JPH07279104A - 軟弱地盤等における道路建設方法 - Google Patents

軟弱地盤等における道路建設方法

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JPH07279104A
JPH07279104A JP6159426A JP15942694A JPH07279104A JP H07279104 A JPH07279104 A JP H07279104A JP 6159426 A JP6159426 A JP 6159426A JP 15942694 A JP15942694 A JP 15942694A JP H07279104 A JPH07279104 A JP H07279104A
Authority
JP
Japan
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panel
soft ground
road
enclosure
partition
Prior art date
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Pending
Application number
JP6159426A
Other languages
English (en)
Inventor
Kenji Fukiage
健二 吹上
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
YAMAZAKI KINZOKU KK
Original Assignee
YAMAZAKI KINZOKU KK
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Publication date
Application filed by YAMAZAKI KINZOKU KK filed Critical YAMAZAKI KINZOKU KK
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Landscapes

  • Investigation Of Foundation Soil And Reinforcement Of Foundation Soil By Compacting Or Drainage (AREA)
  • Road Paving Structures (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は、軟弱地盤等に道路を建設又は補修
する方法の改良に関する発明である。 【構成】 本発明は、下層路盤材と上層路盤材間に上囲
い枠内に仕切りを設けるとともに下囲い枠を設けたパネ
ルを埋設したことを特徴とする軟弱地盤における道路建
設方法又は道路建設用溝の底面上に上囲い枠内に仕切り
を設けるとともに下囲い枠を設けたパネルを敷き詰め、
前記パネル上に下層路盤材及び上層路盤材を敷き詰めた
ことを特徴とする軟弱地盤等における道路建設方法の構
成とした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、軟弱地盤等に道路を建
設及び補修する方法の改良に関する発明である。
【0002】
【従来の技術】従来、軟弱地盤に通行用道路を建設する
には、軟弱地盤に軟弱地盤に化学物質を添加し軟弱地盤
の強度を増して道路を建設している。また、軟弱地盤上
に鉄板を敷き詰めて通行用道路を建設している。
【0003】しかしながら、軟弱地盤に化学物質を添加
し軟弱地盤の強度を増して道路を建設する方法では、重
量のあるダンプカ−が長年通行したり、交通量が増加す
ると、道路表面が凸凹となり常時補修工事をしなければ
ならないとの欠点がる。また、軟弱地盤上に鉄板を敷き
詰めて通行用道路を建設しても、敷き詰められた鉄板
が、車両の通行によりズレたりするので危険であるとの
欠点がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、軟弱地盤で
あっても短期間で、道路表面が凹凸となり難く、しかも
補修することが少なく経済的な道路を建設及び補修する
方法を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、下層路盤材と
上層路盤材間にパネルを埋設したことを特徴とする軟弱
地盤における道路建設方法又は道路建設用溝の底面上に
パネルを敷き詰め、前記パネル上に下層路盤材及び上層
路盤材を敷き詰めたことを特徴とする軟弱地盤等におけ
る道路建設方法の構成とした。
【0006】
【実施例】次に、本発明について図面を参照して説明す
る。図1は、本発明である軟弱地盤における建設方法に
より建設した道路の縦断面図であり、軟弱地盤に道路を
建設する場合には、先ず軟弱地盤9等に道路建設用溝8
を掘り下げ、溝8の溝底面16に下層路盤材6を入れて
敷き詰め、下層路盤材6の上に左パネル2及び右パネル
3を置き、左右パネル2・3上に上層路盤材7を敷き詰
め、上層路盤材7上をアスファルトコンクリ−ト等によ
り安定処理した安定処理層5を形成し、当該安定処理層
5の上をアスファルトコンクリ−トにより処理した表層
が形成されていて、この表層5上を通行するのである。
道路左右端には左側溝10及び右側溝11が設けられ、
左右側溝10・11の外方には左右側溝10・11内に
流れ込んだ水を排水する左右排水管14・15が排水管
埋設溝12・13内に埋設されている。左右パネル2・
3は連結具(図示せず)により連結させてもよい。
【0007】図2は本発明である軟弱地盤における建設
方法により建設した他の実施例の道路の縦断面図であ
り、本実施例では左右パネル2・3を軟弱地盤9を掘り
下げて形成された道路建設用溝8の底面16上に敷き詰
め、左右パネル2・3上に下層路盤材6を入れて敷き詰
め、下層路盤材6の上に上層路盤材7を敷き詰め、上層
路盤材7上をアスファルトコンクリ−ト等により安定処
理した安定処理層5を形成し、当該安定処理層5の上を
アスファルトコンクリ−トにより処理した表層が形成さ
れていて、この表層5上を通行するのである。本例にお
いても左右パネル2・3は連結具(図示せず)により連
結させてもよい。図3は、パネル2を道路建設用溝8幅
とほぼ同じ幅に敷き詰めた状態の立て断面図である。
【0008】以下にパネル2の構造について説明する。
図4は本発明である軟弱地盤等における建設及び補修す
る際に使用するパネルの斜視図、図5は本発明である軟
弱地盤における建設及び補修する際に使用するパネルの
平面図、図6は本発明である軟弱地盤における建設及び
補修する際に使用するパネルの右側面図、図7は本発明
である軟弱地盤における建設方法に建設する際に使用す
るパネルの正面図でる。このパネル2は平板2bと上囲
い枠2aと下囲い枠2cと仕切り2d・2d・2d・2
d・・・・から構成されている。即ち、長方形状に形成
された平板2bの表面には、平板2bの外周が突出する
ように僅かに内方に上囲い枠2aが長方形状に取り付
け、上囲い枠2a内には、複数の仕切り2d・2d・2
d・2d・2d・2d・2d・・・を設ける。勿論、上
囲い枠2a内には仕切り2dを設けなくてもよい。ま
た、仕切り2d・・・は縦方向に設けてもよい。ここ
で、パネル2全体に溶融亜鉛メッキをしたものでああっ
てもよい。
【0009】図8は、本発明である軟弱地盤における建
設方法に建設する際に使用するパネルの裏面図であり、
裏面にも同様、平板の外周が突出するように下囲い枠2
cを長方形状に設けるが、下囲い枠2c内には仕切りを
設けない。勿論、下囲い枠2c内に仕切りを設けてもよ
い。また、仕切りは、下囲い枠2cの長手方向に設けて
もよいし、下囲い枠の長手方向に直角となるように仕切
りを設けてもよい。ここで、左右パネル2・3の素材と
しては、鋼板・硬質合成樹脂板等が考えられる。左右パ
ネルは上囲い枠や下囲い枠のない平板であってもよい。
【0010】図9は本発明である軟弱地盤等における建
設方法に建設又は補修する際に使用するパネルの他の実
施例の右側面図、図10は本発明である軟弱地盤等にお
ける建設方法に建設又は補修する際に使用するパネルの
他の実施例の裏面図である。本実施例では、下囲い枠2
cの高さを上囲い枠2aの高さと略同じ高さととする、
とともに、下囲い枠2cの中央部の高さを左右端よりも
高く形成し、船底形に形成する。また、本例では、図1
0に示すように、下囲い枠2c内に仕切り2f・2f・
2f・2f・2f・2f・・・を設ける。このように、
下囲い枠2c内に仕切り2f・2f・2f・2f・・・
・・を形成するとともに、船底形にすることにより、埋
設されたパネル2がダンプカ−等の重圧により左右に移
動することが皆無となる。本例においても、仕切りは、
下囲い枠2cの長手方向に仕切りを設けてもよいし、ま
た、長手方向に直角となるように設けてもよい。
【0011】図11は本発明である軟弱地盤等における
建設方法に建設又は補修する際に使用するパネルの他の
実施例の右側面図、図12は本発明である軟弱地盤等に
おける建設方法に建設又は補修する際に使用するパネル
の他の実施例の裏面図である。本実施例では、下囲い枠
2cの高さを上囲い枠2aの高さと略同じ高さととす
る。また、本例では、図10に示すように、下囲い枠2
c内に仕切り2f・2f・2f・2f・2f・2f・・
・を設ける。本例においても、仕切りは、下囲い枠2c
の長手方向に仕切りを設けてもよいし、また、長手方向
に直角となるように設けてもよい。
【0012】図13は、本発明である軟弱地盤等におけ
る建設方法に建設又は補修する際に使用するパネルの他
の実施例の裏面図である。本実施例では、裏面の下囲い
枠2c及び仕切り2f・2f・2f・2f・・・を覆う
われ隠蔽されるように板17を張り付けた場合である。
【0013】
【発明の効果】以上説明したような道路建設方法である
ために以下の効果がある。第1に、軟弱地盤等に道路を
建設又は補修しても、道路表面に凹凸が形成されること
がないとの効果が得られる。第2に、軟弱地盤等での道
路建設や補修工事が短期間に完成させることができると
の効果が得られる。第3に、長期間道路表面に凹凸が形
成されることがないので、頻繁に補修工事をすることが
不要であるために経済的である。第4に、軟弱地盤上に
鉄板を設置し、鉄板上を通行することがなくなるので、
ビル等の建設工事の効率を良くするとの効果が得られ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明である軟弱地盤等における建設方法によ
り建設又は補修した道路の縦断面図。
【図2】本発明である軟弱地盤等における建設方法によ
り建設又は補修した他の実施例の道路の縦断面図。
【図3】本発明である軟弱地盤等における建設方法によ
り建設又は補修した他の実施例の道路の縦断面図。
【図4】本発明である軟弱地盤等における建設方法に建
設又は補修する際に使用するパネルの斜視図。
【図5】本発明である軟弱地盤等における建設方法に建
設又は補修する際に使用するパネルの平面図。
【図6】本発明である軟弱地盤等における建設方法に建
設又は補修する際に使用するパネルの右側面図。
【図7】本発明である軟弱地盤等における建設方法に建
設又は補修する際に使用するパネルの正面図。
【図8】本発明である軟弱地盤等における建設方法に建
設又は補修する際に使用するパネルの裏面図。
【図9】本発明である軟弱地盤等における建設方法に建
設又は補修する際に使用するパネルの他の実施例の右側
面図。
【図10】本発明である軟弱地盤等における建設方法に
建設又は補修する際に使用するパネルの他の実施例の裏
面図。
【図11】本発明である軟弱地盤等における建設方法に
建設又は補修する際に使用するパネルの他の実施例の右
側面図。
【図12】本発明である軟弱地盤等における建設方法に
建設又は補修する際に使用するパネルの他の実施例の裏
面図。
【図13】本発明である軟弱地盤等における建設方法に
建設又は補修する際に使用するパネルの他の実施例の裏
面図。
【符号の説明】
1 軟弱地盤道路 2 左パネル 2a 上囲い枠 2b 平板 2c 下囲い枠 2d 仕切り 2e 仕切り溝 2f 裏仕切り 2g 仕切り溝 3 右パネル 4 表層 5 安定処理層 6 下層路盤材 7 上層路盤材 8 道路建設用溝 9 軟弱地盤 10 左側溝 11 右側溝 12 排水管埋設溝 13 排水管埋設溝 14 排水管 15 排水管 16 溝底 17 板

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 下層路盤材と上層路盤材間にパネルを埋
    設したことを特徴とする軟弱地盤等における道路建設方
    法。
  2. 【請求項2】 道路建設用溝の底面上にパネルを敷き詰
    め、前記パネル上に下層路盤材及び上層路盤材を敷き詰
    めたことを特徴とする軟弱地盤等における道路建設方
    法。
  3. 【請求項3】 平板の表面には上囲い枠を設けるととも
    に前記囲い枠内に仕切りを設け、平板の裏面には下囲い
    枠を設けたことを特徴とするパネル。
  4. 【請求項4】 下囲い枠内に仕切りを設けたことを特徴
    とする請求項3記載のパネル。
  5. 【請求項5】 下囲い枠の高さを上囲い枠の高さとほぼ
    同一とするとともに下囲い枠内に仕切りを設けたことを
    特徴とする請求項3記載のパネル。
  6. 【請求項6】 下囲い枠の高さを上囲い枠の高さとほぼ
    同一とし、下囲い枠を船底形状に形成するとともに下囲
    い枠内に仕切りを設けたことを特徴とする請求項3記載
    のパネル。
  7. 【請求項7】 平板の表面には上囲い枠を設けるととも
    に前記囲い枠内に仕切りを設け、平板の裏面には下囲い
    枠を設けたこパネルを下層路盤材と上層路盤材間に埋設
    したことを特徴とする請求項1又は2記載の軟弱地盤等
    における道路建設方法。
  8. 【請求項8】 下囲い枠の高さを上囲い枠の高さとほぼ
    同一とするとともに下囲い枠内に仕切りを設けたパネル
    を埋設したことを特徴とする請求項1又は2記載の軟弱
    地盤等における道路建設方法。
  9. 【請求項9】 下囲い枠の高さを上囲い枠の高さとほぼ
    同一とし、下囲い枠を船底形状に形成するとともに下囲
    い枠内に仕切りを設けたパネルを埋設したことを特徴と
    する請求項1又は2記載の軟弱地盤等における道路建設
    方法。
JP6159426A 1994-02-21 1994-06-17 軟弱地盤等における道路建設方法 Pending JPH07279104A (ja)

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JP6159426A JPH07279104A (ja) 1994-02-21 1994-06-17 軟弱地盤等における道路建設方法

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JP4648194 1994-02-21
JP6-46481 1994-02-21
JP6159426A JPH07279104A (ja) 1994-02-21 1994-06-17 軟弱地盤等における道路建設方法

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010037793A (ja) * 2008-08-04 2010-02-18 Ohbayashi Corp 道路の変状防止構造及び道路の変状防止方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4744706B1 (ja) * 1967-08-29 1972-11-11
JPS49123449A (ja) * 1973-04-03 1974-11-26
JPS5330130A (en) * 1976-09-01 1978-03-22 Masayoshi Okuyama Paved street

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