の他の実施例が
示される。本実施例の落下防止具(4A)においては、本体
(5A)の円環状の線体(6A)の内側に更に帯体(6C,6D) が十
字状に張設され、該線体(6A)、帯体(6C,6D) 間に検査ミ
ラー挿入空間(9A,9B,9C,9D)が形成される。該帯体(6C,6
D) はゴムまたは布等からなる。更にアーム(7) の先端
にはS字フック(18)が取付手段として取付けられる。該
落下防止具(4A)は図7に示すように該S字フック(18)を
取付金具(10)の係合孔(10A) に係合することによってマ
ンホールの蓋(1) の下側に着脱可能に取付けられる。
示される。本実施例の落下防止具(4A)においては、本体
(5A)の円環状の線体(6A)の内側に更に帯体(6C,6D) が十
字状に張設され、該線体(6A)、帯体(6C,6D) 間に検査ミ
ラー挿入空間(9A,9B,9C,9D)が形成される。該帯体(6C,6
D) はゴムまたは布等からなる。更にアーム(7) の先端
にはS字フック(18)が取付手段として取付けられる。該
落下防止具(4A)は図7に示すように該S字フック(18)を
取付金具(10)の係合孔(10A) に係合することによってマ
ンホールの蓋(1) の下側に着脱可能に取付けられる。
【0009】図8には更に他の実施例が示される。本実
施例の落下防止具(4B)の本体(5B)は、円環状の線体(6B)
と、該線体(6B)の内側に配される円環状の内側線体(6E)
と、該線体(6B)と内側線体(6E)との間に差渡される線体
(6F)とからなる。該内側線体(6E)の内側には検査ミラー
挿入空間(9E)が形成されている。更にアーム(7) の先端
にはS字フック(18)が取付手段として取付けられる。
施例の落下防止具(4B)の本体(5B)は、円環状の線体(6B)
と、該線体(6B)の内側に配される円環状の内側線体(6E)
と、該線体(6B)と内側線体(6E)との間に差渡される線体
(6F)とからなる。該内側線体(6E)の内側には検査ミラー
挿入空間(9E)が形成されている。更にアーム(7) の先端
にはS字フック(18)が取付手段として取付けられる。
【0010】図9には更に他の実施例が示される。本実
施例では落下防止具(4C)の本体(5C)は十字状に組合され
た帯体(6G,6H) からなり、該帯体(6G,6H) 間には検査ミ
ラー挿入空間(9F,9G,9H,9I) が形成されており、該帯体
(6G,6H) の両端にはアームを介することなくS字フック
(18)が直接取付けられている。
施例では落下防止具(4C)の本体(5C)は十字状に組合され
た帯体(6G,6H) からなり、該帯体(6G,6H) 間には検査ミ
ラー挿入空間(9F,9G,9H,9I) が形成されており、該帯体
(6G,6H) の両端にはアームを介することなくS字フック
(18)が直接取付けられている。
【0011】
【発明の効果】したがって本発明においては、マンホー
ルの蓋の下側に取付けられる落下防止具に干渉されるこ
となく、検査ミラーをマンホール内に挿入することが出
来る。
ルの蓋の下側に取付けられる落下防止具に干渉されるこ
となく、検査ミラーをマンホール内に挿入することが出
来る。
【図面の簡単な説明】 図1〜図5は本発明の一実施例を示すものである。
【図1】平面図
【図2】線体断面図
【図3】アーム部分側面図
【図4】取付構造説明部分斜視図
【図5】取付状態断面図図6および図7は他の実施例を
示すものである。
示すものである。
【図6】斜視図
【図7】取付構造説明部分斜視図
【図8】更に他の実施例の斜視図
【図9】更に他の実施例の斜視図
【図10】従来例の断面図
4,4A,4B,4C 落下防止具 5,5A,5B,5C 本体 6,6A,6B,6E,6F 線体 6C,6D,6G,6H 帯体 7 アーム 8 二重リング 9,9A,9B,9C,9D,9E,9F,9G,9H,9I 検査ミラー挿入空間 15 検査ミラー 18 S字フック
Claims (4)
- 【請求項1】マンホールの蓋の下側に着脱可能に取付け
られる落下防止具であって、該落下防止具の本体は線体
および/または帯体からなり、該線体および/または帯
体間には少なくとも一個の検査ミラー挿入空間が形成さ
れ、該本体周囲からはマンホール内壁に取付けるための
取付手段が差出されていることを特徴とするマンホール
の落下防止具 - 【請求項2】該線体は複数個の金属素線の集合体の表面
をプラスチック層で被覆したものである請求項1に記載
のマンホールの落下防止具 - 【請求項3】該金属素線はステンレススチールを材料と
し、該プラスチック層はナイロンを材料としている請求
項2に記載のマンホールの落下防止具 - 【請求項4】該取付手段は該本体から外側に差出されて
いるアームの先端に取付けられている二重リングからな
る請求項1に記載のマンホールの落下防止具
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6095809A JPH07279190A (ja) | 1994-04-08 | 1994-04-08 | マンホールの落下防止具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6095809A JPH07279190A (ja) | 1994-04-08 | 1994-04-08 | マンホールの落下防止具 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07279190A true JPH07279190A (ja) | 1995-10-24 |
Family
ID=14147760
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6095809A Pending JPH07279190A (ja) | 1994-04-08 | 1994-04-08 | マンホールの落下防止具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH07279190A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN108867704A (zh) * | 2018-08-23 | 2018-11-23 | 夏柱飞 | 一种压力平衡的自疏通窨井盖 |
-
1994
- 1994-04-08 JP JP6095809A patent/JPH07279190A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN108867704A (zh) * | 2018-08-23 | 2018-11-23 | 夏柱飞 | 一种压力平衡的自疏通窨井盖 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20040217 |